JP7463781B2 - 商品登録装置、そのデータ処理方法、およびプログラム - Google Patents

商品登録装置、そのデータ処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、商品登録装置、そのデータ処理方法、およびプログラムに関する。
コンビニエンスストアなどに設置されるマルチメディアステーション(MMS:Multimedia Station)と呼ばれる自立型の情報端末は、情報やサービスの提供、コンサート、映画、レジャー施設、交通機関などのチケットの予約、各種支払い手続きなど様々な機能を有している。一方、スマートフォンなどユーザ端末の普及と機能向上により、利用者が自身のスマートフォンを用いて情報やサービスの検索、チケット予約や支払い手続きを容易にできるようになってきている。
近年、顧客が自身で商品登録操作ができるセルフレジが設置されるコンビニエンスストアも増えてきており、一般に広く浸透しつつある。
特許文献1には、店員の呼び出しが必要なときに買い物客が必ず店員を呼び出すようにしたセミセルフレジタイプのチェックアウトシステムが記載されている。特許文献2には、顧客の再来店を促進するためのクーポンを発行し、クーポンを管理するシステムが記載されている。特許文献3には、観光案内などのコンテンツをPOS端末の精算画面に表示させ、会計待ちの顧客に情報提供やチケット発券などの処理操作を顧客ができるシステムが記載されている。
特開2019-8834号公報 特開2009-129029号公報 特開2004-341966号公報
近年、マルチメディアステーションの老朽化に伴い、装置交換の時期を迎え、店舗内で一定のスペースを占有しているマルチメディアステーションの存在意義が問われてきている。一方で、スマートフォンを利用していない顧客も未だ一定数存在している。また、マルチメディアステーションは顧客を店舗に呼び込むためのツールとしての重要な役割も担っている。そこで、コンビニエンスストアなどでは、マルチメディアステーションの替わりにその機能と集客という役割を担う新たな工夫が望まれている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、マルチメディアステーションが占有していたスペースを他の用途に有効活用でき、顧客の利便性も損なわずに店舗の集客能力の低下も防ぐことができる技術を提供することにある。
本発明の各側面では、上述した課題を解決するために、それぞれ以下の構成を採用する。
第一の側面は、商品登録装置に関する。
第一の側面に係る商品登録装置は、
商品登録処理と、商品登録とは異なる他のサービスに関する処理のいずれが顧客により選択されたかを示す特定情報を取得する取得手段と、
前記特定情報に基づいて、いずれの処理を前記顧客が選択したかを特定する特定手段と、
前記商品登録処理が選択された場合、商品からコードを読み取って登録する商品登録手段と、
前記他のサービスに関する処理が選択された場合、当該他のサービスを当該顧客に提供するための処理を実行する実行手段と、
を有する。
第二の側面は、少なくとも1つのコンピュータにより実行される商品登録装置のデータ処理方法に関する。
第二の側面に係るデータ処理方法は、
商品登録装置が、
商品登録処理と、商品登録とは異なる他のサービスに関する処理のいずれが顧客により選択されたかを示す特定情報を取得し、
前記特定情報に基づいて、いずれの処理を前記顧客が選択したかを特定する特定手段と、
前記商品登録処理が選択された場合、商品からコードを読み取って登録し、
前記他のサービスに関する処理が選択された場合、当該他のサービスを当該顧客に提供するための処理を実行する、ことを含む。
なお、本発明の他の側面としては、上記第二の側面の方法を少なくとも1つのコンピュータに実行させるプログラムであってもよいし、このようなプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体であってもよい。この記録媒体は、非一時的な有形の媒体を含む。
このコンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されたとき、コンピュータに、商品登録装置上で、そのデータ処理方法を実施させるコンピュータプログラムコードを含む。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
また、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
また、本発明の方法およびコンピュータプログラムには複数の手順を順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の手順を実行する順番を限定するものではない。このため、本発明の方法およびコンピュータプログラムを実施するときには、その複数の手順の順番は内容的に支障のない範囲で変更することができる。
さらに、本発明の方法およびコンピュータプログラムの複数の手順は個々に相違するタイミングで実行されることに限定されない。このため、ある手順の実行中に他の手順が発生すること、ある手順の実行タイミングと他の手順の実行タイミングとの一部ないし全部が重複していること、等でもよい。
上記各側面によれば、マルチメディアステーションが占有していたスペースを他の用途に有効活用でき、顧客の利便性も損なわずに店舗の集客能力の低下も防ぐことができる技術を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る店舗システムの構成例を示す図である。 商品登録装置の外観を示す図である。 商品登録装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 商品登録装置を実現するコンピュータのハードウェア構成を例示するブロック図である。 本発明の実施の形態に係る商品登録装置の構成を論理的に示す機能ブロック図である。 本実施形態の商品登録装置の動作例を示すフローチャートである。 本実施形態の商品登録装置の論理的に構成例を示す機能ブロック図である。 有人レジまたはセルフレジの初期画面である待受画面の例を示す図である。 商品登録装置の実行部により実行される他のサービスに関する処理を行う各種処理部の構成例を示す機能ブロック図である。 待受画面の他の例を示す図である。 チケット予約に関する情報のデータ構造の一例を示す図である。 本実施形態の商品登録装置の動作例を示すフローチャートである。 クーポン情報のデータ構造の一例を示す図である。 本実施形態の商品登録装置の動作例を示すフローチャートである。 顧客の履歴情報と属性情報のデータ構造の一例を示す図である。 広告コンテンツ情報のデータ構造の一例を示す図である。 広告表示画面の一例を示す図である。 予約チケット一覧画面の一例を示す図である。 有人レジを用いたチケット発券処理の動作例を示すフローチャートである。 チケット内容確認画面の一例を示す図である。 セルフレジを用いたチケット発券処理の動作例を示すフローチャートである。 チケット発券画面の一例を示す図である。 チケット印刷画面および店員呼出画面の例を示す図である。 マルチメディアステーションMMSを用いたチケットの発券処理の動作例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また、各図において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してあり、図示されていない。
実施形態において「取得」とは、自装置が他の装置や記憶媒体に格納されているデータまたは情報を取りに行くこと(能動的な取得)、および、自装置に他の装置から出力されるデータまたは情報を入力すること(受動的な取得)の少なくとも一方を含む。能動的な取得の例は、他の装置にリクエストまたは問い合わせしてその返信を受信すること、及び、他の装置や記憶媒体にアクセスして読み出すこと等がある。また、受動的な取得の例は、配信(または、送信、プッシュ通知等)される情報を受信すること等がある。さらに、「取得」とは、受信したデータまたは情報の中から選択して取得すること、または、配信されたデータまたは情報を選択して受信することであってもよい。
(第1実施形態)
<システム概要>
図1は、本発明の実施の形態に係る店舗システム1の構成例を示す図である。店舗システム1は、少なくとも一つの商品登録装置100、店舗サーバ50と、商品データベース60と、プリンタ30と、を備える。この図の例では店舗システム1は、商品登録装置100として、有人レジ10およびセルフレジ20の少なくとも一つを備えている。有人レジ10とセルフレジ20は、レジカウンタ5に設置されているが、これに限定されない。有人レジ10とセルフレジ20とは店舗内の異なる場所に設置されてもよい。有人レジ10は、店員Sおよび/または顧客C1が操作し、セルフレジ20は、顧客C2が操作する。なお、顧客C1および顧客C2は、以後、特に区別する必要がない場合は顧客Cと呼ぶ。
店員端末40は、店員Sが携帯する端末であり、例えば、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)等である。ユーザ端末70は、顧客が携帯する端末であり、例えば、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話、PHS等である。プリンタ30は、有人レジ10またはセルフレジ20からの指示に呼応して、チケット32などの印刷を行なう。有人レジ10またはセルフレジ20からの指示は、店舗サーバ50を介してプリンタ30に送信されてもよい。このプリンタ30は、レジカウンタ5の奥に設置されており、顧客Cからは操作できない位置に設置され、店員Sのみが操作可能な位置に設置されている。プリンタ30により印刷されたチケット32は、店員Sから顧客Cに手渡しされる。
店舗サーバ50は、店舗内の有人レジ10、セルフレジ20、および店員端末40と通信ネットワーク3を介して接続され、店舗内の商品情報、商品の在庫状況、販売履歴などを管理する。商品データベース60はLAN(Local Area Network)などの通信ネットワーク3を介して接続されていて、商品情報、商品の在庫状況、販売履歴などの情報が記憶されている。ただし、商品データベース60は、通信ネットワーク3を介さずに店舗サーバ50と接続されていてもよい。さらに、店舗サーバ50は、各コンビニエンスストアを管理する本部の管理センタのコンピュータと通信回線(不図示)を介して接続されている。この通信回線は、専用回線、WAN(Wide Area Network)、VAN(Value-Added Network)、VPN(Virtual Private Network)等が例示される。
<ハードウェア構成例>
図2は、商品登録装置100の外観を示す図である。図2(a)は、有人レジ10の外観を示しており、図2(b)はセルフレジ20の外観を示している。図3は、商品登録装置100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
有人レジ10は、第1のタッチパネル80と、第2のタッチパネル82と、レシートプリンタ84と、カードリーダ86と、ハンディスキャナ88と、を備える。セルフレジ20は、第1のタッチパネル80と、レシートプリンタ84と、カードリーダ86と、コードリーダ90と、を備える。有人レジ10とセルフレジ20は、さらに、釣銭機92を備える。
第1のタッチパネル80および第2のタッチパネル82は、例えば、液晶ディスプレイであり、顧客Cまたは店員Sが操作する操作画面を表示するとともに、操作入力を受け付ける。有人レジ10は、店員Sと顧客C1が対面して操作が可能である。ハンディスキャナ88は、顧客C1および店員Sの少なくとも一方が利用できる。レシートプリンタ84は、顧客Cが購入した商品の内容と、支払い内容(支払い方法、代金、釣り銭など)が少なくとも記載されるレシートを印字出力する。
カードリーダ86は、例えば、磁気カードおよびICカード等を読み取る。さらに、カードリーダ86は、暗証番号の入力を受け付ける入力キーを有するPIN入力部87を含む。
ハンディスキャナ88とコードリーダ90は、それぞれ商品に付与されている商品識別情報が記録されているバーコードや、顧客Cから提示されるQRコード(登録商標)などを読み取る。商品登録装置100には、少なくともハンディスキャナ88およびコードリーダ90のいずれか一方が設けられる。図2の例では、有人レジ10には、ハンディスキャナ88が設けられていて、セルフレジ20にはコードリーダ90が設けられているが、これらに限定されない。有人レジ10にコードリーダ90が設けられてもよい。セルフレジ20にハンディスキャナ88が設けられてもよい。
釣銭機92は、代金の入金と釣銭の出金を自動的に行う。セルフレジ20では、顧客C1側に釣銭機92は設置され、有人レジ10では、少なくとも店員S側に設置される。ただし、有人レジ10は、顧客C1側に釣銭機92がさらに設置されてもよい。
商品登録装置100は、さらに、コンピュータ1000を含む。図4は、商品登録装置100を実現するコンピュータ1000のハードウェア構成を例示するブロック図である。コンピュータ1000は、バス1010、プロセッサ1020、メモリ1030、ストレージデバイス1040、入出力インタフェース1050、およびネットワークインタフェース1060を有する。
バス1010は、プロセッサ1020、メモリ1030、ストレージデバイス1040、入出力インタフェース1050、およびネットワークインタフェース1060が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ1020などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
プロセッサ1020は、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)などで実現されるプロセッサである。
メモリ1030は、RAM(Random Access Memory)などで実現される主記憶装置である。
ストレージデバイス1040は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、又はROM(Read Only Memory)などで実現される補助記憶装置である。ストレージデバイス1040は商品登録装置100の各機能(例えば、後述する取得部102、特定部104、商品登録部106、実行部108、表示処理部120など)を実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ1020がこれら各プログラムモジュールをメモリ1030上に読み込んで実行することで、そのプログラムモジュールに対応する各機能が実現される。また、ストレージデバイス1040は記憶装置110の各データも記憶してもよい。
プログラムモジュールは、記録媒体に記録されてもよい。プログラムモジュールを記録する記録媒体は、非一時的な有形のコンピュータ1000が使用可能な媒体を含み、その媒体に、コンピュータ1000(プロセッサ1020)が読み取り可能なプログラムコードが埋め込まれてよい。
入出力インタフェース1050は、コンピュータ1000と各種入出力機器とを接続するためのインタフェースである。
ネットワークインタフェース1060は、コンピュータ1000を通信ネットワークに接続するためのインタフェースである。この通信ネットワークは、例えばLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)である。ネットワークインタフェース1060が通信ネットワークに接続する方法は、無線接続であってもよいし、有線接続であってもよい。
そして、コンピュータ1000は、入出力インタフェース1050またはネットワークインタフェース1060を介して、必要な機器(例えば、第1のタッチパネル80、第2のタッチパネル82、レシートプリンタ84、カードリーダ86、ハンディスキャナ88、コードリーダ90、プリンタ30、図示されない操作キー、キーボード、マウス、スピーカ、マイクロフォン等)に接続する。
商品登録装置100は、コンピュータ1000に、当該商品登録装置100を実現するためのアプリケーションプログラムをインストールして起動することで実現される。なお、店舗システム1の他の装置、例えば、店員端末40、店舗サーバ50、ユーザ端末70などもコンピュータ1000により実現される。
<機能構成例>
図5は、本発明の実施の形態に係る商品登録装置100の構成を論理的に示す機能ブロック図である。商品登録装置100は、取得部102と、特定部104と、実行部106と、を備える。さらに、商品登録装置100は、記憶装置110を備える。
記憶装置110には、商品登録装置100の各種設定データおよびプログラムなどが記憶される。記憶装置110は、商品登録装置100の内部に設けられてもよいし、外部に設けられてもよい。つまり記憶装置110は、商品登録装置100と一体のハードウェアであってもよいし、商品登録装置100とは別体のハードウェアであってもよい。商品登録装置100と記憶装置110は通信ネットワーク3で接続されてもよい。
さらに、商品登録装置100は、プリンタ30と接続される。商品登録装置100とプリンタ30は通信ネットワーク3で接続されてもよい。
取得部102は、商品登録処理と、商品登録とは異なる他のサービスに関する処理のいずれが顧客により選択されたかを示す特定情報を取得する。特定部104は、特定情報に基づいて、いずれの処理を顧客が選択したかを特定する。商品登録部106と、商品登録処理が選択された場合、商品からコードを読み取って登録する。実行部108は、他のサービスに関する処理が選択された場合、当該他のサービスを当該顧客に提供するための処理を実行する。
特定情報は、顧客Cが、商品登録処理を希望しているのか、商品登録とは別の他のサービスに関する処理を希望しているのかを示す情報である。例えば、取得部102は、ハンディスキャナ88またはコードリーダ90(コード読取手段)が商品コードを読み取ったことを、商品登録処理が選択されたことを示す特定情報として取得する。
また、取得部102は、他のサービスに関する情報が取得されたことを、他のサービスに関する処理が選択されたことを示す特定情報として取得する。他のサービスに関する情報は、例えば、他のサービスに関する情報を示すQRコードまたはバーコードをハンディスキャナ88またはコードリーダ90を用いて読み取ることで取得できる。あるいは、他のサービスに関する情報は、顧客Cのユーザ端末70に内蔵されている非接触型ICカード等からカードリーダ86を用いて近距離無線通信により読み取ることで取得できる。
他のサービスに関する処理とは、例えば、クーポンやチケット32などの発行処理を含む。クーポンは、商品引換証、景品券、割引券などであり、当該店舗で利用できるものが好ましい。また、クーポンを利用可能な期間は当日を含んでもよいし、当日を含まなくてもよい。当日を含まない場合は、当該店舗を再度利用する機会を与えることになり店舗にとっては好ましい。
チケット32は、スポーツ観戦、施設または店舗利用、サービス利用、商品購入、観劇、鑑賞、観覧など権利を有していることを示す印刷物である。チケット32は、レジカウンタ5の奥に設けられているプリンタ30から印字出力され、店員Sから顧客Cに手渡しされる。
ただし、チケット32の発券処理は、プリンタ30からの印刷に限定されない。例えば、顧客Cのユーザ端末70にデジタルチケットとして送信されてもよい。具体的には、予め会員登録されている顧客Cのユーザアカウントにてデジタルチケットをダウンロード可能に配布する。顧客Cは、例えば、ブラウザを起動し、自身のユーザアカウントを用いて本サービスが提供されるサイトにログインすることにより、デジタルチケットをダウンロードすることができる。あるいは、本サービスを提供するアプリケーションプログラムを起動し、アプリケーション上で自身のユーザアカウントを用いてログインすることで、デジタルチケットをダウンロードしてもよい。
商品登録部106は、例えば、有人レジ10のハンディスキャナ88、またはセルフレジ20のコードリーダ90により、商品に付与されているバーコードを読み取り、バーコードに記録されている商品情報を取得して商品登録を行う。商品登録処理は一般的な処理と同様でよいので、詳細な説明は省略する。
<動作例>
図6は、本実施形態の商品登録装置100の動作例を示すフローチャートである。
まず、取得部102は、商品登録処理と、商品登録とは異なる他のサービスに関する処理のいずれが顧客により選択されたかを示す特定情報を取得する(ステップS101)。
そして、特定部104は、ステップS101で取得された特定情報に基づいて、顧客がいずれの処理を選択したかを特定する(ステップS103)。例えば、顧客C2が、セルフレジ20のコードリーダ90を用いて購入商品のバーコードをかざすと、ステップS101で取得部102が商品コードを取得し、ステップS103で特定部104は、顧客が商品登録処理を選択したことを特定する。
そして、商品登録処理が選択された場合、ステップS105に進み、商品登録部106は、商品から読み取った商品コードを登録する。
一方、他のサービスに関する処理が選択された場合、ステップS107に進み、実行部108は、他のサービスを顧客Cに提供するための処理を実行する。本実施形態では、他のサービスに関する処理の選択方法については特に限定しない。後述する実施形態で詳細に説明する。
以上説明したように、本実施形態によれば、マルチメディアステーションの機能を商品登録装置100に持たせることで、マルチメディアステーションが占有している店舗内のスペースを空けて有効活用することができる。本実施形態では、取得部102により取得された特定情報に基づいて、特定部104により、顧客が商品登録処理を希望しているのか、他のサービスに関する処理を希望しているのかを特定して、商品登録部106または実行部108が処理を実行する。この構成により、店員Sが居る有人レジ10でも、店員Sが居ない顧客Cが自分で操作するセルフレジ20でも、商品登録処理と他のサービスに関する処理をスムーズに切り替えて行うことができる。
また、他のサービスの処理を商品登録装置100とは別の場所に設置されているマルチメディアステーションで顧客Cが操作してから商品登録装置100に並ぶ必要がなくなるので、顧客Cにとって利便性が向上する。さらに、マルチメディアステーションの機能を商品登録装置100で実現しているので、マルチメディアステーションが担っていた集客に関する役割を商品登録装置100が担うことができるので、店舗の集客能力の低下も防ぐことができる。
さらに、取得部102により商品のバーコードが読みとられたことを、商品登録処理が選択されたことを示す特定情報として取得されるので、商品登録処理を希望している顧客Cは、必要のない操作を行う必要がないので、手間がかからない。操作に時間がかからないので、レジ待ち時間が長くなるのを防ぐこともできる。
(第2実施形態)
図7は、本実施形態の商品登録装置100の論理的に構成例を示す機能ブロック図である。本実施形態の商品登録装置100は、初期画面として、商品登録処理か、他のサービスに関する処理かの選択を受け付ける画面を表示する構成を有する点以外は、上記実施形態と同様である。
商品登録装置100は、図5と同様な取得部102と、特定部104と、商品登録部106と、実行部108と、を備えるとともに、さらに、表示処理部120とを備える。
表示処理部120は、初期画面として、商品登録処理か、他のサービスに関する処理か、の選択を受け付ける画面を第1のタッチパネル80に表示する。
図8は、有人レジ10またはセルフレジ20の第1のタッチパネル80に表示される初期画面である待受画面200の例を示す図である。待受画面200は、商品購入ボタン202と、チケット発券ボタン204とを含む。顧客Cにより商品購入ボタン202が押下されると、取得部102は、商品登録処理が顧客Cにより選択されたことを示す特定情報として受け付ける。顧客Cによりチケット発券ボタン204が押下されると、取得部102は、他のサービスに関する処理、例えば、クーポンまたはチケット32の発券処理が選択されたことを示す特定情報として受け付ける。さらに、待受画面200は、サービスの選択を顧客Cに促すメッセージを表示するメッセージ表示部206を含んでもよい。
図9は、商品登録装置100の実行部108により実行される他のサービスに関する処理を行う各種処理部の構成例を示す機能ブロック図である。図9には、商品登録装置100の他の構成要素は図示されていない。商品登録装置100は、さらに、チケット発券処理部130と、クーポン発行処理部132と、情報検索処理部134と、宅配便処理部136と、公共料金処理部138と、を含むことができる。
図10は、待受画面200の他の例を示す図である。この例では、図8の待受画面200に加え、図9の各処理部が実行する他のサービスに関する処理を顧客Cが選択する操作ボタンが含まれる。具体的には、待受画面200は、商品購入ボタン202と、チケット発券ボタン204と、宅配便受取ボタン207と、公共料金支払ボタン208と、情報検索ボタン209と、を含む。
商品購入ボタン202が顧客Cにより押下されると、実行部108は、商品登録部106に商品登録処理を実行させる。チケット発券ボタン204が顧客Cにより押下されると、実行部108は、チケット発券処理部130にチケット発券に関する処理を実行させる。情報検索ボタン209が顧客Cにより押下されると、実行部108は、情報検索処理部134に情報検索サービスに関する処理を実行させる。宅配便受取ボタン207が顧客Cにより押下されると、実行部108は、宅配便処理部136に宅配便の受取サービスに関する処理を実行させる。公共料金支払ボタン208が顧客Cにより押下されると、実行部108は、公共料金の支払いに関する処理を実行させる。
取得部102は、顧客Cのユーザ端末70に他のサービスの利用を示すQRコードを表示させて、コードリーダ90に読み取らせることで、取得部102は特定情報を取得してもよい。また、商品購入ボタン202およびチケット発券ボタン204などの操作ボタンは、初期画面だけでなく、他の操作画面の少なくとも一部に表示されてもよく、他の操作画面から各ボタンに対応する画面に移行できてもよい。
図9に戻り、チケット発券処理部130は、ハンディスキャナ88またはコードリーダ90によりQRコードを読み取りチケット発券に必要なコード番号を取得し、または、第1のタッチパネル80の操作画面からコード番号の入力を受け付けて、コード番号に対応するチケット32を特定し、プリンタ30にチケット32の印字出力を指示する。
チケット発券に必要なコード番号は、例えば、ユーザIDと、チケットの予約IDとを少なくとも特定できる情報を含む。
図11は、チケット予約に関する情報のデータ構造の一例を示す図である。これらの情報は、チケット予約サービスを提供するサーバ(不図示)に記憶されていてよい。
図11(a)の予約状況情報140は、ユーザ毎に、各予約を識別する予約IDと、支払い方法(カード払い、コンビニ払い等)を示す支払種別、チケットの印字出力の有無を示すフラグなどの情報をユーザIDに関連付けて記憶している。
図11(b)の予約内容情報142は、予約毎に、予約日と、公演を識別する公演IDと、予約枚数とを予約IDに関連付けて記憶している。図11(c)の公演情報144は、公演毎に、公演の日時と、公演名と、座席の種別と、チケット1枚当たりの金額などの情報を公演IDに関連付けて記憶している。
例えば、コード番号には、少なくとも予約IDが含まれている。チケット発券処理部130は、コード番号から予約IDを取得し、予約状況情報140を参照し、予約IDに関連付けられているユーザIDと、支払種別と、チケット出力フラグを取得する。さらに、チケット発券処理部130は、予約内容情報142を参照し、予約IDに関連付けられている公演IDと、枚数の情報を取得する。さらに、チケット発券処理部130は、公演情報144を参照し、取得した公演IDに関連付けられている公演の日時、公演名、座席の種別、チケット1枚当たりの金額の情報を取得する。
チケット発券処理部130は取得した情報に基づいて、チケット32を発券する。また、必要に応じて、代金が未払いの場合、顧客Cから代金を受領し、決済処理も行う。チケット発券処理部130は、プリンタ30にチケット32の印字出力を指示する。
クーポン発行処理部132は、については後述する実施形態で詳細に説明する。
情報検索処理部134は、第1のタッチパネル80に情報検索画面(不図示)を表示させ、顧客Cに必要な情報検索を行わせ、検索結果に基づく各種情報を第1のタッチパネル80に表示させる。
宅配便処理部136は、QRコードを読み取り、宅配便の受け取りに必要なコード番号を取得し、または、コード番号の入力を受け付けて、コード番号に基づいて、少なくとも宅配便の荷物の置き場所を含む、荷物情報を取得する。そして、宅配便処理部136は、レシートプリンタ84に印字出力を指示する。顧客Cはレシートプリンタ84から印字出力された荷物の置き場所が記載されたレシートを店員Sに渡す。または、有人レジ10であれば、宅配便処理部136は、店員Sが見ている第2のタッチパネル82に荷物の置き場所を表示させる。店員Sは、荷物の置き場所から荷物を取り出し、顧客Cに受け渡す。
公共料金処理部138は、支払い伝票などに記載されているバーコードを読み取りコード番号を取得、または、支払いに必要なコード番号の入力を受け付けて、コード番号に基づいて、公共料金の支払い手続きを行う。セルフレジ20であれば、支払い手続き、例えば、カード払いなどの手続きを行った後、レシートプリンタ84から出力てれる支払い記録を店員Sが居るレジに持っていき、領収証の発行を行ってもらってもよい。有人レジ10であれば、顧客Cの支払い手続きの終了を確認したのち、領収証を発行して顧客Cに渡してもよい。
<動作例>
図12は、本実施形態の商品登録装置100の動作例を示すフローチャートである。
まず、表示処理部120は、初期画面として待受画面200を第1のタッチパネル80に表示する(ステップS111)。この状態で、商品登録装置100は、顧客Cによる操作の受け付けを待つ。以下のステップS113、ステップS115、およびステップS117は、並列して実行されてもよい。つまり、いずれかの条件を満たしてときに、対応する処理に進んでよい。
顧客Cにより、商品バーコードがコードリーダ90に、かざされると、コードリーダ90により商品コードの読み取りが行われる。または、顧客Cまたは店員Sにより、ハンディスキャナ88で商品バーコードが読み取られる。取得部102は、コードリーダ90またはハンディスキャナ88により商品コードが読み取られたことに呼応して(ステップS113のYES)、顧客Cにより商品登録処理が選択されたことを示す特定情報として取得する。そして、特定部104は、特定情報に基づいて、商品登録処理が顧客により選択されたことを特定し、図6のステップS105に進む。図6のステップS105以降の処理は上記実施形態と同様である。商品コードが読み取られない場合(ステップS113のNO)、ステップS115に進む。
顧客Cにより、第1のタッチパネル80に表示されている待受画面200の商品購入ボタン202が押下されると(ステップS115のYES)、取得部102は、当該操作に呼応して、顧客により商品登録処理が選択されたことを示す特定情報として取得する。そして、特定部104は、特定情報に基づいて、商品登録処理が顧客により選択されたことを特定し、図6のステップS105に進む。図6のステップS105以降の処理は上記実施形態と同様である。待受画面200の商品購入ボタン202が押下されない場合(ステップS115のNO)、ステップS117に進む。
顧客Cにより、第1のタッチパネル80に表示されている待受画面200のチケット発券ボタン204が押下されると(ステップS117のYES)、取得部102は、当該操作に呼応して、顧客によりクーポンまたはチケット32の発券処理が選択されたことを示す特定情報として取得する。そして、特定部104は、特定情報に基づいて、クーポンまたはチケット32の発券処理が顧客により選択されたことを特定し、図6のステップS107に進み、他のサービスに関する処理(ここでは、クーポンまたはチケット32の発券処理)を実行部108は実行する。待受画面200のチケット発券ボタン204が押下されない場合(ステップS117のNO)、ステップS111に戻る。
本実施形態によれば、上記実施形態と同様な効果を奏するとともに、さらに待受画面200で商品登録処理と他のサービスに関する処理のいずれを希望するのか選択できるので、顧客Cにとって選択操作が分かりやすく、容易に選択することができる。よって操作に時間がかからないので、レジ待ち時間が長くなるのを防ぐことができる。
(第3実施形態)
本実施形態の商品登録装置100は、商品登録処理の後、顧客の識別情報を読み取り、当該顧客の識別情報に対応するクーポン情報を用いた精算処理を行う構成を有する点以外は第2実施形態と同様である。よって商品登録装置100の構成は、図7および図9を用いて説明する。
実行部108は、商品登録部106による商品登録処理が実行された後、クーポン発行処理部132にクーポン発行に関する処理を実行させる。具体的には、クーポン発行処理部132は、商品登録部106による商品登録処理が実行された後、当該顧客Cの識別情報を読み取り、当該顧客の識別情報に対応するクーポン情報を取得し、当該クーポン情報を用いた精算処理を行う。
例えば、顧客Cの識別情報は、顧客Cが提示する店舗の会員カード(磁気カード)、ユーザ端末70に表示または会員カードに印刷されている、識別情報を含むQRコードまたはバーコード、ユーザ端末70のICカードに記憶されている識別情報をそれぞれカードリーダ86、ハンディスキャナ88、コードリーダ90などを用いて読み取ることで取得できる。
図13は、クーポン情報のデータ構造の一例を示す図である。図13(a)のユーザ別クーポン情報150は、顧客CのユーザID毎に顧客Cが取得可能なクーポンの識別情報が関連付けられて記憶されている。図13(b)のクーポン情報152は、各クーポンの内容(割引金額、付与ポイント、商品情報、特典など)と、利用可能期間などの情報が関連付けられて記憶されている。ユーザ別クーポン情報150およびクーポン情報152は、例えば、記憶装置110または店舗サーバ50に記憶されている。
図14は、本実施形態の商品登録装置100の動作例を示すフローチャートである。
商品登録部106において商品登録処理が終了すると本フローは開始される。まず、顧客Cが会員カードまたはユーザ端末70に表示させたQRコードなどを提示する(ステップS301)。商品登録装置100では、カードリーダ86、ハンディスキャナ88、またはコードリーダ90を用いて会員カードまたはQRコードなどを読み取り(ステップS303)、顧客Cの識別情報(ユーザID)を取得する(ステップS305)。ここまでの手順は、商品登録処理前であってもよい。
そして、クーポン発行処理部132は、ユーザ別クーポン情報150を参照し、取得した顧客Cの識別情報(ユーザID)に対応するクーポンIDを取得する(ステップS307)。そして、クーポン発行処理部132は、クーポン情報152を参照してクーポンIDに対応するクーポン情報を取得する(ステップS309)。
そして、クーポン発行処理部132はクーポンの利用可能期間などの条件を満たしていることを確認する(ステップS311)。条件を満たしている場合(ステップS311のYES)、クーポン発行処理部132は、当該クーポンの内容、例えば、割引などを精算処理に反映させて精算処理を実行する(ステップS313)。条件を満たしていない場合(ステップS311のNO)、クーポン情報は用いずに精算処理を実行する(ステップS315)。
本実施形態によれば、上記実施形態と同様な効果を奏するとともに、さらに、商品登録処理に引き続いて、実行部108により顧客Cの識別情報に基づいて、クーポン情報を取得し、取得したクーポン情報を用いた精算処理を行うことができる。この構成によれば、顧客Cは、クーポンを自ら提示しなくても、特典を得ることができる。クーポンを提示する手間も省けるので、レジでの処理時間も短縮される。店舗でクーポンが有効活用できるので顧客Cは再度来店したくなる可能性も高くなり、集客効果も望まれる。
(第4実施形態)
本実施形態の商品登録装置100は、顧客Cの購入履歴などの情報から広告を提示する構成を有する点以外は、上記実施形態の少なくともいずれかと同様である。商品登録装置100の構成は、図7および図9を用いて説明する。
実行部108は、顧客Cが商品登録装置100を利用する際に、読み取らせた顧客Cの識別情報に基づいて、顧客Cの属性情報に基づいて、顧客Cにあった広告コンテンツを第1のタッチパネル80に表示させる。
図15は、顧客の履歴情報と属性情報のデータ構造の一例を示す図である。図15(a)のユーザ属性情報160は、顧客毎に、属性情報をユーザIDに関連付けて記憶している。属性情報とは、例えば、性別、年齢層、趣味、購入商品の傾向などを含む。図15(b)の購入履歴情報162は、顧客毎に、購入履歴情報をユーザIDに関連付けて記憶している。購入履歴とは、当該店舗またはチェーン店舗における商品の購入履歴、例えば、他のサービスの利用履歴(チケット購入履歴など)などを含む。この購入履歴情報162に基づいて、ユーザ属性情報160の属性情報をさらに更新してもよい。例えば、機械学習などを用いてユーザの属性情報を作成してもよい。ユーザ属性情報160および購入履歴情報162は、記憶装置110または店舗サーバ50に記憶されてよい。
図16は、広告コンテンツ情報のデータ構造の一例を示す図である。図16(a)の広告対象情報170は、広告毎に、当該広告を提供する対象となるユーザの属性条件などの情報が関連付けられて記憶している。図16(b)の広告コンテンツ情報172は、広告毎に、第1のタッチパネル80に表示させるコンテンツ(動画や静止画)の識別情報(例えば、コンテンツの格納先のURL(Uniform Resource Locator)などでもよい)が関連付けられて記憶している。広告対象情報170および広告コンテンツ情報172は、記憶装置110、店舗サーバ50、チェーン店舗を管理するセンタのサーバ(不図示)、および広告を提供する企業のサーバ(不図示)の少なくともいずれか一つに記憶されていてもよい。
実行部108は、ユーザ属性情報160を参照し、顧客CのユーザIDに対応する属性を取得し、さらに、広告対象情報170を参照して顧客Cの属性を対象とした広告IDを取得し、広告コンテンツ情報172から広告IDのコンテンツIDを取得して第1のタッチパネル80にコンテンツを表示させる。
図17は、広告表示画面250の一例を示す図である。広告表示画面250は、広告表示部252と、詳細閲覧ボタン254と、広告切替ボタン256と、終了ボタン258とを含む。
広告表示部252には、実行部108が取得したコンテンツIDの広告コンテンツが表示される。詳細閲覧ボタン254は、顧客Cの押下を受け付けると、広告表示部252に表示されているコンテンツに対応する商品やサービス(例えば、チケット購入サイト)などの情報表示画面(不図示)に移行する。情報表示画面には、顧客Cに商品やサービスの購入を勧め、購入手続きを行えるコンテンツが表示されてもよい。広告切替ボタン256は、顧客Cの押下を受け付けると、広告表示部252に他の広告のコンテンツを表示させる。他のコンテンツは、上記した顧客の属性を対象とした他のコンテンツIDを選択して表示させることができる。終了ボタン258は、顧客Cの押下を受け付けると、広告表示画面250を閉じて、例えば、待機画面に戻る。
本実施形態によれば、上記実施形態と同様な効果を奏するとともに、さらに、顧客Cの属性に提供した広告を顧客Cにレジ前で見せることができるので、広告商品の購入の機会を増やすことができ、収益増が見込まれる。また、顧客Cにとっても自身に興味のある情報が提供されるので利便性が高い。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、表示処理部120は、少なくとも1つのチケットを選択する選択画面(図18の予約チケット一覧画面260)を表示し、実行部108は、チケット発券処理部130に選択されたチケットの発券処理を実行させてもよい。
予約チケット一覧画面260は、メッセージ表示部262と、予約チケット一覧表示部264と、選択ボタン265と、発券ボタン266と、戻るボタン268とを含む。
メッセージ表示部262には、顧客Cが予約中の複数のチケットの中から、発券を希望するチケットを選択して発券手続きを行うように促すメッセージが表示される。予約チケット一覧表示部264には、顧客Cが現在予約しているチケットの一覧が表示される。選択ボタン265は、顧客Cにより押下されると、予約チケット一覧の該当するチケットの発券が選択されたことを受け付けるとともに、選択ボタン265が選択されたことが視覚的に認識できるようにボタンの画像の色替えなどの処理を行う。
発券ボタン266は、顧客Cにより押下されると、チケット発券処理部130に予約チケット一覧で選択されたチケットの発券処理を実行させる。戻るボタン268は、顧客Cにより押下されると、チケットの選択は解除され、予約チケット一覧画面260を閉じて、待受画面200や当該画面の前に表示されていた画面に戻る。
また、他の実施形態において、店舗内の複数の有人レジ10とセルフレジ20において、本実施形態の他のサービスに関する処理を行えるレジと行えないレジを切り替える構成としてもよい。本実施形態の商品登録装置100は、他のサービスに関する処理を行う機能を実現するプログラムモジュールと、他のサービスに関する処理は行わずに商品登録処理だけを行う機能を実現するプログラムモジュールのいずれを実行するかを切り替える切替部(不図示)をさらに備えてもよい。
他のサービスに関する処理を行わない場合は、本実施形態の待受画面200のチケット発券ボタン204は表示されない。さらに、商品購入ボタン202も表示されなくてもよい。
店員Sの操作により切り替え指示を受け付けてもよいし、予め定めておいたスケジュールに従い切り替え指示を受け付けてもよい。店舗内のレジの混雑状況や、店員Sのシフト体制などに応じて、レジの機能を切り替えることができる。
単にマルチメディアステーションの機能を商品登録装置100に移すだけでは、商品登録装置100を一部の顧客が占有してしまい、レジ待ちの時間が長くなり、レジ待ち行列が長くなってしまう可能性がある。しかし、この構成によれば、店舗内のレジの混雑状況や、店員Sのシフト体制などに応じて、レジの機能を切り替えることができるので、このような問題を解決できる。
以下、有人レジ10とセルフレジ20別に、チケットの発券処理が選択された場合の動作についてそれぞれ説明する。
(実施例1)
<有人レジを用いたチケット発券処理>
図19は、有人レジ10を用いたチケット発券処理の動作例を示すフローチャートである。はじめに、有人レジ10の第1のタッチパネル80には、表示処理部120により待受画面200が表示されている(ステップS111)。そして、顧客C1は有人レジ10に並び、待受画面200のチケット発券ボタン204を押下してチケットの発券処理を選択する(ステップS201)。
有人レジ10では、特定部104は、顧客C1により、チケット発券処理が選択されたことを特定し、実行部108は、チケット発券処理部130にチケット発券処理を指示する。チケット発券処理部130は、店員Sに顧客C1にQRコードを提示させて読み取る指示を、第2のタッチパネル82に表示させる(ステップS203)。
店員Sは顧客C1にチケット発券処理を希望していることを確認し、QRコードの提示を求める。顧客C1は、ユーザ端末70にチケット発券のためのQRコードを表示させて店員Sに提示する(ステップS205)。店員Sは、ハンディスキャナ88を用いてユーザ端末70に表示されているQRコードを読み取る(ステップS207)。
チケット発券処理部130は、読み取られたQRコードからチケット発券に必要なコード番号を取得し、チケット内容確認画面210を第1のタッチパネル80に表示させる(ステップS209)。
図20は、チケット内容確認画面210の一例を示す図である。チケット内容確認画面210は、メッセージ表示部212と、チケット情報表示部214と、チケット発券ボタン216と、キャンセルボタン218とを含む。
メッセージ表示部212には、顧客Cにチケット内容の確認を促すメッセージと、操作内容を指示するメッセージが表示される。チケット情報表示部214には、チケット発券処理部130が予約状況情報140、予約内容情報142、および公演情報144から取得した情報に基づいて、チケット情報が表示される。チケット発券ボタン216は、チケット情報表示部214に表示されたチケットを発券する指示を受け付ける。キャンセルボタン218は、当該チケットの発券処理をキャンセルする指示を受け付ける。
顧客C1がチケット発券ボタン216を押下すると、チケット発券処理部130は、チケットの印字出力をプリンタ30に指示する(ステップS211)。プリンタ30は、チケット発券処理部130からの指示に従い、チケット32を印字出力する(ステップS213)。店員Sは、プリンタ30から出力されたチケット32を取り(ステップS215)、顧客C1に手渡しする(ステップS217)。
このようにして、有人レジ10で、チケット32の発券処理を行うことができる。
このように、本実施例では、有人レジ10で顧客Cは会員カードまたはQRコードを提示するだけで、チケットの発券手続きを終わらせることができる。他の端末で操作をしてレシートを印刷してレジまで持っていって並ぶ必要がなく、利便性が大幅に向上する。有人レジ10でもQRコードを読み取ればチケット32を印刷することができるので、作業効率もよい。
<セルフレジを用いたチケット発券処理>
図21は、セルフレジ20を用いたチケット発券処理の動作例を示すフローチャートである。はじめに、セルフレジ20の第1のタッチパネル80には、表示処理部120により待受画面200が表示されている(ステップS111)。そして、顧客C2はセルフレジ20に並び、待受画面200のチケット発券ボタン204を押下してチケットの発券処理を選択する(ステップS201)。
セルフレジ20では、特定部104は、顧客C2により、チケット発券処理が選択されたことを特定し、実行部108は、チケット発券処理部130にチケット発券処理を指示する。チケット発券処理部130は、第1のタッチパネル80にチケット発券画面220を表示させる(ステップS221)。
図22は、チケット発券画面220の一例を示す図である。チケット発券画面220は、チケット発券のためのQRコードをコードリーダ90にかざすことを顧客C2に促すメッセージを表示するメッセージ表示部222を含む。さらに、チケット発券画面220は、チケット発券のためのコード番号の入力を顧客C2に促すメッセージを表示するメッセージ表示部224と、コード番号の入力欄226と、入力されたコード番号のチケット32の発券を確定する発券ボタン228とを含む。
図21に戻り、顧客C2は、ユーザ端末70にチケット発券のためのQRコードを表示させてコードリーダ90にかざす(ステップS205)。チケット発券処理部130は、コードリーダ90により読み取られたQRコードからコード番号を取得する(ステップS207)。あるいは、顧客C2は、チケット発券画面220の入力欄226にコード番号を入力し、発券ボタン228を押下してもよい。チケット発券処理部130は、発券ボタン228の押下に呼応して、チケット発券画面220の入力欄226に入力されたコード番号を取得してもよい。
チケット発券処理部130は、読み取られたQRコードからチケット発券に必要なコード番号を取得し、図20のチケット内容確認画面210を第1のタッチパネル80に表示させる(ステップS209)。
顧客C2がチケット発券ボタン216を押下すると、チケット発券処理部130は、店員呼出画面230を第1のタッチパネル80に表示させる(ステップS223)。図23(a)は、店員呼出画面230の一例を示す図である。店員呼出画面230は、メッセージ表示部232と、呼出ボタン234と、キャンセルボタン236とを含む。メッセージ表示部232は、顧客Cにチケットは店員Sから手渡しされることを伝えるとともに、店員Sを呼び出すための操作を指示するメッセージを表示する。呼出ボタン234は、店員Sを呼ぶためのボタンであり、店員Sを呼び出す操作を受け付ける。キャンセルボタン236は、チケット印刷の中止を受け付ける。
図21に戻り、顧客C2が呼出ボタン234を押下すると(ステップS225)、チケット発券処理部130は、店員Sの店員端末40に通知する(ステップS227)。通知方法は特に限定されないが、例えば、店員端末40に通知メッセージを送信、通知メッセージを店員端末40のディスプレイにポップアップ表示、店員端末40のバイブレーションを鳴動、店員端末40から通知音を出力などの少なくともいずれか一つの通知方法を用いてよい。
このとき、店員Sは、レジカウンタ5から離れた場所、例えば、バックヤードや事務所に居たとしても、店員端末40は通知を受け取ることができるので、店員Sは顧客Cが店員Sを呼び出していることを知ることができる。通知を受けて店員Sはプリンタ30にチケット32を取りに行く(ステップS229)。一方、チケット発券処理部130は、呼出ボタン234の押下に呼応して、プリンタ30にチケット32の印字出力を指示する(ステップS211)。プリンタ30は、チケット発券処理部130からの指示に従い、チケット32を印字出力する(ステップS213)。
このとき、チケット発券処理部130は、さらに、第1のタッチパネル80にチケット印刷画面240を表示させる。図23(b)は、チケット印刷画面240の一例を示す図である。チケット印刷画面240は、メッセージ表示部242と、印刷状況表示部244とを含む。メッセージ表示部242には、顧客C2に、チケット32は店員Sから受け取ることを伝えるメッセージが表示される。印刷状況表示部244には、チケット32が印刷中であり、しばらく時間がかかることを伝えるメッセージが表示される。
そして、その間に、店員Sは、プリンタ30から出力されたチケット32を取り(ステップS215)、レジカウンタ5に戻り、顧客C2に手渡しする(ステップS217)。
このように、本実施例では、顧客C2は、セルフレジ20でチケットの発券に必要な情報を入力した後、店員Sを操作ボタンに呼び出して、店員Sからチケット32を受け取ることができるので、顧客C2はセルフレジ20から移動する必要もなくチケット32の発券手続きを簡単にできる。店員Sもレジカウンタ5から離れた場所に居ても店員端末40に通知が届くので、レジカウンタ5を離れた他の場所での作業も顧客Cに気兼ねすることなく行うことができる。また、顧客Cを不用意に待たせてしまうこともなくなる。
(比較例)
図24は、マルチメディアステーションMMSを用いたチケットの発券処理の動作例を示すフローチャートである。マルチメディアステーションMMSは、店舗のレジカウンタ5とは別の場所に設置されている。有人レジ7は、基本的に有人レジ10と同じハードウェア構成を有しているとする。
まず、顧客Cは、マルチメディアステーションMMSの設置場所に行き、マルチメディアステーションMMSの操作画(不図示)でチケット発券処理を選択する。マルチメディアステーションMMSは、顧客Cのチケット発券処理の選択を受け付けると(ステップS1)、必要事項を入力させる入力画面(不図示)を表示させ、顧客Cの入力を受け付ける(ステップS3)。
そして、マルチメディアステーションMMSは、チケットを発券するために必要となる情報を印字したレシート34を出力する(ステップS5)。顧客Cは、レシート34を持ってレジカウンタ5に移動し(ステップS7)、有人レジ7に並び、店員Sにレシート34を渡す(ステップS9)。店員Sは、有人レジ7のハンディスキャナ88を用いてレシート34に印字されているバーコードを読み取る(ステップS11)。有人レジ7は、ハンディスキャナ88で読み取られた情報に基づいて、チケット情報を取得し、プリンタ30にチケット32の印字指示を行う(ステップS211)。プリンタ30は指示に従い、チケット32を印字出力する(ステップS213)。
店員Sはプリンタ30のところに移動して出力されたチケット32を取り(ステップS215)、有人レジ7に戻って顧客Cにチケット32を手渡しする(ステップS217)。なお、ステップS211以降の手順は、図19と同じである。
このように、比較例では、顧客Cは、有人レジ7とは離れた場所にあるマルチメディアステーションMMSで必要な操作を行った後、再度、有人レジ7に並び直す必要があった。また、マルチメディアステーションMMSで印字されるレシート34は長いため様々なトラブルも発生していた。例えば、取扱を雑にすると途中でちぎれてしまったり、印刷時間が長いために印刷が終了する前に顧客Cが無理に引っ張ってしまうことによりレシートプリンタの機械部分に無理な力がかかり破損や故障が発生していたりした。
また、マルチメディアステーションMMSは有人レジ7とは別の装置として店舗のスペースを占有していた。
以上、実施形態および実施例を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態および実施例に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
なお、本発明において利用者に関する情報を取得、利用する場合は、これを適法に行うものとする。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下に限られない。
1. 商品登録処理と、商品登録とは異なる他のサービスに関する処理のいずれが顧客により選択されたかを示す特定情報を取得する取得手段と、
前記特定情報に基づいて、いずれの処理を前記顧客が選択したかを特定する特定手段と、
前記商品登録処理が選択された場合、商品からコードを読み取って登録する商品登録手段と、
前記他のサービスに関する処理が選択された場合、当該他のサービスを当該顧客に提供するための処理を実行する実行手段と、
を備える商品登録装置。
2. 1.に記載の商品登録装置において、
初期画面として、前記商品登録処理か、前記他のサービスに関する処理か、の選択を受け付ける画面を表示する表示処理手段を備える、商品登録装置。
3. 1.または2.に記載の商品登録装置において、
前記取得手段は、コード読取手段が商品コードを読み取ったことを、前記商品登録処理が選択されたことを示す前記特定情報として取得する、商品登録装置。
4. 1.から3.のいずれか一項に記載の商品登録装置において、
前記取得手段は、前記他のサービスに関する情報が取得されたことを、前記他のサービスに関する処理が選択されたことを示す前記特定情報として取得する、商品登録装置。
5. 1.から4.のいずれか一つに記載の商品登録装置において、
前記他のサービスに関する処理は、チケットの発券処理を含む、商品登録装置。
6. 2.または3.を引用する4.に記載の商品登録装置において、
前記表示処理手段は、少なくとも1つのチケットを選択する選択画面を表示し、
前記実行手段は、選択された前記チケットの発券処理を実行する、商品登録装置。
7. 5.または6.に記載の商品登録装置において、
前記商品登録装置は、前記顧客が商品登録操作を行うセルフレジであり、
前記実行手段は、前記チケットの発券処理を行う際に、画面に店員を呼ぶためのボタンを表示させる、商品登録装置。
8. 6.または7.に記載の商品登録装置において、
前記実行手段は、前記チケットの発券処理が選択された後、さらに、
コード読取手段を用いて、事前登録されたチケットの識別情報を取得し、
読み取った前記識別情報に対応するチケット情報をサーバから取得して発券処理を実行する、商品登録装置。
9. 1.から8.のいずれか一つに記載の商品登録装置において、
前記実行手段は、
前記商品登録処理を実行した後、前記顧客の識別情報を読み取り、当該顧客の識別情報に対応するクーポン情報を取得し、
当該クーポン情報を用いた精算処理を行う、商品登録装置。
10. 商品登録装置が、
商品登録処理と、商品登録とは異なる他のサービスに関する処理のいずれが顧客により選択されたかを示す特定情報を取得し、
前記特定情報に基づいて、いずれの処理を前記顧客が選択したかを特定し、
前記商品登録処理が選択された場合、商品からコードを読み取って登録し、
前記他のサービスに関する処理が選択された場合、当該他のサービスを当該顧客に提供するための処理を実行する、商品登録装置のデータ処理方法。
11. 10.に記載の商品登録装置のデータ処理方法において、
前記商品登録装置が、
初期画面として、前記商品登録処理か、前記他のサービスに関する処理か、の選択を受け付ける画面を表示する、商品登録装置のデータ処理方法。
12. 10.または11.に記載の商品登録装置のデータ処理方法において、
前記商品登録装置が、
コード読取手段により商品コードが読み取られたことを、前記商品登録処理が選択されたことを示す前記特定情報として取得する、商品登録装置のデータ処理方法。
13. 10.から12.のいずれか一つに記載の商品登録装置のデータ処理方法において、
前記商品登録装置が、
前記他のサービスに関する情報が取得されたことを、前記他のサービスに関する処理が選択されたことを示す前記特定情報として取得する、商品登録装置のデータ処理方法。
14. 10.から13.のいずれか一つに記載の商品登録装置のデータ処理方法において、
前記他のサービスに関する処理は、チケットの発券処理を含む、商品登録装置のデータ処理方法。
15. 11.または12.を引用する13.に記載の商品登録装置のデータ処理方法において、
前記商品登録装置が、
少なくとも1つのチケットを選択する選択画面を表示し、
選択された前記チケットの発券処理を実行する、商品登録装置のデータ処理方法。
16. 14.または15.に記載の商品登録装置のデータ処理方法において、
前記商品登録装置は、前記顧客が商品登録操作を行うセルフレジであり、
前記商品登録装置が、
前記チケットの発券処理を行う際に、画面に店員を呼ぶためのボタンを表示させる、商品登録装置のデータ処理方法。
17. 15.または16.に記載の商品登録装置のデータ処理方法において、
前記商品登録装置が、
前記チケットの発券処理が選択された後、さらに、
コード読取手段を用いて、事前登録されたチケットの識別情報を取得し、
読み取った前記識別情報に対応するチケット情報をサーバから取得して発券処理を実行する、商品登録装置のデータ処理方法。
18. 10.から17.のいずれか一つに記載の商品登録装置のデータ処理方法において、
前記商品登録装置が、
前記商品登録処理を実行した後、前記顧客の識別情報を読み取り、当該顧客の識別情報に対応するクーポン情報を取得し、
当該クーポン情報を用いた精算処理を行う、商品登録装置のデータ処理方法。
19. 商品登録装置を実現するコンピュータに、
商品登録処理と、商品登録とは異なる他のサービスに関する処理のいずれが顧客により選択されたかを示す特定情報を取得する手順、
前記特定情報に基づいて、いずれの処理を前記顧客が選択したかを特定する手順、
前記商品登録処理が選択された場合、商品からコードを読み取って登録する手順、
前記他のサービスに関する処理が選択された場合、当該他のサービスを当該顧客に提供するための処理を実行する手順、を実行させるためのプログラム。
20. 19.に記載のプログラムにおいて、
初期画面として、前記商品登録処理か、前記他のサービスに関する処理か、の選択を受け付ける画面を表示する手順、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
21. 19.または20.に記載のプログラムにおいて、
コード読取手段が商品コードを読み取ったことを、前記商品登録処理が選択されたことを示す前記特定情報として取得する手順、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
22. 19.から21.のいずれか一つに記載のプログラムにおいて、
前記他のサービスに関する情報が取得されたことを、前記他のサービスに関する処理が選択されたことを示す前記特定情報として取得する手順、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
23. 19.から22.のいずれか一つに記載のプログラムにおいて、
前記他のサービスに関する処理は、チケットの発券処理を含む、プログラム。
24. 20.または21.を引用する22.に記載のプログラムにおいて、
少なくとも1つのチケットを選択する選択画面を表示する手順、
選択された前記チケットの発券処理を実行する手順、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
25. 23.または24.に記載のプログラムにおいて、
前記商品登録装置は、前記顧客が商品登録操作を行うセルフレジであり、
前記チケットの発券処理を行う際に、画面に店員を呼ぶためのボタンを表示させる手順、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
26. 24.または25.に記載のプログラムにおいて、
前記チケットの発券処理が選択された後、さらに、
コード読取手段を用いて、事前登録されたチケットの識別情報を取得する手順、
読み取った前記識別情報に対応するチケット情報をサーバから取得して発券処理を実行する手順、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
27. 19.から26.のいずれか一つに記載のプログラムにおいて、
前記商品登録処理を実行した後、前記顧客の識別情報を読み取り、当該顧客の識別情報に対応するクーポン情報を取得する手順、
当該クーポン情報を用いた精算処理を行う手順、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
1 店舗システム
3 通信ネットワーク
5 レジカウンタ
7 有人レジ
10 有人レジ
20 セルフレジ
30 プリンタ
32 チケット
34 レシート
40 店員端末
50 店舗サーバ
60 商品データベース
70 ユーザ端末
80 第1のタッチパネル
82 第2のタッチパネル
84 レシートプリンタ
86 カードリーダ
87 PIN入力部
88 ハンディスキャナ
90 コードリーダ
92 釣銭機
100 商品登録装置
100 品登録装置
102 取得部
104 特定部
106 商品登録部
106 実行部
108 実行部
110 記憶装置
120 表示処理部
130 チケット発券処理部
132 クーポン発行処理部
134 情報検索処理部
136 宅配便処理部
138 公共料金処理部
140 予約状況情報
142 予約内容情報
144 公演情報
150 ユーザ別クーポン情報
152 クーポン情報
160 ユーザ属性情報
162 購入履歴情報
170 広告対象情報
172 広告コンテンツ情報
200 待受画面
202 商品購入ボタン
204 チケット発券ボタン
206 メッセージ表示部
207 宅配便受取ボタン
208 公共料金支払ボタン
209 情報検索ボタン
210 チケット内容確認画面
212 メッセージ表示部
214 チケット情報表示部
216 チケット発券ボタン
218 キャンセルボタン
220 チケット発券画面
222 メッセージ表示部
224 メッセージ表示部
226 入力欄
228 発券ボタン
230 店員呼出画面
232 メッセージ表示部
234 呼出ボタン
236 キャンセルボタン
240 チケット印刷画面
242 メッセージ表示部
244 印刷状況表示部
250 広告表示画面
252 広告表示部
254 詳細閲覧ボタン
256 広告切替ボタン
258 終了ボタン
260 予約チケット一覧画面
262 メッセージ表示部
264 予約チケット一覧表示部
265 選択ボタン
266 発券ボタン
268 戻るボタン
1000 コンピュータ
1010 バス
1020 プロセッサ
1030 メモリ
1040 ストレージデバイス
1050 入出力インタフェース
1060 ネットワークインタフェース

Claims (11)

  1. 商品登録処理と、商品登録とは異なる他のサービスに関する処理のいずれが顧客により選択されたかを示す特定情報を取得する取得手段と、
    前記特定情報に基づいて、いずれの処理を前記顧客が選択したかを特定する特定手段と、
    前記商品登録処理が選択された場合、商品からコードを読み取って登録する商品登録手段と、
    前記他のサービスに関する処理が選択された場合、当該他のサービスを当該顧客に提供するための処理を実行する実行手段と、
    を備える商品登録装置。
  2. 請求項1に記載の商品登録装置において、
    初期画面として、前記商品登録処理か、前記他のサービスに関する処理か、の選択を受け付ける画面を表示する表示処理手段を備える、商品登録装置。
  3. 請求項1または2に記載の商品登録装置において、
    前記取得手段は、コード読取手段が商品コードを読み取ったことを、前記商品登録処理が選択されたことを示す前記特定情報として取得する、商品登録装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の商品登録装置において、
    前記取得手段は、前記他のサービスに関する情報が取得されたことを、前記他のサービスに関する処理が選択されたことを示す前記特定情報として取得する、商品登録装置。
  5. 請求項2を引用する請求項4に記載の商品登録装置において、
    前記表示処理手段は、少なくとも1つのチケットを選択する選択画面を表示し、
    前記実行手段は、選択された前記チケットの発券処理を実行する、商品登録装置。
  6. 請求項5に記載の商品登録装置において、
    前記商品登録装置は、前記顧客が商品登録操作を行うセルフレジであり、
    前記実行手段は、前記チケットの発券処理を行う際に、画面に店員を呼ぶためのボタンを表示させる、商品登録装置。
  7. 請求項5または6に記載の商品登録装置において、
    前記実行手段は、前記チケットの発券処理が選択された後、さらに、
    コード読取手段を用いて、事前登録されたチケットの識別情報を取得し、
    読み取った前記識別情報に対応するチケット情報をサーバから取得して発券処理を実行する、商品登録装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の商品登録装置において、
    前記実行手段は、
    前記商品登録処理を実行した後、前記顧客の識別情報を読み取り、当該顧客の識別情報に対応するクーポン情報を取得し、
    当該クーポン情報を用いた精算処理を行う、商品登録装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の商品登録装置において、
    前記他のサービスは、クーポン又はチケットの発行処理を含む、商品登録装置。
  10. 商品登録装置が、
    商品登録処理と、商品登録とは異なる他のサービスに関する処理のいずれが顧客により選択されたかを示す特定情報を取得し、
    前記特定情報に基づいて、いずれの処理を前記顧客が選択したかを特定し、
    前記商品登録処理が選択された場合、商品からコードを読み取って登録し、
    前記他のサービスに関する処理が選択された場合、当該他のサービスを当該顧客に提供するための処理を実行する、商品登録装置のデータ処理方法。
  11. コンピュータに、
    商品登録処理と、商品登録とは異なる他のサービスに関する処理のいずれが顧客により選択されたかを示す特定情報を取得する手順、
    前記特定情報に基づいて、いずれの処理を前記顧客が選択したかを特定する手順、
    前記商品登録処理が選択された場合、商品からコードを読み取って登録する手順、
    前記他のサービスに関する処理が選択された場合、当該他のサービスを当該顧客に提供するための処理を実行する手順、を実行させるためのプログラム。
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