JP2017153918A - 錠剤印刷装置及び錠剤印刷方法 - Google Patents

錠剤印刷装置及び錠剤印刷方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017153918A
JP2017153918A JP2016042902A JP2016042902A JP2017153918A JP 2017153918 A JP2017153918 A JP 2017153918A JP 2016042902 A JP2016042902 A JP 2016042902A JP 2016042902 A JP2016042902 A JP 2016042902A JP 2017153918 A JP2017153918 A JP 2017153918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tablet
printing
unit
disk
transport
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016042902A
Other languages
English (en)
Inventor
今井 聖
Kiyoshi Imai
聖 今井
蜂谷 栄一
Eiichi Hachitani
栄一 蜂谷
米田 睦仁
Mutsuhito Yoneda
睦仁 米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Freund Corp
Original Assignee
Freund Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Freund Corp filed Critical Freund Corp
Priority to JP2016042902A priority Critical patent/JP2017153918A/ja
Priority to EP17762975.5A priority patent/EP3424484A4/en
Priority to PCT/JP2017/007469 priority patent/WO2017154635A1/ja
Priority to US16/080,804 priority patent/US20190091102A1/en
Priority to TW106106850A priority patent/TW201736151A/zh
Publication of JP2017153918A publication Critical patent/JP2017153918A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61JCONTAINERS SPECIALLY ADAPTED FOR MEDICAL OR PHARMACEUTICAL PURPOSES; DEVICES OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR BRINGING PHARMACEUTICAL PRODUCTS INTO PARTICULAR PHYSICAL OR ADMINISTERING FORMS; DEVICES FOR ADMINISTERING FOOD OR MEDICINES ORALLY; BABY COMFORTERS; DEVICES FOR RECEIVING SPITTLE
    • A61J3/00Devices or methods specially adapted for bringing pharmaceutical products into particular physical or administering forms
    • A61J3/007Marking tablets or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F17/00Printing apparatus or machines of special types or for particular purposes, not otherwise provided for
    • B41F17/36Printing apparatus or machines of special types or for particular purposes, not otherwise provided for for printing on tablets, pills, or like small articles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61JCONTAINERS SPECIALLY ADAPTED FOR MEDICAL OR PHARMACEUTICAL PURPOSES; DEVICES OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR BRINGING PHARMACEUTICAL PRODUCTS INTO PARTICULAR PHYSICAL OR ADMINISTERING FORMS; DEVICES FOR ADMINISTERING FOOD OR MEDICINES ORALLY; BABY COMFORTERS; DEVICES FOR RECEIVING SPITTLE
    • A61J2200/00General characteristics or adaptations
    • A61J2200/40Heating or cooling means; Combinations thereof
    • A61J2200/42Heating means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61JCONTAINERS SPECIALLY ADAPTED FOR MEDICAL OR PHARMACEUTICAL PURPOSES; DEVICES OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR BRINGING PHARMACEUTICAL PRODUCTS INTO PARTICULAR PHYSICAL OR ADMINISTERING FORMS; DEVICES FOR ADMINISTERING FOOD OR MEDICINES ORALLY; BABY COMFORTERS; DEVICES FOR RECEIVING SPITTLE
    • A61J2200/00General characteristics or adaptations
    • A61J2200/40Heating or cooling means; Combinations thereof
    • A61J2200/44Cooling means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61JCONTAINERS SPECIALLY ADAPTED FOR MEDICAL OR PHARMACEUTICAL PURPOSES; DEVICES OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR BRINGING PHARMACEUTICAL PRODUCTS INTO PARTICULAR PHYSICAL OR ADMINISTERING FORMS; DEVICES FOR ADMINISTERING FOOD OR MEDICINES ORALLY; BABY COMFORTERS; DEVICES FOR RECEIVING SPITTLE
    • A61J2200/00General characteristics or adaptations
    • A61J2200/70Device provided with specific sensor or indicating means

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)

Abstract

【課題】錠剤面に記載された印字等の視認性向上を図ると共に、錠剤提供元の認知度向上を図り得る錠剤印刷装置・印刷方法を提供する。
【解決手段】錠剤印刷装置1は、錠剤3の側面5を吸着支持しつつ錠剤3を搬送する搬送ディスクCと、搬送ディスクCによって搬送される錠剤3の側面5や表裏面7a,7bに対し印刷処理が可能なインクジェットヘッド4,6を有する。錠剤3は、錠剤受け渡し部8aにて、搬送ディスクAから搬送ディスクBに移され、錠剤受け渡し部8bにて、搬送ディスクBから搬送ディスクCに移される。錠剤3は、搬送ディスクCの端面Xcに形成された吸着孔28によって、側面5の大部分と表裏面7a,7b全体が露出した状態で吸着支持され、インクジェットヘッド4により錠剤3の側面5に提供元名等が、インクジェットヘッド6により表裏面7a,7bに有効成分名や容量が印刷される。
【選択図】図1

Description

本発明は、錠剤の表面に品番、製品名、商標等を印刷する錠剤印刷技術に関し、特に、インクジェット方式等により、錠剤側面に対し非接触にて印刷処理が可能な錠剤印刷装置・印刷方法に関する。
従来より、錠剤やカプセル(以下、錠剤等と略記する)の薬剤表面には、製品識別や誤飲防止のため、その品番や、品名、商標等が表示されている。このような錠剤表面の表示は、打錠時における刻印成形や、転写方式やインクジェット方式等の印刷処理によって行われている。このうち、インクジェット方式による印刷処理は、非接触状態で錠剤表面に印刷が可能なことから、錠剤表面の凹凸に付着した粉末の影響を受けにくく、また、衛生面の点でも優れていることから、近年、種々の装置が提案されている。例えば、特許文献1にはインクジェット式の錠剤印刷装置が記載されており、そこでは、搬送ベルトにて錠剤の一面側(下面)を吸着保持しつつ搬送し、搬送路中に配されたインクジェットヘッドにより他面側(上面)に所定の印刷処理を行っている。
一方、近年、医薬品分野では、特許切れ成分を使用した後発医薬品(いわゆるジェネリック医薬品)が市場に多く供されている。ジェネリック医薬品は、先発の新薬と同一有効成分ながら、開発費や販促費等を削減できることから、先発医薬品よりも低価格にて提供され、医療費削減の観点などから、その利用が増大している。このようなジェネリック医薬品は、同一名称・同一薬価にて市場に供給され、錠剤の場合、その表面に有効成分や容量などが記載される。そして、これらの表示にも、インクジェット技術を活用した印刷処理が利用され始めている。
特許第5281009号公報 特開2008−48924公報 特開平7−306516号公報
しかしながら、有効成分や容量の表示は各社共通であるため、単なる印字では他社製品との差別化を図ることが難しい。この場合、錠剤を大きくすれば、その分、印刷面も大きくなり、錠剤提供元の会社名やマークを目立つように印字できるが、錠剤が大き過ぎると飲みづらくなるため、その大きさには自ずと限度がある。すなわち、飲み易い形状の錠剤は、錠剤の大きさ(印字可能面積)が限定され、その結果、錠剤表面に多くの文字やマークを書き込むことが困難となる。かかる状況にて多くの印字等を行おうとすると、必要な表示までもが小さくなってしまい、錠剤の視認性が損なわれる、という問題が生じる。
視認性の良否は、薬局側、利用者側共に、誤調剤や誤飲につながる大きな問題であり、高齢者が増大する今の時代、その対策は急務であった。また、錠剤提供各社にとっても、会社名やマークが記載できないと、その薬の提供元を利用者に認知してもらうことが難しく、営業的な面においても、認知度アップに貢献し得る錠剤印刷が望まれていた。
本発明の目的は、錠剤面に記載された印字等の視認性向上を図ると共に、錠剤提供元の認知度向上を図り得る錠剤印刷装置・印刷方法を提供することにある。
本発明の錠剤印刷装置は、錠剤の最大径よりも狭い幅の錠剤保持部を備え、該錠剤保持部にて前記錠剤を支持しつつ該錠剤を搬送する搬送手段と、前記搬送手段に近接して配置され、前記搬送手段によって搬送される前記錠剤の側面に対し印刷処理が可能な印刷手段と、を有することを特徴とする。この場合、前記錠剤保持部により、前記錠剤を吸着支持するようにしても良い。
また、本発明の他の錠剤印刷装置は、錠剤を吸着支持する錠剤保持部を備え、前記錠剤の側面の少なくとも半分以上が露出するように前記錠剤保持部にて該錠剤を吸着支持しつつ搬送する搬送手段と、前記搬送手段に近接して配置され、前記搬送手段によって搬送される前記錠剤の側面に対し印刷処理が可能な印刷手段と、を有することを特徴とする。
本発明にあっては、搬送手段によって支持された状態で搬送される錠剤の側面に対し、搬送手段に近接して配置した印刷手段により所望の印刷処理を実施する。これにより、表裏面に加えて、側面にも印字可能範囲が拡大するため、印字可能面積が増大し、その分、文字の大型化や文字数の増加が可能となり、視認性の向上が図られる。また、錠剤に表示可能な情報量が増え、側面に商品名やマーク、模様、バーコードなどの印刷が可能となり、錠剤提供元の認知度アップも図られる。
前記錠剤印刷装置において、前記搬送手段として円盤状に形成された搬送ディスクを使用すると共に、該搬送ディスクの端面を前記錠剤保持部とし、その周方向に沿って前記錠剤を吸着する吸着部を設けて良い。また、前記搬送手段により、前記錠剤の側面を吸着支持しつつ該錠剤を搬送するようにしても良い。加えて、前記印刷手段として、前記搬送手段によって搬送される前記錠剤の表裏面の少なくとも何れか一方を印刷可能な印刷手段をさらに設けても良い。
一方、本発明の錠剤印刷方法は、錠剤の最大径よりも狭い幅の錠剤保持部を備えた搬送手段にて前記錠剤を支持しつつ該錠剤を搬送し、前記搬送手段に近接して配置された印刷手段により、前記搬送手段によって搬送される前記錠剤の側面に対し印刷処理を行うことを特徴とする。この場合、前記錠剤保持部により、前記錠剤を吸着支持するようにしても良い。
また、本発明の他の錠剤印刷方法は、錠剤を吸着支持する錠剤保持部を備えた搬送手段にて、前記錠剤の側面の少なくとも半分以上が露出するように該錠剤を吸着支持しつつ搬送し、前記搬送手段に近接して配置された印刷手段により、前記搬送手段によって搬送される前記錠剤の側面に対し印刷処理を行うことを特徴とする。
前記錠剤印刷方法において、前記搬送手段により、前記錠剤の側面を吸着支持しつつ該錠剤を搬送するようにしても良い。
本発明にあっては、搬送手段によって支持された状態で搬送される錠剤の側面に対し、搬送手段に近接して配置した印刷手段により所望の印刷処理を実施する。これにより、表裏面に加えて、側面にも印字可能範囲が拡大するため、印字可能面積が増大し、その分、文字の大型化や文字数の増加が可能となり、視認性の向上が図られる。また、錠剤に表示可能な情報量が増え、側面に商品名やマーク、模様、バーコードなどの印刷が可能となり、錠剤提供元の認知度アップも図られる。
本発明の錠剤印刷装置・印刷方法によれば、搬送手段によって支持された状態で搬送される錠剤の側面に対し、搬送手段に近接して配置した印刷手段により所望の印刷処理を実施するので、表裏面に加えて、側面にも印字可能範囲が拡大し、印字可能面積を増大させることが可能となる。このため、文字の大型化や文字数の増加が可能となり、視認性の向上が図られる。また、錠剤に表示可能な情報量も増えるため、側面に商品名やマーク、模様、バーコードなどの印刷が可能となり、錠剤提供元の認知度アップも図られる。さらに、錠剤の取扱い間違い防止にも貢献できる。
本発明の一実施の形態である錠剤印刷装置の全体構成を示す説明図である。 印刷処理を行った錠剤の例を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の一実施の形態である錠剤印刷装置1の全体構成を示す説明図である。図1の錠剤印刷装置1では、ホッパ2から供給された錠剤3を、円盤状に形成された3つの搬送ディスクA,B,Cによって1個ずつ吸着搬送し、インクジェットヘッド4により錠剤3の側面(帯部分)5に印刷処理を行うと共に、インクジェットヘッド6によりその表・裏面7a,7bの印刷処理を行う。なお、必要に応じて、側面5,表面7a,裏面,7bの各面の印刷処理を適宜省くことも可能である。
錠剤印刷装置1では、錠剤受け渡し部8aにて搬送ディスクA(錠剤供給ディスク)から搬送ディスクB(第1搬送ディスク)へ、錠剤受け渡し部8bにて搬送ディスクBから搬送ディスクC(第2搬送ディスク)へと錠剤3が移送される。搬送ディスクA,Cでは、各ディスクの端面(錠剤保持部)Xa,Xcに錠剤3の側面5が吸着支持され、搬送ディスクBでは、ディスクの端面(錠剤保持部)Xbに錠剤3の表・裏面7a,7bが吸着支持される。錠剤3は、側面5を上下方向に向けた立設状態(立設姿勢)でインクジェットヘッド4,6に搬送される。そして、インクジェットヘッド4にて錠剤3の側面5が印刷されると共に、インクジェットヘッド6にて錠剤3の表面7aと裏面7bが同時に印刷され、良品のみが良品排出部38から装置外へ排出される。
図1に示すように、錠剤印刷装置1には、錠剤供給手段10として、錠剤3を貯留、供給するホッパ2と、ホッパ2から供給される錠剤3を搬送ディスクAに供給する回転フィーダ(錠剤フィーダ)11と、回転フィーダ11から錠剤受け渡し部8aに錠剤3を吸着搬送する搬送ディスクAが設けられている。回転フィーダ11は、いわゆる無振動タイプの回転式パーツフィーダであり、円筒状の筐体12内に回転円盤13と環状回転板14を同軸状に設けた構成となっている。環状回転板14は、筐体12のすぐ内側に配されており、その内側には、回転円盤13が傾斜した状態で配置されている。回転円盤13は、外周の一部が環状回転板14と同じ高さとなっており、回転円盤13と環状回転板14の連絡部15となっている。連絡部15には、回転円盤13上の錠剤を環状回転板14側に案内するガイド板16が設けられている。
筐体12は、その一部が切り欠かれており、そこに搬送ディスクAの周回部が臨む形で配置され錠剤取得部17を形成している。搬送ディスクAの端面Xaは、その幅Wが錠剤3の最大径Dtよりも狭くなっており、周方向に沿って円形の吸着孔(吸着部)18が複数個等間隔に設けられている。吸着孔18は、真空ポンプ等の吸引装置(図示せず)と接続されている。また、端面Xaの各吸着孔18近傍には、錠剤3が導入される凹部19が形成されている。搬送ディスクAは、ディスク面Yaが略水平となった状態で配置されており、垂直方向に延びる回転軸21を中心に、図示しない駆動源によって矢示方向に回転する。図1に示すように、搬送ディスクAの後段に配された搬送ディスクB,Cは、それぞれのディスク面Yb,Ycが垂直方向に立った状態となっているのに対し、搬送ディスクAは、ターンテーブル状にディスク面Yaが水平方向に寝た状態となっている。錠剤3は、錠剤取得部17にて、その側面5が搬送ディスクAの吸着孔18に吸着され、水平姿勢(表面7a,裏面7bを垂直方向上下に向けた状態)で搬送ディスクB側へと搬送される。
回転フィーダ11では、ホッパ2から供給された錠剤3は、錠剤投入部22から、回転する回転円盤13上に供給される。回転円盤13上の錠剤3は、回転円盤13の回転に伴って周方向に移動し、ガイド板16により、回転円盤13と同速度で回転する環状回転板14側に移動する。環状回転板14上の錠剤3は、環状回転板14の回転に伴って周方向に移動し、錠剤取得部17に送られる。錠剤取得部17に送られた錠剤3は、回転する搬送ディスクAの端面Xaと対向し、吸着孔18に姿勢とタイミングが合致した錠剤3は、凹部19に嵌まりつつ吸着孔18に吸着される。すなわち、正しい姿勢で吸着された錠剤3は、搬送ディスクAによって、搬送ディスクBとの接点である錠剤供給部23に運ばれる。一方、姿勢とタイミングが合わず、吸着孔18に吸着されなかった錠剤3は、回転する回転円盤13上にそのまま戻る。これに対し、吸着姿勢が整わないものは、回転フィーダ11内に戻され、再び錠剤取得部17に向かって自動的に搬送される(自動リターン・自動リトライ)。
このように、錠剤印刷装置1では、搬送ディスクAを用いて、回転フィーダ11から錠剤供給部23に錠剤3を吸着搬送する。これにより、ガイドレスにて錠剤3をピックアップし、搬送ディスクBに供給することが可能となる。近年、ジェネリック医薬品など、薬効成分が同じでありながら、錠剤のサイズや形状が異なる薬品が多く出回っている。また、同じ薬でも処方量の異なる大小の錠剤が種々存在する場合も少なくない。ところが、錠剤のフィーダと錠剤供給部23との間に、錠剤サイズに合わせたガイド部材を配し、ガイド部材によって錠剤3を整列させて錠剤供給部23に導くようにすると、錠剤サイズが変わるとガイド部材を交換する必要が生じる。このため、ジェネリック医薬品のような同成分の錠剤であっても、サイズが変われば部品交換が必要となり、そのたびに装置を停止させて交換・清掃作業を行わなければならず、手間がかかる上に処理時間も増大する。
これに対し、当該錠剤印刷装置1は、ガイド部材を用いることなく、搬送ディスクAによって錠剤3を錠剤供給部23に供給する。このため、ディスクに吸着可能でありさえすれば、錠剤の大小に関わらず、錠剤を正しい姿勢で後段に供給することができ、種々のサイズの錠剤に柔軟に対応可能である。従って、同成分の錠剤を大小ミックスさせた状態で搬送供給でき、処理効率を大きく改善させることが可能となる。また、錠剤印刷装置1は、後段の搬送ディスクB,Cも吸着搬送を行いつつ印刷処理を行うため、錠剤サイズに関わらす所望の印刷が可能であり、搬送ディスクAの使用により、当該装置の特性を最大限に発揮した効率の良い印刷処理が可能となる。さらに、錠剤印刷装置1には搬送ガイドが存在しないため、その交換や清掃の手間もかからず、装置メンテナンスの工数も削減される。加えて、また、吸着孔18のピッチは予め決まっているため、錠剤供給部23に対し、処理能力以上の錠剤を供給してしまうこともなく、錠剤滞留による問題も生じない。
搬送ディスクAの回転に伴い、水平姿勢のまま錠剤供給部23に搬送された錠剤3は、錠剤受け渡し部8aにて搬送ディスクAから搬送ディスクBに移送される。錠剤供給部23では、搬送ディスクAの端面Xaは、搬送ディスクBの端面Xbと直交状態に隣接、対向しており、搬送ディスクAと搬送ディスクBとの間に錠剤受け渡し部8aが形成される。搬送ディスクA,B,Cは、錠剤3の受け渡しを考慮し、錠剤3の搬送速度が同じになるよう同期駆動されている。搬送ディスクBは、回転軸24を中心に、図示しない駆動源(例えば、電動モータ)によって矢示方向に回転する。搬送ディスクBの端面Xbは、突起のない平坦面となっており、周方向に沿って、円形の吸着孔(吸着部)25が複数個等間隔に設けられている。吸着孔25は、吸着孔18と同様、真空ポンプ等の吸引装置(図示せず)と接続されている。錠剤供給部23に送給された錠剤3は、吸着孔25によって搬送ディスクBの端面Xbに吸着される。このとき、錠剤3は、表・裏面7a,7bのどちらか一方が吸着された状態で端面Xbに保持される。
搬送ディスクBの近傍には、側面検査装置26が配置されている。側面検査装置26では、搬送ディスクBに吸引支持された錠剤3の側面5の状態(割れ、欠けの有無など)が検査される(側面検査)。錠剤印刷装置1では、錠剤外観や印刷状態の検査装置としてカメラが用いられており、検査装置にて撮影された映像は図示しない制御装置に送られ、良・不良の判別が行われる。側面検査装置26に使用されるカメラの撮影範囲には、ライトと、錠剤側面と対向するよう配置された1対のプリズムが設けられており、カメラは、ライトによって照らされた錠剤側面の様子を180°ずつ2個のプリズムを介して撮影する。側面検査装置26では、錠剤3の外観のみならず、錠剤3の厚さも測定可能であり、寸法不良の判別も行うことができる。ここで異常が検出された錠剤3は不良品として認識され、印刷処理は行わず、搬送ディスクCの後段に設けられた不良品排出部35から排出される。
搬送ディスクBの端面Xbに吸着された錠剤3は、搬送ディスクBの回転に伴い、水平姿勢から垂直姿勢(側面5を垂直方向上下に向けた状態)となり、側面検査装置26にて検査処理が行われた後、錠剤受け渡し部8bに至る。錠剤受け渡し部8bには、円盤状の搬送ディスクCが配されている。搬送ディスクCは、回転軸27を中心に、図示しない駆動源によって矢示方向に回転する。搬送ディスクB,Cは互いの回転軸24,28が直交する形で配設されており、両者は錠剤の搬送速度が同じになるよう同期駆動される。搬送ディスクCの端面Xcも、搬送ディスクBと同様に突起のない平坦面となっており、その幅Wも錠剤3の最大径Dtよりも狭くなっている。また、搬送ディスクCの端面Xcにも、周方向に沿って、円形の吸着孔(吸着部)28が複数個等間隔で設けられている。搬送ディスクB,Cの端面Xb,Xcは、錠剤受け渡し部8bにて直交状態に隣接、対向している。
錠剤3は、錠剤供給部23の錠剤受け渡し部8aにて搬送ディスクBの端面Xbに吸着され、搬送ディスクBの回転に伴い、錠剤受け渡し部8bまで搬送される。錠剤受け渡し部8bに搬送されてきた錠剤3は、錠剤受け渡し部8bにて搬送ディスクCの端面Xcに吸着され、搬送ディスクC側に移送される。この場合、搬送ディスクB側では、錠剤受け渡し部8bにて両ディスクB,Cが最接近する位置まで吸着孔25に吸着力が付与される。錠剤3は、ディスク最接近位置にて吸着力を失った吸着孔25から、対向する搬送ディスクCの吸着孔28に吸着され、搬送ディスクC側に載せ替えられる。
錠剤3は、その表・裏面7a,7bが搬送ディスクBに吸着されているため、錠剤受け渡し部8bでは、搬送ディスクCの端面Xcに対してその側面5が対向する。従って、搬送ディスクC側では、錠剤3の側面5が吸着される形となり、錠剤3は立った状態で端面Xcに保持される。なお、錠剤受け渡し部8a,8bにおける搬送ディスクA,B,C間のクリアランスは、錠剤3のサイズにより適宜変更可能であり、錠剤サイズを制御パネルから入力することにより自動的に調整される。
錠剤受け渡し部8bの後段には、搬送ディスクCに近接して印刷面検査装置29が配置されている。印刷面検査装置29では、搬送ディスクCに吸引支持された錠剤3の表・裏面7a,7bの状態が検査される(印刷面検査)。また、割線のある錠剤3では、印刷面検査装置29により、割線位置の検出も行われる。側面検査装置26の場合と同様に、ここで外観不良が検出された錠剤3は不良品として認識され、印刷処理は行わず、不良品排出部35から排出される。
印刷面検査装置29の後段にはインクジェットヘッド4,6が配されているが、錠剤印刷装置1では、インクジェットヘッド4,6の前に粉取り装置31が設けられている。粉取り装置31は、錠剤3に対しノズル32から圧縮空気を吹き付け、錠剤表面に付着した粉末を印刷直前に除去する。錠剤表面から吹き飛ばされた粉は、吸引管33から回収される。打錠機にて成型された錠剤の表面には薬剤等の粉末が付着しており、それを取り除かずに錠剤表面に印刷処理を行うと、錠剤表面から粉と共に表示印刷が消えてしまったり、印刷が滲み表示が不明瞭になったりする可能性がある。これに対し、当該錠剤印刷装置1では、インクジェットヘッド4,6の直前に粉取り装置31を配するにより、錠剤3は、表面の粉が除去され、しかも、新たな粉が発生する前に印刷処理を行うことができる。従って、錠剤表面に付着した粉により、印刷が消えたり滲んだりすることがなく、鮮明で高品質な印刷処理が可能となる。
粉取り装置31による表面清浄化の後、インクジェットヘッド4では、錠剤3の側面5に所定の印刷処理が施される。また、インクジェットヘッド6では、錠剤3の表・裏面7a,7bに所定の印刷処理が施される。この際、錠剤3は、側面5が吸着された形で支持されており、側面5の大部分と表・裏面7a,7bが全面的に露出した状態にある。このため、錠剤印刷装置1では、側面5の大部分と、錠剤3の表・裏面7a,7b全面に余すことなく印刷処理が可能である。特に、表・裏面7a,7bに関しては、錠剤周囲に印刷不能な領域も生じない。
また、インクジェットヘッド4,6を一カ所に集中配置することにより、表・裏面7a,7bと側面5に対し、同時に印刷処理を行うことが可能となる。さらに、印刷面検査装置29で検出された割線の向きに応じて錠剤3の表面7aに印刷される文字の向きと、その裏面7bに印刷される文字の向きを一致させることも可能となる。なお、インクジェットヘッド6では、表面用6aと裏面用6bが同位置に対向配置されているが、両者をずらして配置しても良く、インクジェットヘッド4,6も別の位置にずらして配置しても良い。また、多色印刷対応のため、ヘッドを複数個配置することも可能である。
図2は、印刷処理を行った錠剤3の例を示す説明図である。図2(a)に示すように、錠剤3には、有効成分名や容量(「25」=25mg)、提供元名(製造会社名や販売会社名、ここでは「FREUND」。有効成分名も同様に記載可能。)が印刷される。この場合、表・裏面7a・7bには有効成分名や提供元名、容量が印刷され、側面5には提供元名が印刷される。従来、表裏面のみに印刷を行っていた錠剤では、これらの全てを表裏面に記載しなければならず、提供元名は、非常に小さな文字か、「ABC」のような略号しか記載できなかった。また、全てを表裏面のみに記載するため、有効成分名や容量の文字が小さくなりがちであり視認性が良くないという問題があった。
これに対し、錠剤印刷装置1によって印刷処理された錠剤3は、側面5に提供元名を印刷することができるため、表・裏面7a・7bにおける有効成分名や容量の記載を大きくすることができる。つまり、従来の表裏面だけではなく、側面にも印字可能範囲が拡大するため、印字可能面積が増大し、その分、有効成分等を大きく表示したり、文字数を多くしたりすることができ、視認性の向上が図られる。また、錠剤に表示できる情報量が増え、側面5に商品名やマーク、模様、バーコード(図2(b))などを印刷することもでき、錠剤提供元の認知度向上を図ったり、製品管理の利便性向上を図ったりすることも可能となる。さらに、ジェネリック医薬品以外の場合などでは、図2(c)のように、会社マークを表裏面に大きく印刷しつつ、側面にも会社名を印字するなど、デザインの工夫による認知度アップを図ることも可能となる。
インクジェットヘッド4,6の後段には、印字検査装置34が配されている。印字検査装置34は、インクジェットヘッド4,6による印刷結果を確認するために設けられており、印刷不良が検出された場合は、次段の不良品排出部35から不良品として排出される。不良品排出部35には、圧縮空気を噴射するジェットノズル36が配されており、外観不良や印刷不良と判断された錠剤3は、ジェットノズル36からの噴射エアによって搬送ディスクCから吹き飛ばされ、排除される。
不良品排出部35の後段には、乾燥・冷却装置37が設けられている。錠剤3は、印刷面が未乾燥のまま良品排出部38に送られると、搬出路39にインクが付着したり、印刷がかすれたりするおそれがある。そこで、錠剤印刷装置1では、良品排出部38の前に乾燥・冷却装置37を配し、印刷面の乾燥とインクの固化を図っている。乾燥・冷却装置37には、加温ノズル41と冷却ノズル42が設けられており、加温ノズル41からの温風によってインクの溶媒を気化させた後、冷却ノズル42からの冷風によりインクを融点以下に冷却し固化させる。そして、印刷を錠剤表面に定着させた後、良品の錠剤3のみを良品排出部38から排出する。これにより、搬出路39に付着したインクにより良品の錠剤が汚れてしまうことがなく、また、搬出路39上を流れ落ちる際に印刷面が擦れてかすれてしまうことも防止でき、製品品質や歩留まりの向上が図られる。
このように、本発明による錠剤印刷装置1にあっては、錠剤3の側面5を吸着支持しつつ印刷処理を行うので、錠剤3の側面5の大部分及び表・裏面7a,7bの全体が錠剤支持用のガイド等によって覆われることがない。このため、錠剤3は、被印刷面が露出した状態にて、検査や印刷処理が可能であり、錠剤表裏面の周囲に検査や印刷が不能となる領域が生じない。また、錠剤3の表裏を反転させることなく、表裏両面を印刷することができ、さらに、側面5も同時に印刷することが可能となるので、錠剤反転に伴うインク転写や印刷のかすれ等のリスクを排除することが可能となる。加えて、錠剤3の両面に同時印刷することにより、表・裏面7a・7bに印刷する文字の向きを一致させることも可能となる。
従って、当該錠剤印刷装置1によれば、表・裏全面に所望の印刷を効率良く行うことができ、印刷デザインの自由度が向上すると共に、印刷時間の短縮や装置の小型化も図られる。また、錠剤側面にも所望の印刷処理を施すことができるため、印字可能面積が増大し、有効成分等の表示を大きくでき、視認性の向上が図ることが可能となる。さらに、錠剤側面に提供元の名称や商標、ロゴ、マーク等を表示することができ、錠剤提供元の認知度向上を図ることも可能となる。これにより、錠剤の種類や提供元名を直感的に視認することが可能となり、偽薬(ニセの薬)との区別も行い易くなる。
また、当該錠剤印刷装置1においては、マガジンなどの搬送治具を使用せず、搬送ディスクCに吸引支持した状態で、錠剤3をインクジェットヘッド4,6の位置に搬送する。このため、インクジェットヘッド4,6では、ヘッドノズルの直近を錠剤3が通過する形となり、ヘッドと錠剤との間の距離を極限まで短くすることが可能となる。特に、錠剤側面に関しては、ベルト幅が錠剤最大径よりも大きいベルト搬送の場合、ベルト幅よりも近接してヘッドを配することができないため、ヘッド−錠剤間の距離が長くなり、印刷精度を上げることが難しい。この点、錠剤印刷装置1では、錠剤3の側面5が吸着された状態で印刷処理を行うので、錠剤側面の直近にヘッドを配することができる。従って、表裏面・側面共に印刷精度の向上を図ることができ、より高品質な錠剤印刷が可能となる。
さらに、錠剤印刷装置1のインクジェットヘッド4,6は、側面5や表・裏面7a,7bの形状に応じてインクの吐出量が調整されており、被印刷面が曲面の場合でも、歪みのない印刷が行える。例えば、表・裏面が球面状になっている錠剤の場合、中央と周辺部とではヘッドノズルと錠剤表面との間の距離に差があり、同条件で印刷を行うと、周辺域では印刷に歪みが生じる場合がある。また、側面5に対する印刷では、周方向に沿って、ヘッドノズルと錠剤側面との間の距離に差が生じる。そこで、錠剤印刷装置1では、錠剤の形状情報に基づき、ヘッドノズルの吐出量を調整し、歪みのない見やすい印刷を行っている。この場合、錠剤の形状情報は、装置の制御パネルからも入力できるが、側面検査装置26にて測定した錠剤3の厚さや外径のデータ等を使用することも可能である。
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、前述の実施形態では、印刷対象を円形の錠剤としたが、本発明による印刷装置は、円形錠剤以外にも、オブロング錠やキャブレット錠、多角形錠剤など種々の錠剤に対応可能である。また、錠剤のみならず、カプセル(ハード、ソフト)に対する印刷処理も可能である。従って、本発明における錠剤は、所謂円形の錠剤のみならず、各種形状の錠剤やカプセルなどを含む概念である。
また、前述の実施形態の搬送ディスクに形成された吸着孔の形状は円形には限定されず、楕円や多角形であっても良い。また、吸着孔と共に、錠剤外形形状に合わせた内周面を持つ曲面状の吸着溝を設けても良い。その際、吸着溝の形状も、V字状やU字状、四角状など種々の形状を採用することが可能である。例えば、搬送ディスクに略V字状の溝を形成し、三角錠等の異形錠に対応しても良い。この場合、最も一般的な錠剤は円盤状であるため、錠剤の大きさが多少異なっていてもフィットする曲面状が望ましい。なお、搬送ディスクB,Cの端面Xb,Xcにも搬送ディスクAと同様の凹部を設けても良く、また、端面Xaを搬送ディスクB,Cと同様に突起のない平坦面としても良い。
さらに、前述の実施形態では、側面5の印刷を搬送ディスクC上にて行っているが、搬送ディスクB上にて側面印刷を行っても良い。搬送ディスクBの端面Xbは錠剤3の最大径Dtよりも小さくなっており、搬送ディスクB上では、搬送ディスクBに妨げられることなく、錠剤3の側面5全体が露出している。このため、インクジェットヘッド4の位置を変えることにより、側面5の所望の位置に印刷処理を行うことができる。同様にベルト搬送の場合でも、錠剤最大径Dtよりも狭い幅のベルトを使用することにより、ヘッド−錠剤間の距離を短くして側面印刷処理を行うことができる。なお、搬送手段としては、前述のようなディスク形状のもの以外にも、ケース状(箱形)のマガジンタイプの搬送手段も使用可能である。
また、側面5の全周に亘って、文字・マーク等を印刷したり、着色したりすることも可能である。この場合、インクジェットヘッド4は、例えば、側面検査装置26と錠剤受け渡し部8bとの間に配置される。なお、側面印刷のみを行う錠剤の印刷装置では、搬送ディスクCを廃した構成も採用でき、その場合、搬送ディスクB側に印字検査装置34や不良品排出部35、乾燥・冷却装置37、良品排出部38などを配置する。
本発明は、医薬品錠剤の印刷以外にも、錠剤状に作られた菓子等の食品にも適用可能である。
1 錠剤印刷装置
2 ホッパ
3 錠剤
4 インクジェットヘッド(側面用:印刷手段)
5 錠剤側面
6 インクジェットヘッド(表裏面用:印刷手段)
6a 表面用インクジェットヘッド(印刷手段)
6b 裏面用インクジェットヘッド(印刷手段)
7a 錠剤表面
7b 錠剤裏面
8a 錠剤受け渡し部
8b 錠剤受け渡し部
10 錠剤供給手段
11 回転フィーダ
12 筐体
13 回転円盤
14 環状回転板
15 連絡部
16 ガイド板
17 錠剤取得部
18 吸着孔(吸着部)
19 凹部
21 回転軸
22 錠剤投入部
23 錠剤供給部
24 回転軸
25 吸着孔(吸着部)
26 側面検査装置
27 回転軸
28 吸着孔(吸着部)
29 印刷面検査装置
31 粉取り装置
32 ノズル
33 吸引管
34 印字検査装置
35 不良品排出部
36 ジェットノズル
37 乾燥・冷却装置
38 良品排出部
39 搬出路
41 加温ノズル
42 冷却ノズル
A 搬送ディスク(錠剤供給ディスク)
B 搬送ディスク(第1搬送ディスク:搬送手段)
C 搬送ディスク(第2搬送ディスク:搬送手段)
Dt 錠剤最大径
W ディスク端面幅
Xa ディスク端面(錠剤保持部)
Xb ディスク端面(錠剤保持部)
Xc ディスク端面(錠剤保持部)
Ya ディスク面
Yb ディスク面
Yc ディスク面

Claims (10)

  1. 錠剤の最大径よりも狭い幅の錠剤保持部を備え、該錠剤保持部にて前記錠剤を支持しつつ該錠剤を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段に近接して配置され、前記搬送手段によって搬送される前記錠剤の側面に対し印刷処理が可能な印刷手段と、を有することを特徴とする錠剤印刷装置。
  2. 請求項1記載の錠剤印刷装置において、
    前記錠剤保持部は、前記錠剤を吸着支持することを特徴とする錠剤印刷装置。
  3. 錠剤を吸着支持する錠剤保持部を備え、前記錠剤の側面の少なくとも半分以上が露出するように前記錠剤保持部にて該錠剤を吸着支持しつつ搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段に近接して配置され、前記搬送手段によって搬送される前記錠剤の側面に対し印刷処理が可能な印刷手段と、を有することを特徴とする錠剤印刷装置。
  4. 請求項2又は3記載の錠剤印刷装置において、
    前記搬送手段は、円盤状に形成された搬送ディスクであり、
    前記錠剤保持部は、前記搬送ディスクの周方向に沿って延びる端面であり、
    該搬送ディスクは、前記端面に周方向に沿って設けられ、前記錠剤を吸着する吸着部を有することを特徴とする錠剤印刷装置。
  5. 請求項2〜4の何れか1項に記載の錠剤印刷装置において、
    前記搬送手段は、前記錠剤の側面を吸着支持しつつ該錠剤を搬送することを特徴とする錠剤印刷装置。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の錠剤印刷装置において、
    前記印刷手段として、前記搬送手段によって搬送される前記錠剤の表裏面の少なくとも何れか一方を印刷可能な印刷手段をさらに有することを特徴とする錠剤印刷装置。
  7. 錠剤の最大径よりも狭い幅の錠剤保持部を備えた搬送手段にて前記錠剤を支持しつつ該錠剤を搬送し、
    前記搬送手段に近接して配置された印刷手段により、前記搬送手段によって搬送される前記錠剤の側面に対し印刷処理を行うことを特徴とする錠剤印刷方法。
  8. 請求項7記載の錠剤印刷方法において、
    前記錠剤保持部は、前記錠剤を吸着支持することを特徴とする錠剤印刷方法。
  9. 錠剤を吸着支持する錠剤保持部を備えた搬送手段にて、前記錠剤の側面の少なくとも半分以上が露出するように該錠剤を吸着支持しつつ搬送し、
    前記搬送手段に近接して配置された印刷手段により、前記搬送手段によって搬送される前記錠剤の側面に対し印刷処理を行うことを特徴とする錠剤印刷方法。
  10. 請求項8又は9記載の錠剤印刷装置において、
    前記搬送手段は、前記錠剤の側面を吸着支持しつつ該錠剤を搬送することを特徴とする錠剤印刷方法。
JP2016042902A 2016-03-05 2016-03-05 錠剤印刷装置及び錠剤印刷方法 Pending JP2017153918A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016042902A JP2017153918A (ja) 2016-03-05 2016-03-05 錠剤印刷装置及び錠剤印刷方法
EP17762975.5A EP3424484A4 (en) 2016-03-05 2017-02-27 TABLET PRINTING DEVICE AND TABLET PRINTING METHOD
PCT/JP2017/007469 WO2017154635A1 (ja) 2016-03-05 2017-02-27 錠剤印刷装置及び錠剤印刷方法
US16/080,804 US20190091102A1 (en) 2016-03-05 2017-02-27 Tablet printing device and tablet printing method
TW106106850A TW201736151A (zh) 2016-03-05 2017-03-02 錠劑印刷裝置及錠劑印刷方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016042902A JP2017153918A (ja) 2016-03-05 2016-03-05 錠剤印刷装置及び錠剤印刷方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017153918A true JP2017153918A (ja) 2017-09-07

Family

ID=59790358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016042902A Pending JP2017153918A (ja) 2016-03-05 2016-03-05 錠剤印刷装置及び錠剤印刷方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20190091102A1 (ja)
EP (1) EP3424484A4 (ja)
JP (1) JP2017153918A (ja)
TW (1) TW201736151A (ja)
WO (1) WO2017154635A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109016068A (zh) * 2018-08-24 2018-12-18 广东奥基德信机电有限公司 一种3d打印设备
JP7472065B2 (ja) 2021-03-15 2024-04-22 アンリツ株式会社 物品検査装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD942112S1 (en) 2020-06-16 2022-02-01 Jason Toombs Confection with multicolor pattern

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001074664A (ja) * 1999-09-01 2001-03-23 Shionogi Qualicaps Kk 錠剤の側面検査装置及び該側面検査装置を用いた錠剤の外観検査装置
JP2010260691A (ja) * 2009-05-08 2010-11-18 Taisho Pharmaceutical Co Ltd 錠剤の作業用搬送装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6076345A (ja) * 1983-10-03 1985-04-30 Matsuoka Kikai Kosakusho:Kk 錠剤印刷装置
JPH10170446A (ja) * 1996-12-13 1998-06-26 Nippon Eranko Kk 錠剤の姿勢変換機構及び錠剤の外観検査装置
JP2008279060A (ja) * 2007-05-10 2008-11-20 Dainippon Printing Co Ltd 偽造判定システム、および、個体識別情報読取方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001074664A (ja) * 1999-09-01 2001-03-23 Shionogi Qualicaps Kk 錠剤の側面検査装置及び該側面検査装置を用いた錠剤の外観検査装置
JP2010260691A (ja) * 2009-05-08 2010-11-18 Taisho Pharmaceutical Co Ltd 錠剤の作業用搬送装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109016068A (zh) * 2018-08-24 2018-12-18 广东奥基德信机电有限公司 一种3d打印设备
JP7472065B2 (ja) 2021-03-15 2024-04-22 アンリツ株式会社 物品検査装置

Also Published As

Publication number Publication date
TW201736151A (zh) 2017-10-16
WO2017154635A1 (ja) 2017-09-14
US20190091102A1 (en) 2019-03-28
EP3424484A1 (en) 2019-01-09
EP3424484A4 (en) 2019-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6116719B2 (ja) 錠剤印刷装置
WO2017154636A1 (ja) 錠剤並びに錠剤印刷装置及び錠剤印刷方法
WO2017154637A1 (ja) 錠剤印刷装置及び錠剤印刷方法並びに薬剤管理システム
WO2017154635A1 (ja) 錠剤印刷装置及び錠剤印刷方法
WO2017191751A1 (ja) 錠剤印刷装置
WO2018135157A1 (ja) 錠剤印刷包装装置及び錠剤印刷包装方法
JP6745670B2 (ja) 錠剤印刷装置、錠剤及び錠剤製造方法
JP6927466B2 (ja) 錠剤製造装置及び錠剤製造方法
TW202110416A (zh) 搬運處理裝置及搬運處理方法
JP6633704B2 (ja) 錠剤印刷方法
TW202103807A (zh) 粒狀物處理裝置以及粒狀物處理方法
WO2017029974A1 (ja) 錠剤印刷装置
JP2019080987A (ja) 錠剤印刷装置
JP6397061B2 (ja) 錠剤印刷方法
JP2019202506A (ja) 印刷方法、印刷装置、および粒状物
JP2020066521A (ja) 搬送装置および搬送方法
JP2022076140A (ja) 印刷された可食体の製造方法および製造装置
JP2022135753A (ja) 錠剤、錠剤印刷装置、錠剤印刷方法、錠剤印刷システム、臨床試験方法
JP2020039946A (ja) 錠剤印刷方法
JP2019217123A (ja) 錠剤および錠剤印刷装置
JP2017080502A (ja) 錠剤印刷装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191008

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200408