JP7452166B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1に、第1の実施の形態による画像形成装置1の全体構成の概略を示す。尚、図1は、画像形成装置1の全体構成の概略を示す側断面図となっている。この図1に示すように、画像形成装置1は、電子写真方式のプリンタであり、略箱型の装置筐体2を有している。ここで、装置筐体2の図中右側を前面、図中左側を後面として、装置筐体2の前面から後面への方向を後方向、後面から前面への方向を前方向、装置筐体2の下側から上側への方向を上方向、装置筐体2の上側から下側への方向を下方向、装置筐体2の図中手前側から奥側への方向を右方向、装置筐体2の図中奥側から手前側への方向を左方向とする。
次に、定着器12の構成について、図2などを用いて説明する。尚、図2は定着器12全体の側断面図(定着器12の左右方向に直交する断面を示す断面図)であり、一部を簡略化したり省略したりした図となっている。
ここで、サーミスタ27の構成について、図7(A)~(C)を用いてさらに詳しく説明する。尚、3個のサーミスタ27は、それぞれ同一構成の為、図7(A)~(C)には、3個のうちの1個を示している。また図7(A)は、サーミスタ27を、温度検出素子30側とは反対側から見た斜視図であり、図7(B)は、サーミスタ27を、温度検出素子30側から見た斜視図であり、図7(C)は、図7(B)に示すD-D切断線によりサーミスタ27を切断した断面図である。
ここで、定着器12がニップ状態のときとリリース状態のときのサーミスタ27の温度検出素子30と加熱部材Hmとの接触について、図5(A)、(B)、図8(A)、(B)を用いて詳しく説明する。
ここまで説明したように、本実施の形態の定着器12については、定着ベルト13の内側に、定着ベルト13を加熱する加熱部材Hmを設け、さらにこの加熱部材Hmよりも定着ベルト13の内側に、加熱部材Hmの温度を検出するサーミスタ27を設け、さらにこのサーミスタ27を加熱部材Hmに近づける方向に付勢する付勢部材29を設けた。
[6-1.他の実施の形態1]
尚、上述した実施の形態では、定着器12のヒータ保持部材22に、サーミスタ27の取り付け時にサーミスタ27の位置を規制する為のストッパとして機能する底板部22pを設けた。ここで、例えば、図11に示すように、底板部22pから、サーミスタ27の本体部31の底面31Lと対向する部分(つまりストッパとして機能する部分)を省略するようにしてもよい。この場合、底板部22pがストッパとして機能しない為、サーミスタ27をヒータ保持部材22に取り付ける際に、サーミスタ27の上下方向の位置を規制することはできないが、最終的にサーミスタ27は、サーミスタ押さえ付け部28と加熱部材Hmとの間に挟み込まれることで上下方向の位置が規制されることになる。
また、上述した実施の形態では、定着器12がニップ状態からリリース状態へと遷移する際に、サーミスタ27が、ヒータ保持部材22の底板部22pと接触することなく、加熱部材Hmの移動に追従できるようにする為に、ニップ状態のときのサーミスタ27の本体部31とヒータ保持部材22の底板部22pとの離間距離G1を、加熱部材Hmの移動距離G2より大きくするようにした。
さらに上述した実施の形態では、ヒータ保持部材22の長手方向の両端部と中央部の計3カ所にサーミスタ27を設けたが、サーミスタ27の数と位置については、上述した実施の形態とは異なるようにしてもよい。さらに上述した実施の形態では、サーミスタ27の本体部31に2個の下駄歯部37、38を設けたが、下駄歯部37、38を省略したり、下駄歯部を3個以上設けたりしてもよい。
さらに上述した実施の形態では、定着部材としての定着ベルト13の内側に加熱部材Hmと温度検出部としてのサーミスタ27とを有する定着装置としての定着器12に本発明を適用したが、これに限らず、例えば、定着部材の内側に加熱部材と温度検出部を有するものであれば、定着器12とは異なる構成の定着装置に適用してもよい。さらに上述した実施の形態では、定着器12を備えた画像形成装置1に本発明を適用したが、これに限らず、例えば、定着部材の内側に加熱部材と温度検出部を有する定着装置を備えた画像形成装置であれば、画像形成装置1とは異なる構成の画像形成装置に適用してもよい。例えば、5色以上もしくは3色未満のカラーに対応する画像形成装置や、中間転写ベルトを備える構成の画像形成装置などに適用してもよく、またプリンタに限らず、コピー機、ファクシミリ、複合機などの画像形成装置に適用してもよい。
さらに上述した各実施の形態では、定着部材の具体例として筒状の定着ベルト13を用いたが、これに限らず、例えば、定着ベルト13と同等に機能するものであれば、定着ベルト13とは異なる定着部材を用いてもよい。さらに上述した各実施の形態では、加圧部材の具体例として加圧ローラ14を用いたが、これに限らず、例えば、加圧ローラ14と同等に機能するものであれば、加圧ローラ14とは異なる加圧部材を用いてもよい。さらに上述した各実施の形態では、加熱部材の具体例として、ヒータ24と、熱拡散板25と、保熱板26とで構成される加熱部材Hmを用いたが、これに限らず、定着部材を加熱できるものであれば、加熱部材Hmとは異なる構成の加熱部材を用いてもよい。さらに上述した各実施の形態では、付勢部材の具体例としてスプリングバネである付勢部材29を用いたが、これに限らず、例えば、付勢部材29と同等に機能するものであれば、付勢部材29とは異なる付勢部材を用いてもよい。さらに上述した各実施の形態では、温度検出部の具体例として、本体部31と、弾性部材としての素子保持部材32と、温度検出素子30とを有するサーミスタ27を用いたが、これに限らず、例えば、本体部と弾性部材と温度検出素子を有するものであれば、サーミスタ27とは一部構成が異なる温度検出部を用いてもよい。さらに上述した各実施の形態では、加熱部材と温度検出部を保持する保持部材の具体例として、ヒータ保持部材22を用いたが、これに限らず、加熱部材と温度検出部を保持できるものであれば、ヒータ保持部材22とは異なる構成の保持部材を用いてもよい。
さらに本発明は、上述した各実施の形態に限定されるものではない。すなわち本発明は、上述した各実施の形態の一部または全部を任意に組み合わせた実施の形態や、一部を抽出した実施の形態にもその適用範囲が及ぶものである。
Claims (9)
- 定着部材と加圧部材とを備え、前記定着部材と前記加圧部材とを当接させるニップ状態と、前記定着部材と前記加圧部材とを離間させるリリース状態とに遷移可能な定着装置であり、
前記定着部材の内側に設けられ、当該定着部材を加熱する加熱部材と、
前記加熱部材よりも前記定着部材の内側に設けられ、当該加熱部材の温度を検出する温度検出部と、
前記温度検出部を前記加熱部材に近づける方向に付勢する付勢部材と
を備え、
前記温度検出部は、
前記付勢部材により前記加熱部材に近づく方向に付勢される本体部と、
前記本体部に設けられ、当該本体部と前記加熱部材との間に位置する弾性部材と、
前記弾性部材の前記加熱部材と接触する接触部分に設けられた温度検出素子と
を有し、
前記付勢部材の付勢力が、前記弾性部材の弾性力よりも大きく、
前記ニップ状態及び前記リリース状態のときに、前記付勢部材の付勢力により前記温度検出素子を前記加熱部材に接触させた状態を維持する
ことを特徴とする定着装置。 - 前記加熱部材は、
前記ニップ状態から前記リリース状態へと遷移する際に、前記定着部材のうちの、前記加圧部材と当接していた部分が、前記加圧部材に近づくことにともなって、前記加圧部材に近づく方向に移動し、
前記温度検出部は、
前記付勢部材の付勢力により、前記弾性部材の前記接触部分を前記加熱部材に圧接させて前記温度検出素子を前記加熱部材に接触させたまま、前記加熱部材の移動に追従する
ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。 - 前記定着部材の内側に設けられ、前記加熱部材と前記温度検出部を保持する保持部材をさらに備え、
前記保持部材は、
前記温度検出部が有する前記本体部の前記加熱部材側となる端部の一部と対向するストッパを有し、
前記温度検出部は、
前記付勢部材の付勢力により前記弾性部材の前記接触部分を前記加熱部材に圧接させた状態で、且つ前記本体部の前記端部の一部と前記ストッパとの間に隙間が形成された状態で、前記保持部材に保持される
ことを特徴とする請求項2に記載の定着装置。 - 前記ニップ状態のときの、前記本体部の前記端部の一部と前記ストッパとの距離が、前記ニップ状態から前記リリース状態へと遷移する際に前記加熱部材が移動する移動距離よりも大きい
ことを特徴とする請求項3に記載の定着装置。 - 前記ニップ状態のときの、前記本体部の前記端部の一部と前記ストッパとの距離が、前記ニップ状態から前記リリース状態へと遷移する際に前記加熱部材が移動する移動距離から、前記ニップ状態から前記リリース状態へと遷移したときの前記弾性部材の延び量を減算した値よりも大きい
ことを特徴とする請求項4に記載の定着装置。 - 前記保持部材は、
前記温度検出部を取り付ける位置に、前記温度検出部の前記弾性部材を前記加熱部材側に露出させる貫通孔を有し、
前記温度検出部は、
前記貫通孔から前記加熱部材側に前記弾性部材を露出させ、前記弾性部材の前記接触部分を前記加熱部材に圧接させた状態で、且つ前記本体部の前記端部の一部と前記ストッパとの間に隙間が形成された状態で、前記保持部材に保持される
ことを特徴とする請求項3~5のいずれかに記載の定着装置。 - 前記本体部の前記端部には、前記加熱部材側に突出する下駄歯部が2個設けられていて、当該2個の下駄歯部の間に、前記弾性部材が設けられている
ことを特徴とする請求項6に記載の定着装置。 - 前記貫通孔は、
前記2個の下駄歯部と当該2個の下駄歯部の間に位置する前記弾性部材とが嵌入される孔となっている
ことを特徴とする請求項7に記載の定着装置。 - 請求項1~8のいずれかに記載の前記定着装置を備える
ことを特徴とする画像形成装置。
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