JP7464464B2 - ウレタン粘着剤組成物及びこれを塗布した粘着フィルム - Google Patents

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本発明は、ポリエステルフィルムやポリイミドフィルム等のベースフィルムの少なくとも片面に塗布して粘着層を形成するためのウレタン粘着剤組成物、及びこれを塗布した粘着フィルムに関する。
従来より、製造工程における傷付き防止や、各種部材への表面保護シートとして粘着フィルムが広く用いられている。ここで用いられる粘着剤としては、アクリル系粘着剤やウレタン系粘着剤が主に使用されており、用途に合わせた選択がされている。例えばアクリル系粘着剤は、塗布後の養生時間が不要で粘着力が強いという特徴がある反面、再剥離性が良くなく、特に高温高湿環境下では再剥離後に被着体の表面に粘着剤が残りやすいという傾向がある。
一方ウレタン系は、フィルムへの塗工後に架橋反応のため養生時間を必要とする半面、様々な被着体に対して適度な粘着性を有し、再剥離性にも比較的優れるという特徴を有している。例えば、再剥離性の良好なウレタン系接着剤として、ポリウレタンポリオールと多官能イソシアネート化合物と、炭素数が10~30である脂肪酸エステルを含有する組成物が提案されており(特許文献1)、この粘着剤は40℃-80%RHの環境下で24時間放置した場合でも、再剥離性が良好であることが開示されている。
こうした粘着剤組成を選定することにより、再剥離性を要求される分野でも、その要求特性にある程度応えられるようになってきている。しかしながら保護フィルムを貼着する製品、例えばタッチパネルディスプレイを搭載した携帯端末等の利用環境は年々苛酷になり、更なる高温高湿下での再剥離性向上を求められるようになってきており、改善の余地があった。
特許第5707715号
本発明が解決しようとする課題は、劣化防止剤を必須の成分としなくとも、高温高湿環境下での放置後で良好な再剥離性を有すると共に、ベースフィルムに塗布する際の塗工性が良好である粘着剤、及びこれを塗布した粘着フィルムを提供することにある。
上記の課題を解決するため請求項1記載の発明は、ポリテトラメチレングリコール(a-1)と3官能ポリエーテルポリオール(a-2)を少なくとも含むポリエーテルポリオール(A)と2官能イソシアネート(b-1)との反応物であるポリウレタンポリオール(C)と、多官能イソシアネート(b-2)から成り、前記(A)における(a-1)の比率が5~60重量%であり、(a-2)の比率が20~60重量%であり、ポリエーテルポリオール(A)のOH基と、(b-1)と(b-2)のNCO基モル数合計の比がNCO基/OH基=1.1~1.8であることを特徴とするウレタン粘着剤組成物を提供する。
請求項2記載の発明は、前記(A)が更に2官能ポリエーテルポリオール(a-3)を含む(但し(a-1)を除く)ことを特徴とする請求項1記載のウレタン粘着剤組成物を提供する。
請求項3記載の発明は、前記請求項1又は2いずれか記載のウレタン粘着剤からなるウレタン粘着層をベースフィルムの少なくとも片面に有する粘着フィルムを提供する。
本発明のウレタン樹脂組成物は、高温高湿環境下に放置された場合でも、良好な再剥離性を有すると共に、ベースフィルムに塗布する際の塗工性が良好であるため、保護フィルムなどに用いる粘着フィルムの粘着剤として有用である。
以下本発明について詳細に説明する。
本発明の組成物の構成は、ポリテトラメチレングリコール(a-1)(以下PTMG)と、3官能ポリエーテルポリオール(a-2)を少なくとも含むポリエーテルポリオール(A)と、2官能イソシアネート(b-1)の反応物であるポリウレタンポリオール(C)と、多官能イソシアネート(b-2)である。
本願発明で使用するポリエーテルポリール(A)は、PTMG(a-1)と3官能ポリエーテルポリオール(a-2)を少なくとも含み、更に2官能ポリエーテルポリオール(a-3)(但し(a-1)を除く)を含むことが好ましい。
本発明で使用するPTMG(a-1)は、両末端にヒドロキシ基を有する直鎖状の2官能ポリエーテルポリエーテルである。炭素数が4の繰り返し構造で、ポリエチレングリコールやポリプロピレングリコールと比較して炭素数が多いため疎水性となり、硬化皮膜の耐湿性能を向上させることが可能となる。数平均分子量(以下Mn)としては500~5,000が好ましい。この範囲とすることで、室温での十分な流動性と、硬化皮膜の耐湿性向上を確保できる。
前記(a-1)の配合量は、(A)全量に対し5~60重量%が好ましく、6~55重量%が更に好ましい。5重量%以上とすることで耐湿性の向上が期待でき、60重量%以下とすることで十分な剥離強度を確保することができる。市販品ではPTMG2000(商品名:三菱ケミカル社製、Mn2,000)、PTMG650(商品名:三菱ケミカル社製、Mn650)などがある。
本発明で使用する3官能ポリエーテルポリオール(a-2)は、架橋性を高めて凝集力を向上させると共に、反応性を向上させる目的で配合する。骨格中には耐湿性能を向上させる点で1分子中に1以上のプロピレンオキシ基を有することが好ましい。Mnは1,000~10,000が好ましく、2,000~5,000が更に好ましい。1,000以上とすることでポリウレタンポリオール(C)のゲル化を効果的に抑制でき、10,000以下とすることで十分な(A)の凝集力を確保できる。
前記(a-2)の配合量は、(A)全量に対し20~60重量%が好ましく、30~55重量%が更に好ましい。20重量%以上とすることで十分な透明性を確保でき、60重量%以下とすることで(b-1)との反応時のゲル化を抑制し十分な耐湿性を確保できる。市販品ではアデカポリオールAM302(商品名:ADEKA社製、Mn3,000、プロピレンオキシ基有り)、GB3000B(商品名:ADEKA社製、Mn3,000、プロピレンオキシ基有り)などがある。
本願発明で使用する(A)として、(a-1)と(a-2)に加え、2官能ポリエーテルポリオール(a-3)を配合することが好ましい。(a-3)を配合することにより、適度な柔軟性の付与が期待できる。骨格中には耐湿性能を向上させる点で1分子中に1以上のプロピレンオキシ基を有することが好ましい。Mnは1,000~10,000が好ましく、2,000~5,000が更に好ましい。1,000以上とすることでポリウレタンポリオール(A)のゲル化を効果的に抑制でき、10,000以下とすることで十分な(A)の凝集力を確保できる。
前記(a-3)の配合量は、(A)全量に対し60重量%以下が好ましく、55重量%以下が更に好ましい。市販品ではPR3007(商品名:ADEKA社製、Mn3,000、プロピレンオキシ基有り)、P3000(商品名:ADEKA社製、Mn3,000、プロピレンオキシ基有り)などがある。
本発明で使用する2官能イソシアネート(b-1)は、(A)との反応によりポリウレタンプレポリマーであるポリウレタンポリオール(C)を調製するために用いる。例えばヘキサメチレンジイソシアネート(以下HDI)、テトラメチレンジイソシアネート、ペンタメチレンジイソシアネートなどの脂肪族ジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネートなどの芳香族ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、シクロヘキサンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン-4,4’-ジイソシアネート、水添キシリレンジイソシアネート、メチルシクロヘキシレンジイソシアネートなどの脂環式ジイソシアネートなどが挙げられ、単独あるいは2種以上を組み合わせて使用することができる。これらの中では入手が容易で耐候性が良好なHDIが好ましい。
前記(b-1)の(A)に対する配合割合は、(A)のOH基と(b-1)のNCO基のモル比でOH基/NCO基=1.3~2.0が好ましく、1.5~1.8が更に好ましい。1.3以上とすることで(C)の分子量上昇しすぎによるゲル化を回避でき、2.0以下とすることで適度な粘度とし十分な塗工性を確保することができる。
前記ポリウレタンポリオール(C)を調整する重合方法としては特に制限は無く、塊状重合および溶液重合等の公知重合法を適用することができる。例えばフラスコに(A)と、必要に応じて触媒と溶媒を仕込み、これに(b-1)を滴下添加する方法が例示できる。溶媒としては公知のものを使用でき、例えばメチルエチルケトン、酢酸エチル、トルエン、キシレン、アセトンなどが例示できる。また反応温度は反応制御が容易な点で100℃以下が好ましく、70~90℃が更に好ましい。
前記重合で用いる触媒としては公知のものを使用でき、例えばトリエチルアミンなどの3級アミン系化合物、ジオクチル錫ラウリレートなどの錫系化合物、2-エチルヘキサン酸鉄などの鉄系化合物、安息香酸コバルトなどのコバルト系、テトラブチルチタネートなどのチタン系、ナフテン酸亜鉛などの亜鉛系が例示され、単独あるいは2種以上を組み合わせて使用することができる。触媒の配合量は(A)に対して0.01~0.10重量%が好ましく、0.02~0.05重量%が更に好ましい。
前記(A)と反応させる多官能イソシアネート(b-2)としては、上記の2官能イソシアネート(b-1)に加え、トリメチロールプロパンアダクト体、ビュレット体、イソシアヌレート環を有する3量体などを使用することができる。これらの中では(A)を3次元架橋させることが可能な3官能以上のイソシアネートが好ましく、特に耐候性、耐熱性に優れる点でHDIのイソシアヌレート体が好ましい。
本発明のウレタン粘着剤組成物を使用する際には、(A)と(b-1)の反応物である(C)に、(b-2)を反応させる。その際の配合量は、(A)のOH基モル数合計と、(b-1)と(b-2)のNCO基モル数合計の比で、NCO基/OH基=1.1~1.8であり、1.2~1.7が好ましい。1.1未満では剥離強度が不十分な場合があり、1.8超では硬化物の透明度が不十分となる場合がある。
更に加えて本発明のウレタン粘着剤組成物は、性能を損なわない範囲で、界面活性剤、粘着付与剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、難燃剤、消泡剤、濡れ性調整剤、有機微粒子、無機フィラー、シランカップリング剤、帯電防止剤などの添加剤を併用することができる。
本発明のウレタン粘着剤組成物の25℃における組成物の粘度は100~10,000mPa・sが好ましく、500~5,000mPa・sが更に好ましい。この範囲とすることで良好な塗工性を確保することできる。また塗工性を向上させるため、溶剤で希釈し粘度を調整しても良い。溶剤としては、例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン系溶剤、酢酸メチル、酢酸ブチル等のエステル系溶媒、トルエン、キシレン等の芳香族系溶媒等があげられ、単独あるいは2種類以上を組み合わせて使用できる。
本発明のウレタン粘着剤組成物が塗布されるベースフィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート(以下PET)フィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、トリアセチルセルロースフィルム、アクリルフィルム、ポリイミドフィルム、シクロオレフィン(コ)ポリマーフィルム等を例示することができる。
本発明のウレタン粘着剤組成物を塗布する方法は、特に制限はなく、公知のスプレーコート、ロールコート、ダイコート、エアナイフコート、ブレードコート、スピンコート、リバースコート、グラビアコート、ワイヤーバーなどの塗工法またはグラビア印刷、スクリーン印刷、オフセット印刷、インクジェット印刷などを利用できる。
本発明のウレタン粘着剤組成物の塗工厚みは、粘着シートの用途によって適宜設計できる。粘着層を厚膜化することで、衝撃や振動から被着体を保護する機能に優れた粘着層を形成することができ、15~200μmを例示できる。なお本明細書において粘着層の厚みとは、乾燥後の厚みを示す。
以下、本発明を実施例、比較例に基づき詳細に説明するが、具体例を示すものであって特にこれらに限定するものではない。また表記が無い場合は、室温は23℃相対湿度65%の条件下で測定を行った。なお配合量は重量部を示す。
実施例1
(a-1)としてPTMG2000(商品名:三菱ケミカル社製、Mn2,000)を、(a-2)としてAM302(商品名:ADEKA社製、Mn3,000、プロピレンオキシ基含有)を、(b-1)としてHDIを、触媒としてジメチル[ビス(ネオデカノイルオキシ)]スタンナンを表1に記載した配合量用い、窒素還流下で75℃4時間反応させて(C)を調製した。なお触媒の配合量はは(A)に対し0.03重量%とした。その後(C)にコロネートHX(商品名:東ソー社製、HDIのイソシアヌレート体)を表1記載の配合量で混合し、実施例1のウレタン粘着剤組成物を調製した。
実施例2~9
実施例1で用いた材料の他、(a-1)としてPTMG3000(商品名:三菱ケミカル社製、Mn3,000)及びPTMG650(商品名:三菱ケミカル社製、Mn650)を、(a-2)としてG3000B(商品名:ADEKA社製、Mn3,000、プロピレンオキシ基含有)を、(a-3)としてPR3007(商品名:ADEKA社製、Mn3,000、プロピレンオキシ基含有)及びP3000(商品名:ADEKA社製、Mn3,000、プロピレンオキシ基含有)を表1に記載した配合量用い、実施例1と同様に実施例2~9のウレタン粘着剤組成物を調製した。
比較例1~9
実施例で用いた材料の他、(a-2)としてG3308(商品名:ADEKA社製、Mn3,400、プロピレンオキシ基含有)及びプレミノール7001K(商品名:AGC社製、Mn6,000、プロピレンオキシ基含有)を、(a-3)としてPEG2000(商品名:三洋化成社製、Mn2,000、ポリエチレングリコール、プロピレンオキシ基非含有)及びプレミノール4013F(商品名:AGC社製、Mn12,000、プロピレンオキシ基含有)を表2に記載した配合量用い、実施例1と同様に比較例1~9のウレタン粘着剤組成物を調製した。
粘着フィルムの調整
上記ウレタン粘着剤組成物100重量部に酢酸エチル100重量部を配合して塗工液とし、PETフィルムTA063(商品名:東洋紡社製、厚さ50μm)に、乾燥後の層厚が25μmとなるように塗布し、120℃で180秒乾燥して溶剤を揮発させ、その後離型フィルムSPPET5001BU(商品名:パナック社製、厚み50μm)を貼着し、40℃で72時間養生して粘着フィルムを作成した。
表1
表2
評価方法は以下の通りとした。
塗工性:東洋精機社製の粘度計TVB―15を用い、M4号ローター、100回転/分にて測定し、粘度が100mPa・s~10Pa・sの場合を塗工性が良好であるとして○、この範囲を外れた場合を×とした。
剥離強度:上記で調整した粘着フィルムを25mm×150mmの短冊状にカットし、離型フィルムを剥がして厚さ2mmの白板ガラス上に貼り付け、JISZ0237に規定する2Kgのハンドローラーを粘着フィルム上で1往復させて圧着した。その後、JISZ0237に準拠してクロスヘッドスピード300mm/min.でガラス面に対し180°の剥離強度を測定し、0.1~50mN/25mmの場合を○、50mN/25mm超の場合を×とした。
糊残り防止性:上記で調整した粘着フィルムを25mm×150mmの短冊状にカットし、離型フィルムを剥がして厚さ2mmの白板ガラス上に貼り付け、JISZ0237に規定する2Kgのハンドローラーを粘着フィルム上で1往復させて圧着した。その後、60℃・90%RHの高温恒湿槽内に200時間放置後、23℃まで徐冷し、粘着フィルムをゆっくりと剥がして、ガラス基材表面の状態を目視及び指触で確認し、ガラス基板表面に粘着層の移行がない場合を○、移行がある場合を×とした。
透明性:上記で調整した粘着フィルムの剥離フィルムを剥がし、東洋精機製作所製のHaze-GARD2を用い、JISK7361-1に準拠してヘイズを測定し、2%以下の場合を○、2%超の場合を×とした。
評価結果
表3
実施例の各ウレタン粘着剤組成物は塗工性、剥離強度、糊残り防止性、透明性、いずれの評価においても良好な結果を得た。
一方、NCO基/OH基比が1.8を超える比較例1及び2は透明性が劣り、2は更に糊残りが観察された。NCO基/OH基比が1.8を超え、且つ(a-2)を配合していない比較例3は透明性が劣り、同じく比較例4は剥離強度が弱かった。また(a-1)を含まない比較例5~8は糊残りが有り、NCO基/OH基比が3を超える比較例9は(A)が不相溶となり、いずれも本願発明に適さないものであった。

Claims (3)

  1. ポリテトラメチレングリコール(a-1)と3官能ポリエーテルポリオール(a-2)を少なくとも含むポリエーテルポリオール(A)と2官能イソシアネート(b-1)との反応物であるポリウレタンポリオール(C)と、多官能イソシアネート(b-2)から成り、前記(A)における(a-1)の比率が5~60重量%であり、(a-2)の比率が20~60重量%であり、ポリエーテルポリオール(A)のOH基と、(b-1)と(b-2)のNCO基モル数合計の比がNCO基/OH基=1.1~1.8であることを特徴とするウレタン粘着剤組成物。
  2. 前記(A)が更に2官能ポリエーテルポリオール(a-3)を含む(但し(a-1)を除く)ことを特徴とする請求項1記載のウレタン粘着剤組成物。
  3. 前記請求項1又は2いずれか記載のウレタン粘着剤からなるウレタン粘着層をベースフィルムの少なくとも片面に有する粘着フィルム。
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