JP7454898B1 - 防霜ファンシステムおよび送風方法 - Google Patents
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Abstract
Description
圃場に送風する防霜ファンと、
少なくとも気温を測定する温度センサを備え、自律飛行するドローンと、
前記ドローンおよび前記防霜ファンを制御する制御装置と、を備え、
前記ドローンは、前記圃場の上空を飛行しながら、前記圃場の上空の気温を測定し、測定した前記気温を示す温度データを前記制御装置に送信し、
前記制御装置は、前記温度データに基づいて、前記圃場の温度分布を示す温度分布データを作成し、前記圃場における温度の低い低温領域を特定し、特定した前記低温領域に送風するように、前記防霜ファンの送風方向を調整する、
ことを特徴とする。
前記制御装置は、複数の前記測定ポイントで測定された前記気温に基づいて、前記圃場の上空に逆転層があると判定すると、前記防霜ファンを稼働するとよい。
前記測定ポイントのうち少なくとも1つは、前記防霜ファンの高さの3分の2以上3分の4以下の第2の高さであるとよい。
前記第2の高さは、前記防霜ファンと同じ高さであるとよい。
前記制御装置は、前記第1の高さの温度分布を示す温度分布データを作成し、前記第1の高さにおける温度の低い低温領域を特定し、特定した低温領域に送風するように、前記防霜ファンの送風方向を調整するとよい。
前記ドローンは、複数の高さで、前記第1の送風領域と前記第2の送風領域をそれぞれ飛行して、前記第1の送風領域と前記第2の送風領域との温度を、複数の高さで測定し、
前記制御装置は、前記ドローンにより測定された温度を示す温度データに基づいて、逆転層が形成されている領域を特定し、前記第1の送風領域と前記第2の送風領域のうち逆転層が形成されている領域に送風するように、前記第1の防霜ファンまたは前記第2の防霜ファンを稼働するとよい。
圃場に送風する防霜ファンと、
少なくとも気温を測定する温度センサを備え、自律飛行するドローンと、
前記ドローンおよび前記防霜ファンを制御する制御装置と、を備える防霜ファンシステムを用いて送風する送風方法であり、
前記ドローンにより、前記圃場の上空を飛行しながら、前記圃場の上空の気温を測定し、測定した前記気温を示す温度データを制御装置に送信し、
前記制御装置により、前記温度データに基づいて、前記圃場の温度分布を示す温度分布データを作成し、前記圃場における温度の低い低温領域を特定し、特定した前記低温領域に送風するように、前記防霜ファンの送風方向を調整する、
ことを特徴とする。
上述の実施の形態の防霜ファンシステム1では、圃場上空に逆転層が形成されている場合、防霜ファン10を稼働する例について説明した。制御装置100は、第1の高さH1に設定された複数の測定ポイントDn(n=1~N)において、温度センサ24により計測された温度データにより、第1の高さH1の温度分布を示す温度分布データを作成し、第1の高さH1における温度の低い低温領域を特定し、特定した低温領域に送風するように、防霜ファン10の送風方向を調整してもよい。このようにすることで、霜が発生しやすい領域に送風することが可能である。この場合、防霜ファン10は、送風方向の俯角を調整する俯角調整部と、送風方向の水平角を調整する水平角調整部と、を備える。送風方向の調整は、制御装置100が、防霜ファン10の俯角調整部および水平角調整部を制御することで実現される。この場合、防霜ファン10は、制御装置100に制御され、圃場の温度の低い部分に重点的に送風することが可能である。また、防霜ファン10は、圃場の温度の低い部分に重点的に送風しつつ、圃場の温度の低い部分以外の圃場全体に、ファン12の首振りおよび複数の防霜ファン10により送風するようにしてもよい。
10…防霜ファン
10A…第1の防霜ファン
10B…第2の防霜ファン
10C…第3の防霜ファン
11…支柱
12…ファン
21…プロペラ
22…センサ部
23…カメラ
24…温度センサ
25…位置センサ
30…風速計
100…制御装置
110、210…制御部
120、220…通信部
130、230…ROM
140、240…RAM
150…防霜ファンDB
151…測定温度DB
152…温度分布DB
111…温度分布計測部
112…防霜ファン制御部
200…ドローン
211…ドローン制御部
212…温度測定部
R…作物
H1…第1の高さ
H2…第2の高さ
H3…第3の高さ
Dn、D1、D2、DN…測定ポイント
A1…第1の送風領域
A2…第2の送風領域
A3…第3の送風領域
B1~B3…圃場
Claims (11)
- 圃場に送風する防霜ファンと、
少なくとも気温を測定する温度センサを備え、自律飛行するドローンと、
前記ドローンおよび前記防霜ファンを制御する制御装置と、を備え、
前記ドローンは、前記圃場の上空を飛行しながら、前記圃場の上空の気温を測定し、測定した前記気温を示す温度データを前記制御装置に送信し、
前記制御装置は、前記温度データに基づいて、前記圃場の温度分布を示す温度分布データを作成し、前記圃場における温度の低い低温領域を特定し、特定した前記低温領域に送風するように、前記防霜ファンの送風方向を調整する、
ことを特徴とする防霜ファンシステム。 - 前記ドローンは、自装置の位置を検出する位置センサをさらに備え、前記圃場の上空に設定された飛行経路を飛行しながら測定した前記気温を示す前記温度データを、前記気温を測定した位置を示す位置データと共に、前記制御装置に送信する、
ことを特徴とする請求項1に記載の防霜ファンシステム。 - 前記ドローンは、前記圃場の上空において、高さの異なる複数の測定ポイントにおいて、それぞれ気温を測定し、ぞれぞれの前記測定ポイントで測定した前記気温を示す温度データを、前記気温を測定した位置を示す前記位置データと共に、前記制御装置に送信し、
前記制御装置は、複数の前記測定ポイントで測定された前記気温に基づいて、前記圃場の上空に逆転層があると判定すると、前記防霜ファンを稼働する、
ことを特徴とする請求項2に記載の防霜ファンシステム。 - 前記測定ポイントのうち少なくとも1つは、前記防霜ファンの高さの3分の1以下の第1の高さであり、
前記測定ポイントのうち少なくとも1つは、前記防霜ファンの高さの3分の2以上3分の4以下の第2の高さである、
ことを特徴とする請求項3に記載の防霜ファンシステム。 - 前記第1の高さは、地面近傍の高さであり、
前記第2の高さは、前記防霜ファンと同じ高さである、
ことを特徴とする請求項4に記載の防霜ファンシステム。 - 前記第1の高さにおいて、複数の前記測定ポイントが設定され、
前記制御装置は、前記第1の高さの温度分布を示す温度分布データを作成し、前記第1の高さにおける温度の低い低温領域を特定し、特定した低温領域に送風するように、前記防霜ファンの送風方向を調整する、
ことを特徴とする請求項4または5に記載の防霜ファンシステム。 - 前記制御装置は、前記第2の高さで測定した温度と前記第1の高さで測定した温度との差温が基準値以上であると、逆転層があると判定して、前記防霜ファンを稼働する、
ことを特徴とする請求項4または5に記載の防霜ファンシステム。 - 前記制御装置は、最も低い位置にある前記測定ポイントで測定した気温が基準温度以上である場合、降霜の危険性がないと判定し、前記防霜ファンを停止する、
ことを特徴とする請求項3または4に記載の防霜ファンシステム。 - 前記制御装置は、前記圃場の風速を示す風速データを受信し、前記風速が基準風速以上であると判定すると、前記防霜ファンを停止する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の防霜ファンシステム。 - 前記防霜ファンは、第1の送風領域に送風する第1の防霜ファンと、第2の送風領域に送風する第2の防霜ファンと、を備え、
前記ドローンは、複数の高さで、前記第1の送風領域と前記第2の送風領域をそれぞれ飛行して、前記第1の送風領域と前記第2の送風領域との温度を、複数の高さで測定し、
前記制御装置は、前記ドローンにより測定された温度を示す温度データに基づいて、逆転層が形成されている領域を特定し、前記第1の送風領域と前記第2の送風領域のうち逆転層が形成されている領域に送風するように、前記第1の防霜ファンまたは前記第2の防霜ファンを稼働する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の防霜ファンシステム。 - 圃場に送風する防霜ファンと、
少なくとも気温を測定する温度センサを備え、自律飛行するドローンと、
前記ドローンおよび前記防霜ファンを制御する制御装置と、を備える防霜ファンシステムを用いて送風する送風方法であり、
前記ドローンにより、前記圃場の上空を飛行しながら、前記圃場の上空の気温を測定し、測定した前記気温を示す温度データを制御装置に送信し、
前記制御装置により、前記温度データに基づいて、前記圃場の温度分布を示す温度分布データを作成し、前記圃場における温度の低い低温領域を特定し、特定した前記低温領域に送風するように、前記防霜ファンの送風方向を調整する、
ことを特徴とする送風方法。
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JP7454898B1 true JP7454898B1 (ja) | 2024-03-25 |
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JP2004016182A (ja) | 2002-06-20 | 2004-01-22 | Sharp Corp | 栽培ロボットシステム |
JP2008043273A (ja) | 2006-08-18 | 2008-02-28 | Fulta Electric Machinery Co Ltd | 防霜ファンを利用した作物に対する送風方法 |
JP2008131871A (ja) | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Fulta Electric Machinery Co Ltd | 防霜ファンの送風及び/又は送風停止を図る送風方法 |
JP2018000015A (ja) | 2016-06-28 | 2018-01-11 | 日本ユニシス株式会社 | ドローンを用いた自動防霜システム |
JP2023127897A (ja) | 2022-03-02 | 2023-09-14 | 株式会社ミツバ | 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム |
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- 2023-11-27 JP JP2023199619A patent/JP7454898B1/ja active Active
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