JP2009078319A - パイプ切断装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 製品コスト及びランニングコストを低減できると共に、簡単な操作でパイプを切断することができるパイプ切断装置の提供。
【解決手段】 左右一対の支持ロール2、2上に回転自在に載置されたパイプ1の上方から回動ディスク刃3を回動させながら押し付けることにより、パイプ1を回転させながら回動ディスク刃3で押し切るパイプ切断装置であって、回動ディスク刃3の円周長さが少なくともパイプ1の円周長さの2倍以上であり、回動ディスク刃3の軸心が該回動ディスク刃3の回動軸4とはパイプ1の肉厚hの半分以上偏心している。
【選択図】 図3
【解決手段】 左右一対の支持ロール2、2上に回転自在に載置されたパイプ1の上方から回動ディスク刃3を回動させながら押し付けることにより、パイプ1を回転させながら回動ディスク刃3で押し切るパイプ切断装置であって、回動ディスク刃3の円周長さが少なくともパイプ1の円周長さの2倍以上であり、回動ディスク刃3の軸心が該回動ディスク刃3の回動軸4とはパイプ1の肉厚hの半分以上偏心している。
【選択図】 図3
Description
本発明は、パイプ切断装置に関する。
従来、パイプ切断装置としては、固定したパイプを円盤状の回転鋸歯で切断する切断装置(例えば、特許文献1参照。)と、左右一対の支持ロール上に回転自在に載置されたパイプの上方からディスク回転刃を押し付けることにより、パイプを回転させながらディスク回転刃で押し切る通常ディスクカットと呼ばれるパイプ切断装置と、が知られている。
特開2003−205422号公報
しかしながら、従来例のパイプ切断装置にあっては、回転鋸歯またはディスク回転刃を高速回転させる動力と、回転鋸歯またはディスク回転刃をパイプに押し付ける力が必要であるため、構造が複雑で部品点数が多くなると共に、電力を消費するため、製品コスト及びランニングコストが高く付くという問題点があった。
本発明の解決しようとする課題は、製品コスト及びランニングコストを低減できると共に、簡単な操作でパイプを切断することができるパイプ切断装置を提供することにある。
上記課題を解決するため請求項1記載のパイプ切断装置は、左右一対の支持ロール上に回転自在に載置されたパイプの上方から円弧状回動切断刃を回動させながら押し付けることにより、前記パイプを回転させながら前記円弧状回動刃で押し切るパイプ切断装置であって、前記円弧状回動刃の円弧長さが少なくとも前記パイプの円周長さ以上であり、前記円弧状回動刃の回動中心が該円弧状回動刃における円弧の中心とは前記パイプの肉厚の半分以上偏心していることを特徴とする手段とした。
本発明のパイプ切断装置では、上述のように、円弧状回動刃の円弧長さが少なくともパイプの円周長さ以上であり、円弧状回動刃の回動中心が該円弧状回動刃における円弧の中心とはパイプの肉厚の半分以上偏心している構成としたことで、パイプに当接させた状態から円弧状回動刃を180度以内の角度だけ回動させることにより、円弧状回動刃の回動に伴ってパイプが左右一対の支持ロール上で回動しつつ、円弧状回動刃がパイプに少しずつ食い込んで行き、円弧状回動刃が回動してパイプが1回転以上回転し終わった時点でパイプの切断が完了する。
即ち、円弧状回動刃を回動させる力だけでパイプに向けて押し下げる力が作用するため、簡単な操作でパイプを切断することができるようになると共に、刃を高速回転させる動力が不要になるため、製品コスト及びランニングコストを低減することができるようになるという効果が得られる。
以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例のパイプ切断装置は、請求項1〜8に記載の発明に対応する。
まず、この実施例のパイプ切断装置を図面に基づいて説明する。
図1はこの実施例のパイプ切断装置を示す正面図、図2は同側面、図3はパイプ切断状態を示す正面図、図4は回動ディスク刃の昇降機構を示す断面図である。
このパイプ切断装置は、パイプ1を回転自在に載置する左右一対の支持ロール2、2と、回動ディスク刃(円弧状回動刃)3と、回動軸4と、回動操作アーム5と、基台6と、昇降機構7と、を備えている。
さらに詳述すると、上記左右一対の支持ロール2、2は、図2において一部図示を省略したが、載置する上記パイプ1の長手方向に所定間隔を置いて基台6上に2カ所備えられている。
上記回動ディスク刃3は、パイプ1の上方から回動させながら押し付けることにより、パイプ1を回転させながら押し切る役目をなすもので、図1〜3に示すように、この回動ディスク刃3はその軸心Q2が該回動ディスク刃3の回動軸4の軸心Q1とは少なくともパイプ1の肉厚hの半分以上偏心した状態となっている。
即ち、図1、3に示すように、回動ディスク刃3を回動軸4の軸心を中心として180度回動させることにより、回動ディスク刃3の刃先が回転しながら少なくともパイプ1の肉厚h分だけ下降することになる。
そして、回動ディスク刃3の円周長さは少なくともパイプ1の円周長さの2倍以上であり、ちなみにこの実施例では約4倍以上に設定されている。
上記回動操作アーム5は円弧状回動刃を180度回動させる役目をなすもので、回動ディスク刃3が偏心状態で取付固定された取付部41に備えられている。
また、回動ディスク刃3は取付部41に対しボルト等で交換可能に取付固定されていて、その表裏を入れ替え固定可能に構成されている。
上記昇降機構7は、上記回動ディスク刃3を昇降自在に支持する役目をなすもので、図4に示すように、回動ディスク刃3の回動軸4を回動自在に支持する支持ブロック71が、門形支持枠72内において昇降自在に収容されると共に、門形支持枠72の上壁に螺合されたねじ棒73の下端が上記支持ブロック71に対し回転自在に連結されていて、該ねじ棒73の上端に備えたハンドル74でねじ棒73を正逆回転させることにより、回動ディスク刃3の回動軸4を回動自在に支持する支持ブロック71を昇降させることができるようになっている。
次に、この実施例の作用を説明する。
この実施例のパイプ切断装置では上述のように構成されるため、昇降機構7により回動ディスク刃3をパイプ1に当接させた図1、2の状態から、回動操作アーム5で円弧状回動刃3を180度回動させることにより、図3に示すように、回動ディスク刃3の回動に伴ってパイプ1が左右一対の支持ロール2、2上で回動しつつ、回動ディスク刃3がパイプ1に少しずつ食い込んで行き、回動ディスク刃3が180度回動してパイプが2回転し終わった時点でパイプ1の切断が完了する。
なお、パイプ1から円弧状回動刃3を少し離間させた位置から該円弧状回動刃3を回動させるようにしてもよく、このようにすることにより、パイプ1の初期回動をスムーズに行わせることができるようになる。
次に、この実施例の効果を説明する。
この実施例のパイプ切断装置では、上述のように、回動ディスク刃3の円周長さが少なくともパイプ1の円周長さの2倍以上であり、回動ディスク刃3の軸心が該回動ディスク刃3の回動軸4とはパイプ1の肉厚h分以上偏心している構成としたことで、回動ディスク刃3を回動させる力だけでパイプ1に向けて押し下げる力が作用するため、回動ディスク刃3を180度回動させるという極めて簡単な操作のみでパイプ1を切断することができるようになると共に、刃を高速回転させる動力が不要になるため、製品コスト及びランニングコストを低減することができるようになるという効果が得られる。
また、回動ディスク刃3の円周長さは少なくともパイプ1の円周長さの2倍以上あれば回動ディスク刃3を180度回動させることでパイプ1を1回転させることができるが、4倍以上の偶数倍に設定することにより、パイプ1の回転数を増やすことができ、これにより、より小さい力で回動ディスク刃3を回動させることができるようになる。
また、回動ディスク刃3の円周長さがパイプ1の円周長さの4倍以上で、回動ディスク刃3の軸心Q2が該回動ディスク刃3の回動軸4の軸心Q1とはパイプ1の肉厚h以上偏心した状態であれば、回動ディスク刃3を90度回動させることでパイプ1を1回転させ、パイプ1を切断させることができる。
また、回動ディスク刃3は取付部41に対しボルト42で交換可能に取付固定されていて、その表裏を入れ替え固定可能に構成されることで、一枚の回動ディスク刃3で2枚分の働きをさせることができるようになる。
また、回動ディスク刃3を回動させる回動操作アーム5を備えることにより、手動操作が可能で、ランニングコストを低減化できるようになる。
また、回動ディスク刃3を昇降自在に支持する昇降機構7を備えたことで、外径の異なる複数種類のパイプ1の切断が行えるようになる。
また、回動ディスク刃3を昇降自在に支持する昇降機構7を備えたことで、外径の異なる複数種類のパイプ1の切断が行えるようになる。
以上本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例では、回動操作アーム5で回動ディスク刃3を回動させるようにしたが、電動モータ等の回動駆動装置により回動ディスク刃3を回動させるようにしてもよい。
また、回動ディスク刃3を昇降自在に支持する昇降機構として手動方式のものを例示したが、油圧式や電動式としてもよい。
1 パイプ
2 支持ロール
3 回動ディスク刃
4 回動軸
41 取付部
42 ボルト
5 回動操作アーム
6 基台
7 昇降機構
71 支持ブロック
72 門形支持枠
73 ねじ棒73
74 ハンドル
h パイプ1の肉厚
Q1 回動軸の軸心
Q2 回動ディスク刃の軸心
2 支持ロール
3 回動ディスク刃
4 回動軸
41 取付部
42 ボルト
5 回動操作アーム
6 基台
7 昇降機構
71 支持ブロック
72 門形支持枠
73 ねじ棒73
74 ハンドル
h パイプ1の肉厚
Q1 回動軸の軸心
Q2 回動ディスク刃の軸心
Claims (8)
- 左右一対の支持ロール上に回転自在に載置されたパイプの上方から円弧状回動切断刃を回動させながら押し付けることにより、前記パイプを回転させながら前記円弧状回動刃で押し切るパイプ切断装置であって、
前記円弧状回動刃の円弧長さが少なくとも前記パイプの円周長さ以上であり、
前記円弧状回動刃の回動中心が該円弧状回動刃における円弧の中心とは前記パイプの肉厚の半分以上偏心していることを特徴とするパイプ切断装置。 - 請求項1に記載のパイプ切断装置において、
前記円弧状回動刃の円弧長さが少なくとも前記パイプの円周長さの2倍以上の倍数以上であることを特徴とするパイプ切断装置。 - 請求項1または2に記載のパイプ切断装置において、
前記円弧状回動刃が円状であり、
前記円弧状回動刃の円周長さが少なくとも前記パイプの円周長さの2倍以上であり、前記円弧状回動刃の回動中心が該円弧状回動刃における円の中心とは前記パイプの肉厚の半分以上偏心していることを特徴とするパイプ切断装置。 - 請求項3に記載のパイプ切断装置において、
前記円弧状回動刃の円周長さが少なくとも前記パイプの円周長さの4倍以上の偶数倍以上であることを特徴とするパイプ切断装置。 - 請求項4に記載のパイプ切断装置において、
前記円弧状回動刃は回動軸に対し交換可能に取付固定されていて、その表裏を入れ替え固定可能に構成されていることを特徴とするパイプ切断装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載のパイプ切断装置において、前記円弧状回動刃は昇降可能に構成されていることを特徴とするパイプ切断装置。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載のパイプ切断装置において、前記円弧状回動刃を回動させる回動操作アームが備えられていることを特徴とするパイプ切断装置。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載のパイプ切断装置において、前記円弧状回動刃を回動させる回動駆動装置が備えられていることを特徴とするパイプ切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007248559A JP2009078319A (ja) | 2007-09-26 | 2007-09-26 | パイプ切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009078319A true JP2009078319A (ja) | 2009-04-16 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2007248559A Pending JP2009078319A (ja) | 2007-09-26 | 2007-09-26 | パイプ切断装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2009078319A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105437292A (zh) * | 2015-12-19 | 2016-03-30 | 杨旭龙 | 自动套管机 |
CN111390268A (zh) * | 2020-04-28 | 2020-07-10 | 广东电网能源发展有限公司 | 一种切割辅助装置和切割装置 |
CN112518543A (zh) * | 2020-12-01 | 2021-03-19 | 阜阳市世科智能设备有限公司 | 一种便于拆卸的五金切割设备 |
CN114178621A (zh) * | 2021-11-25 | 2022-03-15 | 山东聚能管业有限公司 | 一种用于保温管生产的切管机 |
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2007
- 2007-09-26 JP JP2007248559A patent/JP2009078319A/ja active Pending
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