JP7472065B2 - 物品検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、物品検査装置に関する。
特許文献1には、多数の製品を貯容し、これを順次一個ずつ下流に送り出すための装置として円形のフィーダを備えた供給装置が開示されている。当該供給装置においては、フィーダが動力源によって振動する収納容器を備え、当該収納容器の振動によって製品を隙間なく密着した状態で螺旋状の搬送ルートを一列になって登るように徐々に進ませ、下流のコンベアに搬送する。当該供給装置は、コンベアに搬送された所定姿勢の製品を搬送ベルトで搬送しつつ、所定姿勢にない製品を搬送ベルトから自重で落下させて排除し、所定姿勢の製品のみを後段の装置へ搬送する。
特開2020-147413号公報
しかしながら、特許文献1に記載の供給装置にあっては、製品をフィーダから供給し次工程に搬送する構成が大掛かりであり、設置スペースとしても大きなスペースが必要である。
検査用の物品を搬送する物品搬送装置としては、簡易な構成で、かつ省スペース化も図ることができる装置が望まれている。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたもので、簡易な構成で、かつ省スペース
化を図ることができる物品検査装置を提供することを目的としている。
本発明に係る物品検査装置は、検査用の物品として投入された錠剤(W)を、物品供給位置(P2)から前記錠剤の姿勢を調整する物品調整部(26)が設けられる物品調整位置(P3)および前記錠剤を搬送させながら検査する物品検査部(3)が設けられる物品検査位置(P5)を経て物品排出位置(P6、P7、P8)に搬送し、当該物品排出位置にて回収部(35、36、37)に排出する物品検査装置(1)であって、前記物品供給位置から前記物品排出位置に向けて前記錠剤を搬送するよう、回転自在に設けられた環状の外側搬送部(12、112)と、前記外側搬送部の径方向内方に回転自在に設けられ、前記物品供給位置において前記錠剤を前記外側搬送部に供給する内側搬送部(11)と、を備え、前記外側搬送部は、前記内側搬送部から供給された前記錠剤が入り込む溝部(12A)と、前記溝部から案内されて前記錠剤を1つずつ収容するとともに、前記外側搬送部の径方向外方に対して閉塞された収容部(12B、112B)と、を複数等間隔に有し、前記物品調整部は、前記錠剤の姿勢を、平面度の高い面を上下方向に向けた姿勢に調整し、前記物品検査部は、前記収容部に収容されて前記物品検査位置に搬送されてきた前記錠剤の前記平面度の高い面に光を照射し厚さ方向に透過した光の分光特性に基づいて該錠剤の品質を検査し、前記収容部は、前記物品排出位置において前記外側搬送部の径方向外方に対して開放される構成を有する。
この構成により、本発明に係る物品検査装置は、錠剤の搬送中は外側搬送部の収容部が外側搬送部の径方向外方に対して閉塞されていることで錠剤が外側搬送部の径方向外方にはみ出てしまうことがなく、物品排出位置においてのみ外側搬送部の収容部を開放するだけの簡易な構成で容易に錠剤を排出できる。また、外側搬送部の収容部を閉塞又は開放する構成によって錠剤を搬送及び排出可能なので、例えば錠剤を排出するための装置を別途設ける必要がなく、物品検査装置が大型化してしまうことを防止できる。したがって、本発明に係る物品検査装置は、簡易な構成で、かつ省スペース化を図ることができる。
対して開放される構成を有する。
また、本発明に係る物品検査装置は、前記外側搬送部を取り囲むように前記外側搬送部の外周に沿って回転不能に設けられた外周壁部(20)をさらに備え、前記外周壁部は、前記物品排出位置に、前記収容部を前記外側搬送部の径方向外方に対して開放する開放状態と前記収容部を閉塞する閉塞状態とを切替可能な可動壁(20b)を有し、前記物品排出位置において、前記外側搬送部の径方向内方側には、前記錠剤を径方向外方に向けて排出する排出部(40、41、42)が前記回収部のそれぞれにおいて設けられている構成を有する。
この構成により、本発明に係る物品検査装置は、物品排出位置において外側搬送部の収容部を外側搬送部の径方向外方に対して開放することができる一方、物品排出位置以外においては当該収容部を外側搬送部の径方向外方に対して閉塞することができる。また、物品排出位置において外側搬送部の収容部を外側搬送部の径方向外方に対して開放した際に、排出部によって容易かつ確実に錠剤を排出することができる。
また、本発明に係る物品検査装置において、前記外側搬送部は、前記径方向内方側に設けられた環状コア(120)と、前記径方向外方側に設けられ各収容部が形成された複数の可動片(121)と、を有し、前記可動片は、前記外側搬送部の径方向外方に対して前記収容部を閉塞する閉塞位置と、前記外側搬送部の径方向外方に対して前記収容部を開放する開放位置との間で回動可能に前記環状コアに支持され、前記閉塞位置に対して下方に回動することで前記開放位置に移動するよう構成されている。
この構成により、本発明に係る物品検査装置は、物品排出位置以外において当該収容部を外側搬送部の径方向外方に対して閉塞することができる一方、物品排出位置においては外側搬送部の収容部を外側搬送部の径方向外方に対して開放することができる。また、物品排出位置において可動片が下方に回動することで、錠剤の自重によって容易かつ確実に錠剤を排出することができる。
また、本発明に係る物品検査装置において、前記可動片には、前記径方向外方に突出したガイドピン(121c)が設けられており、前記外側搬送部の径方向外方には、螺旋状に形成され、前記ガイドピンが当接しながら移動するレール(151)が設けられており、前記レールは、前記物品排出位置に切欠き部(151d、151e)を有し、前記切欠き部の下方に前記レールの最下部(151a)側が位置している構成を有する。
この構成により、本発明に係る物品検査装置は、ガイドピンが螺旋状のレールを移動し切欠き部に達すると、ガイドピンが下方に落下することにより、可動片を下方に回動させることができる。さらに、レールの最下部側に落下したガイドピンが螺旋状のレールを上昇するように移動することで、可動片を開放位置に復帰させることができる。このように、本発明に係る物品検査装置は、ガイドピンと螺旋状のレールとを用いた簡易な構成により可動片を回動させることができる。
また、本発明に係る物品検査装置において、前記可動片は、アクチュエータ(160)により回動可能に構成されている。
この構成により、本発明に係る物品検査装置は、物品排出位置に達した可動片のアクチュエータを駆動することで、当該可動片を下方に回動させることができる。このように、本発明に係る物品検査装置は、アクチュエータを用いた簡易な構成により可動片を回動させることができる。
また、本発明に係る物品検査装置において、前記可動片には、前記錠剤が収容されることで閉塞される開口部(112c)が形成されており、前記環状コアには、前記可動片が前記開放位置に回動した際に前記開口部に対し、前記径方向内方から前記径方向外方に向かって挿入される挿入ピン(120b)が設けられている構成を有する。
この構成により、本発明に係る物品検査装置は、可動片が開放位置に回動した際に、開口部を通して挿入ピンによって錠剤を押し出すことができ、より確実に錠剤を排出することができる。
本発明によれば、簡易な構成で、かつ省スペース化を図ることができる物品検査装置を提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る物品搬送装置を備える物品検査装置の概略平面図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係る物品搬送装置の供給容器を図1のII-II方向で切った断面図である。 図3は、本発明の第1の実施形態に係る物品搬送装置の外側搬送部の溝部および収容部の一部分を拡大した平面図である。 図4は、図3のIV-IV方向矢視断面図である。 図5は、本発明の第1の実施形態に係る物品搬送装置の外周壁部の概略斜視図である。 図6は、本発明の第2の実施形態に係る物品搬送装置の外側搬送部の概略平面図である。 図7は、本発明の第2の実施形態に係る物品搬送装置のレールの概略斜視図である。 図8は、本発明の第2の実施形態に係る物品搬送装置のレールの概略平面図である。 図9(a)、(b)、(c)は、本発明の第2の実施形態に係る物品搬送装置の外側搬送部の可動片の動きを示す図である。 図10(a)、(b)は、本発明の第3の実施形態に係る物品搬送装置の外側搬送部の可動片の構成及び動きを示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る物品搬送装置を備える物品検査装置について説明する。
(第1の実施形態)
まず、図1から図5を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る物品検査装置1は、検査対象の物品を整列して単品搬送させながら所定の物品検査位置で光を照射し、この光の照射に伴って物品を透過した光の分光特性に基づいて物品の品質を検査する。
検査対象である物品は、光の照射領域が検査対象の物品に光を照射する照射口の径に比較的近い小径の物品であり、非包装で単品搬送が可能な外径φ:数mm~数十mmの物品、一口サイズの物品の他、既存の製造設備や検査機能を持たない製造設備で製造された所定形状の物品や成形品、特に搬送過程で形が変化しない物品を含む。
該当する物品としては、例えば錠剤、カプセル剤、トローチ剤、ドロップ剤などの製剤、飴、チョコレートなどがある。以下、検査対象の物品として、平面視で円形とされ、その直径に比して高さ(厚さ)の小さい側面視が略円柱状の錠剤Wを例にとって説明する。本実施形態の錠剤Wは、物品を構成する。
図1に示すように、物品検査装置1は、錠剤Wを円周状の搬送コースに沿って搬送する物品搬送装置2と、搬送コースの途中の物品検査位置P5で錠剤Wの検査を行う物品検査部3とを備えている。
物品搬送装置2は、検査用の錠剤Wを、後述する物品供給位置P2から物品検査位置P5を経てNG品選別位置P6又はOK品選別位置P7に搬送し、NG品選別位置P6、OK品選別位置P7又は全排出位置P8にてNG品回収部35、全品回収部37又はOK品回収部36に排出するものである。
図1、図2に示すように、物品搬送装置2は、回転する深皿状の供給容器10と、供給容器10の内部に設置され、供給容器10と別の駆動源で回転する円形の内側搬送部11と、後述する外側搬送部12の径方向外方に設けられた外周壁部20と、を有する。
図2に示すように、供給容器10は、上面が開放され、上面から下方に向かって断面積が漸次小さくなる円形形状に形成されている。供給容器10は、上面の開口部10aに全周にわたって所定幅で設けられた水平な環状のフランジであり、錠剤Wの搬送経路となる環状の外側搬送部12と、一部分に貫通孔13bを有し、外側搬送部12よりも直径が小さい円形の底壁13と、外側搬送部12と底壁13をつなぐ筒状の側壁14とを備えている。
本実施形態の内側搬送部11は、外側搬送部12の径方向内方に回転自在に設けられている。換言すれば、外側搬送部12は、物品搬送装置2の上面視で内側搬送部11の周囲を取り囲むように内側搬送部11の径方向外方に設けられている。
供給容器10は、図示しない本体フレームに回転自在に取付けられている。供給容器10の回転軸は、底壁13の中心を通り、底壁13に垂直な線に一致する。供給容器10の底壁13の下面には、底壁13に中心を一致させて環状の内歯ギア10bが固定されている。
本体フレームには第1のモータ21が取付けられており、第1のモータ21の駆動軸21aに設けられたピニオン22が内歯ギア10bに噛み合っている。第1のモータ21が駆動されると、供給容器10(外側搬送部12)は、その回転中心軸の周りを回転方向A(図1参照)に向けて回転する。本実施形態においては、物品搬送装置2の平面視で供給容器10の回転方向Aは、反時計回転方向である。
このように、本実施形態においては、供給容器10が回転自在に構成されているので、供給容器10に設けられた外側搬送部12も回転自在に構成されている。したがって、外側搬送部12は、物品供給位置P2からNG品選別位置P6、OK品選別位置P7又は全排出位置P8に向けて錠剤Wを搬送するよう、回転自在に設けられている。
図1、図2に示すように、内側搬送部11は、供給容器10の内部において傾斜して配置されている。内側搬送部11の傾斜方向の上端部11bは、供給容器10の側壁14の上縁に対峙しており、内側搬送部11の周方向について上端部11bとは180°反対側に位置する傾斜方向の下端部11cは、供給容器10の側壁14の下縁に対峙している。
すなわち、内側搬送部11の傾斜方向の下端部11cは、供給容器10の側壁14の下縁に対峙している部分が最も低く、内側搬送部11の傾斜方向の上端部11bは、供給容器10の側壁14の上縁に対峙している部分が最も高い。内側搬送部11の下面の中央には駆動軸11a(図2参照)が内側搬送部11に対して垂直に固定されており、駆動軸11aは、傾斜した状態で供給容器10の底壁13の貫通孔13bを挿通して第2のモータ23(図2参照)に連結されている。
第2のモータ23は、供給容器10を支持する本体フレームに取付けられており、第2のモータ23が駆動されると、供給容器10の内部において内側搬送部11は、駆動軸11aの周りを回転方向B(図1参照)に回転する。内側搬送部11の回転方向Bと外側搬送部12の回転方向Aは同一方向である。なお、本実施形態の内側搬送部11は傾斜して配置されているが、外側搬送部12と同様に水平方向に延在するように設置されてもよい。
図1に示すように、物品搬送装置2は、物品供給部24を備えており、物品供給部24は、物品搬送装置2の上方に設置されている。物品供給部24は、例えば、既存の製造設備や検査機能を持たない製造設備で製造された成形品の錠剤Wが投入される図示しないホッパ等の容器を有している。物品供給部24は、当該容器内に投入された錠剤Wを蓄積するとともに、蓄積された錠剤Wを物品投入位置P1において排出口24aから内側搬送部11に供給する。物品供給部24は、ホッパ等の容器を有さず、検査工程の前工程から直接、搬送された錠剤Wを排出口24aから内側搬送部11に供給する構成であってもよい。
物品供給部24は、内側搬送部11と外側搬送部12が錠剤Wを搬送する能力に合わせて錠剤Wを供給する機能を有している。換言すれば、物品供給部24は、物品搬送装置2が錠剤Wを搬送する能力(例えば単位時間当たりの錠剤Wの搬送数など)に合わせて内側搬送部11に対する錠剤Wの供給量が設定される。
物品搬送装置2において、物品供給部24から内側搬送部11に錠剤Wを投入しつつ、第1のモータ21と第2のモータ23を同方向に同速度で駆動し、内側搬送部11と供給容器10を、同速度で回転方向Aと回転方向Bにそれぞれ回転させると、物品供給部24の最も低い部分(傾斜方向の下端部11c側)に落下した錠剤Wは、内側搬送部11の回転に伴い、内側搬送部11の最も高い部分(傾斜方向の上端部11b側)まで移動し、外側搬送部12に載る。なお、第1のモータ21と第2のモータ23の回転速度は、同一速度でなくてもよい。
図1、図3に示すように、外側搬送部12には溝部12Aと収容溝12Bが設けられている。図4に示すように、溝部12Aは、外側搬送部12の上面12aから下方に窪んでおり、外側搬送部12の径方向に延在している。本実施形態の収容溝12Bは、収容部を構成する。
溝部12Aは、外側搬送部12の周方向に等間隔に複数並んで設けられており、外側搬送部12の周方向にこれら複数の溝部12Aが外側搬送部12の上面12aを挟んで隣接している。
図3に示すように、溝部12Aは、外側搬送部12の径方向の内端部12nから外端部12mに向かうに従って周方向の幅が漸次狭くなるように形成されている。溝部12Aの内端部12nの周方向の幅は、錠剤Wを周方向に2つに並べたときの幅、すなわち、錠剤Wの直径の2倍の幅よりも小さく(あるいは2つの錠剤Wを周方向に縦向きと横向きにして並べたときの幅よりも小さく)形成されており、錠剤Wが同時に2つ侵入し難い形状に形成されている。
内側搬送部11の回転によって外側搬送部12に乗り上げた錠剤Wは、溝部12Aの径方向の内端部12nから溝部12Aに入り込み、外側搬送部12の回転による遠心力と、後述する物品案内部27によって、溝部12Aから収容溝12Bに案内されて収容溝12Bに収容される。
図3、図4に示すように、収容溝12Bは、溝部12Aに対して外側搬送部12の径方向外方に位置している。収容溝12Bは、径方向外方に向けて開口したU字形状に形成されており、溝部12Aの底面12bよりも下方に窪んでいる。または、収容溝12Bは、溝部12Aと同一高さとしてもよい。
具体的には、収容溝12Bは、溝部12Aの底面12bよりも下方に位置する載置面12dを有する底壁12Cを備えている。底壁12Cには載置面12dの内方に位置し、検査用の光が通過する円形の開口部12cが形成されている。すなわち、載置面12dは、円形の開口部12cを取り囲むように開口部12cの径方向外方に設けられており、載置面12dには開口部12cを上方から閉止するように錠剤Wが載置される。
開口部12cは、外側搬送部12の平面視において錠剤Wの外径よりも小径に形成されているので、収容溝12Bに錠剤Wが収容された状態では開口部12cが上方から目視不能となり、錠剤Wが開口部12cから落下することが防止される。
図4に示すように、収容溝12Bに錠剤Wが収容された状態において、錠剤Wの高さ方向の寸法a、すなわち、収容溝12Bの載置面12dから錠剤Wの上面までの寸法aは、収容溝12Bの載置面12dから外側搬送部12の上面12aまでの高さ方向の寸法bよりも大きい。
これにより、収容溝12Bに錠剤Wが収容された状態において、錠剤Wの上面は、外側搬送部12の上面12aよりも上方に突出している。なお、収容溝12Bに錠剤Wが収容された状態において、錠剤Wの高さ方向の寸法aを収容溝12Bの載置面12dから外側搬送部12の上面12aまでの高さ方向の寸法bよりも小さくしてもよい。この場合、収容溝12Bに錠剤Wが収容された状態において、錠剤Wの上面は、外側搬送部12の上面12aよりも下方に位置する。
また、図3、図4に示すように、本実施形態において、収容溝12Bは、径方向外方側が開口している。収容溝12Bの径方向外方側の開口は、外周壁部20の内周面20aによって閉塞されている。このため、収容溝12Bは、外周壁部20によって径方向外方に対して閉塞されている。
図1、図5に示すように、外周壁部20は、外側搬送部12を取り囲むように外側搬送部12の外周に沿った環状に形成されている。外周壁部20は、図示しない本体フレームに回転不能に設けられている。
外周壁部20は、周方向の一部に上下に移動可能な可動壁20bを有している。可動壁20bは、NG品選別位置P6、OK品選別位置P7及び全排出位置P8にそれぞれ配置されている。図5では、NG品選別位置P6、OK品選別位置P7及び全排出位置P8のうち1つの位置における可動壁20bを図示している。したがって、図5においては、他の位置における可動壁20bは図示を省略している。
可動壁20bは、外側搬送部12の径方向外方に対して収容溝12Bを開放する開放状態と、外側搬送部12の径方向外方に対して収容溝12Bを閉塞する閉塞状態と、を切替可能に構成されている。
可動壁20bの開放状態とは、可動壁20b以外の外周壁部20の部分と可動壁20bとが上下方向に同じ位置にある状態をいう。可動壁20bの閉塞状態とは、開放状態よりも可動壁20bが下方に移動した状態をいう。
収容溝12Bは、可動壁20bが開放状態に切り替えられることで、NG品選別位置P6、OK品選別位置P7及び全排出位置P8のそれぞれにおいて外側搬送部12の径方向外方に対して開放される。
可動壁20bは、図示しない本体フレームに固定されたアクチュエータ20cによって、上下に移動可能に構成されている。アクチュエータ20cとしては、例えばエアシリンダ等の空気圧アクチュエータや電磁アクチュエータなどを用いることができる。
可動壁20bは、上下に限らず左右に移動する構成であってもよいし、径方向に回動する構成であってもよい。また、本実施形態においては、可動壁20bは、開放状態にあるときに対して下方に移動したときに閉塞状態となるよう構成したが、開放状態にあるときに対して上方に移動したときに閉塞状態となる構成としてもよい。
図1に示すように、物品搬送装置2には、物品規制部25が設けられている。物品規制部25は、錠剤Wが溝部12Aに1つだけ供給されるように錠剤Wの供給数を規制し、錠剤Wを外側搬送部12の回転方向に1列に整列させる。
物品規制部25は、外側搬送部12の回転方向に一定の長さで湾曲して延在し、かつ、上下方向に延在するガイド板から構成されており、供給容器10を支持する本体フレームに固定されている。
物品規制部25は、物品投入位置P1に対して外側搬送部12の回転方向の下流側の物品供給位置P2に設けられている。換言すれば、物品投入位置P1は、物品搬送装置2の平面視で物品規制部25に対して上流側に設置されている。ここで、外側搬送部12の回転方向と錠剤Wの搬送方向は、同一方向である。
内側搬送部11から溝部12Aの径方向の内端部12nを通して溝部12Aに1つの錠剤Wが供給されると、物品規制部25には錠剤Wの径方向の外端部が接触する。すなわち、物品規制部25と溝部12Aの内端部12nにおける外側搬送部12の径方向の寸法は、錠剤Wが溝部12Aから内側搬送部11に落ちないように、錠剤Wの直径と同じ寸法、錠剤Wの直径よりも少し大きい寸法、または錠剤Wの直径よりも少し小さい寸法に設定されている。これにより、物品規制部25によって溝部12Aに錠剤Wが1つだけ供給されるように錠剤Wの供給数が規制される。
また、溝部12Aに1つだけ供給された錠剤Wは、物品規制部25によって外側搬送部12の径方向外方に移動することが規制され、外側搬送部12の回転方向に一列に整列した状態で物品検査位置P5に向かって搬送される。
物品搬送装置2には物品調整部26が設けられている。物品調整部26は、物品規制部25に対して外側搬送部12の回転方向の下流側の物品調整位置P3に設けられており、溝部12Aに正規の姿勢で位置していない錠剤Wを溝部12Aで正規の姿勢に戻したり、溝部12Aからはみ出している錠剤Wを溝部12Aから除去したりする。ここで、錠剤Wの正規の姿勢とは、錠剤Wが横向きとなる姿勢である。錠剤が横向きとは、例えば、平面度の高い面を上下方向に向けた姿勢、本実施形態の錠剤Wでいえば、厚み(高さ)が最も小さくなる姿勢である。
物品調整部26は、ブラシやエアー、排除板などから構成されており、溝部12Aに供給された錠剤Wが外側搬送部12の上面12aに乗り上げた場合に、錠剤を溝部12Aにおいて正常な姿勢となるように調整し、または溝部12Aから排除する。
また、1つの錠剤Wが姿勢不良(縦向き)になったときに、当該錠剤Wを溝部12Aから排除する。溝部12Aから排除された錠剤Wは内側搬送部11に戻される。
具体的には、物品調整部26は、溝部12Aで正常な姿勢となる錠剤Wの上面よりも上方に錠剤Wが位置している場合には、錠剤Wの上面よりも上方にエアー供給することや、排除板を作用させることにより、姿勢不良となる錠剤Wを調整(姿勢矯正または排除)する。
物品搬送装置2には物品案内部27が設けられている。物品案内部27は、物品調整部26に対して外側搬送部12の回転方向の下流側の物品案内位置P4に設けられており、溝部12Aに供給された錠剤Wを溝部12Aに沿って収容溝12Bに案内する。物品案内部27は、外側搬送部12の回転方向に一定の長さで湾曲して延在し、かつ、上下方向に延在するガイド板から構成されており、供給容器10を支持する本体フレームに固定されている。
物品案内部27は、外側搬送部12の回転方向において溝部12Aの内端部12nから外端部12mに向かうように一定の長さで延在し、かつ上下方向に延在するガイド板から構成されている。物品案内部27は、上流端部27aが外側搬送部12の径方向で溝部12Aの内端部12nよりも内側搬送部11側に位置しており、下流端部27bが外側搬送部12の径方向で収容溝12Bよりも溝部12Aの内端部12n側に位置し、かつ、溝部12Aの外端部12m付近に位置している。
物品案内部27は、物品供給位置P2において収容溝12Bの内端部12n側で外側搬送部12の回転方向に一列に整列された錠剤Wを、外側搬送部12の回転に伴って溝部12Aに沿って収容溝12B側に移動させ、収容溝12Bに収容する。
収容溝12Bに収容された錠剤Wは、外側搬送部12の回転によって物品検査部3に搬送される。図1に示すように、物品検査部3は、外側搬送部12の回転方向で物品案内位置P4よりも下流側の物品検査位置P5に設けられている。
物品検査部3は、供給容器10を支持する本体フレームに取付けられている。物品検査部3は、物品検査位置P5にて錠剤Wを検査するもので、具体的には錠剤Wの品質の良否判定を行う。
物品検査部3は、外側搬送部12によって搬送されてきた錠剤Wの物性を、図示しない光照射部と光検出部とから構成された光学センサによって非接触な状態で測定可能に構成されている。物品検査部3としては、光学センサに限らず、検査対象の物品の種類や検査目的等に応じて任意の検査手段を用いることができる。
物品搬送装置2には物品阻止部28が設けられている。物品阻止部28は、物品案内部27の外側搬送部12の回転方向の途中から外側搬送部12の回転方向で物品検査位置P5よりも下流側まで設けられている。
物品阻止部28は、外側搬送部12の回転方向に湾曲して一定の長さで延在し、かつ、上下方向に延在するガイド板から構成されており、供給容器10を支持する本体フレームに固定されている。物品阻止部28は、上述した外周壁部20に固定されていてもよい。
物品阻止部28は、物品案内部27によって収容溝12Bに収容された錠剤Wが外側搬送部12の回転による遠心力によって収容溝12Bから径方向外方に移動することを阻止する。
なお、外周壁部20に物品阻止部としての機能を持たせてもよい。具体的には、物品阻止部28が配置される範囲において、外周壁部20の高さを高くして物品阻止部として機能させる。
図1に示すように、物品検査位置P5よりも外側搬送部12の回転方向の下流側にはNG品回収部35、全品回収部37およびOK品回収部36が外側搬送部12の回転方向に所定の間隔をおいて設けられている。
NG品回収部35、OK品回収部36および全品回収部37は、物品排出位置としてのNG品選別位置P6、OK品選別位置P7及び全排出位置P8のそれぞれに対応して設けられている。
これらNG品選別位置P6、OK品選別位置P7及び全排出位置P8のそれぞれにおいて、外側搬送部12の径方向内方側には、錠剤Wを径方向外方に向けて排出する排出部として、エアー吹き付け部40、41、42が設けられている。なお、前述の排出部としては、錠剤Wを径方向内方に向けて排出可能な構成であればいずれの構成でもよく、前述したエアー吹き付け部に限らない。例えば、錠剤Wをシリンダーで押し出すような物理的接触による構成であってもよい。
エアー吹き付け部40は、NG品選別位置P6において不良品(NG品)と判定された錠剤Wに対し外側搬送部12の径方向内方からエアーを吹き付ける。エアー吹き付け部41は、OK品選別位置P7において正常品(OK品)と判定された錠剤Wに対し外側搬送部12の径方向内方からエアーを吹き付ける。エアー吹き付け部42は、全排出位置P8において全ての錠剤Wに対し外側搬送部12の径方向内方からエアーを吹き付ける。
また、NG品選別位置P6、OK品選別位置P7及び全排出位置P8のそれぞれにおいて、外周壁部20の可動壁20bがNG品回収部35、OK品回収部36および全品回収部37のそれぞれと上下方向に重なるように配置されている。各可動壁20bは、エアー吹き付け部40、41、42によって錠剤Wに対しエアーが吹き付けられるタイミング、又はエアーが吹き付けられる前のタイミングで、閉塞状態から開放状態に切り替えられるようになっている。
開放状態の可動壁20bは、エアーの吹き付けによって錠剤Wが排出された後に閉塞状態に切り替えられる。なお、排出すべき錠剤Wが連続する場合には、連続して排出された最後の錠剤Wが排出された後に閉塞状態に切り替えられるようにしてもよい。
可動壁20bは、好ましくは、排出すべき錠剤Wが可動壁20bと対向する位置に達したタイミングから開放状態に切り替えられ、当該錠剤Wが排出された後、当該錠剤Wが収容されていた収容溝12Bが一部でも可動壁20bと対向する位置から外れたタイミングで閉塞状態に切り替えられる。
したがって、本実施形態において、各可動壁20bは、周方向に隣接する2つの収容溝12Bが同時に1つの可動壁20bに対向することがないような、周方向の幅に設定されている。
このように、物品搬送装置2は、物品検査部3が錠剤Wを不良品(NG品)と判定すると、当該不良品と判定された錠剤WがNG品選別位置P6まで搬送されてきたときに、エアー吹き付け部40によって外側搬送部12の径方向の内側から錠剤Wにエアーを吹き付けて当該錠剤Wを収容溝12BからNG品回収部35に排出する。なお、NG品選別位置P6で外側搬送部12の径方向外方から錠剤Wを吸引して収容溝12BからNG品回収部35に排出してもよい。
一方、物品検査部3が錠剤Wを正常品(OK品)と判定すると、当該正常品と判定された錠剤WがOK品選別位置P7まで搬送されてきたときに、エアー吹き付け部41によって外側搬送部12の径方向の内側から錠剤Wにエアーを吹き付けて当該錠剤Wを収容溝12BからOK品回収部36に排出する。なお、OK品選別位置P7で外側搬送部12の径方向外方から錠剤Wを吸引して収容溝12BからOK品回収部36に排出してもよい。
全品回収部37は、外側搬送部12の回転方向でNG品選別位置P6とOK品選別位置P7の間の全排出位置P8に設けられている。
全品回収部37は、物品検査装置1の運転開始時や、非常停止後の復帰動作後や、NG排出を失敗した錠剤Wなど、正常な検査ができなかった、または、排出を失敗した錠剤Wなどを回収するものであり、エアー吹き付け部42によって外側搬送部12の径方向の内側から錠剤Wにエアーを吹き付けて当該錠剤Wを収容溝12Bから全品回収部37に排出する。なお、全排出位置P8で外側搬送部12の径方向外方から錠剤Wを吸引して収容溝12Bから全品回収部37に排出してもよい。
また、外側搬送部12の回転方向でNG品回収部35の下流側の確認位置P9に確認センサ38を設け、確認センサ38によってNG品選別位置P6で不良品が排出されたか否かを確認してもよい。このようにすれば、不良品の選別の信頼性を向上できる。
[作用効果]
以上のように、本実施形態に係る物品搬送装置は、外側搬送部12が、内側搬送部11から供給された錠剤Wを収容するとともに外側搬送部12の径方向外方に対して閉塞された収容溝12Bを複数有し、当該収容溝12BがNG品選別位置P6、OK品選別位置P7及び全排出位置P8において外側搬送部12の径方向外方に対して開放される構成を有する。
この構成により、本実施形態に係る物品搬送装置は、錠剤Wの搬送中は外側搬送部12の収容溝12Bが外側搬送部12の径方向外方に対して閉塞されていることで錠剤Wが外側搬送部12の径方向外方にはみ出てしまうことがなく、NG品選別位置P6、OK品選別位置P7及び全排出位置P8においてのみ外側搬送部12の収容溝12Bを開放するだけの簡易な構成で容易に錠剤Wを排出できる。また、外側搬送部12の収容溝12Bを閉塞又は開放する構成によって錠剤Wを搬送及び排出可能なので、例えば錠剤Wを排出するための装置を別途設ける必要がなく、物品搬送装置が大型化してしまうことを防止できる。したがって、本実施形態に係る物品搬送装置は、簡易な構成で、かつ省スペース化を図ることができる。
また、本実施形態に係る物品搬送装置は、外側搬送部12を取り囲むように外側搬送部12の外周に沿って回転不能に設けられた外周壁部20をさらに備える。この外周壁部20は、NG品選別位置P6、OK品選別位置P7及び全排出位置P8のそれぞれに、収容溝12Bを外側搬送部12の径方向外方に対して開放する開放状態と収容溝12Bを閉塞する閉塞状態とを切替可能な可動壁20bを有する。さらに、NG品選別位置P6、OK品選別位置P7及び全排出位置P8のそれぞれにおいて、外側搬送部12の径方向内方側には、錠剤Wに対し径方向内方からエアーを吹き付け、錠剤Wを径方向外方に向けて排出するエアー吹き付け部40、41、42が設けられている構成を有する。
この構成により、本実施形態に係る物品搬送装置は、NG品選別位置P6、OK品選別位置P7及び全排出位置P8において外側搬送部12の収容溝12Bを外側搬送部12の径方向外方に対して開放することができる一方、NG品選別位置P6、OK品選別位置P7及び全排出位置P8以外においては当該収容溝12Bを外側搬送部12の径方向外方に対して閉塞することができる。また、NG品選別位置P6、OK品選別位置P7及び全排出位置P8において外側搬送部12の収容溝12Bを外側搬送部12の径方向外方に対して開放した際に、エアー吹き付け部40、41、42によって容易かつ確実に錠剤Wを排出することができる。
(第2の実施形態)
次に、図6から図9を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。
本実施形態に係る物品搬送装置102は、第1の実施形態に係る物品搬送装置2とは、外側搬送部の構成が異なるが、他の構成は第1の実施形態と同一である。したがって、以下においては、第1の実施形態と同一の構成については第1の実施形態と同一の符号を付して説明を省略する。
図6に示すように、本実施形態に係る物品搬送装置102の外側搬送部112は、径方向内方側に設けられた環状コア120と、径方向外方側に設けられた複数の可動片121と、を備えている。本実施形態の外側搬送部112は、第1の実施形態と同様、供給容器10の上面の開口部10a(図2参照)に全周にわたって所定幅で設けられた水平な環状のフランジとして形成されている。
環状コア120には、第1の実施形態の溝部12Aと同様の溝部112Aが周方向に等間隔に複数並んで設けられている。
可動片121には、収容溝112Bが形成されている。収容溝112Bは、錠剤Wよりも直径が僅かに大きい円形の窪みによって形成されている。収容溝112Bの底面には、検査用の光が通過する円形の開口部112cが形成されている。開口部112cは、第1の実施形態の開口部12cと同様に構成されており、外側搬送部112の平面視において錠剤Wの外径よりも小径に形成されている。開口部112cは、収容溝112Bに錠剤Wが収容されることで閉塞されるようになっている。本実施形態の収容溝112Bは、収容部を構成する。
図9は、所定の溝部112Aの底面(第1実施形態での底面12bに相当)での断面を示す。可動片121は、図9に示すように上下に回動可能に環状コア120に支持されている。すなわち、可動片121は、径方向内方側に設けられた回動軸121aを支点に、環状コア120に対して径方向外方側の端部が上下に回動するようになっている。回動軸121aは、環状コア120の径方向外方の端部、すなわち外周端において環状コア120に支持されている。
具体的には、可動片121は、外側搬送部112の径方向外方に対して収容溝112Bを閉塞する閉塞位置(図9(a)に示す位置)と、外側搬送部112の径方向外方に対して収容溝112Bを開放する開放位置(図9(b)に示す位置)との間で回動可能に環状コア120に支持されている。可動片121は、閉塞位置に対して下方に回動することで開放位置に移動するよう構成されている。
図9(a)に示すように、閉塞位置においては、収容溝112Bは、上方を向いているため、外側搬送部112の径方向外方に対して閉塞していることとなる。
これに対し、図9(b)に示すように、開放位置においては、収容溝112Bは、外側搬送部112の径方向外方を向いているため、外側搬送部112の径方向外方に対して開放していることとなる。
図6に示すように、可動片121の径方向外方側の端部121bには、径方向外方に突出したガイドピン121cが設けられている。ガイドピン121cは、外側搬送部112の回転に伴い後述するレール151(図7参照)上を周方向に移動可能に構成されている。
本実施形態においては、図7に示すように、外側搬送部112の径方向外方に、外側搬送部112を取り囲むように筒状に形成された円筒フレーム150が設けられている。円筒フレーム150は、図示しない本体フレームに支持されている。
円筒フレーム150の内周面150aには、螺旋状に形成されたレール151が設けられている。レール151には、可動片121のガイドピン121cが当接するようになっており、当該ガイドピン121cはレール151に当接しながら移動するようになっている。
円筒フレーム150は、NG品選別位置P6(図1参照)と径方向に重なる位置に、NG品選別位置P6にてNG品回収部35(図1参照)に向けて排出される錠剤Wを通す開口150bが形成されている。
円筒フレーム150は、全排出位置P8(図1参照)と径方向に重なる位置に、全排出位置P8にて全品回収部37(図1参照)に向けて排出される錠剤Wを通す開口150cが形成されている。
円筒フレーム150は、OK品選別位置P7(図1参照)と径方向に重なる位置に、OK品選別位置P7にてOK品回収部36(図1参照)に向けて排出される錠剤Wを通す開口150dが形成されている。
図7、図8に示すように、レール151は、最も下方に位置する最下部151aから徐々に上昇するよう傾斜した復帰レール部151Aと、復帰レール部151Aの最下部151aとは反対側の端部から最も上方に位置する最上部151bに向けて水平に延在する水平レール部151Bと、を含んで構成されている。
レール151の最下部151aは、上述した開口150bが形成された箇所に位置している。レール151の最上部151bは、開口150dに隣接する箇所に位置している。
図8に示すように、復帰レール部151Aは、レール151のうち、最下部151aから物品供給位置P2(図1参照)と径方向に重なる位置までの範囲を占める。水平レール部151Bは、レール151のうち、物品供給位置P2(図1参照)と径方向に重なる位置から最上部151bまでの範囲を占める。
復帰レール部151Aと水平レール部151Bとは、NG品選別位置P6(図1参照)と径方向に重なる位置と、OK品選別位置P7(図1参照)と径方向に重なる位置と、の間で上下方向に重なるように配置されている。
レール151は、径方向の幅が最下部151aから最上部151bに向かうに従い徐々に小さくなるように形成されている。また、図7に示すように、レール151は、径方向内方側の端部に、径方向と直交する方向の上方に向けて突出したストッパ壁151cが形成されている。
ストッパ壁151cは、レール151の最下部151aからレール151の延在方向に所定の長さ、具体的には復帰レール部151Aの長さだけ設けられている。さらに、ストッパ壁151cは、最下部151aから上昇するに従い徐々に径方向内方に傾倒するように形成されている。なお、ストッパ壁151cの形状や寸法は任意であり、本実施形態の形状、寸法に限定されるものではない。例えば、ストッパ壁151cは、復帰レール部151Aの長さより短くてもよいし、傾倒しない形状であってもよい。
レール151は、NG品選別位置P6(図1参照)と径方向に重なる位置であって、上述した開口150bの上方に位置する箇所に、切欠き部151dが形成されている。換言すれば、切欠き部151dの下方には、上述した開口150bが位置している。
切欠き部151dには、レール151に対して上下に回動自在な回動レール152が設けられている。回動レール152は、レール151に対しヒンジ部152aを介して連結されており、切欠き部151dを閉じてレール151の一部として機能する閉位置(図9(a)に示す位置)と、切欠き部151dを開いてレール151上を移動するガイドピン121cを落下させることが可能な開位置(図9(b)に示す位置)と、の間で回動するようになっている。
回動レール152は、アクチュエータ153によって上下に回動可能に構成されている。アクチュエータ153は、円筒フレーム150又は図示しない本体フレームに固定されている。アクチュエータ153としては、例えばエアシリンダ等の空気圧アクチュエータや電磁アクチュエータなどを用いることができる。
また、レール151は、全排出位置P8(図1参照)と径方向に重なる位置であって、上述した開口150cの上方に位置する箇所に、切欠き部151eが形成されている。換言すれば、切欠き部151eの下方には、上述した開口150cが位置している。
切欠き部151eには、回動レール152と同様の構成の回動レール154が設けられている。回動レール154は、レール151に対しヒンジ部154aを介して連結されており、切欠き部151eを閉じてレール151の一部として機能する閉位置と、切欠き部151eを開いてレール151上を移動するガイドピン121cを落下させることが可能な開位置と、の間で回動するようになっている。
回動レール154は、アクチュエータ153と同様の構成のアクチュエータ155によって上下に回動可能に構成されている。
回動レール152、154は、円筒フレーム150の内周面150aに対しヒンジによって連結され、径方向に回動する構成であってもよい。また、回動レール152、154は、レール151に対しスライドさせることにより閉位置と開位置との間で移動可能な構成としてもよい。
また、レール151は、OK品選別位置P7(図1参照)と径方向に重なる位置であって、上述した開口150dの上方が切り欠かれている。つまり、レール151の最上部151bが開口150dに隣接するように位置していることで、開口150dの上方が切り欠かれた状態となっている。
図9(a)に示すように、環状コア120の下面120aには、径方向外方に向かって突出する挿入ピン120bが設けられている。挿入ピン120bは、環状コア120の下面120aから下方に突出した後、径方向外方に向けて屈曲したL字形状をなしている。挿入ピン120bの形状は、径方向外方に突出した形状であればよく、本実施形態の形状に限定されない。例えば、挿入ピン120bは、環状コア120の下面120aから湾曲しつつ径方向外方に突出する形状や、環状コア120の下面120aに突出片を設け、当該突出片から径方向外方に突出する棒状であってもよい。
図9(b)に示すように、挿入ピン120bは、可動片121が開放位置に回動した際に、収容溝112Bの開口部112cに対し、径方向内方から径方向外方に向かって挿入されるようになっている。このように、開口部112cは、検査用の光が通過する開口としての機能と、可動片121が開放位置に回動した際に挿入ピン120bが挿入される開口としての機能とを兼ねている。
次に、図9を参照して、本実施形態の可動片121の動作について説明する。図9では、回動レール152を回動させてNG品選別位置P6にてNG品回収部35(図1参照)に向けて錠剤Wを排出する際の可動片121の動作を例に説明する。
図9(a)に示すように、物品供給位置P2(図1参照)にて外側搬送部12に供給された錠剤WがNG品選別位置P6に到達する前の状態では、ガイドピン121cがレール151の水平レール部151B上を当接しながら移動しているため、可動片121は、閉塞位置に位置している。
次いで、回動レール152が閉位置から開位置に回動した後にガイドピン121cが切欠き部151dに達すると、可動片121の自重によってガイドピン121cが切欠き部151dを通じて下方に落下する。これに伴い、可動片121がNG品選別位置P6にて開放位置に回動する。このとき、ガイドピン121cがストッパ壁151cに突き当たることで、可動片121の回動が規制される。
可動片121がNG品選別位置P6にて開放位置に回動すると、挿入ピン120bが収容溝112Bの開口部112cに径方向内方から径方向外方に向かって挿入される。挿入ピン120bが開口部112cに挿入されると、収容溝112Bに収容されていた錠剤Wが径方向外方に押し出される。径方向外方に押し出された錠剤Wは、開口150bを通じてNG品回収部35(図1参照)に向けて排出される。
その後、図9(c)に示すように、ガイドピン121cがレール151の復帰レール部151A上に沿って徐々に上昇していく。これに伴い、可動片121が開放位置から閉塞位置に向けて徐々に回動していく。
続いて、ガイドピン121cがレール151の水平レール部151Bに達すると、可動片121が開放位置から閉塞位置に復帰する。
[作用効果]
以上のように、本実施形態に係る物品搬送装置は、外側搬送部112の可動片121が、外側搬送部112の径方向外方に対し収容溝112Bを閉塞する閉塞位置(図9(a)に示す位置)と、外側搬送部112の径方向外方に対して収容溝112Bを開放する開放位置(図9(b)に示す位置)との間で回動可能に環状コア120に支持され、閉塞位置に対して下方に回動することで開放位置に移動するよう構成されている。
この構成により、本実施形態に係る物品搬送装置は、NG品選別位置P6、OK品選別位置P7及び全排出位置P8以外において当該収容溝112Bを外側搬送部112の径方向外方に対して閉塞することができる一方、NG品選別位置P6、OK品選別位置P7及び全排出位置P8においては外側搬送部112の収容溝112Bを外側搬送部112の径方向外方に対して開放することができる。また、NG品選別位置P6、OK品選別位置P7及び全排出位置P8において可動片121が下方に回動することで、錠剤Wの自重によって容易かつ確実に錠剤Wを排出することができる。
また、本実施形態に係る物品搬送装置において、可動片121には、径方向外方に突出したガイドピン121cが設けられており、外側搬送部112の径方向外方には、螺旋状に形成され、ガイドピン121cが当接しながら移動するレール151が設けられている。さらに、当該レール151が、NG品選別位置P6及び全排出位置P8のそれぞれに切欠き部151d、151eを有し、レール151のOK品選別位置P7に対応する箇所が切り欠かれており、これら切欠き部151d、151e及び切り欠かれた箇所の下方にレール151の最下部151a側、具体的には復帰レール部151Aが位置している。
この構成により、本実施形態に係る物品搬送装置は、ガイドピン121cが螺旋状のレール151を移動し、切欠き部151d、151e又はレール151のOK品選別位置P7に対応する箇所に達すると、ガイドピン121cが下方に落下することにより、可動片121を下方に回動させることができる。
さらに、レール151の復帰レール部151Aに落下したガイドピン121cが螺旋状のレール151を上昇するように移動することで、可動片121を開放位置に復帰させることができる。このように、本実施形態に係る物品搬送装置は、ガイドピン121cと螺旋状のレール151とを用いた簡易な構成により可動片121を回動させることができる。
また、本実施形態に係る物品搬送装置において、環状コア120には、可動片121が開放位置に回動した際に収容溝112Bの開口部112cに対し、径方向内方から径方向外方に向かって挿入される挿入ピン120bが設けられている。
この構成により、本実施形態に係る物品搬送装置は、可動片121が開放位置に回動した際に、開口部112cを通して挿入ピン120bによって錠剤Wを押し出すことができ、より確実に錠剤Wを排出することができる。
(第3の実施形態)
次に、図10を参照して、本発明の第3の実施形態について説明する。
本実施形態は、第2の実施形態と可動片121を回動させる方式が異なるが、他の部分は第2の実施形態と同一である。したがって、以下においては、第2の実施形態と同一の構成については第2の実施形態と同一の符号を付して説明を省略する。
図10に示すように、本実施形態においては、可動片121がアクチュエータ160により上下に回動可能に構成されている。アクチュエータ160は、環状コア120の下面120aに固定されている。アクチュエータ160としては、例えばエアシリンダ等の空気圧アクチュエータや電磁アクチュエータなどを用いることができる。
アクチュエータ160は、外側搬送部112から排出すべき錠剤WがNG品選別位置P6、OK品選別位置P7及び全排出位置P8のいずれかの位置に搬送されてきたときに、可動片121を閉塞位置(図10(a)に示す位置)から開放位置(図10(b)に示す位置)に回動させるよう、駆動する。
これにより、図10(b)に示すように、可動片121が開放位置に回動し、挿入ピン120bが収容溝112Bの開口部112cに径方向内方から径方向外方に向かって挿入される。挿入ピン120bが開口部112cに挿入されると、収容溝112Bに収容されていた錠剤Wが径方向外方に押し出される。径方向外方に押し出された錠剤Wは、NG品回収部35(図1参照)、OK品回収部36又は全品回収部37のいずれかに向けて排出される。
錠剤Wが排出された後は、アクチュエータ160は、可動片121を開放位置から閉塞位置に回動させるよう、駆動する。これにより、可動片121が開放位置から閉塞位置に復帰する。
[作用効果]
以上のように、本実施形態に係る物品搬送装置は、外側搬送部112の可動片121が、外側搬送部112の径方向外方に対し収容溝112Bを閉塞する閉塞位置(図10(a)に示す位置)と、外側搬送部112の径方向外方に対して収容溝112Bを開放する開放位置(図10(b)に示す位置)との間で回動可能に環状コア120に支持され、閉塞位置に対して下方に回動することで開放位置に移動するよう構成されている。
この構成により、本実施形態に係る物品搬送装置は、NG品選別位置P6、OK品選別位置P7及び全排出位置P8以外において当該収容溝112Bを外側搬送部112の径方向外方に対して閉塞することができる一方、NG品選別位置P6、OK品選別位置P7及び全排出位置P8においては外側搬送部112の収容溝112Bを外側搬送部112の径方向外方に対して開放することができる。また、NG品選別位置P6、OK品選別位置P7及び全排出位置P8において可動片121が下方に回動することで、錠剤Wの自重によって容易かつ確実に錠剤Wを排出することができる。
また、本実施形態に係る物品搬送装置は、可動片121がアクチュエータ160により回動可能に構成されている。
この構成により、本実施形態に係る物品搬送装置は、NG品選別位置P6、OK品選別位置P7及び全排出位置P8のいずれかに達した可動片121のアクチュエータ160を駆動することで、当該可動片121を下方に回動させることができる。このように、本実施形態に係る物品搬送装置は、アクチュエータ160を用いた簡易な構成により可動片121を回動させることができる。
また、本実施形態に係る物品搬送装置において、環状コア120には、可動片121が開放位置に回動した際に収容溝112Bの開口部112cに対し、径方向内方から径方向外方に向かって挿入される挿入ピン120bが設けられている。
この構成により、本実施形態に係る物品搬送装置は、可動片121が開放位置に回動した際に、開口部112cを通して挿入ピン120bによって錠剤Wを押し出すことができ、より確実に錠剤Wを排出することができる。
本発明の実施形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1 物品検査装置
2、102 物品搬送装置
3 物品検査部
10 供給容器
11 内側搬送部
12、112 外側搬送部
12A、112A 溝部
12B、112B 収容溝(収容部)
12c、112c 開口部
20 外周壁部
20a 内周面
20b 可動壁
20c、153、155、160 アクチュエータ
24 物品供給部
35 NG品回収部
36 OK品回収部
37 全品回収部
40、41、42 エアー吹き付け部(排出部)
120 環状コア
120b 挿入ピン
121 可動片
121c ガイドピン
150 円筒フレーム
150b、150c、150d 開口
151 レール
151A 復帰レール部
151B 水平レール部
151a 最下部
151b 最上部
151c ストッパ壁
151d、151e 切欠き部
152、154 回動レール
P1 物品投入位置
P2 物品供給位置
P3 物品調整位置
P4 物品案内位置
P5 物品検査位置
P6 NG品選別位置(物品排出位置)
P7 OK品選別位置(物品排出位置)
P8 全排出位置(物品排出位置)
P9 確認位置
W 錠剤(物品)

Claims (6)

  1. 検査用の物品として投入された錠剤(W)を、物品供給位置(P2)から前記錠剤の姿勢を調整する物品調整部(26)が設けられる物品調整位置(P3)および前記錠剤を搬送させながら検査する物品検査部(3)が設けられる物品検査位置(P5)を経て物品排出位置(P6、P7、P8)に搬送し、当該物品排出位置にて回収部(35、36、37)に排出する物品検査装置(1)であって、
    前記物品供給位置から前記物品排出位置に向けて前記錠剤を搬送するよう、回転自在に設けられた環状の外側搬送部(12、112)と、
    前記外側搬送部の径方向内方に回転自在に設けられ、前記物品供給位置において前記錠剤を前記外側搬送部に供給する内側搬送部(11)と、を備え、
    前記外側搬送部は、前記内側搬送部から供給された前記錠剤が入り込む溝部(12A)と、前記溝部から案内されて前記錠剤を1つずつ収容するとともに、前記外側搬送部の径方向外方に対して閉塞された収容部(12B、112B)と、を複数等間隔に有し、
    前記物品調整部は、前記錠剤の姿勢を、平面度の高い面を上下方向に向けた姿勢に調整し、
    前記物品検査部は、前記収容部に収容されて前記物品検査位置に搬送されてきた前記錠剤の前記平面度の高い面に光を照射し厚さ方向に透過した光の分光特性に基づいて該錠剤の品質を検査し、
    前記収容部は、前記物品排出位置において前記外側搬送部の径方向外方に対して開放される物品検査装置。
  2. 前記外側搬送部を取り囲むように前記外側搬送部の外周に沿って回転不能に設けられた外周壁部(20)をさらに備え、
    前記外周壁部は、前記物品排出位置に、前記収容部を前記外側搬送部の径方向外方に対して開放する開放状態と前記収容部を閉塞する閉塞状態とを切替可能な可動壁(20b)を有し、
    前記物品排出位置において、前記外側搬送部の径方向内方側には、前記錠剤を径方向外方に向けて排出する排出部(40、41、42)が前記回収部のそれぞれにおいて設けられている請求項1に記載の物品検査装置。
  3. 前記外側搬送部は、前記径方向内方側に設けられた環状コア(120)と、前記径方向外方側に設けられ各収容部が形成された複数の可動片(121)と、を有し、
    前記可動片は、前記外側搬送部の径方向外方に対して前記収容部を閉塞する閉塞位置と、前記外側搬送部の径方向外方に対して前記収容部を開放する開放位置との間で回動可能に前記環状コアに支持され、前記閉塞位置に対して下方に回動することで前記開放位置に移動するよう構成されている請求項1に記載の物品検査装置。
  4. 前記可動片には、前記径方向外方に突出したガイドピン(121c)が設けられており、
    前記外側搬送部の径方向外方には、螺旋状に形成され、前記ガイドピンが当接しながら移動するレール(151)が設けられており、
    前記レールは、前記物品排出位置に切欠き部(151d、151e)を有し、
    前記切欠き部の下方に前記レールの最下部(151a)側が位置している請求項3に記載の物品検査装置。
  5. 前記可動片は、アクチュエータ(160)により回動可能に構成されている請求項3に記載の物品検査装置。
  6. 前記可動片には、前記錠剤が収容されることで閉塞される開口部(112c)が形成されており、
    前記環状コアには、前記可動片が前記開放位置に回動した際に前記開口部に対し、前記径方向内方から前記径方向外方に向かって挿入される挿入ピン(120b)が設けられている請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の物品検査装置。
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