JP7458248B2 - ケーブル支持具 - Google Patents

ケーブル支持具 Download PDF

Info

Publication number
JP7458248B2
JP7458248B2 JP2020106419A JP2020106419A JP7458248B2 JP 7458248 B2 JP7458248 B2 JP 7458248B2 JP 2020106419 A JP2020106419 A JP 2020106419A JP 2020106419 A JP2020106419 A JP 2020106419A JP 7458248 B2 JP7458248 B2 JP 7458248B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bent
support body
longitudinal direction
support
cable support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020106419A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022002250A (ja
Inventor
俊彦 植村
Original Assignee
河村電器産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 河村電器産業株式会社 filed Critical 河村電器産業株式会社
Priority to JP2020106419A priority Critical patent/JP7458248B2/ja
Publication of JP2022002250A publication Critical patent/JP2022002250A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7458248B2 publication Critical patent/JP7458248B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

本発明は、電気機器を収納する箱の内面に取り付けるケーブル支持具に関する。
従来、電気機器収納箱に収納された電気機器の配線等のケーブル類をまとめて支持するためのケーブル支持具は、例えば、ケーブル支持具を電気機器収納箱の側面の内面に直接溶接するものが知られている。他にも、例えば特許文献1のように、電気機器収納箱の側面部の内面に沿って設ける配線支持部材を、電気機器収納箱の内面にねじ止めして固定する技術が開示されている。
特許4424663号公報
しかし、ケーブル支持具を溶接によって取り付ける場合、電気機器の配線を電気機器収納箱の外へ取り出すための取り出し孔の位置によっては、ケーブル支持具の取付可能範囲が限定され、所望の位置に取り付けられない可能性がある。また、箱内での作業になるため、取り付け及び取り外しのための溶接作業が繁雑となるため、位置の調整が困難である。一方、特許文献1で開示されたような、ねじ止めして固定する配線支持部材は、当該配線支持部材の取り付け前に、電気機器収納箱に孔開け加工を施す必要があるため、一度孔開け加工をしてしまうと、取り付け位置の変更及び調整が困難である等の課題があった。
そこで、本発明の目的は、任意の位置で容易に着脱可能なケーブル支持具を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、長尺板状のサポート本体と、横断面五角形状の押し当て部材と、調整ねじとを備え、電気機器を収納可能な箱体であるボックス本体の内側に取り付け可能なケーブル支持具であって、サポート本体の長尺方向の一端は、90度未満の角度で屈曲されて第1曲げ部が形成され、第1曲げ部には、ねじ孔が設けられ、サポート本体の長尺方向の他端は、90度で屈曲されて第2曲げ部が形成され、押し当て部材は、第1曲げ部を挿入する挿入孔を側部に有して、内部にその収容空間を備えると共に、第1曲げ部を収容した状態で、サポート本体の長手方向を向く面と、それに直交する面とを側部に有する柱状体であり、さらに、収容されている第1曲げ部のねじ孔に、調整ねじを螺入するためのねじ挿通孔が挿入孔近傍の側部に形成されており、調整ねじの締め付け具合により、サポート本体が、少なくともその長尺方向に沿って移動し、第2曲げ部と、押し当て部材のサポート本体の長手方向を向く面とをボックス本体の対向する一対の壁の内面それぞれに当接させることで、固定可能であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記構成において、第1曲げ部は、30~60度の角度で形成されることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前もって電気機器を収容するためのボックス本体に加工を施す必要がなく、調整ねじを締め付けることで、ボックス本体の対向する一対の壁の内面に固定できるため、任意の位置にケーブル支持具を取り付けることができる。また、調整ねじを緩めることで容易に取り外しが可能であり、取り付け位置の変更及び調整を容易に行える。
請求項2に記載の発明によれば、調整ねじを締め付けることで、サポート本体の長手方向とそれに直交する方向とにケーブル支持具が拡張されるようになるため、ボックス本体の直交する2つの壁に圧をかけることができ、強固に固定が可能となる。
(a)は本発明のケーブル支持具を示す斜視図、(b)は分解斜視図である。 (a)は本発明のケーブル支持具をボックス本体に取り付ける前の状態を示す説明図、(b)は取付状態を示す説明図である。 本発明のケーブル支持具の使用状態の一例を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1(a)は、本発明のケーブル支持具を示す斜視図、図1(b)は、分解斜視図である。
ケーブル支持具1は、図1(a)に示すように、長尺板状のサポート本体2と、横断面略五角形状の押し当て部材3と、調整ねじ4とを備える。
サポート本体2は、金属製の板状であって、図1(b)に示すように、サポート本体2の長手方向の一端は、45度に屈曲されて第1曲げ部5が形成されている。第1曲げ部5には、ねじ孔6が設けられている。一方、サポート本体2の長手方向の他端は、90度で屈曲されて第2曲げ部7が形成されている。また、複数の貫通孔8が、サポート本体2の長手方向に沿って設けられている。
押し当て部材3は、樹脂製の柱状体であって、第1曲げ部5を挿入する挿入孔9を側面3aに有し、挿入孔9から押し当て部材3の内部にかけて、第1曲げ部5を収容可能な収容空間10が形成されている。また、収容空間10は、図2(a)に示すように、第1曲げ部5と同一角度で屈曲した形状に形成される。また、側面3aに隣り合う側面3bには、第1曲げ部5を収容空間10に収容した際、押し当て部材3の外側からねじ孔6に調整ねじ4を螺入するためのねじ挿通孔11が設けられている。
ケーブル支持具1は、押し当て部材3の挿入孔9から収容空間10内へサポート本体2の第1曲げ部5を挿入し、押し当て部材3の外側からねじ挿通孔11を介して、収容空間10内のねじ孔6に調整ねじ4を螺入することで得られる。
続いて、ケーブル支持具1の取り付け方法について説明する。
図2(a)は本発明のケーブル支持具をボックス本体に取り付ける前の状態を示す説明図、(b)は取付状態を示す説明図である。
まず、図2(a)に示ように、押し当て部材3にサポート本体2を挿入し、押し当て部材3の外部から調整ねじ4をねじ挿通孔11を介して第1曲げ部5のねじ孔6に螺入して、サポート本体2と押し当て部材3とを仮止めする。この状態で、電気機器を収納する箱体であって、前方に向けて開口するボックス本体Bの前壁B1の内面に、第2曲げ部7を当接させ、密着させる。
続いて、調整ねじ4を締め込む。調整ねじ4を締め込むことで、押し当て部材3は、調整ねじ4の先端に向けて移動する。即ち、サポート本体2の長手方向とそれに直交する方向とにケーブル支持具1が拡張される。従って、図2(b)に示すように、押し当て部材3のサポート本体2の長手方向を向く側面3c及び側面3cと直交する側面3dとのそれぞれが、ボックス本体Bの後壁B2の内面及び側壁B3の内面に当接し、密着するまで調整ねじ4を締め込むことで、前壁B1及び後壁B2に対して突っ張った状態となり、サポート支持具1は、ボックス本体Bに固定される。ケーブル支持具1を取り外す際には、調整ねじ4を緩めれば良い。
第1曲げ部5を45度で屈曲させることで、ケーブル支持具1を固定する際、ボックス本体Bの後壁B2だけでなく側壁B3にも力が加わるため、ケーブル支持具1をボックス本体2に強固に固定できる。また、第1曲げ部5を45度で屈曲させることで、押し当て部材3の側面3bにねじ挿通孔11が設けられるため、前方から調整ねじ4の締め付けが可能となり、ボックス本体Bに電気機器(図示せず)を収納した状態でも、ケーブル支持具1の取り付けや取り付け位置の調整を容易に行える。
図3は、本発明のケーブル支持具の使用状態の一例を示す説明図である。
ボックス本体Bにケーブル支持具1を取り付けた後、図3に示すように、貫通孔8,8を通した結束バンドのような固定手段12を用いることで、電気機器(図示せず)に繋がる配線等のケーブル類Cを支持できる。この時、固定手段12を用いずに、サポート本体2とボックス本体の側壁B3との間にケーブル類Cを通すことで、ケーブル類Cを支持しても良い。
上記形態のケーブル支持具1は、長尺板状のサポート本体2と、横断面略五角形状の押し当て部材3と、調整ねじ4とを備え、サポート本体2の長尺方向の一端は、45度で屈曲されて第1曲げ部5が形成され、第1曲げ部5には、ねじ孔6が設けられ、サポート本体2の長尺方向の他端は、90度で屈曲されて第2曲げ部7が形成され、押し当て部材3は、第1曲げ部5を挿入する挿入孔9を側面3aに有して、内部にその収容空間10を備えると共に、第1曲げ部5を収容した状態で、サポート本体2の長手方向を向く側面3cと、それに直交する側面3dとを有する柱状体であり、さらに、収容されている第1曲げ部5のねじ孔6に、調整ねじ4を螺入するためのねじ挿通孔11が側面3bに形成されている。
このようにして構成されるケーブル支持具1によれば、前もって電気機器を収容するためのボックス本体Bに加工を施す必要がなく、調整ねじ4を締め付けることで、ボックス本体Bの前面板B1及び背面板B2の内面に固定できるため、任意の位置にケーブル支持具1を取り付けることができる。また、調整ねじ4を緩めることで容易に取り外しが可能であり、取り付け位置の変更及び調整を容易に行える。
また、第1曲げ部5は、45度の角度で形成される。
よって、調整ねじ4を締め付けることで、サポート本体2の長手方向とそれに直交する方向とにケーブル支持具1が拡張されるようになるため、ボックス本体Bの後壁B2及び側壁B3の両方に圧をかけることができ、強固に固定が可能となる。
以上は、本発明を図示例に基づいて説明したものであり、その技術範囲はこれに限定されるものではない。例えば、サポート本体の材質は、金属に限定されず、樹脂製であっても良い。
また、押し当て部材の材質は、樹脂以外のものを用いても良い。
また、第1曲げ部の形成角度は、90度未満の角度で任意に設定可能である。好ましくは、30~60度で屈曲形成される。
また、押し当て部材の形状は、前記サポート本体の長手方向を向く面と、それに直交する面を側部に有していれば良く、五角形状以外の多角形状であっても良い。
また、ねじ挿通孔は、押し当て部材の移動によるケーブル支持具の拡張が可能であれば、挿入孔を形成する面の隣の面以外の面に設けても良い。
また、調整ねじは、抜け落ち防止のための抜け止めを備えていても良い。
また、ケーブル支持具の取り付けは、ボックス本体の前後壁に対して突っ張って取り付ける以外にも、ボックス本体の両側壁に対して突っ張って取り付けても良いし、天板と底板とに対して突っ張って取り付けても良い。
1・・ケーブル支持具、2・・サポート本体、3・・押し当て部材、3a,3b,3c,3d・・側面、4・・調整ねじ、5・・第1曲げ部、6・・ねじ孔、7・・第2曲げ部、9・・挿入孔、10・・収容空間、11・・ねじ挿通孔。

Claims (2)

  1. 電気機器を収納可能な箱体であるボックス本体の内側に取り付け可能なケーブル支持具であって、
    長尺板状のサポート本体と、前記サポート本体の一端に装着される押し当て部材と、調整ねじとを備え、
    前記サポート本体の長尺方向の一端は、90度未満の角度で屈曲されて第1曲げ部が形成され、
    前記第1曲げ部には、ねじ孔が設けられ、
    前記サポート本体の長尺方向の他端は、90度で屈曲されて第2曲げ部が形成され、
    前記押し当て部材は、前記第1曲げ部を挿入する挿入孔を側部に有して、内部にその収容空間を備えると共に、
    前記第1曲げ部を収容した状態で、前記サポート本体の長手方向を向く面と、それに直交する面を側部に有する柱状体であり、
    さらに、収容されている前記第1曲げ部の前記ねじ孔に、前記調整ねじを螺入するためのねじ挿通孔が前記挿入孔近傍の側部に形成されており、
    前記調整ねじの締め付け具合により、前記サポート本体が、少なくともその長尺方向に沿って移動し、前記第2曲げ部と、前記押し当て部材の前記サポート本体の長手方向を向く面とを前記ボックス本体の対向する一対の壁の内面それぞれに当接させることで、固定可能であることを特徴とするケーブル支持具。
  2. 前記第1曲げ部は、30~60度の角度で屈曲形成されることを特徴とする請求項1に記載のケーブル支持具。
JP2020106419A 2020-06-19 2020-06-19 ケーブル支持具 Active JP7458248B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020106419A JP7458248B2 (ja) 2020-06-19 2020-06-19 ケーブル支持具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020106419A JP7458248B2 (ja) 2020-06-19 2020-06-19 ケーブル支持具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022002250A JP2022002250A (ja) 2022-01-06
JP7458248B2 true JP7458248B2 (ja) 2024-03-29

Family

ID=79244374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020106419A Active JP7458248B2 (ja) 2020-06-19 2020-06-19 ケーブル支持具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7458248B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008295132A (ja) 2007-05-22 2008-12-04 Kawamura Electric Inc 電線サポート金具
JP5586389B2 (ja) 2010-09-15 2014-09-10 田島ルーフィング株式会社 屋上におけるドレン周辺部およびその施工方法
JP2015122859A (ja) 2013-12-24 2015-07-02 株式会社ブレスト工業研究所 ケーブル支持具
JP6350268B2 (ja) 2014-12-22 2018-07-04 株式会社Jvcケンウッド 接地検出装置、接地検出方法およびプログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008295132A (ja) 2007-05-22 2008-12-04 Kawamura Electric Inc 電線サポート金具
JP5586389B2 (ja) 2010-09-15 2014-09-10 田島ルーフィング株式会社 屋上におけるドレン周辺部およびその施工方法
JP2015122859A (ja) 2013-12-24 2015-07-02 株式会社ブレスト工業研究所 ケーブル支持具
JP6350268B2 (ja) 2014-12-22 2018-07-04 株式会社Jvcケンウッド 接地検出装置、接地検出方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022002250A (ja) 2022-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5405111A (en) Bracket for anchoring apparatus between wall studs
US10135232B2 (en) Junction box bar bracket
JP4824771B2 (ja) ハウジング壁に取り付けるための電気接続端子台のための固定装置
JP6492301B2 (ja) センサ取付具
KR20210029705A (ko) 벽걸이 디스플레이 거치대용 고정장치
JP7458248B2 (ja) ケーブル支持具
EP1606548B1 (en) A projector holder
JP7353205B2 (ja) 間仕切用固定具
US11664611B2 (en) Holder for a protective conductor and cable tray with such holder for a protective conductor and protective conductor set
JP6629067B2 (ja) 吊構造、及び振れ止め装置
JP7411453B2 (ja) 収納体
JP6573422B2 (ja) 配線機器類の取着装置及び機器支持具
KR19990019035U (ko) 와이어 로프형 완충기 비틀림 교정 장치
JP6764155B2 (ja) ケーブルクランプ
KR102487952B1 (ko) 영상장비에 부착되는 거치대
CN110612046A (zh) 搁架
JP7474471B2 (ja) 棒状材用支持具
JP3982202B2 (ja) 線材連結金具
JP2008043497A (ja) 物品棚装置の連結構造
JP4423649B2 (ja) 線材連結金具
JPS5822675Y2 (ja) 俎板支持装置
JP4902425B2 (ja) 電線サポート金具
JP6920692B2 (ja) 電線管支持具
JP2008095427A (ja) アンカー固定用ベース
JP4180419B2 (ja) 天井吊金物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240318

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7458248

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150