JP7452124B2 - ロボット制御システムおよび制御方法 - Google Patents

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Description

本技術は、ロボット制御システムおよび制御方法に関する。
従来より、FA(Factory Automation)分野においては、ロボットが様々なアプリケーションに用いられている。
一般的に、ロボットの制御には、所定のプログラミング言語で記述されたプログラムが用いられる。ロボットの制御をより簡素化する観点として、例えば、特開2018-196908号公報(特許文献1)は、ロボット言語を習得することなく、ロボットを使用した自動化設備を低コストで構築する構成を開示する。
特開2018-196908号公報
上述の先行技術文献に示される構成は、単に、ロボット言語により記述されたプログラムを作成するのではなく、ロボットコントローラに対するパラメータを入力することで、ロボットの動作を制御することで、構築コストを低減するものである。
しかしながら、実際の生産設備においては、予め作成されたプログラムに従って動作させるだけではなく、ティーチングペンダントなどによるユーザ操作にも対応する必要がある。上述の先行技術文献に示される構成は、このような動作の指示元が複数存在するような場合については、何ら想定していない。
本技術は、ロボットの挙動を指示するソースが複数存在する場合にも対応したロボット制御システムを提供することを目的とする。
本技術のある実施の形態に係るロボット制御システムは、第1の制御装置と、第1の制御装置とネットワーク接続され、ロボットを制御するための第2の制御装置とを含む。第1の制御装置は、ロボットの挙動を指示するコマンドを生成するための情報を提供する複数のソースのうちいずれかのソースを有効化する選択部と、複数のソースのうち有効化されたソースからの情報に従って生成されたコマンドを第2の制御装置へ送信する第1の通信部とを含む。第2の制御装置は、第1の制御装置から送信されるコマンドを受信する第2の通信部と、第1の制御装置からのコマンドによって指示された挙動を実現するように、ロボットの各軸を駆動するための指令値を順次生成する指令値生成部とを含む。
この構成によれば、第1の制御装置は、複数のソースのうち任意に選択されたいずれかのソースを有効化し、有効化したソースからの情報に従ってコマンドを生成できる。これによって、ロボット制御システムをフレキシブルに運用できる。
複数のソースは、ロボットプログラムを逐次実行するプログラム解釈部と、第1の制御装置とネットワーク接続され、ユーザ操作に応じて操作指令を生成する操作部と、第1の制御装置と接続され、ユーザ操作またはプログラム実行に応じて情報を提供する開発支援装置と、IECプログラムを実行するプログラム実行部とのうち複数を含んでいてもよい。
この構成によれば、本来のロボットプログラムに従ってロボットを制御するだけではなく、操作部からの操作指令、開発支援装置からの指示、IECプログラムの実行結果などに従って、ロボットを制御できる。
選択部は、第1の制御装置に外部から与えられる指令に従って、特定のソースを有効化するようにしてもよい。この構成によれば、第1の制御装置の外部にある情報処理装置などからの指示によって、有効化する操作を変更できるので、よりフレキシブルな運用を実現できる。
選択部は、予め定められた設定に従って、有効化するソースを決定するようにしてもよい。この構成によれば、特定のソースを優先するような運用が可能となる。
予め定められた設定は、ソースについての優先順位を含んでいてもよい。選択部は、複数のソースからそれぞれ情報が提供される場合に、より高い優先順位を有するソースを有効化してもよい。この構成によれば、優先順位に応じて、コマンドの生成元となるソースを自動的に決定できる。
第1の通信部は、選択部がいずれのソースを有効化しているかを、第2の制御装置へ通知するようにしてもよい。この構成によれば、第2の制御装置において、有効化されているソースに応じて処理を異ならせることもできる。これによって、有効化されているソースに応じたロボットの制御が可能となる。
指令値生成部は、選択部がいずれのソースを有効化しているかに応じて、ロボットの各軸を駆動するための指令値の生成特性を異ならせてもよい。この構成によれば、ソースに応じた特性でロボットを制御できる。
本技術の別の実施の形態によれば、第1の制御装置と、第1の制御装置とネットワーク接続され、ロボットを制御するための第2の制御装置とを備えるロボット制御システムにおける制御方法が提供される。制御方法は、第1の制御装置が、ロボットの挙動を指示するコマンドを生成するための情報を提供する複数のソースのうちいずれかのソースを有効化するステップと、第1の制御装置が、複数のソースのうち有効化されたソースからの情報に従って生成されたコマンドを第2の制御装置へ送信するステップと、第2の制御装置が、第1の制御装置から送信されるコマンドを受信するステップと、第2の制御装置が、第1の制御装置からのコマンドによって指示された挙動を実現するように、ロボットの各軸を駆動するための指令値を順次生成するステップとを含む。
本技術によれば、ロボットの挙動を指示するソースが複数存在する場合にも対応できる。
本実施の形態に係るロボット制御システムの概略を示す模式図である。 本実施の形態に係るロボット制御システムの構成例を示す模式図である。 本実施の形態に係るロボット制御システムを構成する制御装置のハードウェア構成例を示す模式図である。 本実施の形態に係るロボット制御システムを構成するロボットのハードウェア構成例を示す模式図である。 本実施の形態に係るロボット制御システムを構成するロボットの別のハードウェア構成例を示す模式図である。 本実施の形態に係るロボット制御システムを構成する操作ペンダントのハードウェア構成例を示す模式図である。 本実施の形態に係るロボット制御システムを構成するサポート装置のハードウェア構成例を示す模式図である。 本実施の形態に係るロボット制御システムにおけるロボットの挙動を制御するための機能構成の一例を示す模式図である。 本実施の形態に係るロボット制御システムを構成する制御装置で実行されるIECプログラムおよびロボットプログラムの一例を示す図である。 本実施の形態に係るロボット制御システムを構成する制御装置におけるプログラムの実行例を示すタイムチャートである。 本実施の形態に係るロボット制御システムにおけるソース選択機能を含むデータ処理を概略する模式図である。 本実施の形態に係るロボット制御システムにおけるソース選択機能の実装例を示す模式図である。 本実施の形態に係るロボット制御システムにおける指令値の生成特性を異ならせる例を示す図である。 本実施の形態に係るロボット制御システムの制御装置において指令値の生成特性を異ならせる構成例を示す模式図である。 本実施の形態に係るロボット制御システムの制御装置おいて指令値の生成特性を異ならせる別の構成例を示す模式図である。 本実施の形態に係るロボット制御システムを構成する制御装置のIECプログラム実行エンジンによる処理手順を示すフローチャートである。 本実施の形態に係るロボット制御システムを構成する制御装置のロボットプログラム実行エンジンによる処理手順を示すフローチャートである。 本実施の形態に係るロボット制御システムを構成するロボットコントローラにおける処理手順を示すフローチャートである。
本技術の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<A.適用例>
まず、本技術が適用される場面の一例について説明する。図1は、本実施の形態に係るロボット制御システム1の概略を示す模式図である。
図1を参照して、ロボット制御システム1は、制御装置100(第1の制御装置)と、制御装置100とネットワーク接続され、ロボット200を制御するためのロボットコントローラ250(第2の制御装置)とを含む。なお、制御装置100には、複数のロボットコントローラ250が接続されてもよい。
以下の説明では、主としてロボット200を制御するロボット制御システム1の構成例を示すが、ロボット制御システム1の制御対象はロボット200に限られるものではない。例えば、制御装置100は、ロボット200に加えて、ロボット200を含む生産設備を構成する様々な装置や機械を制御することができる。さらに、制御装置100は、ロボット200の動作を監視するセーフティコントローラと連係してもよい。すなわち、本明細書において、「ロボット制御システム」との用語は、ロボットを制御する機能を有しているシステムという意味で用いられ、ロボット以外を制御することを排除するものではない。
制御装置100は、ロボット200の挙動を指示するコマンド158を生成するコマンド生成モジュール156と、コマンド158をロボットコントローラ250へ送信する通信部50(後述する、フィールドネットワークコントローラ108、通信制御モジュール160、通信ドライバ162などで構成)とを有している。
コマンド生成モジュール156には、コマンド158を生成するための情報を提供するソースが複数接続可能になっている。
本明細書において、「ソース」は、ロボット200の挙動を指示するコマンドを生成するための情報の提供元を意味する。コマンドを生成するための情報としては、後述するような、内部コマンドおよび/またはユーザによって指示される操作指令などを含む。
コマンド生成モジュール156のソース選択機能157(選択部)は、複数のソースのうちいずれかのソースを有効化する。コマンド生成モジュール156は、ソース選択機能157により有効化されたソースからの情報に従って、コマンド158を生成する。
通信部50は、複数のソースのうち有効化されたソースからの情報に従って生成されたコマンド158をロボットコントローラ250へ送信する。
ロボットコントローラ250は、制御装置100から送信されるコマンド158を受信する通信部60(後述する、フィールドネットワークコントローラ252、通信制御モジュール280、通信ドライバ282などで構成)と、制御装置100からのコマンド158によって指示された挙動を実現するように、ロボット200の各軸を駆動するための指令値を順次生成する指令値生成モジュール290(指令値生成部)とを有している。
なお、ロボット200の軸は、関節(ジョイント)を構成することもあるので、以下の説明では、ロボット200の「軸または関節」とも称す。すなわち、本明細書において、ロボット200の「軸」との用語は、軸および関節を含む意味で用いられる。
本実施の形態に係るロボット制御システム1においては、複数のソースを選択的に有効化できるので、本来のロボットプログラム1108による制御だけではなく、他のソースからの情報に従ってロボット200を制御できる。その結果、ロボット制御システム1をフレキシブルに運用できる。
<B.システム構成例>
次に、本実施の形態に係るロボット制御システム1の構成例について説明する。
図2は、本実施の形態に係るロボット制御システム1の構成例を示す模式図である。図2を参照して、本実施の形態に係るロボット制御システム1は、制御装置100と、フィールドネットワーク20を介して制御装置100と接続された、1または複数のロボット200を含む。
ロボット200の各々は、ロボットコントローラ250により挙動が制御される。ロボットコントローラ250は、制御装置100とネットワーク接続され、ロボット200を制御する。より具体的には、ロボットコントローラ250は、制御装置100からのコマンド158に従って、ロボット200を制御するための指令値を出力する。ロボット200としては、アプリケーションに応じて任意に作成される1または複数の軸または関節を有するカスタムロボット200Aが用いられてもよい。さらに、ロボット200としては、水平多関節(スカラ)ロボット、垂直多関節ロボット、パラレルリンクロボット、直交ロボットなどの任意の汎用ロボット200Bが用いられてもよい。
フィールドネットワーク20には、I/Oユニット、セーフティI/Oユニット、セーフティコントローラなどの任意のデバイスが接続されてもよい。図2に示す構成例においては、フィールドネットワーク20には、ロボット200を操作するための操作ペンダント300が接続されている。
フィールドネットワーク20には、産業用ネットワーク用のプロトコルである、EtherCAT(登録商標)やEtherNet/IPなどを用いることができる。
制御装置100は、上位ネットワーク12を介して、サポート装置400と、表示装置500と、サーバ装置600とに接続されてもよい。上位ネットワーク12には、産業用ネットワーク用のプロトコルであるやEtherNet/IPなどを用いることができる。
<C.ハードウェア構成例>
次に、図2に示すロボット制御システム1を構成する主要装置のハードウェア構成例について説明する。
(c1:制御装置100)
図3は、本実施の形態に係るロボット制御システム1を構成する制御装置100のハードウェア構成例を示す模式図である。図3を参照して、制御装置100は、プロセッサ102と、メインメモリ104と、ストレージ110と、メモリカードインターフェイス112と、上位ネットワークコントローラ106と、フィールドネットワークコントローラ108と、ローカルバスコントローラ116と、USB(Universal Serial Bus)インターフェイスを提供するUSBコントローラ120とを含む。これらのコンポーネントは、プロセッサバス118を介して接続されている。
プロセッサ102は、制御演算を実行する演算処理部に相当し、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)などで構成される。具体的には、プロセッサ102は、ストレージ110に格納されたプログラムを読み出して、メインメモリ104に展開して実行することで、制御対象に対する制御演算を実現する。
メインメモリ104は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)などの揮発性記憶装置などで構成される。ストレージ110は、例えば、SSD(Solid State Drive)やHDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性記憶装置などで構成される。
ストレージ110には、基本的な機能を実現するためのシステムプログラム1102、および、制御対象に応じて作成されたIECプログラム1104などが格納される。IECプログラム1104は、シーケンス命令および/またはモーション命令を含み得る。
本明細書において、「IECプログラム」は、一般的なPLC(プログラマブルロジックコントローラ)で実行される処理を規定するプログラムという意味で用いられる。典型的には、IECプログラムは、国際電気標準会議(IEC:International Electrotechnical Commission)が定めるIEC61131-3で規定されるいずれかの言語で記述されるプログラムを意味する。但し、IECプログラムは、IEC61131-3で規定される言語以外のメーカ独自言語で記述されるプログラムを包含し得る。
ストレージ110には、ロボット200の挙動を制御するためのロボットプログラム1108および設定情報1109がさらに格納されてもよい。ロボットプログラム1108は、後述するように、所定のプログラミング言語(例えば、V+言語などのロボット制御用プログラミング言語やGコードなどのNC制御に係るプログラミング言語)で記述されてもよい。設定情報1109は、ロボット200に対する各種設定値(例えば、速度制限値、加速度制限値、ジャーク制限値など)を含む。
メモリカードインターフェイス112は、着脱可能な記憶媒体の一例であるメモリカード114を受け付ける。メモリカードインターフェイス112は、メモリカード114に対して任意のデータの読み書きが可能になっている。
上位ネットワークコントローラ106は、上位ネットワークを介して、任意の情報処理装置(図2に示されるサポート装置400、表示装置500、サーバ装置600など)との間でデータを遣り取りする。
フィールドネットワークコントローラ108は、フィールドネットワーク20を介して、ロボット200などの任意のデバイスとの間でデータを遣り取りする。図2に示すシステム構成例において、フィールドネットワークコントローラ108は、フィールドネットワーク20の通信マスタとして機能してもよい。
ローカルバスコントローラ116は、ローカルバス122を介して、制御装置100を構成する任意の機能ユニット130との間でデータを遣り取りする。機能ユニット130は、例えば、アナログ信号の入力および/または出力を担当するアナログI/Oユニット、デジタル信号の入力および/または出力を担当するデジタルI/Oユニット、エンコーダなどからのパルスを受け付けるカウンタユニットなどからなる。
USBコントローラ120は、USB接続を介して、任意の情報処理装置との間でデータを遣り取りする。
制御装置100が提供するロボット200の制御に係る機能については、後述する。
(c2:ロボット200およびロボットコントローラ250)
図4は、本実施の形態に係るロボット制御システム1を構成するロボット200のハードウェア構成例を示す模式図である。図4には、ロボット200としてカスタムロボット200Aを採用した場合の構成例を示す。
図4を参照して、カスタムロボット200Aは、ロボットコントローラ250に接続されている。なお、カスタムロボット200Aとロボットコントローラ250とは、一体的に構成されてもよいし、別体として構成されてもよい。
カスタムロボット200Aは、軸または関節の数に応じたドライブ回路220と、ドライブ回路220により駆動されるモータ230とを含む。ドライブ回路220の各々は、コンバータ回路およびインバータ回路などを含み、ロボットコントローラ250からの指令値に従って指定された電圧・電流・位相の電力を生成して、モータ230へ供給する。
モータ230の各々は、カスタムロボット200Aを構成するアーム部210のいずれかの軸または関節と機械的に結合されており、モータ230の回転によって対応する軸または関節を駆動するアクチュエータである。
モータ230としては、駆動するアーム部210に応じた特性のモータを採用できる。例えば、モータ230として、誘導型モータ、同期型モータ、永久磁石型モータ、リラクタンスモータのいずれを採用してもよいし、回転型だけではなく、リニアモータを採用してもよい。駆動対象のモータ230に応じたドライブ回路220が採用される。
ロボットコントローラ250は、フィールドネットワークコントローラ252と、制御処理回路260とを含む。
フィールドネットワークコントローラ252は、フィールドネットワーク20を介して、主として、制御装置100との間でデータを遣り取りする。
制御処理回路260は、カスタムロボット200Aを駆動するために必要な演算処理を実行する。一例として、制御処理回路260は、プロセッサ262と、メインメモリ266と、ストレージ270と、インターフェイス回路268とを含む。
プロセッサ262は、カスタムロボット200Aを駆動するための制御演算を実行する。メインメモリ266は、例えば、DRAMやSRAMなどの揮発性記憶装置などで構成される。ストレージ270は、例えば、SSDやHDDなどの不揮発性記憶装置などで構成される。
ストレージ270には、ロボット200を駆動するための制御を実現するためのロボットシステムプログラム2702、および、ロボットコントローラ250での処理に必要な設定パラメータ群を含む設定情報2704が格納される。
インターフェイス回路268は、それぞれのドライブ回路220に対して、それぞれ指令値を与える。インターフェイス回路268とドライブ回路220との間は、ハードワイヤーで電気的に接続されていてもよいし、データリンクで接続されていてもよい。
図5は、本実施の形態に係るロボット制御システム1を構成するロボット200の別のハードウェア構成例を示す模式図である。図5には、ロボット200として汎用ロボット200Bを採用した場合の構成例を示す。
図5を参照して、汎用ロボット200Bは、1または複数のモータおよびドライブ回路(図示しない)が組み込まれており、汎用ロボット200Bの目標軌道が指示されると、指示された目標軌道に応じて1または複数のモータを駆動する。
図4に示すカスタムロボット200Aを駆動する場合には、軸または関節に対応するドライブ回路220に対してそれぞれ指令値を与える必要があるのに対して、図5に示す汎用ロボット200Bを駆動する場合には、汎用ロボット200Bの目標軌道を指示するだけでよい。
ロボットコントローラ250が提供するロボット200の制御に係る機能については、後述する。
(c3:操作ペンダント300)
図6は、本実施の形態に係るロボット制御システム1を構成する操作ペンダント300のハードウェア構成例を示す模式図である。図6を参照して、操作ペンダント300は、フィールドネットワークコントローラ352と、制御処理回路360と、操作キー群380とを含む。
フィールドネットワークコントローラ352は、フィールドネットワーク20を介して、主として、制御装置100との間でデータを遣り取りする。
制御処理回路360は、プロセッサ362と、メインメモリ366と、ファームウェア370と、インターフェイス回路368とを含む。
プロセッサ362は、ファームウェア370を実行することで、操作ペンダント300に必要な処理を実現する。メインメモリ366は、例えば、DRAMやSRAMなどの揮発性記憶装置などで構成される。
インターフェイス回路368は、操作キー群380との間で信号を遣り取りする。
操作キー群380は、ユーザ操作を受け付ける入力装置である。操作キー群380は、入力状態を示すインジケータなどを含んでいてもよい。
(c4:サポート装置400)
図7は、本実施の形態に係るロボット制御システム1を構成するサポート装置400のハードウェア構成例を示す模式図である。サポート装置400は、制御装置100で実行されるプログラムなどを開発するための開発支援装置であり、一例として、汎用パソコンを用いて実現されてもよい。
図7を参照して、サポート装置400は、プロセッサ402と、メインメモリ404と、入力部406と、表示部408と、ストレージ410と、光学ドライブ412と、USBコントローラ420と、通信コントローラ422とを含む。これらのコンポーネントは、プロセッサバス418を介して接続されている。
プロセッサ402は、CPUやGPUなどで構成され、ストレージ410に格納されたプログラム(一例として、OS4102および開発プログラム4104)を読み出して、メインメモリ404に展開して実行することで、サポート装置400に必要な各種機能を実現する。
メインメモリ404は、例えば、DRAMやSRAMなどの揮発性記憶装置などで構成される。ストレージ410は、例えば、HDDやSSDなどの不揮発性記憶装置などで構成される。
ストレージ410には、基本的な機能を実現するためのOS4102、および、開発環境を実現するための開発プログラム4104などが格納される。開発環境においては、制御装置100で実行されるプログラムの作成、プログラムのデバッグ、制御装置100の動作に係る設定、制御装置100に接続されるデバイスの動作に対する設定、フィールドネットワーク20に関する設定などが可能になっている。
入力部406は、キーボードやマウスなどで構成され、ユーザ操作を受け付ける。表示部408は、ディスプレイや各種インジケータなどで構成され、プロセッサ402による処理結果などを表示する。
USBコントローラ420は、USB接続を介して、制御装置100などとの間のデータを遣り取りする。通信コントローラ422は、上位ネットワーク12を介して、任意の情報処理装置との間でデータを遣り取りする。
サポート装置400は、光学ドライブ412を有しており、コンピュータ読み取り可能なプログラムを非一過的に格納する記憶媒体414(例えば、DVD(Digital Versatile Disc)などの光学記憶媒体)から、その中に格納されたプログラムが読み取られてストレージ410などにインストールされる。
サポート装置400で実行される開発プログラム4104などは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体414を介してインストールされてもよいが、ネットワーク上のサーバ装置などからダウンロードする形でインストールするようにしてもよい。また、本実施の形態に係るサポート装置400が提供する機能は、OS4102が提供するモジュールの一部を利用する形で実現される場合もある。
なお、ロボット制御システム1の稼動中において、サポート装置400は、制御装置100から取り外されていてもよい。
(c5:表示装置500)
本実施の形態に係るロボット制御システム1を構成する表示装置500は、一例として、汎用パソコンを用いて実現されてもよい。表示装置500の基本的なハードウェア構成例は、図7に示すサポート装置400のハードウェア構成例と同様であるので、ここでは詳細な説明は行わない。
(c6:サーバ装置600)
本実施の形態に係るロボット制御システム1を構成するサーバ装置600は、一例として汎用パソコンを用いて実現されてもよい。サーバ装置600の基本的なハードウェア構成例は、図7に示すサポート装置400のハードウェア構成例と同様であるので、ここでは詳細な説明は行わない。
(c7:その他の形態)
図3~図7には、1または複数のプロセッサがプログラムを実行することで必要な機能が提供される構成例を示したが、これらの提供される機能の一部または全部を、専用のハードウェア回路(例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)またはFPGA(Field-Programmable Gate Array)など)を用いて実装してもよい。
制御装置100の主要部を、汎用的なアーキテクチャに従うハードウェア(例えば、汎用パソコンをベースとした産業用パソコン)を用いて実現してもよい。この場合には、仮想化技術を用いて、用途の異なる複数のOSを並列的に実行させるとともに、各OS上で必要なアプリケーションを実行させるようにしてもよい。さらに、制御装置100にサポート装置400や表示装置500などの機能を統合した構成を採用してもよい。
<D.機能構成例>
ロボット200を制御するための機能構成の一例について説明する。
図8は、本実施の形態に係るロボット制御システム1におけるロボット200の挙動を制御するための機能構成の一例を示す模式図である。図8を参照して、制御装置100と1または複数のロボットコントローラ250との間で、ロボット200を制御するためのコマンド158などが遣り取りされる。
制御装置100は、IECプログラム実行エンジン150と、ロボットプログラム実行エンジン152と、通信制御モジュール160と、通信ドライバ162と、外部通信インターフェイス164とを含む。これらのエレメントは、典型的には、制御装置100のプロセッサ102がシステムプログラム1102を実行することで実現してもよい。
IECプログラム実行エンジン150は、IECプログラム1104を実行することで、ロボットコントローラ250に与える出力値を周期的に生成する。より具体的には、IECプログラム実行エンジン150は、IECプログラム1104を所定の制御周期毎にサイクリック実行する。制御装置100の制御周期としては、典型的には、数百μsec~数100msec程度が想定される。IECプログラム実行エンジン150は、IECプログラム1104の実行に従って、内部コマンド(例えば、コマンド158の送信開始および送信停止など)をロボットプログラム実行エンジン152へ出力し、および/または、ロボットプログラム実行エンジン152から状態値(例えば、ロボットプログラム実行エンジン152が実行しているロボットプログラム1108の状態など)を取得する。
ロボットプログラム実行エンジン152は、ロボットプログラム1108を実行することで、ロボット200の挙動を指示するコマンド158を生成する。すなわち、ロボットプログラム実行エンジン152は、ロボットプログラム1108を逐次実行して、1または複数のロボットコントローラ250に対して、ロボット200を制御するためのコマンド158などを送信する。より具体的には、ロボットプログラム実行エンジン152は、ロボットプログラム解釈モジュール154と、コマンド生成モジュール156とを含む。
ロボットプログラム解釈モジュール154は、ロボットプログラム1108を順次読み込んでパースし、パースにより得られた内部コマンドをコマンド生成モジュール156へ出力する。ロボットプログラム解釈モジュール154は、ロボットプログラム1108に含まれるプログラミング言語により記述されたロボット200の挙動に係る命令に加えて、信号の入出力、ファイルアクセスおよび通信に係る命令も解釈できる。
ロボットプログラム解釈モジュール154によるロボットプログラム1108の読み込み開始や停止などは、コマンド生成モジュール156により制御されてもよい。
コマンド生成モジュール156は、ロボットプログラム解釈モジュール154からの内部コマンドに従って、ロボットコントローラ250の各々に対するコマンド158を生成する。コマンド生成モジュール156は、ロボットプログラム解釈モジュール154からの内部コマンドに加えて、操作ペンダント300からの操作指令(内部コマンド)、および、サポート装置400からの内部コマンドに従って、ロボットコントローラ250の各々に対するコマンド158を生成することもできる。
このように、コマンド生成モジュール156は、複数のソースからの内部コマンドを受け付けて、コマンド158を生成できる。コマンド生成モジュール156がいずれのソースからの内部コマンドに従ってコマンド158を生成するのかは、コマンド生成モジュール156のソース選択機能157によってされる。すなわち、ソース選択機能157は、複数のソースのうちいずれかのソースを有効化する。ソース選択機能157の詳細については、後述する。
コマンド生成モジュール156は、接続されている1または複数のロボットコントローラ250のホストとして機能する。より具体的には、コマンド生成モジュール156は、IECプログラム実行エンジン150との間で遣り取りされる内部コマンド、および/または、外部通信インターフェイス164を介してサポート装置400との間で遣り取りされる内部コマンドに応じて、ロボットプログラム解釈モジュール154でのロボットプログラム1108の実行の開始および停止を制御するとともに、ロボットコントローラ250に対するコマンド158の生成の開始および停止を制御する。
コマンド生成モジュール156は、ロボットコントローラ250から状態値およびエラーなどの情報を収集するようにしてもよい。
説明の便宜上、ロボットプログラム解釈モジュール154と、コマンド生成モジュール156とを分離した構成例を示すが、これらのモジュールを分離することなく、一体的に実装してもよい。
通信制御モジュール160および通信ドライバ162は、複数のソースのうち有効化されたソースからの情報に従って生成されたコマンド158をロボットコントローラ250へ送信する通信部に相当する。通信制御モジュール160および通信ドライバ162は、コマンド158に加えて、IECプログラム実行エンジン150からの出力値もロボットコントローラ250へ送信する。
通信制御モジュール160は、接続されている1または複数のロボットコントローラ250との間のデータの遣り取りを管理する。通信制御モジュール160は、接続されているロボットコントローラ250毎にデータ通信を管理する通信インスタンスを生成し、生成した通信インスタンスを用いてデータ通信を管理するようにしてもよい。
通信ドライバ162は、フィールドネットワークコントローラ108(図3参照)を利用して、接続されている1または複数のロボットコントローラ250との間でデータ通信を行う内部インターフェイスである。
ロボットコントローラ250の各々は、通信制御モジュール280と、通信ドライバ282と、ロボット駆動エンジン284と、信号出力ドライバ292とを含む。これらのエレメントは、典型的には、ロボットコントローラ250のプロセッサ262(制御処理回路260)がロボットシステムプログラム2702を実行することで実現してもよい。
通信制御モジュール280は、接続されている制御装置100との間のデータの遣り取りを管理する。通信制御モジュール280は、接続されている制御装置100との間でデータ通信を管理する通信インスタンスを生成し、生成した通信インスタンスを用いてデータ通信を管理するようにしてもよい。
通信ドライバ282は、フィールドネットワークコントローラ252(図4参照)を利用して、接続されている制御装置100との間でデータ通信を行う内部インターフェイスである。
通信制御モジュール280および通信ドライバ282は、制御装置100から送信されるコマンド158を受信する通信部に相当する。
ロボット駆動エンジン284は、制御装置100からのコマンド158に従って、制御装置100から予め送信された設定情報2704を参照して、制御対象のロボット200(含:カスタムロボット200Aおよび/または汎用ロボット200B)を駆動するための処理を実行する。より具体的には、ロボット駆動エンジン284は、管理モジュール286と、目標軌道生成モジュール288と、指令値生成モジュール290とを含む。
管理モジュール286は、制御装置100からの出力値に従って処理を実行する処理実行部に相当する。より具体的には、管理モジュール286は、制御装置100からの出力値に従って、制御モードや、コマンド158から目標軌道の生成の開始/終了などを管理する。
目標軌道生成モジュール288(目標軌道生成部)は、制御装置100からのコマンド158に従って、制御対象のロボット200(含:カスタムロボット200Aおよび/または汎用ロボット200B)の目標軌道を生成する。生成される目標軌道は、典型的には、ロボット200の先端部の時間毎の位置(時間に対する位置の変化)、および/または、ロボット200の先端部の時間毎の速度(時間に対する速度の変化)などを含む。
目標軌道生成モジュール288は、生成する目標軌道を指令値生成モジュール290へ出力してもよいし(典型的には、図4に示すカスタムロボット200Aを駆動する場合)、信号出力ドライバ292を介してロボット200へ直接出力してもよい(典型的には、図5に示す汎用ロボット200Bを駆動する場合)。
指令値生成モジュール290は、制御装置100からのコマンド158によって指示された挙動を実現するように、ロボット200の各軸を駆動するための指令値を順次生成する。より具体的には、指令値生成モジュール290は、目標軌道生成モジュール288により生成される目標軌道に従って、制御対象のロボット200を構成するそれぞれのモータ230に対する指令値を順次生成する。指令値生成モジュール290は、指令値を所定の制御周期毎または所定のイベント毎に更新してもよい。
ロボットコントローラ250の目標軌道生成モジュール288の制御周期としては、典型的には、制御装置100の制御周期と同程度の数百μsec~数100msec程度が想定される。一方、ロボットコントローラ250の指令値生成モジュール290の制御周期は、目標軌道生成モジュール288の制御周期より高速である(例えば、数~10数倍程度)ことが想定される。
より具体的には、指令値生成モジュール290は、制御対象のロボット200のキネマティクスに基づいて、目標軌道に沿ってロボット200を駆動するためのモータ230に与えるそれぞれの指令値を算出する。指令値生成モジュール290は、モータ230に与える指令値として、目標位置(時間に対する位置/角度の変化)、目標速度(時間に対する速度/角速度の変化)、目標加速度(時間に対する加速度/角加速度の変化)、および/または、目標加速度(時間に対する加加速度/角加加速度の変化)などを算出する。
ロボット駆動エンジン284は、設定情報2704(図4参照)を参照して、目標軌道および/または指令値を算出するのに必要なパラメータを取得してもよい。
説明の便宜上、目標軌道生成モジュール288と、指令値生成モジュール290とを分離した構成例を示すが、これらのモジュールを分離することなく、一体的に実装してもよい。
信号出力ドライバ292は、インターフェイス回路268(図4参照)を利用して、指令値および/または目標軌道を、接続されている1または複数のドライブ回路220および/またはロボット200へ出力するための内部インターフェイスである。
<E.制御装置100で実行される処理>
上述したように、ロボットプログラム1108は、ロボット200の挙動を制御するためのプログラムである。但し、ロボット200の挙動を制御するためには、例えば、ロボット200の動作を開始/停止するタイミング、ロボット200を動作させるための条件(例えば、前工程あるいは後工程にある設備との連係)、ロボット200に係るセーフティ条件などを制御する必要もある。
そこで、制御装置100においては、ロボットプログラム1108だけではなく、IECプログラム1104も並列的に実行できるようにしてもよい。IECプログラム1104は、ロボット200の動作に係る状態値を収集して、ロボット200の動作を開始/停止するタイミングを決定するロジックなどを含んでいてもよい。
図9は、本実施の形態に係るロボット制御システム1を構成する制御装置100で実行されるIECプログラム1104およびロボットプログラム1108の一例を示す図である。
図9(A)には、ラダー・ダイアグラム(LD言語)で記述されたIECプログラム1104の例を示す。図9(A)に示すIECプログラム1104の例は、制御対象のロボット200の電源を投入する処理、および、制御対象のロボット200のキャリブレーションを実行する処理に関する命令を含む。
なお、図9(A)に示すように、IECプログラム1104は、ファンクションブロックを要素として含んでいてもよい。さらに、IECプログラム1104は、ストラクチャード・テキスト(ST言語)で記述されたコードを含んでいてもよい。
図9(B)には、V+言語で記述されたロボットプログラム1108の例を示す。図9(B)に示すように、V+言語は、ロボット200の挙動を制御するための一種の高級言語である。
次に、制御装置100におけるIECプログラム1104およびロボットプログラム1108の並列実行について説明する。
図10は、本実施の形態に係るロボット制御システム1を構成する制御装置100におけるプログラムの実行例を示すタイムチャートである。図10に示すように、制御装置100においては、IECプログラム実行エンジン150ならびにロボットプログラム実行エンジン152(ロボットプログラム解釈モジュール154およびコマンド生成モジュール156)がそれぞれ処理を独立して実行する。
IECプログラム実行エンジン150は、IECプログラム1104を予め定められた制御周期T1毎にサイクリック実行(繰り返し実行)する。IECプログラム1104のサイクリック実行は、出力更新処理1502および入力更新処理1504を含む。
出力更新処理1502は、IECプログラム1104の実行により決定された出力値を、内部変数および/または対象のデバイスに反映する処理を含む。特に、フィールドネットワーク20を介して接続されているデバイスに対する出力値は、通信フレームに格納されてフィールドネットワーク20上に送出される。
入力更新処理1504は、IECプログラム1104の実行に必要な入力値(状態値)を、内部変数および/または対象のデバイスから取得する処理を含む。特に、フィールドネットワーク20を介して接続されているデバイスからの入力値は、フィールドネットワーク20上を伝搬する通信フレームから取得される。
通信制御モジュール160は、制御周期T1に同期して、フィールドネットワーク20上に通信フレームを送出するとともに、フィールドネットワーク20上を巡回して戻ってきた通信フレームを受信する。通信制御モジュール160は、IECプログラム実行エンジン150により生成された出力値、および/または、およびコマンド生成モジュール156により生成されたコマンド158を、通信フレームに格納するとともに、戻ってきた通信フレームに含まれる入力値(状態値)をIECプログラム実行エンジン150およびコマンド生成モジュール156が参照できるように保持する。
コマンド生成モジュール156は、ロボットプログラム解釈モジュール154からの内部コマンドに従ってコマンド158を生成する。典型的には、コマンド生成モジュール156がコマンド158を生成するタイミングは、IECプログラム実行エンジン150からの出力値によって決定される。図10に示す例では、IECプログラム実行エンジン150からの出力値に応答して、IECプログラム実行エンジン150がコマンド158を生成する例を示す。IECプログラム実行エンジン150によるコマンド158の生成は、IECプログラム実行エンジン150の出力更新処理1502のタイミングと同期させてもよい。
ロボットプログラム解釈モジュール154は、典型的には、制御周期T1とは独立して、ロボットプログラム1108を実行する。ロボットプログラム解釈モジュール154によるロボットプログラム1108の実行の開始/停止は、コマンド生成モジュール156により制御されてもよい。
図10に示すように、ロボットプログラム実行エンジン152は、ロボットプログラム1108を逐次実行する。IECプログラム実行エンジン150は、ロボットプログラム実行エンジン152によるロボットプログラム1108の実行とは独立して、IECプログラム1104をサイクリック実行する。
<F.ソース選択機能>
次に、ソース選択機能157の具体例について説明する。
図11は、本実施の形態に係るロボット制御システム1におけるソース選択機能157を含むデータ処理を概略する模式図である。図11を参照して、制御装置100のロボットプログラム実行エンジン152には、所定のプログラミング言語で記述されたロボットプログラム1108、操作ペンダント300からの操作指令(内部コマンド)、サポート装置400、IECプログラム実行エンジン150からの内部コマンドが入力される。
コマンド生成モジュール156のソース選択機能157は、複数ソースのうちいずれのソースからコマンド158を生成するかを選択する。
(1)ロボットプログラム1108がソースして選択される場合
ロボットプログラム1108がソースとして選択される場合には、まず、ロボットプログラム1108がロボットプログラム解釈モジュール154に入力される。そして、ロボットプログラム解釈モジュール154がロボットプログラム1108を解釈して内部コマンドを生成する。さらに、コマンド生成モジュール156は、生成された内部コマンドからコマンド158を生成する。
すなわち、ロボットプログラム1108に従ってコマンド158が生成される場合には、ロボットプログラム1108を逐次実行するロボットプログラム解釈モジュール154(プログラム解釈部)がソースとなる。
例えば、同一の生産ラインに複数のロボット200が配置されており、それぞれのロボット200が異なる作業を行うような生産設備においては、ロボットプログラム実行エンジン152には、ロボット200毎に異なるロボットプログラム1108が入力される。また、複数の同一の生産ラインが並列して配置されるとともに、それぞれの生産ラインに同一の作業を行うロボット200が配置されているような生産設備においては、ロボットプログラム実行エンジン152には、共通のロボットプログラム1108が入力されてもよい。但し、生成されるコマンド158は、ロボットコントローラ250へそれぞれ独立して送信されてもよい。
また、ロボットプログラム実行エンジン152には、異なるプログラミング言語(例えば、V+言語およびGコード)で記述された複数のロボットプログラム1108が入力されてもよい。ロボットプログラム実行エンジン152は、異なるプログラミング言語で記述されたロボットプログラム1108が入力された場合であっても、共通のコマンド体系に従って記述されたコマンド158を生成できる。このように、ロボットプログラム実行エンジン152は、複数のプログラミング言語を解釈可能に構成されてもよく、プログラミング言語に依存することなく、予め定められたコマンド体系に従うコマンド158を生成するようにしてもよい。
(2)操作ペンダント300がソースして選択される場合
操作ペンダント300がソースして選択される場合には、操作ペンダント300に対するユーザ操作に対応する操作指令が、フィールドネットワーク20を介して制御装置100に入力される。そして、操作ペンダント300から受信した操作指令が内部コマンドとしてコマンド生成モジュール156に与えられる。コマンド生成モジュール156は、操作ペンダント300からの操作指令に従って、コマンド158を生成する。
すなわち、操作ペンダント300からの操作指令に従ってコマンド158が生成される場合には、制御装置100とネットワーク接続され、ユーザ操作に応じて操作指令を生成する操作ペンダント300(操作部)がソースとなる。
典型的には、操作ペンダント300は、ロボット200の挙動などを決定する操作(ティーチング操作)などを行うために用いられる。そのため、操作ペンダント300からは、例えば、ロボット200の先端部をいずれかの方向に移動させるといった操作指令が出力される。コマンド生成モジュール156は、操作ペンダント300からの操作指令に従って、ロボット200の先端部を指定された方向に移動させるためのコマンド158を生成する。
(3)サポート装置400がソースして選択される場合
サポート装置400がソースして選択される場合には、サポート装置400が生成する内部コマンドがコマンド生成モジュール156へ入力される。コマンド生成モジュール156は、サポート装置400からの内部コマンドに従って、コマンド158を生成する。サポート装置400による内部コマンドの生成は、サポート装置400のプロセッサ402が開発プログラム4104を実行することで実現されてもよいし、ユーザが明示的に沿いさすることで内部コマンドを発生してもよい。
すなわち、サポート装置400からの内部コマンドに従ってコマンド158が生成される場合には、制御装置100と接続され、ユーザ操作またはプログラム実行に応じて情報を提供するサポート装置400(開発支援装置)がソースとなる。
(4)IECプログラム実行エンジン150がソースして選択される場合
IECプログラム実行エンジン150がソースして選択される場合には、IECプログラム実行エンジン150がIECプログラム1104を実行することで決定される出力値が、内部コマンドとしてコマンド生成モジュール156へ入力される。例えば、ある条件が成立した場合に、ロボット200を停止させるための出力値がコマンド生成モジュール156へ入力され、その出力値に対応するコマンド158がロボットコントローラ250へ出力されてもよい。
以上のように、ソース選択機能157によって、複数のソースのうちコマンド158を生成するためのソースが有効化される。なお、コマンド158が生成されるソースとしては、上述の3つに限られず、例えば、直接出力される内部コマンドを直接出力するIECプログラム1104(あるいは、IECプログラム実行エンジン150)をソースとしてもよい。さらに、複数の操作ペンダント300あるいは複数のサポート装置400が存在する場合には、それぞれを独立したソースとすることができる。外部装置としては、サポート装置400に限られず、HMI(human machine interface)のような任意の情報処理装置を採用してもよい。
コマンド158は、接続されている1または複数のロボットコントローラ250に対してそれぞれ生成されてもよい。
生成されたコマンド158は、フィールドネットワーク20(図2参照)を介して、対応するロボットコントローラ250へ送信される。制御装置100が複数のロボットコントローラ250とネットワーク接続されている場合には、複数のロボットコントローラ250へコマンド158がそれぞれ送信する。
ロボットコントローラ250の目標軌道生成モジュール288は、制御装置100からのコマンド158に従って、目標軌道を生成する。生成される目標軌道は、そのまま汎用ロボット200Bへ出力されてもよい。すなわち、ロボットコントローラ250は、目標軌道を外部出力してもよい。
一方、ロボットコントローラ250の指令値生成モジュール290は、生成される目標軌道に従って、制御対象のロボット200を構成するそれぞれのモータ230に対する指令値を生成する。
なお、コマンド158を規定するコマンド体系としては、任意のものを採用できる。コマンド158の生成に係る処理を低減する観点からは、ロボットプログラム1108に記述される命令から容易に生成できるコマンド群を採用することが好ましい。
<G.ソース選択機能の実装例および応用例>
次に、ソース選択機能157の実装例および応用例について説明する。
図12は、本実施の形態に係るロボット制御システム1におけるソース選択機能157の実装例を示す模式図である。図12を参照して、コマンド生成モジュール156に含まれるソース選択機能157は、内部セレクタ1572と、選択フラグ1574とを含む。
内部セレクタ1572は、入力された複数のソースのうち、選択フラグ1574の値に応じた1つのソースを選択して出力する。
選択フラグ1574の値は、IECプログラム実行エンジン150および/またはサポート装置400からの指令に応じて、更新可能になっている。内部セレクタ1572により選択されたソースは、コマンド158を生成する実態であるコマンド生成エンジン1562と接続される。コマンド生成エンジン1562は、選択されたソースからの内部コマンドなどに従って、コマンド158を生成する。
このように、IECプログラム実行エンジン150および/またはサポート装置400からの指令によって、複数のソースのうち有効化するソースを選択または決定できるようにしてもよい。特に、サポート装置400からの指令を利用する場合には、コマンド生成モジュール156のソース選択機能157は、制御装置100に外部から与えられる指令に従って、特定のソースを有効化することになる。
あるいは、コマンド生成モジュール156のソース選択機能157は、予め定められた設定に従って、有効化するソースを決定してもよい。この場合には、例えば、操作ペンダント300>サポート装置400>IECプログラム実行エンジン150>ロボットプログラム1108といった優先順位を予め定めておき、複数のソースから内部コマンドなどが入力された場合には、最も高い優先順位のソースを有効化してもよい。
例えば、操作ペンダント300による操作が最優先とされた場合には、ロボットプログラム1108の実行によりコマンド158が生成されている状態であっても、ユーザが操作ペンダント300を操作することで、操作ペンダント300の操作が優先される。このような優先順位に応じた処理は、頻繁にユーザの介入が必要なロボット200などに好適である。
上述したように、コマンド生成モジュール156のソース選択機能157がいずれのソースを有効化しているのかに応じて、ロボット200の各軸を駆動するための指令値の生成特性を異ならせてもよい。
例えば、複数のソースからそれぞれ内部コマンドなどの情報が提供されている場合には、予め定められた優先順位に従って、有効化するソースを決定してもよい。例えば、上述したような優先順位が設定されている状態において、操作ペンダント300からの操作指令とロボットプログラム実行エンジン152からの内部コマンドとが競合した場合には、操作ペンダント300からの操作指令が優先される。
このように、予め定められた設定は、ソースについての優先順位を含んでいてもよい。そして、ソース選択機能157は、複数のソースからそれぞれ情報が提供される場合に、より高い優先順位を有するソースを有効化してもよい。この構成によれば、優先順位に応じて、コマンドの生成元となるソースを自動的に決定できる。
図13は、本実施の形態に係るロボット制御システム1における指令値の生成特性を異ならせる例を示す図である。図13を参照して、許容される上限速度をソース毎に異ならせてもよい。有効化されるソースに応じて、対応する上限速度を適用するようにしてもよい。
図14は、本実施の形態に係るロボット制御システム1の制御装置100において指令値の生成特性を異ならせる構成例を示す模式図である。図14を参照して、制御装置100のストレージ110には、設定情報1109として、図13に示すような指令値の生成特性に対応するソース毎のパラメータセットを含む。
コマンド生成モジュール156に含まれるコマンド生成エンジン1562は、選択フラグ1574の値を参照して、選択フラグ1574に対応するパラメータセットを選択する。コマンド生成エンジン1562は、選択したパラメータを参照して、有効化されたソースからの内部コマンドからコマンド158を生成する。
この生成されるコマンド158は、選択されたパラメータに応じたものとなっている。例えば、生成されるコマンド158は、対応するパラメータに規定される上限速度などの指示を含む。
このように、IECプログラム実行エンジン150および/またはサポート装置400からの指令によって、有効化するソースが選択されると、当該選択されたソースに応じたコマンド158が生成される。選択されたソースに応じて特性を異ならせたコマンド158を生成することで、ロボットコントローラ250から出力される指令値の生成特性をソースに応じて異ならせることができる。
図15は、本実施の形態に係るロボット制御システム1の制御装置100において指令値の生成特性を異ならせる別の構成例を示す模式図である。図15を参照して、制御装置100の管理モジュール286は、選択フラグ2864を有している。
コマンド生成モジュール156(制御装置100)が有している選択フラグ1574の値は、ロボットコントローラ250へ通知され、選択フラグ2864にはその通知された値に反映される。選択フラグ1574の値は、フィールドネットワーク20を介して、制御装置100からロボットコントローラ250へ通知される。このように、制御装置100の選択フラグ1574の値は、ロボットコントローラ250の選択フラグ2864へ反映される。すなわち、制御装置100の通信部50は、ソース選択機能157がいずれのソースを有効化しているかを、ロボットコントローラ250へ通知する。
また、ロボットコントローラ250の管理モジュール286は、設定情報2704として、図13に示すような指令値の生成特性に対応するソース毎のパラメータセットを含む。管理モジュール286は、ソース毎のパラメータセットのうち、選択フラグ2864の値に対応するパラメータセットを選択する。目標軌道生成モジュール288、および/または、指令値生成モジュール290(図8参照)は、選択されたパラメータセットを参照して処理を実行する。
このように、IECプログラム実行エンジン150および/またはサポート装置400からの指令によって、制御装置100の選択フラグ1574の値が更新されると、その更新された値が選択フラグ2864に反映される。そして、選択フラグ2864に応じたパラメータセットが選択されて参照されることで、ロボットコントローラ250から出力される指令値の生成特性をソースに応じて異ならせることができる。
<H.処理手順>
次に、本実施の形態に係るロボット制御システム1における処理手順について説明する。
(h1:制御装置100)
制御装置100においては、IECプログラム実行エンジン150による処理と、ロボットプログラム実行エンジン152(ロボットプログラム解釈モジュール154およびコマンド生成モジュール156)による処理とが並列して実行される。
図16は、本実施の形態に係るロボット制御システム1を構成する制御装置100のIECプログラム実行エンジン150による処理手順を示すフローチャートである。図16に示す各ステップは、典型的には、制御装置100のプロセッサ102がシステムプログラム1102を実行することで実現してもよい。
IECプログラム実行エンジン150に係る処理として、制御装置100は、次の制御周期が到来したか否かを判断する(ステップS100)。次の制御周期が到来していなければ(ステップS100においてNO)、制御装置100は、次の制御周期の到来まで処理を待つ。
次の制御周期が到来していれば(ステップS100においてYES)、制御装置100は、前の制御周期におけるIECプログラム1104の実行により決定された出力値を出力する(ステップS102)。出力値を出力する処理は、ロボットプログラム実行エンジン152の選択フラグ1574(図12参照)の値を更新する処理を含む。
続いて、制御装置100は、最新の入力値を取得し(ステップS104)、取得した最新の入力値を利用して、IECプログラム1104を実行することで、出力値を決定する(ステップS106)。そして、ステップS100以下の処理が繰り返される。
図17は、本実施の形態に係るロボット制御システム1を構成する制御装置100のロボットプログラム実行エンジン152による処理手順を示すフローチャートである。図17に示す各ステップは、典型的には、制御装置100のプロセッサ102がシステムプログラム1102を実行することで実現してもよい。
ロボットプログラム実行エンジン152に係る処理として、制御装置100は、選択フラグ1574の値を取得する(ステップS150)。選択フラグ1574の値は、IECプログラム実行エンジン150により更新される場合もあるし、サポート装置400などの外部装置からの指令により更新されることもある。
制御装置100は、選択フラグ1574の値がいずれのソースに対応するのかを判断する(ステップS152)。すなわち、制御装置100は、コマンド158を生成するための情報を提供する複数のソースのうちいずれかのソースを有効化する。
選択フラグ1574がロボットプログラム1108に対応する値を示す場合(ステップS152において「ロボットプログラム」)には、制御装置100は、対象のロボットプログラム1108を順次読み込み(ステップS154)、読み込んだロボットプログラム1108をパースして内部コマンドを生成する(ステップS156)。さらに、制御装置100は、生成した内部コマンドに従ってコマンド158を生成する(ステップS158)。
選択フラグ1574が操作ペンダント300に対応する値を示す場合(ステップS152において「操作ペンダント」)には、制御装置100は、操作ペンダント300からの操作指令(内部コマンド)を取得し(ステップS160)、取得した操作指令に従ってコマンド158を生成する(ステップS162)。
選択フラグ1574がサポート装置400に対応する値を示す場合(ステップS152において「サポート装置」)には、制御装置100は、サポート装置400からの内部コマンドを取得し(ステップS164)、取得した操作指令に対応する内部コマンドに従ってコマンド158を生成する(ステップS166)。
制御装置100は、コマンド158の出力開始条件が成立しているか否かを判断する(ステップS168)。コマンド158の出力開始条件は、IECプログラム実行エンジン150からの出力値、ロボットコントローラ250からの入力値、サポート装置400からの指令、その他の任意の情報を適宜組み合わせて規定されてもよい。
制御装置100は、コマンド158の出力開始条件が成立していれば(ステップS168においてYESの場合)、制御装置100は、次の制御周期が到来したか否かを判断する(ステップS170)。次の制御周期が到来していなければ(ステップS170においてNO)、制御装置100は、次の制御周期の到来まで処理を待つ。
次の制御周期が到来していれば(ステップS170においてYES)、制御装置100は、予め生成されているコマンド158を出力する(ステップS172)。
コマンド158の出力開始条件が成立していなければ(ステップS168においてNOの場合)、制御装置100は、ステップS170およびS172の処理をスキップする。
そして、ステップS150以下の処理が繰り返される。
図18は、本実施の形態に係るロボット制御システム1を構成するロボットコントローラ250における処理手順を示すフローチャートである。図18に示す各ステップは、ロボットコントローラ250のプロセッサ262(制御処理回路260)がロボットシステムプログラム2702を実行することで実現してもよい。
図18に示すように、ロボットコントローラ250においては、目標軌道生成モジュール288による処理と、指令値生成モジュール290による処理とが並列して実行される。
目標軌道生成モジュール288に係る処理として、ロボットコントローラ250は、制御装置100からコマンド158を受信したか否かを判断する(ステップS200)。すなわち、ロボットコントローラ250は、制御装置100から送信されるコマンド158を受信する処理を実行する。
制御装置100からコマンド158を受信していなければ(ステップS200においてNOの場合)、ロボットコントローラ250は、ステップS200の処理を繰り返す。
制御装置100からコマンド158を受信していれば(ステップS200においてYESの場合)、ロボットコントローラ250は、コマンド158のすべてを受信しているか否かを判断する(ステップS202)。コマンド158の一部のみを受信していれば(ステップS202においてNOの場合)、ロボットコントローラ250は、ステップS200以下の処理を繰り返す。
コマンド158のすべてを受信していれば(ステップS202においてYESの場合)、ロボットコントローラ250は、受信したコマンド158に従って目標軌道を生成する(ステップS204)。そして、ステップS200以下の処理が繰り返される。
一方、指令値生成モジュール290に係る処理として、ロボットコントローラ250は、次の制御周期が到来したか否かを判断する(ステップS250)。次の制御周期が到来していなければ(ステップS250においてNO)、ロボットコントローラ250は、次の制御周期の到来まで処理を待つ。
次の制御周期が到来していれば(ステップS250においてYES)、ロボットコントローラ250は、ロボット200に対する指令値の出力条件が成立しているか否かを判断する(ステップS252)。ロボット200に対する指令値の出力条件は、制御装置100から送信された最新の出力値、管理モジュール286が保持する状態値、ロボットコントローラ250で取得される状態値、その他の任意の情報を適宜組み合わせて規定されてもよい。
ロボット200に対する指令値の出力条件が成立していなければ(ステップS252においてNOの場合)、ロボットコントローラ250は、ステップS254およびS256の処理をスキップする。
ロボット200に対する指令値の出力条件が成立していれば(ステップS252においてYESの場合)、ロボットコントローラ250は、制御装置100からのコマンド158によって指示された挙動を実現するように、ロボット200の各軸を駆動するための指令値を順次生成する(ステップS254~S256)。より具体的には、ロボットコントローラ250は、予め生成されている目標軌道に従って、制御対象のロボット200を構成するそれぞれのモータ230に対する指令値を生成する(ステップS254)。そして、ロボットコントローラ250は、生成したそれぞれの指令値を出力する(ステップS256)。
そして、ステップS250以下の処理が繰り返される。
<I.付記>
上述したような本実施の形態は、以下のような技術思想を含む。
[構成1]
ロボット制御システム(1)であって、
第1の制御装置(100)と、
前記第1の制御装置とネットワーク接続され、ロボット(200)を制御するための第2の制御装置(250)とを備え、
前記第1の制御装置は、
ロボットの挙動を指示するコマンド(158)を生成するための情報を提供する複数のソースのうちいずれかのソースを有効化する選択部(157)と、
前記複数のソースのうち有効化されたソースからの情報に従って生成されたコマンドを前記第2の制御装置へ送信する第1の通信部(50)とを備え、
前記第2の制御装置は、
前記第1の制御装置から送信される前記コマンドを受信する第2の通信部(60)と、
前記第1の制御装置からの前記コマンドによって指示された挙動を実現するように、前記ロボットの各軸を駆動するための指令値を順次生成する指令値生成部(290)とを備える、ロボット制御システム。
[構成2]
前記複数のソースは、
ロボットプログラム(1108)を逐次実行するプログラム解釈部(154)と、
前記第1の制御装置とネットワーク接続され、ユーザ操作に応じて操作指令を生成する操作部(300)と、
前記第1の制御装置と接続され、ユーザ操作またはプログラム実行に応じて情報を提供する開発支援装置(400)と、
IECプログラム(1104)を実行するプログラム実行部(150)と、
のうち複数を含む、構成1に記載のロボット制御システム。
[構成3]
前記選択部は、前記第1の制御装置に外部から与えられる指令に従って、特定のソースを有効化する、構成1または2に記載のロボット制御システム。
[構成4]
前記選択部は、予め定められた設定に従って、有効化するソースを決定する、構成1~3のいずれか1項に記載のロボット制御システム。
[構成5]
前記予め定められた設定は、ソースについての優先順位を含み、
前記選択部は、複数のソースからそれぞれ情報が提供される場合に、より高い優先順位を有するソースを有効化する、構成4に記載のロボット制御システム。
[構成6]
前記第1の通信部は、前記選択部がいずれのソースを有効化しているかを、前記第2の制御装置へ通知する、構成1~5のいずれか1項に記載のロボット制御システム。
[構成7]
前記指令値生成部は、前記選択部がいずれのソースを有効化しているかに応じて、前記ロボットの各軸を駆動するための指令値の生成特性を異ならせる、構成6に記載のロボット制御システム。
[構成8]
第1の制御装置(100)と、前記第1の制御装置とネットワーク接続され、ロボット(200)を制御するための第2の制御装置(250)とを備えるロボット制御システム(1)における制御方法であって、
前記第1の制御装置が、ロボットの挙動を指示するコマンドを生成するための情報を提供する複数のソースのうちいずれかのソースを有効化するステップ(S152)と、
前記第1の制御装置が、前記複数のソースのうち有効化されたソースからの情報に従って生成されたコマンドを前記第2の制御装置へ送信するステップ(S172)と、
前記第2の制御装置が、前記第1の制御装置から送信される前記コマンドを受信するステップ(S200)と、
前記第2の制御装置が、前記第1の制御装置からの前記コマンドによって指示された挙動を実現するように、前記ロボットの各軸を駆動するための指令値を順次生成するステップ(S254~S256)とを備える、制御方法。
<J.利点>
本実施の形態に係るロボット制御システム1においては、複数のソースを選択的に有効化できるので、本来のロボットプログラム1108による制御だけではなく、他のソースからの情報に従ってロボット200を制御できる。その結果、ロボット制御システム1をフレキシブルに運用できる。
また、本実施の形態に係るロボット制御システム1においては、制御装置100とロボットコントローラ250とが連係してロボット200の挙動を制御する。このような構成を採用することで、処理負荷を分散させることができる。その結果、制御装置100の処理能力が高くなくても、複数のロボット200の挙動を制御できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ロボット制御システム、12 上位ネットワーク、20 フィールドネットワーク、50,60 通信部、100 制御装置、102,262,362,402 プロセッサ、104,266,366,404 メインメモリ、106 上位ネットワークコントローラ、108,252,352 フィールドネットワークコントローラ、110,270,410 ストレージ、112 メモリカードインターフェイス、114 メモリカード、116 ローカルバスコントローラ、118,418 プロセッサバス、120,420 USBコントローラ、122 ローカルバス、130 機能ユニット、150 IECプログラム実行エンジン、152 ロボットプログラム実行エンジン、154 ロボットプログラム解釈モジュール、156 コマンド生成モジュール、157 ソース選択機能、158 コマンド、160,280 通信制御モジュール、162,282 通信ドライバ、164 外部通信インターフェイス、200 ロボット、200A カスタムロボット、200B 汎用ロボット、210 アーム部、220 ドライブ回路、230 モータ、250 ロボットコントローラ、260,360 制御処理回路、268,368 インターフェイス回路、284 ロボット駆動エンジン、286 管理モジュール、288 目標軌道生成モジュール、290 指令値生成モジュール、292 信号出力ドライバ、300 操作ペンダント、370 ファームウェア、380 操作キー群、400 サポート装置、406 入力部、408 表示部、412 光学ドライブ、414 記憶媒体、422 通信コントローラ、500 表示装置、600 サーバ装置、1102 システムプログラム、1104 IECプログラム、1108 ロボットプログラム、1109,2704 設定情報、1502 出力更新処理、1504 入力更新処理、1562 コマンド生成エンジン、1572 内部セレクタ、1574,2864 選択フラグ、2702 ロボットシステムプログラム、4104 開発プログラム、T1 制御周期。

Claims (8)

  1. ロボット制御システムであって、
    第1の制御装置と、
    前記第1の制御装置とネットワーク接続され、ロボットを制御するための第2の制御装置とを備え、
    前記第1の制御装置は、
    ロボットの挙動を指示するコマンドを生成するための情報を提供する複数のソースのうちいずれかのソースを有効化する選択部と、
    前記複数のソースのうち有効化されたソースからの情報に従って生成されたコマンドを前記第2の制御装置へ送信する第1の通信部とを備え、
    前記第2の制御装置は、
    前記第1の制御装置から送信される前記コマンドを受信する第2の通信部と、
    前記第1の制御装置からの前記コマンドによって指示された挙動を実現するように、前記ロボットの各軸を駆動するための指令値を順次生成する指令値生成部とを備える、ロボット制御システム。
  2. 前記複数のソースは、
    ロボットプログラムを逐次実行するプログラム解釈部と、
    前記第1の制御装置とネットワーク接続され、ユーザ操作に応じて操作指令を生成する操作部と、
    前記第1の制御装置と接続され、ユーザ操作またはプログラム実行に応じて情報を提供する開発支援装置と、
    IECプログラムを実行するプログラム実行部と、
    のうち複数を含む、請求項1に記載のロボット制御システム。
  3. 前記選択部は、前記第1の制御装置に外部から与えられる指令に従って、特定のソースを有効化する、請求項1または2に記載のロボット制御システム。
  4. 前記選択部は、予め定められた設定に従って、有効化するソースを決定する、請求項1~3のいずれか1項に記載のロボット制御システム。
  5. 前記予め定められた設定は、ソースについての優先順位を含み、
    前記選択部は、複数のソースからそれぞれ情報が提供される場合に、より高い優先順位を有するソースを有効化する、請求項4に記載のロボット制御システム。
  6. 前記第1の通信部は、前記選択部がいずれのソースを有効化しているかを、前記第2の制御装置へ通知する、請求項1~5のいずれか1項に記載のロボット制御システム。
  7. 前記指令値生成部は、前記選択部がいずれのソースを有効化しているかに応じて、前記ロボットの各軸を駆動するための指令値の生成特性を異ならせる、請求項6に記載のロボット制御システム。
  8. 第1の制御装置と、前記第1の制御装置とネットワーク接続され、ロボットを制御するための第2の制御装置とを備えるロボット制御システムにおける制御方法であって、
    前記第1の制御装置が、ロボットの挙動を指示するコマンドを生成するための情報を提供する複数のソースのうちいずれかのソースを有効化するステップと、
    前記第1の制御装置が、前記複数のソースのうち有効化されたソースからの情報に従って生成されたコマンドを前記第2の制御装置へ送信するステップと、
    前記第2の制御装置が、前記第1の制御装置から送信される前記コマンドを受信するステップと、
    前記第2の制御装置が、前記第1の制御装置からの前記コマンドによって指示された挙動を実現するように、前記ロボットの各軸を駆動するための指令値を順次生成するステップとを備える、制御方法。
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