JPH1034412A - 管内切断方法及び切断装置 - Google Patents

管内切断方法及び切断装置

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JPH1034412A
JPH1034412A JP8190421A JP19042196A JPH1034412A JP H1034412 A JPH1034412 A JP H1034412A JP 8190421 A JP8190421 A JP 8190421A JP 19042196 A JP19042196 A JP 19042196A JP H1034412 A JPH1034412 A JP H1034412A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 枝管等の本管内への突出部分を本管の内周面
に沿って正確に効率良く切断することができる管内切断
方法及び切断装置を提供すること。 【構成】 無端状のワイヤーソー12を回転駆動しつ
つ、該ワイヤーソー12を本管20の略軸心回りに本管
20の内周面に沿って回動させて枝管21の突出部分2
1aを切断する。本発明によれば、ワイヤーソー12は
本管20の略軸心回りに本管20の内周面に沿って回動
しながら枝管21の突出部分21aを一度に切断するた
め、枝管21の切断面は本管20の内周面に沿った滑ら
かな曲面となり、枝管21の突出部分21aが本管20
の内周面に沿って正確に効率良く切断される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本管内に突出した
枝管、木の根等の突出部分を切断する方法と装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設された下水管等の管路が老朽
化した場合、該管路を地中から掘出することなく、その
内周面にライニングを施して当該管路を補修する管ライ
ニング工法が知られている。この管ライニング工法は、
可撓性の管状樹脂吸収材に硬化性樹脂を含浸せしめて構
成される管ライニング材を流体圧によって管路内に反転
させながら挿入するとともに、これを管路の内周面に押
圧し、その状態を保ったまま管ライニング材を加熱等し
てこれに含浸された硬化性樹脂を硬化させることによっ
て管路の内周面にライニングを施す工法である。
【0003】ところで、上記管ライニング工法によって
下水管等の老朽管を補修する場合、地盤の緩みや地震或
は振動によって図8に示すように枝管121が本管12
0内に突出していることがある。斯かる場合には、本管
120のライニングを行うことができないため、枝管1
21の突出部分121aをカッター104を用いて切断
して取り除く必要がある。
【0004】上記カッター104は、カップ状の本体1
04aの開口部周壁に多数の鋸刃104bを形成して構
成され、本管120内に導入された管内ロボット102
に支持された駆動モータ114によって回転駆動され
る。尚、駆動モータ114は管内ロボット102のヘッ
ド部102aに取り付けられた油圧シリンダ103に支
持されており、ヘッド部102aは図示矢印a方向に進
退自在であるとともに、図示矢印b方向に回転可能であ
り、又、油圧シリンダ103のロッド103aは図示矢
印c方向に昇降動可能である。
【0005】而して、管内ロボット102に設置された
TVカメラ106で本管120内の様子をモニタリング
しながら、管内ロボット102を遠隔操作で駆動制御
し、駆動モータ114によってカッター104を回転さ
せながらこれを図示矢印d方向に送ることによって枝管
121の突出部121aをカッター104で切断してい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記カッタ
ー104を用いた従来の切断方法においては、カッター
104の外周の曲率半径が本管120の内周面の曲率半
径よりも小さいため、枝管121の突出部分121aを
本管120の内周面に沿って正確に切断することができ
ず、図9にハッチングを付して示すように、枝管121
の切断面は平坦にならないで尖鋭なエッジ部が不可避的
に残ってしまう。尚、図9において、円はカッター10
4による切断軌跡示す。
【0007】又、カッター104を用いた従来の切断方
法では、枝管121の突出部分121aをカッター10
4で一度に効率良く切断することができず、カッター1
04を移動させながら枝管121の突出部分121aを
徐々に切断せざるを得ず、切断作業が面倒で非能率的で
あった。
【0008】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、枝管や木の根等の本管内への
突出部分を本管の内周面に沿って正確に、且つ、効率良
く切断することができる管内切断方法及び切断装置を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、無端状のワイヤーソーを回
転駆動しつつ、該ワイヤーソーを本管の略軸心回りに本
管の内周面に沿って回動させて本管内に突出する突出部
分を切断することを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記ワイヤーソーを回転面が横方向に向く
ように倒すとともに、本管の軸方向に上下に傾斜させた
状態で該ワイヤーソーを突出部分の下方に挿入セット
し、その状態でワイヤーソーを回動させて突出部分の先
部を部分的に切断することを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、回転駆動される無
端状のワイヤーソーを備えるカッターユニットと、該カ
ッターユニットを本管内で径方向に移動させる昇降手段
と、同カッターユニットを本管内で本管の略軸心回りに
回動させる回動手段を含んで管内切断装置を構成したこ
とを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記カッターユニットを、前記ワイヤーソ
ーと、該ワイヤーソーを巻き掛ける駆動プーリ及び従動
プーリと、駆動プーリを回転駆動する駆動源を含んで構
成したことを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項3又は4記
載の発明において、前記ワイヤーソーを、無端状のワイ
ヤーに複数の刃具を適当な間隔で取り付けて構成したこ
とを特徴とする。
【0014】請求項6記載の発明は、請求項3,4又は
5記載の発明において、前記カッターユニットを、本管
内に導入される管内ロボットの回動可能なヘッド部に前
記昇降手段を介して取り付けたことを特徴とする。
【0015】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明において、前記昇降手段を、油圧シリンダで構成した
ことを特徴とする。
【0016】従って、本発明によれば、ワイヤーソーは
本管の略軸心回りに本管の内周面に沿って回動しながら
枝管等の突出部分を一度に切断するため、枝管等の突出
部分の切断面は本管の内周面に沿った滑らかな曲面とな
り、枝管等の突出部分が本管の内周面に沿って正確に効
率良く切断されて取り除かれる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0018】<実施の形態1>図1は本発明の実施の形
態1に係る切断装置の構成を示す断面図、図2は同切断
装置の一部破断平面図、図3乃至図6は同切断装置によ
る切断作業をその工程順に示す図1のA−A線断面図で
ある。
【0019】本実施の形態に係る切断装置1は、本管2
0内に導入された管内ロボット2のヘッド部2aに昇降
手段である油圧シリンダ3を介してカッターユニット4
を取り付けて構成されている。
【0020】上記管内ロボット2の前記ヘッド部2aは
図1の矢印a方向に進退可能であるとともに、矢印b方
向に回転可能であり、これには左右一対の前記油圧シリ
ンダ3が取り付けられており、各油圧シリンダ3は図1
の矢印c方向に昇降動するロッド3aを有している。そ
して、各油圧シリンダ3のロッド3aにはブラケット5
を介して前記カッターユニット4が取り付けられてい
る。尚、管内ロボット2の上部にはモニター用のTVカ
メラ6が設置されている。
【0021】上記カッターユニット4においては、フレ
ーム7の前後に従動プーリ8と駆動プーリ9が回転軸1
0,11を介してそれぞれ回転自在に支承されており、
これらの従動プーリ8と駆動プーリ9の間には無端状の
ワイヤーソー12が巻き掛けられている。尚、ワイヤー
ソー12は、無端状のワイヤー12aに複数の円柱状の
刃具12bを適当なピッチで取り付けて構成されてお
り、各刃具12bは円柱状の金属の表面にダイヤモン
ド、超硬チップ、タングステンカーバイト等の砥粒を固
着して構成されている。
【0022】又、上記駆動プーリ9の一側面には大径の
ギヤ13が一体に形成されており、該ギヤ13には、フ
レーム7に水平に固設された油圧モータ14の出力軸端
に結着された小径のギヤ15が噛合している。
【0023】而して、以上のように構成されるカッター
ユニット4において油圧モータ14が駆動されると、そ
の回転はギヤ15,13を経て減速されて駆動プーリ9
に伝達され、更にワイヤーソー12を介して従動プーリ
8にも伝達され、これらの駆動プーリ9と従動プーリ8
が例えば図1の矢印方向に回転駆動されるとともに、ワ
イヤーソー12が図1の矢印方向に回転駆動されて所要
の切断作業に供される。尚、本実施の形態では、ワイヤ
ーソー12の駆動源として特に油圧モータ14を用いた
が、ワイヤーソー12の駆動源としては、その他任意の
もの、例えば空気圧や水圧で作動する流体モータ或は電
動モータ等を用いることができる。
【0024】次に、以上説明した切断装置1を用いた切
断作業について説明する。
【0025】公知の管ライニング工法を用いて本管20
のライニングを行うに際して、何らかの原因で図1に示
すように枝管21が本管20内に部分的に突出している
場合には、本発明に係る切断装置1を用いて枝管21の
突出部分21aが以下の要領で切断されて取り除かれ
る。
【0026】即ち、図1に示すように、管内ロボット2
に設置された前記TVカメラ6によって本管20内をモ
ニタリングしながら、遠隔操作によって管内ロボット2
を本管20内で移動させてカッターユニット4のワイヤ
ーソー12の部分が枝管121の突出部分21aの下方
に位置するようにセットする。このとき、図3に示すよ
うに、駆動プーリ9及び従動プーリ8は垂直に立設され
ており、管内ロボット2のヘッド部2aの軸心は本管2
0の軸心に略一致せしめられている。
【0027】次に、図3に示す状態から管内ロボット2
のヘッド部2aを図3の矢印e方向に所定角度θだけ回
動させて油圧シリンダ3とカッターユニット4を一体的
に同方向に回動せしめる。すると、図3に鎖線にて示す
ように、駆動プーリ9と従動プーリ8及びワイヤーソー
12も垂直面に対して同方向に角度θだけ傾く。そし
て、その状態を保ったまま、油圧シリンダ3を駆動して
そのロッド3aを本管20の径方向外方に向かって伸長
せしめると、カッターユニット4も同方向に移動し、図
4に示すように駆動プーリ9と従動プーリ8及びワイヤ
ーソー12も径方向外方(図4の矢印f方向)に移動
し、ワイヤーソー12が本管20の内周面に当接した時
点で油圧シリンダ3の駆動を停止する。或は、ワイヤー
ソー12が本管20の内周面に当接すると、油圧シリン
ダ3のロッド3aを若干収縮せしめてワイヤーソー12
を本管20の内周面から僅かに離す。
【0028】而して、上記状態において油圧モータ14
を駆動すると、前述のように駆動プーリ9と従動プーリ
8及びワイヤーソー12が回転駆動されるが、これらを
回転駆動したまま、管内ロボット2のヘッド部2aを前
とは逆方向に所定の速度で回動せしめる。すると、油圧
モータ14とカッターユニット4は管内ロボット2のヘ
ッド部2aの軸心(つまり、本管20の略軸心位置)を
中心として同方向に回動し、カッターユニット4のワイ
ヤーソー12が回転しながら本管20の内周面に沿って
図5の矢印g方向(時計方向)に回動するため、枝管2
1の突出部分21aはワイヤーソー12の刃具12bに
よって本管20の内周面に沿って切断されていく。
【0029】そして、ワイヤーソー12が図6に示すよ
うに本管20の略軸心回りに角度Δθだけ回動して枝管
21から離れた時点で枝管21の突出部分21aがワイ
ヤーソー12によって完全に切断され、該枝管21の突
出部分21aは自重で落下する。
【0030】以上のように、本実施の形態に係る切断装
置1を用いれば、ワイヤーソー12は本管20の略軸心
回りに本管20の内周面に沿って回動しながら枝管21
の突出部分21aを一度に切断するため、枝管21の切
断面は本管20の内周面に沿った滑らかな曲面となり、
枝管21の突出部分21aが本管20の内周面に沿って
正確に効率良く切断されて取り除かれる。このように、
枝管21の突出部分21aが切断されて取り除かれる
と、公知の管ライニング工法を用いて本管20に対して
所要のライニングを施すことができ、更には枝管21に
対しても同様にライニングを施すことができる。
【0031】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を図7に基づいて説明する。尚、図7は本発明の実
施の形態2に係る切断方法及び切断装置を説明するため
の断面図であり、本図においては図1に示したと同一要
素には同一符号を付しており、以下、それらについての
説明は省略する。
【0032】本実施の形態に係る切断方法は、本管の口
径が小さいため或は枝管の本管内への突出量が大きいた
めに本管内に突出する枝管の下方に十分なスペースが確
保できず、カッターユニットを実施の形態1のように縦
方向にセットすることができない場合に適用される。
【0033】即ち、本実施の形態では、図示のようにカ
ッターユニット4はワイヤーソー12の回転面が横方向
に向くように図1に示す状態から角度90°だけ傾けた
状態で支持され、そのブラケット4aの一端がブラケッ
ト5の下端部に軸16によって上下方向に傾動可能に枢
着されている。そして、このカッターユニット4のブラ
ケット4aの他端とブラケット5の上端部との間には軸
17,18によって連結された油圧シリンダ19が介設
されている。従って、油圧シリンダ19を駆動すること
によって、カッターユニット4は軸16を中心として本
管20の軸方向(図7の左右方向)において上下に回動
してその傾斜角度が任意に調整される。
【0034】而して、枝管21の本管20内に突出する
突出部分21aを切断する際には、先ず、図7に実線に
て示すようにカッターユニット4をその先端部が前方
(図7の左方)に向かって下方に傾斜する状態で枝管2
1の突出部分21aの下方に挿入セットした後、油圧モ
ータ14を駆動してワイヤーソー12を回転駆動しなが
ら、管内ロボット2のヘッド部2aを回動させる。する
と、ワイヤーソー12は回転しながら管内ロボット2の
ヘッド部2aの軸心を中心として回動し、枝管21の突
出部分21aの先端部を図7に鎖線にて示すカットライ
ンC1 に沿って斜めに切断する。
【0035】上述のようにして枝管21の突出部分21
aの先端部が部分的に切断されて取り除かれると、油圧
シリンダ19を駆動してカッターユニット4を軸16を
中心として図7に鎖線にて示す位置まで上方に回動せし
め、その状態で前述と同様にカッターユニット4を管内
ロボット2のヘッド部2aの軸心を中心として回動させ
る。すると、カッターユニット4のワイヤーソー12は
回転しながら同じく管内ロボット2のヘッド部2aの軸
心回りに回動して枝管21の突出部分21aを図7に鎖
線にて示すカットラインC2 に沿って斜めに切断する。
【0036】以上のようにして枝管21の突出部分21
aの先端部がカットラインC1 ,C2 に沿って順次切断
されて取り除かれた結果、該枝管21の突出部分21a
の下方に十分なスペースが確保されると、カッターユニ
ット4を図1に示すように付け換えて実施の形態1と同
様の要領でカッターユニット4のワイヤーソー12を回
転駆動しながら、該ワイヤーソー12を本管20の略軸
心回りに本管20の内周面に沿って回動せしめれば、枝
管21の突出部分21aを本管20の内周面に沿って正
確に効率良く切断することができる。
【0037】而して、本実施の形態によれば、枝管21
の突出部分21aの下方に十分なスペースがない場合で
あっても、カッターユニット4をその回転面が横方向に
向くように取り付けてこれを枝管21の突出部分21a
の下方に挿入セットし、前述のようにして枝管21の突
出部分21aを先端部から徐々に切断して除去した後
は、実施の形態1と同様に枝管21の突出部分21aを
本管20の内周面に沿って正確に効率良く切断すること
ができる。
【0038】尚、以上の実施の形態では、特に枝管の本
管内への突出部分を切断する方法及び装置について説明
したが、本発明は本管内に突出する木の根、その他任意
のものの切断に対しても同様に適用することができる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、ワイヤーソーは本管の略軸心回りに本管の内周
面に沿って回動しながら枝管等の本管内への突出部分を
一度に切断するため、枝管等の突出部分の切断面は本管
の内周面に沿った滑らかな曲面となり、枝管等の突出部
分を本管の内周面に沿って正確に効率良く切断すること
ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る切断装置の構成を
示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る切断装置の一部破
断平面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る切断装置による切
断作業を示す図1のA−A線断面図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る切断装置による切
断作業を示す図1のA−A線断面図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係る切断装置による切
断作業を示す図1のA−A線断面図である。
【図6】本発明の実施の形態1に係る切断装置による切
断作業を示す図1のA−A線断面図である。
【図7】本発明の実施の形態2に係る切断方法及び切断
装置を説明するための断面図である。
【図8】従来の切断方法及び切断装置を示す断面図であ
る。
【図9】従来の切断方法及び切断装置による枝管の突出
部分の切断面を示す断面図である。
【符号の説明】
1 切断装置 2 管内ロボット 2a 管内ロボットのヘッド部(回動手段) 3 油圧シリンダ(昇降手段) 8 従動プーリ 9 駆動プーリ 12 ワイヤーソー 12a ワイヤー 12b 刃具 14 油圧モータ(駆動源) 20 本管 21 枝管 21a 枝管の突出部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横島 康弘 茨城県結城郡石下町大字篠山175−3有限 会社 横島内 (72)発明者 遠藤 茂 茨城県つくば市花畑2丁目12番4号株式会 社ゲット内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状のワイヤーソーを回転駆動しつ
    つ、該ワイヤーソーを本管の略軸心回りに本管の内周面
    に沿って回動させて本管内に突出する突出部分を切断す
    ることを特徴とする管内切断方法。
  2. 【請求項2】 前記ワイヤーソーを回転面が横方向に向
    くように倒すとともに、本管の軸方向に上下に傾斜させ
    た状態で該ワイヤーソーを突出部分の下方に挿入セット
    し、その状態でワイヤーソーを回動させて突出部分の先
    部を部分的に切断することを特徴とする請求項1記載の
    管内切断方法。
  3. 【請求項3】 回転駆動される無端状のワイヤーソーを
    備えるカッターユニットと、該カッターユニットを本管
    内で径方向に移動させる昇降手段と、同カッターユニッ
    トを本管内で本管の略軸心回りに回動させる回動手段を
    含んで構成されることを特徴とする管内切断装置。
  4. 【請求項4】 前記カッターユニットは、前記ワイヤー
    ソーと、該ワイヤーソーを巻き掛ける駆動プーリ及び従
    動プーリと、駆動プーリを回転駆動する駆動源を含んで
    構成されることを特徴とする請求項3記載の管内切断装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ワイヤーソーは、無端状のワイヤー
    に複数の刃具を適当な間隔で取り付けて構成されること
    を特徴とする請求項3又は4記載の管内切断装置。
  6. 【請求項6】 前記カッターユニットは、本管内に導入
    される管内ロボットの回動可能なヘッド部に前記昇降手
    段を介して取り付けられることを特徴とする請求項3,
    4又は5記載の管内切断装置。
  7. 【請求項7】 前記昇降手段は、油圧シリンダで構成さ
    れることを特徴とする請求項6記載の管内切断装置。
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