JP7462796B2 - 過温度検出システム、過温度保護システム及び過温度検出方法 - Google Patents

過温度検出システム、過温度保護システム及び過温度検出方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、過温度検出システム、過温度保護システム及び過温度検出方法に関する。
過温度検出システムには、冷却装置によって冷却される乾式変圧器(変圧器という。)の付近に温度検知素子を設けて、変圧器の温度を接触して直接的に測定することに代えて、これを推定することで変圧器の温度を間接的に検出するものがある。その温度検知素子が検出した結果を利用して、変圧器の保護を行う場合がある。しかしながら、このような温度の検出方式では適切な保護を掛けるだけの検出精度が得られない場合があった。
日本国特許特開2010-193695号公報
本発明の目的は、冷却装置によって冷却される変圧器の温度異常を検出する過温度検出システム、過温度保護システム及び過温度検出方法を提供することである。
実施形態の過温度検出システムは、冷却装置によって冷却される乾式変圧器(以下、変圧器という。)の温度異常を検出する。過温度検出システムは、温度判定部を備える。温度判定部は、前記冷却装置の動作中と停止中の動作状態により前記変圧器の温度異常の判定条件を代えて、前記変圧器の温度異常を判定して出力する。
実施形態の実施形態の過温度検出システムを適用する変圧器盤の概略構成図。 実施形態の変圧器盤1の平面図。 実施形態の変圧器盤周辺の概略構成図。 実施形態の温度判定部の構成図。 実施形態のホットスタート時に係る変圧器2の温度について説明するための図。 第2の実施形態の温度判定部5Dのブロック図。
以下、実施形態の過温度検出システム、過温度保護システム及び過温度検出方法について、図面を参照して説明する。
なお、以下の説明では、同一又は類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それらの構成の重複する説明は省略する場合がある。なお、電気的に接続されることを、単に「接続される」ということがある。以下の説明に示す「電圧の測定値」とは、実際の電圧の測定値、実際の電圧の大きさを示す指標値、又は電圧の大きさを示す推定値のことである。以下の説明において、「乾式変圧器」のことを、単に「変圧器」として説明することがある。「変圧器の温度」として、「変圧器の周辺の空気の温度」のことを同義のものとして説明することがある。
図1Aは、実施形態の過温度検出システム5Aを適用する変圧器盤1の概略構成図である。図1Bは、実施形態の変圧器盤1の平面図である。
変圧器盤1は、変圧器2と、筐体11と、第1温度検知器31と、第2温度検知器32と、温度判定部5(図2)を備える。第1温度検知器31と、第2温度検知器32と、温度判定部5は、過温度保護システム10の一例である。温度判定部5は、過温度検出システム5Aの一例である。
変圧器2は、例えばモールド型の3相トランスである。変圧器2は乾式変圧器の一例である。変圧器2は、冷却装置によって冷却される強制空冷型で形成されている。
筐体11は、その内部に変圧器2を収納するように構成されている。変圧器2は、筐体11内に設置されている。筐体11には、変圧器2の冷却用に利用する冷却装置が設けられている。冷却装置として、室温の空気(CA)を取り込んで暖気HAを排出する外気導入型のファン11Fを含めて形成してもよい。ファン11Fは、筐体11の開口部11Hに設けられた冷却装置の一例である。筐体11の開口部11Hは、例えば筐体11の天面に設けられている。室温の空気(CA)を取り込むための開口は、図示しない扉面に設けられていてよい。なお、筐体11に設けるファン11F以外の冷却装置を設けることを制限するものではなく、ファン11Fに適宜組み合わせてもよい。
第1温度検知器31は、筐体11に流入した筐体11の周辺の温度(第1周囲温度)を検出する。第1温度検知器31は、例えば、筐体11内の外気が流入する開口部の内側で、変圧器2の巻線部よりも下段に配置される。なお、図に示す位置は、一例でありこれに制限されない。
第2温度検知器32は、変圧器2の周囲温度(第2周囲温度)を検出する。第2温度検知器32は、変圧器2付近に、例えば、UVW相の巻線を有する変圧器2のV相巻線の上部に配置されている。この位置は、変圧器2本体の温度の影響を受けやすい位置になる。なお、図に示す位置は、一例でありこれに制限されない。
変圧器盤1の筐体11内に配置された変圧器2は、自己の電力損失によって発熱する。この熱は、筐体11のファン11Fの作動によって、筐体11外に排出される。筐体11のファン11Fの作動が停止すると、その段階で変圧器2に蓄積されていた熱が、変圧器2の周辺の温度を上昇させることがある。
図2は、実施形態の変圧器盤1周辺の概略構成図である。
変圧器盤1の1次側には、入力側遮断機CBが設けられている。入力側遮断機CBは、導通状態で、電源側からの電力を変圧器盤1の1次側に供給可能にする。遮断状態で、電源側からの電力の変圧器盤1の1次側への供給を遮断する。入力側遮断機CBは、変圧器2の1次側に配置されたスイッチの一例である。入力側遮断機CBは、例えば、制御により導通状態と遮断状態が切り替わるように形成されている。
変圧器盤1の2次側には、負荷側遮断機、断路器などを介して電動機(M)、冷却装置(ファン11F)などの負荷が接続されている。
温度判定部5は、変圧器2の温度異常を検出する。例えば、温度判定部5は、筐体11内に配置された第1温度検知器31と第2温度検知器32とに接続されている。さらに温度判定部5は、変圧器2の一次側の活線状態を検出するように、入力側遮断機CBの状態信号が供給されている。入力側遮断機CBの状態信号は、入力側遮断機CBの負荷側の架電状態を示す信号であるとよい。さらに温度判定部5は、変圧器2の一次側に対する電力の供給を遮断するように、入力側遮断機CBの状態を制御するための制御信号を出力してもよい。
図3は、実施形態の温度判定部5の構成図である。
温度判定部5は、フィルタ51と52と、コンパレータ53から56と、フィルタ57と、ゲート58と、ワンショットゲート59と、ゲート61から66と、フィルタ67と68とを備える。
フィルタ51と52は、平滑化回路である。フィルタ51と52は、それぞれの入力信号に重畳するノイズを除去する。この平滑化回路は、移動平均回路として構成してもよく、或いはローパスフィルタとして構成してもよい。これらの特性は、温度変化が検出されるように適宜定めてよい。
例えば、フィルタ51の入力には、第1温度検知器31の出力が接続されていて、第1温度検知器31の検出結果を示す信号TBが供給される。フィルタ51は、信号TBを変換した信号TBfを出力する。フィルタ52の入力には、第2温度検知器32の出力が接続されていて、第2温度検知器32の検出結果を示す信号TVが供給される。フィルタ52は、信号TVを変換した信号TVfを出力する。
コンパレータ53から56は、2つの入力にそれぞれ供給される信号TBfと信号TVfとの電位差が、予め定められた所定値を超えたことを検出する。コンパレータ53から56の夫々に設定される所定値は、互いに異なる。コンパレータ53から56の順に、例えば、ΔT1、ΔT2、ΔT3、ΔT4に設定されているものとする。
コンパレータ53から56は、識別した結果を、信号TAN、信号TFN、信号TAFS、信号TFFSとして夫々出力する。
コンパレータ53の出力には、ゲート61の第1入力が接続されている。
コンパレータ54の出力には、ゲート62の第1入力が接続されている。
コンパレータ55の出力には、ゲート63の第1入力が接続されている。
コンパレータ56の出力には、ゲート64の第1入力が接続されている。
ゲート61から64は、夫々AND回路である。なお、ゲート63と64の第2入力は、負論理である。ゲート63と64の第2入力を除く、ゲート61から64とゲート58の入力と、これらの出力は、すべて正論理である。
端子CBAに、入力側遮断機CBの状態信号CBCL1が供給されている。状態信号CBCL1は、入力側遮断機CBが閉じているときに論理状態ST1になり、開いているときに論理状態ST0になる。端子CBAは、フィルタ57の入力に接続されている。
フィルタ57は、入力信号の論理状態ST1が予め定められた時間を超えたときに、その時間だけ遅延させたタイミングに論理状態ST1を出力し、さらに入力信号が論理状態ST0に変化するとこれに応じて論理状態ST0を出力する。なお、フィルタ57は、入力信号の論理状態を保持した出力信号を生成する。例えば、フィルタ57は、入力信号が論理状態ST1に変化した後に0.5秒程度継続したときに、論理状態ST1のパルスを生成するとよい。フィルタ57の出力には、ゲート61から64の各第2入力と、ゲート58の第2入力とが夫々接続されている。
ゲート58とワンショットゲート59の組は、温度異常検出を一時的に停止させるマスク信号を生成する。例えば、ゲート58は、AND回路である。ゲート58の出力がワンショットゲート59のトリガ入力に接続されている。ワンショットゲート59は、ゲート58の出力信号が論理状態ST0から論理状態ST1に変化するトリガ入力を検出と、予め定められた所定の長さの負のパルスを出力する。例えば、ワンショットゲート59は、この場合に60秒継続する論理状態ST0のパルスを生成する。ワンショットゲート59の出力は、ゲート61と62の第3入力に接続されている。論理状態ST0のパルスが供給されるゲート61と62は、論理状態ST0のパルスが供給されている間、非活性化され、他の入力信号をマスクする。換言すれば、論理状態ST0のパルスが供給されている間は、コンパレータ53と54から出力される信号がゲート61と62によってマスクされることになる。
ゲート65は、正論理入力、正論理出力のOR回路である。ゲート65の第1入力がゲート61の出力に接続され、第2入力がゲート63の出力に接続されている。ゲート65の出力には、フィルタ67の入力が接続されている。
フィルタ67は、入力信号の論理状態ST1が予め定められた時間を超えたときに、その時間だけ遅延させたタイミングに論理状態ST1を出力し、さらに入力信号が論理状態ST0に変化するとこれに応じて論理状態ST0を出力する。なお、フィルタ67は、入力信号の論理状態を保持した出力信号を生成する。例えば、フィルタ67は、入力信号の論理状態ST1が1秒程度継続したときに、論理状態ST1のパルスを生成するとよい。フィルタ67の出力は、端子OHAと、ゲート58の第1入力に接続されている。
ゲート66は、正論理入力、正論理出力のOR回路である。ゲート66の第1入力がゲート62の出力に接続され、第2入力がゲート64の出力に接続されている。ゲート66の出力には、フィルタ68の入力が接続されている。
フィルタ68は、入力信号の論理状態ST1が予め定められた時間を超えたときに、その時間だけ遅延させたタイミングに論理状態ST1を出力し、さらに入力信号が論理状態ST0に変化するとこれに応じて論理状態ST0を出力する。例えば、フィルタ67は、入力信号の論理状態ST1が1秒程度継続したときに、論理状態ST1のパルスを生成するとよい。なお、フィルタ68は、入力信号の論理状態を保持した出力信号を生成する。フィルタ68の出力は、端子OHFに接続されている。
続いて、温度判定部5の動作について説明する。
温度判定部5は、第1温度検知器31と第2温度検知器32が夫々検出した温度の差(温度差)を、コンパレータ53から56によって識別して、変圧器2の温度異常を検出する。端子OHAに1が出力される状態は、温度異常の第1段階に達した状態であることを示し、端子OHFに1が出力される状態は、温度異常の第2段階に達した状態であることを示す。温度異常の第1段階が、温度異常が発生したことを示すアラームを通知する段階であり、温度異常の第2段階が、温度異常が発生していて、動作を継続させることが危険な状態を通知する段階である。
フィルタ57が応答するまでの遅延時間を無視して説明すると、入力側遮断機CBが開いているときに状態信号CBCL1が論理状態ST0になり、ゲート63と64が活性化される。その一方で、ゲート61と62の出力が非活性化されて、その入力信号がマスクされる。
入力側遮断機CBが閉じているときに状態信号CBCL1が論理状態ST1になり、かつワンショットゲート59の出力状態によってゲート61と62が活性化される。その一方で、ゲート63と64が非活性化されて入力信号がマスクされる。
例えば、入力側遮断機CBが開いているときには、コンパレータ55と56の識別結果が有効になり、閉じているときには、コンパレータ53と54の識別結果が有効になる。
コンパレータ53から56に夫々設定された、温度差を検出するための閾値ΔT1、ΔT2、ΔT3、ΔT4の一例について説明する。コンパレータ54と56に対応付けられた閾値ΔT2とΔT4について、温度異常の第1段階が検出可能な温度差に設定する。コンパレータ53と55に対応付けられた閾値ΔT1とΔT3について、温度異常の第2段階が検出可能な温度差に設定する。例えば、閾値ΔT1、ΔT2、ΔT3、ΔT4の夫々について、120度、125度、130度、135度を検出温度として設定する。ヒステリシスを持たせる場合、上記の温度よりも低い温度(例えば10度低い温度)を設定してもよい。
また、入力側遮断機CBが閉じているときに、コンパレータ53と54が、温度異常の第2段階と第1段階を夫々検出するように、平時における温度異常の識別が可能な温度差に閾値ΔT1とΔT3を設定する。入力側遮断機CBが開いたときに、コンパレータ55と56が、温度異常の第2段階と第1段階を夫々検出するように、閾値ΔT1とΔT3よりも高い温度差になるように閾値ΔT2とΔT4を設定する。
例えば、変圧器2の温度異常の判定条件として、冷却用のファン11Fの動作中に変圧器2の温度を判定するための第1閾値温度(閾値ΔT1)と、冷却用のファンの停止中に変圧器の温度を判定するための第2閾値温度(閾値ΔT3)とを含む閾値温度を設けてよい。上記の第2閾値温度(閾値ΔT3)は、冷却用のファン11Fの動作中に変圧器2の温度からシステムを停止させる事象の検出するため閾値温度(閾値ΔT2)よりも低い温度にするとよい。上記の温度は、目安として示した一例であり、これに制限されることはなく、適宜決定してよい。
図4を参照して、ホットスタート時に係る変圧器2の温度について説明する。
図4は、実施形態のホットスタート時に係る変圧器2の温度について説明するための図である。図4のグラフに、第1温度検知器31と第2温度検知器32の検出温度の温度差と、各部の信号の経時変化を示す。最上段に示すグラフは、検出温度の温度差を示し、グラフ中の実線TVは、第1温度検知器31と第2温度検知器32の検出温度の温度差を示す。以下の説明では、上記の温度差のことを、単に「変圧器2の温度」と呼ぶ。次段以降のグラフは、信号TAN、信号CBCL1、信号OHAS、及び制御信号SOHAを夫々示す。信号TAN、信号CBCL1、信号OHAS、及び制御信号SOHAは、「0(論理状態ST0)」と「1(論理状態ST1)」の2値をとる。
初期段階では、変圧器2からその負荷に対する電力の供給が停止している。信号TAN、信号OHAS、及び制御信号SOHAは、「0」であり、信号CBCL1は、「1」である。
時刻t10に、変圧器2からその負荷に対する電力の供給が始まり、第2温度検知器32によって検出される変圧器2の温度が上昇し始める。
時刻t11に、ファン11F周辺の温度が動作開始温度を超えると、ファン11Fの温度制御によりファン11Fが作動し始める。ファン11F周辺の温度が動作開始温度を超えていて、通電されていればファン11Fは作動する。これにより、筐体11内に冷却用の空気の流通が始まる。この段階の状態を平時の状態(状態S1)という。状態S1にあると、変圧器2がその負荷に対する電力を供給し、かつファン11Fが作動している状態になっている。状態S1のなかで、変圧器2の電力損失による発熱量と、ファン11Fによる冷却効果がバランスする状況になると、変圧器2の温度が熱平衡に達する(時刻t12)。この段階で、第2温度検知器32によって検出される変圧器2の温度は、安定していてほぼ一定になる。
なお、温度異常の検出用に、この熱平衡時の温度よりも高い閾値温度OTL1とOLT2とが設定されている。閾値温度OTL1は、ファン11Fが作動している平時の状況の中では発生しない温度に設定される。この閾値温度OTL1は、平時の熱平衡時の温度よりも高く設定されるが、閾値温度OTL1とその熱平衡時の温度との差を比較的小さくするとよい。これにより、温度異常が発生した時の検出感度を高めることができる。閾値温度OTL2は、ファン11Fの作動と非作動によらず、正常な動作状況の中では発生しない温度に設定される。この閾値温度OTL2は、閾値温度OTL1よりも高く設定され、変圧器2が故障するリスクが少ない温度を温度異常として誤検出しないような値であるとよい。
時刻t21に、何らかの要因により入力側遮断機CBが開放されて、信号CBCL1が「0」になる。この状態は、変圧器2に電力が共有されなくなった状態(状態S2という。)を示す。上記により、変圧器2に対する電力の供給が停止するため、変圧器2による損失による熱の発生が止まる。ただし、電力の供給が停止するまでに変圧器2に蓄積された熱があり、この熱の発散により変圧器2の周辺の温度が上昇する。
この状態S2になると、変圧器2の負荷に対する電力の供給も停止するため、変圧器2を冷却させるファン11Fも作動しない。そのため、上記の熱の発散による変圧器2の周辺の温度上昇が顕在化して、第2温度検知器32によって温度の上昇が検出されて、信号TANが「1」になる。
このように変圧器2の温度は、閾値温度OTL1よりも高くなることがある。そこで、この状態S2の期間の閾値温度を調整して、上記の温度上昇を検出しないように閾値温度を切り替えるとよい。例えば、閾値温度OTL1と閾値温度OTL2に代わる閾値温度OTL1Aと閾値温度OTL2Aを設定する。閾値温度OTL1Aと閾値温度OTL2Aは、閾値温度OTL1と閾値温度OTL2よりも夫々高くする。これにより、閾値温度OTL1Aを超える状態は検出されない。より具体的は、信号TANが「1」になっているが、信号CBCL1が「0」であることにより、ゲート61の出力が「0」になることから、信号OHASと制御信号SOHAの「0」が保持されている。
時刻t22になると、変圧器2の温度は、下降に転じる。これは、変圧器2に蓄積されていた熱の発散と筐体11内の自然対流とにより、変圧器2に蓄積されていた熱が筐体11に伝わり、筐体11の表面からその外部に発散することによる。
このように変圧器2の温度が徐々に低下するが、変圧器2の温度が閾値温度OTL1よりも高い段階では、変圧器2への通電を再開することは適さない。
そこで、変圧器2の温度が閾値温度OTL1まで低下した段階(時刻t31)で、入力側遮断機CBを制御して変圧器2への通電を再開した場合について例示して、これについて説明する。
上記の通り時刻t31に、温度判定部5は、端子OHAを介して出力する制御信号SOHAを用いて、入力側遮断機CBを制御する。入力側遮断機CBは、この制御に応じて通電状態になり、信号CBCL1が「1」になる。この状態は、変圧器2に電力が供給される状態(状態S3)になる。これにより再び、変圧器2がその負荷に対する電力を供給することで、ファン11Fが作動している状態になる。
以下、状態S3内の動作の概要を先に示す。
例えば、状態S3の開始時点と、状態S1の終了時点の負荷の消費電力が同じであるとすれば、変圧器2の電力損失も、状態S3の開始時点と、状態S1の終了時点で同じになる。この状況であれば、変圧器2の発熱量も同等になる。
ただし、状態S3の開始時点と、状態S1の終了時点とでは、筐体11内の状況が異なる。状態S3の開始時点と、状態S1の終了時点とで比べると、筐体11内の温度が互いに異なる。状態S3の開始時点の筐体11内の温度は、状態S1の終了時点の筐体11内の温度よりも高い。そのため、通電が再開された直後は、変圧器2を十分に冷却することができず、時刻t31以降に変圧器2の温度が上昇する。
その結果、信号TANが再び「1」になり、信号CBCL1が「1」であることにより、ゲート61の出力が「1」になることから、信号OHASに「1」が短時間出力されるが、制御信号SOHAの「0」が保持される。
その後、時刻t32に変圧器2の温度のピークが現れる。ファン11Fによる冷却の効果が表れてきて変圧器2の温度が下降して、時刻t33に変圧器2の温度が閾値温度OTL1を下回る。信号TANが「0」になり、信号CBCL1が「1」であることにより、ゲート61の出力が「0」になることから、信号OHASと制御信号SOHAの「0」が保持されている。
上記の通り、時刻t31の時点の変圧器2の温度が閾値温度OTL1と同じであるため、時刻t31以降に生じる変圧器2の温度上昇が、コンパレータ53によって検出される。入力側遮断機CBが通電状態にあり、状態信号CBCL1が「1」に遷移している。ワンショットゲート59の出力は、時刻t31の時点で「1」にある。そのため、ゲート61が活性化されていて、コンパレータ53による検出結果が、ゲート61から出力される。その結果、ゲート65の出力からの信号OHASに、コンパレータ53によって検出された変圧器2の温度異常を示す信号の「1」が出力される。この現象は設計的に許容できるものであり、このときに生成される信号を、そのまま警報を示す信号(制御信号SOHAの「1」)として出力することは適当ではない。
そこで、ゲート65の出力からの信号OHASとして、コンパレータ53によって検出された変圧器2の温度異常を示す信号の「1」が出力された場合に、ゲート58とワンショットゲート59とがこれに応答して、ワンショットゲート59は、その出力に所定時間続く「0」のパルスを出力する。この「0」のパルスが、ワンショットゲート59からゲート61に供給されて、ゲート61が非活性化されて、ゲート61の出力が「0」になる。この結果、ゲート61によって「コンパレータ53によって検出された変圧器2の温度異常を示す信号」がマスクされて、時間幅の短い「1」のパルスが成形される。これに応じて、
ゲート65が出力する信号OHASも、上記の時間幅の短い「1」のパルスになる。
上記のように、「コンパレータ53によって検出された変圧器2の温度異常を示す信号」に基づく比較的時間幅の短いパルスが、ゲート65が出力する信号OHASに含まれる。その後段のフィルタ67がこのパルスを制限することにより、フィルタ67の出力の制御信号SOHAには、変圧器2の温度異常を示す信号が現れない。これにより、端子OHAが出力する制御信号SOHAがバタつくこともなく、ホットスタート時の変圧器2の温度を安定して検出できる。このワンショットゲート59が生成する信号によって「コンパレータ53によって検出された変圧器2の温度異常を示す信号」をマスクする時間は、比較的短時間に設定されているから、この間に生じる重要な現象の検出を漏らすことはない。例えば、検出すべき重要な現象が生じると、このマスクする時間以上に「コンパレータ53によって検出された変圧器2の温度異常を示す信号」が継続することになる。このような検出すべき重要な現象は、マスクされずに検出できるから、これに応じて端子OHAの制御信号SOHAに異常を示す信号が出力されることになる。
上記の実施形態によれば、過温度検出システム5Aは、ファン11F(冷却装置)によって冷却される変圧器2(乾式変圧器)の温度異常を検出する。過温度検出システム5Aは、温度判定部5を備える。温度判定部5は、ファン11Fの動作中と停止中の動作状態により変圧器2の温度異常の判定条件を代えて、変圧器2の温度異常を判定することにより、ファン11Fによって冷却される変圧器2の温度異常を検出することができる。過温度検出システム5Aは、変圧器2の温度異常を判定して出力して、変圧器2の保護に利用するとよい。
なお、温度判定部5は、変圧器2のホットスタート時に所定の条件が満たされるまで温度異常の識別結果の出力を制限するとよい。例えば、その所定の条件には、変圧器2のホットスタート時に、変圧器2の温度が第1閾値温度を超えていたならば、変圧器2の温度が第1閾値温度よりも下がることが含まれていてよい。
また、温度判定部5は、変圧器2の一次側の活線状態への遷移を検出することで、変圧器2のホットスタート時を識別するとよい。例えば、温度判定部5は、変圧器2の一次側に配置された入力側遮断機CBの状態を検出することで、変圧器2のホットスタート時を識別することができる。
このように、温度判定部5は、筐体11内部の温度が閾値温度OTL1以上に上昇したことを検出しても、必ずしもこれに応じて温度異常と判断するものではない。温度判定部5は、閾値温度OTL1を超える温度を検出した事象を、変圧器2の出力を停止させるべき温度異常として扱うのではなく、動作を継続させる選択を可能にしている。温度判定部5は、ホットスタートによる通電再開時の所定の期間に、温度異常と判断せずに動作を継続させることがある。この期間は、負荷の動作の消費電力を調整することなく、平時の状態と同様の電力量で負荷を稼働させてもよい。
(実施形態の変形例)
変形例について説明する。実施形態では、第1温度検知器31と第2温度検知器32との2つの温度検知器の検出結果に基づいた温度差を判定に利用する事例について説明した。これに変えて、第2温度検知器32のみを利用して、第2温度検知器32が検出した温度を判定に利用してもよい。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について説明する。
本実施形態は、同様の機能をデジタル処理で実現する温度判定部5Dについて説明する。図5は、第2の実施形態の温度判定部5Dのブロック図である。温度判定部5Dは、例えば処理回路100を備える。図5に示す処理回路100は、CPU101と、記憶部102と、駆動部103とを備える。CPU101と、記憶部102と、駆動部103は、BUSで接続されている。処理回路100は、温度判定部5Dの一例である。CPU101は、ソフトウェアプログラムに従い、所望の処理を実行するプロセッサを含む。記憶部102は、半導体メモリを含む。駆動部103は、CPU101の制御に従い、各種信号を検出し、さらに入力側遮断機CBの制御信号を生成する。
実施形態において、CPU101と駆動部103が実行する処理を纏めて、単に温度判定部5Dの処理として説明する。例えば、温度判定部5Dは、前述の温度判定部5のように、筐体11内に配置された第1温度検知器31と第2温度検知器32とに接続されている。さらに温度判定部5Dは、変圧器2の一次側の活線状態を検出するように、入力側遮断機CBの状態信号が供給されている。入力側遮断機CBの状態信号は、入力側遮断機CBの負荷側の架電状態を示す信号であるとよい。さらに温度判定部5Dは、変圧器2の一次側に対する電力の供給を遮断するように、入力側遮断機CBの状態を制御するための制御信号を出力してもよい。これに関するCPU101と駆動部103の実施する処理は、第1の実施形態の動作の説明と同様でよい。
上記の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を奏する。
以上に説明した少なくとも一つの実施形態によれば、過温度検出システムは、冷却装置によって冷却される乾式変圧器(以下、変圧器という。)の温度異常を検出する。過温度検出システムは、温度判定部を備える。温度判定部は、前記冷却装置の動作中と停止中の動作状態により前記変圧器の温度異常の判定条件を代えて、前記変圧器の温度異常を判定して出力する。これにより、過温度検出システムは、冷却装置によって冷却される変圧器の温度異常を検出できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 変圧器盤、2 変圧器、5A 過温度検出システム、10 過温度保護システム、11 筐体、11F ファン(冷却装置)、31 第1温度検知器、32 第2温度検知器、5、5D 温度判定部、CB 入力側遮断機

Claims (8)

  1. 冷却装置によって冷却される乾式変圧器(以下、変圧器という。)の温度異常を検出する過温度検出システムであって、
    前記冷却装置の動作中と停止中の動作状態により前記変圧器の温度異常の判定条件を代えて、前記変圧器の温度異常を判定して出力する温度判定部
    を備え、
    前記温度判定部は、
    前記変圧器のホットスタート時に前記変圧器の温度が所定の温度条件が満たされるまで温度異常の識別結果の出力を制限する、
    過温度検出システム。
  2. 前記冷却装置は、冷却用のファンを含み、
    前記変圧器は、前記冷却用のファンが設けられた筐体の内部に設置されていて、
    前記所定の温度条件には、前記変圧器のホットスタート時に、前記変圧器の温度が前記変圧器の温度を判定するための第1閾値温度を超えていたならば、前記変圧器の温度が前記第1閾値温度よりも下がることが含まれる、
    請求項1に記載の過温度検出システム。
  3. 前記変圧器の温度異常の判定条件として、前記冷却用のファンの動作中に前記変圧器の温度を判定するための第1閾値温度と、前記冷却用のファンの停止中に前記変圧器の温度を判定するための第2閾値温度とを含む閾値温度を設ける、
    請求項に記載の過温度検出システム。
  4. 冷却装置によって冷却される乾式変圧器(以下、変圧器という。)の温度異常を検出する過温度検出システムであって、
    前記冷却装置の動作中と停止中の動作状態により前記変圧器の温度異常の判定条件を代えて、前記変圧器の温度異常を判定して出力する温度判定部
    を備え、
    前記冷却装置は、冷却用のファンを含み、
    前記変圧器は、前記冷却用のファンが設けられた筐体の内部に設置されていて、
    前記温度判定部は、
    前記変圧器のホットスタート時に所定の条件が満たされるまで温度異常の識別結果の出力を制限し、
    前記所定の条件には、前記変圧器のホットスタート時に、前記変圧器の温度が前記変圧器の温度を判定するための第1閾値温度を超えていたならば、前記変圧器の温度が前記第1閾値温度よりも下がることが含まれる、
    過温度検出システム。
  5. 前記温度判定部は、
    前記変圧器の一次側の活線状態への遷移を検出することで、前記変圧器のホットスタート時を識別する
    請求項1に記載の過温度検出システム。
  6. 前記温度判定部は、
    前記変圧器の一次側に配置された入力側遮断機の状態を検出することで、前記変圧器のホットスタート時を識別する
    請求項1に記載の過温度検出システム。
  7. 求項1から請求項の何れか1項の過温度検出システムと、
    検出された前記変圧器の温度異常に応じて前記変圧器の一次側に配置されたスイッチを開放させる駆動部と
    を備える過温度保護システム。
  8. 冷却装置によって冷却される乾式変圧器(以下、変圧器という。)の温度異常を検出する過温度検出方法であって、
    前記冷却装置の動作中と停止中の動作状態により前記変圧器の温度異常の判定条件を代えて、前記変圧器の温度異常を温度判定部が判定して出力するステップと
    前記変圧器のホットスタート時に所定の温度条件が満たされるまで温度異常の識別結果の出力を制限するステップと、
    を含む過温度検出方法。
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