JP7468771B2 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7468771B2
JP7468771B2 JP2023500566A JP2023500566A JP7468771B2 JP 7468771 B2 JP7468771 B2 JP 7468771B2 JP 2023500566 A JP2023500566 A JP 2023500566A JP 2023500566 A JP2023500566 A JP 2023500566A JP 7468771 B2 JP7468771 B2 JP 7468771B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
subject
smile
image
content
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2023500566A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2022176342A5 (ja
JPWO2022176342A1 (ja
Inventor
秀典 北方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Publication of JPWO2022176342A1 publication Critical patent/JPWO2022176342A1/ja
Publication of JPWO2022176342A5 publication Critical patent/JPWO2022176342A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7468771B2 publication Critical patent/JP7468771B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Information and communication technology [ICT] specially adapted for implementation of business processes of specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/10Services

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Economics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Collating Specific Patterns (AREA)

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体に関し、特にイベント会場の運営を支援するための情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体に関する。
イベント会場が提供するイベントコンテンツ(以下、コンテンツと呼ぶ)に対する、来場者の満足度を高めるために、様々なアプリケーションが提案されている。例えば特許文献1には、遊園地等に設置されたアトラクションを体験中の来場者の静止画から笑顔度を評価し、笑顔度が最も高い静止画を販促用の画像として選択する画像選択装置が開示されている。また特許文献2には、空間の出入り時の顔画像からハピネス度を算出し、ハピネス度の差分に基づいて空間に対する評価値を算出する情報処理システムが開示されている。
特開2019-071553号公報 国際公開第2017/022306号
ここで、コンテンツの満足度を向上させるためには、まず現状のコンテンツの満足度を詳細に分析することが有効である。しかし上述の特許文献1には、アトラクションの満足度を分析することについて記載されていない。また、コンテンツの満足度の詳細分析としては、来場者の特性ごとにコンテンツの満足度を分析することが挙げられる。しかし上述の特許文献2には、来場者の特性ごとに空間の評価値を分析することについて記載されていない。尚、このような詳細分析をするためには、来場者に関連する情報を多数収集することが求められるが、上述のいずれの特許文献にも、来場者に関連する情報を容易に取得する取り組みについては、開示されていない。
本開示の目的は、上述した課題に鑑み、イベント会場におけるコンテンツの満足度を好適に分析する情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体を提供することにある。
本開示の一態様にかかる情報処理装置は、
利用登録要求を取得した場合、対象者の属性情報を、前記対象者の生体情報に対応付けて登録する登録手段と、
所定コンテンツと関連付けられる所定地点において対象者を撮影した撮影画像を取得した場合、前記撮影画像を用いて生体認証を行わせる認証制御手段と、
前記生体認証が成功した場合、前記撮影画像から算出した前記対象者の笑顔度を、前記対象者の属性情報及び撮影地点に関連付けられるコンテンツに関するコンテンツ情報に対応付けて記録する記録制御手段と、
前記生体認証が成功した対象者が使用する情報端末に、該対象者の笑顔度に応じた情報を出力する出力手段と、
対象者の属性情報及びコンテンツ情報に基づいて笑顔度を集約し、集約した前記笑顔度に基づいてコンテンツの満足度を評価する評価手段と
を備える。
本開示の一態様にかかる情報処理システムは、
対象者を撮影した撮影画像を生成する情報端末と、
前記情報端末と通信可能に接続される情報処理装置と
を備える。
前記情報処理装置は、
利用登録を受け付けた場合、対象者の属性情報を、前記対象者の生体情報に対応付けて登録する登録手段と、
所定コンテンツと関連付けられる所定地点において対象者を撮影した撮影画像を前記情報端末から取得した場合、前記撮影画像を用いて生体認証を行わせる認証制御手段と、
前記生体認証が成功した場合、前記撮影画像から算出した前記対象者の笑顔度を、前記対象者の属性情報及び撮影地点に関連付けられるコンテンツに関するコンテンツ情報に対応付けて記録する記録制御手段と、
前記生体認証が成功した対象者が使用する情報端末に、該対象者の笑顔度に応じた情報を出力する出力手段と、
対象者の属性情報及びコンテンツ情報に基づいて笑顔度を集約し、集約した前記笑顔度に基づいてコンテンツの満足度を評価する評価手段と
を有する。
本開示の一態様にかかる情報処理方法は、
利用登録要求を取得した場合、対象者の属性情報を、前記対象者の生体情報に対応付けて登録し、
所定コンテンツと関連付けられる所定地点において対象者を撮影した撮影画像を取得した場合、前記撮影画像を用いて生体認証を行わせ、
前記生体認証が成功した場合、前記撮影画像から算出した前記対象者の笑顔度を、前記対象者の属性情報及び撮影地点に関連付けられるコンテンツに関するコンテンツ情報に対応付けて記録し、
前記生体認証が成功した対象者が使用する情報端末に、該対象者の笑顔度に応じた情報を出力し、
対象者の属性情報及びコンテンツ情報に基づいて笑顔度を集約し、集約した前記笑顔度に基づいてコンテンツの満足度を評価する。
本開示の一態様にかかる非一時的なコンピュータ可読媒体は、コンピュータに、
利用登録要求を取得した場合、対象者の属性情報を、前記対象者の生体情報に対応付けて登録する登録処理と、
所定コンテンツと関連付けられる所定地点において対象者を撮影した撮影画像を取得した場合、前記撮影画像を用いて生体認証を行わせる認証制御処理と、
前記生体認証が成功した場合、前記撮影画像から算出した前記対象者の笑顔度を、前記対象者の属性情報及び撮影地点に関連付けられるコンテンツに関するコンテンツ情報に対応付けて記録する記録制御処理と、
前記生体認証が成功した対象者が使用する情報端末に、該対象者の笑顔度に応じた情報を出力する出力処理と、
対象者の属性情報及びコンテンツ情報に基づいて笑顔度を集約し、集約した前記笑顔度に基づいてコンテンツの満足度を評価する評価処理と
を実行させるプログラムが格納される。
本開示により、イベント会場におけるコンテンツの満足度を好適に分析する情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体を提供できる。
実施形態1にかかる情報処理装置の構成を示すブロック図である。 実施形態1にかかる情報処理方法の流れを示す図である。 実施形態2にかかる情報処理システムの全体構成を示すブロック図である。 実施形態2にかかる認証装置の構成を示すブロック図である。 実施形態2にかかる顔情報登録処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態2にかかる顔認証処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態2にかかる顔認証端末の構成を示すブロック図である。 実施形態2にかかるユーザ端末の構成を示すブロック図である。 実施形態2にかかる情報処理装置の構成を示すブロック図である。 実施形態2にかかる集約情報のデータ構造の一例を示す図である。 実施形態2にかかる利用登録処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態2にかかる画像出力処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態2にかかる評価処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態2にかかる利用登録処理の流れを示すシーケンス図である。 実施形態2にかかる画像出力処理の流れを示すシーケンス図である。 実施形態2にかかる画像出力処理の流れを示すシーケンス図である。 実施形態2にかかる合成画像の一例を示す図である。 実施形態2にかかる端末画面の一例を示す図である。 実施形態2にかかる端末画面の一例を示す図である。 実施形態2にかかる全体合成画像の一例を示す図である。
以下では、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
<実施形態1>
まず、本開示の実施形態1について説明する。図1は、実施形態1にかかる情報処理装置10の構成を示すブロック図である。情報処理装置10は、イベント会場で提供されるコンテンツの満足度を分析する情報処理装置である。ここで、情報処理装置10は、ネットワーク(不図示)に接続される。ネットワークは、有線であっても無線であってもよい。また、当該ネットワークには、イベント会場の来場者である対象者を撮影し、撮影画像を生成する情報端末(不図示)と接続されている。つまり、情報処理装置10は、ネットワークを介して情報端末と通信可能に接続される。ここで、情報端末は、所定コンテンツと関連付けられる所定地点に設置される。撮影画像は、少なくとも対象者の顔領域を含む。情報端末は、顔認証端末、カメラ付きのデジタルサイネージ等であって良い。
情報処理装置10は、登録部11と、認証制御部12と、記録制御部14と、出力部16と、評価部17とを備える。
登録部11は、登録手段とも呼ばれる。登録部11は、対象者の利用登録要求を取得した場合、その対象者の属性情報を、その対象者の生体情報に対応付けて登録する。ここで、対象者の属性情報は、対象者に関連する情報である。例えば対象者の属性情報は、対象者の年齢、性別、職業、家族構成、趣味、同伴者情報、及び来場手段のうち少なくとも1つを含んでよい。同伴者情報は、同伴者の有無や、同伴者がいる場合は、対象者及び同伴者を含む集団の属性(集団属性)を示す。一例として、集団属性は、家族(親子連れ)、カップル、又は友人等である。尚、同伴者情報は、同伴者の識別情報(ID)を含んでもよい。来場手段は、自動車又は電車等である。生体情報は、顔、指紋、虹彩若しくは静脈の特徴情報、又はその他の生体情報である。
認証制御部12は、認証制御手段とも呼ばれる。認証制御部12は、上述の所定地点において対象者を撮影した撮影画像を、上述の情報端末から取得した場合、その撮影画像を用いて生体認証を行わせる。
記録制御部14は、記録制御手段とも呼ばれる。記録制御部14は、生体認証が成功した場合、対象者の笑顔度を、対象者の属性情報及び撮影地点に関連付けられるコンテンツに関するコンテンツ情報に対応付けて記録する。尚、笑顔度は、撮影画像から算出される。
出力部16は、出力手段とも呼ばれる。出力部16は、生体認証が成功した対象者が使用する情報端末に、その対象者の笑顔度に応じた情報を出力する。対象者が使用する情報端末は、上述の所定地点に設置され、対象者を撮影した情報端末であってもよいし、対象者が所有する対象者端末であってもよい。
評価部17は、評価手段とも呼ばれる。評価部17は、対象者の属性情報及びコンテンツ情報に基づいて笑顔度を集約する。そして評価部17は、集約した笑顔度に基づいてコンテンツの満足度を評価する。
図2は、実施形態1にかかる情報処理方法の流れを示す図である。まず、登録部11は、対象者からサービスの利用登録を受け付ける(S10)。そして、登録部11は、対象者の属性情報を、その対象者の生体情報に対応付けて登録する(S11)。続いて、認証制御部12は、所定地点において情報端末が対象者を撮影した撮影画像を、上記情報端末から取得する(S12)。そして、認証制御部12は、撮影画像を用いて生体認証を行わせ(S13)、生体認証に失敗すれば(S14でNo)、処理を終了する。一方、生体認証に成功すれば(S14でYes)、記録制御部14は、撮影画像から算出される対象者の笑顔度を、対象者の属性情報及び撮影地点に関連付けられるコンテンツのコンテンツ情報に対応付けて記録する(S15)。続いて出力部16は、笑顔度に応じた情報を取得し、対象者が使用する情報端末に出力する(S16)。そして、評価部17は、笑顔度を、対応付けられたコンテンツ情報及び対象者の属性情報に基づいて集約し、集約した笑顔度に基づいて、コンテンツの満足度を評価する(S17)。そして評価部17は、処理を終了する。
このように、実施形態1にかかる情報処理装置10は、対象者の属性情報に基づいて笑顔度を集約し、コンテンツの満足度の詳細分析を行う。したがってイベント会場の運営者がコンテンツの満足度を向上させる措置をとることが容易となる。また、対象者に対しては、特典として笑顔度に応じた情報を取得できるため、自己の属性情報の提供や利用許諾のインセンティブが働きやすい。これにより、情報処理装置10は、対象者の属性情報を容易に取得でき、詳細分析が容易となる。したがって、イベント会場におけるコンテンツの満足度をさらに好適に分析できる。
尚、情報処理装置10は、図示しない構成としてプロセッサ、メモリ及び記憶装置を備えるものである。また、当該記憶装置には、本実施形態にかかる情報処理方法の処理が実装されたコンピュータプログラムが記憶されている。そして、当該プロセッサは、記憶装置からコンピュータプログラムを前記メモリへ読み込ませ、当該コンピュータプログラムを実行する。これにより、前記プロセッサは、登録部11、認証制御部12、記録制御部14、出力部16及び評価部17の機能を実現する。
または、登録部11、認証制御部12、記録制御部14、出力部16及び評価部17は、それぞれが専用のハードウェアで実現されていてもよい。また、各装置の各構成要素の一部又は全部は、汎用または専用の回路(circuitry)、プロセッサ等やこれらの組合せによって実現されもよい。これらは、単一のチップによって構成されてもよいし、バスを介して接続される複数のチップによって構成されてもよい。各装置の各構成要素の一部又は全部は、上述した回路等とプログラムとの組合せによって実現されてもよい。また、プロセッサとして、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(field-programmable gate array)等を用いることができる。
また、情報処理装置10の各構成要素の一部又は全部が複数の情報処理装置や回路等により実現される場合には、複数の情報処理装置や回路等は、集中配置されてもよいし、分散配置されてもよい。例えば、情報処理装置や回路等は、クライアントサーバシステム、クラウドコンピューティングシステム等、各々が通信ネットワークを介して接続される形態として実現されてもよい。また、情報処理装置10の機能がSaaS(Software as a Service)形式で提供されてもよい。
<実施形態2>
次に、本開示の実施形態2について説明する。図3は、実施形態2にかかる情報処理システム1000の全体構成を示すブロック図である。情報処理システム1000は、イベント会場において、来場者である対象者(ユーザU)に対してサービスを提供するとともに、ユーザUの撮影画像を収集し、イベント会場で提供される各コンテンツの満足度を分析するコンピュータシステムである。イベント会場は、動物園又は遊園地である。例えばイベント会場が動物園である場合、コンテンツは、各動物を見学することや動物自体を指してよい。例えばイベント会場が遊園地である場合、コンテンツは各アトラクションを体験することやアトラクション自体を指してよい。また上述のサービスは、ユーザUの撮影画像に応じた特典情報を、ユーザUに提供するものである。
情報処理システム1000は、認証装置100、情報処理装置200、画像保存サーバ300、顔認証端末400-1~400-n(nは2以上の自然数。)、ユーザ端末500を備える。認証装置100、情報処理装置200、画像保存サーバ300、顔認証端末400-1~400-n及びユーザ端末500のそれぞれは、ネットワークNを介して接続されている。ここで、ネットワークNは、有線又は無線の通信回線である。
また、顔認証端末400-1、400-2、400-3、・・・400-nのそれぞれは、地点A1、A2、A3、・・・Anに設置されている。ここで、地点A1~Anは、あるイベント会場Aにおける異なるスポットであるとする。例えば地点A1は、動物園の入り口であり、地点A2~Anは、動物の見学スポットであってよい。尚、地点A2~Anにおいては、顔認証端末400が、ユーザUと、関連するコンテンツに特有の風景又は動物等とを一緒に撮影できるように、構成されていてよい。以下では、顔認証端末400-1、400-2、400-3、・・・400-nを区別せずに言及する場合、単に顔認証端末400と呼ぶことがある。
ユーザUは、地点A1においてサービスの利用登録をし、自身の顔情報を登録する。利用登録では、ユーザUの属性情報が登録される。尚、利用登録及び顔情報の登録は、ユーザUが希望する任意の顔認証端末400又はユーザ端末500で行ってよい。そしてユーザUは、1又は複数の地点を訪問する。各地点A1~Anにおいて、顔認証端末400は、訪問したユーザUを撮影する。撮影画像を用いた顔認証が成功した場合、ユーザUは、笑顔度に応じた情報を所定の態様で取得できる。笑顔度は、顔認証に成功した撮影画像に基づいて生成される。以下では、笑顔度に応じた情報は、笑顔度に応じた画像であるとして説明する。笑顔度に応じた画像は、撮影画像にユーザUの笑顔度を重畳した合成画像であってよい。また、笑顔度に応じた画像は、ユーザUが満足している様子や楽しそうな様子で写っている撮影画像に対応していてよい。例えば、笑顔度に応じた画像は、ユーザUの笑顔度が所定値以上の撮影画像であってもよいし、ユーザUの笑顔度が所定値以上の撮影画像に、ユーザUの笑顔度を重畳した合成画像であってもよい。尚、笑顔度に応じた情報は、上述の画像に加えて又は代えて、コンテンツに関連する情報、例えば販促情報であってもよい。この場合、上記コンテンツは、笑顔度が所定値以上の撮影画像の撮影地点に関連するコンテンツであってよい。
ここで、認証装置100は、複数の人物の顔特徴情報を記憶する情報処理装置である。また、認証装置100は、外部から受信した顔認証要求に応じて、当該要求に含まれる顔画像又は顔特徴情報について、各ユーザの顔特徴情報と照合を行い、照合結果(認証結果)を要求元へ返信する。
図4は、実施形態2にかかる認証装置100の構成を示すブロック図である。認証装置100は、顔情報DB(DataBase)110と、顔検出部120と、特徴点抽出部130と、登録部140と、認証部150とを備える。顔情報DB110は、ユーザID111と当該ユーザIDの顔特徴情報112とを対応付けて記憶する。顔特徴情報112は、顔画像から抽出された特徴点の集合である。尚、認証装置100は、顔特徴情報112の登録ユーザからの要望に応じて、顔特徴DB110内の顔特徴情報112を削除してもよい。または、認証装置100は、顔特徴情報112の登録から一定期間経過後に削除してもよい。
顔検出部120は、顔情報を登録するための登録画像に含まれる顔領域を検出し、特徴点抽出部130に出力する。特徴点抽出部130は、顔検出部120が検出した顔領域から特徴点を抽出し、登録部140に顔特徴情報を出力する。また、特徴点抽出部130は、情報処理装置200から受信した顔画像に含まれる特徴点を抽出し、認証部150に顔特徴情報を出力する。
登録部140は、顔特徴情報の登録に際して、ユーザID111を新規に発行する。登録部140は、発行したユーザID111と、登録画像から抽出した顔特徴情報112とを対応付けて顔情報DB110へ登録する。認証部150は、顔特徴情報112を用いた顔認証を行う。具体的には、認証部150は、顔画像から抽出された顔特徴情報と、顔情報DB110内の顔特徴情報112との照合を行う。認証部150は、顔特徴情報の一致の有無を情報処理装置200に返信する。顔特徴情報の一致の有無は、認証の成否に対応する。尚、顔特徴情報が一致する(一致有)とは、一致度が所定値以上である場合をいうものとする。
図5は、実施形態2にかかる顔情報登録処理の流れを示すフローチャートである。まず、認証装置100は、顔情報登録要求に含まれる登録画像を取得する(S21)。例えば、認証装置100は、顔情報登録要求を、顔認証端末400又はユーザ端末500等からネットワークNを介して受け付ける。尚、顔情報登録要求元は、これに限らず、顔認証端末400又はユーザ端末500から利用登録要求を受けた情報処理装置200であってもよい。次に、顔検出部120は、登録画像に含まれる顔領域を検出する(S22)。次に、特徴点抽出部130は、ステップS22で検出した顔領域から特徴点を抽出し、登録部140に顔特徴情報を出力する(S23)。最後に、登録部140は、ユーザID111を発行し、当該ユーザID111と顔特徴情報112とを対応付けて顔情報DB110に登録する(S24)。なお、認証装置100は、顔情報登録要求元から顔特徴情報112を受信し、ユーザID111と対応付けて顔情報DB110に登録してもよい。
図6は、実施形態2にかかる認証装置100による顔認証処理の流れを示すフローチャートである。まず、特徴点抽出部130は、認証用の顔特徴情報を取得する(S31)。例えば、認証装置100は、情報処理装置200からネットワークNを介して顔認証要求を受信し、顔認証要求に含まれる顔画像からステップS21からS23のように顔特徴情報を抽出する。または、認証装置100は、情報処理装置200から顔特徴情報を受信してもよい。次に、認証部150は、取得した顔特徴情報を、顔情報DB110の顔特徴情報112と照合する(S32)。顔特徴情報が一致した場合、つまり、顔特徴情報の一致度が所定値以上である場合(S33でYes)、認証部150は、顔特徴情報が一致したユーザのユーザID111を特定し(S34)、顔認証に成功した旨と特定したユーザID111とを情報処理装置200に返信する(S35)。一致する顔特徴情報が存在しない場合(S33でNo)、認証部150は、顔認証に失敗した旨を情報処理装置200に返信する(S36)。
尚、ステップS32において、認証部150は、顔情報DB110内の全ての顔特徴情報112との照合を試みる必要はない。例えば、認証部150は、顔認証要求を受け付けた当日から数日前までの期間に登録が行われた顔特徴情報と優先的に照合を試みるとよい。これにより、照合速度が向上し得る。また、上記優先的な照合に失敗した場合、残り全ての顔特徴情報と照合を行うようにするとよい。
図3に戻り説明を続ける。顔認証端末400-1、400-2、・・・400-nのそれぞれは、カメラと表示装置を含む情報端末である。
顔認証端末400は、ユーザUの利用登録要求を、ネットワークNを介して情報処理装置200に送信する。また顔認証端末400は、利用登録時にユーザUの顔認証に用いる登録画像を撮影する。顔認証端末400は、登録画像を含めた顔情報登録要求をネットワークNを介して認証装置100へ送信する。顔認証端末400は、登録画像を含めた顔情報登録要求を、情報処理装置200を介して認証装置100に送信してもよい。尚、ユーザUは、ユーザ端末500を用いて利用登録や顔情報登録を行っても良い。
顔認証端末400は、ユーザUの顔認証に用いる認証用の顔画像を撮影する。例えば、顔認証端末400は、設置された各地点においてユーザUを撮影した撮影画像を認証用の画像とする。顔認証端末400は、認証用の画像を含めた顔認証要求をネットワークNを介して情報処理装置200へ送信する。このとき、顔認証端末400は、自身が設置された地点を識別する地点IDを顔認証要求に含めてよい。また、顔認証端末400は、撮影時刻を顔認証要求に含めてもよい。また、顔認証端末400は、情報処理装置200からネットワークNを介して顔認証結果及び笑顔度の情報を受信し、必要に応じてこれらの情報を画面に表示する。また顔認証端末400は、ユーザUから撮影の終了を希望する旨を示す撮影終了情報の入力を受け付けた場合、撮影終了情報を含む撮影終了要求を、情報処理装置200へ送信する。
次に、顔認証端末400について詳細に説明する。図7は、実施形態2にかかる顔認証端末400の構成を示すブロック図である。顔認証端末400は、カメラ410と、記憶部420と、通信部430と、表示部440と、制御部450と、入力部460とを備える。
カメラ410は、制御部450の制御に応じて撮影を行う撮影装置である。記憶部420は、顔認証端末400の各機能を実現するためのプログラムが格納される記憶装置である。通信部430は、ネットワークNとの通信インタフェースである。表示部440は、表示装置である。入力部460は、ユーザUからの入力を受け付ける入力装置である。表示部440及び入力部460は、一体的に構成されていてもよい。一例として、表示部440及び入力部460は、タッチパネルである。制御部450は、顔認証端末400が有するハードウェアの制御を行う。制御部450は、撮影制御部451と、登録部452と、認証制御部453と、表示制御部454とを備える。尚、認証制御部453は、地点A1に設置された顔認証端末400-1において必須ではない。また、登録部452は、地点A2からAnに設置された顔認証端末400-2~400-nにおいて必須ではない。
撮影制御部451は、カメラ410を制御し、ユーザUの登録画像又は認証用画像を撮影する。登録画像及び認証用画像は、少なくとも当該ユーザの顔領域を含む画像である。尚、地点A2等における撮影画像(認証用画像)は、背景に当該地点に特有の風景や動物等を含んでもよい。撮影制御部451は、登録画像を登録部452へ出力する。また、撮影制御部451は、認証用画像を認証制御部453へ出力する。
登録部452は、登録画像を含む顔情報登録要求をネットワークNを介して認証装置100へ送信する。尚、登録部452は、上記顔情報登録要求をネットワークNを介して情報処理装置200へ送信してもよい。また、登録部452は、利用登録要求をネットワークNを介して情報処理装置200に送信する。尚、登録部452は、利用登録時に、入力部460で受け付けたユーザ属性情報を、ネットワークNを介して情報処理装置200に送信してよい。ユーザ属性情報は、利用登録要求に含まれていてもよい。認証制御部453は、認証用画像を含む顔認証要求をネットワークNを介して情報処理装置200へ送信し、顔認証結果を受信し、表示制御部454へ出力する。また、認証制御部453は、撮影終了情報の入力画面を表示制御部454へ出力し、ユーザUに入力を促す。認証制御部453は、ユーザUから撮影終了情報を受け付けたことに応じて、撮影終了要求を、情報処理装置200へ送信する。
表示制御部454は、顔認証結果及び笑顔度に応じた表示内容を表示部440へ表示する。
図3に戻り、説明を続ける。ユーザ端末500は、ユーザUが所持する情報端末である。ユーザ端末500は、例えば、携帯電話端末、スマートフォン、タブレット端末、カメラを搭載又は接続したPC(Personal Computer)等である。ユーザ端末500は、ユーザUのユーザID又は顔特徴情報と対応付けられている。つまり、ユーザ端末500は、情報処理装置200においてユーザID又は顔特徴情報により特定可能な表示端末である。例えば、ユーザ端末500は、ユーザUが自身のユーザIDによりログイン済みの端末である。
ユーザ端末500は、サービスの利用登録要求を、ネットワークNを介して情報処理装置200に送信する。またユーザ端末500は、ユーザUの顔認証に用いる登録画像を認証装置100に送信し、顔情報登録要求を行う。なお、ユーザ端末500は、登録画像から抽出された顔特徴情報を認証装置100に送信し、顔情報登録要求を行ってもよい。ユーザ端末500は、登録画像や顔特徴情報を、情報処理装置200を介して認証装置100に送信してもよい。また、ユーザ端末500は、ネットワークNを介して情報処理装置200から笑顔度に応じた画像を取得する。
次に、ユーザ端末500について詳細に説明する。図8は、本実施形態2にかかるユーザ端末500の構成を示すブロック図である。ユーザ端末500は、カメラ510と、記憶部520と、通信部530と、表示部540と、制御部550と、入力部560とを備える。
カメラ510は、制御部550の制御に応じて撮影を行う撮影装置である。記憶部520は、ユーザ端末500の各機能を実現するためのプログラムが格納される記憶装置である。通信部530は、ネットワークNとの通信インタフェースである。表示部540は、表示装置である。入力部560は、入力を受け付ける入力装置である。表示部540及び入力部560は、一体的に構成されていてもよい。一例として、表示部540及び入力部560は、タッチパネルである。制御部550は、ユーザ端末500が有するハードウェアの制御を行う。制御部550は、撮影制御部551と、登録部552と、取得部553と、表示制御部554とを備える。
撮影制御部551は、カメラ510を制御し、ユーザUの登録画像を撮影する。撮影制御部551は、登録画像を登録部552へ出力する。
登録部552は、登録画像を含む顔情報登録要求をネットワークNを介して認証装置100へ送信する。尚、登録部552は、上記顔情報登録要求をネットワークNを介して情報処理装置200へ送信してもよい。また、登録部552は、サービスの利用登録要求をネットワークNを介して情報処理装置200に送信する。尚、登録部552は、利用登録時に、入力部560で受け付けたユーザ属性情報を、ネットワークNを介して情報処理装置200に送信してよい。ユーザ属性情報は、利用登録要求に含まれていてもよい。取得部553は、ネットワークNを介して情報処理装置200から、笑顔度に応じた画像を取得する。また、取得部553は、笑顔度に応じた画像を表示制御部554に出力する。表示制御部554は、笑顔度に応じた画像を表示部540に表示する。
図3に戻り説明を続ける。情報処理装置200は、ユーザUの地点A1等における撮影画像を用いて、ユーザUに笑顔度に応じた画像を提供するとともに、収集した情報を用いてコンテンツの満足度を分析する情報処理装置である。情報処理装置200は、複数台のサーバに冗長化されてもよく、各機能ブロックが複数台のコンピュータで実現されてもよい。
画像保存サーバ300は、情報処理装置200により生成された、笑顔度に応じた画像を保存するための1台以上のファイルサーバである。尚、画像保存サーバ300は、認証用の撮影画像を保存してもよい。画像保存サーバ300は、画像取得要求を受信したことに応じて、要求元に対して、笑顔度に応じた画像や撮影画像を提供する。
次に、情報処理装置200について詳細に説明する。図9は、実施形態2にかかる情報処理装置200の構成を示すブロック図である。情報処理装置200は、記憶部210と、メモリ220と、通信部230と、制御部240とを備える。記憶部210は、ハードディスク、フラッシュメモリ等の記憶装置である。記憶部210は、プログラム211と、ユーザ情報212と、履歴情報213と、コンテンツ情報214と、集約情報215とを記憶する。プログラム211は、本実施形態2にかかる情報処理方法の処理が実装されたコンピュータプログラムである。
ユーザ情報212は、ユーザに関連する基本情報である。すなわち、ユーザ情報212は、ユーザの属性情報等である。具体的には、ユーザ情報212は、ユーザID2121と、ユーザ属性情報2122とを対応付けた情報である。ユーザID2121は、ユーザUを識別する情報であり、認証装置100において顔情報が登録された場合に通知されるユーザIDである。ユーザ属性情報2122は、ユーザUの属性情報を示し、実施形態1にかかる「対象者の属性情報」に相当する。
履歴情報213は、各地点における顔認証端末400を利用したユーザUの撮影履歴である。具体的には、履歴情報213は、ユーザID2131と、地点ID2132と、日時2133と、笑顔度2134と、アクセス情報2135とを対応付けた情報である。ユーザID2131は、ユーザUを識別する情報であり、顔認証に成功した場合に顔認証結果に含まれるユーザIDである。地点ID2132は、顔認証用の撮影画像を撮影した顔認証端末400が設置された地点を識別する情報である。日時2133は、顔認証用の撮影画像が撮影された日時又は顔認証が行われた日時である。笑顔度2134は、顔認証用の撮影画像に基づいて算出される笑顔度である。アクセス情報2135は、撮影画像又は撮影画像に基づいて生成された合成画像の保存先のアクセス情報である。アクセス情報は、例えば上記画像に対応したWEB情報へのリンク情報であり、具体的にはURL等である。
コンテンツ情報214は、地点ID2141と、コンテンツID2142と、コンテンツ属性情報2143とを対応付けた情報である。コンテンツID2142は、地点ID2141に関連付けられたコンテンツを識別する情報である。例えばコンテンツID2142は、地点ID2141から所定距離以内にコンテンツ提供場所が存在する場合、そのコンテンツのIDである。コンテンツ属性情報2143は、コンテンツID2142のコンテンツの属性情報である。例えばコンテンツ属性情報2143は、コンテンツの種別であってよい。コンテンツの種別の一例として、ライオン/パンダ、肉食動物/草食動物、又は屋内/屋外等であってよい。尚、コンテンツ属性情報2143は、地点ID2141を含んで構成されてもよい。
集約情報215は、ユーザUの属性情報及びコンテンツ属性情報に基づいて笑顔度を集約することで得られた情報である。図10は、実施形態2にかかる集約情報215のデータ構造の一例を示す図である。本図では、集約情報215は、ユーザ属性情報と、コンテンツ属性情報と、笑顔度と、コンテンツ満足度とを対応付けている。本図では、ユーザ属性情報として年齢層(幼児、中学生、…)と、コンテンツ属性として動物の種別(ライオン、パンダ、…)とが記録されている。
本図では、ユーザ属性情報及びコンテンツ属性情報の組み合わせ毎に、笑顔度が集約されている。そして、ユーザ属性情報及びコンテンツ属性情報の組み合わせ毎に、コンテンツ満足度が記録されている。コンテンツ満足度は、集約された笑顔度の統計値(例えば、平均値)であってよい。尚、集約情報215は、コンテンツ属性情報に代えて、コンテンツIDを含んでもよい。この場合、ユーザ属性情報及びコンテンツIDの組み合わせ毎に、笑顔度が集約され、ユーザ属性情報及びコンテンツIDの組み合わせ毎に、コンテンツ満足度が記録されてよい。本図から、ライオンよりパンダのほうが、幼児のコンテンツ満足度が高く、パンダよりライオンのほうが、中学生のコンテンツ満足度が高いことがわかる。
図9に戻り説明を続ける。メモリ220は、RAM(Random Access Memory)等の揮発性記憶装置であり、制御部240の動作時に一時的に情報を保持するための記憶領域である。通信部230は、ネットワークNとの通信インタフェースである。
制御部240は、情報処理装置200の各構成を制御するプロセッサつまり制御装置である。制御部240は、記憶部210からプログラム211をメモリ220へ読み込ませ、プログラム211を実行する。これにより、制御部240は、登録部241、認証制御部242、算出部243、記録制御部244、画像生成部245、出力部246及び評価部247の機能を実現する。
登録部241は、上述した登録部11の一例である。登録部241は、サービスの利用登録時に認証装置100によってユーザUの顔情報が登録され、ユーザIDが通知された場合、ユーザID2121及びユーザ属性情報2122を、記憶部210に登録する。これにより、ユーザUの属性情報は、ユーザIDを介して、認証装置100に格納される顔特徴情報112と対応付けられる。
ここでユーザ属性情報2122は、ユーザUが顔認証端末400やユーザ端末500に入力した入力データを、情報処理装置200がネットワークNを介して受信した情報であってよい。この場合、登録部241は、ユーザUから提供される情報を、ユーザUの属性情報としてユーザIDに関連付けて登録する。
またユーザ属性情報2122は、ユーザUからの入力データに基づいて、登録部241によって生成された情報であってもよい。例えば登録部241は、ユーザUからの入力データに、フライト時間や旅程を含むスケジュール情報が含まれている場合、来場手段を推定し、来場手段を含むユーザ属性情報2122を記憶部210に登録してよい。尚、登録部241は、ユーザUからの入力データに代えて、ユーザ端末500のスケジュールアプリから、上記スケジュール情報を取得してよい。これにより、ユーザUの入力の手間を省くことができる。
またユーザ属性情報2122は、ユーザUを撮影した撮像画像に基づいて、登録部241によって生成された情報であってもよい。上記撮影画像は、顔認証用又は顔登録用に撮影した撮影画像であってよい。例えば登録部241は、上記撮影画像からユーザUの年齢や性別を推定し、推定した情報に基づいてユーザ属性情報2122を生成してよい。また例えば登録部241は、上記撮影画像からユーザUとともに同伴者が検出された場合、同伴者情報を生成し、ユーザ属性情報2122に含めてよい。具体的には、登録部241は、撮影画像から複数の人物領域が検出された場合、ユーザUに同伴者がいると判定してよい。ここでユーザUの画像領域以外の人物領域がユーザUの同伴者の画像領域であるか否かについては、ユーザUの画像領域とその他の人物領域との間の距離や、両者のサイズから判定してよい。しかしこれに限らず、登録部241は、既存の手法を用いることができる。また、登録部241は、撮影画像からユーザU及び同伴者の関係性(集団属性)を推定し、集団属性を含む同伴者情報を生成してもよい。尚、撮影画像によりユーザUの各種属性情報を推定する場合、推定する主体は、登録部241に限らず、認証装置100であってもよい。この場合、登録部241は、認証装置100から、ユーザIDとともにユーザUの属性情報を受信する。このように、撮影画像からユーザUの属性情報を取得することで、ユーザUの入力の手間を省くことができる。
尚、サービスの利用登録要求を受信することは、ユーザUの属性情報を取得することの他、ユーザUの属性情報のデータ活用への許諾、すなわち利用許諾を意味してよい。
認証制御部242は、上述した認証制御部12の一例である。認証制御部242は、撮影画像に含まれるユーザUの顔領域に対する顔認証を制御する。つまり、認証制御部242は、各地点で撮影された各撮影画像に含まれるユーザUの顔領域に対する顔認証を制御する。すなわち、認証制御部242は、顔認証端末400から取得した撮影画像について、認証装置100に対して顔認証を行わせる。例えば、認証制御部242は、取得した撮影画像、地点ID及び撮影日時を含めた顔認証要求を、ネットワークNを介して認証装置100へ送信し、認証装置100から顔認証結果を受信する。尚、認証制御部242は、撮影画像からユーザUの顔領域を検出し、顔領域の画像を顔認証要求に含めてもよい。また、認証制御部242は、顔領域から顔特徴情報を抽出し、顔特徴情報を顔認証要求に含めてもよい。そして認証制御部242は、撮影画像を算出部243及び画像生成部245に供給し、顔認証結果を記録制御部244に供給する。
算出部243は、算出手段とも呼ばれる。算出部243は、撮影画像に含まれるユーザUの顔領域に基づいて、ユーザUの笑顔度を算出する。ここで、ユーザUの笑顔度を算出する具体例について説明する。一般に、笑顔になった場合、顔領域において口角が上がる、目尻が下がる、目が細くなる、口の周りにしわができる、等の特徴が現れる。このため算出部243は、ユーザUの顔領域において両目や口といった顔器官の特徴点を抽出し、抽出した各特徴点の座標に基づいて、笑顔度を算出してよい。また、算出部243は、学習済の識別器を用いて、笑顔度を算出してよい。識別器は、顔器官の特徴量を入力とし、所定の笑顔度以上であるか否かを出力するサポートベクターマシン(SVM)であってよい。また識別器は、撮影画像の顔領域を入力とし、笑顔度を出力する畳み込みニューラルネットワーク(CNN)であってもよい。尚、笑顔度を算出する手法については、上記に限らず、既存の手法が用いられてよい。
また算出部243は、撮影画像にユーザU及び同伴者の顔領域が含まれている場合、ユーザUの顔領域の笑顔度に加えて、同伴者の顔領域の笑顔度に基づいて、笑顔度を算出してもよい。例えば算出部243は、ユーザUの顔領域の笑顔度及び同伴者の顔領域の笑顔度の平均値を、笑顔度として算出してよい。
算出部243は、笑顔度の情報を、記録制御部244及び画像生成部245に供給する。
記録制御部244は、上述した記録制御部14の一例である。記録制御部244は、顔認証が成功した場合、顔認証結果に含まれるユーザID、地点ID及び日時と、算出部243が算出した笑顔度とを対応付けて、履歴情報213として記憶部210に記録する。記録制御部244は、これに加えて、撮影地点の位置情報を、履歴情報213に含めて記録してよい。
画像生成部245は、画像生成手段とも呼ばれる。画像生成部245は、笑顔度及び撮影画像を用いて、笑顔度に応じた画像を特定又は生成する。例えば画像生成部245は、撮影画像に、笑顔度を重畳した合成画像を、笑顔度に応じた画像として生成してよい。また画像生成部245は、笑顔度が所定値以上である場合、その撮影画像を、笑顔度に応じた画像として特定してよい。また画像生成部245は、笑顔度が所定値以上である場合、その撮影画像に笑顔度を重畳した合成画像を、笑顔度に応じた画像として生成してもよい。尚、画像生成部245は、上記生成又は特定した画像を、所定のテンプレートを用いて合成し、その合成画像を笑顔度に応じた画像としてもよい。所定のテンプレートは、撮影地点に関連付けられたコンテンツに関連するテンプレートであってよい。例えば、撮影地点がパンダと関連付けられている場合、テンプレートは、パンダの画像を含んでよい。画像生成部245は、笑顔度に応じた画像を画像保存サーバ300に保存し、保存先のアクセス情報を、履歴情報213として記憶部210に記録する。
出力部246は、上述した出力部16の一例である。出力部246は、所定の提供条件を満たした場合、笑顔度に応じた画像を、ユーザ端末500にネットワークNを介して出力する。所定の提供条件とは、撮影画像に基づく顔認証が成功した後、通信部230が顔認証端末400から撮影終了要求を受信したことであってよい。ここで、笑顔度に応じた画像は、画像保存サーバ300に蓄積されている。したがって、この場合、出力部246は、履歴情報213に含まれるユーザIDに対応するアクセス情報を用いて、画像保存サーバ300から笑顔度に応じた画像を取得し、ユーザ端末500に送信してよい。このとき取得した笑顔度に応じた画像は、異なる撮影日時の撮影画像に対応する複数の画像であってよい。これにより、ユーザUは、笑顔度に応じた画像が複数ある場合には、画像をまとめて取得できる。尚、所定の提供条件は、単に、撮影画像に基づく顔認証が成功したことであってもよい。この場合、出力部246は、撮影終了要求を受信していなくても、撮影画像に基づく顔認証が成功した場合は、笑顔度に応じた情報を、ユーザ端末500に送信する。
ここで出力部246は、ユーザUから提供される属性情報の情報量に応じて、ユーザ端末500に出力する、笑顔度に応じた情報を決定してよい。ユーザUから提供される属性情報は、ユーザUが入力した属性情報や、ユーザUが利用許諾した属性情報であってよい。例えば出力部246は、ユーザUから提供される属性情報の情報量に応じて、画像の出力枚数を決定してよい。これにより、属性情報の提供や利用許諾のインセンティブがさらに働きやすくなり、属性情報の取得がさらに容易となる。
評価部247は、上述した評価部17の一例である。評価部247は、ユーザ情報212、履歴情報213及びコンテンツ情報214を用いて、集約情報215を生成する。具体的には、評価部247は、履歴情報213の笑顔度に対応するユーザIDを用いて、ユーザ情報212のユーザ属性情報を取得する。また、評価部247は、履歴情報213の笑顔度に対応する地点IDを用いて、コンテンツ情報214のコンテンツ属性情報又はコンテンツIDを取得する。そして評価部247は、笑顔度と、ユーザ属性情報と、コンテンツ属性情報又はコンテンツIDとを対応付けて、集約情報215として記録する。そして評価部247は、ユーザ属性情報及びコンテンツ属性情報の組み合わせや、ユーザ属性情報及びコンテンツIDの組み合わせ毎に笑顔度を集約し、集約した笑顔度に基づいて、コンテンツ満足度を算出する。これにより、例えば、「中学生には、ライオンよりパンダの方が人気があり、草食動物よりも肉食動物のほうが人気がある」というように、ユーザ属性ごとに満足度の高いコンテンツIDやコンテンツ属性を把握することが可能となる。
尚、評価部247は、ユーザ属性情報及びコンテンツ情報に加えて又は代えて、撮影地点の位置情報、撮影時間帯、及び撮影地点の来訪順番のうち少なくとも1つに基づいて笑顔度を集約してもよい。ここで、撮影地点の位置情報は、コンテンツの位置情報を示し、撮影時間帯は、コンテンツを体験する時間帯を示し、撮影地点の来訪順番は、コンテンツを体験する順番を示している。そして評価部247は、各種パラメータに基づいて集約した笑顔度に基づいて、コンテンツの満足度を算出する。これにより、評価部247は、様々な評価軸からコンテンツの満足度を評価でき、詳細分析が可能となる。例えば、「パンダの見学スポットが動物園の入り口から近いほうが、遠い場合に比べて、高齢者層のコンテンツ全体の満足度が高い」といった分析が可能となる。
図11は、実施形態2にかかる利用登録処理の流れを示すフローチャートである。まず、登録部241は、ネットワークNを介して利用登録要求を受信する(S401)。ここでは、要求元は、顔認証端末400又はユーザ端末500のいずれかとする。尚、このとき登録部241は、利用登録要求に加えて撮影画像を受信した場合、ネットワークNを介して認証装置100に顔情報DB110への顔情報の登録を要求する。
続いて登録部241は、認証装置100からネットワークNを介してユーザIDを取得する(S402)。そして登録部241は、要求元の顔認証端末400又はユーザ端末500から、ネットワークNを介してユーザUの属性情報を取得する(S403)。尚、上述の通り、登録部241は、これに代えて、ユーザUの入力データ又は撮影画像に基づいてユーザUの属性情報を生成してもよい。そして登録部241は、ユーザUの属性情報を、ユーザ情報212のユーザ属性情報2122として、ユーザID2121に対応付けて登録する(S404)。そして登録部241は、処理を終了する。
図12は、実施形態2にかかる画像出力処理の流れを示すフローチャートである。まず、認証制御部242は、顔認証端末400からネットワークNを介して撮影画像を取得する(S411)。次に認証制御部242は、認証装置100に対してネットワークNを介して顔認証要求を送信する(S412)。このとき、認証制御部242は、ステップS411で取得した撮影画像、当該撮影画像から抽出した顔領域、又は、当該顔領域から抽出した顔特徴情報の少なくともいずれかを顔認証要求に含める。そして、認証制御部242は、認証装置100からネットワークNを介して顔認証結果を受信する(S413)。顔認証結果は、顔認証に成功した場合、その旨及びユーザIDを含み、顔認証に失敗した場合、その旨を含む。
認証制御部242は、顔認証に成功したか否かを判定する(S414)。顔認証に失敗したと判定した場合(S414でNo)、認証制御部242は、顔認証に失敗した旨を出力する(S415)。具体的には、認証制御部242は、ネットワークNを介して画像提供元の顔認証端末400に対して顔認証に失敗した旨を示すメッセージを送信する。そして認証制御部242は、処理を終了する。
一方、顔認証に成功したと判定した場合(S414でYes)、認証制御部242は、顔認証に成功したユーザIDを特定する(S416)。具体的には、認証制御部242は、顔認証結果に含まれるユーザIDを抽出する。このとき、認証制御部242は、顔認証に成功した旨を出力してよい。具体的には、認証制御部242は、ネットワークNを介して画像提供元の顔認証端末400に対して顔認証に成功した旨を示すメッセージを送信してよい。
次に、算出部243は、撮影画像に基づいて、笑顔度を算出する(S417)。続いて画像生成部245は、撮影画像及び笑顔度に基づいて、笑顔度に応じた画像を生成する(S418)。画像生成部245は、生成した、笑顔度に応じた画像を、ネットワークNを介して画像保存サーバ300に保存する(S419)。そして画像生成部245は、画像保存サーバ300から画像保存先のアクセス情報を取得する。続いて記録制御部244は、履歴情報213を登録する(S420)。具体的には、記録制御部244は、ユーザID、地点ID、日時、笑顔度、及びアクセス情報を対応付けて、履歴情報213として記憶部210に記録する。また、画像生成部245は、笑顔度に応じた画像を、ネットワークNを介して顔認証端末400に出力する(S421)。これにより、顔認証端末400は、笑顔度に応じた画像を表示部440に表示する。続いて、出力部246は、所定の提供条件を満たしたか否かを判定する(S422)。例えば出力部246は、通信部230が顔認証端末400から撮影終了要求を受信したか否かを判定することで、所定の提供条件を満たしたか否かを判定する。出力部246は、所定の提供条件を満たしていないと判定した場合は(S422でNo)、処理を終了する。一方、出力部246は、所定の提供条件を満たしたと判定した場合は(S422でYes)、画像保存サーバ300から、履歴情報213のアクセス情報を用いて、笑顔度に応じた画像を取得する(S423)。そして出力部246は、笑顔度に応じた画像を、ネットワークNを介してユーザ端末500に送信する(S424)。
尚、笑顔度に応じた画像は、出力部246が提供条件を満たしたと判定した後に生成されてもよい。この場合、具体的には、ステップS418は省略され、ステップS419に代えて、画像生成部245は、撮像画像を、ネットワークNを介して画像保存サーバ300に保存する。そして画像生成部245は、画像保存サーバ300から画像保存先のアクセス情報を取得する。ステップS421においては、画像生成部245は、笑顔度の情報のみを、ネットワークNを介して顔認証端末400に出力してよい。そしてステップS423に代えて、出力部246は、画像保存サーバ300から、履歴情報213のアクセス情報を用いて、ユーザUに対応する撮影画像を取得する。そして画像生成部245が、取得した撮影画像及び笑顔度に基づいて、笑顔度に応じた画像を生成する。ステップS424において、出力部246は、生成された笑顔度に応じた画像を、ネットワークNを介してユーザ端末500に送信する。
図13は、実施形態2にかかる評価処理の流れを示すフローチャートである。本評価処理は、定期的に実行されてもよいし、履歴情報213が更新される等、所定の実行条件を満たした場合に実行されてもよい。まず評価部247は、評価処理を開始するか否かを判定し(S431)、開始すると判定した場合(S431でYes)、ユーザ属性情報及びコンテンツ属性情報(又はコンテンツID)の組み合わせ毎に、笑顔度を集約し(S432)、集約情報215を記録する。評価部247は、集約した笑顔度に基づいて、コンテンツ満足度を算出する(S433)。そして評価部247は、算出したコンテンツ満足度を、ユーザ属性情報及びコンテンツ属性情報(又はコンテンツID)とともに所定の形式で外部に出力する(S434)。
図14は、実施形態2にかかる利用登録処理の流れの一例を示すシーケンス図である。まず地点A1において、顔認証端末400-1は、情報処理装置200にサービスの利用登録要求を送信する(S500)。また、顔認証端末400-1は、ユーザUを撮影し(S501)、撮影画像を含む顔情報登録要求を、ネットワークNを介して認証装置100へ送信する(S502)。そして、認証装置100は、受信した顔情報登録要求に含まれる撮影画像に基づいて、ユーザUの顔情報(顔特徴情報)を登録する(S503)。そして、認証装置100は、ユーザIDをネットワークNを介して情報処理装置200に通知する(S504)。また、顔認証端末400-1は、ユーザUの属性情報をネットワークNを介して情報処理装置200に送信する(S505)。情報処理装置200は、通知されたユーザIDと、ユーザUの属性情報とを対応付けてユーザ情報212に登録する(S506)。そしてユーザUは、地点A1から地点A2に移動する。
図15~16は、実施形態2にかかる画像出力処理の流れの一例を示すシーケンス図である。地点A2において、顔認証端末400-2は、利用登録が完了したユーザUを撮影し(S510)、撮影画像及び地点IDを、ネットワークNを介して情報処理装置200に送信する(S511)。情報処理装置200は、受信した顔認証要求に含まれる撮影画像内のユーザUの顔領域に対する顔認証要求を、ネットワークNを介して認証装置100へ送信する(S512)。そして、認証装置100は、受信した顔認証要求に含まれる撮影画像内のユーザUの顔領域について顔認証を行う(S513)。ここでは、顔認証に成功したものとする。認証装置100は、顔認証に成功した旨及びユーザIDを含めた顔認証結果を、ネットワークNを介して情報処理装置200へ送信する(S514)。
続いて情報処理装置200は、撮影画像から笑顔度を算出する(S515)。そして情報処理装置200は、撮影画像に笑顔度を重畳させた合成画像を生成する(S516)。情報処理装置200は、生成した合成画像を、画像保存サーバ300に保存する(S517)。そして情報処理装置200は、ユーザID、地点ID、日時、笑顔度及び保存先のアクセス情報を、履歴情報213として登録する(S518)。また情報処理装置200は、生成した合成画像を、ネットワークNを介して顔認証端末400-2に送信する(S519)。合成画像を受信した顔認証端末400-2は、合成画像を表示する(S520)。顔認証端末400-2は、撮影終了情報の入力画面を表示し、ユーザUからの入力を受け付ける。ここでは、顔認証端末400-2は、ユーザUから撮影終了情報の入力操作を受け付けず、例えばユーザUから終了を希望しない旨の続行情報の入力操作を受け付けたとする(S521)。顔認証端末400-2は、続行情報を含む続行要求を、ネットワークNを介して情報処理装置200に送信する(S522)。そしてユーザUは、地点A2から地点A3に移動する。
地点A3において、顔認証端末400-3は、ユーザUを撮影し(S530)、撮影画像及び地点IDを、ネットワークNを介して情報処理装置200に送信する(S531)。そしてステップS512~520と同様の処理が実行される。顔認証端末400-3は、撮影終了情報の入力画面を表示し、ユーザUからの入力を受け付ける。ここでは、顔認証端末400-3は、ユーザUから撮影終了情報の入力操作を受け付けたとする(S532)。顔認証端末400-3は、撮影終了情報を含む撮影終了要求を、ネットワークNを介して情報処理装置200に送信する(S533)。撮影終了要求を受信した情報処理装置200は、ユーザIDに対応するアクセス情報を用いて、画像保存サーバ300にアクセスし(S534)、合成画像を取得する(S535)。そして情報処理装置200は、取得した合成画像を、ユーザIDに対応するユーザ端末500に対して送信する(S536)。
図17は、実施形態2にかかる合成画像620の一例を示す図である。本図に示す合成画像620は、図15のステップS516において生成され、ステップS520において顔認証端末400により表示され、図16のステップS536において、ユーザ端末500により取得される合成画像である。合成画像620は、撮影画像に、笑顔度が重畳された画像である。合成画像620は、その背景に、撮影地点に関連付けられたコンテンツの特徴を表現した動物の画像領域を含んでいる。
このように実施形態2にかかる情報処理装置200は、ユーザ属性情報やその他のユーザUに関連する情報に基づいて笑顔度を集約し、コンテンツの満足度の詳細分析を行う。したがってイベント会場の運営者がコンテンツの満足度を向上させる措置をとることが用意となる。また、ユーザUに対しては、特典として笑顔度に応じた情報を取得できるため、自己の属性情報の提供や利用許諾のインセンティブが働きやすい。これにより、情報処理装置200は、属性情報を容易に取得でき、詳細分析が容易となる。したがって、イベント会場におけるコンテンツの満足度をさらに好適に分析できる。
尚、出力部246は、ユーザUが希望した場合にのみ、笑顔度に応じた画像をユーザ端末500に送信してよい。この場合、図16のステップS532において撮影終了情報の入力操作を受け付けた顔認証端末400は、笑顔度に応じた画像の取得を希望するか否かの入力を受け付ける入力画面を表示してよい。
図18は、実施形態2にかかる端末画面610の一例を示す図である。本図に示す端末画面610は、図16のステップS532が実行された後、表示される。端末画面610には、「この写真を送信しても良いですか」というメッセージとともに、ユーザUが表示された合成画像620の送信を希望するか否かの入力を受け付ける入力領域を含んでいる。そして顔認証端末400は、図16のステップS533に代えて、撮影終了要求とともに、取得希望可否を示す情報を、情報処理装置200に送信する。尚、本図に示す端末画面610は、図15のステップS520において表示されてもよい。この場合、情報処理装置200は、各撮影画像について取得希望可否を記録してよい。そして情報処理装置200は、図16のステップS533において撮影終了要求を受信した場合、取得希望にかかる画像を画像保存サーバ300から取得し、ユーザ端末500に送信してよい。
また、上述の説明では、出力部246は、ユーザUに提供するために、笑顔度に応じた画像をユーザ端末500に送信するとしたが、アクセス情報を送信するとしてもよい。例えば出力部246は、図16のステップS534~536に代えて、アクセス情報を含む、画像のダウンロード案内画面を生成し、生成した案内画面の情報を送信する。送信先は、ユーザ端末500に限らず、顔認証端末400であってもよい。
図19は、実施形態2にかかる端末画面610の一例を示す図である。端末画面610は、アクセス情報611を含んでいる。本図に示す端末画面610は、顔認証端末400がダウンロード案内画面の情報を受信したことに応じて表示される。本図におけるアクセス情報611は、QRコード(登録商標)として示されている。つまり、アクセス情報611の表示により、アクセス情報611がユーザUに提示されたことを示す。ここで、ユーザ端末500は、ユーザUの操作に応じて顔認証端末400に表示された端末画面610内のアクセス情報611を読み取る。そして、ユーザ端末500は、読み取ったアクセス情報611を解析して、解析結果に基づきネットワークNを介して画像保存サーバ300に対して画像取得要求を送信する。尚、画像取得要求は、単に、ユーザ端末500から画像保存サーバ300の所定の保存先へのアクセス(リクエストメッセージ)であってもよい。画像保存サーバ300は、ユーザ端末500からの画像取得要求が示す保存先に格納された合成画像を読み出し、合成画像を含めた応答を、ネットワークNを介してユーザ端末500へ送信する。
また、図16のステップS536においてユーザUに提供される、笑顔度に応じた画像は、画像保存サーバ300に蓄積されるユーザUの複数の画像を1画像に集約した全体合成画像であってもよい。
図20は、実施形態2にかかる全体合成画像630の一例を示す図である。全体合成画像630は、顔認証に成功したユーザUの、異なる撮影日時の撮影画像に対応する、笑顔度に応じた画像(合成画像631、632、633,634及び635)を複数含んでいる。全体合成画像630は、各々の合成画像631~635が個別に識別可能に合成されている。
画像生成部245は、所定の提供条件を満たした場合、履歴情報213に含まれるユーザIDに対応するアクセス情報を用いて、画像保存サーバ300から画像(撮影画像又は笑顔度に応じた画像)を取得する。画像生成部245は、複数の画像を取得した場合、複数の画像を、個別に識別可能に合成し、全体合成画像を生成する。このとき画像生成部245は、複数の画像のうち、撮影地点が互いに異なる画像を選択し、選択した画像から全体合成画像を生成してよい。また画像生成部245は、複数の画像のうち、笑顔度が所定値以上の画像を選択し、選択した画像から全体合成画像を生成してよい。また画像生成部245は、複数の画像のうち、笑顔度が高い画像から順に選択し、選択した画像から全体合成画像を生成してよい。例えば画像生成部245は、複数の画像のうち、笑顔度が上位所定個の画像を選択し、選択した画像から全体合成画像を生成する。また画像生成部245は、各撮影地点について、笑顔度が所定値以上又は笑顔度が最も高い画像を選択し、選択した画像から全体合成画像を生成してもよい。そして出力部246は、生成された全体合成画像を、ユーザUに提供する。尚、このとき出力部246は、生成された全体合成画像を、ユーザ端末500に表示させてよい。また出力部246は、全体合成画像に加えて、全体合成画像に識別可能に含まれる個々の画像を、ユーザ端末500に表示させてもよい。
このように、各地点を訪問したユーザUは、特定の地点での顔認証により、各地点で顔認証を行った際に撮影された撮影画像を集約した全体合成画像を取得できる。そのため、ユーザUは、自身が実際に体験したコンテンツのうち、気に入ったコンテンツを、容易に把握できる。さらに全体合成画像であれば、ユーザUがSNS(Social Networking Service)等で容易に公開できる。したがって、多くの人にコンテンツが認知されることで、イベント会場の活性化に寄与できる。
なお、本開示は上記実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば上述の実施形態2では、認証装置100は、情報処理装置200とネットワークNを介して接続されていた。しかしこれに代えて、認証装置100の顔検出部120、特徴点抽出部130、登録部140及び認証部150の機能は、情報処理装置200の制御部240に含まれていてもよい。また、認証装置100の顔情報DB110は、情報処理装置200の記憶部210に含まれていてもよい。
また、上述の実施形態2では、画像保存サーバ300は、情報処理装置200とネットワークNを介して接続されていた。しかしこれに代えて、画像保存サーバ300の機能は、情報処理装置200の記憶部210に含まれていてもよい。
また、上述の実施形態2では、情報処理装置200の算出部243が撮影画像に基づいて笑顔度を算出した。しかしこれに代えて、認証装置100が撮影画像に基づいて笑顔度を算出してもよい。この場合、情報処理装置200の算出部243は、認証装置100から笑顔度の情報を受信したことに応じて、笑顔度の情報を記録制御部244及び画像生成部245に供給してよい。
尚、上述の実施形態では、ハードウェアの構成として説明したが、これに限定されるものではない。本開示は、任意の処理を、CPUにコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
上述の例において、プログラムは、コンピュータに読み込まれた場合に、実施形態で説明された1又はそれ以上の機能をコンピュータに行わせるための命令群(又はソフトウェアコード)を含む。プログラムは、非一時的なコンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体に格納されてもよい。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体は、random-access memory(RAM)、read-only memory(ROM)、フラッシュメモリ、solid-state drive(SSD)又はその他のメモリ技術、CD-ROM、digital versatile disc(DVD)、Blu-ray(登録商標)ディスク又はその他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ又はその他の磁気ストレージデバイスを含む。プログラムは、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体上で送信されてもよい。限定ではなく例として、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体は、電気的、光学的、音響的、またはその他の形式の伝搬信号を含む。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
利用登録要求を取得した場合、対象者の属性情報を、前記対象者の生体情報に対応付けて登録する登録部と、
所定コンテンツと関連付けられる所定地点において対象者を撮影した撮影画像を取得した場合、前記撮影画像を用いて生体認証を行わせる認証制御部と、
前記生体認証が成功した場合、前記撮影画像から算出した前記対象者の笑顔度を、前記対象者の属性情報及び撮影地点に関連付けられるコンテンツに関するコンテンツ情報に対応付けて記録する記録制御部と、
前記生体認証が成功した対象者が使用する情報端末に、該対象者の笑顔度に応じた情報を出力する出力部と、
対象者の属性情報及びコンテンツ情報に基づいて笑顔度を集約し、集約した前記笑顔度に基づいてコンテンツの満足度を評価する評価部と
を備える情報処理装置。
(付記2)
前記対象者の属性情報は、対象者の年齢、性別、職業、家族構成、趣味、同伴者の有無若しくは集団属性を示す同伴者情報、及び来場手段のうち少なくとも1つを含む
付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記登録部は、前記対象者から提供される情報を、前記対象者の属性情報として前記対象者に関連付けて登録し、
前記出力部は、前記対象者から提供される情報の情報量に応じて、前記対象者が使用する情報端末に出力する、前記笑顔度に応じた情報を決定する
付記1又は2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記出力部は、
取得した撮影画像に基づく前記生体認証が成功したことに応じて、該対象者の笑顔度に応じた情報を、前記情報端末に出力し、
又は、
撮影の終了を示す撮影終了要求を取得した場合、前記対象者の、異なる撮影日時の撮影画像に対応する複数の前記笑顔度に応じた情報を、前記情報端末に出力する
付記1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記5)
前記笑顔度に応じた情報は、生体認証に成功した撮影画像に基づいて生成される、前記笑顔度に応じた画像であり、
前記笑顔度に応じた画像は、前記撮影画像に前記対象者の笑顔度を重畳した合成画像、又は前記対象者の笑顔度が所定値以上の前記撮影画像、若しくは前記対象者の笑顔度が所定値以上の撮影画像に対応する前記合成画像である
付記1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記6)
前記対象者の全体合成画像を生成する画像生成部をさらに備え、
前記全体合成画像は、前記対象者の、異なる撮影日時の撮影画像に対応する前記笑顔度に応じた画像を複数含み、
前記出力部は、取得した撮影画像に基づく前記生体認証が成功し、かつ撮影の終了を示す撮影終了要求を取得した場合、前記対象者が使用する情報端末に、前記合成画像を出力する
付記5に記載の情報処理装置。
(付記7)
前記記録制御部は、前記笑顔度を、前記撮影地点の位置情報及び撮影日時の少なくとも一方に対応付けて記録し、
前記評価部は、撮影地点の位置情報、撮影時間帯、及び撮影地点の来訪順番のうち少なくとも1つに基づいて笑顔度を集約する
付記1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記8)
対象者を撮影した撮影画像を生成する情報端末と、
前記情報端末と通信可能に接続される情報処理装置と
を備え、
前記情報処理装置は、
利用登録を受け付けた場合、対象者の属性情報を、前記対象者の生体情報に対応付けて登録する登録部と、
所定コンテンツと関連付けられる所定地点において対象者を撮影した撮影画像を前記情報端末から取得した場合、前記撮影画像を用いて生体認証を行わせる認証制御部と、
前記生体認証が成功した場合、前記撮影画像から算出した前記対象者の笑顔度を、前記対象者の属性情報及び撮影地点に関連付けられるコンテンツに関するコンテンツ情報に対応付けて記録する記録制御部と、
前記生体認証が成功した対象者が使用する情報端末に、該対象者の笑顔度に応じた情報を出力する出力部と、
対象者の属性情報及びコンテンツ情報に基づいて笑顔度を集約し、集約した前記笑顔度に基づいてコンテンツの満足度を評価する評価部と
を有する、情報処理システム。
(付記9)
前記対象者の属性情報は、対象者の年齢、性別、職業、家族構成、趣味、同伴者の有無若しくは集団属性を示す同伴者情報、及び来場手段のうち少なくとも1つを含む
付記8に記載の情報処理システム。
(付記10)
利用登録要求を取得した場合、対象者の属性情報を、前記対象者の生体情報に対応付けて登録する段階と、
所定コンテンツと関連付けられる所定地点において対象者を撮影した撮影画像を取得した場合、前記撮影画像を用いて生体認証を行わせる段階と、
前記生体認証が成功した場合、前記撮影画像から算出した前記対象者の笑顔度を、前記対象者の属性情報及び撮影地点に関連付けられるコンテンツに関するコンテンツ情報に対応付けて記録する段階と、
前記生体認証が成功した対象者が使用する情報端末に、該対象者の笑顔度に応じた情報を出力する段階と、
対象者の属性情報及びコンテンツ情報に基づいて笑顔度を集約し、集約した前記笑顔度に基づいてコンテンツの満足度を評価する段階と
を備える情報処理方法。
(付記11)
コンピュータに、
利用登録要求を取得した場合、対象者の属性情報を、前記対象者の生体情報に対応付けて登録する登録処理と、
所定コンテンツと関連付けられる所定地点において対象者を撮影した撮影画像を取得した場合、前記撮影画像を用いて生体認証を行わせる認証制御処理と、
前記生体認証が成功した場合、前記撮影画像から算出した前記対象者の笑顔度を、前記対象者の属性情報及び撮影地点に関連付けられるコンテンツに関するコンテンツ情報に対応付けて記録する記録制御処理と、
前記生体認証が成功した対象者が使用する情報端末に、該対象者の笑顔度に応じた情報を出力する出力処理と、
対象者の属性情報及びコンテンツ情報に基づいて笑顔度を集約し、集約した前記笑顔度に基づいてコンテンツの満足度を評価する評価処理と
を実行させるためのプログラム。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2021年2月17日に出願された日本出願特願2021-023729を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本実施形態にかかる情報処理装置及び情報処理システムは、例えばイベント会場を運営するために利用可能である。
10 情報処理装置
11 登録部
12 認証制御部
14 記録制御部
16 出力部
17 評価部
100 認証装置
110 顔情報DB
111 ユーザID
112 顔特徴情報
120 顔検出部
130 特徴点抽出部
140 登録部
150 認証部
200 情報処理装置
300 画像保存サーバ
400 顔認証端末
410 カメラ
420 記憶部
430 通信部
440 表示部
450 制御部
451 撮影制御部
452 登録部
453 認証制御部
454 表示制御部
460 入力部
500 ユーザ端末
510 カメラ
520 記憶部
530 通信部
540 表示部
550 制御部
551 撮影制御部
552 登録部
553 取得部
554 表示制御部
560 入力部
210 記憶部
211 プログラム
212 ユーザ情報
2121 ユーザID
2122 ユーザ属性情報
213 履歴情報
2131 ユーザID
2132 地点ID
2133 日時
2134 笑顔度
2135 アクセス情報
214 コンテンツ情報
2141 地点ID
2142 コンテンツID
2143 コンテンツ属性情報
215 集約情報
220 メモリ
230 通信部
240 制御部
241 登録部
242 認証制御部
243 算出部
244 記録制御部
245 画像生成部
246 出力部
247 評価部
610 端末画面
611 アクセス情報
620 合成画像
630 全体合成画像
631,632,633,634,635 合成画像
1000 情報処理システム
A1,A2,A3,An 地点
N ネットワーク
U ユーザ

Claims (10)

  1. 利用登録要求を取得した場合、対象者の属性情報を、前記対象者の生体情報に対応付けて登録する登録手段と、
    所定コンテンツと関連付けられる所定地点において対象者を撮影した撮影画像を取得した場合、前記撮影画像を用いて生体認証を行わせる認証制御手段と、
    前記生体認証が成功した場合、前記撮影画像から算出した前記対象者の笑顔度を、前記対象者の属性情報及び撮影地点に関連付けられるコンテンツに関するコンテンツ情報に対応付けて記録する記録制御手段と、
    前記生体認証が成功した対象者が使用する情報端末に、該対象者の笑顔度に応じた情報を出力する出力手段と、
    対象者の属性情報及びコンテンツ情報に基づいて笑顔度を集約し、集約した前記笑顔度に基づいてコンテンツの満足度を評価する評価手段と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記対象者の属性情報は、対象者の年齢、性別、職業、家族構成、趣味、同伴者の有無若しくは集団属性を示す同伴者情報、及び来場手段のうち少なくとも1つを含む
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記登録手段は、前記対象者から提供される情報を、前記対象者の属性情報として前記対象者に関連付けて登録し、
    前記出力手段は、前記対象者から提供される情報の情報量に応じて、前記対象者が使用する情報端末に出力する、前記笑顔度に応じた情報を決定する
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記出力手段は、
    取得した撮影画像に基づく前記生体認証が成功したことに応じて、該対象者の笑顔度に応じた情報を、前記情報端末に出力し、
    又は、
    撮影の終了を示す撮影終了要求を取得した場合、前記対象者の、異なる撮影日時の撮影画像に対応する複数の前記笑顔度に応じた情報を、前記情報端末に出力する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記笑顔度に応じた情報は、生体認証に成功した撮影画像に基づいて生成される、前記笑顔度に応じた画像であり、
    前記笑顔度に応じた画像は、前記撮影画像に前記対象者の笑顔度を重畳した合成画像、又は前記対象者の笑顔度が所定値以上の前記撮影画像、若しくは前記対象者の笑顔度が所定値以上の撮影画像に対応する前記合成画像である
    請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記対象者の全体合成画像を生成する画像生成手段をさらに備え、
    前記全体合成画像は、前記対象者の、異なる撮影日時の撮影画像に対応する前記笑顔度に応じた画像を複数含み、
    前記出力手段は、取得した撮影画像に基づく前記生体認証が成功し、かつ撮影の終了を示す撮影終了要求を取得した場合、前記対象者が使用する情報端末に、前記合成画像を出力する
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記記録制御手段は、前記笑顔度を、前記撮影地点の位置情報及び撮影日時の少なくとも一方に対応付けて記録し、
    前記評価手段は、撮影地点の位置情報、撮影時間帯、及び撮影地点の来訪順番のうち少なくとも1つに基づいて笑顔度を集約する
    請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 対象者を撮影した撮影画像を生成する情報端末と、
    前記情報端末と通信可能に接続される情報処理装置と
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    利用登録を受け付けた場合、対象者の属性情報を、前記対象者の生体情報に対応付けて登録する登録手段と、
    所定コンテンツと関連付けられる所定地点において対象者を撮影した撮影画像を前記情報端末から取得した場合、前記撮影画像を用いて生体認証を行わせる認証制御手段と、
    前記生体認証が成功した場合、前記撮影画像から算出した前記対象者の笑顔度を、前記対象者の属性情報及び撮影地点に関連付けられるコンテンツに関するコンテンツ情報に対応付けて記録する記録制御手段と、
    前記生体認証が成功した対象者が使用する情報端末に、該対象者の笑顔度に応じた情報を出力する出力手段と、
    対象者の属性情報及びコンテンツ情報に基づいて笑顔度を集約し、集約した前記笑顔度に基づいてコンテンツの満足度を評価する評価手段と
    を有する、情報処理システム。
  9. 利用登録要求を取得した場合、対象者の属性情報を、前記対象者の生体情報に対応付けて登録し、
    所定コンテンツと関連付けられる所定地点において対象者を撮影した撮影画像を取得した場合、前記撮影画像を用いて生体認証を行わせ、
    前記生体認証が成功した場合、前記撮影画像から算出した前記対象者の笑顔度を、前記対象者の属性情報及び撮影地点に関連付けられるコンテンツに関するコンテンツ情報に対応付けて記録し、
    前記生体認証が成功した対象者が使用する情報端末に、該対象者の笑顔度に応じた情報を出力し、
    対象者の属性情報及びコンテンツ情報に基づいて笑顔度を集約し、集約した前記笑顔度に基づいてコンテンツの満足度を評価する
    情報処理方法。
  10. コンピュータに、
    利用登録要求を取得した場合、対象者の属性情報を、前記対象者の生体情報に対応付けて登録する登録処理と、
    所定コンテンツと関連付けられる所定地点において対象者を撮影した撮影画像を取得した場合、前記撮影画像を用いて生体認証を行わせる認証制御処理と、
    前記生体認証が成功した場合、前記撮影画像から算出した前記対象者の笑顔度を、前記対象者の属性情報及び撮影地点に関連付けられるコンテンツに関するコンテンツ情報に対応付けて記録する記録制御処理と、
    前記生体認証が成功した対象者が使用する情報端末に、該対象者の笑顔度に応じた情報を出力する出力処理と、
    対象者の属性情報及びコンテンツ情報に基づいて笑顔度を集約し、集約した前記笑顔度に基づいてコンテンツの満足度を評価する評価処理と
    を実行させるためのプログラム。
JP2023500566A 2021-02-17 2021-12-10 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム Active JP7468771B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021023729 2021-02-17
JP2021023729 2021-02-17
PCT/JP2021/045571 WO2022176342A1 (ja) 2021-02-17 2021-12-10 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPWO2022176342A1 JPWO2022176342A1 (ja) 2022-08-25
JPWO2022176342A5 JPWO2022176342A5 (ja) 2023-10-23
JP7468771B2 true JP7468771B2 (ja) 2024-04-16

Family

ID=82931391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023500566A Active JP7468771B2 (ja) 2021-02-17 2021-12-10 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7468771B2 (ja)
WO (1) WO2022176342A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024062571A1 (ja) * 2022-09-21 2024-03-28 日本電気株式会社 情報処理装置、認証システム、認証方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012009957A (ja) 2010-06-22 2012-01-12 Sharp Corp 評価情報通知装置、コンテンツ提示装置、コンテンツ評価システム、評価情報通知装置の制御方法、評価情報通知装置の制御プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2015011712A (ja) 2013-06-28 2015-01-19 アザパ アールアンドディー アメリカズ インク デジタル情報収集および解析方法およびその装置
JP2019132928A (ja) 2018-01-30 2019-08-08 株式会社デンソー 車両用楽曲提供装置
JP2020144443A (ja) 2019-03-04 2020-09-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 顔認証システムおよび顔認証方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012009957A (ja) 2010-06-22 2012-01-12 Sharp Corp 評価情報通知装置、コンテンツ提示装置、コンテンツ評価システム、評価情報通知装置の制御方法、評価情報通知装置の制御プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2015011712A (ja) 2013-06-28 2015-01-19 アザパ アールアンドディー アメリカズ インク デジタル情報収集および解析方法およびその装置
JP2019132928A (ja) 2018-01-30 2019-08-08 株式会社デンソー 車両用楽曲提供装置
JP2020144443A (ja) 2019-03-04 2020-09-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 顔認証システムおよび顔認証方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2022176342A1 (ja) 2022-08-25
JPWO2022176342A1 (ja) 2022-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111742376B (zh) 信息处理方法、信息处理程序以及信息处理系统
JP7129598B2 (ja) 学習済みモデル生成方法、学習済みモデル生成装置、および学習済みモデル利用装置
JP5795687B2 (ja) 写真を自動的に共有するためのスマートカメラ
JP5823499B2 (ja) コンテンツ処理装置、コンテンツ処理方法、コンテンツ処理プログラム、及び集積回路
JP7224442B2 (ja) 顔認識において偽陽性を低減するための方法および装置
JP5300585B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法
US11413519B2 (en) Information processing system and information processing method
JP2013041416A (ja) 情報処理装置及び方法、プログラム、並びに情報処理システム
JP6865321B1 (ja) 入退場管理装置、入退場管理方法、入退場管理プログラム、および入退場管理システム
JP6769475B2 (ja) 情報処理システム、認証対象の管理方法、及びプログラム
JP7468771B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
JP6933316B1 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、情報端末及びプログラム
JP7505557B2 (ja) 情報処理装置、顔認証促進システム、情報処理方法、プログラム
JP2020052505A (ja) 健康状態判定システム、健康状態判定装置、サーバ、健康状態判定方法、及びプログラム
JP7367847B2 (ja) 推薦制御装置、システム、方法及びプログラム
JP7067593B2 (ja) 情報処理システム、認証対象の管理方法、及びプログラム
JP7452622B2 (ja) 提示制御装置、システム、方法及びプログラム
JP7409483B2 (ja) 推薦装置、システム、方法及びプログラム
JP6838689B1 (ja) 通行許可装置、システム、方法及びプログラム
JP6856084B2 (ja) 情報処理装置、コンテンツ制御装置、情報処理方法、及びプログラム
WO2021199171A1 (ja) 情報処理装置、システム、方法及びプログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体
WO2022176339A1 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体
CN113888763A (zh) 信息处理系统、信息处理装置、以及信息处理方法
WO2023095318A1 (ja) 案内装置、システム及び方法、並びに、コンピュータ可読媒体
WO2023187960A1 (ja) 認証システム、認証方法およびコンピュータ可読媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230727

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240318

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7468771

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150