JP7471095B2 - 改質ユニットおよび燃料電池装置 - Google Patents

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Description

本開示は、改質ユニットおよび燃料電池装置に関する。
燃料電池に改質ガスを供給するための改質ユニットは、一般に、主な構成として、燃料電池のオフガスを燃焼するバーナー、水を気化させる気化器、原料ガスと水蒸気の混合ガスから改質ガスを生成する改質器を有する。従来の改質ユニットでは、バーナー、改質器、気化器がこの順で下から上に積み重なった構造が採用されている(特許文献1参照)。
特開2019-91619号公報
従来の改質ユニットでは、気化器とバーナーとが鉛直方向に積み重なった構造が採用されているため、改質ユニットの鉛直方向の寸法が大きくなり、設置スペースに制限が生じたり、重心が高くなることで安定性に欠けたりするという課題が生じる。また、気化器とバーナーとが鉛直方向に積み重なった構造では、局所的に温度が高くなることで熱変形を受けやすく、耐久性が低下するという課題が生じる。
本開示は上述のような課題を鑑みたものであり、安定性および耐久性が向上した改質ユニットおよび燃料電池装置を提供することを目的とする。
本開示のある態様は、改質ユニットである。当該改質ユニットは、供給された水を気化させて水蒸気を生成し、前記水蒸気と原料ガスとが混合された混合ガスを送出する気化部と、前記気化部から送出された前記混合ガスを改質することにより、水素を含む改質ガスを生成する改質部と、燃料電池スタックから排出されたオフガスを燃焼するための燃焼部と、を備え、前記燃焼部は、鉛直方向から平面視したときに中央部分に穴が設けられた形状をなし、前記燃焼部の穴に前記気化部の少なくとも一部が位置しており、前記穴において燃焼部と気化部との間には排管及びオフガス導入管を有さない。また、本開示の燃料電池装置は、上記の改質ユニットを備える。
本開示の改質ユニットによれば、安定性を向上しつつ、耐久性の向上を図ることができる。また本開示の燃料電池装置によれば、安定性を向上しつつ、耐久性の向上を図ることができる。
実施形態1に係る改質ユニットの概略図である。 実施形態2に係る改質ユニットの概略図である。 実施形態3に係る改質ユニットの概略図である。
以下、実施形態について、詳細に説明する。
(実施形態1)
実施形態1に係る改質ユニットの概略図である。図1に示すように、改質ユニット100は、円筒状の内筒110および円筒状の外筒120からなる2重のハウジング構造を有し、内筒110の内部に、気化部200、改質部300および燃焼部(バーナー)400を有する。
内筒110の上端は蓋部112で閉じられており、蓋部112と離間した位置に空気室壁114を設けることにより、蓋部112と空気室壁114との間に、外部より供給される酸素含有ガス(空気等)が流れる酸素含有ガス流通路の一部である空気室116が設けられている。また、内筒110の下端は蓋部118で閉じられている。
内筒110の内壁および蓋部118の内側面に当接するように断熱材119が設置されている。断熱材119の材料は特に限定されず、一般的に使用されるものを用いればよい。断熱材119の設置により、内筒110内部の熱が外部に逃げることを抑制することができる。
内筒110の外壁は、外筒120の内壁から離間しており、内筒110と外筒120との間に空気流路130が形成されている。外筒120の上端を塞ぐ蓋部112に空気供給管140が接続されている。空気供給管140に供給された空気は、空気室116および空気流路130を通り、内筒110の下部に接続された空気導入路150を経由して、燃料電池スタックに供給される。このように空気供給管140より供給された空気は、空気室116および空気流路130を流れる間に、内筒110内の熱と熱交換され、温度の上昇した空気として、燃料電池スタックに供給することができる。すなわち、本開示の改質ユニットは、外部より供給される空気の温度を上昇させる熱交換器の機能も備えていることとなる。
気化部200は、水供給管210、ガス供給管220および気化管230を有する。図1に示すように、中心軸に円筒状の水供給管210が配置され、水供給管210を取り囲むように円筒状のガス供給管220が配置され、さらにガス供給管220を取り囲むように円筒状の気化管230が配置された多重構造が形成されている。換言すると、本実施形態では、水供給管210を中心にガス供給管220および気化管230が同心円状に配置されている。さらに、ガス供給管220を取り囲むように排気管240がさらに配設されている。排気管240については後述する。
水供給管210に供給された水は、水供給管210内を上方から下方に向けて予熱されながら流通する。一部の水は、上方から下方に向けて流れる間に水蒸気となる。一方、ガス供給管220に供給された原料ガスは、水供給管210の外壁と、ガス供給管220の内壁との間に形成された流路を上方から下方に向けて予熱されながら流通する。原料ガスは、たとえば、炭化水素を含む天然ガス、LPGなどの気体燃料が挙げられる。
気化管230の下端は、水供給管210の出口との間に隙間が生じるようにドーム状の蓋で閉じられている。それゆえ、水供給管210内を上方から下方に向けて流れる間に気化されなかった水は、ドーム状の蓋の部分に溜まり、溜まった水が気化することとなる。一方、ガス供給管220の下端の出口から流出した原料ガスおよび気化した水(水蒸気)は、ガス供給管220の外壁と気化管230の内壁との間に形成された流路を下方から上方に向けて流通する。ガス供給管220の外壁と気化管230の内壁との間に形成された流路の一部に、水蒸気と原料ガスとの混合を促進するためのアルミナ等のセラミックスからなるボール等が充填された混合層260が形成されており、混合層260において水蒸気と原料ガスとの混合が促進され、混合ガスが生成される。なお、混合層260は、内筒110内の熱を水供給管210側に伝える伝熱促進機能も有している。
気化管230の上端はガス供給管220に接続しており、水蒸気と原料ガスとが混合した混合ガスは、気化管230の上部に接続された分岐路250を通り、改質部300に供給される。
改質部300は、鉛直方向に平面視したとき、中央部分に穴が設けられたドーナツ型の形状を有する改質容器310、および当該改質容器310内に収容された改質触媒320を有する。改質部300に設置された改質触媒により気化部200から送出された混合ガスが改質され、水素を含有する改質ガスが生成される。改質部300で生成した改質ガスは改質容器310に接続された改質ガス供給路330を通り、燃料電池スタックに供給される。改質触媒としては、一般的に知られているものを用いればよい。
燃料電池スタックとしては、種々のものを用いることができる。例えば、燃料電池セルが固体酸化物形である場合には、いわゆる平板型、円筒型、円筒平板型など各種の構造のものを用いることができる。また、固体酸化物形に限らず、固体高分子形等の燃料電池スタックも利用することができる。
上述した気化部200および排気管240の上部は、鉛直方向に平面視したときに、改質容器310に設けられた穴に位置している。具体的には、気化部200および排気管240の上部は、改質容器310に設けられた穴に挿通されている。換言すると、改質部300に設けられた穴に気化部200の少なくとも一部が位置している。改質容器310の穴の内径は、排気管240の外径より大きく、排気管240と、当該穴を形成する改質容器310の円筒状の壁との間に所定の隙間が形成されている。言い換えると、鉛直方向に平面視したときに、改質部の中心部分に気化部が位置している。
燃焼部400は、改質部300と同様に、鉛直方向に平面視したとき、中央部分に穴が設けられたドーナツ型の形状を有する燃焼容器410を有する。燃焼容器410には、オフガス供給路440を通じて燃料電池スタックから排出されたオフガスが供給され、燃焼容器410の上面の複数箇所に設けられた噴出口420からオフガスが噴出する。噴出したオフガスは点火装置430により点火されて燃焼する。本実施形態では、鉛直方向に平面視したとき、燃焼部400の燃焼容器のドーナツ形状と、改質部300の改質容器のドーナツ形状とが重畳するように配置されている。これにより、燃焼部400で生じた熱が改質部300の改質容器310の下面全体を一様に加温するため、改質部300における改質効率の向上を図ることができる。
また、上述した気化部200および排気管240の下部は、鉛直方向に平面視したときに、燃焼容器410に設けられた穴に位置している。具体的には、気化部200および排気管240の下部は、燃焼容器410に設けられた穴に挿通されている。混合層260の少なくとも一部は、燃焼容器410に設けられた穴を挿通するように配置されている。
オフガスが燃焼して生じる排ガスは、排気管240の内壁と気化管230の外壁との間(言い換えると、気化部200の周囲)に形成された流路の上端の入口から下方に向けて流入する。すなわち排気管240は上端が開放端となっている。
排気管240の内壁と気化管230の外壁との間に形成された流路の一部には、燃焼触媒が充填された燃焼触媒層500が形成されており、燃焼触媒層500において排ガスに含まれる未反応ガスの燃焼が促進される。排気管240が気化管230を取り囲む構造により、未反応ガスの燃焼により生じた熱が気化部200内に伝熱しやすくなり、気化が促進される。燃焼触媒層500は、少なくとも一部が、燃焼容器410に設けられた穴を挿通するように配置されている。
上述したように、混合層260および燃焼触媒層500の一部が燃焼容器410に設けられた穴を挿通するように配置されているため、燃焼触媒層500で生じた熱のみならず、燃焼部400で生じた熱が混合層260に伝熱しやすくなることにより、気化部200における気化効率の向上を図ることができる。
燃焼触媒層500を通過した排ガスは、排気管240の下端に接続された排出管290を通じて、改質ユニット100の外部に排出される。
本実施形態の改質ユニット100では、改質部300の改質容器310の外周面と内筒110の内壁とが平板状の固定部材600を介して固定されており、改質部300の安定性が高められている。同様に、燃焼部400の燃焼容器410の外周面と内筒110の内壁とが平板状の固定部材610を介して固定されており、燃焼部400の安定性が高められている。また、改質容器310の穴部分の内周面と排気管240とが平板状の固定部材620を介して固定され、さらに、燃焼容器410の穴部分の内周面と排気管240とが平板状の固定部材630を介して固定されている。また、内筒110の内壁と排気管240とが平板状の固定部材640を介して固定されている。これにより、排気管240の安定性が高められている。なお、それぞれの固定部材は、噴出口420から噴出されたオフガスの流れを極力阻害しない構造がよく、例えば一部のみ設けられて固定されている構造のほか、固定部に穴を有し、オフガスが上方へと流れる構造等が例示できる。
以上説明した改質ユニット100は、ドーナツ形状を有する改質容器310および燃焼容器410にそれぞれ設けられた穴に気化部200が挿通した構造を採用することにより、鉛直方向の薄型化および低重心化を図ることができる。これにより、改質ユニット100の設置に必要なスペースが低減し、改質ユニット100の設置自由度を高めることができる。また、改質ユニット100の低重心化により、改質ユニット100の安定性を高めることができる。
また、以上説明した改質ユニット100は、気化部200を中心に、気化部200から離間して改質部300および燃焼部400が配置され、気化部200、改質部300および燃焼部400を内筒110に収める配置が採用されている。これにより、各部材にホットスポットが生じにくくなり、熱変形しにくくなる。また、仮に、各部材が熱変形した場合であっても、互いに影響を及ぼすことが抑制される。この結果、改質ユニット100の耐久性を向上させることができる。本実施形態のように、改質部300および燃焼部400をドーナツ型とし、内筒110および外筒120を円筒形とすることにより、各部材の温度分布をより均一にすることができ、より一層熱変形しにくくさせることができる。
また、以上説明した改質ユニット100では、各部材を繋ぐために必要な主な接続配管が、気化部200と改質部300とを接続する分岐路250のみであり、構造を簡素化することができる。このため、改質ユニット100の製造が容易となり、製造コストの低減を図ることができる。また、構造が簡便なため、改質ユニット100を壊れにくくするとともに、メンテナンスを容易なものとすることができる。
(実施形態2)
実施形態2に係る改質ユニット100について、実施形態1と同様な構成については説明を省略し、実施形態1と異なる構成を中心に以下に説明する。なお、本実施形態および後述する実施形態3では、点火装置430の図示を省略する。
本実施形態では、内筒110の上部に空気室壁160および空気室壁162によって形成される空気室700が設けられている。空気室700には空気供給管140を通じて空気が供給される。さらに、蓋部112と空気室壁160との間に排気室720が設けられている。燃焼部400で生じた排ガスは、空気室700を貫通する流路730を経由して排気室720に導入される。すなわち、内筒110内の排気ガスの流れが上記実施形態1とは異なっており、実施形態1のような気化管230を取り囲む排気管は有しておらず、内筒110内の排ガスは、上方に流れたのち、空気室700を貫通する流路730を経由して排気室720に導入される。排気室720には、排気管240が接続されており、排気室720から排出される排ガスは、排気管240を通じて外部に排出される。
また、酸素含有ガス流通路を構成する空気室700は、鉛直方向から平面視したときに、ドーナツ形状であるほか、それ以外の少なくとも一部に穴が設けられた形状をなしている。なお、この穴が上記の流路730となる。一方で、気化管230はドーナツ形状の穴に挿通されて、空気室700に接続されている。
本実施形態のように、空気室壁160を介して、空気室700および排気室720を配置することにより、水供給管210に供給される水、ガス供給管220に供給される原料ガスのみならず、空気室700内の空気を、排気室720および内筒110内とで挟み込むことで、効率よく予熱することができる。なお、排気室720に流れた排ガスは、排気室720や排気管240に設けられた燃焼触媒によって処理することができる。
なお、本実施形態のように、排気管240の途中に熱交換器740を設け、熱交換器740により排ガスの熱を回収することにより、エネルギー効率を高めることができる。
本実施形態では、燃焼容器410の上面にドーム状の凹部450が設けられており、気化管230の下端のドーム形状部分が当該凹部450から離間した状態で気化管230の最下端が当該凹部450によって形成される凹み部分に位置するように配置される。凹部450にオフガスが噴出する噴出口420を配置することにより、オフガスの燃焼によって生じる熱を気化部200に効率よく伝熱させることができ、ひいては気化部200における気化効率を高めることができる。なお、本実施形態では、実施形態1と同様に、改質部300は、燃焼部400の上方に配置されている。
(実施形態3)
実施形態3に係る改質ユニット100について、実施形態2と同様な構成については説明を省略し、実施形態2と異なる構成を中心に以下に説明する。
実施形態2では、気化管230の上部において、改質容器310に設けられた穴に気化管230が挿通しているが、本実施形態では、気化管230の下部において、改質容器310に設けられた穴に気化管230が挿通している。また実施形態1、2においては、水供給管210の先端(下端)が、ガス供給管220の先端(下端)よりも下方に位置するように配置されていたが、本実施形態3においては、ガス供給管220の先端(下端)が、水供給管210の先端(下端)よりも下方に位置するように配置されている。具体的には、ガス供給管220の下部領域に、水供給管210の出口から滴下した水の気化を促進するための気化促進層261が設けられており、水供給管210の出口は、ガス供給管220の下部領域に設けられた気化促進層261の上方に位置している。なお、本実施形態においては、ガス供給管220の下部領域に加えて、ガス供給管220と気化管230との間にも気化促進層261が設けられている。なお気化促進層261、水の気化の促進に加え水蒸気と原料ガスとの混合を促進する混合層の役割も担っている。気化促進層261としては、例えばアルミナ等のセラミックスからなるボール等を充填することができる。
また、本実施形態では、改質容器310と燃焼部400は近接しており、燃焼容器410には、凹部450のみだけでなく、改質容器310の下方領域にも噴出口420が設けられている。燃焼部400が気化部200および改質部300に近接しているため、燃焼部400で生じた熱が気化部200および改質部300により伝熱しやすい。このため、気化部200および改質部300を適温に容易に加熱することができ、気化部200における気化効率および改質部300における改質効率をより一層高めることができる。
また、上述したような改質ユニットを備えることで、本実施形態の燃料電池装置とすることができる。燃料電池装置としては、いわゆる燃料電池モジュールとしてもよく、また燃料電池装置とこれを動作させるための補機を備えた燃料電池としてもよい。例えば、平板型の燃料電池スタックを用いる場合には、上述の改質ユニットと燃料電池スタックとを収納容器内に収納する、または断熱材で一体的に覆うことにより、燃料電池モジュールとすることができる。また、円筒型や中空平板型の燃料電池スタックを用いる場合には、上述の改質ユニットと燃料電池スタックとを収納容器内に収納することで、燃料電池モジュールとすることができる。また、固体高分子形の燃料電池スタックを用いる場合には、それぞれを独立させた状態で外装ケース内に収納してもよい。さらに、これらの燃料電池モジュールと、燃料電池モジュールを動作させるための補機(例えば、ポンプ類やセンサ類)を備えることで、燃料電池とすることができる。
以上、本実施形態について述べたが、これらは例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。上述の実施形態1では、鉛直方向から平面視したときの、改質容器310および燃焼容器410の形状がドーナツ状であるが、改質容器310および燃焼容器410の形状は中央部分に穴が形成された矩形状であってもよい。
100 改質ユニット、200 気化部、300 改質部

Claims (12)

  1. 供給された水を気化させて水蒸気を生成し、前記水蒸気と原料ガスとが混合された混合ガスを送出する気化部と、
    前記気化部から送出された前記混合ガスを改質することにより、水素を含む改質ガスを生成する改質部と、
    燃料電池スタックから排出されたオフガスを燃焼するための燃焼部と、
    を備え、
    前記燃焼部は、鉛直方向から平面視したときに中央部分に穴が設けられた形状をなし、
    前記燃焼部の穴に前記気化部の少なくとも一部が位置しており、
    前記穴において前記燃焼部と前記気化部との間には排管及びオフガス導入管を有さない、改質ユニット。
  2. 供給された水を気化させて水蒸気を生成し、前記水蒸気と原料ガスとが混合された混合ガスを送出する気化部と、
    前記気化部から送出された前記混合ガスを改質することにより、水素を含む改質ガスを生成する改質部と、
    燃料電池スタックから排出されたオフガスを燃焼するための燃焼部と、
    を備え、
    前記燃焼部は、鉛直方向から平面視したときに中央部分に穴が設けられた形状をなし、
    前記燃焼部の穴に前記気化部の少なくとも一部が位置しており、
    前記改質部は、鉛直方向から平面視したときに中央部分に穴が設けられた形状をなし、
    前記改質部の穴に前記気化部の少なくとも一部が位置しており、
    前記燃焼部の上方に前記改質部が配置されている、改質ユニット。
  3. 供給された水を気化させて水蒸気を生成し、前記水蒸気と原料ガスとが混合された混合ガスを送出する気化部と、
    前記気化部から送出された前記混合ガスを改質することにより、水素を含む改質ガスを生成する改質部と、
    燃料電池スタックから排出されたオフガスを燃焼するための燃焼部と、
    を備え、
    前記燃焼部は、鉛直方向から平面視したときに中央部分に穴が設けられた形状をなし、
    前記燃焼部の穴に前記気化部の少なくとも一部が位置しており、
    前記改質部は、鉛直方向から平面視したときに中央部分に穴が設けられた形状をなし、
    前記改質部の穴に前記気化部が貫通している、改質ユニット。
  4. 前記気化部は、鉛直方向に延びた直線形状であり、前記改質部の上面から出た鉛直方向の長さが、前記改質部の下面から出た鉛直方向の長さよりも長い、請求項3に記載の改質ユニット。
  5. 外部より供給される空気のみが流通する空気流通路をさらに備え、
    前記気化部を中心に前記改質部、前記燃焼部及び前記空気流通路が同心円状に配置されている、請求項2または3に記載の改質ユニット。
  6. 前記気化部の周囲に前記燃焼部で生じた排ガスが流通する流路が形成され、前記流路の一部に前記排ガスに含まれる未反応ガスを燃焼させる燃焼触媒が設けられている、請求項5に記載の改質ユニット。
  7. 前記燃焼部の上面に凹部が形成されており、前記凹部に前記オフガスが噴出する噴出口が配置され、
    前記凹部によって形成される凹み領域に前記気化部の下端が位置しており、前記燃焼部の上方に前記改質部が配置されている、請求項5または6に記載の改質ユニット。
  8. 前記改質部が前記気化部の下部に位置し、前記燃焼部が前記改質部および前記気化部に近接している、請求項7に記載の改質ユニット。
  9. 前記改質部の上方に、外部より供給される酸素含有ガスが流通する酸素含有ガス流通路を備えている、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の改質ユニット。
  10. 前記酸素含有ガス流通路は、鉛直方向から平面視したときに少なくとも一部に穴が設けられた形状をなしている、請求項9に記載の改質ユニット。
  11. 前記改質部は、鉛直方向から平面視したときの形状がドーナツ型である請求項1乃至10のいずれか1項に記載の改質ユニット。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の改質ユニットを備える、燃料電池装置。
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