JP7465720B2 - 路面切断方法および路面切断装置 - Google Patents
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Description
はじめに、図1ないし図5を用いて本実施形態にかかる路面切断装置1について説明する。ここで、図1は、本実施形態にかかる路面切断装置1を示す斜視図である。図2及び図3は、それぞれ、路面を切断する前の待機位置における第1及び第2のブレードを説明するための斜視図及び平面図である。図4及び図5は、それぞれ、路面を切断する際の切断位置における第1及び第2のブレードを説明するための斜視図及び平面図である。なお、図2ないし図4は、説明の便宜のため、軸体12、第1のブレード14及び第2のブレード16、及び、マンホール100のみを示し、路面切断装置1のその他の構成は省略している。
次に、図6及び図7を用いて、路面切断装置1でマンホール100の外周外側の路面を切断する方法について説明する。ここでは、例えば、直径600mmの鉄枠を有するマンホールの交換工事を例に説明する。
はじめに、路面切断装置1の軸体12に第1のブレード14及び第2のブレード16を装着する(図6:ステップS1)。第1のブレード14の軸体12への装着位置は、軸体12の軸方向に調節可能に構成されており、この装着位置は、マンホール100の受枠104を下部筐体108に緊結する緊結ボルト106の位置に基づいて設定される(なお、緊結ボルト106の締結位置はJISにより規格化されている)。例えば、第1ブレード14による下部切断径D1(図8(B)参照)が緊結ボルト106よりもわずかに外側(例えば、750mm)になるように設定される。
次に、この路面切断装置1を用いて、マンホール100の外周外側の路面をダブルカットする(図6:S2)。すなわち、路面切断装置1をマンホール100の中心P上に固定したピン(またはこのようなピンを有する支持治具)上に取り付ける。そして、路面切断装置1の本体10を操作してモータを駆動し、第1のブレード14と第2のブレード16とを回転させる。し、この状態で軸体12を路面に向けて傾動させ、第1のブレード14及び第2のブレード16を路面に鋭角(例えば10°~20°)で切り込ませる。
次に、路面から切断塊を撤去する(図6:S3)。路面には大小2つの同心円状の切断面が設けられているので、2つの切断面間の路面は脆く崩れやすくなり、路面から撤去することは容易である(破砕が必要になるとしても最小限の破砕ですむため騒音の問題を抑制することができる)。第1のブレード14による切断面とマンホール100との間の路面も崩れやすくなるので同様に容易に撤去できる。
次に緊結ボルト106を撤去する。図7(C)に示すように、切断塊を撤去すると緊結ボルト106が空間Mに露出するので、緊結ボルト106を容易に撤去ことができる。なお、緊結ボルト106の「撤去」は、緊結ボルト106のボルトとナットの双方を取り外すことのほか、例えば、小型切断機(ジスクグラインダー等)で緊結ボルト106のボルトとナットの間を切断することや、ナットのみを緩めて抜き取る(ボルトは残す)ことも含む。これにより、受枠104を容易に(例えば、簡単な破砕作業等で)取り外すことができる。すなわち、緊結ボルト106を露出すべく路面を大きく破砕したり、またはマンホール100の内側から緊結ボルト106を切断して取り除いたりする作業が不要になる。よって、マンホール100の蓋102及び受枠104の交換工事をより迅速かつ容易にすることができる(なお、大小2つの同心円状の切断面を路面に同時に設けるので、切断工程自体も従来のシングルカットの場合と比べて遜色ないスピードで行うことができる)。
以上本発明の実施形態を示したが、本発明はこれら実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において様々な態様での実施が可能であることはいうまでもない。例えば、上記実施の形態で示した第1のブレード14や第2のブレード16にかかる数値は、あくまで例示であり、交換対象とするマンホール100の大きさや路面の状況等によって適宜設定できる(例えば、ブレードによる切断深さを例えば100mm~300mmの範囲で適宜調整したり、ブレードの半径を例えば400mm~800mmの範囲で適宜選択したりしてもよい)。
Claims (6)
- (a)路面切断装置をマンホールの中心上に旋回可能にとりつける準備工程であって、前記路面切断装置は、
前記マンホールの中心に対して旋回可能な本体と、
前記本体に接続され、路面に対して上下に傾動可能な軸体と、
前記軸体に軸支された円形状の第1のブレードと、
前記軸体に前記第1のブレードよりも外側で軸支され、前記軸体に垂直な断面における径が前記第1のブレードの前記軸体に垂直な断面における径よりも大きい円形状の第2のブレードと、
前記第1のブレードと前記第2のブレードとを回転させるためのモータと、
を備える、準備工程と、
(b)前記モータを駆動して前記第1のブレード及び前記第2のブレードを回転させるとともに、前記軸体を路面に向けて傾動させて、前記第1のブレード及び前記第2のブレードを前記路面に鋭角に切り込ませる工程と、
(c)前記本体を前記路面上で1周又は複数周旋回させることで、回転する前記第1のブレードをマンホールの中心から第1の距離で旋回させて路面を切断するとともに、回転する前記第2のブレードを前記中心から前記第1の距離よりも大きい第2の距離で旋回させて路面を切断し、平面視で大小2つの同心円状の切断面を同時に形成する切断工程と、
(d)前記2つの切断面間の路面から切断塊を撤去して、前記マンホールの受枠のボルトを露出させる工程と、
を備える路面切断方法。 - 前記(c)の工程において、前記第1の距離は、前記マンホールの中心から前記マンホールの受枠のボルトまでの距離よりも大きい、請求項1に記載の路面切断方法。
- (e)前記(d)の工程の後に、露出した前記マンホールの受枠のボルトを撤去する工程をさらに備える、請求項1又は請求項2に記載の路面切断方法。
- (f)前記(e)の工程の後に、前記マンホールの受枠を取り外す工程をさらに備える、請求項3に記載の路面切断方法。
- マンホールの中心に対して旋回可能な本体と、
前記本体に接続され、路面に対して上下に傾動可能な軸体と、
前記軸体に軸支された円形状の第1のブレードと、
前記軸体に前記第1のブレードよりも外側で軸支され、前記軸体に垂直な断面における径が前記第1のブレードの前記軸体に垂直な断面における径よりも大きい円形状の第2のブレードと、
前記第1のブレードと前記第2のブレードとを回転させるためのモータと、
を備えた路面切断装置。 - 前記軸体における前記第1のブレードの軸支位置は、前記第1のブレードによる路面の切断径が前記マンホールの受枠のボルトより外側になるように設定される、請求項5に記載の路面切断装置。
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