JP7457277B2 - 基板ホルダ及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、本体基板に対して着脱可能に構成された無線通信用の基板を保持する基板ホルダ、及びその基板ホルダを備えた画像形成装置の技術に関する。
従来、本体基板に対して、無線通信用の基板を有する電装部品を取り付け可能に構成された画像形成装置が知られており、例えば、特許文献1に記載されたものがある。特許文献1に記載された画像形成装置において、電装部品は、無線基板を保持する樹脂製の保持部材である基板ホルダを有している。
また、このような基板ホルダを備えた構成の画像形成装置において、無線基板の取り付け作業を容易にするために、無線基板を保持する基板ホルダに本体基板との位置決め部や固定部を設ける構成が知られており、例えば、特許文献2に記載されたものがある。
特開2018-158446号公報 特開2016-139697号公報
しかしながら、特許文献2に記載された基板ホルダは、その取り付け作業の際に、基板ホルダを回転させながら定位置へ組み付ける構成となっており、本体基板の周囲において、基板ホルダを回転させるための作業スペースを確保する必要がある。このため、特許文献2に記載された従来の基板ホルダを備えた画像形成装置では、無線基板の取り付け作業が、基板ホルダを回転させながらの定位置へ組み付けを要する点で容易ではなく、また、無線基板の取り付け作業を行うために、本体基板の周囲において、基板ホルダを回転させることを可能にする余裕を持たせた大きめの作業スペースを確保している。
本発明は、上記問題点を解決するために為されたものであり、無線基板の取り付け作業を容易としつつ、本体基板の周囲において取り付け作業時に必要となる作業スペースを小さくすることができる基板ホルダ、及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明に係る基板ホルダは、装置本体の内部に設けられる本体基板に対して着脱可能であり、前記本体基板に接続可能なコネクタを有した無線基板を保持する基板ホルダであって、前記基板ホルダは、前記無線基板を覆うとともに、前記コネクタを露出する開口部が形成された本体部と、前記本体部の前記開口部が形成された側の側面から当該側面に対して垂直な第1方向に突出しており、前記無線基板を前記本体基板に装着した際に前記本体基板に設けられた位置決め用の開口に挿入される突出部と、を備え、前記突出部は、前記無線基板の前記本体基板に対する挿入方向である前記第1方向と直交する第2方向において、前記コネクタと異なる位置に設けられており、且つ、前記第1方向及び前記第2方向のそれぞれと直交する第3方向において前記コネクタが位置する範囲と少なくとも一部が重複する位置に位置しているものである。
このように構成することにより、本体基板に無線基板を取り付けるときの無線基板の軌跡を直線状とすることができ、無線基板の取り付け作業を容易としつつ、無線基板の取り付け作業において本体基板の周囲に確保すべき作業スペースを小さくすることができる。
また、本発明に係る基板ホルダは、前記第2方向において、前記突出部の中心と前記コネクタの中心とが同一直線上に位置しているものである。
このように構成することにより、突出部を位置合わせすることで、精度よくコネクタを位置合わせすることができるため、コネクタが取り付け位置から外れることがなく、容易に無線基板の取り付け作業を行うことができる。
また、本発明に係る基板ホルダは、前記第2方向において、前記突出部は、前記コネクタを挟んだ位置に複数設けられているものである。
このように構成することにより、突出部を位置合わせすることで、より精度よくコネクタを位置合わせすることができる。これにより、より容易に、無線基板の取り付け作業を行うことができる。
また、本発明に係る基板ホルダは、前記本体部における前記突出部が形成される側とは反対側の側面に、前記突出部から離れる方向に突出する把持部が設けられているものである。
このように構成することにより、無線基板の取り付け作業において、基板ホルダを確実に把持することができる。これにより、無線基板の取り付け作業を容易にすることができる。
また、本発明に係る基板ホルダにおいて、前記把持部は、前記第3方向に延びているものである。
このように構成することにより、基板ホルダをより把持しやすくすることができる。
また、本発明に係る基板ホルダは、前記第1方向から見て、前記把持部は、前記コネクタと重複する位置に設けられているものである。
このように構成することにより、把持部を把持して、無線基板の取り付け作業を行うことで、容易にコネクタを挿入することができる。
また、本発明に係る基板ホルダは、前記第2方向における前記把持部の中心と、前記第2方向における前記コネクタの中心とは同一平面上に位置しているものである。
このように構成することにより、把持部を把持したときにコネクタの位置を把握しやすくなり、容易にコネクタを挿入することができる。
また、本発明に係る基板ホルダは、前記第2方向において、前記把持部は、前記コネクタを挟んで設けられた複数の前記突出部の間に設けられているものである。
このように構成することにより、把持部を把持したときに、突出部とコネクタの位置を把握しやすくなり、容易に無線基板を取り付けることができる。
また、本発明に係る基板ホルダは、前記本体部の前記開口部が形成されている側とは反対側の側面との間に間隙を有して設けられる間隙部を有するものである。
このように構成することにより、間隙部を利用して、基板ホルダに無線基板の仕様書等を付設することが可能になる。
また、本発明に係る基板ホルダにおいて、前記間隙部は前記把持部に設けられるものである。
このように構成することにより、間隙部を把持部に設けることで、基板ホルダの小型化を図ることができる。
また、本発明に係る基板ホルダは、前記第1方向から見て、前記把持部は、当該基板ホルダが前記無線基板を保持した状態において、前記無線基板に形成されたアンテナ部とは重複しない位置に設けられているものである。
このように構成することにより、把持部によりアンテナ部の送受信を阻害することを抑制し、これにより、基板ホルダにより無線基板による通信を阻害することを抑制できる。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記基板ホルダと、前記基板ホルダを着脱可能な前記本体基板を有する前記装置本体と、を備えた画像形成装置であって、前記装置本体は、前記基板ホルダが収容される収容部と、前記収容部を開閉可能な開閉カバーと、を備え、前記開閉カバーの開状態において、前記収容部を介して、前記基板ホルダに保持された前記無線基板を前記本体基板に対して着脱可能に構成されているものである。
このように構成することにより、本体基板に対する無線基板の着脱を容易に行うことができる。
また、本発明に係る画像形成装置において、前記第3方向は前記装置本体の上下方向であり、前記基板ホルダは、前記挿入方向における前記本体部と前記突出部を合計した外形寸法が、前記装置本体の前記開閉カバーが設けられる側壁の内面と前記本体基板の側面との距離よりも大きいものである。
このように構成することにより、無線基板を取り付ける際に、画像形成装置本体の側壁と本体基板との隙間に、基板ホルダを誤って落下させてしまうことが防止できる。
また、本発明に係る画像形成装置において、前記基板ホルダは、前記挿入方向における前記本体部の外形寸法が、前記装置本体の前記開閉カバーが設けられる側壁の内面と前記本体基板の側面との距離よりも小さいものである。
このように構成することにより、基板ホルダをコンパクトに構成しつつ、無線基板を取り付ける際に、画像形成装置本体の側壁と本体基板との隙間に基板ホルダを誤って落下させてしまうことが防止できる。
本発明に係る基板ホルダによれば、本体基板に無線基板を取り付けるときの無線基板の軌跡を直線状とすることができ、無線基板の取り付け作業を容易としつつ、無線基板の取り付け作業において本体基板の周囲に確保すべき作業スペースを小さくすることができる。
また、本発明に係る画像形成装置によれば、本体基板に対する無線基板の着脱を容易に行うことができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置を示す側方断面図。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置を示す斜視図。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置を示す左側面図。 メイン基板に対する基板ホルダ及び無線基板の取り付け状況を示す斜視図。 本発明の一実施形態に係る基板ホルダを示す斜視図。 基板ホルダの組み立て方法を示す模式図。 第1方向から見た基板ホルダを示す図、(A)一側から見た図、(B)他側から見た図。 第2方向から見た基板ホルダを示す図、(A)一側から見た図、(B)他側から見た図。 第3方向から見た基板ホルダを示す図、(A)一側から見た図、(B)他側から見た図。 画像形成装置における収容部周辺の断面模式図。 図3におけるI-I線断面図、(A)開閉カバーなしの状態、(B)開閉カバーありの状態。
[画像形成装置の全体構成]
図1に示す画像形成装置1は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態であり、装置本体2と、給紙部3と、画像形成部5と、排出部7と、再搬送部8と、モータ9とを備えている。
以下の説明では、図1における右側を画像形成装置1の前側、図1における左側を画像形成装置1の後側と規定し、図1における紙面手前側を画像形成装置1の左側、図1における紙面奥側を画像形成装置1の右側と規定する。また、図1における上側及び下側を、それぞれ画像形成装置1の上側及び下側と規定する。
装置本体2は、給紙部3、画像形成部5、排出部7、再搬送部8、モータ9等を収容する筐体である。装置本体2は、図2及び図3に示すように、前面カバー20、後面カバー21、左側面カバー22、右側面カバー23、上面カバー24、及び上端カバー25により構成されている。
図1~図3に示すように、装置本体2を構成する前面カバー20は、装置本体2において回動可能に支持されており、装置本体2の前面に形成された開口部2aを閉塞する閉位置と、開口部2aを開放する開位置との間で回動可能に構成されている。
図1に示すように、給紙部3は、装置本体2の下部に配置され、シートカセット30に支持されるシートSを画像形成部5に搬送するものである。画像形成部5は、給紙部3よりもシートSの搬送方向下流に配置され、給紙部3から搬送されるシートSに画像を形成するものである。排出部7は、画像形成部5よりもシートSの搬送方向下流に配置され、画像形成部5にて画像が形成されたシートSを画像形成装置1の外部へ排出するものである。
画像形成装置1は、給紙部3から画像形成部5を経由して排出部7へ至るシートSの搬送経路L1を有している。給紙部3は、シートSを支持するシートカセット30と、給紙機構32と、搬送ローラ対33と、搬送経路L1においてシートSを搬送する一対のレジストローラ対34とを備えている。
給紙機構32は、給紙ローラ32a、分離ローラ32bを備えている。給紙ローラ32aは、シートカセット30に支持されるシートSを分離ローラ32bへ向けて送り出すためのローラである。分離ローラ32bは、給紙ローラ32aよりもシートSの搬送方向下流に配置されている。
給紙ローラ32aにより分離ローラ32bに向けて送り出されたシートSは、分離ローラ32bと図示しない分離パッドとの間で1枚ずつに分離される。1枚ずつに分離されたシートSは、搬送経路L1に沿って搬送ローラ対33へ向けて搬送される。
搬送ローラ対33は、シートSに搬送力を付与するローラであり、給紙機構32よりもシートSの搬送方向下流に配置されている。給紙機構32から搬送ローラ対33に向けて搬送されてきたシートSは、搬送ローラ対33により搬送経路L1に沿ってレジストローラ対34へ向けて搬送される。
レジストローラ対34は、搬送ローラ対33よりもシートSの搬送方向下流に配置されている。レジストローラ対34は、搬送されるシートSの先端の移動を一旦停止させることにより、シートSの姿勢を矯正する。その後、レジストローラ対34は、所定のタイミングにてシートSを画像形成部5の転写位置に向けて搬送する。
画像形成装置1は、複数枚のシートSを支持可能なMPトレイ26と、MPトレイ26に支持されたシートSを給送する給送機構27を備えている。給送機構27は、MPトレイ26に支持されるシートSを一枚ずつ分離して取り出し、レジストローラ対34へ向けて搬送する機構であり、給送ローラの一例としてのピックアップローラ28と、分離ローラ29等を備えている。
画像形成部5は、装置本体2内に配置され、搬送されるシートSに画像を形成する。画像形成部5は、給紙部3から搬送されてきたシートSの表面に画像を転写するプロセスカートリッジ50と、プロセスカートリッジ50における感光体ドラム54の表面を露光する露光ユニット56と、プロセスカートリッジ50によりシートSに転写された画像を定着させる定着部60とを備えている。
プロセスカートリッジ50は、装置本体2内における給紙部3よりも上方に配置されており、現像剤収容室51と、供給ローラ52と、現像ローラ53と、感光体ドラム54と、転写ローラ55等とを備えている。
露光ユニット56は、レーザダイオード、ポリゴンミラー、レンズ、及び反射鏡等を備えており、画像形成装置1に入力された画像データに基づいてレーザ光を感光体ドラム54へ向けて照射することにより、感光体ドラム54の表面を露光する。
現像剤収容室51には現像剤となるトナーが収容されている。現像剤収容室51に収容されたトナーは、図示しない撹拌部材により撹拌されながら供給ローラ52に送られる。供給ローラ52は、現像剤収容室51から送られてくるトナーをさらに現像ローラ53へ供給する。
現像ローラ53は、供給ローラ52に密着して配置されており、供給ローラ52から供給されるとともに図示しない摺接部材により帯電されたトナーを担持する。また、現像ローラ53には、図示しないバイアス印加手段により現像バイアスが印加される。
感光体ドラム54は、現像ローラ53に隣接して配置されている。感光体ドラム54の表面は、図示しない帯電器により一様に帯電された後、露光ユニット56により露光される。感光体ドラム54の露光された部分は他の部分よりも電位が低くなり、感光体ドラム54に画像データに基づく静電潜像が形成される。そして、静電潜像が形成された感光体ドラム54の表面に、帯電されたトナーが現像ローラ53から供給されることにより、静電潜像が顕像化されて現像剤像となる。
転写ローラ55は、感光体ドラム54に対向配置され、図示しないバイアス印加手段により負の転写バイアスが印加される。転写ローラ55の表面に転写バイアスが印加されている状態で、現像剤像が形成された感光体ドラム54と転写ローラ55との間(転写位置)でシートSを挟持しなから搬送することにより、感光体ドラム54の表面に形成された現像剤像がシートSの表面に転写される。
定着部60は、加熱ローラ61と加圧ローラ62とを備えている。加熱ローラ61はモータ9からの駆動力により回転駆動され、図示せぬ電源ユニットから供給される電力により加熱される。加圧ローラ62は加熱ローラ61に対向配置されており、加熱ローラ61に密着して従動回転する。現像剤像が転写されたシートSが搬送経路L1に沿って定着部60に搬送されてくると、加熱ローラ61と加圧ローラ62との間でシートSを挟持しながら搬送し、シートSに現像剤像を定着させる。
第1中間排出ローラ対70と第2中間排出ローラ対71は、装置本体2内に配置され、画像形成部5よりもシートSの搬送方向下流に配置されている。各中間排出ローラ対70、71は、定着部60から搬送経路L1に沿って搬送されてくるシートSを、さらに排出ローラ対72へ向けて搬送する。
排出部7は、排出ローラ対72と排出トレイ73とを有している。排出ローラ対72は、各中間排出ローラ対70、71により搬送されるシートSをさらに搬送して、装置本体2の外部へ排出可能に構成されている。排出トレイ73は、装置本体2を構成する上面カバー24の上面に形成されており、排出ローラ対72により装置本体2の外部に排出されたシートSが排出トレイ73によって支持される。
[再搬送経路L2]
画像形成装置1は、画像形成部5の下方に形成された再搬送経路L2を有している。画像形成装置1において両面印刷を行う場合には、シートSは、さらに再搬送経路L2に沿って画像形成部5側へ向けて再び搬送される。再搬送経路L2は、画像形成部5により一方の面に画像形成されたシートSを再び画像形成部5に搬送する経路である。
再搬送経路L2は、搬送経路L1における第1中間排出ローラ対70と第2中間排出ローラ対71との間の分岐位置10にて搬送経路L1から分岐し、搬送経路L1における搬送ローラ対33とレジストローラ対34との間の合流位置11にて搬送経路L1と合流している。
再搬送経路L2に搬送されたシートSは、再搬送経路L2上に設けられる第2再搬送ローラ対36及び第1再搬送ローラ対35によって、さらに画像形成部5側へ向けて搬送される。
[スイッチバック経路L3]
また、画像形成装置1は、画像形成部5の後方に形成されたスイッチバック経路L3を有している。スイッチバック経路L3は、シートSを搬送経路L1から再搬送経路L2に送る前にシートSの前後を入れ替えるために設けた経路である。スイッチバック経路L3は、図1に示すように、装置本体2を構成する上端カバー25において形成されている。
スイッチバック経路L3は、分岐位置10にて搬送経路L1から分岐され、再搬送経路L2とは逆側の上方へ延びたあと、前側へ向かうようにUターンするU字形状に形成されており、シートSの搬送方向における再搬送経路L2の上流に位置している。そして、スイッチバック経路L3の再搬送経路L2に接続される側とは反対側の端部は、上端カバー25の前面において開放された開口部13となっている。スイッチバック経路L3に導入されたシートSは、スイッチバック経路L3内に収まらない部分が開口部13から装置本体2の外部に食み出されるように構成されている。
スイッチバック経路L3には、スイッチバックローラ対74を設けている。スイッチバックローラ対74は、回転方向を切り換え可能に構成されており、シートSをスイッチバック経路L3に導入する際の回転方向(正転方向)と、シートSをスイッチバック経路L3から再搬送経路L2へ送給する際の回転方向(逆転方向)とに駆動可能に構成されている。なお、スイッチバックローラ対74は、装置本体2及び支持フレーム90(図8参照)等に対して軸支された金属製の軸部材(図示せず)によって回転可能に支持されている。
画像形成装置1は、再搬送経路L2及びスイッチバック経路L3を有する再搬送部8によって、搬送経路L1の途中に配置された画像形成部5にて一面に画像が形成されたシートSを、再搬送経路L2及びスイッチバック経路L3を通じて画像形成部5へ再び搬送して、シートSの他面に画像を形成すること、即ち、両面印刷が可能となっている。
[スイッチバック機構]
画像形成装置1は、図1に示すように、分岐位置10においてフラッパ12を設けている。フラッパ12は、搬送経路L1と再搬送経路L2及びスイッチバック経路L3との分岐位置10においてシートSの搬送方向を切り替える部材であり、装置本体2に対して揺動可能に設けられている。フラッパ12は、定着部60から搬送されたシートSを排出トレイ73へ案内する場合には、再搬送経路L2へ通じる開口部10aを閉じる排出位置Aに配置される。また、フラッパ12は、定着部60から搬送されたシートSを再搬送経路L2及びスイッチバック経路L3へ案内する場合には、排出位置Aから前方へ揺動して再搬送位置Bとなり、開口部10aを開くとともに、排出トレイ73へ通じる搬送経路L1を閉じるように構成されている。
また、フラッパ12が再搬送位置Bに位置しているときは、搬送経路L1から開口部10aに送り込まれたシートSは後方斜め上向きに搬送されて、まずスイッチバック経路L3に導入される。スイッチバック経路L3に導入されたシートSは、スイッチバックローラ対74に受け継がれるとともに、搬送方向に沿ったシートSの全長が開口部10aを通過するまでは、スイッチバック経路L3側に搬送される。そして、シートSの全長が開口部10aを通過した後、スイッチバックローラ対74の回転方向が反転され、スイッチバック経路L3から再搬送経路L2に向けてシートSが搬送される。またこのとき、フラッパ12は、排出位置Aに位置するように揺動されて開口部10aが閉じられる。次に、シートSは、スイッチバックローラ対74から第2再搬送ローラ対36及び第1再搬送ローラ対35へと受け継がれて、再搬送経路L2に沿って搬送され、合流位置11から搬送経路L1に再び導入される。
[無線通信部]
画像形成装置1は、図2及び図3に示すように、左側面カバー22の側面22aに配置された無線通信部80と、左側面カバー22の裏側に配置された本体基板85を備えている。
無線通信部80は、外部端末から画像形成装置1に対して無線通信によって情報入力することを可能にする無線通信手段の一例である。無線通信部80は、スマートフォン等の外部端末と電波により通信することを可能にする部位であり、無線基板81を備えている。本実施形態で示した無線基板81は、無線LANによる無線通信を実現する基板であり、本体基板85に接続されている。また、無線通信部80は、無線基板81を被装する基板ホルダ82を備えている。さらに、無線通信部80は、左側面カバー22の側面22aに形成された開口部22bを塞ぐ開閉カバー83を備えている。なお、本実施形態では、無線通信部80における無線基板81が無線LAN用の基板である場合を例示しているが、無線基板81として用いる基板は、その他の通信規格による無線通信を実現する基板であってもよく、例えば、NFC用の基板やBluetooth(登録商標)用の基板等であってもよい。
[無線基板]
図4に示すように、無線基板81は、コネクタ81aとアンテナ部81bを備えている。コネクタ81aは、本体基板85に設けられるコネクタ85aに無線基板81を接続するための端子部であり、装置本体2の内部に設けられた本体基板85に対して着脱可能に構成されている。アンテナ部81bは、無線基板81から電波を発信するとともに、電波を受信するためのアンテナ素子が形成されている部位である。無線基板81は、基板ホルダ82によって保持されている状態で、本体基板85に取り付けられる。
[本体基板]
図4に示すように、本体基板85は、画像形成装置1の各部の動作を制御する制御基板であり、コネクタ85aと開口部85bを備えている。コネクタ85aは、無線基板81を接続するための端子部である。開口部85bは、本体基板85に対して、基板ホルダ82及び無線基板81を位置決めするために用いられる孔部である。開口部85bの孔径は、突出部82fの外形よりも若干大きく、突出部82bを挿通可能な寸法としている。本体基板85では、側面85c上に複数の素子が配置されている。
[基板ホルダ]
画像形成装置1では、図2~図6に示すような無線基板81を保持する基板ホルダ82を備えている。
図5及び図6に示すように、基板ホルダ82は、第1部材82aと第2部材82bにより構成されており、第1部材82aと第2部材82bとを組み合わせて合体させることで、内部に無線基板81を保持するための空間が形成された一体の基板ホルダ82として構成される。基板ホルダ82は、第1部材82aと第2部材82bとを合わせたときに内部空間が形成され、その内部空間において無線基板81を保持することができる。
[基板ホルダの詳細構成]
基板ホルダ82に対しては、図7~図9に示すように第1方向D1と第2方向D2と第3方向D3を規定している。
基板ホルダ82は、第1部材82aと第2部材82bを組み合わせて一体化することによって、本体部82cが構成される。本体部82cには、無線基板81を覆うとともにコネクタ81aを露出する開口部82dが形成されている。また、基板ホルダ82は、本体部82cの開口部82dが形成された第2部材82b側の側面82eから当該側面82eに対して垂直な第1方向D1に突出している突出部82fを備えている。突出部82fは、無線基板81を本体基板85に装着した際に本体基板85の開口部85bに挿入される部位である。
また、基板ホルダ82は、側面82gに、突出部82fから離れる方向に突出する把持部82hが設けられている。側面82gは、本体部82cにおける突出部82fが形成される側とは反対の第1部材82a側の側面である。把持部82hは、基板ホルダ82で保持した状態の無線基板81を本体基板85に装着する際に、ユーザーが安定して基板ホルダ82を把持し、かつ、無線基板81を容易に所定位置に取り付けることができるようにするための部位である。
[基板ホルダ及び無線基板の取り付け方法]
図10に示すように、無線基板81を本体基板85に取り付けるときには、開閉カバー83を開いた状態で、基板ホルダ82によって保持している状態の無線基板81を、高さHを有する開口部22bから装置本体2内に挿入する。このときの挿入方向Zは、装置本体2における左方から右方へと向かう方向である。そして、突出部82fを本体基板85の開口部85bに差し込んで位置決めをしながら、さらに全体を挿入方向Zに押し込むことで、無線基板81を本体基板85に取り付けることができる。
そして、画像形成装置1では、図11(A)及び図11(B)に示すように、無線通信部80の収容部80aにおいて、本体基板85の所定位置に位置決めされて無線基板81が取り付けられる。突出部82fは、本体基板85より内側の位置まで挿入されている。また、把持部82hは、外部に向けて突出しているものの、開閉カバー83を閉めることができる位置に収められている。
無線基板81を取り付ける作業を行う際、作業者は、基板ホルダ82に形成されている把持部82hを把持して、開口部22bに無線基板81を差し入れることができるため、奥まった位置にある本体基板85に対して、容易に無線基板81を位置決めするとともに、容易に差し込むことができる。また、画像形成装置1では、突出部82f及び把持部82hを備えた基板ホルダ82を無線基板81に取り付けることで、本体基板85に対して、比較的小さい開口部22bからでも無線基板81の取り付けを行うことができるため、開口部22b及び開閉カバー83を小さくすることができる。
基板ホルダ82は、把持部82hを設けることによって、無線基板81の取り付け作業において、ユーザーが確実に把持することを可能にしており、ユーザーが無線基板81の取り付け作業を行うことを容易にしている。また、ユーザーは、把持部82hを把持して、挿入方向Zとは反対側に引っ張ることで、本体基板85から無線基板81を容易に取り外すことができる。即ち、本実施形態で示した画像形成装置1では、基板ホルダ82を備えていることによって、本体基板85に対する無線基板81の着脱を容易に行うことが可能になっている。
[突出部の詳細構成]
基板ホルダ82の突出部82fは、図7(B)に示すように、第1方向D1と直交する第2方向D2において、コネクタ81aと異なる位置に設けられている。ここで、第1方向D1は、無線基板81を本体基板85に取り付ける際の、突出部82fの開口部85bに対する挿入方向Z(図10参照)に一致している。基板ホルダ82では、第2方向D2において、突出部82fをコネクタ81aと異なる位置に設けることによって、本体基板85に無線基板81を取り付けるときの無線基板81の軌跡を直線状とすることができ、これにより、無線基板81の取り付け作業を容易にすることを可能にしている。
さらに、突出部82fは、第3方向D3において、コネクタ81aが位置する範囲Wと重複する位置に位置している。ここで第3方向D3は、第1方向D1及び第2方向D2のそれぞれと直交する方向である。このような構成とすることによって、無線基板81の取り付け作業において本体基板85の周囲に確保すべき作業スペースを小さくすることができる。このことは、装置本体2の小型化を図る場合に有利となる。ここで、突出部82fは、第3方向D3において、少なくとも一部が範囲Wの内側に位置していればよく、一部が範囲Wの外側に位置していてもよい。また、図7(B)では、第3方向D3における突出部82fの大きさが範囲Wと略一致している場合を示しているが、第3方向D3における突出部82fの大きさは、範囲Wより大きくてもよいし、範囲Wより小さくてもよい。
図7(B)には、コネクタ81aの第3方向D3における中央の位置を通り第2方向D2に向けて延設した中心線Xを示している。基板ホルダ82の第3方向D3における突出部82fの中心は、この中心線X上に位置している。本実施形態で示した突出部82fの形状は、第1方向D1から見た場合に、図7(B)に示すような略十字上の形状を有しているが、突出部82fの形状はこれ以外の形状であってもよく、例えば、円形、楕円形、四角形等であってもよい。
基板ホルダ82は、このような構成の突出部82fで位置合わせすることにより、コネクタ81aとコネクタ85aとを精度よく位置合わせすることが可能になっている。このため、基板ホルダ82を使用した場合には、コネクタ81aが取り付け位置から外れることがなく、容易に無線基板81の取り付け作業を行うことができる。なお、基板ホルダ82においては、第3方向D2において、突出部82fの中心とコネクタ81aの中心とが必ずしも同一直線上に位置していなくてもよい。
また、基板ホルダ82において、突出部82fは、第2方向D2において、コネクタ81aを挟んだ位置に複数設けられている。突出部82fを複数設けることによって、突出部82fの位置合わせによって、コネクタ81aをより精度よく位置合わせすることが可能になり、無線基板81の取り付け作業がさらに容易となる。なお、本実施形態では、基板ホルダ82に二つの突出部82f、82fを設けた場合を例示しているが、基板ホルダ82には三つ以上の突出部82fを設けてもよい。
[把持部の詳細構成]
図7(A)、図8(A)及び図8(B)に示すように、基板ホルダ82において、把持部82hは第3方向D3に延びるように形成しており、基板ホルダ82をユーザーが安定して把持できる面積を確保している。基板ホルダ82は、これによりユーザーが把持しやすくなっている。なお、基板ホルダ82では、把持部82hを、例えば第2方向D2へ延びるように設けてもよい。
図7(A)に示すように、基板ホルダ82において、把持部82hは、第1方向D1から見てコネクタ81aと重複する位置に設けられている。このような構成においては、基板ホルダ82に保持された無線基板81のコネクタ81aが、把持部82hの第1方向D1における裏側に配置されることとなるため、把持部82hを把持したユーザーにとって、コネクタ81aの位置が把握しやすくなる。また、このような構成では、把持部82hを押し込む際に、その押し込む力をコネクタ81aに集中させることができる。このため、基板ホルダ82では、把持部82hを把持して無線基板81の取り付け作業を行うことによって、コネクタ85aに対するコネクタ81aの挿入を容易にすることができる。なお、基板ホルダ82では、把持部82hを、第1方向D1から見てコネクタ81aと重複しない位置に設けてもよい。
また、図7(A)及び図9(B)に示すように、基板ホルダ82においては、第2方向D2における把持部82hの中心と、第2方向におけるコネクタ81aの中心とは同一平面上に位置している。このような構成とすることによって、把持部82hを把持したユーザーにとって、コネクタ81aの位置がさらに把握しやすくなる。基板ホルダ82では、ユーザーが把持部82hを把持したときにコネクタ81aの位置を把握しやすいため、コネクタ85aに対するコネクタ81aの挿入がさらに容易になる。なお、基板ホルダ82では、把持部82hの第2方向D2における中心と、第2方向D2におけるコネクタ81aの中心とが完全に同一の平面上に位置していなくてもよい。
さらに、図7(A)、図7(B)及び図9(B)に示すように、基板ホルダ82においては、把持部82hは、第2方向D2において、コネクタ81aを挟んで設けられた複数の突出部82f、82fの間に設けられている。このような構成の基板ホルダ82においては、把持部82hを把持したときに、ユーザーが突出部82fとコネクタ81aの位置を把握しやすくなり、容易に無線基板81を取り付けることができる。
図8(A)、図8(B)及び図9(A)に示すように、基板ホルダ82は、側面82gとの間に間隙を有して設けられる間隙部82kを有する。基板ホルダ82においては、間隙部82kを利用して、基板ホルダ82に無線基板81の仕様書や説明書等を付設することができる。
そして、基板ホルダ82における間隙部82kは、把持部82hに設けられている。基板ホルダ82では、間隙部82kを把持部82hに設けることで、基板ホルダ82の小型化を図ることが可能となっている。なお、基板ホルダ82における間隙部82kは、把持部82hを利用せずに、側面82gに単独で形成してもよい。
また、図7(A)に示すように、基板ホルダ82において、把持部82hは、第1方向D1から見て、当該基板ホルダ82が無線基板81を保持した状態において、無線基板81に形成されたアンテナ部81bとは重複しない位置に設けられている。基板ホルダ82においては、このような構成によって、アンテナ部81bの送受信を把持部82hにより阻害することを抑制し、無線基板81による通信を基板ホルダ82によって阻害することを抑制している。
[画像形成装置における無線基板の落下防止]
図10に示すように、基板ホルダ82に対して規定した第1方向D1は、基板ホルダ82が装置本体2に装着されている状態においては、画像形成装置1の左右方向に対応している。また、基板ホルダ82に対して規定した第3方向D3は、基板ホルダ82が装置本体2に装着されている状態においては、画像形成装置1の上下方向に対応している。また、装置本体2に対する基板ホルダ82の挿入方向Zは、基板ホルダ82における第1方向D1に沿っており、装置本体2の右方向に対応している。なお、基板ホルダ82に対して規定した第2方向D2は、基板ホルダ82が装置本体2に装着されている状態においては、画像形成装置1の前後方向に対応している。
そして、画像形成装置1は、基板ホルダ82を取り付けた状態において、第1方向D1における本体部82cと突出部82fを合計した外形寸法P2が、装置本体2の開閉カバー83が設けられる側壁である左側面カバー22の内面22cと本体基板85の側面85cとの距離Yよりも大きくなるように構成している。
画像形成装置1は、基板ホルダ82をこのような構成とすることによって、無線基板81を取り付ける際に、画像形成装置1における装置本体2の左側面カバー22と本体基板85との隙間に、基板ホルダ82を誤って落下させてしまうことを抑制している。なお、基板ホルダ82は、第1方向における突出部82fの先端から、把持部82hの先端までの外形寸法が距離Yより大きい場合には、外形寸法P2が距離Yより小さくてもよい。
さらに、画像形成装置1に基板ホルダ82を取り付けた状態において、基板ホルダ82は、挿入方向Zにおける本体部82cの外形寸法P1が、装置本体2の開閉カバー83が設けられる側壁である左側面カバー22の内面22cと本体基板85の側面85cとの距離Yよりも小さくなるように構成している。
画像形成装置1は、基板ホルダ82をこのような構成とすることによって、基板ホルダ82をコンパクトに構成しつつ、無線基板81を取り付ける際に、画像形成装置1における装置本体2の左側面カバー22と本体基板85との隙間に基板ホルダ82を誤って落下させてしまうことを防止している。なお、基板ホルダ82では、第1方向D1における本体部82cの外形寸法を距離Yより大きくしてもよい。
なお、基板ホルダ82に対して規定した各方向D1、D2、D3と、画像形成装置1の左右方向、前後方向、上下方向の対応関係は、本実施形態で示した対応関係には限定されるものではない。つまり、画像形成装置1の装置本体2におけるどの面に無線基板81を設けるかに応じて、各方向D1、D2、D3と、画像形成装置1の左右方向、前後方向、上下方向の対応関係は適宜変更することができる。
また、本実施形態で示した画像形成装置1における装置本体2の内部における搬送経路の構成等はすべて例示であり、基板ホルダ82を適用可能な画像形成装置の構成を、本実施形態で示した構成に限定するものではない。
1 画像形成装置
2 装置本体
22 左側面カバー(側壁)
80 無線通信部
80a 収容部
81 無線基板
81a コネクタ
81b アンテナ部
82 基板ホルダ
82c 本体部
82d 開口部
82e 側面
82f 突出部
82g 側面
82h 把持部
82k 間隙部
83 開閉カバー
85 本体基板
85c 側面
D1 第1方向
D2 第2方向
D3 第3方向
P1 外形寸法
P2 外形寸法
Z 挿入方向

Claims (12)

  1. 装置本体の内部に設けられる本体基板に対して着脱可能であり、前記本体基板に接続可能なコネクタを有した無線基板を保持する基板ホルダであって、
    前記基板ホルダは、
    前記無線基板を覆うとともに、前記コネクタを露出する開口部が形成された本体部と、
    前記本体部の前記開口部が形成された側の側面から当該側面に対して垂直な第1方向に突出しており、前記無線基板を前記本体基板に装着した際に前記本体基板に設けられた位置決め用の開口に挿入される突出部と、
    を備え、
    前記突出部は、
    前記無線基板の前記本体基板に対する挿入方向である前記第1方向と直交する第2方向において、前記コネクタと異なる位置に設けられており、且つ、前記第1方向及び前記第2方向のそれぞれと直交する第3方向において前記コネクタが位置する範囲と少なくとも一部が重複する位置に位置しており、
    さらに前記突出部は、
    第1の突出部と第2の突出部とを備え、
    前記第1の突出部と前記第2の突出部とは、前記第2方向において前記コネクタを挟んで反対側に設けられ、
    前記第2方向において、前記第1の突出部の中心と前記第2の突出部の中心と前記コネクタの中心とが同一直線上に位置している、基板ホルダ。
  2. 前記本体部における前記突出部が形成される側とは反対側の側面に、前記突出部から離れる方向に突出する把持部が設けられている、請求項1に記載の基板ホルダ。
  3. 前記把持部は、前記第3方向に延びている、請求項に記載の基板ホルダ。
  4. 前記第1方向から見て、前記把持部は、前記コネクタと重複する位置に設けられている、請求項または請求項に記載の基板ホルダ。
  5. 前記第2方向における前記把持部の中心と、前記第2方向における前記コネクタの中心とは同一平面上に位置している、請求項に記載の基板ホルダ。
  6. 前記第2方向において、前記把持部は、前記コネクタを挟んで設けられた複数の前記突出部の間に設けられている、請求項~請求項の何れか一項に記載の基板ホルダ。
  7. 前記本体部の前記開口部が形成されている側とは反対側の側面との間に間隙を有して設けられる間隙部を有する、請求項~請求項の何れか一項に記載の基板ホルダ。
  8. 前記間隙部は前記把持部に設けられる、請求項に記載の基板ホルダ。
  9. 前記第1方向から見て、前記把持部は、当該基板ホルダが前記無線基板を保持した状態において、前記無線基板に形成されたアンテナ部とは重複しない位置に設けられている、請求項~請求項の何れか一項に記載の基板ホルダ。
  10. 請求項1~請求項の何れか一項に記載の前記基板ホルダと、
    前記基板ホルダを着脱可能な前記本体基板を有する前記装置本体と、
    を備えた画像形成装置であって、
    前記装置本体は、
    前記基板ホルダが収容される収容部と、
    前記収容部を開閉可能な開閉カバーと、
    を備え、
    前記開閉カバーの開状態において、前記収容部を介して、前記基板ホルダに保持された前記無線基板を前記本体基板に対して着脱可能に構成されている画像形成装置。
  11. 前記第3方向は前記装置本体の上下方向であり、
    前記基板ホルダは、
    前記挿入方向における前記本体部と前記突出部を合計した外形寸法が、
    前記装置本体の前記開閉カバーが設けられる側壁の内面と前記本体基板の側面との距離よりも大きい、請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記基板ホルダは、
    前記挿入方向における前記本体部の外形寸法が、
    前記装置本体の前記開閉カバーが設けられる側壁の内面と前記本体基板の側面との距離よりも小さい、請求項11に記載の画像形成装置。
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