JP7450813B2 - 形状測定装置 - Google Patents

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    • G01B11/25Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring contours or curvatures by projecting a pattern, e.g. one or more lines, moiré fringes on the object

Description

本開示は、形状測定装置に関する。
対象物の3次元形状を測定する方法として、接触式の測定方法及び非接触式の測定方法が知られている。非接触式の測定方法として、光切断法が普及している。光切断法は、例えば、投光部から対象物に向けてライン光を照射し、当該対象物に投影されたライン光の像を撮像部によって撮像する。この場合、撮像部の撮像視野の向きは、ライン光の照射方向と異なる。光切断法を採用した形状測定装置では、投光部及び撮像部を含む光学系に対する対象物の位置が相対的に移動することで順次取得される画像に基づいて、対象物の3次元形状が測定される。
ここで、形状測定装置の分解能は、撮像部の撮像視野を画素数で割った値である。そのため、対象物の高さ方向における測定範囲を広げた場合、分解能が低下する。分解能の低下を防ぐために、2つの撮像部を有する形状測定装置が知られている。例えば、特許文献1を参照。
特開2015-114235号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、2つの撮像部が備えられているため、コストが高いという課題がある。また、特許文献1の構成では、測定処理に必要な画像データの数が増加するため、計算負荷が増大するという課題もある。更に、特許文献1の構成では、2つの撮像部によって取得されたそれぞれの画像を同期させる同期制御が必要になるため、装置が複雑になる課題もある。
本開示は、低コストで、計算負荷が低減され、且つ簡易な形状測定装置を提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る形状測定装置は、ライン状の光である第1のライン光及びライン状の光である第2のライン光を照射する第1の投光部と、第1の撮像視野を有し、前記第1のライン光が通過する第1の平面と前記第1の撮像視野とが交差する領域である第1の測定領域を通過する対象物を撮像し、前記第2のライン光が通過する第2の平面と前記第1の撮像視野とが交差する領域であり、前記第1の測定領域と異なり、前記第1の測定領域より前記第1の投光部側に配置されている第2の測定領域を通過する前記対象物を撮像する第1の撮像部と、前記第1の測定領域を通過する前記対象物の前記第1のライン光が照射されている部分の画像である第1の画像と前記第2の測定領域を通過する前記対象物の前記第2のライン光が照射されている部分の画像である第2の画像とに基づいて前記対象物の形状を測定する測定部とを有することを特徴とする。
本開示によれば、低コストで、計算負荷が低減され、且つ簡易な形状測定装置を提供することができる。
実施の形態1に係る形状測定装置の概略的な構成と第1の対象物とを示す斜視図である。 図1に示される形状測定装置及び第1の対象物をX軸方向に見た図である。 測定開始の時点における実施の形態1に係る形状測定装置及び第1の対象物をX軸方向に見た図である。 (A)及び(B)は、第1の対象物が第1の測定領域を通過するときに、図1から3に示される撮像部によって撮像される画像の遷移の一例を示す図である。 (A)は、測定開始の時点における実施の形態1に係る形状測定装置及び第2の対象物をX軸方向に見た図である。(B)は、測定開始後における実施の形態1に係る形状測定装置及び第2の測定領域を通過する第2の対象物をX軸方向に見た図である。 (A)から(D)は、第2の対象物が第2の測定領域を通過するときに、図5(A)及び(B)に示される撮像部によって撮像される画像の遷移の一例を示す図である。 実施の形態2に係る形状測定装置及び対象物をX軸方向に見た図である。 実施の形態3に係る形状測定装置及び対象物をX軸方向に見た図である。 実施の形態4に係る形状測定装置及び対象物をX軸方向に見た図である。
以下では、本開示の実施の形態に係る形状測定装置を、図面を参照しながら説明する。以下の実施の形態は、例にすぎず、実施の形態を適宜組み合わせること及び各実施の形態を適宜変更することが可能である。
実施の形態に係る形状測定装置は、測定対象物(以下、「対象物」とも呼ぶ。)の3次元形状を、光切断法によって測定する。図面には説明の理解を容易にするために、XYZ直交座標系の座標軸が示されている。X軸とY軸は、対象物が載せられる基準面Sに平行な座標軸である。Y軸は、形状測定装置の走査方向に平行な座標軸である。Z軸は、X軸とY軸に直交する座標軸であり、基準面Sからの測定対象物の高さの方向である。
《実施の形態1》
図1は、実施の形態1に係る形状測定装置100の概略的な構成と第1の対象物110とを示す斜視図である。図2は、図1に示される形状測定装置100及び第1の対象物110をX軸方向に見た図である。第1の対象物110(以下、「対象物110」とも呼ぶ。)は、測定対象物の一例である。
形状測定装置100は、投光部10(以下、「第1の投光部10」とも呼ぶ。)と、撮像部20(以下、「第1の撮像部20」とも呼ぶ。)と、測定部50とを有する。
投光部10は、ライン状の光である第1のライン光L1及びライン状の光である第2のライン光L2を照射する。このように、投光部10は、2本のライン光を照射する。第1のライン光L1及び第2のライン光L2は、X軸方向に広がりを持つ光である。第1のライン光L1及び第2のライン光L2は、第1の対象物110の表面に投影される。第1の対象物110の表面に投影された第1のライン光L1及び第2のライン光L2のそれぞれの像(パターン)の形状は、X軸方向に伸びるライン状である。なお、投光部10は、3本以上のライン光を照射してもよい。
第2のライン光L2は、予め決められた走査方向であるY軸方向において、第1のライン光L1から離れた位置から照射される。第2のライン光L2は、X軸方向において、第1のライン光L1と平行である。なお、第2のライン光L2は、X軸方向に限らず、予め決められた一方向において、第1のライン光L1と平行であればよい。また、第1のライン光L1を照射する投光部と、第2のライン光L2を照射する投光部とが別体であってもよい。また、第1のライン光L1の波長は、第2のライン光L2の波長と異なっていてもよく、第1のライン光L1のパワーは、第2のライン光L2のパワーと異なっていてもよい。
図2に示されるように、投光部10は、例えば、スポット光源10aと、コリメートレンズ10bと、シリンドリカルレンズ10cとを有する。コリメートレンズ10bは、スポット光源10aから発せられた光をコリメートする。シリンドリカルレンズ10cは、コリメートレンズ10bによってコリメートされた光のパターンをライン状にする。これにより、第1のライン光L1及び第2のライン光L2が形成される。
撮像部20は、例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductоr)イメージセンサを有するカメラである。撮像部20は、撮像視野F1(以下、「第1の撮像視野F1」とも呼ぶ。)を有する。撮像視野F1の向きは、投光部10による第1のライン光L1及び第2のライン光L2の照射方向と異なる。
図1及び2に示す例では、撮像部20は、第1の測定領域Z1を通過する第1の対象物110を撮像する。ここで、第1の測定領域Z1は、第1のライン光L1と撮像視野F1とが交差する領域である。具体的に言えば、第1の測定領域Z1は、第1のライン光L1が通過する第1の平面V1と撮像視野F1とが交差する領域である。第1の平面V1は、仮想のX-Z平面である。基準面Sからの第1の対象物110の高さH1は、第1の測定領域Z1に含まれる。なお、第1のライン光L1及び第2のライン光L2は、入射角によっては、X-Z平面と平行にならない場合もあるが、X-Z平面に沿って照射される。そのため、第1の平面V1及び後述する第2のライン光L2が通過する第2の平面V2のそれぞれを、「仮想のX-Z平面」と称する。
撮像部20は、第1の測定領域Z1を通過する第1の対象物110のうち第1のライン光L1が照射されている部分の画像を取得する。第1の対象物110のうち第1のライン光L1が照射される部分は、例えば、第1の対象物110の表面のうち+Z軸方向を向く面(以下、「上面」とも呼ぶ。)111である。
また、後述する図5(A)及び(B)に示されるように、撮像部20は、第1の測定領域Z1と異なる第2の測定領域Z2を通過する第2の対象物120を撮像する。ここで、第2の測定領域Z2は、第2のライン光L2と撮像視野F1とが交差する領域である。具体的に言えば、第2の測定領域Z2は、第2のライン光L2が通過する第2の平面V2と撮像視野F1とが交差する領域である。第2の平面V2は、仮想のX-Z平面である。
第2の測定領域Z2は、第1の測定領域Z1より投光部10側(すなわち、+Z軸側)に配置されている。実施の形態1では、第2の測定領域Z2は、Z軸方向において、第1の測定領域Z1と隣接して配置されている。また、Z軸方向において、第2の測定領域Z2は、第1の測定領域Z1と重なっていない。なお、第2の測定領域Z2の大半が第1の測定領域Z1と重なっていなければ、第2の測定領域Z2の一部は、第1の測定領域Z1と重なっていてもよい。すなわち、第2の測定領域Z2は、第1の測定領域Z1と重ならない領域を含んでいればよい。
ここで、実施の形態1では、基準面Sの法線Wに対する第2のライン光L2の入射角(例えば、図2に示される角度θ)は、第1のライン光L1の入射角と異なる。これにより、第2の測定領域Z2を、第1の測定領域Z1と異なる領域とすることができる。実施の形態1では、第1のライン光L1は、法線Wに沿って、対象物に入射している。そのため、対象物への第1のライン光L1の入射角は0度である。これに対して、対象物への第2のライン光L2の入射角は、0度より大きい角度θである。なお、第2のライン光L2の入射角は、第1のライン光L1の入射角と同じであってもよい。すなわち、第2のライン光L2の入射角である第2の入射角は、第1のライン光L1の入射角である第1の入射角以上であればよい。
また、撮像部20の位置及び撮像部20の光軸角度が調整されることによっても、第2の測定領域Z2を、第1の測定領域Z1と異なる領域とすることができる。
また、実施の形態1では、Z軸方向において、第2の測定領域Z2の長さA2は、第1の測定領域Z1の長さA1と同じである。なお、後述する図7に示されるように、Z軸方向において、第1の測定領域Z1の長さA1は、第2の測定領域Z2の長さA2より短くてもよい。すなわち、第1の測定領域Z1の長さA1は、第2の測定領域Z2の長さA2以下であればよい。
形状測定装置100は、走査方向(実施の形態1では、-Y軸方向)に対象物を移動(搬送)させる移動部(図示せず)を更に有する。なお、当該移動部は、対象物を静止させたままで、投光部10及び撮像部20を含む光学系15を走査方向に移動させてもよい。すなわち、実施の形態1では、光学系15と対象物とが、Y軸方向に相対的に移動する。これにより、撮像部20によって、対象物に投影されたライン光の像を含む画像が順次撮像される。
測定部50は、撮像部20によって取得された画像に基づいて、対象物の形状を測定する。測定部50は、例えば、メモリを備えたCPU(Central Processing Unit)である。測定部50は、撮像部20によって取得された画像に基づいて、対象物の高さ情報を示すデータを算出する。例えば、対象物が、高さH1を有する第1の対象物110である場合、測定部50は、第1の測定領域Z1を通過する第1の対象物110の第1のライン光L1が照射されている部分の画像に基づいて、第1の対象物110の高さH1を算出する。
測定部50が対象物の高さを算出するにあたって、当該測定部50は、対象物に投影されたライン光の像が、第1のライン光L1の像及び第2のライン光L2の像のうちのいずれかであるかを判別する必要がある。以下では、測定部50による判別方法について説明する。まず、図3、図4(A)及び(B)を用いて、第1の対象物110が第1の測定領域Z1を通過する場合に、撮像部20によって撮像される画像について説明する。
図3は、測定開始の時点における形状測定装置100及び第1の対象物110をX軸方向に見た図である。第1の対象物110の測定開始の時点では、第1の対象物110の上面111の-Y軸側の端部に第1のライン光L1が照射されている。なお、以下の説明では、測定開始の時点を時刻t=0として説明する。測定開始後、第1の対象物110が-Y軸方向に移動することによって、撮像部20は、第1の対象物110の上面111に投影されている第1のライン光L1の像を含む画像を取得する。
図4(A)及び(B)は、形状測定装置100が第1の対象物110の形状を測定するときに、図1から3に示される撮像部20によって撮像される画像の遷移の一例を示す図である。図4(A)並びに(B)及び後述する図6(A)から(D)までに示される画像の説明を容易にするために、当該画像において、対象物の高さを示す座標軸であるY軸と、Y軸に直交する座標軸であるX軸とを用いる。
図4(A)は、時刻t<0のときに取得された画像B10の一例を示す模式図である。時刻t<0では、第1のライン光L1が第1の対象物110に照射されておらず、基準面Sに照射されている。そのため、画像B10には、基準面Sに投影された第1のライン光L1の像P10が映っている。時刻t<0では、第2のライン光L2も基準面Sに照射されているが、第2のライン光L2の像は、撮像視野F1の範囲内に含まれていない。よって、画像B10には、第2のライン光L2の像は映っていない。
図4(B)は、時刻t≧0のときに取得された画像B11の一例を示す模式図である。時刻t≧0では、第1のライン光L1が、基準面S及び第1の対象物110の上面111に照射されている。そのため、画像B11には、像P10に加えて、上面111に投影された第1のライン光L1の像P11が映っている。画像B11における像P11のY軸方向の位置は、第1の対象物110の高さH1に対応する。Y軸方向における像P10と像P11との間の距離は、高さH1と同じである。
時刻t≧0において、第2のライン光L2も基準面S及び第1の対象物110に照射されているが、第2のライン光L2の像は、撮像視野F1の範囲内に含まれていない。よって、画像B11には、第2のライン光L2の像は映っていない。
次に、図5(A)並びに(B)及び図6(A)から(D)までを用いて、第1の対象物110より高い第2の対象物120が、第1の測定領域Z1及び第2の測定領域Z2を通過する場合に、撮像部20によって取得される画像について説明する。図5(A)は、測定開始の時点(すなわち、時刻t=0)における実施の形態1に係る形状測定装置100及び第2の対象物120をX軸方向に見た図である。第2の対象物120も、第1の対象物110と同様に、-Y軸方向に移動する。
図5(A)に示されるように、基準面Sからの第2の対象物120の高さH2は、第1の測定領域Z1及び第2の測定領域Z2に含まれている。撮像部20は、第2の対象物120が-Y軸方向に移動するときに、当該第2の対象物120のうちの第1のライン光L1及び第2のライン光L2が照射されている部分の画像を取得する。第2の対象物120のうち第1のライン光L1が照射される部分は、第2の対象物120の上面121である。また、第2の対象物120のうち第2のライン光L2が照射される部分は、第2の対象物120の上面121及び側面122である。第2の対象物120の測定開始の時点では、第2の対象物120の上面121の-Y軸側の端部に第1のライン光L1が照射されている。
図5(B)は、測定開始後における実施の形態1に係る形状測定装置100及び第2の測定領域Z2を通過する第2の対象物120をX軸方向に見た図である。図5(B)では、第2の対象物120の側面122に、第2のライン光L2が照射されている。以下では、第2の対象物120の側面122に第2のライン光L2が照射された時刻をt1として説明する。時刻t1から時間が経過するにつれて、第2の対象物120において、第2のライン光L2が照射される部分は、側面122から上面121へと変化する。なお、第1のライン光L1、第2のライン光L2の入射角、撮像部20の位置及び第2の対象物120の移動速度などが変更しない限り、第2の対象物120の高さH2が第2の測定領域Z2に含まれていれば、高さH2の大きさに関わらず、時刻t1は一定である。
図6(A)から(D)は、形状測定装置100が第2の対象物120の形状を測定するときに、図5(A)及び(B)に示される撮像部20によって撮像される画像の遷移の一例を示す図である。図6(A)は、時刻t<0のときに取得された画像B20の一例を示す模式図である。時刻t<0では、第1のライン光L1が第2の対象物120に照射されておらず、基準面Sに照射されている。そのため、画像B20には、基準面Sに投影された第1のライン光L1の像P10が映っている。時刻t<0では、第2のライン光L2も基準面Sに照射されているが、第2のライン光L2の像は、撮像視野F1の範囲内に含まれていない。よって、画像B10には、第2のライン光L2の像は映っていない。
図6(B)は、第2の対象物120の測定開始後であって時刻t1が経過するまでに取得された画像B21の一例を示す模式図である。0≦t<t1では、第1のライン光L1が、基準面S及び上面121に照射されている。上面121に投影された第1のライン光L1の像は、撮像視野F1の範囲内に含まれていない。よって、画像B21では、第2の対象物120の上面121に投影された第1のライン光L1の像は映らず、基準面Sに投影された第1のライン光L1のP10が映っている。
図6(C)は、時刻t=t1のときに撮像される画像B22の一例を示す模式図である。上述した図5(B)に示されるように、時刻t=t1では、第1のライン光L1が基準面S及び上面121に照射され、且つ第2のライン光L2が第2の対象物120の側面122に照射されている。時刻t=t1のときも、上面121に投影された第1のライン光L1の像は、撮像視野F1の範囲内に含まれていない。そのため、画像B22には、基準面Sに投影された第1のライン光L1の像P10と、側面122に投影された第2のライン光L2の像P21とが映っている。像P10、P21は、画像B22の-Y軸側の端部に映っている。
図6(D)は、時刻t1が経過した後に取得された画像B23の一例を示す模式図である。時刻t>t1では、第1のライン光L1が基準面S及び上面121に照射されている。また、時刻t>t1では、第2のライン光L2が一定時間、側面122に照射された後、上面121に照射される。時刻t>t1のときも、上面121に投影された第1のライン光L1の像は、撮像視野F1の範囲内に含まれていない。そのため、画像B23には、基準面Sに投影された第1のライン光L1の像P10に加えて、上面121又は側面122に投影された第2のライン光L2の像P22が映っている。
以上に説明したように、第1の対象物110が第1の測定領域Z1を通過する場合には、第1のライン光L1の像P11を含む第1の画像としての画像B11が取得される。また、第2の対象物120が第1の測定領域Z1及び第2の測定領域Z2を通過する場合には、第2のライン光L2の像P21、P22を含む第2の画像としての画像B22、B23が取得される。すなわち、対象物の高さに応じて、撮像部20によって取得された画像に含まれるライン光の像が異なる。
また、第2の対象物120が第1の測定領域Z1及び第2の測定領域Z2を通過する場合には、第1の対象物110が第1の測定領域Z1を通過する場合と比較して、撮像部20によって取得された画像の遷移が異なる。詳細に言えば、第2の対象物120が第1の測定領域Z1及び第2の測定領域Z2を通過する場合には、画像B20、画像B21、画像B22及び画像B23の順に撮像される。また、第1の対象物110が第1の測定領域Z1を通過する場合には、画像B10及び画像B11の順に撮像される。
このように、対象物の高さに応じて、撮像部20によって取得された画像に含まれるライン光の像及び画像の遷移が異なることによって、測定部50は、対象物に投影されたライン光の像が、第1のライン光L1の像及び第2のライン光L2の像のいずれであるかを判別することができる。
〈実施の形態1の効果〉
以上に説明した実施の形態1によれば、形状測定装置100の撮像部20は、第1の測定領域Z1を通過する第1の対象物110を撮像し、且つ第2の測定領域Z2を通過する第2の対象物120を撮像する。測定部50は、第1の対象物110のうち第1のライン光L1が照射されている部分の第1の画像B11に基づいて第1の対象物110の形状を測定する。また、測定部50は、第2の対象物120のうち第2のライン光L2が照射されている部分の第2の画像B22、B23に基づいて第2の対象物120の形状を測定する。これにより、形状測定装置100は、1つの撮像部20によって、対象物の高さ方向における測定範囲を広げることができ、且つ対象物を高精度に測定することができる。よって、低コストで測定範囲を広げ、且つ高精度に対象物を測定する形状測定装置100を提供することができる。
また、実施の形態1によれば、1つの撮像部20が、対象物の高さに応じた複数の測定領域(すなわち、第1の測定領域Z1及び第2の測定領域Z2)を有する。これにより、第1の測定領域Z1を通過する対象物の形状を測定する場合及び第2の測定領域Z2を通過する対象物の形状を測定する場合のいずれであっても、測定部50において演算処理される画像の画素数は同じである。よって、測定部50における計算負荷が低減され、測定部50における計算処理を高速化することができる。
また、実施の形態1によれば、形状測定装置に2つの撮像部が備えられている構成と比較して、2つの撮像部によって取得されたそれぞれの画像の同期制御が不要となる。よって、簡易な形状測定装置100を提供することができる。したがって、実施の形態1によれば、低コストで、計算負荷が低減され、且つ簡易な形状測定装置100を提供することができる。
《実施の形態2》
図7は、実施の形態2に係る形状測定装置200及び対象物110をX軸方向に見た図である。図7において、図2に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、図2に示される符号と同じ符号が付される。実施の形態2に係る形状測定装置200は、Z軸方向において、第2の測定領域Z22の長さA22と第1の測定領域Z21の長さA21とが異なる点で、実施の形態1に係る形状測定装置100と相違する。これ以外の点については、実施の形態2に係る形状測定装置200は、実施の形態1に係る形状測定装置100と同じである。
図7に示されるように、形状測定装置200は、投光部10と、撮像部220と、測定部50とを有する。
撮像部220は、第1の測定領域Z21及び第2の測定領域Z22を通過する対象物110を撮像する。ここで、第1の測定領域Z21は、第1のライン光L1が通過する第1の平面V1と撮像部220の撮像視野F1とが交差する領域である。また、第2の測定領域Z22は、第2のライン光L2が通過する第2の平面V2と撮像部220の撮像視野F1とが交差する領域である。
実施の形態2では、Z軸方向において、第2の測定領域Z22の長さA22は、第1の測定領域Z21の長さA21と異なる。これにより、第2の測定領域Z22における分解能を、第1の測定領域Z21における分解能に対して変化することができる。図7に示す例では、長さA21が、長さA22より短い。ここで、第1の測定領域Z21及び第2の測定領域Z22のそれぞれの分解能は、撮像視野を画素数で割った値である。実施の形態2では、第1の測定領域Z21を通過する対象物110を撮像するときの画素数は、第2の測定領域Z22を通過する対象物110を撮像するときの画素数と同じである。そのため、長さA21が長さA22より短い場合、第1の測定領域21における分解能の値は、第2の測定領域Z22における分解能の値より小さくなる。これにより、第1の測定領域Z21における分解能を、第2の測定領域Z22における分解能に対して高めることができる。
第1のライン光L1の入射角、第2のライン光L2の入射角、撮像部220の位置及び撮像部220の光軸角度のうちの少なくとも1つが調整されることにより、長さA21を長さA22より短くすることができる。なお、長さA22が長さA21より短くてもよい。すなわち、長さA21及び長さA22のうち一方が、他方より短ければよい。なお、実施の形態2のように、長さA21と長さA22とが異なる場合、撮像部20の焦点位置は、第1の測定領域Z21及び第2の測定領域Z22のうちZ軸方向の長さが短い測定領域の範囲内に含まれていることが望ましい。
〈実施の形態2の効果〉
以上に説明した実施の形態2によれば、Z軸方向において、第2の測定領域Z22の長さA22は、第1の測定領域Z21の長さA21と異なる。これにより、第1の測定領域Z21における分解能を、第2の測定領域Z22における分解能に対して変化することができる。
Z軸方向において、第1の測定領域Z21の長さA21は、第2の測定領域Z22の長さA22より短い。これにより、第1の測定領域Z21における分解能を、第2の測定領域Z22における分解能に対して高めることができる。
《実施の形態3》
図8は、実施の形態3に係る形状測定装置300及び対象物110をX軸方向に見た図である。図8において、図2に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、図2に示される符号と同じ符号が付される。実施の形態3に係る形状測定装置300は、第1のライン光L31の焦点位置G1が第1の測定領域Z1に含まれ、且つ第2のライン光L32の焦点位置G2が第2の測定領域Z2に含まれている点で、実施の形態1に係る形状測定装置100と相違する。これ以外の点については、実施の形態3に係る形状測定装置300は、実施の形態1に係る形状測定装置100と同じである。
図8に示されるように、形状測定装置300は、投光部310と、撮像部20と、測定部50とを有する。
投光部310は、コリメートレンズ及びシリンドリカルレンズを有し(例えば、上述した図2に示されるコリメートレンズ10b及びシリンドリカルレンズ10c)、当該コリメートレンズ及びシリンドリカルレンズのそれぞれの配置は、調整されている。コリメートレンズは、スポット光源から照射された光をコリメートする。シリンドリカルレンズは、コリメートレンズによってコリメートされた光のパターンをライン状に集光する。投光部310は、ライン状の光である第1のライン光L31及びライン状の光である第2のライン光L32を照射する。第1のライン光L31及び第2のライン光L32はそれぞれ、Y軸方向に広がりを持つ。図8に示す例では、第1のライン光L31のY軸方向の幅をw1、第2のライン光L32のY軸方向の幅をw2とする。
実施の形態3では、幅w1が最も細くなる位置である第1のライン光L31の焦点位置G1が、第1の測定領域Z1内に含まれている。これにより、対象物110が第1の測定領域Z1を通過する場合に、当該対象物110には、集光された第1のライン光L1が照射される。よって、対象物110に投影された第1のライン光L1の像の位置精度が向上するため、測定部50における対象物110の高さH1の算出精度を向上させることができる。
また、幅w2が最も細くなる位置である第2のライン光L32の焦点位置G2が、第2の測定領域Z2内に含まれている。これにより、対象物が第2の測定領域Z2を通過する場合に、当該対象物には、集光された第2のライン光L2が照射される。よって、第2の測定領域Z2を通過する対象物に投影された第2のライン光L2の像の位置精度が向上するため、測定部50における対象物の高さの算出精度を向上させることができる。
例えば、投光部310に備えられているコリメートレンズ(図示せず)のZ軸方向における位置を所定の位置に調整することで、焦点位置G1を第1の測定領域Z1に含めることができ、且つ焦点位置G2を第2の測定領域Z2に含めることができる。
〈実施の形態3の効果〉
以上に説明した実施の形態3によれば、第1のライン光L1の焦点位置G1が、第1の測定領域Z1に含まれている。これにより、対象物110が第1の測定領域Z1を通過する場合に、測定部50における対象物110の高さH1の算出精度を向上させることができる。
また、実施の形態3によれば、第2のライン光L2の焦点位置G2が、第2の測定領域Z2に含まれている。これにより、対象物が第2の測定領域Z2を通過する場合に、測定部50における当該対象物の高さの算出精度を向上させることができる。
《実施の形態4》
図9は、実施の形態4に係る形状測定装置400及び対象物130をX軸方向に見た図である。図9において、図2に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、図2に示される符号と同じ符号が付される。実施の形態4に係る形状測定装置400は、第2の投光部30及び第2の撮像部40を更に有する点で、実施の形態1に係る形状測定装置100と相違する。これ以外の点については、実施の形態4に係る形状測定装置400は、実施の形態1に係る形状測定装置100と同じである。
図9に示される対象物130は、測定対象物の一例である。対象物130の形状は、実施の形態1の第1の対象物110及び第2の対象物120のそれぞれの形状と異なる。図9に示す例では、X軸方向に見たときの対象物130の形状は、台形である。すなわち、実施の形態4では、対象物130におけるY軸方向を向く側面132、133は、傾斜面である。実施の形態1に係る形状測定装置100(例えば、図1及び2参照)が対象物130の形状を測定する場合、第1の撮像部20は、-Y軸方向を向く側面132に投影されたライン光のパターンを撮像することができる。しかし、+Y軸方向を向く側面133の勾配の大きさによっては、第1の撮像部20は、側面133に投影されたライン光のパターンを撮像することができない。このように、対象物130の形状によっては、第1の撮像部20によって撮像することができない死角となる領域(例えば、+Y軸方向を向く側面133)ができることがある。
形状測定装置400は、第1の投光部10と、第1の撮像部20と、第2の投光部30と、第2の撮像部40と、測定部50とを有する。
第2の投光部30は、ライン状の光である第3のライン光L3及びライン状の光である第4のライン光L4を照射する。第3のライン光L3及び第4のライン光L4は、X軸方向に広がりを持つ光である。第3のライン光L3及び第4のライン光L4は、対象物130の表面に投影される。対象物130の表面に投影された第3のライン光L3及び第4のライン光L4のそれぞれの像の形状は、X軸方向に伸びるライン状である。
第4のライン光L4は、走査方向であるY軸方向において、第3のライン光L3から離れた位置から照射される。第4のライン光L4は、X軸方向において、第3のライン光L3と平行である。なお、第4のライン光L4は、X軸方向に限らず、予め決められた一方向において、第3のライン光L3と平行であればよい。
第2の投光部30は、第1の投光部10より+Y軸側に配置されている。第3のライン光L3及び第4のライン光L4の照射方向は、第1のライン光L1及び第2のライン光L2の照射方向と異なる。第3のライン光L3及び第4のライン光L4は、対象物130ののうち第1の撮像部20によって撮像することができない+Y軸方向を向く側面133に照射されている。
第2の撮像部40は、第1の撮像視野F1と異なる第2の撮像視野F2を有する。第2の撮像視野F2の向きは、第2の投光部30による第3のライン光L3及び第4のライン光L4の照射方向と異なる。第2の撮像部40は、例えば、CCDイメージセンサを有するカメラである。第2の撮像部40は、第3の測定領域Z3を通過する対象物130を撮像する。ここで、第3の測定領域Z3は、第3のライン光L3が通過する第3の平面V3と第2の撮像視野F2とが交差する領域である。第3の平面V3は、仮想のX-Z平面である。図9に示す例では、基準面Sからの対象物130の高さH3は、第3の測定領域Z3及び第1の測定領域Z1に含まれる。なお、第3のライン光L3及び第4のライン光L4は、入射角によっては、X-Z平面と平行にならない場合もあるが、X-Z平面に沿って照射される。そのため、第3の平面V3及び後述する第4のライン光L4が通過する第4の平面V4のそれぞれを、「仮想のX-Z平面」と称する。
また、第2の撮像部40は、第3の測定領域Z3と異なる第4の測定領域Z4を通過する対象物を撮像する。第4の測定領域Z4は、第4のライン光L4が通過する第4の平面V4と第2の撮像視野F2とが交差する領域である。第4の平面V4は、仮想のX-Z平面である。
第4の測定領域Z4は、第3の測定領域Z3より第2の投光部30側(すなわち、+Z軸側)に配置されている。第4の測定領域Z4は、Z軸方向において、第3の測定領域Z3と隣接して配置されている。また、Z軸方向において、第4の測定領域Z4は、第3の測定領域Z3と重なっていない。なお、第4の測定領域Z4の大半が第3の測定領域Z3と重なっていなければ、第4の測定領域Z4の一部は、第3の測定領域Z3と重なっていてもよい。すなわち、第4の測定領域Z4は、第3の測定領域Z3と重ならない領域を含んでいればよい。
ここで、第4のライン光L4の入射角は、第3のライン光L3の入射角と異なる。これにより、第4の測定領域Z4を、第3の測定領域Z3と異なる領域とすることができる。実施の形態4では、第4のライン光L4は、基準面Sの法線に沿って、対象物130に入射しているため、第4のライン光L4の入射角は0度である。これに対して、第3のライン光L3の入射角は、0度より大きい。なお、第4のライン光L4の入射角は、第3のライン光L3の入射角と同じであってもよい。
また、第2の撮像部40の位置及び第2の撮像部40の光軸角度が調整されることによって、第4の測定領域Z4を、第3の測定領域Z3と異なる領域とすることができる。また、第2の撮像部40の光軸は、対象物130のY軸方向の中心を通って基準面Sに垂直な中心線Cを挟んで、第1の撮像部20の光軸と反対側に配置されている。言い換えれば、第2の撮像部40は、Y軸方向において、第1の投光部10及び第2の投光部30を挟んで、第1の撮像部20と反対側に配置されている。
測定部50は、第1の撮像部20によって取得されたライン光の像を含む画像と第2の撮像部40によって取得されたライン光の像を含む画像と基づいて、対象物130の形状を測定する。
対象物130の高さH3が第1の測定領域Z1及び第3の測定領域Z3に含まれる場合、測定部50は、対象物130のうちのライン光L1が照射されている部分である上面131の領域131aの画像である第1の画像と、第3のライン光L3が照射されている部分である上面131の領域131bの画像である第3の画像とに基づいて、対象物130の形状を測定する。これにより、対象物130のうち第1の撮像部20の死角となっている領域131bについては、第2の撮像部40によって取得された第3の画像に基づいて、対象物130の形状を測定することができる。
仮に、対象物130の高さH3が第2の測定領域Z2及び第4の測定領域Z4に含まれる場合、測定部50は、対象物130のうちの第2のライン光L2が照射されている部分の画像である第2の画像と、第4のライン光L4が照射されている部分の画像である第4の画像とに基づいて、対象物130の形状を測定する。
ここで、第1の撮像部20によって取得された画像と第2の撮像部40によって取得された画像とが共通する場合がある。この場合、測定部50は、第1の撮像部20によって取得された画像及び第2の撮像部40によって取得された画像の両方に基づいて、対象物130の高さ情報を示すデータを算出する。なお、測定部50は、第1の撮像部20によって取得された画像と第2の撮像部40によって取得された画像のうち一方の画像に基づいて、上記データを算出してもよい。
〈実施の形態4の効果〉
以上に説明した実施の形態4によれば、形状測定装置400に第2の投光部30及び第2の撮像部40が備えられている。これにより、対象物130のうち第1の撮像部20の死角となっている領域(具体的には、+Y軸方向を向く側面133)、すなわち、対象物130のオクルージョン部分の形状を測定することができる。
10 第1の投光部、 20、220 第1の撮像部、 30 第2の投光部、 40 第2の撮像部、 50 測定部、 100、200、300、400 形状測定装置、 110、120、130 対象物、 A1、A2、A3、A4、A21、A22 長さ、 B10、B11、B20、B21、B22、B23 画像、 F1 第1の撮像視野、 F2 第2の撮像視野、 G1、G2 焦点位置、 L1、L31 第1のライン光、 L2、L32 第2のライン光、 L3 第3のライン光、 L4 第4のライン光、 V1 第1の平面、 V2 第2の平面、 V3 第3の平面、 V4 第4の平面、 Z1、Z21 第1の測定領域、 Z2、Z22 第2の測定領域。

Claims (9)

  1. ライン状の光である第1のライン光及びライン状の光である第2のライン光を照射する第1の投光部と、
    第1の撮像視野を有し、前記第1のライン光が通過する第1の平面と前記第1の撮像視野とが交差する領域である第1の測定領域を通過する対象物を撮像し、前記第2のライン光が通過する第2の平面と前記第1の撮像視野とが交差する領域であり、前記第1の測定領域と異なり、前記第1の測定領域より前記第1の投光部側に配置されている第2の測定領域を通過する前記対象物を撮像する第1の撮像部と、
    前記第1の測定領域を通過する前記対象物の前記第1のライン光が照射されている部分の画像である第1の画像と前記第2の測定領域を通過する前記対象物の前記第2のライン光が照射されている部分の画像である第2の画像とに基づいて前記対象物の形状を測定する測定部と
    を有することを特徴とする形状測定装置。
  2. 前記対象物への前記第2のライン光の入射角である第2の入射角は、前記対象物への前記第1のライン光の入射角である第1の入射角以上である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の形状測定装置。
  3. 前記第2の入射角は、前記第1の入射角より大きい、
    ことを特徴とする請求項2に記載の形状測定装置。
  4. 前記対象物が載せられた基準面からの前記対象物の高さの方向において、前記第2の測定領域の長さ及び前記第1の測定領域の長さのうち一方の長さが、他方の長さ以下である、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の形状測定装置。
  5. 前記第1の測定領域の長さは、前記第2の測定領域の長さより短い、
    ことを特徴とする請求項4に記載の形状測定装置。
  6. 前記第1のライン光の焦点位置が、前記第1の測定領域に含まれる、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の形状測定装置。
  7. 前記第2のライン光の焦点位置が、前記第2の測定領域に含まれる、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の形状測定装置。
  8. ライン状の光である第3のライン光及びライン状の光である第4のライン光を照射する第2の投光部と、
    前記第1の撮像視野と異なる第2の撮像視野を有し、前記第3のライン光が通過する第3の平面と前記第2の撮像視野とが交差する領域である第3の測定領域を通過する対象物を撮像し、前記第4のライン光が通過する第4の平面と前記第2の撮像視野とが交差する領域であり、前記第3の測定領域と異なり、前記第3の測定領域より前記第2の投光部側に配置されている第4の測定領域を通過する前記対象物を撮像する第2の撮像部と
    を更に有し、
    前記測定部は、前記第1の画像、前記第2の画像、前記第3の測定領域を通過する前記対象物の前記第3のライン光が照射されている部分の画像である第3の画像、及び前記第4の測定領域を通過する前記対象物の前記第4のライン光が照射されている部分の画像である第4の画像に基づいて前記対象物の形状を測定する、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の形状測定装置。
  9. 前記第3のライン光及び前記第4のライン光の照射方向は、前記第1のライン光及び前記第2のライン光の照射方向と異なる、
    ことを特徴とする請求項8に記載の形状測定装置。
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