JP7469132B2 - 数値制御装置 - Google Patents
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Description
本開示は、数値制御装置に関するものである。
NCプログラムコードの1つであるTコードにおいて、「T」に続く数値の桁数によって、工具の寿命の管理を行うか否かを判定する工具寿命管理方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
NCプログラムにおいて使用されるNCプログラムコードは、同じ内容のNCプログラムコードであっても、作成者によって桁数が異なる場合がある。例えば、NCプログラムを作成するためのツールがNCプログラムの部分毎に異なったり、数値制御装置に読み込まれた後に一部書き換えられたりする場合である。このような場合には、1つのNCプログラムの中に、同じ内容の桁数が異なるNCプログラムコードが混在することがある。
この場合において、置換機能を用いて、同じ内容の複数のNCプログラムコードの内容を一括変換しようとしても、桁数が異なるために検索されず、変換漏れが発生する。したがって、同じ内容の桁数が異なるNCプログラムコードが混在する場合であっても、これを漏れなく一括変換できることが望まれている。
本開示の一態様は、NCプログラムコードの桁数を指定し、読み込まれたNCプログラムからNCプログラムコードを抽出し、抽出されたNCプログラムコードのアルファベット1文字に続く数字の桁数が指定された桁数よりも小さい場合には、前記数字の最上位に「0」を付加し、抽出されたNCプログラムコードの前記数字の桁数が指定された桁数よりも大きい場合には、前記数字の上位に存在する「0」を削除することにより新たなNCプログラムコードを生成し、元のNCプログラムコードと置き換える数値制御装置である。
本開示の一実施形態に係る数値制御装置1について、図面を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る数値制御装置1は、NCプログラムに含まれるNCプログラムコードを書き換える装置である。
本実施形態に係る数値制御装置1は、NCプログラムに含まれるNCプログラムコードを書き換える装置である。
ここで、NCプログラムコードとは、「G」、「M」、「T」、「H」、「D」等のアルファベット1文字と、アルファベットの後の1桁以上の数字とを含むコードである。以下NCプログラムコードを特定コードと言う。
通常の場合、例えば、特定コードの「G1」、「G01」、「G001」、「G0001」は同じ意味を持つ。
通常の場合、例えば、特定コードの「G1」、「G01」、「G001」、「G0001」は同じ意味を持つ。
本実施形態に係る数値制御装置1は、図1に示されるように、NCプログラムを記憶するメモリ2と、メモリ2に記憶されたNCプログラムを処理する少なくとも1つのプロセッサ3とを備えている。
また、数値制御装置1は、作業者が操作する操作部4と、モニタ5とを備えている。操作部4は、キーボードあるいはGUIである。
また、数値制御装置1は、作業者が操作する操作部4と、モニタ5とを備えている。操作部4は、キーボードあるいはGUIである。
ユーザがモニタ5に表示されたNCプログラムのインデックスから、実行したいNCプログラムを選択すると、プロセッサ3は、選択されたNCプログラムをメモリ2から読み出す。そして、ユーザが、操作部4を操作して桁数の最適化を指令する。この場合には、桁数を「最小桁数」にする指定がなされたものと考えられる。
プロセッサ3は、ユーザからの指令に応じて、図2に示される処理を実行する。図2の処理は、例えば、特定コードの数字の桁数を最小化する処理である。
プロセッサ3は、まず、メモリ2から読み出したNCプログラムの先頭行から、特定コードを探索して抽出する(ステップS1)。例えば、特定コードとして、「T001」が抽出されたものとする。
プロセッサ3は、まず、メモリ2から読み出したNCプログラムの先頭行から、特定コードを探索して抽出する(ステップS1)。例えば、特定コードとして、「T001」が抽出されたものとする。
次いで、プロセッサ3は、抽出された特定コードを、アルファベット1文字と数字とに分離する(ステップS2)。すなわち、特定コード「T001」はアルファベット「T」と数字の文字列「001」に分離される。
そして、分離された数字の文字列を数値に変換する(ステップS3)。
すなわち、数字の文字列「001」は、数値化されることによって、上位の「00」が消滅し、数値「1」となる。
すなわち、数字の文字列「001」は、数値化されることによって、上位の「00」が消滅し、数値「1」となる。
この状態で、この数値「1」を文字列「1」に再変換し(ステップS4)、再変換された文字列「1」をステップS2において分離していたアルファベット「T」と結合することにより、特定コードを合成する(ステップS5)。すなわち、特定コード「T1」が生成される。
そして、NCプログラム上において抽出された特定コード「T001」が、ステップS5において合成された「T1」に置換される(ステップS6)。
この後に、NCプログラムの最終行まで探索が行われたか否かが判定され(ステップS7)、探索が終了していない場合には、ステップS1に戻り、次の特定コードの探索からの工程が繰り返される。
この後に、NCプログラムの最終行まで探索が行われたか否かが判定され(ステップS7)、探索が終了していない場合には、ステップS1に戻り、次の特定コードの探索からの工程が繰り返される。
このように、本実施形態に係る数値制御装置1によれば、同じ意味を持つが桁数の異なる特定コードが同一のNCプログラム内に混在している場合に、特定コードに含まれる数字の文字列の桁数を最小化することができる。
これにより、ユーザがNCプログラムにおいて用いるツールを変更する場合などに、NCプログラム内の特定コードを一括変換したときに、変換漏れの発生を確実に防止することができるという利点がある。
これにより、ユーザがNCプログラムにおいて用いるツールを変更する場合などに、NCプログラム内の特定コードを一括変換したときに、変換漏れの発生を確実に防止することができるという利点がある。
なお、本実施形態においては、特定コードに含まれる数字の文字列を数値化した後に文字列に再変換することにより数字の桁数を最小化した。これに代えて、図3に示されるように、ステップS2において分離された数字の文字列の最上位の桁が「0」であるか否かを判定し(ステップS8)、「0」である場合には、これを削除し(ステップS9)、ステップS8からの工程を繰り返してもよい。
例えば、ステップS1において抽出された特定コードが「T0001」である場合に、ステップS2において「T」と「0001」とに分離され、ステップS8において、最上位が「0」であるため、ステップS9において最上位桁の「0」が削除される。これにより、数字の文字列は「001」となる。
そして、ステップS8からの工程がさらに2回繰り返されることにより、数字の文字列は「1」となる。これにより、図2の方法と同様にして、特定コードに含まれる数字の桁数を最小化することができる。
また、本実施形態においては、特定コードに含まれる数字の桁数を最小化する場合の他、特定コードに含まれる数字の桁数を所望の桁数に揃えることにしてもよい。
例えば、NCプログラム内に、特定コード「T1」、「T01」、「T001」が混在している場合に、これらを「T01」に統一することによっても同じ効果を達成することができる。
例えば、NCプログラム内に、特定コード「T1」、「T01」、「T001」が混在している場合に、これらを「T01」に統一することによっても同じ効果を達成することができる。
この場合には、例えば、図4に示されるように、ユーザが操作部4から所望する桁数Nを指定する(ステップS11)。例えば、上記例では、N=2が入力される。
そして、特定コードの抽出(ステップS1)および特定コードの分離(ステップS2)が行われた後に、分離された数字の文字列の桁数がNよりも大きいか否かが判定される(ステップS12)。
そして、特定コードの抽出(ステップS1)および特定コードの分離(ステップS2)が行われた後に、分離された数字の文字列の桁数がNよりも大きいか否かが判定される(ステップS12)。
ステップS12においては、数字の文字列が「001」である場合に桁数がNよりも大きいと判定される。桁数がNよりも大きい場合には、最上位の桁の文字列が「0」であるか否かが判定され(ステップS13)、「0」である場合には最上位桁の文字列が削除される(ステップS14)。例えば、文字列「001」は文字列「01」になり、ステップS12からの工程が繰り返される。
ステップS13において、最上位の桁の文字列が「0」ではない場合には、ステップS15に進行する。
ステップS14において最上位桁が削除された後のステップS12においては、数字の文字列が「01」であるため、桁数がNに等しく、ステップS15に進行する。
ステップS15においては、数字の文字列の桁数がNよりも小さいか否かが判定される。上記の場合には、数字の文字列が「01」であるため、桁数がNに等しく、ステップS5に進行する。
ステップS14において最上位桁が削除された後のステップS12においては、数字の文字列が「01」であるため、桁数がNに等しく、ステップS15に進行する。
ステップS15においては、数字の文字列の桁数がNよりも小さいか否かが判定される。上記の場合には、数字の文字列が「01」であるため、桁数がNに等しく、ステップS5に進行する。
一方、抽出された特定コードが、「T1」である場合には、ステップS12の条件を満たさず、ステップS15において、桁数がNよりも小さいと判定される。桁数がNよりも小さい場合には、最上位桁に「0」が追加される(ステップS16)。例えば、文字列「1」は文字列「01」になり、ステップS15からの工程が繰り返される。
ステップS16において最上位桁に「0」が追加された後のステップS15においては、数字の文字列が「01」であるため、桁数がNに等しく、ステップS5に進行する。
ステップS16において最上位桁に「0」が追加された後のステップS15においては、数字の文字列が「01」であるため、桁数がNに等しく、ステップS5に進行する。
このように、図4のフローチャートによれば、桁数が異なる同じ意味の特定コードが混在する場合に、これらの特定コードの数字の桁数を指定された桁数に統一することができる。これによっても、ユーザが、NCプログラム内の特定コードを一括変換したときに、変換漏れの発生を確実に防止することができるという利点がある。
なお、ステップS13において、最上位桁が「0」であるか否かを判定するのは、指定された桁数よりも大きな桁数の数字を含む特定コードが存在する場合に、これを書き換えてしまわないようにするためである。例えば、特定コード「T123」が存在する場合に、ステップS13の判定を設けることにより、これが書き換えられてしまうことを防止できる。
また、図4のフローチャートにおいて、指定桁数Nを「1」に設定することにより、図2および図3のフローチャートと同様に、特定コードを最小桁数に揃えることもできる。
1 数値制御装置
Claims (2)
- NCプログラムコードの桁数を指定し、
読み込まれたNCプログラムからNCプログラムコードを抽出し、
抽出されたNCプログラムコードのアルファベット1文字に続く数字の桁数が指定された桁数よりも小さい場合には、前記数字の最上位に「0」を付加し、抽出されたNCプログラムコードの前記数字の桁数が指定された桁数よりも大きい場合には、前記数字の上位に存在する「0」を削除することにより新たなNCプログラムコードを生成し、元のNCプログラムコードと置き換える数値制御装置。 - 指定された桁数が、「最小桁数」である場合に、
抽出されたNCプログラムコードの前記数字の上位に存在する全ての「0」を削除する請求項1に記載の数値制御装置。
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