JP7463175B2 - 液体供給装置 - Google Patents
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Description
特許文献1に開示された食材混合機は、機械フレームに回転自在に支持された混合ドラムを備え、混合ドラムを回転駆動することにより混合ドラム内部でご飯に酢を混ぜ合わせる機械である。
本発明は、前記問題点に鑑み、液体を正確且つ迅速に計量できる液体供給装置を提供することを目的とする。
前記容器本体は、上端開口状で有底の筒状に形成され、当該容器本体の上端開口が前記投入口とされていると共に、当該容器本体に貯留した液体を前記上端開口から排出するものであり、当該容器本体の上端開口側且つ当該容器本体における前記オーバーフロー部が設けられた側とは反対側に、当該容器本体に貯留された液体を排出するための排出口を有し、
前記計量容器を支持し前記計量容器を前記オーバーフロー部が設けられた側とは反対側に倒すことにより、前記計量容器で計量された液体を前記混合ドラムに投入する投入機構を備えている。
また、前記オーバーフロー部は、上下方向に位置調節可能である。
また、前記取付部材は、前記容器本体に対して上下方向の位置調節を行うことができるように取り付けられ、前記連通口は、前記取付部材の前記位置調節に伴って前記カバー部材が位置調節されることにより前記開口の上端と下端との間を移動可能である。
また、前記容器本体は、有底の下容器と、下方開口状であって前記下容器に上下位置調節可能に取り付けられると共に前記投入口が形成された上容器とを有し、前記オーバーフロー部は、前記上容器に設けられている。
また、液体供給装置は、前記液体を貯留した貯留容器から前記液体を吸い上げて前記計量容器に投入すべく前記液体を吐出する供給ポンプを備えている。
また、前記投入機構は、前記計量容器を支持する取付台と、前記取付台に固定された支持軸と、前記支持軸を軸心回りに回転させる駆動機構とを有し、前記駆動機構によって前記取付台を前記支持軸回りに回転させることで前記計量容器を傾けて前記混合ドラムに前記液体を投入する。
図1は、複数の食材を混合する食材混合機1を示している。食材混合機1は、食材を混合する混合機本体1Aと、混合機本体1Aに液体を計量して供給する液体供給装置1Bとを有している。食材混合機1で混合される食材としては、例えば、ご飯と酢(合わせ酢)
が考えられる。この場合、混合機本体1Aは、ご飯に合わせ酢を自動的に混ぜ合わせて酢飯を作る酢合わせ機として使用され、液体供給装置1Bは、混合機本体1Aに合わせ酢を計量して供給する酢供給装置として使用される。なお、混合機本体1Aは、ご飯以外の食材と、酢以外の液体(液体調味料等)とを混合する機械であってもよい。また、液体供給装置1Bは、酢以外の液体を計量して供給するのに使用されてもよい。
図1は、食材混合機1を正面右側から見た斜視図を示している。本実施形態では、図1に示すように、食材混合機1の正面側の方向(矢印A1方向)を前方、食材混合機1の背面側の方向(矢印A2方向)を後方、矢印A3方向を前後方向として説明する。また、図1の矢印B1方向を左方、図1の矢印B2方向を右方、図1の矢印B3方向(前後方向A3に直交する水平方向)を機幅方向として説明する。
また、機幅外方とは反対の方向を、機幅内方として説明する。言い換えれば、機幅内方とは、機幅方向B3であって食材混合機1の機幅方向B3の中心に近づく方向である。
図1に示すように、サイドフレーム5Lの機幅内方側の側面を構成する内側壁23に、混合ドラム3の左側を回転自在に支持する軸受け部材15L(図6参照)が設けられている。また、サイドフレーム5Lの上部には、混合ドラム3から排気された空気を排気させるための排気ボックス166が設けられている。
図3~図8に示すように、混合ドラム3は、下部のドラム本体46と、このドラム本体46を開閉自在に閉塞する上部のドラム蓋47とを有している。ドラム本体46は上部開口状とされ、ドラム蓋47は下部開口状とされている。ドラム本体46及びドラム蓋47の開口周縁側には、それぞれ開口周縁から外方に張り出すフランジ部48,49が設けられ、これらフランジ部48,49を重ね合わすことにより、ドラム本体46がドラム蓋47で開閉自在に塞がれる。
図3、図4に示すように、ドラム蓋47の前部には、機幅方向B3に並べて設けられた一対のロック部材71が設けられている。このロック部材71によってドラム蓋47がドラム本体46を塞ぐ閉状態にロックされる。
aには、該上壁138aを貫通する多数の小孔139aによって形成された酢排出部139が形成されている。この酢排出部139は、混合ドラム3の後転方向Rの先行側に形成され、酢貯留容器138の上壁138aの後転方向Rの後行側は、酢貯留容器138内部の酢が漏れ出ないように、通水性のない閉塞壁状とされている。また、酢貯留容器138内には、酢貯留容器138の内部空間を3分割する内部補強壁145が設けられている。また、酢貯留容器138の上壁138a前端には前方に突出してドラム本体46の周壁117の底部117b上に重ね合わされた前補強壁146が設けられている。
前記構成の混合機本体1Aでご飯に酢を混ぜ合わせて酢飯を作るには、先ず、図1に示すように、ドラム蓋47を開いて酢収容部136に酢を供給した後、ドラム本体46にご飯を投入する。ドラム蓋47は蓋ホルダ72等で保持可能である。酢とご飯をドラム本体46に供給した後、ドラム蓋47を閉め、ロック部材71をロック状態とし、操作パネル20に設けられたスタートスイッチを押すと、混合ドラム3が後転方向Rに回転する。混合ドラム3が後転方向Rに回転すると、該混合ドラム3の後転方向Rの回転に伴って、図11に示すように、酢収容部136がドラム支軸25L,25Rの前側を通ってドラム支軸25L,25Rの上方へと移動すると共に、ドラム支軸25L,25Rの上方を通り過ぎてドラム支軸25L,25Rの後方側へと移動する。
図12に示すように、混合ドラム3が後転方向Rに回転している際において、下側のドラム蓋規制部材105はドラム蓋47のフランジ部49とは干渉しないが、上側のドラム蓋規制部材105はフランジ部49と干渉する。混合ドラム3が後転方向Rに回転してフランジ部49が上側のドラム蓋規制部材105に接当すると、ドラム蓋規制部材105がフランジ部49に押圧され、揺動部材106の上部が揺動部材106下部を枢支する揺動支軸108回りに前方側に揺動する。これによって、上側のドラム蓋規制部材105がドラム蓋47のフランジ部49から自動的に逃げる。
に示すように、混合ドラム3が前転方向Fに回転すると、ロック部材71がロック解除部材104に係合して、ロック部材71のロックが解除される。ロック部材71のロックが解除された後、混合ドラム3がさらに前転方向Fに回転すると、ドラム蓋47のフランジ部49の下面前端側が上側のドラム蓋規制部材105に上方から接当し、ドラム蓋47のドラム本体46側への揺動動作が規制される。
図1に示すように、液体供給装置1Bは、混合機本体1A(機械フレーム2及び混合ドラム3)の側方(右側方)に配置され、混合機本体1Aの側部に取り付けられている。詳しくは、液体供給装置1Bは、サイドフレーム5Rの機幅外方側の側面を構成する外側壁14に取り付けられている。外側壁14は、前外側壁14aと後外側壁14bとに分割され、前外側壁14aに液体供給装置1Bが着脱可能に取り付けられている。
図19、図20に示すように、計量容器221は、液体(酢)を貯留可能な容器本体224を有している。容器本体224は、上下方向に延伸する軸心を有し且つ上下開口状の筒体224Aと、筒体224Aの下端開口を塞ぐ底壁224Bとを有している。筒体224Aは、前壁224aと、後壁224bと、前壁224a及び後壁224bの左端を連結する第1側壁224cと、前壁224a及び後壁224bの右端を連結する第2側壁224dとから四角筒状に形成されている。底壁224Bは、平面視矩形状の板材によって形成されている。筒体224Aは、図19に示すように、底壁224Bの前縁224eに対して前壁224aが左方に向かうにつれて後方に移行する傾斜方向に沿う状態で底壁224Bに固定されている。計量容器221は、後述する取付台225上に、底壁224Bの前縁224eが機幅方向B3に沿う状態で載置される。したがって、計量容器221は、前壁224aが左斜め前方を向く傾斜状態で取付台225上に載置される(図24参照)。
ることで形成された屈曲部227aを有している(図21、図25参照)。
図20、図21に示すように、計量容器221は、容器本体224の開口228を覆うカバー部材229を有している。カバー部材229は、上下方向に長い矩形状に形成されている。図20に示すように、カバー部材229の右面には、カバー部材229の外周縁部に沿って配置された環状のシール部材230が設けられている。カバー部材229の左面にも同様のシール部材が設けられている。
24に取付本体232Aが固定される。ボルト部材236に対するナット部材237のネジ込みを緩めることにより、容器本体224に対して取付本体232Aが上下方向に移動可能になる。
図20に示すように、保持プレート232Bは、前後方向中央部が右方に突出した凸部分232dを有する段付き状に形成されている。凸部分232dの上部には、オーバーフロー部231を通す通し穴239が貫通状に形成されている。通し穴239は、上下方向に長く形成されている。カバー部材229を保持プレート232Bの左側に配置し、オーバーフロー部231を通し穴239に左側から右側へ通すことにより、凸部分232dの左面側にカバー部材229を配置することができる。
上記計量容器221によって液体(酢)を計量するには、投入口226から容器本体224内に液体(酢)242を投入する。すると、図21に示すように、投入した酢242が容器本体224に貯留されると共に投入した液体(酢)242のうち余分な酢245が、オーバーフロー部231からオーバーフローする。つまり、計量容器221(容器本体224)には、連通口231cの下端部に接する水平ラインであるオーバーフローライン246以下に液体(酢)が貯留される。つまり、計量容器221(容器本体224)にオーバーフローライン246までの液体(酢)を溜めることで液体(酢)を計量する。そして、投入した酢242をオーバーフローさせて計量することにより、液体(酢)をバラツキなく、正確に且つ迅速に計量することができる。投入する液体(酢)242の量は、容
器本体224に酢が貯留され且つオーバーフロー部231から液体(酢)がオーバーフローする量だけ投入される。投入する液体(酢)242の量は、例えば、計量容器221によって計量することのできる最大量以上の量を投入する。
また、液体を計量するのに、ロードセル等の重量センサによって計量しようとすると、液体の上面が波打つのでバラツキがあり、正確に計量できない。また、計量する液体が合わせ酢等の水とは異なる液体である場合は、合わせ酢等は水とは比重が異なるので、正確に量を計量することはできない。
また、取付部材232を上下方向に位置調節することにより、オーバーフロー部231が開口228の上端から下端の範囲を移動する。つまり、オーバーフロー部231の上下方向の位置が変わる。これにより、計量できる液体(酢)の量を変更することができる。また、容器本体224に目盛りを付けておき、指標穴244の下縁または上縁を目盛りに合わせることにより、所望の量の液体(酢)を計量することができる。なお、目盛りに合わせる指標部分は、指標穴244に限ることはなく、取付部材232の上縁等であってもよい。
なお、計量することのできる液体(酢)の量の異なる計量容器221を複数用意する場合(例えば、一升、二升又は三升のご飯に対応する一升用、二升用又は三升用の計量容器221を用意する場合)は、容器本体224に対する取付部材232の上下位置調節が不要であるので、位置調節機構235を省略することができる。この場合、オーバーフロー部231を容器本体224に直接固定してもよい。
設定する設定部を有している。制御装置256は、タイマー257で設定された時間だけ供給ポンプ248を駆動させる。供給ポンプ248が駆動されると、計量容器221に所定時間(所定量)、液体(酢)が自動で投入される。制御装置256には、液体供給装置1Bの駆動用のスタートボタン258が接続されている。制御装置256は、スタートボタン258からの指令信号によって、液体供給装置1Bを駆動する。
図25、図26に示すように、取付台225は、板材によって形成され、載置壁部225aと、縦壁部225bと、係止部225cとを有している。載置壁部225aは、板面が上下方向を向くように配置され、計量容器221が載置可能である。縦壁部225bは、載置壁部225aの左端部から上方に延出された壁部で形成されている。縦壁部225bの左面には、支軸ブラケット267が固定されている。係止部225cは、載置壁部225aの右端部から上方に延出された壁部で形成されている。取付台225は、載置壁部225aの右端側から係止部225cの下部にわたって形成された通し穴268を有している。計量容器221は、通し穴268に係合部227を通し、底壁224Bを載置壁部225aに載置することで取付台225に支持されている。係合部227は、係止部225cに係合(当接)することで計量容器221が取付台225から外れるのを規制している。
駆動機構266は、収容ボックス249内に収容されている。図26に示すように、駆動機構266は、駆動源270と、駆動源270の回転出力を支持軸265に伝達するギヤ機構271と、支持軸265の回転角度を検出する検出センサ272とを有している。駆動源270は、正逆転可能な電動モータ等によって構成される。
図25に示すように、液体供給装置1Bは、取付台225を初期位置(図27の2点鎖線で示す位置P1)に位置決めする受持ブラケット273を有している。受持ブラケット273は、収容ボックス249の前面下部に取り付けられている(図27参照)。受持ブラケット273には、載置壁部225aの右側の後部が上方から当接する。
液体供給装置1Bで計量した液体(酢)を混合ドラム3に供給するにあたって、先ず、混合ドラム3のドラム蓋47を開けた状態にしておく。次に、図18に示すスタートボタン258を押すと、制御装置256は、スタートボタン258からの信号を取得し、タイマー257で設定された時間だけ供給ポンプ248を駆動する。供給ポンプ248は、貯留容器254から吸い上げた液体(酢)を所定時間だけ計量容器221に投入する。計量容器221に投入されてオーバーフロー部231からオーバーフローした液体(酢)は、オーバーフロー管路259を通って貯留容器254に戻される。
本実施形態の液体供給装置1Bにあっては、ドラム本体46内に供給される液体(酢)は、自動的に計量され、自動的に供給されるので、その時間、作業者は他の仕事に従事することができる。また、計量容器221を取付台225にセットする際には、通し穴268に係合部227を通し、底壁224Bを載置壁部225aに載置するだけなので、計量容器221のセット及び取外しが容易である。また、計量容器221を排出姿勢P2に傾ける場合は、係止部225cは係合部227に係合することにより、計量容器221が取付台225から外れるのが規制されるが、計量容器221が取付台225に対して計量容器221を傾ける方向(図27に矢印Y1で示す方向)とは反対側に揺動するのを許容する。つまり、計量容器221を排出姿勢P2に向けて傾動している際に、計量容器221が何らかの障害物に当たったときには、図28に示すように、計量容器221が矢印Y2方向に揺動し、障害物との衝突による衝撃を抑制することができる。計量容器221が何らかの障害物に当たる場合としては、例えば、ドラム蓋47が閉じていて、計量容器221がドラム蓋47に当たる場合が考えられる。
図29、図30に示すように、この他の実施形態の計量容器221の容器本体224は、下容器276と、下容器276に上下方向位置調節可能に取り付けられた上容器277とを有している。
図31、図33に示すように、下容器276は、上端開口状で有底の筒体で形成されている。下容器276は、上下方向の軸心を有する筒体である。下容器276の周壁276aの外面には、下容器276の軸心を中心とする螺旋状の溝(螺旋溝という)278が設けられている。螺旋溝278は、下容器276の上端部から上下方向の中途部(上下方向の略中央部)にまで形成されている。周壁276aの上端部且つ螺旋溝278よりも上方側には、シール部材279が設けられている。シール部材279は、周壁276aの周方向に環状に形成されていて、上容器277の内面に当接し、下容器276の外面上端部と上容器277の内面との間をシールする(図34参照)。下容器276の底部276bには、十字状に交差するように形成されたリブ280が形成されている。
図29、図33に示すように、上容器277の上部には、計量容器221内の液体(酢)をドラム本体46に注ぐための注ぎ口(排出口)285が形成されている。注ぎ口285は、突出壁部282に対して上容器径方向の反対側に形成されている。
図33に示すように、この他の実施形態の計量容器221にあっては、オーバーフローライン246は、突部284の上端に接する水平ラインである。投入口226から投入されて、オーバーフローライン246を超えた液体(酢)は、案内壁283上を流れてオーバーフロー部231に案内され、該オーバーフロー部231から排出される。
下容器276を軸心回りに矢印D2方向に回転させると、計量容器221が縮む。つまり、計量容器221は、螺旋溝278と螺旋凸条281との嵌め合い(ねじ作用)により伸縮可能である。計量容器221を伸縮させることにより、下容器276に対して上容器277が上下方向に位置調節され、計量容器221で計量することができる量(計量容器221の容量)を変更することができる。
この構成によれば、容器本体224に投入されて貯留される液体をオーバーフローさせるオーバーフロー部231を設けることにより、液体を正確且つ迅速に計量することができる。
この構成によれば、計量容器221で計量することができる液体の量を変えることができる。
また、容器本体224の一側面に形成された開口228を覆うカバー部材229と、カバー部材229を容器本体224に取り付ける取付部材232と、を備え、オーバーフロー部231は、カバー部材229に設けられていて開口228を介して容器本体224の内部に連通する連通口231cを有する。
また、取付部材232は、容器本体224に対して上下方向に位置調節可能に取り付けられ、連通口231cは、取付部材232の位置調節に伴ってカバー部材229が位置調節されることにより開口228の上端と下端との間を移動可能である。
この構成によれば、簡単な構成で計量することができる液体の量を変えることができる。
この構成によれば、容器本体224、オーバーフロー部231及びカバー部材229の清掃をする場合に、保持プレート232Bを取り外し、取付本体232Aは容器本体224に取り付けたままにしておくことにより、計量する液体の量を変更しない場合に、オーバーフロー部231の位置調節を行わなくてもよいという効果を奏する。
この構成によれば、計量容器221で計量することができる液体の量を変えることができる。
この構成によれば、簡単な構成で、計量容器221によって計量することができる液体の量を変えることができる。
この構成によれば、計量容器221に液体を投入する手間を省くことができる。
この構成によれば、液体の計量中に、他の仕事に従事することができる。
また、計量容器221で計量された液体を混合ドラム3に投入する投入機構264を備
えている。
この構成によれば、計量容器221で計量された液体の供給を自動で行える。
この構成によれば、簡単な構造で、液体の供給を自動で行える。
この構成によれば、計量容器221を傾けた際に計量容器221が何らかの障害物に当たった場合に、衝撃を抑制することができる。
3 混合ドラム
221 計量容器
224 容器本体
225 取付台
225c 係止部
226 投入口
227 係合部
228 開口
229 カバー部材
231 オーバーフロー部
231c 連通口
232 取付部材
232A 取付本体
232B 保持プレート
248 供給ポンプ
254 貯留容器
257 タイマー
264 投入機構
265 支持軸
266 駆動機構
276 下容器
277 上容器
278 溝
281 凸条
Claims (11)
- 液体を貯留可能な容器本体であって前記液体が投入される投入口を有する容器本体と、前記容器本体における前記投入口よりも下方に設けられていて前記容器本体に投入されて貯留される液体をオーバーフローさせるオーバーフロー部と、を含む計量容器を備え、前記計量容器で計量された液体を食材を混合する混合ドラムに供給する液体供給装置であって、
前記容器本体は、上端開口状で有底の筒状に形成され、当該容器本体の上端開口が前記投入口とされていると共に、当該容器本体に貯留した液体を前記上端開口から排出するものであり、当該容器本体の上端開口側且つ当該容器本体における前記オーバーフロー部が設けられた側とは反対側に、当該容器本体に貯留された液体を排出するための排出口を有し、
前記計量容器を支持し前記計量容器を前記オーバーフロー部が設けられた側とは反対側に倒すことにより、前記計量容器で計量された液体を前記混合ドラムに投入する投入機構を備えている液体供給装置。 - 前記オーバーフロー部は、上下方向に位置調節可能である請求項1に記載の液体供給装置。
- 前記容器本体の一側面に形成された開口を覆うカバー部材と、
前記カバー部材を前記容器本体に取り付ける取付部材と、
を備え、
前記オーバーフロー部は、前記カバー部材に設けられていて前記開口を介して前記容器本体の内部に連通する連通口を有する請求項1または2に記載の液体供給装置。 - 前記取付部材は、前記容器本体に対して上下方向の位置調節を行うことができるように取り付けられ、
前記連通口は、前記取付部材の前記位置調節に伴って前記カバー部材が位置調節されることにより前記開口の上端と下端との間を移動可能である請求項3に記載の液体供給装置。 - 前記取付部材は、前記容器本体に上下位置調節可能に取り付けられる取付本体と、前記取付本体に取り付けられ前記カバー部材を前記容器本体に押しつけて保持する保持プレートとを有している請求項3または4に記載の液体供給装置。
- 前記容器本体は、有底の下容器と、下方開口状であって前記下容器に上下位置調節可能に取り付けられると共に前記投入口が形成された上容器とを有し、
前記オーバーフロー部は、前記上容器に設けられている請求項1に記載の液体供給装置。 - 前記上容器または下容器の一方に設けられた螺旋状の溝と、他方に設けられた螺旋状の凸条とを備え、
前記溝と前記凸条とのねじの嵌め合いにより前記下容器に対して前記上容器が上下位置調節可能である請求項6に記載の液体供給装置。 - 請求項1~7のいずれか1項に記載の液体供給装置であって、
前記液体を貯留した貯留容器から前記液体を吸い上げて前記計量容器に投入すべく前記液体を吐出する供給ポンプを備えた液体供給装置。 - 前記オーバーフロー部は、前記容器本体の外部に配置されると共に前記容器本体の内部に連通する連通口を有し、
前記容器本体の外部に配置されていて前記オーバーフロー部からオーバーフローされた液体を前記貯留容器に戻すためのオーバーフロー管路を備えている請求項8に記載の液体供給装置。 - 前記投入機構は、前記計量容器を支持する取付台と、前記取付台に固定された支持軸と、前記支持軸を軸心回りに回転させる駆動機構とを有し、前記駆動機構によって前記取付台を前記支持軸回りに回転させることで前記計量容器を傾けて前記混合ドラムに前記液体を投入する請求項1に記載の液体供給装置。
- 前記計量容器は、下部に係合部を有し、
前記取付台は、前記計量容器を傾ける際に、前記計量容器が前記取付台から外れるのを規制すべく前記係合部が係合する係止部を有し、
前記係止部は、前記計量容器が前記取付台に対して前記計量容器を傾ける方向とは反対側に揺動するのを許容する請求項10に記載の液体供給装置。
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