JP7459615B2 - 水処理装置 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態に係る水処理装置1の全体構成図である。
図1に示すように、水処理装置1は、精製水タンク2と、水位測定装置3と、補給水入口弁4と、補給水温度測定装置5と、流量計6と、補給水入口ブロー弁7と、加圧ポンプ8と、インバータ9と、熱交換器入口温度測定装置10と、熱交換器11と、熱交換器出口温度測定装置12と、ろ過膜装置としてのRO膜モジュール13と、処理水温度測定装置14と、処理水戻り弁15と、処理水戻りブロー弁16と、濃縮水排水弁17と、濃縮水戻り弁18と、濃縮水温度測定装置19と、蒸気遮断弁20と、蒸気調整弁21と、制御部30とを備える。
本実施形態に係る水処理装置1は、パイロジェンフリー水を供給するため、精製水タンク2に貯留された精製水W2を、RO膜モジュール13でろ過すると共に、RO膜モジュール13で分離された処理水W31と濃縮水W41の一部を、精製水タンク2に循環させる。また、水処理装置1は、RO膜モジュール13に急激な温度変化を与えないようにしながら、精製水W2を熱水殺菌するため、精製水タンク2とRO膜モジュール13との間で、蒸気が供給される熱交換器11により精製水W2を加熱する。
図4に示されるように、降温工程における循環処理時において、制御部30は、補給水入口弁4を閉じ、補給水入口ブロー弁7を開き、処理水戻り弁15を開き、処理水戻りブロー弁16を閉じ、濃縮水排水弁17を閉じ、濃縮水戻り弁18を開き、蒸気遮断弁20を開き、加圧ポンプ8を固定周波数で運転する。
なお、上記各処理工程において、基本的には蒸気調整弁21を閉じておくが、バックアップ運転として、精製水タンク2に供給される処理水W34、及び濃縮水W43による過剰冷却を防ぐため、蒸気調整弁21を開くことにより、熱交換器11で精製水W2を加温することがある。
dT/dt=(Tpv-Tob)/tgl (1)
ΔT=dT/dt×tc (2)
Tsp=Tpv-ΔT (3)
Vpl=Vr×ΔT/(Tsp-Tw) (4)
ここで、Vrは水処理装置1における保有水量であり、精製水タンク2に保有される精製水の水量と、経路全水量算出部322によって算出される、水処理装置1の経路全水量との合計値である。また、ΔTは、上記のように、現在のサイクルにおいて目標とする降温幅である。また、Tspは、上記のように段階目標温度である。また、Twは、補給水温度測定装置5によって測定される補給水W11の温度である。
次に、補給水水量算出部326によって算出された補給水の水量Vplに基づいて、以下の式(5)を用いて、補水時間tsを計算する。
ts=Vpl/vs (5)
ここで、vsは流量計6によって測定される補給水W11の流量である。
なお、ステップS4における、段階目標温度Tspの計算、補水時間tsの計算、及びサイクル経過時間のリセットは、それらの処理の順序を問わない。
図6は、水処理装置1の動作による温度変化の例を示すグラフである。なお、図6のグラフにおいて、実線は、熱交換器入口温度測定装置10又は熱交換器出口温度測定装置12によって測定される精製水W2の計測温度Tpvの変化を示す。また、点線は、上記の段階目標温度Tspの変化を示す。また、一点鎖線は、例として15分後に降温目標温度である40℃まで降温する際、所定の度合いで降温した場合の温度変化の例を示す。更に、二点鎖線は、補水量及び抜水量の経時変化を示す。
2 精製水タンク
3 水位測定装置
4 補給水入口弁
5 補給水温度測定装置
6 流量計
7 補給水入口ブロー弁
8 加圧ポンプ
9 インバータ
10 熱交換器入口温度測定装置
11 熱交換器
12 熱交換器出口温度測定装置
13 RO膜モジュール
14 処理水温度測定装置
15 処理水戻り弁
16 処理水戻りブロー弁
17 濃縮水排水弁
18 濃縮水戻り弁
19 濃縮水温度測定装置
20 蒸気遮断弁
21 蒸気調整弁
30 制御部
31 加温制御部
32 降温制御部
311 蒸気量制御部
321 流通制御部
322 経路全水量算出部
323 降温目標温度設定部
324 サイクル時間設定部
325 段階目標温度設定部
326 補給水水量算出部
L2 精製水供給ライン
L5 蒸気供給ライン
L11 補給水ライン
L12 補給水ブローライン
L31 処理水供給ライン
L32 処理水回収ライン
L33 処理水ブローライン
L41 濃縮水ライン
L42 濃縮水回収ライン
Claims (3)
- 精製水を貯留する精製水タンクと、
前記精製水タンクに貯留された精製水を処理水及び濃縮水に分離するろ過膜装置と、
前記精製水タンクと前記ろ過膜装置とを接続し、該ろ過膜装置に精製水を供給する精製水供給ラインと、
前記精製水供給ラインに配置され該精製水供給ラインを流通する精製水を加温する熱交換器と、
前記精製水供給ラインにおいて前記精製水タンクと前記熱交換器との間に配置され、前記精製水タンクに貯留された精製水を吸入し前記ろ過膜装置に向けて吐出する加圧ポンプと、
前記精製水タンクに補給水を供給する補給水供給ラインと、
前記ろ過膜装置において分離された処理水を供給する処理水供給ラインと、
前記処理水供給ラインを流通する処理水を、前記精製水タンクに回収する処理水回収ラインと、
前記ろ過膜装置において分離された濃縮水を系外に排出する濃縮水ラインと、
前記濃縮水ラインを流通する濃縮水を、前記精製水タンクに回収する濃縮水回収ラインと、
前記精製水タンクの水位を測定する水位測定部と、
前記ろ過膜装置に供給される精製水の温度を測定する第1温度測定部と、
前記補給水供給ラインから供給される補給水の温度を測定する第2温度測定部と、
制御部と、を備え、
動作モードとして、通常運転時、昇温工程時、降温工程時の3つのモードを有し、
前記通常運転時において、予め設定された通常運転時の温度で、前記精製水、前記処理水、及び前記濃縮水を循環させ、
前記昇温工程時において、前記熱交換器により、前記ろ過膜装置にダメージを与えないように前記精製水の温度を徐々に上げた後、前記精製水の温度を熱水殺菌するための予め設定された所定の温度以上に加熱した状態で、所定時間循環させ、
前記昇温工程の後、前記降温工程時において、間欠的に前記精製水タンクに新水としての補給水を供給することで、前記精製水の温度を徐々に予め設定される降温目標温度に低下させる水処理装置であって、
前記制御部は、
前記ろ過膜装置に供給される精製水の、前記熱交換器による加温を制御する加温制御部と、
前記降温工程時において、間欠的に前記精製水タンクに新水としての補給水を供給することで、前記ろ過膜装置に供給される前記精製水の降温を制御する降温制御部と、を備え、
前記降温制御部は、
前記精製水タンクへの補給水の補給、並びに前記精製水タンク、前記補給水供給ライン、前記ろ過膜装置、前記処理水供給ライン及び前記処理水回収ラインを通じた精製水の循環を制御する流通制御部と、
前記精製水タンクの水位と、前記精製水供給ラインの経路長、前記処理水供給ラインの経路長、及び前記処理水回収ラインの経路長を含む全経路長と、に基づいて、前記水処理装置の経路全水量を算出する経路全水量算出部と、
前記第1温度測定部で測定される前記精製水の温度の降温工程時における目標とする降温目標温度を設定する降温目標温度設定部と、
前記流通制御部の制御により、精製水の温度を目標とする降温目標温度まで段階的に下げる降温処理において、現在の精製水の温度を一段階低い温度に下げる1サイクル当たりの処理時間を、サイクル時間として設定するサイクル時間設定部と、
該降温制御部による制御を開始するときの前記精製水の温度、前記降温目標温度、及び前記サイクル時間に基づいて、現在のサイクルが終了した時点において、前記一段階低い温度であり、目標とする精製水の温度である段階目標温度を設定する段階目標温度設定部と、
前記経路全水量、前記精製水の温度、前記補給水の温度、及び現在のサイクルでの段階目標温度に基づいて、現在のサイクルにおける補給水の水量を算出する補給水水量算出部と、
を備える、水処理装置。 - 前記補給水水量算出部は、少なくとも精製水の温度と補給水の温度との差に基づいて、補給水の水量を算出する、請求項1に記載の水処理装置。
- 前記熱交換器に蒸気を供給する蒸気供給ラインと、
蒸気の供給量を調整する蒸気量調整手段と、
精製水の温度と所定温度とを比較し、精製水の温度が前記所定温度を下回った場合に、蒸気の供給量を増加させるように、前記蒸気量調整手段を制御する、蒸気量制御手段と、
を更に備える、請求項1又は請求項2に記載の水処理装置。
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