JP7471696B1 - 貯蓄シミュレーション装置 - Google Patents

貯蓄シミュレーション装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7471696B1
JP7471696B1 JP2023016579A JP2023016579A JP7471696B1 JP 7471696 B1 JP7471696 B1 JP 7471696B1 JP 2023016579 A JP2023016579 A JP 2023016579A JP 2023016579 A JP2023016579 A JP 2023016579A JP 7471696 B1 JP7471696 B1 JP 7471696B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amount
income
tax
calculation means
total
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2023016579A
Other languages
English (en)
Inventor
弘行 後藤
Original Assignee
万和企画株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 万和企画株式会社 filed Critical 万和企画株式会社
Priority to JP2023016579A priority Critical patent/JP7471696B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7471696B1 publication Critical patent/JP7471696B1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

【課題】給与所得者である被提案者が居住し、延べ床面積の50%より小さい部分を賃貸に出す住宅に関し住宅ローンを組んだ場合、被提案者に対し、退職等するまでの間に手元に残る現預金をシミュレーションした結果を分かり易く提示する。【解決手段】(1)被提案者の不動産関連決済口座の収支シミュレーションを行う。(2)住宅ローン控除による還付額のシミュレーションを行う。(3)所得税・住民税の還付額(損益通算によるもの)のシミュレーションを行う。(4)シミュレーション結果を提示する。【選択図】図2

Description

賃貸併用住宅を利用した資産形成ためのシミュレーション技術に関する。
日本における給与所得者にとって、勤務先から支給される給料が伸び悩む中、物価が高騰したり、税金・社会保険料が増加したりして、可処分所得が伸び悩む上に、退職後に備えた資産形成の手段が少ないのが実情である。
一方で、日本の都心部における住宅事情では、集合住宅・戸建住宅ともに販売価格が高騰し、平均的な給与所得者は、自己の収入(返済能力)に対し過大な住宅ローンを組んだとしても、比較的狭小な住宅を購入するのが精いっぱいというのが実情である。
そこで、本発明は、給与所得者である被提案者が居住し、延べ床面積の50%より小さい部分を賃貸に出す住宅に関し住宅ローンを組んだ場合、被提案者に対し、退職等するまでの間に手元に残る現預金をシミュレーションした結果を分かり易く提示する貯蓄シミュレーション装置を提供することを目的とする。
開示する貯蓄シミュレーション装置の一形態は、給与所得者である被提案者が居住し、延べ床面積の50%より小さい部分を賃貸に出す対象住宅に関し住宅ローンを組むスキームを実施する場合、前記被提案者の手元に残る現預金の試算を行う貯蓄シミュレーション装置であって、前記対象住宅が所在する住所における家賃単価及び前記対象住宅の賃貸面積に基づき算出される家賃収入金額と、前記被提案者が賃貸部分の無い住宅を購入する場合に想定される住宅ローン支払額と、に基づいて、年間の収入金額である第1収入金額を算出する第1収入算出手段と、前記スキームにおける想定される住宅ローン支払額と、前記対象住宅に関し想定される管理費、租税公課及び修繕費を含む住宅所有関連経費と、に基づいて、年間の支出金額である第1支出金額を算出する第1支出算出手段と、前記第1収入金額から前記第1支出金額を控除することで、前記被提案者の決済口座における年間の収支金額である第1年間収支金額を算出する口座年間収支算出手段と、前記第1年間収支金額を前記被提案者が所定年齢となるまでの年数分積算することによって、前記被提案者が所定年齢となるまでの前記決済口座における総収支金額を算出する口座総収支算出手段と、前記スキーム開始時における前記住宅ローンの取組金額、前記住宅ローンの取組日及び前記住宅ローンの月次返済金額に基づいて、毎年末における前記住宅ローン残高を算出する住ロ残高算出手段と、前記毎年末における住宅ローン残高の半分の金額に所定の還付率を乗じることによって、前記住宅ローンに関する各年の還付額を算出する住ロ還付額算出手段と、前記住宅ローンに関する各年の還付額を住宅ローン控除の制度が継続する間の分だけ積算し、前記住宅ローンに関する総還付額を算出する住ロ還付総額算出手段と、前記家賃収入金額に基づいて、所得税額・住民税額を試算するための年間の収入金額である第2収入金額を算出する第2収入算出手段と、前記スキームにおける想定される住宅ローン支払利息額、前記対象住宅に関する減価償却費を含む償却費の金額及び前記住宅所有関連経費に基づいて、所得税額・住民税額を試算するための年間の支出金額である第2支出金額を算出する第2支出算出手段と、前記第2収入金額から前記第2支出金額を控除することで、不動産に関する所得金額を算出する不動産所得算出手段と、前記被提案者の給与所得の金額及び前記不動産に関する所得金額に基づいて、前記不動産に関する所得金額を加味した所得税額を算出する所得税再計算手段と、前記給与所得に対する所得税額及び前記不動産に関する所得金額を加味した所得税額に基づいて、還付されるべき所得税額及び住民税額を算出する還付税額算出手段と、前記還付されるべき所得税額及び住民税額を前記被提案者が所定年齢となるまでの年数分積算することによって、前記被提案者が所定年齢となるまでの所及び住民税に関する総還付額を算出する総還付税額算出手段と、前記決済口座における総収支金額、前記住宅ローンに関する総還付額及び前記所得及び住民税に関する総還付額の合計である総貯蓄額を算出する総貯蓄額算出手段と、前記被提案者に対し、前記決済口座における総収支金額、前記住宅ローンに関する総還付額、前記所得及び住民税に関する総還付額及び前記総貯蓄額を、それぞれを説明する内容共に表示装置に一覧表示する試算結果提示手段と、を有することを特徴とする。
開示する貯蓄シミュレーション装置は、給与所得者である被提案者が居住し、延べ床面積の50%より小さい部分を賃貸に出す住宅に関し住宅ローンを組んだ場合、被提案者に対し、退職等するまでの間に手元に残る現預金をシミュレーションした結果を分かり易く提示する。
本実施の形態に係る貯蓄シミュレーション装置の概要を説明する図である。 本実施の形態に係る貯蓄シミュレーション装置の機能ブロック図である。 本実施の形態に係る貯蓄シミュレーション装置による不動産関連決済口座の収支シミュレーションの一例を示す図である。 本実施の形態に係る貯蓄シミュレーション装置による住宅ローン控除による還付額のシミュレーションの一例を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る貯蓄シミュレーション装置による所得税・住民税の還付額(損益通算によるもの)のシミュレーションの一例を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る貯蓄シミュレーション装置によるハードウエア構成例を示す図である。 本実施の形態に係る貯蓄シミュレーション装置による処理例の流れを示すフローチャートである。
図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について説明する。
(本実施の形態に係る貯蓄シミュレーション装置の動作原理)
図1乃至5を用いて、本実施の形態に係る貯蓄シミュレーション装置(以下、単に「本装置」という。)100の動作原理について説明する。図1は、本装置100の概要を説明する図であり、図2は、本装置100の機能ブロック図である。図3乃至5は、本装置10によるシミュレーションの一例を示す図である。
図1で示すように、本装置100は、通信ネットワーク400を介して、被提案者310が操作するユーザー端末からアクセスし、操作することが可能である。また、本装置100は、直接操作することも可能である。通信ネットワーク400は、有線の形態であっても良く、無線の形態であっても良い。被提案者310とは、本装置100が提供するシミュレーション結果の提示を受ける者である。
給与所得者である被提案者310が居住し、延べ床面積の50%より小さい部分を賃貸に出す住宅320に関し住宅ローンを組むスキームを実施する場合を想定する。本装置100は、その様な場合に、被提案者310に対し、退職等するまでの所定の期間に被提案者310の手元に残る現預金についてシミュレーションした結果を分かり易く提示する。
本装置100は、1.被提案者の不動産関連決済口座の収支シミュレーションを行い、2.住宅ローン控除による還付額のシミュレーションを行い、3.所得税・住民税の還付額(損益通算によるもの)のシミュレーションを行い、そして、4.これらのシミュレーション結果を提示する。このように、本装置100は、4段階に分けて処理を行う。
図2で示すように、本装置100は、第1収入算出手段110、第1支出算出手段120、口座年間収支算出手段130、口座総収支算出手段140、住ロ残高算出手段150、住ロ還付額算出手段160、住ロ還付総額算出手段170、第2収入算出手段180、第2支出算出手段190、不動産所得算出手段200、所得税再計算手段210、還付税額算出手段220、総還付税額算出手段230、総貯蓄額算出手段240、試算結果提示手段250を有する。
第1収入算出手段110は、対象住宅320が所在する住所における家賃単価及び対象住宅320の賃貸面積に基づき算出される家賃収入金額と、賃貸部分の無い住宅を被提案者310が購入する場合に想定される住宅ローン支払額と、に基づいて、年間の収入金額である第1収入金額を算出する。家賃収入金額とは、想定される仮定の家賃収入の金額である。賃貸部分の無い住宅とは、賃貸併用住宅ではない住宅である。
図3で示すように、第1収入算出手段110は、例えば、家賃収入金額を月額100千円×12月=1,200千円とし、住宅ローン支払額を月額124千円×12月=1,488千円とし、自動販売機に関する収入や駐車場賃貸に関する収入等その他収入を10千円×12月=120とし、第1収入金額を2,808千円と算出する。
第1支出算出手段120は、本スキームにおける想定される住宅ローン支払額と、対象住宅320に関し想定される管理費、租税公課及び修繕費を含む住宅所有関連経費と、に基づいて、年間の支出金額である第1支出金額を算出する。なお、本スキームにおける想定される住宅ローン支払額>賃貸部分の無い住宅を被提案者310が購入する場合に想定される住宅ローン支払額となることが想定される。
図3で示すように、第1支出算出手段120は、例えば、住宅ローン支払額を月額144千円×12月=1,728千円とし、管理費・租税公課・修繕費それぞれを5千円×12月=60千円とし、その他支出を10千円×12月=120とし、第1支出金額を2,028千円と算出する。
口座年間収支算出手段130は、第1収入金額から第1支出金額を控除することで、被提案者310の決済口座における年間の収支金額である第1年間収支金額を算出する。図3で示すように、口座年間収支算出手段130は、例えば、第1収入金額2,808千円から第1支出金額2,028千円を控除することで、第1年間収支金額を780千円と算出する。
口座総収支算出手段140は、第1年間収支金額を被提案者310が現年齢から所定年齢となるまでの年数分積算することによって、被提案者310が所定年齢となるまでの決済口座における総収支金額を算出する。所定年齢とは、被提案者310が退職する年齢、60歳、65歳、70歳のように適宜定めることができる。
図3で示すように、口座総収支算出手段140は、例えば、第1年間収支金額780千円に、現年齢から所定年齢となるまでの年数35年を乗じ、決済口座における総収支金額を27,300千円と算出する。
なお、第1収入算出手段110、第1支出算出手段120、口座年間収支算出手段130、口座総収支算出手段140は、年毎に修正した収入金額、支出金額に基づいて、年毎の収支金額を所定年数分積算する形態としても良い。例えば、対象住宅320の築年数の経過と共に家賃収入金額が減少する前提の下に処理を行っても良く、こうした方がより保守的なシミュレーション結果となる。
住ロ残高算出手段150は、本スキームの開始時における住宅ローンの取組金額、住宅ローンの取組日及び住宅ローンの月次返済金額に基づいて、毎年末における住宅ローン残高を算出する。住宅ローン残高は、通常、返済によって年々減少していく。
住ロ還付額算出手段160は、住ロ残高算出手段150によって算出される毎年末における住宅ローン残高の半分の金額に、住宅ローン控除制度で規定される所定の還付率を乗じることによって、住宅ローンに関する各年の還付額を算出する。なお、対象住宅320の延べ床面積の50%より小さい部分を賃貸に出すので、住宅ローン控除制度の適用条件を保守的に見積もって、住宅ローン残高の半分の金額を使用している。
図4で示すように、住ロ還付額算出手段160は、例えば、住宅ローン残高45,000円×0.5×0.7%を計算して還付額157.5千円を算出する
住ロ還付総額算出手段170は、住ロ還付額算出手段160によって算出された住宅ローンに関する各年の還付額について、住宅ローン控除の制度が継続する間の分だけ積算し、住宅ローンに関する総還付額を算出する。
図4で示すように、住ロ還付総額算出手段170は、例えば、便宜的に、還付額157.5千円に、住宅ローン控除の制度が継続する年数13年を乗じ、住宅ローンに関する総還付額として2,047千円を算出する。
第2収入算出手段180は、家賃収入金額等に基づいて、所得税額・住民税額を試算するための年間の収入金額である第2収入金額を算出する。
図5で示すように、第2収入算出手段180は、例えば、家賃収入金額を月額100千円×12月=1,200千円とし、自動販売機に関する収入や駐車場賃貸に関する収入等その他収入を10千円×12月=120とし、第2収入金額を1,320千円と算出する。
第2支出算出手段190は、本スキームにおける想定される住宅ローン支払利息額、対象住宅320に関する減価償却費を含む償却費の金額及び住宅所有関連経費に基づいて、所得税額・住民税額を試算するための年間の支出金額である第2支出金額を算出する。償却費には、本スキームを提供する事業者が設定する営業権の償却費を含む形態としても良い。
図5で示すように、第2支出算出手段190は、例えば、住宅ローン支払利息額を月額76千円×12月=912千円とし、減価償却費を800千円とし、営業権償却費を330千円とし、管理費・租税公課・修繕費それぞれを5千円×12月=60千円とし、その他支出を100千円×12月=1,200千円とし、第2支出金額を3,422千円と算出する。
不動産所得算出手段200は、第2収入算出手段180によって算出される第2収入金額から、第2支出算出手段190によって算出される第2支出金額を控除することで、不動産に関する所得金額を算出する。
図5で示すように、不動産所得算出手段200は、例えば、第2収入金額1,320千円から第2支出金額3,422千円を控除することで、不動産に関する所得金額を▲(マイナス)2,102千円と算出する。
所得税再計算手段210は、被提案者310の給与所得の金額及び不動産所得算出手段200によって算出される不動産に関する所得金額に基づいて、不動産に関する所得金額を加味した所得税額を算出する。不動産に関する所得金額がマイナスとなるため、被提案者310の給与所得のみに基づく所得税額に比し、不動産に関する所得金額を加味した所得税額の方が少なくなる。なお、税額の計算は、処理時点の税法に従った算定方法に基づき行うこととする。
還付税額算出手段220は、被提案者310の給与所得に対する所得税額及び所得税再計算手段210によって算出される不動産に関する所得金額を加味した所得税額に基づいて、還付されるべき所得税額及び住民税額を算出する。図5で示すように、還付税額算出手段220は、例えば、還付されるべき所得税額及び住民税額を250千円と算出する。
総還付税額算出手段230は、還付税額算出手段220によって算出される還付されるべき所得税額及び住民税額を、被提案者310が所定年齢となるまでの年数分積算することによって、被提案者310が所定年齢となるまでの所得額及び住民税に関する総還付額を算出する。
図5で示すように、総還付税額算出手段230は、例えば、還付されるべき所得税額及び住民税額の250千円に、被提案者310が所定年齢となるまでの年数の35年を乗じて、所得額及び住民税に関する総還付額の8,750千円を算出する。
なお、第2収入算出手段180、第2支出算出手段190、不動産所得算出手段200、所得税再計算手段210、還付税額算出手段220、総還付税額算出手段230は、年毎に修正した収入金額、支出金額に基づいて、年毎の計算結果を所定年数分積算する形態としても良い。例えば、対象住宅320の築年数の経過と共に家賃収入金額が減少する前提の下に処理を行っても良く、こうした方がより保守的なシミュレーション結果となる。
また、例えば、被提案者310は、給与所得者であり、年齢の上昇と共に給与所得の金額は増加するものと想定されるため、そういった前提の下に処理を行っても良く、そうした方がより保守的なシミュレーション結果となる。
総貯蓄額算出手段240は、口座総収支算出手段140によって算出される総収支金額、住ロ還付総額算出手段170によって算出される総還付額、総還付税額算出手段230によって算出される総還付額の合計である総貯蓄額を算出する。
図3、4及び5で示すように、総貯蓄額算出手段240は、例えば、口座総収支算出手段140によって算出される総収支金額27,300千円、住ロ還付総額算出手段170によって算出される総還付額2,047千円、総還付税額算出手段230によって算出される総還付額8,750千円を足し、総貯蓄額を38,097千円と算出する。
試算結果提示手段250は、被提案者310に対し、口座総収支算出手段140による総収支金額、住ロ還付総額算出手段170による総還付額、総還付税額算出手段230による総還付額、及び総貯蓄額算出手段240による総貯蓄額を、それぞれを説明する内容共に表示装置に一覧表示する。試算結果提示手段250によって表示される説明内容は適宜定めることができる。
本装置100は、上記した動作原理に基づいて、給与所得者である被提案者310が居住し、延べ床面積の50%より小さい部分を賃貸に出す住宅320に関し住宅ローンを組んだ場合、被提案者310に対し、退職等するまでの間に手元に残る現預金をシミュレーションした結果を分かり易く提示する。
(本実施の形態に係る貯蓄シミュレーション装置のハードウエア構成)
図6を用いて、本装置100のハードウエア構成例について説明する。図6は、本装置100のハードウエア構成の一例を示す図である。図6で示すように、本装置100は、CPU(Central Processing Unit)410、ROM(Read-Only Memory)420、RAM(Random Access Memory)430、補助記憶装置440、通信I/F450、入力装置460、表示装置470、記録媒体I/F480を有する。
CPU410は、ROM420に記憶されたプログラムを実行する装置であり、RAM430に展開(ロード)されたデータを、プログラムの命令に従って演算処理し、本装置100全体を制御する。ROM420は、CPU410が実行するプログラムやデータを記憶している。RAM430は、CPU410でROM420に記憶されたプログラムを実行する際に、実行するプログラムやデータが展開(ロード)され、演算の間、演算データを一時的に保持する。
補助記憶装置440は、基本ソフトウエアであるOS(Operating System)や本実施の形態に係るアプリケーションプログラムなどを、関連するデータとともに記憶する装置である。補助記憶装置440は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどである。
通信I/F450は、有線・無線LAN(Local Area Network)、インターネットなどの通信ネットワーク400に接続し、通信機能を提供する他装置とデータの授受を行うためのインターフェースである。
入力装置460は、キーボードなど本装置100にデータ入力を行うための装置である。表示装置(出力装置)470は、LCD(Liquid Crystal Display)等で構成される装置であり、本装置100が有する機能をユーザーが利用する際や各種設定を行う際のユーザーインターフェースとして機能する装置である。記録媒体I/F480は、CD-ROM、DVD-ROM、USBメモリなどの記録媒体490とデータの送受信を行うためのインターフェースである。
本装置100が有する各手段は、CPU410が、ROM420又は補助記憶装置440に記憶された各手段に対応するプログラムを実行することにより実現される形態としても良い。また、本装置100が有する各手段は、当該各手段に関する処理をハードウエアとして実現される形態としても良い。また、通信I/F450を介して外部サーバー装置から本発明に係るプログラムを読み込ませたり、記録媒体I/F480を介して記録媒体490から本発明に係るプログラムを読み込ませたりして、本装置100に当該プログラムを実行させる形態としても良い。
(本実施の形態に係る貯蓄シミュレーション装置による処理例)
図7を用いて、本装置100による処理例の流れを説明する。図7は、本装置100による処理例の流れを表すフローチャートである。
S10で第1収入算出手段110が、対象住宅320が所在する住所における家賃単価及び対象住宅320の賃貸面積に基づき算出される家賃収入金額と、被提案者310が賃貸部分の無い住宅を購入する場合に想定される住宅ローン支払額と、に基づいて、年間の収入金額である第1収入金額を算出する。
図3で示すように、第1収入算出手段110は、例えば、家賃収入金額を月額100千円×12月=1,200千円とし、住宅ローン支払額を月額124千円×12月=1,488千円とし、自動販売機に関する収入や駐車場賃貸に関する収入等その他収入を10千円×12月=120とし、第1収入金額を2,808千円と算出する。
次に、S10で第1支出算出手段120が、本スキームにおける想定される住宅ローン支払額と、対象住宅320に関し想定される管理費、租税公課及び修繕費を含む住宅所有関連経費と、に基づいて、年間の支出金額である第1支出金額を算出する。
図3で示すように、第1支出算出手段120は、例えば、住宅ローン支払額を月額144千円×12月=1,728千円とし、管理費・租税公課・修繕費それぞれを5千円×12月=60千円とし、その他支出を10千円×12月=120とし、第1支出金額を2,028千円と算出する。
そして、S10で口座年間収支算出手段130が、第1収入金額から第1支出金額を控除することで、被提案者310の決済口座における年間の収支金額である第1年間収支金額を算出する。図3で示すように、口座年間収支算出手段130は、例えば、第1収入金額2,808千円から第1支出金額2,028千円を控除することで、第1年間収支金額を780千円と算出する。
さらに、S10で口座総収支算出手段140が、第1年間収支金額を被提案者310が現年齢から所定年齢となるまでの年数分積算することによって、被提案者310が所定年齢となるまでの決済口座における総収支金額を算出する。所定年齢とは、被提案者310が退職する年齢、60歳、65歳、70歳のように適宜定めることができる。
図3で示すように、口座総収支算出手段140は、例えば、第1年間収支金額780千円に、現年齢から所定年齢となるまでの年数35年を乗じ、決済口座における総収支金額を27,300千円と算出する。
なお、第1収入算出手段110、第1支出算出手段120、口座年間収支算出手段130、口座総収支算出手段140は、年毎に修正した収入金額、支出金額に基づいて、年毎の収支金額を所定年数分積算する形態としても良い。例えば、対象住宅320の築年数の経過と共に家賃収入金額が減少する前提の下に処理を行っても良く、こうした方がより保守的なシミュレーション結果となる。
S20で住ロ残高算出手段150が、本スキームの開始時における住宅ローンの取組金額、住宅ローンの取組日及び住宅ローンの月次返済金額に基づいて、毎年末における住宅ローン残高を算出する。住宅ローン残高は、通常、返済によって年々低減していく。
次に、S20で住ロ還付額算出手段160が、住ロ残高算出手段150によって算出される毎年末における住宅ローン残高の半分の金額に、住宅ローン控除制度で規定される所定の還付率を乗じることによって、住宅ローンに関する各年の還付額を算出する。
図4で示すように、住ロ還付額算出手段160は、例えば、住宅ローン残高45,000円×0.5×0.7%を計算して還付額157.5千円を算出する
そして、S20で住ロ還付総額算出手段170が、住ロ還付額算出手段160によって算出された住宅ローンに関する各年の還付額について、住宅ローン控除の制度が継続する間の分だけ積算し、住宅ローンに関する総還付額を算出する。
図4で示すように、住ロ還付総額算出手段170は、例えば、便宜的に、還付額157.5千円に、住宅ローン控除の制度が継続する年数13年を乗じ、住宅ローンに関する総還付額として2,047千円を算出する。
S30で第2収入算出手段180が、家賃収入金額に基づいて、所得税額・住民税額を試算するための年間の収入金額である第2収入金額を算出する。図5で示すように、第2収入算出手段180は、例えば、家賃収入金額を月額100千円×12月=1,200千円とし、自動販売機に関する収入や駐車場賃貸に関する収入等その他収入を10千円×12月=120とし、第2収入金額を1,320千円と算出する。
次に、S30で第2支出算出手段190が、本スキームにおける想定される住宅ローン支払利息額、対象住宅320に関する減価償却費を含む償却費の金額及び住宅所有関連経費に基づいて、所得税額・住民税額を試算するための年間の支出金額である第2支出金額を算出する。償却費には、本スキームに関する事業者が設定する営業権の償却費を含む形態としても良い。
図5で示すように、第2支出算出手段190は、例えば、住宅ローン支払利息額を月額76千円×12月=912千円とし、減価償却費を800千円とし、営業権償却費を330千円とし、管理費・租税公課・修繕費それぞれを5千円×12月=60千円とし、その他支出を100千円×12月=1,200千円とし、第2支出金額を3,422千円と算出する。
さらに、S30で不動産所得算出手段200が、第2収入算出手段180によって算出される第2収入金額から、第2支出算出手段190によって算出される第2支出金額を控除することで、不動産に関する所得金額を算出する。
図5で示すように、不動産所得算出手段200は、例えば、第2収入金額1,320千円から第2支出金額3,422千円を控除することで、不動産に関する所得金額を▲(マイナス)2,102千円と算出する。
そして、S30で所得税再計算手段210が、被提案者310の給与所得の金額及び不動産所得算出手段200によって算出される不動産に関する所得金額に基づいて、不動産に関する所得金額を加味した所得税額を算出する。
次に、S30で還付税額算出手段220が、被提案者310の給与所得に対する所得税額及び所得税再計算手段210によって算出される不動産に関する所得金額を加味した所得税額に基づいて、還付されるべき所得税額及び住民税額を算出する。図5で示すように、還付税額算出手段220は、例えば、還付されるべき所得税額及び住民税額を250千円と算出する。
そして、S30で総還付税額算出手段230が、還付税額算出手段220によって算出される還付されるべき所得税額及び住民税額を、被提案者310が所定年齢となるまでの年数分積算することによって、被提案者310が所定年齢となるまでの所得額及び住民税に関する総還付額を算出する。
図5で示すように、総還付税額算出手段230は、例えば、還付されるべき所得税額及び住民税額の250千円に、被提案者310が所定年齢となるまでの年数の35年を乗じて、所得額及び住民税に関する総還付額の8,750千円を算出する。
なお、第2収入算出手段180、第2支出算出手段190、不動産所得算出手段200、所得税再計算手段210、還付税額算出手段220、総還付税額算出手段230は、年毎に修正した収入金額、支出金額に基づいて、年毎の計算結果を所定年数分積算する形態としても良い。例えば、対象住宅320の築年数の経過と共に家賃収入金額が減少する前提の下に処理を行っても良く、こうした方がより保守的なシミュレーション結果となる。
また、例えば、被提案者310は、給与所得者であり、年齢の上昇と共に給与所得の金額は増加するものと想定されるため、そういった前提の下に処理を行っても良く、こうした方がより保守的なシミュレーション結果となる。
S40で総貯蓄額算出手段240が、口座総収支算出手段140によって算出される総収支金額、住ロ還付総額算出手段170によって算出される総還付額、総還付税額算出手段230によって算出される総還付額の合計である総貯蓄額を算出する。
図3、4及び5で示すように、総貯蓄額算出手段240は、例えば、口座総収支算出手段140によって算出される総収支金額27,300千円、住ロ還付総額算出手段170によって算出される総還付額2,047千円、総還付税額算出手段230によって算出される総還付額8,750千円を足し、総貯蓄額を38,097千円と算出する。
次に、S40で試算結果提示手段250が、被提案者310に対し、口座総収支算出手段140による総収支金額、住ロ還付総額算出手段170による総還付額、総還付税額算出手段230による総還付額、及び総貯蓄額算出手段240による総貯蓄額を、それぞれを説明する内容共に表示装置に一覧表示する。試算結果提示手段250によって表示される説明内容は適宜定めることができる。
上記のような処理を行うことによって、本装置100は、給与所得者である被提案者310が居住し、延べ床面積の50%より小さい部分を賃貸に出す住宅320に関し住宅ローンを組んだ場合、被提案者310に対し、退職等するまでの間に手元に残る現預金をシミュレーションした結果を分かり易く提示する。
本装置100は、上記した動作原理に基づいて、給与所得者である被提案者310が居住し、延べ床面積の50%より小さい部分を賃貸に出す住宅320に関し住宅ローンを組んだ場合、被提案者310に対し、退職等するまでの間に手元に残る現預金をシミュレーションした結果を分かり易く提示する。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。
100 貯蓄シミュレーション装置
110 第1収入算出手段
120 第1支出算出手段
130 口座年間収支算出手段
140 口座総収支算出手段
150 住ロ残高算出手段
160 住ロ還付額算出手段
170 住ロ還付総額算出手段
180 第2収入算出手段
190 第2支出算出手段
200 不動産所得算出手段
210 所得税再計算手段
220 還付税額算出手段
230 総還付税額算出手段
240 総貯蓄額算出手段
250 試算結果提示手段
310 被提案者
320 対象住宅
400 通信ネットワーク
410 CPU
420 ROM
430 RAM
440 補助記憶装置
450 通信インターフェース
460 入力装置
470 出力装置
480 記録媒体インターフェース
490 記録媒体

Claims (5)

  1. 給与所得者である被提案者が居住し、延べ床面積の50%より小さい部分を賃貸に出す対象住宅に関し住宅ローンを組むスキームを実施する場合、前記被提案者の手元に残る現預金の試算を行う貯蓄シミュレーション装置であって、
    前記対象住宅が所在する住所における家賃単価及び前記対象住宅の賃貸面積に基づき算出される家賃収入金額と、前記被提案者が賃貸部分の無い住宅を購入する場合に想定される住宅ローン支払額と、に基づいて、年間の収入金額である第1収入金額を算出する第1収入算出手段と、
    前記スキームにおける想定される住宅ローン支払額と、前記対象住宅に関し想定される管理費、租税公課及び修繕費を含む住宅所有関連経費と、に基づいて、年間の支出金額である第1支出金額を算出する第1支出算出手段と、
    前記第1収入金額から前記第1支出金額を控除することで、前記被提案者の決済口座における年間の収支金額である第1年間収支金額を算出する口座年間収支算出手段と、
    前記第1年間収支金額を前記被提案者が所定年齢となるまでの年数分積算することによって、前記被提案者が所定年齢となるまでの前記決済口座における総収支金額を算出する口座総収支算出手段と、
    前記スキーム開始時における前記住宅ローンの取組金額、前記住宅ローンの取組日及び前記住宅ローンの月次返済金額に基づいて、毎年末における前記住宅ローン残高を算出する住ロ残高算出手段と、
    前記毎年末における住宅ローン残高の半分の金額に所定の還付率を乗じることによって、前記住宅ローンに関する各年の還付額を算出する住ロ還付額算出手段と、
    前記住宅ローンに関する各年の還付額を住宅ローン控除の制度が継続する間の分だけ積算し、前記住宅ローンに関する総還付額を算出する住ロ還付総額算出手段と、
    前記家賃収入金額に基づいて、所得税額・住民税額を試算するための年間の収入金額である第2収入金額を算出する第2収入算出手段と、
    前記スキームにおける想定される住宅ローン支払利息額、前記対象住宅に関する減価償却費を含む償却費の金額及び前記住宅所有関連経費に基づいて、所得税額・住民税額を試算するための年間の支出金額である第2支出金額を算出する第2支出算出手段と、
    前記第2収入金額から前記第2支出金額を控除することで、不動産に関する所得金額を算出する不動産所得算出手段と、
    前記被提案者の給与所得の金額及び前記不動産に関する所得金額に基づいて、前記不動産に関する所得金額を加味した所得税額を算出する所得税再計算手段と、
    前記給与所得に対する所得税額及び前記不動産に関する所得金額を加味した所得税額に基づいて、還付されるべき所得税額及び住民税額を算出する還付税額算出手段と、
    前記還付されるべき所得税額及び住民税額を前記被提案者が所定年齢となるまでの年数分積算することによって、前記被提案者が所定年齢となるまでの所及び住民税に関する総還付額を算出する総還付税額算出手段と、
    前記決済口座における総収支金額、前記住宅ローンに関する総還付額及び前記所得及び住民税に関する総還付額の合計である総貯蓄額を算出する総貯蓄額算出手段と、
    前記被提案者に対し、前記決済口座における総収支金額、前記住宅ローンに関する総還付額、前記所得及び住民税に関する総還付額及び前記総貯蓄額を、それぞれを説明する内容共に表示装置に一覧表示する試算結果提示手段と、を有することを特徴とする貯蓄シミュレーション装置。
  2. 前記第1収入算出手段が、前記対象住宅の築年数の経過と共に減少する前記家賃収入金額に基づいて、毎年分の前記第1収入金額を算出し、
    前記第1支出算出手段が、毎年分の前記第1支出金額を算出し、
    前記口座年間収支算出手段が、毎年分の前記第1年間収支金額を算出し、
    前記第2収入算出手段が、前記対象住宅の築年数の経過と共に減少する家賃収入金額に基づいて、毎年分の前記第2収入金額を算出し、
    前記第2支出算出手段が、毎年分の前記第2支出金額を算出し、
    前記不動産所得算出手段が、毎年分の前記不動産に関する所得金額を算出し、
    前記所得税再計算手段が、前記被提案者の年齢の上昇と共に増加する給与所得の金額及び前記毎年分の不動産に関する所得金額に基づいて、毎年分の前記不動産に関する所得金額を加味した所得税額を算出し、
    前記還付税額算出手段が、前記被提案者の年齢の上昇と共に増加する給与所得に対する所得税額及び前記毎年分の不動産に関する所得金額を加味した所得税額に基づいて、毎年分の還付されるべき所得税額及び住民税額を算出することを特徴とする請求項1に記載の貯蓄シミュレーション装置。
  3. 給与所得者である被提案者が居住し、延べ床面積の50%より小さい部分を賃貸に出す対象住宅に関し住宅ローンを組むスキームを実施する場合、前記被提案者の手元に残る現預金の試算を行う貯蓄シミュレーション方法であって、
    コンピューターにおいて、
    第1収入算出手段が、前記対象住宅が所在する住所における家賃単価及び前記対象住宅の賃貸面積に基づき算出される家賃収入金額と、前記被提案者が賃貸部分の無い住宅を購入する場合に想定される住宅ローン支払額と、に基づいて、年間の収入金額である第1収入金額を算出するステップと、
    第1支出算出手段が、前記スキームにおける想定される住宅ローン支払額と、前記対象住宅に関し想定される管理費、租税公課及び修繕費を含む住宅所有関連経費と、に基づいて、年間の支出金額である第1支出金額を算出するステップと、
    口座年間収支算出手段が、前記第1収入金額から前記第1支出金額を控除することで、前記被提案者の決済口座における年間の収支金額である第1年間収支金額を算出するステップと、
    口座総収支算出手段が、前記第1年間収支金額を前記被提案者が所定年齢となるまでの年数分積算することによって、前記被提案者が所定年齢となるまでの前記決済口座における総収支金額を算出するステップと、
    住ロ残高算出手段が、前記スキーム開始時における前記住宅ローンの取組金額、前記住宅ローンの取組日及び前記住宅ローンの月次返済金額に基づいて、毎年末における前記住宅ローン残高を算出するステップと、
    住ロ還付額算出手段が、前記毎年末における住宅ローン残高の半分の金額に所定の還付率を乗じることによって、前記住宅ローンに関する各年の還付額を算出するステップと、
    住ロ還付総額算出手段が、前記住宅ローンに関する各年の還付額を住宅ローン控除の制度が継続する間の分だけ積算し、前記住宅ローンに関する総還付額を算出するステップと、
    第2収入算出手段が、前記家賃収入金額に基づいて、所得税額・住民税額を試算するための年間の収入金額である第2収入金額を算出するステップと、
    第2支出算出手段が、前記スキームにおける想定される住宅ローン支払利息額、前記対象住宅に関する減価償却費を含む償却費の金額及び前記住宅所有関連経費に基づいて、所得税額・住民税額を試算するための年間の支出金額である第2支出金額を算出するステップと、
    不動産所得算出手段が、前記第2収入金額から前記第2支出金額を控除することで、不動産に関する所得金額を算出するステップと、
    所得税再計算手段が、前記被提案者の給与所得の金額及び前記不動産に関する所得金額に基づいて、前記不動産に関する所得金額を加味した所得税額を算出するステップと、
    還付税額算出手段が、前記給与所得に対する所得税額及び前記不動産に関する所得金額を加味した所得税額に基づいて、還付されるべき所得税額及び住民税額を算出するステップと、
    総還付税額算出手段が、前記還付されるべき所得税額及び住民税額を前記被提案者が所定年齢となるまでの年数分積算することによって、前記被提案者が所定年齢となるまでの所及び住民税に関する総還付額を算出するステップと、
    総貯蓄額算出手段が、前記決済口座における総収支金額、前記住宅ローンに関する総還付額及び前記所得及び住民税に関する総還付額の合計である総貯蓄額を算出するステップと、
    試算結果提示手段が、前記被提案者に対し、前記決済口座における総収支金額、前記住宅ローンに関する総還付額、前記所得及び住民税に関する総還付額及び前記総貯蓄額を、それぞれを説明する内容共に表示装置に一覧表示するステップと、を有することを特徴とする貯蓄シミュレーション方法。
  4. 前記第1収入算出手段が、前記対象住宅の築年数の経過と共に減少する前記家賃収入金額に基づいて、毎年分の前記第1収入金額を算出し、
    前記第1支出算出手段が、毎年分の前記第1支出金額を算出し、
    前記口座年間収支算出手段が、毎年分の前記第1年間収支金額を算出し、
    前記第2収入算出手段が、前記対象住宅の築年数の経過と共に減少する家賃収入金額に基づいて、毎年分の前記第2収入金額を算出し、
    前記第2支出算出手段が、毎年分の前記第2支出金額を算出し、
    前記不動産所得算出手段が、毎年分の前記不動産に関する所得金額を算出し、
    前記所得税再計算手段が、前記被提案者の年齢の上昇と共に増加する給与所得の金額及び前記毎年分の不動産に関する所得金額に基づいて、毎年分の前記不動産に関する所得金額を加味した所得税額を算出し、
    前記還付税額算出手段が、前記被提案者の年齢の上昇と共に増加する給与所得に対する所得税額及び前記毎年分の不動産に関する所得金額を加味した所得税額に基づいて、毎年分の還付されるべき所得税額及び住民税額を算出することを特徴とする請求項3に記載の貯蓄シミュレーション方法。
  5. コンピューターに、請求項3又は4に記載の方法を実行させるための貯蓄シミュレーションプログラム。
JP2023016579A 2023-02-07 2023-02-07 貯蓄シミュレーション装置 Active JP7471696B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023016579A JP7471696B1 (ja) 2023-02-07 2023-02-07 貯蓄シミュレーション装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023016579A JP7471696B1 (ja) 2023-02-07 2023-02-07 貯蓄シミュレーション装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP7471696B1 true JP7471696B1 (ja) 2024-04-22

Family

ID=90735823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023016579A Active JP7471696B1 (ja) 2023-02-07 2023-02-07 貯蓄シミュレーション装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7471696B1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002358421A (ja) 2001-06-01 2002-12-13 Aozora Bank Ltd 返済計画算出装置、返済計画算出プログラム、及び返済計画算出システム
JP2006085397A (ja) 2004-09-16 2006-03-30 Mizuho Trust & Banking Co Ltd 賃貸用集合住宅ローンの融資自動審査システム及び方法並びにプログラム
JP2012221371A (ja) 2011-04-12 2012-11-12 Takashi Ozawa 住宅ローン仲介システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002358421A (ja) 2001-06-01 2002-12-13 Aozora Bank Ltd 返済計画算出装置、返済計画算出プログラム、及び返済計画算出システム
JP2006085397A (ja) 2004-09-16 2006-03-30 Mizuho Trust & Banking Co Ltd 賃貸用集合住宅ローンの融資自動審査システム及び方法並びにプログラム
JP2012221371A (ja) 2011-04-12 2012-11-12 Takashi Ozawa 住宅ローン仲介システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6656304B2 (ja) 動的なエクイティ金融商品を構築および実行するためのコンピューター実施方法および装置
Wilson et al. Tackling the under-supply of housing in England
US20120116943A1 (en) System and Method for Processing Contracts for Conditional and Unconditional Forward Sales of Retail Goods
CA2782470A1 (en) Financial system and method
Wiegelmann Risk Management in the Real Estate Development Industry
CN110930245A (zh) 数据处理方法、装置、电子设备和存储介质
US20160042452A1 (en) Software system for gradually purchasing a real estate property
Dempsey Discounting methods and personal taxes
JP2014093041A (ja) 遺産管理プログラムおよび遺産管理システム
US20060069631A1 (en) System and method for providing an incentive program
JP6979866B2 (ja) 相続シミュレーション装置
US20050021453A1 (en) Real estate finance instrument
JP7471696B1 (ja) 貯蓄シミュレーション装置
WO2016179658A1 (en) A property analysis system
KR101127269B1 (ko) 재건축 투자 수익성 분석 장치 및 그 방법
JP2004295492A (ja) ライフプランニング装置および方法、コンピュータプログラム、プログラム記録媒体
JP6640616B2 (ja) 不動産リノベーションの収支シミュレーション装置、収支シミュレーションプログラム及び収支シミュレーション方法
KR20090000053A (ko) 금융 기관이 개입되는 부동산 임대 중계 거래 방법 및 그시스템
Grabel Wealth Opportunities in Commercial Real Estate
US20230005076A1 (en) Method, apparatus, and computer readable medium for dynamically modeling a current price of an invoice issued by a seller based on real-time monitoring of transaction data on a computer network
JP2005004234A (ja) 住宅型ノンリコースローン保証システム、住宅型ノンリコースローン保証方法、住宅型ノンリコースローン保証業務支援装置並びに住宅型ノンリコースローン保証業務支援プログラム
US20240029100A1 (en) Incentive awards denominated as shares of equity
WO2009036505A1 (en) Method and apparatus for managing an equity finance arrangement
Redzuan et al. Projection pricing for Musharakah Mutanaqisah home financing with the use of rental yield as the reference benchmark pricing
Randolph et al. A needs-driven model of affordable housing delivery.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230912

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20230912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240403

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7471696

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150