JP7452338B2 - 材料試験機、及び材料試験機の制御方法 - Google Patents

材料試験機、及び材料試験機の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、材料試験機、及び材料試験機の制御方法に関する。
材料試験機において、試験条件を設定する種々の技術が知られている。
例えば、特許文献1に記載の材料試験機は、試験片の材質形状情報に関連付けられた試験条件を複数記憶している補助記憶装置と、被検体の材質形状情報(材質や形状や寸法)と試験条件とが入力される入力操作部とを備え、制御装置において、被検体の材質形状情報と補助記憶装置に記憶された試験条件とに基づいて、被検体に対する試験条件の適切範囲を算出し、その適切範囲に基づく試験条件情報を通知して、入力される試験条件が適切範囲内となるようにユーザの入力を補助する入力補助部、例えば、適切範囲を表示する表示モニタと、を備える。
特開2009-294125号公報
しかしながら、特許文献1に記載の材料試験機では、材料試験の試験結果を取得したときに、予め設定された試験条件通りに材料試験が実行されたか否かを確認できない場合がある。
同様にして、材料試験の試験結果に対する解析結果を取得したときに、予め設定された解析条件通りに解析が実行されたか否かを確認できない場合がある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、材料試験に関する処理が予め設定された第1条件で行われたか否かを、ユーザが容易に確認可能な材料試験機を提供することを目的とする。
本発明の第1態様に係る材料試験機は、材料試験に関する処理に対して予め設定された第1条件を取得する第1取得部と、前記第1条件に対応する第2条件で、前記材料試験に関する処理を実行する実行部と、前記第2条件が前記第1条件と一致するか否かを判定する判定部と、前記材料試験に関する処理の結果を出力する出力部と、を備え、前記出力部は、前記材料試験に関する処理の結果に対応付けて、前記判定部の判定結果を出力前記第1条件及び前記第2条件は、前記材料試験の試験条件であり、前記材料試験に関する処理は、前記材料試験の実行処理であり、前記第1条件及び前記第2条件は、前記材料試験の試験結果を検出するセンサのフルスケールの条件、及びサンプリング間隔の条件の少なくとも一方を含む。
また、本発明の第1態様に係る材料試験機は、材料試験に関する処理に対して予め設定された第1条件を取得する第1取得部と、前記第1条件に対応する第2条件で、前記材料試験に関する処理を実行する実行部と、前記第2条件が前記第1条件と一致するか否かを判定する判定部と、前記材料試験に関する処理の結果を出力する出力部と、を備え、前記出力部は、前記材料試験に関する処理の結果に対応付けて、前記判定部の判定結果を出力し、前記第1条件及び前記第2条件は、前記材料試験の試験結果の解析条件であり、前記材料試験に関する処理は、前記材料試験の試験結果の解析処理であり、前記材料試験は、試験片に引張力を付与して前記試験片を変形させる引張試験であって、前記第1条件及び前記第2条件は、弾性率の計算区間、及び破断点の検出条件の少なくとも一方を含む。
本発明の第2態様に係る材料試験機の制御方法は、材料試験に関する処理に対して予め設定された第1条件を取得する第1取得ステップと、前記第1条件に対応する第2条件で、前記材料試験に関する処理を実行する実行ステップと、前記第2条件が前記第1条件と一致するか否かを判定する判定ステップと、前記材料試験に関する処理の結果を出力する出力ステップと、を含み、前記出力ステップでは、前記材料試験に関する処理の結果に対応付けて、前記判定ステップでの判定結果を出力前記第1条件及び前記第2条件は、前記材料試験の試験条件であり、前記材料試験に関する処理は、前記材料試験の実行処理であり、前記第1条件及び前記第2条件は、前記材料試験の試験結果を検出するセンサのフルスケールの条件、及びサンプリング間隔の条件の少なくとも一方を含む。
また、本発明の第2態様に係る材料試験機の制御方法は、材料試験に関する処理に対して予め設定された第1条件を取得する第1取得ステップと、前記第1条件に対応する第2条件で、前記材料試験に関する処理を実行する実行ステップと、前記第2条件が前記第1条件と一致するか否かを判定する判定ステップと、前記材料試験に関する処理の結果を出力する出力ステップと、を含み、前記出力ステップでは、前記材料試験に関する処理の結果に対応付けて、前記判定ステップでの判定結果を出力し、前記第1条件及び前記第2条件は、前記材料試験の試験結果の解析条件であり、前記材料試験に関する処理は、前記材料試験の試験結果の解析処理であり、前記材料試験は、試験片に引張力を付与して前記試験片を変形させる引張試験であって、前記第1条件及び前記第2条件は、弾性率の計算区間、及び破断点の検出条件の少なくとも一方を含む。
本発明の第1態様に係る材料試験機、及び本発明の第2態様に係る材料試験機の制御方法の各々では、材料試験に関する処理の結果に対応付けて、材料試験に関する処理を実行する際の第2条件が、材料試験に関する処理に対して予め設定された第1条件と一致するか否かの判定結果を出力する。したがって、材料試験に関する処理が予め設定された第1条件で行われたか否かを、ユーザが容易に確認できる。
本実施形態に係る引張試験機の構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る試験プログラム実行装置の構成の一例を示す図である。 第1実施形態における制御部の処理の一例を示す図である。 第1実施形態における制御部の処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態における制御部の処理の一例を示す図である。 第2実施形態における制御部の処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態における帳票の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本実施形態について説明する。本実施形態は、図3及び図4を参照して説明する第1実施形態と、図5~図7を参照して説明する第2実施形態とを含む。
[1.引張試験機の構成]
図1は、本実施形態に係る引張試験機1の構成の一例を示す図である。
本実施形態の引張試験機1は、試験片TPに試験力Fを与えて、試料の引張強度、降伏点、伸び、絞りなどの機械的性質を測定する引張試験を行う。試験力Fは、引張力である。
引張試験機1は、試験対象の材料である試験片TPに試験力Fを与えて引張試験を行う引張試験機本体2と、引張試験機本体2による引張試験動作を制御する制御ユニット4と、を備える。
なお、引張試験機1は、「材料試験機」の一例に対応する。
また、引張試験機1が実行する引張試験は、「材料試験」の一例に対応する。
試験機本体2は、テーブル26と、このテーブル26上に鉛直方向を向く状態で回転可能に立設された一対のねじ棹28、29と、これらのねじ棹28、29に沿って移動可能なクロスヘッド10と、このクロスヘッド10を移動させて試験片TPに負荷を与える負荷機構12と、ロードセル14と、を備える。ロードセル14は、試験片TPに与えられる引張荷重である試験力Fを測定し、試験力測定信号SG1を出力するセンサである。
負荷機構12は、各ねじ棹28、29の下端部に連結されるウォーム減速機16、17と、各ウォーム減速機16、17に連結されるサーボモータ18と、ロータリエンコーダ20と、を備える。ロータリエンコーダ20は、サーボモータ18の回転量を測定し、回転量に応じたパルス数の回転測定信号SG2を制御ユニット4に出力するセンサである。
そして負荷機構12は、ウォーム減速機16、17を介して、一対のねじ棹28、29にサーボモータ18の回転を伝達し、各ねじ棹28、29が同期して回転することによって、クロスヘッド10がねじ棹28、29に沿って昇降する。
クロスヘッド10には、試験片TPの上端部を把持する上つかみ具21が付設され、テーブル26には、試験片TPの下端部を把持する下つかみ具22が付設される。試験機本体2は、引張試験の際に、試験片TPの両端部を上つかみ具21及び下つかみ具22によって把持した状態で、制御ユニット4の制御に従って、クロスヘッド10を上昇させることによって、試験片TPに試験力Fを与える。
試験片TPには、変位センサ15が配置される。試験片TPは、例えば、中央がくびれて形成されたダンベル型試験材料が用いられる。変位センサ15は、試験片TPの1対の標点の間の距離を測定することによって、伸び計測値EDを測定し、伸び測定信号SG3を出力するセンサである。1対の標点は、試験片TPがくびれた領域の上部と下部とに配置される。
制御ユニット4は、統括制御装置30と、表示装置32と、試験プログラム実行装置6と、を備える。
統括制御装置30は、試験機本体2を中枢的に制御する装置であり、試験機本体2との間で信号を送受信可能に接続される。試験機本体2から受信する信号は、ロードセル14が出力する試験力測定信号SG1、ロータリエンコーダ20が出力する回転測定信号SG2、変位センサ15が出力する伸び測定信号SG3、及び制御や試験に要する適宜の信号等である。
表示装置32は、統括制御装置30から入力される信号に基づいて各種情報を表示する装置であり、例えば、統括制御装置30は、引張試験の間、伸び測定信号SG3に基づいて試験片TPの伸びの測定値である伸び計測値EDを表示装置32に表示する。また、例えば、統括制御装置30は、引張試験の間、回転測定信号SG2に基づくクロスヘッド10の変位を示す変位計測値XDを表示装置32に表示する。
引張試験プログラム実行装置6は、引張試験の試験条件といった各種設定パラメータの設定操作や実行指示操作などのユーザ操作を受け付け、統括制御装置30に出力する機能や、試験力計測値FDのデータを解析する機能などを備えた装置である。
引張試験プログラム実行装置6については、後述にて図2を参照して説明する。
次いで、本実施形態の統括制御装置30について、更に説明する。統括制御装置30は、信号入出力ユニット40と、制御回路ユニット50と、を備える。
信号入出力ユニット40は、試験機本体2との間で信号を送受信する入出力インターフェース回路を構成するものであり、本実施形態では、第1センサアンプ42と、第2センサアンプ45と、カウンタ回路43と、サーボアンプ44とを有する。
第1センサアンプ42は、ロードセル14が出力する試験力測定信号SG1を増幅して制御回路ユニット50に出力する増幅器である。第2センサアンプ45は、変位センサ15が出力する伸び測定信号SG3を増幅して制御回路ユニット50に出力する増幅器である。
カウンタ回路43は、ロータリエンコーダ20が出力する回転測定信号SG2のパルス数を計数し、サーボモータ18の回転量、すなわちサーボモータ18の回転によって昇降するクロスヘッド10の変位計測値XDを示す変位測定信号A3を制御回路ユニット50にデジタル信号で出力する。
サーボアンプ44は、制御回路ユニット50の制御に従って、サーボモータ18を制御する装置である。
制御回路ユニット50は、通信部51と、フィードバック制御部52と、を備える。
制御回路ユニット50は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro-Processing Unit)などのプロセッサと、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などのメモリデバイスと、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などのストレージ装置と、信号入出力ユニット40とのインターフェース回路と、引張試験プログラム実行装置6と通信する通信装置と、表示装置32を制御する表示制御回路と、各種の電子回路と、を備えたコンピュータを備える。また、制御回路ユニット50のプロセッサがメモリデバイス又はストレージ装置に記憶された制御プログラムを実行することで、図1に示す各機能部を実現する。
また、信号入出力ユニット40のインターフェース回路にはA/D変換器が設けられており、アナログ信号の試験力測定信号SG1及び伸び測定信号SG3がA/D変換器によってデジタル信号に変換される。
なお、制御回路ユニット50は、コンピュータに限らず、ICチップやLSIなどの集積回路といった1又は複数の適宜の回路によって構成されてもよい。
通信部51は、試験プログラム実行装置6との間で通信し、試験条件の設定や各種設定パラメータの設定値、引張試験の実行指示や中断指示などを試験プログラム実行装置6から受信する。また、通信部51は、伸び測定信号SG3に基づく伸び計測値ED、及び試験力測定信号SG1に基づく試験力計測値FDを適宜のタイミングで試験プログラム実行装置6に送信する。また、通信部51は、回転測定信号SG2に基づく変位計測値XDを適宜のタイミングで試験プログラム実行装置6に送信する。
フィードバック制御部52は、試験機本体2のサーボモータ18をフィードバック制御して引張試験を実行する。フィードバック制御部52は、サーボモータ18のフィードバック制御を実行する回路である。
フィードバック制御部52が位置制御を実行する場合には、フィードバック制御部52は、例えば、ロードセル14が出力する試験力計測値FDについて位置制御を実行する。この場合には、フィードバック制御部52は、試験力計測値FDを試験力目標値FTに一致させるように変位計測値XDの指令値dXを演算し、当該指令値dXを示す指令信号A4をサーボアンプ44に出力する。なお、試験力目標値FTは、試験力計測値FDの目標値を示す。
なお、「位置制御」とは、センサ等によって測定された検出値を、その目標値に一致させるように制御することを示す。
なお、位置制御を実行する場合について説明するが、フィードバック制御部52が速度制御を実行してもよい。「速度制御」とは、センサ等によって測定された検出値の単位時間当たりの変化量を、その目標値に一致させるように制御することを示す。
[2.試験プログラム実行装置の構成]
図2は、本実施形態に係る試験プログラム実行装置6の構成の一例を示す図である。
引張試験プログラム実行装置6は、制御部61と、入力部64と、表示部65と、印刷部66とを備える。
制御部61は、例えば、パーソナルコンピュータで構成され、プロセッサ62と、メモリ63と、を備える。プロセッサ62は、CPUやMPU等で構成される。
メモリ63は、ROMやRAM等のメモリデバイスである。
そして、プロセッサ62がメモリ63又はストレージ装置に記憶された制御プログラムを実行することで、上述の各種の機能を実現する。
また、制御部61は、HDDやSSD等のストレージ装置と、制御回路ユニット50や各種の周辺機器などを接続するためのインターフェース回路と、を備える。
なお、制御部61は、パーソナルコンピュータに限らず、ICチップやLSIなどの集積回路といった1又は複数の適宜の回路によって構成されてもよい。また、制御部61は、例えば、タブレット端末、又はスマートフォン等で構成されてもよい。
また、制御部61は、DSP(Digital Signal Processor)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等、プログラムされたハードウェアを備えてもよい。また、制御部61は、SoC(System-on-a-Chip)-FPGAを備えてもよい。
入力部64は、ユーザからの操作を受け付ける。入力部64は、ユーザからの操作に対応する操作信号を生成し、生成した操作信号を制御部61へ伝送する。入力部64は、例えば、マウス、及びキーボードを備える。なお、ユーザは、例えば、引張試験機1を操作する作業者である。
表示部65は、LCD(Liquid Crystal Display)等を備え、ユーザから視認可能に種々の画像を表示する。表示部65は、例えば、引張試験の試験結果を示す図略の試験結果表示画面をLCDに表示する。また、表示部65は、例えば、引張試験の試験結果を解析した解析結果を示す図略の解析結果表示画面を表示する。
表示部65は、「ディスプレイ」の一例に対応する。
印刷部66は、プリンタ機能を備え、種々の帳票Rを印刷出力する。印刷部66は、例えば、インクジェット方式の記録ヘッドを備え、印刷用紙等の記録媒体に帳票Rを印刷する。
印刷部66は、例えば、引張試験の試験結果を示す図略の試験結果帳票を印刷する、また、例えば、引張試験の試験結果を解析した解析結果を示す解析結果帳票を表示する。
以下の説明において、試験結果帳票と解析結果帳票とを帳票Rと記載する場合がある。
帳票Rについては、後述にて図7を参照して説明する。
本実施形態では、試験プログラム実行装置6が、印刷部66を備えるが、本発明の実施形態は、これに限定されない。試験プログラム実行装置6が、プリンタと通信可能に構成され、制御部61が、プリンタに対して、帳票Rの印刷を指示してもよい。
また、本実施形態では、印刷部66がインクジェット方式の記録ヘッドを備えるが、印刷部66が記録媒体に帳票Rを印刷可能に構成されていればよい。印刷部66が、例えば、電子写真方式で、トナーを用いて帳票Rを印刷してもよい。
[3.制御部の構成]
図2に示すように、制御部61は、第1取得部621と、操作受付部622と、実行部623と、第2取得部624と、判定部625と、出力部626と、初期条件記憶部631と、試験結果記憶部632と、実行条件記憶部633と、を備える。
具体的には、制御部61のプロセッサ62が、メモリ63又はストレージ装置に記憶された制御プログラムを実行することによって、第1取得部621、操作受付部622、実行部623、第2取得部624、判定部625、及び出力部626として機能する。
また、制御部61のプロセッサ62が、メモリ63又はストレージ装置に記憶された制御プログラムを実行することによって、メモリ63を、初期条件記憶部631、試験結果記憶部632、及び実行条件記憶部633として機能させる。
初期条件記憶部631は、引張試験に関する処理に対して予め設定された複数の第1条件C1を記憶する。
本実施形態では、第1条件C1は、引張試験の試験条件として予め設定された第1条件C11と、引張試験の試験結果の解析条件として予め設定された第1条件C12と、を含む。
第1条件C11と第1条件C12とを明確に区別するために、以下の説明において、第1条件C11を第1試験条件C11と記載し、第1条件C12を第1解析条件C12と記載する場合がある。
引張試験の試験条件は、ロードセル14及び変位センサ15の各々のフルスケールの条件、及びサンプリング間隔の条件を含む。
ロードセル14及び変位センサ15の各々は、「材料試験の試験結果を検出するセンサ」の一例に対応する。
引張試験の試験結果の解析条件は、弾性率の計算区間、及び破断点BKの検出条件を含む。
弾性率の計算区間は、試験片TPが弾性変形する伸び計測値EDの範囲を示す。
破断点BKの検出条件は、試験力Fが最大値MXに到達した後、試験力Fが所定の閾値以下に到達したことを示す。所定の閾値が破断点BKに対応する。
破断点BK及び最大値MXについては、後述にて図7を参照して説明する。
試験結果記憶部632は、実行部623によって実行された引張試験の試験結果を記憶する。試験結果記憶部632は、例えば、試験力Fを伸び計測値EDと対応付けて記憶する。
また、試験結果記憶部632は、実行部623によって実行された引張試験結果の解析結果を記憶する。
実行条件記憶部633は、実行部623が実行する処理に対応する第1条件C1及び第2条件C2を記憶する。
具体的には、実行条件記憶部633は、実行部623が実行する処理に対して予め設定された第1条件C1を記憶する。すなわち、実行条件記憶部633は、第1取得部621によって初期条件記憶部631から読み出された第1条件C1を記憶する。また、実行条件記憶部633は、操作受付部622によって生成された第2条件C2を記憶する。
第1取得部621は、引張試験に関する処理に対して予め設定された複数の第1条件C1から1つの第1条件C1を取得する。具体的には、第1取得部621は、初期条件記憶部631に記憶された複数の第1条件C1から1つの第1条件C1を読み出すことによって、第1条件C1を取得する。また、第1取得部621は、初期条件記憶部631から読み出した第1条件C1を実行条件記憶部633に記憶させる。
図3及び図4を参照して説明するように、実行部623が引張試験を実行する場合には、第1取得部621は、第1試験条件C11を取得する。
また、図5~図7を参照して説明するように、実行部623が引張試験の試験結果の解析を実行する場合には、第1取得部621は、第1解析条件C12を取得する。
操作受付部622は、入力部64を介して、第1条件C1に対するユーザからの操作入力を受け付け、第2条件C2を生成する。また、操作受付部622は、生成した第2条件C2を実行条件記憶部633に記憶させる。
ユーザが第1条件C1に対して変更する操作を行う場合には、第2条件C2は、第1条件C1と相違する。
ユーザが第1条件C1に対して変更する操作を行わない場合には、第2条件C2は、第1条件C1と一致する。
第2条件C2は、引張試験の試験条件である第2条件C21と、引張試験の試験結果の解析条件である第2条件C22と、を含む。
第2条件C21と第2条件C22とを明確に区別するために、以下の説明において、第2条件C21を第2試験条件C21と記載し、第2条件C22を第2解析条件C22と記載する場合がある。
図3及び図4を参照して説明するように、実行部623が引張試験を実行する場合には、操作受付部622は、入力部64を介して、第1試験条件C11に対するユーザからの操作入力を受け付け、第2試験条件C21を生成する。
また、図5~図7を参照して説明するように、実行部623が引張試験の試験結果の解析を実行する場合には、操作受付部622は、入力部64を介して、第1解析条件C12に対するユーザからの操作入力を受け付け、第2解析条件C22を生成する。
実行部623は、第1条件C1に対応する第2条件C2で、引張試験に関する処理を実行する。
図3及び図4を参照して説明するように、実行部623は、操作受付部622によって生成された第2試験条件C21で、引張試験を実行する。また、実行部623は、引張試験の試験結果を試験結果記憶部632に記憶させる。
また、図5~図7を参照して説明するように、実行部623は、操作受付部622によって生成された第2解析条件C22で、引張試験結果の解析処理を実行する。また、実行部623は、引張試験結果の解析結果を試験結果記憶部632に記憶させる。
第2取得部624は、操作受付部622によって生成された第2条件C2を取得する。具体的には、第2取得部624は、実行条件記憶部633から第2条件C2を読み出すことによって、第2条件C2を取得する。第2条件C2は、引張試験に関する処理を実行するときの条件を示す。
図3及び図4を参照して説明するように、実行部623が引張試験を実行する場合には、第2取得部624は、第2試験条件C21を取得する。
また、図5~図7を参照して説明するように、実行部623が引張試験の試験結果の解析を実行する場合には、第2取得部624は、第2解析条件C22を取得する。
判定部625は、第2条件C2が第1条件C1と一致するか否かを判定する。
図3及び図4を参照して説明するように、実行部623が引張試験を実行する場合には、判定部625は、第2試験条件C21が第1試験条件C11と一致するか否かを判定する。
また、図5~図7を参照して説明するように、実行部623が引張試験の試験結果の解析を実行する場合には、判定部625は、第2解析条件C22が第1解析条件C12と一致するか否かを判定する。
出力部626は、材料試験に関する処理の結果に対応付けて、判定部625の判定結果を出力する。
図3及び図4を参照して説明するように、実行部623が引張試験を実行する場合には、出力部626は、引張試験の試験結果に対応付けて、判定部625の判定結果を出力する。
また、図5~図7を参照して説明するように、実行部623が引張試験の試験結果の解析を実行する場合には、出力部626は、試験結果の解析結果に対応付けて、判定部625の判定結果を出力する。
具体的には、出力部626は、印刷部66を介して、材料試験に関する処理の結果を示す帳票Rを印刷し、判定部625の判定結果を、帳票Rのヘッダーに印刷する。
帳票Rは、第1帳票R1と第2帳票R2とを含む。
第1帳票R1及び第2帳票R2については、図7を参照して説明する。
本実施形態では、出力部626は、判定部625の判定結果を、帳票Rのヘッダーに印刷するが、出力部626は、判定部625の判定結果を、帳票Rのヘッダー及びフッターの少なくとも一方に印刷すればよい。
本実施形態では、出力部626が、材料試験に関する処理の結果を示す帳票Rを印刷する場合について説明するが、出力部626が、材料試験に関する処理の結果を示す画像を表示部65のLCD等のディスプレイに表示してもよい。この場合には、出力部626は、判定部625の判定結果を、上記画像の周囲に表示する。
[4.第1実施形態]
次に、図3及び図4を参照して、第1実施形態における制御部61の処理について説明する。
図3は、第1実施形態における制御部61の処理の一例を示す図である。
図3に示すように、ステップS11において、第1取得部621は、初期条件記憶部631から第1試験条件C11を読み出して、第1試験条件C11を取得する。
そして、ステップS12において、第1取得部621は、第1試験条件C11を実行条件記憶部633に記憶させる。
また、ステップS13において、操作受付部622は、第1試験条件C11に対するユーザからの操作入力を受け付け、第2試験条件C21を生成し、生成した第2試験条件C21を実行条件記憶部633に記憶させる。
次に、ステップS14において、実行部623は、第2試験条件C21で引張試験を実行し、引張試験の試験結果を試験結果記憶部632に記憶させる。
次に、ステップS15において、第2取得部624は、実行条件記憶部633から第2試験条件C21を読み出すことによって、第2試験条件C21を取得する。
次に、ステップS16において、出力部626は、ユーザから引張試験の試験結果を印刷する旨の指示を受け付ける。
次に、ステップS17において、判定部625は、第1試験条件C11と第2試験条件C21との差分の有無を判定する。換言すれば、第1試験条件C11と第2試験条件C21とが一致するか否かを判定する。
第1試験条件C11と第2試験条件C21との差分が無いと判定部625が判定した場合には、出力部626は、ヘッダーを含まない第1帳票R1を印刷する。
第1試験条件C11と第2試験条件C21との差分があると判定部625が判定した場合には、出力部626は、ヘッダーR22を含む第2帳票R2を印刷する。ヘッダーR22は、第1試験条件C11と第2試験条件C21との差分があることを示す。
ヘッダーR22、第1帳票R1及び第2帳票R2については、図7を参照して後述する。
図4は、第1実施形態における制御部61の処理の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS101において、第1取得部621は、初期条件記憶部631から第1試験条件C11を読み出して、第1試験条件C11を取得する。
次に、ステップS103において、第1取得部621は、初期条件記憶部631から読み出した第1試験条件C11を実行条件記憶部633に記憶させる。
次に、ステップS105において、操作受付部622は、第1試験条件C11に対するユーザからの操作入力を受け付ける。
次に、ステップS107において、操作受付部622は、ステップS105で受け付けた操作入力に基づいて、第2試験条件C21を生成し、生成した第2試験条件C21を実行条件記憶部633に記憶させる。
次に、ステップS109で、実行部623は、操作受付部622によって生成された第2試験条件C21で、引張試験を実行する。
次に、ステップS111で、実行部623は、引張試験の試験結果を取得し、取得した試験結果を試験結果記憶部632に記憶させる。
次に、ステップS113で、出力部626は、入力部64を介して、引張試験の試験結果を印刷する旨の指示をユーザから受け付けたか否かを判定する。
引張試験の試験結果を印刷する旨の指示をユーザから受け付けていないと出力部626が判定した場合(ステップS113;NO)には、処理が待機状態になる。引張試験の試験結果を印刷する旨の指示をユーザから受け付けたと出力部626が判定した場合(ステップS113;YES)には、処理がステップS115に進む。
そして、ステップS115において、判定部625は、第2試験条件C21が第1試験条件C11と一致するか否かを判定する。
第2試験条件C21が第1試験条件C11と一致しないと判定部625が判定した場合(ステップS115;NO)には、処理がステップS117に進む。
そして、ステップS117において、出力部626は、ヘッダーP22を付与した第2帳票R2の印刷を実行する。その後、処理が終了する。ヘッダーP22は、第2試験条件C21が第1試験条件C11と一致しないことを示す。
第2試験条件C21が第1試験条件C11と一致すると判定部625が判定した場合(ステップS115;YES)には、処理がステップS119に進む。
そして、ステップS119において、出力部626は、ヘッダーを付与しない第1帳票R1の印刷を実行する。その後、処理が終了する。
ステップS101は、「第1取得ステップ」の一例に対応する。ステップS109は、「実行ステップ」の一例に対応する。ステップS115は、「判定ステップ」の一例に対応する。ステップS117及びステップS119は、「出力ステップ」の一例に対応する。
このように、第2試験条件C21が第1試験条件C11と一致しない場合には、ヘッダーP22が付与された第2帳票R2が印刷され、第2試験条件C21が第1試験条件C11と一致する場合には、ヘッダーが付与されない第1帳票R1が印刷される。したがって、帳票Rのヘッダーの有無によって、ユーザは、第2試験条件C21が第1試験条件C11と一致するか否かを容易に確認できる。なお、ユーザとは、材料試験の作業者、及び出力された帳票R等を受け取る材料試験の依頼者等を含む。
[5.第2実施形態]
次に、図5~図7を参照して、第2実施形態における制御部61の処理について説明する。
第1実施形態では、実行部623が引張試験を実行するのに対して、第2実施形態では、実行部623が引張試験の試験結果の解析を実行する点で相違する。また、第1実施形態では、判定部625が、第2試験条件C21が第1試験条件C11と一致するか否かを判定するのに対して、第2実施形態では、判定部625が、第2解析条件C22が第1解析条件C12と一致するか否かを判定する点で相違する。
図5は、第2実施形態における制御部61の処理の一例を示す図である。
図5に示すように、ステップS21において、第1取得部621は、初期条件記憶部631から第1解析条件C12を読み出して、第1解析条件C12を取得する。
そして、ステップS22において、第1取得部621は、第1解析条件C12を実行条件記憶部633に記憶させる。
また、ステップS23において、操作受付部622は、第1解析条件C12に対するユーザからの操作入力を受け付け、第2解析条件C22を生成し、生成した第2解析条件C22を実行条件記憶部633に記憶させる。
次に、ステップS24において、実行部623は、第2解析条件C22で、引張試験の試験結果の解析を実行し、解析結果を試験結果記憶部632に記憶させる。
次に、ステップS25において、第2取得部624は、実行条件記憶部633から第2解析条件C22を読み出すことによって、第2解析条件C22を取得する。
次に、ステップS26において、出力部626は、ユーザから引張試験の試験結果の解析結果を印刷する旨の指示を受け付ける。
次に、ステップS27において、判定部625は、第1解析条件C12と第2解析条件C22との差分の有無を判定する。換言すれば、第1解析条件C12と第2解析条件C22とが一致するか否かを判定する。
第1解析条件C12と第2解析条件C22との差分が無いと判定部625が判定した場合には、出力部626は、ヘッダーを含まない第1帳票R1を印刷する。
第1解析条件C12と第2解析条件C22との差分があると判定部625が判定した場合には、出力部626は、ヘッダーR22を含む第2帳票R2を印刷する。ヘッダーR22は、第1解析条件C12と第2解析条件C22との差分があることを示す。
ヘッダーR22、第1帳票R1及び第2帳票R2については、図7を参照して後述する。
図6は、第2実施形態における制御部61の処理の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS201において、第1取得部621は、初期条件記憶部631から第1解析条件C12を読み出して、第1解析条件C12を取得する。
次に、ステップS203において、第1取得部621は、初期条件記憶部631から読み出した第1解析条件C12を実行条件記憶部633に記憶させる。
次に、ステップS205において、操作受付部622は、第1解析条件C12に対するユーザからの操作入力を受け付ける。
次に、ステップS207において、操作受付部622は、ステップS205で受け付けた操作入力に基づいて、第2解析条件C22を生成し、生成した第2解析条件C22を実行条件記憶部633に記憶させる。
次に、ステップS209で、実行部623は、操作受付部622によって生成された第2解析条件C22で、引張試験の試験結果の解析処理を実行する。
次に、ステップS211で、実行部623は、引張試験の試験結果の解析結果を取得し、取得した解析結果を試験結果記憶部632に記憶させる。
次に、ステップS213で、出力部626は、入力部64を介して、引張試験の試験結果の解析結果を印刷する旨の指示をユーザから受け付けたか否かを判定する。
引張試験の試験結果の解析結果を印刷する旨の指示をユーザから受け付けていないと出力部626が判定した場合(ステップS213;NO)には、処理が待機状態になる。引張試験の試験結果の解析結果を印刷する旨の指示をユーザから受け付けたと出力部626が判定した場合(ステップS213;YES)には、処理がステップS215に進む。
そして、ステップS215において、判定部625は、第2解析条件C22が第1解析条件C12と一致するか否かを判定する。
第2解析条件C22が第1解析条件C12と一致しないと判定部625が判定した場合(ステップS215;NO)には、処理がステップS217に進む。
そして、ステップS217において、出力部626は、ヘッダーP22を付与した第2帳票R2の印刷を実行する。その後、処理が終了する。ヘッダーP22は、第2解析条件C22が第1解析条件C12と一致しないことを示す。
第2解析条件C22が第1解析条件C12と一致すると判定部625が判定した場合(ステップS215;YES)には、処理がステップS219に進む。
そして、ステップS219において、出力部626は、ヘッダーを付与しない第1帳票R1の印刷を実行する。その後、処理が終了する。
ステップS201は、「第1取得ステップ」の一例に対応する。ステップS209は、「実行ステップ」の一例に対応する。ステップS215は、「判定ステップ」の一例に対応する。ステップS217及びステップS219は、「出力ステップ」の一例に対応する。
図7は、第2実施形態における帳票Rの一例を示す図である。
図7では、左側に第1帳票R1の一例を示し、右側に第2帳票R2の一例を示す。
第1帳票R1は、第2解析条件C22が第1解析条件C12と一致する場合に、印刷される。第1帳票R1には、変位計測値XDと試験力Fとの関係を示すグラフR11が印刷されている。また、第1帳票R1には、ヘッダーが記載されていない。
グラフR11には、実行部623が、引張試験の試験結果を解析した結果の一例として、破断点BK及び最大値MXが記載される。
破断点BKは、試験片TPが破断したことを示す。破断点BKの検出条件は、試験力Fが最大値MXに到達した後、所定の閾値以下に到達したことを示す。
第2帳票R2は、第2解析条件C22が第1解析条件C12と一致しない場合に、印刷される。第2帳票R2には、変位計測値XDと試験力Fとの関係を示すグラフR21が印刷されている。
また、第2帳票R2には、ヘッダーR22が記載されている。
ヘッダーR22は、第2解析条件C22が第1解析条件C12と一致しないことを示す。図7では、ヘッダーR22として、「Status:temporary」という文字が印刷されている。
グラフR21には、実行部623が、引張試験の試験結果を解析した結果の一例として、破断点BK及び最大値MXが記載される。
グラフR21の破断点BKの位置は、グラフR11の破断点BKの位置と相違している。これは、第2帳票R2を印刷する際に実施された解析における解析条件が、第1帳票R1を印刷する際に実施された解析における解析条件と相違するためである。具体的には、解析条件のうちの、破断点BKの検出条件が相違するためである。
このように、第2解析条件C22が第1解析条件C12と一致しない場合には、ヘッダーP22が付与された第2帳票R2が印刷され、第2解析条件C22が第1解析条件C12と一致する場合には、ヘッダーが付与されない第1帳票R1が印刷される。したがって、帳票Rのヘッダーの有無によって、ユーザは、第2試験条件C21が第1試験条件C11と一致するか否かを容易に確認できる。
[6.態様と効果]
上述した実施形態及び変形例は、以下の態様の具体例であることが当業者により理解される。
(第1項)
一態様に関わる材料試験機は、材料試験に関する処理に対して予め設定された第1条件を取得する第1取得部と、前記第1条件に対応する第2条件で、前記材料試験に関する処理を実行する実行部と、前記第2条件が前記第1条件と一致するか否かを判定する判定部と、前記材料試験に関する処理の結果を出力する出力部と、を備え、前記出力部は、前記材料試験に関する処理の結果に対応付けて、前記判定部の判定結果を出力する。
第1項に記載の材料試験機によれば、出力部は、前記材料試験に関する処理の結果に対応付けて、前記判定部の判定結果、すなわち、材料試験に関する処理を実行する際の第2条件が、予め設定された第1条件と一致するか否かを出力する。
したがって、材料試験に関する処理が予め設定された第1条件で行われたか否かを、ユーザが容易に確認できる。なお、ユーザとは、材料試験の作業者、及び出力された帳票等を受け取る材料試験の依頼者等を含む。
(第2項)
第1項に記載の材料試験機において、前記第1条件及び前記第2条件は、前記材料試験の試験条件であり、前記材料試験に関する処理は、前記材料試験の実行処理である。
第2項に記載の材料試験機によれば、前記第1条件及び前記第2条件は、前記材料試験の試験条件であり、前記材料試験に関する処理は、前記材料試験の実行処理である。
したがって、材料試験の試験条件が、予め設定された第1条件で、材料試験が行われたか否かを、ユーザが容易に確認できる。
(第3項)
第2項に記載の材料試験機において、前記第1条件及び前記第2条件は、前記材料試験の試験結果を検出するセンサのフルスケールの条件、及びサンプリング間隔の条件の少なくとも一方を含む。
第3項に記載の材料試験機によれば、前記第1条件及び前記第2条件は、前記材料試験の試験結果を検出するセンサのフルスケールの条件、及びサンプリング間隔の条件の少なくとも一方を含む。
したがって、前記第1条件及び前記第2条件として、材料試験を実行するために、重要な条件を設定できる。
(第4項)
第1項に記載の材料試験機において、前記第1条件及び前記第2条件は、前記材料試験の試験結果の解析条件であり、前記材料試験に関する処理は、前記材料試験の試験結果の解析処理である。
第4項に記載の材料試験機によれば、前記第1条件及び前記第2条件は、前記材料試験の試験結果の解析条件であり、前記材料試験に関する処理は、前記材料試験の試験結果の解析処理である。
したがって、材料試験の試験結果の解析条件が、予め設定された第1条件で、解析処理が行われたか否かを、ユーザが容易に確認できる。
(第5項)
第4項に記載の材料試験機において、前記材料試験は、試験片に引張力を付与して前記試験片を変形させる引張試験であって、前記第1条件及び前記第2条件は、弾性率の計算区間、及び破断点の検出条件の少なくとも一方を含む。
第5項に記載の材料試験機によれば、前記材料試験は、試験片に引張力を付与して前記試験片を変形させる引張試験であって、前記第1条件及び前記第2条件は、弾性率の計算区間、及び破断点の検出条件の少なくとも一方を含む。
したがって、前記第1条件及び前記第2条件として、引張試験の試験結果の解析処理を実行するために、重要な条件を設定できる。
(第6項)
第1項から第5項のいずれか1項に記載の材料試験機において、前記第1取得部が取得した前記第1条件を記憶する記憶部と、前記実行部が前記材料試験に関する処理を実行する際に、前記第2条件を取得する第2取得部と、を備え、前記判定部は、前記第2取得部が取得した前記第2条件が、前記記憶部に記憶された前記第1条件と一致するか否かを判定する。
第6項に記載の材料試験機によれば、前記判定部は、前記第2取得部が取得した前記第2条件が、前記記憶部に記憶された前記第1条件と一致するか否かを判定する。
したがって、材料試験に関する処理が予め設定された第1条件で行われたか否かを適正に判定できる。
(第7項)
第1項から第6項のいずれか1項に記載の材料試験機において、前記出力部は、前記材料試験に関する処理の結果を示す帳票を印刷し、前記判定部の判定結果を、前記帳票のヘッダー(R22)及びフッターの少なくとも一方に印刷する。
第7項に記載の材料試験機によれば、前記判定部の判定結果を、前記帳票のヘッダー及びフッターの少なくとも一方に印刷する。
したがって、材料試験に関する処理が予め設定された第1条件で行われたか否かを、ユーザが容易に確認できる。
(第8項)
第1項から第7項のいずれか1項に記載の材料試験機において、前記出力部は、前記材料試験に関する処理の結果を示す画像をディスプレイに表示し、前記判定部の判定結果を、前記画像の周囲に表示する。
第7項に記載の材料試験機によれば、前記判定部の判定結果を、前記材料試験に関する処理の結果を示す画像の周囲に表示する。
材料試験に関する処理が予め設定された第1条件で行われたか否かを、ユーザが容易に確認できる。
(第9項)
材料試験に関する処理に対して予め設定された第1条件を取得する第1取得ステップと、前記第1条件に対応する第2条件で、前記材料試験に関する処理を実行する実行ステップと、前記第2条件が前記第1条件と一致するか否かを判定する判定ステップと、前記材料試験に関する処理の結果を出力する出力ステップと、を含み、前記出力ステップでは、前記材料試験に関する処理の結果に対応付けて、前記判定ステップでの判定結果を出力する、材料試験機の制御方法である。
第9項に記載の材料試験機の制御方法によれば、第1項に記載の材料試験機と同様の作用効果を奏する。
[7.その他の実施形態]
なお、本実施形態に係る引張試験機1は、あくまでも本発明に係る材料試験機の態様の例示であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲において任意に変形および応用が可能である。
例えば、本実施形態では、材料試験機が引張試験機1である場合について説明したが、本実施形態はこれに限定されない。材料試験機が試験片TPに試験力を付与し、試験片TPを変形させて材料試験を行えばよい。例えば、材料試験機が、圧縮試験機、曲げ試験機、又はねじり試験機でもよい。
また、本実施形態では、出力部626は、材料試験に関する処理の結果に対応付けて、判定部625の判定結果を出力するが、本発明の実施形態はこれに限定されない。判定部625の判定結果を出力するか、判定部625の判定結果を出力しないかを、監督者等の特定のユーザが切り換え可能に構成されてもよい。この場合には、ユーザの利便性を向上できる。
また、本実施形態では、制御部61が、第1取得部621、操作受付部622、実行部623、第2取得部624、判定部625、出力部626、初期条件記憶部631、試験結果記憶部632、及び実行条件記憶部633として機能する場合について説明したが、本発明の実施形態はこれに限定されない。制御回路ユニット50が、第1取得部621、操作受付部622、実行部623、第2取得部624、判定部625、出力部626、初期条件記憶部631、試験結果記憶部632、及び実行条件記憶部633のうちの少なくとも1つとして機能してもよい。例えば、制御回路ユニット50が、第1取得部621、操作受付部622、実行部623、第2取得部624、判定部625、出力部626、初期条件記憶部631、試験結果記憶部632、及び実行条件記憶部633として機能してもよい。
また、本実施形態では、第2条件C2が第1条件C1と一致する場合には、ヘッダーが付与されない第1帳票R1を印刷する場合について説明したが、本発明の実施形態はこれに限定されない。第2条件C2が第1条件C1と一致する場合には、第2条件C2が第1条件C1と一致することを示すヘッダーを付与した帳票Rを印刷してもよい。
また、図1及び図2に示した各機能部は機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態は特に制限されない。つまり、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上記実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアで実現してもよく、或いは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。
また、図4及び図6に示すフローチャートの処理単位は、制御部61の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。図4及び図6のフローチャートに示す処理単位の分割の仕方や名称によって制限されることはなく、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割することもできるし、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。また、上記のフローチャートの処理順序も、図示した例に限られるものではない。
また、引張試験機1の制御方法は、制御部61が備えるプロセッサ62に、引張試験機1の制御方法に対応した制御プログラムを実行させることで実現できる。また、この制御プログラムは、コンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体に記録しておくことも可能である。記録媒体としては、磁気的、光学的記録媒体又は半導体メモリデバイスを用いることができる。具体的には、フレキシブルディスク、HDD、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD、Blu-ray(登録商標) Disc、光磁気ディスク、フラッシュメモリ、カード型記録媒体等の可搬型、或いは固定式の記録媒体が挙げられる。また、記録媒体は、制御部61が備える内部記憶装置であるRAM、ROM、HDD等の不揮発性記憶装置であってもよい。また、引張試験機1の制御方法に対応した制御プログラムをサーバー装置等に記憶させておき、サーバー装置から制御部61に、制御プログラムをダウンロードすることで引張試験機1の制御方法を実現することもできる。
1 引張試験機(材料試験機)
2 引張試験機本体
4 制御ユニット
6 試験プログラム実行装置
10 クロスヘッド
12 負荷機構
14 ロードセル(センサ)
15 変位センサ(センサ)
20 ロータリエンコーダ
21 上つかみ具
22 下つかみ具
26 テーブル
28、29 ねじ棹
30 統括制御装置
32 表示装置
40 信号入出力ユニット
42 センサアンプ
43 カウンタ回路
44 サーボアンプ
50 制御回路ユニット
61 制御部
62 プロセッサ
63 メモリ
64 入力部
65 表示部(ディスプレイ)
66 印刷部
621 第1取得部
622 操作受付部
623 実行部
624 第2取得部
625 判定部
626 出力部
631 初期条件記憶部
632 試験結果記憶部
633 実行条件記憶部(記憶部)
C1、C11、C12 第1条件
C11 第1試験条件
C12 第1解析条件
C2、C21、C22 第2条件
C21 第2試験条件
C22 第2解析条件
R、R1、R2 帳票
R1 第1帳票
R2 第2帳票
TP 試験片

Claims (7)

  1. 材料試験に関する処理に対して予め設定された第1条件を取得する第1取得部と、
    前記第1条件に対応する第2条件で、前記材料試験に関する処理を実行する実行部と、
    前記第2条件が前記第1条件と一致するか否かを判定する判定部と、
    前記材料試験に関する処理の結果を出力する出力部と、
    を備え、
    前記出力部は、前記材料試験に関する処理の結果に対応付けて、前記判定部の判定結果を出力
    前記第1条件及び前記第2条件は、前記材料試験の試験条件であり、
    前記材料試験に関する処理は、前記材料試験の実行処理であり、
    前記第1条件及び前記第2条件は、前記材料試験の試験結果を検出するセンサのフルスケールの条件、及びサンプリング間隔の条件の少なくとも一方を含む、
    材料試験機。
  2. 材料試験に関する処理に対して予め設定された第1条件を取得する第1取得部と、
    前記第1条件に対応する第2条件で、前記材料試験に関する処理を実行する実行部と、
    前記第2条件が前記第1条件と一致するか否かを判定する判定部と、
    前記材料試験に関する処理の結果を出力する出力部と、
    を備え、
    前記出力部は、前記材料試験に関する処理の結果に対応付けて、前記判定部の判定結果を出力
    前記第1条件及び前記第2条件は、前記材料試験の試験結果の解析条件であり、
    前記材料試験に関する処理は、前記材料試験の試験結果の解析処理であり、
    前記材料試験は、試験片に引張力を付与して前記試験片を変形させる引張試験であって、
    前記第1条件及び前記第2条件は、弾性率の計算区間、及び破断点の検出条件の少なくとも一方を含む、
    材料試験機。
  3. 前記第1取得部が取得した前記第1条件を記憶する記憶部と、
    前記実行部が前記材料試験に関する処理を実行する際に、前記第2条件を取得する第2取得部と、を備え、
    前記判定部は、前記第2取得部が取得した前記第2条件が、前記記憶部に記憶された前記第1条件と一致するか否かを判定する、
    請求項1又は請求項に記載の材料試験機。
  4. 前記出力部は、
    前記材料試験に関する処理の結果を示す帳票を印刷し、
    前記判定部の判定結果を、前記帳票のヘッダー及びフッターの少なくとも一方に印刷する、
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載の材料試験機。
  5. 前記出力部は、
    前記材料試験に関する処理の結果を示す画像をディスプレイに表示し、
    前記判定部の判定結果を、前記画像の周囲に表示する、
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載の材料試験機。
  6. 材料試験に関する処理に対して予め設定された第1条件を取得する第1取得ステップと、
    前記第1条件に対応する第2条件で、前記材料試験に関する処理を実行する実行ステップと、
    前記第2条件が前記第1条件と一致するか否かを判定する判定ステップと、
    前記材料試験に関する処理の結果を出力する出力ステップと、
    を含み、
    前記出力ステップでは、前記材料試験に関する処理の結果に対応付けて、前記判定ステップでの判定結果を出力
    前記第1条件及び前記第2条件は、前記材料試験の試験条件であり、
    前記材料試験に関する処理は、前記材料試験の実行処理であり、
    前記第1条件及び前記第2条件は、前記材料試験の試験結果を検出するセンサのフルスケールの条件、及びサンプリング間隔の条件の少なくとも一方を含む、
    材料試験機の制御方法。
  7. 材料試験に関する処理に対して予め設定された第1条件を取得する第1取得ステップと、
    前記第1条件に対応する第2条件で、前記材料試験に関する処理を実行する実行ステップと、
    前記第2条件が前記第1条件と一致するか否かを判定する判定ステップと、
    前記材料試験に関する処理の結果を出力する出力ステップと、
    を含み、
    前記出力ステップでは、前記材料試験に関する処理の結果に対応付けて、前記判定ステップでの判定結果を出力
    前記第1条件及び前記第2条件は、前記材料試験の試験結果の解析条件であり、
    前記材料試験に関する処理は、前記材料試験の試験結果の解析処理であり、
    前記材料試験は、試験片に引張力を付与して前記試験片を変形させる引張試験であって、
    前記第1条件及び前記第2条件は、弾性率の計算区間、及び破断点の検出条件の少なくとも一方を含む、
    材料試験機の制御方法。
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