JP7457502B2 - 歯間清掃具 - Google Patents

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Description

本発明は、歯間を清掃する歯間清掃具に関する。
従来、歯間を清掃することに適した歯間清掃具が知られている(たとえば、特許文献1~2参照)。この歯間清掃具は、指で把持することが可能な把持部を一端に有する基部と、基部の他端から延出した軸部と、を有する本体と、軸部に形成され、歯間への挿入が可能な外形で構成された清掃部と、を備えている。
特許文献1に記載の歯間清掃具は、基部(文献ではハンドル基材本体)がハンドル本体と先細基材部とを有しており、先細基材部の先端を湾曲形成して構成されている。ここで、ハンドル本体の先細機材部とは反対側の端部(把持部)には、円形の孔部が形成されている。また、特許文献2には、歯間清掃具の把持部に比較的大径の貫通孔部を設ける技術が開示されている。
特開2016-104382号公報 実願昭61-175977号(実開昭63-79731号)のマイクロフィルム
しかし、特許文献1および2に記載されているように、把持部に貫通孔部を設けたとしても、貫通孔部の大きさと使用者の指先の大きさとの関係によっては、歯間清掃具のグリップ性があまり向上しない場合があった。
そこで、指先の大小に関わらず多くの使用者にとって把持しやすい歯間清掃具の実現が求められる。
本発明の一態様に係る歯間清掃具は、指で把持することが可能な把持部および当該把持部から第一方向に延出した延出部を有する基部と、前記基部から延出した軸部と、を有する本体と、前記基部から延出した軸部と、を有する本体と、前記軸部に形成され、歯間への挿入が可能な外形で構成された清掃部と、を備え、前記把持部は、第一貫通孔部と、前記第一貫通孔部に隣接し、前記第一貫通孔部より小さい第二貫通孔部と、前記第一貫通孔部と前記第二貫通孔部とを区画する区画壁と、を有しており、前記把持部は、前記延出部よりも幅広であり、前記延出部から連続した円弧状に拡幅しており、前記第一貫通孔部および前記第二貫通孔部のうち、前記第一貫通孔部のほうが、前記軸部に近い位置に設けられていることを特徴とする。
本歯間清掃具は、把持部を親指と人差指とで摘まむ把持方法により把持されうる。ここで、本歯間清掃具によれば、使用者の指先の大きさに応じて、第一貫通孔部単独、第二貫通孔部単独、第一貫通孔部と第二貫通孔部との一体、のいずれかがフィットするので、多くの使用者が把持しやすい。
このようにすれば、把持部のうち軸部(清掃部)に近い位置を把持しやすいため、歯間清掃具の操作性が向上する。また、清掃中に応力がかかりやすい軸部の近くを支持でき、、使用中の歯間清掃具に無理な力がかかりにくくなるため、歯間清掃具の破損を防止しうる。加えて、比較的手が小さい使用者や力が弱い使用者など(高齢者、成人女性、子供など)が使用する場合であっても、操作性が高まりやすい。
他の構成として、前記基部の軸心方向に沿う直線に対して、前記把持部が非対称に形成されていることが好ましい。
このようにすれば、奥歯用歯間清掃具のように軸部が基部から屈曲している場合、直線より大きく突出している側の把持力が高まる。その結果、口腔内において歯間清掃具を奥歯方向に案内しやすく、清掃部を奥歯の歯間に挿入しやすい。
他の構成として、前記第一貫通孔部の貫通方向に沿う前記区画壁の肉厚は、前記第一貫通孔部の前記区画壁を除く外周部分の肉厚より小さいことが好ましい。
このようにすれば、使用者の指先が区画壁によって係止されるので、把持しやすい。
他の構成として、前記本体は、前記基部の前記把持部とは反対側の端部から屈曲した屈曲部をさらに有し、前記軸部は、前記基部の少なくとも前記屈曲部側の部位が延在する第一方向と交差する第二方向に沿って前記屈曲部から延出し、前記基部は、前記第一方向に沿う直線および前記第二方向に沿う直線により画定される平面に沿う略平面状に設けられていることが好ましい。
このようにすれば、貫通孔の面方向が基部および軸部と同一平面状にあるため、歯間清掃具の全体が薄型になる。その結果、把持部のグリップ性をさらに高めうる。
本発明のさらなる特徴と利点は、図面を参照して記述する以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。
本発明の実施形態に係る歯間清掃具の斜視図 本発明の実施形態に係る歯間清掃具の本体の斜視図 本発明の実施形態に係る歯間清掃具の使用例を示す図 本発明の他の実施形態に係る歯間清掃具の平面図
以下に、本発明に係る歯間清掃具の実施形態について、図面に基づいて説明する。ただし、以下の実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
〔歯間清掃具の基本構成〕
図1および図2に示すように、歯間清掃具Dは、把持部11および延出部12を有する基部1と屈曲部2と軸部3とが一体成形された本体Aと、本体Aの硬度よりも低い硬度を有する弾性材料からなり、清掃部4を有する軟質部材Bと、を備えている。以下、歯間清掃具Dのうち、屈曲部2の屈曲外側(図1の紙面右側)を背側、屈曲部2の屈曲内側(図1の紙面左側)を腹側として説明する。また、以下の説明において、把持部11から延出部12(基部1の屈曲部2側の部位)が延出する第一方向Xa(基部1の軸心方向)と、屈曲部2から軸部3が延出する第二方向Xbとにより画定される載置面Hを臨む方向視を平面視と定義する。
図1および図2に示すように、歯間清掃具Dは、本体Aの軸部3、ならびに、屈曲部2および延出部12の背側に位置する部位(背側屈曲部位21および背側延出部位12b)が、軟質部材Bで覆われた外形を有する。また、延出部12を基準として、軸部3は屈曲部2を介して図1の紙面左側(腹側)に延出し、把持部11は図1の紙面右側(背側)に向けて湾曲して延びているので、歯間清掃具Dは全体として扁平な逆S字形状を呈している。
本体Aは、ポリプロピレン、ABS、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリアセタールなどの合成樹脂の一種または二種以上の組み合わせで構成されている。本実施形態における本体Aは、ポリプロピレンで構成されている。また、本体Aを構成する合成樹脂には、剛性を高める強化剤が含まれることが好ましい。強化剤としては、ガラス繊維、ナノセルロース繊維、アラミド繊維、炭素繊維などの繊維状の強化剤、マイカ、ガラスフレームなどの板状の強化剤、タルクなどの粉末状の強化剤、ワラストナイトなどの針状の強化剤が挙げられる。強化剤の含有量としては、5重量%以上50重量%以下であり、好ましくは10重量%以上40重量%以下、さらに好ましくは15重量%以上40重量%以下である。
軟質部材Bは、本体Aの硬度よりも低い硬度を有するエラストマーで構成されている。このエラストマーとして、スチレン系エラストマーが好ましく、シリコン、オレフィン系エラストマー、ポリエステル系エラストマーなどを用いても良い。
〔把持部の構成〕
把持部11は、使用者が2本の指の腹で把持することが可能な扁平形状で構成されており、第一貫通孔部11aと、第一貫通孔部11aに隣接し、平面視における貫通孔の面積が第一貫通孔部11aより小さい第二貫通孔部11bと、第一貫通孔部11aと第二貫通孔部11bとを区画する区画壁11cと、を有している。第一貫通孔部11aは、平面視において頂部が円弧状の略三角形状で構成されており、第二貫通孔部11bよりも延出部12に近い位置に設けられている。第二貫通孔部11bは、平面視略平行四辺形状で構成されており、歯間清掃具Dの最も基端側に位置している。区画壁11cは、平面視で第二方向Xbに沿って凹状に(第一貫通孔部11aから第二貫通孔部11bに向けて窪んで)湾曲した湾曲棒状に構成されている。
第一貫通孔部11aおよび第二貫通孔部11bの貫通方向に沿う区画壁11cの肉厚は、上記貫通方向に沿う第一貫通孔部11aの肉厚よりも薄く形成されている。なお、上記貫通方向に沿う第二貫通孔部11bの肉厚は、第一貫通孔部11aの肉厚と同等である。
把持部11は、上記構成により、貫通孔(第一貫通孔部11aおよび第二貫通孔部11bの内側空間)を取り囲む領域が一体的に繋がっており、把持部11から延出部12が延出する方向(第一方向Xa)に沿う直線に対して、平面視において左右非対称に形成されている。また、歯間清掃具Dが扁平な逆S字形状を呈していることから、第一貫通孔部11aおよび第二貫通孔部11bの開口面は、載置面Hと平行に設けられている。把持部11の背側に位置する背側把持部位11dは、背側に曲率中心を有する円弧状に形成されている。この構成により、背側把持部位11dは、軸部3が延出部12から延出する方向(第二方向Xb)とは反対方向に湾曲しながら突出した反り形状になっている。
〔延出部の構成〕
図1に示すように、本体Aにおいて、延出部12は、把持部11から第一方向Xaに延出した扁平棒状に構成されている。したがって、把持部11と延出部12とを有する基部1の全体が、載置面Hに沿う略平面状の形状に構成されている。ここで、延出部12の背側は軟質部材Bに覆われており、側面12aでは本体Aと軟質部材Bとが面一に形成されている。
延出部12および軟質部材Bで構成される外形のうち、背側延出部位12bの屈曲部2側にある部分は、腹側に曲率中心を有する凸部円弧形状で構成されている。延出部12および軟質部材Bで構成される外形のうち、背側延出部位12bの把持部11側にある部分は、背側に曲率中心を有する凹部円弧形状で構成されており、把持部11の背側把持部位11dと面一で滑らかに連続した円弧を形成している。これにより、歯間清掃具Dの背面形状が逆S字カーブとなっており、延出部12および軟質部材Bで構成される外形は、把持部11から屈曲部2に向かうにつれて平面視における幅が次第に狭くなっている。
〔屈曲部の構成〕
図1に示すように、本体Aにおいて、屈曲部2は、延出部12の把持部11とは反対側の端部から延出して、第一方向Xaから第一方向Xaと交差する(本実施形態では屈曲内角が120度)第二方向Xbに向けて屈曲した扁平形状で構成されている。なお、第一方向Xaと第二方向Xbとの交差角(屈曲部2の屈曲内角)は、30度以上150度以下、好ましくは80度以上140度以下、更に好ましくは100度以上130度以下で構成されているのが良い。
〔軸部および清掃部の構成〕
図2に示すように、軸部3は、屈曲部2に対して延出部12とは反対側の端部から第二方向Xbに沿って次第に先細り形状となる円錐台棒状に形成されている。軸部3の外形は、屈曲部2との接続部位(基端)から先端に向かって直径が小さくなるように線形テーパを有している。
軟質部材Bの一部を構成する清掃部4は、軸部3の外面の少なくとも一部を被覆するとともに歯間への挿入が可能な外形を有している。本実施形態における清掃部4は、図1に示すように、軸部3の全域に密着する被覆部41と、被覆部41から外方に突出した複数(多数)の毛を有するブラシ部42とを有している。本実施形態に係る歯間清掃具Dにおいては、清掃部4が歯間に挿入されたとき、ブラシ部42の毛が柔軟に変形するとともに、被覆部41やブラシ部42が歯に当接して、歯間に存在する異物(食べカスなど)や歯に付着した異物(歯垢など)を取り除くことができる。
〔歯間清掃具の使用方法〕
図3には、歯間清掃具Dの使用方法が示されている。屈曲部2を有する歯間清掃具Dは、概ね以下の3種類の持ち方がある。
(1)把持部11を親指と人差指とで摘まむ第一把持方法。
(2)把持部11を親指と中指とで摘まみ、人差指を延出部12の背側延出部位12bに沿える第二把持方法。
(3)把持部11および延出部12の全域を握りしめる第三把持方法。
使用者はいすれかの把持方法により歯間清掃具Dを持って、奥歯の歯間に清掃部4が挿入されるように、清掃部4の先端から基端に向かって口腔内に入れる。ここで、歯間清掃具Dが逆S字形状を呈していることによって延出部12を奥歯方向に案内しやすいため、清掃部4を奥歯の歯間に挿入しやすい。そして、歯間清掃具Dを操作して、歯間内で清掃部4を往復移動させる。把持部11に外力を加えた状態で清掃部4(軸部3)を歯間に挿入して往復移動させたとき、軸部3を被覆する清掃部4と歯との摩擦や当接により、往復移動方向や往復移動方向と交差する方向の応力が軸部3から屈曲部2を介して延出部12に伝達される。
さらに、本実施形態のように把持部11に貫通孔部(第一貫通孔部11a、第二貫通孔部11b)が設けられていると、第一把持方法により歯間清掃具Dを把持するときに、親指と人差指との指先腹部がいずれかまたは両方の貫通孔部11a,11bに入り込んで係止するため、歯間清掃具Dを安定して把持しやすい。また、第二把持方法により歯間清掃具Dを把持するときにも、親指と中指との指先腹部がいずれかの貫通孔に入り込んで係止し、同様の効果が得られる。特に貫通孔部11a,11bの両方に跨って指先を係止させるときには、同指先が区画壁11cに当接して挟み込むため、区画壁11cが無い場合に比べ、歯間清掃具Dの把持姿勢は格段に安定する。特に、区画壁11cの肉厚が第一貫通孔部11aおよび第二貫通孔部11bの肉厚より薄い場合に、この作用は顕著となる。
また、前述したとおり、把持部11には、第一貫通孔部11a、第二貫通孔部11b、および、第一貫通孔部11aと第二貫通孔部11bとの全体、の三通りの異なる大きさの貫通孔部を有しているため、各使用者が、自身の指先の大きさに合わせて、係止しやすい把持姿勢を見出すことができる。特に、より開口面積が大きい第一貫通孔部11aが把持部11の延出部12側に設けられていることによって、把持部11のうち延出部12に近い位置を把持しやすい。これによって、比較的指先が小さい使用者や力が弱い使用者など(高齢者、成人女性、子供など)が使用する場合であっても、操作性が高まりやすい。さらに、把持部11が第二方向Xbとは反対方向に湾曲しながら突出した反り形状に形成されていることによって、口腔内において延出部を奥歯方向に案内しやすく、清掃部を奥歯の歯間に挿入しやすい。
加えて、歯間清掃具Dの全体が扁平な逆S字形状に構成されていることによって、第三把持方法によって歯間清掃具Dを把持したときに、把持部11および延出部12の背側が手のひらに沿い、腹側が指の関節に沿う。これによって、歯間清掃具Dを握ったときの姿勢が安定するので、歯間を清掃する際に歯間清掃具Dに力をかけやすい。この効果は、特に前歯の歯間を清掃する際に有利である。
〔その他の実施形態〕
最後に、本発明に係る歯間清掃具のその他の実施形態について説明する。なお、以下のそれぞれの実施形態で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することも可能である。
上記の実施形態では、軸部3が屈曲部2を介して基部1から延出する構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、軸部は基部から直接に延出していてもよい。図4に示した本発明の他の実施形態に係る歯間清掃具D1では、軸部3は基部1(延出部12)から直接に延出している。この場合軸部3は、延出部12と同じ方向に延出する。
上記の実施形態では、第一貫通孔部11aおよび第二貫通孔部11bのうち、第一貫通孔部11aのほうが延出部12に近い位置に設けられている構成を例として説明した。しかし、第二貫通孔部のほうが延出部に近い位置に設けられていてもよい。
上記の実施形態では、区画壁11cが延出部12から遠ざかる方向に湾曲した湾曲棒状に構成された例について説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、区画壁は直線状であってもよいし、延出部に近づく方向に湾曲していてもよい。また、区画壁の数について、上記の例のように1本でなく、2本以上でもよい。
上記の実施形態では、区画壁11cの肉厚が第一貫通孔部11aの肉厚よりも薄く形成されている構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、区画壁の厚さは第一貫通孔部の厚さと同等であってもよい。ただし前述の通り、区画壁の厚さが第一貫通孔部の厚さより薄い場合、歯間清掃具の把持姿勢が安定になりやすい。区画壁の肉厚は、第一貫通孔部の肉厚の85%以下であることがより好ましく、70%以下であることがさらに好ましい。区画壁の肉厚の下限は特に限定されないが、十分な強度を付与しうる観点から、第一貫通孔部の肉厚の30%以上であることが好ましく、50%以上であることがより好ましい。また、区画壁11cの肉厚は0.5mm以上が好ましく、0.7mm以上であることがより好ましい。
上記の実施形態では、清掃部4が軟質部材Bとして備えられている構成を例として説明した。しかし、清掃部を構成する材質は特に限定されない。たとえば、清掃部は、金属製の軸部に柔軟性のある多数の毛が固定されたブラシとして構成されうる。
その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で例示であって、本発明の範囲はそれらによって限定されることはないと理解されるべきである。当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜改変が可能であることを容易に理解できるであろう。したがって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で改変された別の実施形態も、当然、本発明の範囲に含まれる。
本発明は、歯間を清掃することに適した歯間清掃具に利用可能である。
D :歯間清掃具
A :本体
B :軟質部材
1 :基部
11 :把持部
11a :第一貫通孔部
11b :第二貫通孔部
11c :区画壁
11d :背側把持部位
12 :延出部
12a :延出部の側面
12b :背側延出部位
2 :屈曲部
21 :背側屈曲部位
22 :腹側屈曲部位
3 :軸部
4 :清掃部
41 :被覆部
42 :ブラシ部
H :載置面
Xa :第一方向
Xb :第二方向

Claims (4)

  1. 指で把持することが可能な把持部および当該把持部から第一方向に延出した延出部を有する基部と、前記基部から延出した軸部と、を有する本体と、
    前記軸部に形成され、歯間への挿入が可能な外形で構成された清掃部と、を備え、
    前記把持部は、
    第一貫通孔部と、
    前記第一貫通孔部に隣接し、前記第一貫通孔部より小さい第二貫通孔部と、
    前記第一貫通孔部と前記第二貫通孔部とを区画する区画壁と、を有しており、
    前記把持部は、前記延出部よりも幅広であり、前記延出部から連続した円弧状に拡幅しており、
    前記第一貫通孔部および前記第二貫通孔部のうち、前記第一貫通孔部のほうが、前記軸部に近い位置に設けられている歯間清掃具。
  2. 前記基部の軸心方向に沿う直線に対して、前記把持部が非対称に形成されている請求項1に記載の歯間清掃具。
  3. 前記第一貫通孔部の貫通方向に沿う前記区画壁の肉厚は、前記第一貫通孔部の前記区画壁を除く外周部分の肉厚より小さい請求項1又は2に記載の歯間清掃具。
  4. 前記本体は、前記基部の前記把持部とは反対側の端部から屈曲した屈曲部をさらに有し、
    前記軸部は、前記第一方向と交差する第二方向に沿って前記屈曲部から延出し、
    前記基部は、前記第一方向に沿う直線および前記第二方向に沿う直線により画定される平面に沿う平面状に設けられている請求項1~のいずれか一項に記載の歯間清掃具。
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