特許法第30条第2項適用 令和4年7月11日~令和4年8月10日ZOOM(https://zoom.us/signin#/login/)株式会社ユーザベースが、猪瀬竜馬、鈴木啓太及び高信真司が発明したクライアント情報自動連携機能を追加したオンライン商談自動化ツール「アンプトーク」のテスト利用を行った
特許法第30条第2項適用 令和4年8月23日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000084890.html株式会社PR TIMESが上記アドレスのウェブサイトで公開されている株式会社PR TIMESのウェブサイトにて、猪瀬竜馬、鈴木啓太、高信真司が発明したクライアント情報自動連携機能を追加したオンライン商談自動化ツール「アンプトーク」について公開した
特許法第30条第2項適用 令和4年8月23日オンライン商談自動化ツール「アンプトーク」ログイン情報入力前のアドレス:https://amptalk.net/ログイン情報入力後のアドレス:http://amptalk.net/homeamptalk株式会社が、上記アドレスのウェブサイトで公開されているamptalk株式会社のオンライン商談自動化ツール「アンプトーク」のウェブサイトにて、猪瀬竜馬、鈴木啓太、高信真司が発明したクライアント情報自動連携機能を追加したオンライン商談自動化ツール「アンプトーク」の提供を開始した
特許法第30条第2項適用 令和4年8月23日amptalk株式会社が、株式会社PR TIMESを通じて、猪瀬竜馬、鈴木啓太、高信真司が発明したクライアント情報自動連携機能を追加したオンライン商談自動化ツール「アンプトーク」について公開した
以下、情報処理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、オンライン会議(以下、適宜「会議」と言う)の前、会議中、または会議の後(通常、会議の直後)の3以上の時点の中のいずれか1以上の時点に受け付けられた受付情報を取得し、当該受付情報に基づく加工情報を取得し、当該加工情報を蓄積する情報処理装置について説明する。
また、本実施の形態において、ユーザの会議への入室時に得られた入室時入力情報を用いて、外部装置を検索し、当該検索した情報を出力する情報処理装置について説明する。
また、本実施の形態において、1以上の各条件に対応付けて、入室時入力情報を入力するためのフォーム情報が管理されており、ユーザが合致する条件と対になるフォーム情報を出力する情報処理装置について説明する。
また、本実施の形態において、1以上の各条件に対応付けて、会議中に得られるべき会話時入力情報を入力するフォーム情報が管理されており、ユーザが合致する条件と対になるフォーム情報を出力する情報処理装置について説明する。
情報処理装置について説明する。
また、本実施の形態において、ユーザの会話を支援する質問情報の集合を出力する情報処理装置について説明する。
また、本実施の形態において、1以上の各条件に対応付けて、質問情報が管理されており、ユーザが合致する条件と対になる質問情報を出力する情報処理装置について説明する。
また、本実施の形態において、ユーザが入力していない情報について、会議における音声情報を含む会話情報を解析した結果である加工情報を採用する情報処理装置について説明する。
さらに、本実施の形態において、加工情報を外部装置に蓄積する情報処理装置について説明する。
なお、本明細書において、情報Xが情報Yに対応付いていることは、情報Xから情報Yを取得できること、または情報Yから情報Xを取得できることであり、その対応付けの方法は問わない。情報Xと情報Yとがリンク付いていても良いし、同じバッファに存在していても良いし、情報Xが情報Yに含まれていても良いし、情報Yが情報Xに含まれている等でも良い。
図1は、本実施の形態における情報システムAの概念図である。情報システムAは、通常、情報処理装置1、1または2以上の端末装置2、1または2以上の会議支援装置3、および1または2以上の外部装置4を備える。
情報処理装置1は、会議に関して受け付けられた情報を取得し、蓄積する装置である。情報処理装置1は、会議を支援する機能を有しても良い。かかる機能は、例えば、Zoom(登録商標)が提供するウェブ会議の機能、Teams(登録商標)が提供するウェブ会議の機能である。情報処理装置1は、例えば、クラウドサーバ、ASPサーバであるが、その種類は問わない。情報処理装置1が端末である場合、情報システムAに端末装置2は不要である、または情報処理装置1が端末装置2を兼ねる、と考えて良い。情報処理装置1が端末である場合、情報処理装置1は、例えば、いわゆるパソコン、スマートフォン、タブレット端末であるが、その種類は問わない。
端末装置2は、ユーザが使用する端末である。ユーザは、通常、会議の参加者である。端末装置2には、会議における相手側の映像や音声が出力される。端末装置2には、情報処理装置1が提供するユーザ情報、入室時フォーム、会話時フォーム、質問集合等が出力される。端末装置2は、例えば、いわゆるパソコン、スマートフォン、タブレット端末であるが、その種類は問わない。
会議支援装置3は、2以上のユーザ間の会話を支援する会話アプリを機能させる装置である。会話アプリとは、会話を支援するアプリケーションである。会話は、例えば、オンライン会議での会話であるが、電話による会話でも良い。会話アプリは、例えば、ウェブ会議のアプリ、電話のアプリである。会話アプリは、例えば、Zoom(登録商標)、Teams(登録商標)、Zoom(登録商標)Phoneである。会議支援装置3は、通常、サーバであり、例えば、クラウドサーバ、ASPサーバであるが、その種類は問わない。
外部装置4は、情報処理装置1とは異なる装置である。外部装置4は、例えば、データを管理する装置である。データは、例えば、人事情報、顧客情報、営業情報であるが、その種類は問わない。外部装置4は、例えば、CRM(顧客管理システム)のサーバである。外部装置4は、例えば、Salesforce(登録商標)のサーバ、サイボウズ(登録商標)のサーバである。外部装置4は、通常、サーバである。外部装置4は、人事情報の管理機能、顧客情報の管理機能、営業情報の管理機能等の、オンライン会議とは無関係な機能を有することは好適である。外部装置4は、例えば、クラウドサーバ、ASPサーバであるが、データベース装置等でも良く、その種類は問わない。
情報処理装置1と1以上の各端末装置2、情報処理装置1と1以上の各外部装置4、および1以上の各端末装置2と1以上の各外部装置4とは、インターネット等のネットワークにより通信可能であることは好適である。
図2は、本実施の形態における情報システムAのブロック図である。図3は、情報処理装置1のブロック図である。
情報処理装置1は、格納部11、受付部12、処理部13、および出力部14を備える。格納部11は、会話格納部111、入室時フォーム管理部112、会話時フォーム管理部113、および質問管理部114を備える。受付部12は、情報受付部121を備える。処理部13は、入室時フォーム取得部131、検索部132、会話時フォーム取得部133、質問取得部134、情報取得部135、および蓄積部136を備える。出力部14は、ユーザ情報出力部141、入室時フォーム出力部142、会話時フォーム出力部143、および質問出力部144を備える。
端末装置2は、端末格納部21、端末受付部22、端末処理部23、端末送信部24、端末受信部25、および端末出力部26を備える。
情報処理装置1を構成する格納部11には、各種の情報が格納される。各種の情報は、例えば、後述する会話情報、各種のフォーム情報、後述する質問集合、1または2以上のユーザ管理情報、会議情報、1または2以上の蓄積制御情報である。各種のフォーム情報は、例えば、後述する入室時フォーム情報、後述する会話時フォーム情報、または後述する退室時フォーム情報である。
ユーザ管理情報とは、会議に参加するユーザに関する情報である。ユーザ管理情報は、ユーザ識別子と1または2以上のユーザ属性値とを有する。ユーザ識別子とは、ユーザを識別する情報である。ここでのユーザ識別子は、例えば、ユーザID、メールアドレス、電話番号である。ユーザ属性値とは、ユーザの属性値である。ユーザ属性値は、例えば、ユーザの所属(例えば、会社名、学校名)、ユーザの役職、氏名、住所、年齢、性別である。
会議情報とは、会議に関する情報である。会議情報は、例えば、1以上の会話属性値を有する。会話属性値とは、会話に関する属性値である。会話属性値は、例えば、タイトル情報、1または2以上の主催者情報、1または2以上の参加者情報、日時、時間帯である。
蓄積制御情報とは、加工情報を蓄積するために使用される情報である。蓄積制御情報は、例えば、フォーム特定情報、蓄積先情報、蓄積方法情報、API、属性対応情報を有する。フォーム特定情報とは、加工情報が取得される元になる情報が入力されるフォームを特定する情報である。フォーム特定情報は、例えば、1または2以上のフォーム識別子である。フォーム識別子とは、フォーム情報を識別する情報である。蓄積先情報とは、加工情報を蓄積する先を特定する情報である。蓄積先情報は、例えば、装置識別子を有する。蓄積先情報は、例えば、テーブル識別子を有する。装置識別子は、例えば、外部装置4または情報処理装置1を識別する情報である。装置識別子は、例えば、IPアドレス、装置のIDである。テーブル識別子は、例えば、テーブル名、テーブルのIDである。蓄積方法情報とは、加工情報を蓄積する方法を特定する情報である。蓄積方法情報は、例えば、常にレコードを追記する「APPEND」、または同一のキーのレコードが存在すればアップデートし、同一のキーのレコードが存在しなければレコードを追記する「UPDATE OR APPEND」である。APIは、加工情報を蓄積するためのAPIを示す情報であり、例えば、関数名、メソッド名である。属性対応情報は、加工情報を構成する1以上の各要素情報と、蓄積先のテーブルの属性との対応を示す情報である。
会話格納部111には、には、1または2以上の会話情報が格納される。会話情報は、音声情報を有する。会話情報は、映像を有することは好適である。会話情報は、音声情報だけでも良い。
会話情報とは、複数のユーザ間の会話の間に取得された情報である。音声情報は、複数のユーザ間の会話の間の音声を録音された情報である。映像は、複数のユーザ間の会話の際に録画された動画である。会話は、例えば、会議における会話であるが、その内容等は問わない。会話は、ビジネスにおける会議での会話であることは好適であるが、会話の目的や内容は問わない。なお、会話は、会議と言い換えても良い場合がある。
会話情報には、1または2以上の会話属性値が対応付いていることは好適である。会話属性値とは、会話に関する属性値である。会話属性値は、例えば、タイトル情報、主催者情報、1以上の参加者情報、日時、時間帯である。
タイトル情報とは、会議のタイトルを特定する情報である。タイトル情報は、通常、文字列である。会議のタイトルは、会話のタイトルと言っても良い。
主催者情報とは、会議の主催者に関する情報である。主催者情報は、例えば、主催者識別子、1以上の主催者属性値を有する。主催者識別子とは、主催者を識別する情報である。主催者識別子は、例えば、主催者の氏名、主催者のIDである。主催者識別子は、例えば、主催者のユーザ識別子である。主催者属性値は、例えば、主催者の所属、主催者の役職である。主催者の所属は、例えば、主催者の会社名、主催者の所属部署名である。なお、通常、主催者も参加者である。
参加者情報とは、会議の参加者に関する情報である。参加者情報は、例えば、参加者識別子、1以上の参加者属性値を有する。参加者識別子とは、参加者を識別する情報である。参加者識別子は、例えば、参加者の氏名、参加者のIDである。参加者識別子は、例えば、参加者のユーザ識別子である。参加者属性値は、例えば、参加者の所属、参加者の役職である。参加者の所属は、例えば、参加者の会社名、参加者の所属部署名である。参加者とは、会話の参加者である。参加者は、ユーザと言っても良い。
日時とは、会議の開催日時であり、例えば、開始時刻、または開始時刻と終了時刻である。時間帯とは、会話の時間帯を特定する情報である。
入室時フォーム管理部112には、1または2以上の入室時フォーム情報が格納される。1以上の各入室時フォーム情報は、入室時条件に対応付いていることは好適である。
入室時フォーム情報とは、入室時入力情報を入力するためのフォームを構成するための情報である。入室時フォーム情報とは、会議への入室時等であり、会議の前に、端末装置2に出力されるフォームを構成するための情報である。なお、フォームは、通常、ユーザが情報を入力できる画面である。フォームは、例えば、1以上のフィールド、1以上のチェックボックス、1以上のボタン等のうち、1または2種類以上のユーザインターフェイスを有する。また、入室時フォーム情報等のフォーム情報のデータ形式や実現手段は問わない。フォーム情報は、例えば、HTML、XML、データの集合、プログラムまたはそれらの組み合わせ等により実現される。
入室時条件とは、対になる入室時フォーム情報を出力するための条件である。入室時条件は、例えば、ユーザ条件、会話属性値条件である。ユーザ条件とは、ユーザに関する条件である。ユーザ条件は、例えば、1または2以上のユーザ識別子(会議の参加者に特定の1以上のユーザが含まれること)、ユーザが属する1または2以上のグループのグループ識別子(会議の参加者に特定の1以上のグループに属するユーザが含まれること)である。会話属性値条件とは、1以上の会話属性値に関する条件である。会話属性値条件は、例えば、タイトル条件、日時条件、時間帯条件である。タイトル条件とは、タイトル情報に関する条件である。タイトル条件は、例えば、タイトル情報に特定の用語を含むことである。日時条件とは、日時に関する情報である。日時条件は、例えば、特定の曜日であること、特定の日であることである。時間帯条件とは、時間帯に関する情報である。時間帯条件は、例えば、特定の時間帯(例えば、夜の10時から朝の7時までの間)であることである。
会話時フォーム管理部113には、1または2以上の会話時フォーム情報が格納される。1以上の各会話時フォーム情報は、会話時条件に対応付いていることは好適である。
会話時フォーム情報とは、会話時入力情報を入力するためのフォームを構成するための情報である。会話時フォーム情報とは、会議の間のすべての時間または会議の間における所定時間以上の間に、端末装置2に出力されているフォームを構成するための情報である。
会話時条件とは、対になる会話時フォーム情報を出力するための条件である。会話時条件は、例えば、ユーザ条件、会話属性値条件である。
なお、格納部11の退室時フォーム情報とは、退室時フォーム情報を入力するためのフォームを構成するための情報である。退室時フォーム情報とは、会議の終了後に出力されるフォームを構成するための情報である。退室時フォーム情報は、退室時条件に対応付いていることは好適である。なお、会議の終了後とは、通常、会議の退室時であるが、会議の退室後の相当時間経過後でも良い。
退室時条件とは、対になる退室時フォーム情報を出力するための条件である。退室時条件は、例えば、ユーザ条件、会話属性値条件である。
質問管理部114には、1または2以上の質問集合が格納される。1以上の各質問集合は、質問条件に対応付いていることは好適である。
質問集合とは、1または2以上の質問情報の集合である。質問情報とは、オンライン会議において、一のユーザが他のユーザに質問するべき内容を示す情報である。質問情報は、通常、文字列であるが、静止画、または動画等でも良く、そのデータタイプは問わない。質問情報には、チェックボックスが対応付いていても良い。
受付部12は、各種の指示や情報を受け付ける。各種の指示や情報は、例えば、後述する受付情報、会話情報、各種の指示である。各種の指示は、例えば、入室指示、開始指示、退室指示である。受付部12は、例えば、端末装置2から各種の指示や情報を受信するが、会議支援装置3から各種の指示や情報を受信しても良い。
入室指示とは、会議への入室の指示である。入室指示は、通常、ユーザ識別子に対応付いている。受付部12は、例えば、端末装置2から入室指示を受信するが、会議支援装置3から入室指示を受信しても良い。
開始指示とは、会議の開始の指示である。開始指示とは、会議が開始されること、または開始されたことを特定できる情報でも良い。開始されたことを特定できる情報は、例えば、会議の映像または音声情報である。受付部12は、例えば、端末装置2から開始指示を受信するが、会議支援装置3から開始指示を受信しても良い。
退室指示とは、会議への退室の指示である。退室指示は、通常、ユーザ識別子に対応付いている。受付部12は、例えば、端末装置2から退室指示を受信するが、会議支援装置3から退室指示を受信しても良い。
ここでは、受け付けとは、通常、端末装置2または会議支援装置3からの受信であるが、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念であっても良い。
情報受付部121は、1または2以上の受付情報を取得する。ここでの取得は、通常、端末装置2からの受信であるが、取得の手段や経路は問わない。取得は、受け付けと同じ概念あっても良い。
受付情報とは、会議に伴い取得される情報である。受付情報は、例えば、オンライン会議前、オンライン会議中、またはオンライン会議後の3以上の時点の中のいずれか1以上の時点に受け付けられた情報である。受付情報は、例えば、入力情報である。入力情報とは、ユーザが入力した情報である。入力情報は、例えば、入室時入力情報、会話時入力情報、会話後入力情報、または回答情報である。受付情報は、例えば、会話情報である。会話情報は、会議におけるユーザの会話の音声情報を含む。会話情報は、映像を含むことは好適である。
入室時入力情報とは、会議への入室時に入力された情報である。会議への入室時とは、通常、会議への入室前であるが、会議への入室直後でも良い。入室時入力情報は、通常、会議への入室直前または直後に入力された情報である。ただし、入室時入力情報は、入室の時よりかなり前に入力した情報でも良い。なお、会議への入室とは、オンライン会議への参加である。また、ここでの入力された情報とは、通常、ユーザが入力した情報である。
会話時入力情報とは、会議の最中に入力された情報である。会話時入力情報は、ユーザが会議の間に入力した情報、または会議の間に受け付けられた会話情報から取得された情報である。
会話後入力情報とは、会議後に、ユーザにより入力された情報である。ここでの会議後とは、会議の終了直後であることは好適であるが、会議後、相当時間が経過した後でも良い。
回答情報とは、質問に対する回答に基づく情報である。回答情報は、通常、質問に対する回答を特定する情報であるが、質問に対する回答から取得された情報でも良い。質問に対する回答は、ユーザが入力した情報でも良いし、会話情報から取得された情報でも良い。会話情報から取得された情報とは、会話の音声情報に対して文字認識処理を行い、取得された文字列から取得された情報である。音声情報から取得された情報は、例えば、一のユーザの質問を示す音声情報に対する回答である音声情報に対して文字認識処理を行い、取得された文字列、または当該文字列から取得された情報である。
処理部13は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、入室時フォーム取得部131、検索部132、会話時フォーム取得部133、質問取得部134、情報取得部135、蓄積部136が行う処理である。
処理部13は、例えば、以下の(1)オンライン会議支援処理、(2)会話情報取得処理、(3)解析処理を行う。
(1)オンライン会議支援処理
処理部13は、例えば、2以上の各ユーザがオンライン会議を行うことの支援を行う。オンライン会議支援処理は、ZoomやTeamsと同じ処理であり、公知技術であるので、詳細な説明は省略する。
(2)会話情報取得処理について、
処理部13は、会話情報を取得する。処理部13は、例えば、処理部13が支援しているオンライン会議における会話情報を取得する。
また、処理部13は、例えば、1または2以上の各会議支援装置3から会話情報を受信する。処理部13が会話情報を取得する方法は、プッシュ型でもプル型でも良い。プッシュ型とは、処理部13が会議支援装置3から送信された会話情報を受信することである。プル型とは、処理部13が会議支援装置3を検査しに行き、会話情報を会議支援装置3から取得することである。
処理部13は、1または2以上のユーザ識別子に対応付いた会話情報を取得することは好適である。ここでのユーザ識別子は、会話の当事者であるユーザを識別する情報である。ここでのユーザ識別子は、例えば、メールアドレス、電話番号、会議のユーザのIDである。
また、処理部13は、取得した会話情報の一部または全部を蓄積することは好適である。処理部13は、例えば、処理部13が取得した会話情報が有する音声情報を蓄積する。処理部13が情報を蓄積する先は、例えば、会話格納部111であるが、外部装置4でも良く、問わない。なお、会話情報は、例えば、mp3のファイル、またはmp4のファイルであるが、そのデータタイプは問わない。
(3)解析処理
処理部13は、取得した会話情報に含まれる音声情報の解析結果を取得する。処理部13は、自ら音声情報を解析し、解析結果を取得しても良いし、外部の装置が取得した解析結果を取得しても良い。外部の装置は、会議支援装置3でも良いし、図示しない他の装置でも良い。解析結果は、例えば、タグである。処理部13は、例えば、処理部13が取得した会話情報に含まれる音声情報を、図示しない外部の装置に渡し、当該外部の装置から解析結果を受信する。
解析結果は、例えば、音声情報を分割した2以上の各部分音声の音声認識結果である部分文字列、1以上のタグ、1以上のクラス識別子のうちの1または2種類以上の情報を有する。
処理部13は、例えば、音声情報に対して音声認識処理を行った結果である会話文字列を取得する。処理部13が音声情報に対して音声認識処理を行っても良いし、図示しない音声認識サーバに音声情報を渡し、当該音声認識サーバから会話文字列を受信しても良い。つまり、音声認識処理を行う装置またはプログラムの存在場所は問わない。次に、処理部13は、例えば、音声情報に基づいて、部分文字列に対する発話を行ったユーザを決定する。処理部13は、例えば、音声情報を分割した部分音声から1以上の音声特徴量を取得し、当該1以上の音声特徴量を用いて、当該部分音声を発話したユーザを決定する。なお、ユーザを決定することは、例えば、ユーザ識別子を取得すること、他のユーザと区別することである。処理部13は、例えば、部分音声と対にして、ユーザ識別子を取得する。次に、処理部13は、例えば、1または2以上の各部分文字列に対する1または2以上のタグを取得する。処理部13は、例えば、各部分文字列の中に含まれる用語と対になるタグを対応表から取得する。処理部13は、例えば、各部分文字列を、クラスを決定するモジュールに与え、当該モジュールを実行し、クラスを取得する。かかるクラスは、タグとなり得る。文字列を与え、クラスを決定するモジュールは、公知のモジュールであるので、詳細な説明を省略する。
入室時フォーム取得部131は、入室時フォーム情報を取得する。入室時フォーム取得部131は、ユーザの入室時に、入室時フォーム管理部112から、入室時フォーム情報を取得することは好適である。入室時フォーム取得部131は、例えば、会議の入室指示の受け付けに応じて、入室時フォーム情報を取得することは好適である。ただし、入室時フォーム取得部131が入室時フォーム情報を取得するトリガーは問わない。入室時フォーム取得部131は、会議の前に、入室時フォーム情報を取得すれば良い。
入室時フォーム取得部131は、会議に参加するユーザが合致する入室時条件と対になる入室時フォーム情報を取得することは好適である。なお、ユーザが合致する入室時条件とは、会議の参加者であるユーザに合致する入室時条件である。ユーザに合致する入室時条件とは、例えば、当該ユーザの1以上のユーザ属性値と当該会議の1以上の会話属性値のうちの1以上の情報が合致する入室時条件である。
入室時フォーム取得部131は、全ユーザに共通の入室時フォーム情報を取得しても良い。
検索部132は、情報受付部121が受け付けた入室時入力情報を用いて、ユーザ情報を外部装置4から取得する。ユーザ情報とは、当該入室時入力情報を入力したユーザに関する情報である。ユーザ情報は、例えば、ユーザの氏名、ユーザの所属、役職である。ユーザの所属とは、例えば、ユーザの会社名、ユーザの所属部署である。
検索部132は、情報受付部121が受け付けた入室時入力情報に含まれるユーザ識別子をキーとして、外部装置4からユーザ情報を検索する。ユーザ識別子は、例えば、メールアドレス、電話番号、ユーザIDである。
検索部132は、通常、情報受付部121が入室時入力情報を受け付けたことをトリガーとして、ユーザ情報を外部装置4から取得する。ただし、検索部132がユーザ情報を取得するトリガーは問わない。なお、検索部132が取得したユーザ情報が、当該ユーザ情報に対応する一のユーザとは異なる他のユーザの端末装置2に出力されることにより、当該他のユーザは、会議の相手である一のユーザの情報を見て、会議を進めることができる。
会話時フォーム取得部133は、会話時入力情報を入力するための会話時フォーム情報を会話時フォーム管理部113から取得する。なお、会話時フォーム情報は、質問集合を含んでも良い。かかる場合、会話時フォーム取得部133は、質問集合を取得する、と言える。会話時フォーム取得部133は、オンライン会議に参加する一のユーザが合致する質問条件と対になる質問集合を取得しても良い。
会話時フォーム取得部133は、会議に参加するユーザが合致する会話時条件と対になる会話時フォーム情報を取得することは好適である。会話時フォーム取得部133は、全ユーザに共通の会話時フォーム情報を取得しても良い。
会話時フォーム取得部133は、会議の開始時に会話時フォーム情報を会話時フォーム管理部113から取得することは好適である。ただし、会話時フォーム取得部133が会話時フォーム情報を取得するトリガーやタイミングは問わない。なお、会話時フォームが端末装置2に出力されることにより、ユーザは、会議中に、記録として残すべき情報を入力できたり、取得できたりする。
質問取得部134は、質問集合を質問管理部114から取得する。質問集合とは、1または2以上の質問情報の集合である。質問情報とは、質問を特定する情報である。質問は、会議において一のユーザが他のユーザに問うべきことである。質問取得部134は、一のユーザが合致する質問条件と対になる質問集合を質問管理部114から取得することは好適である。
質問取得部134は、会議の開始時に質問集合を質問管理部114から取得することは好適である。ただし、質問取得部134が質問集合を取得するトリガーやタイミングは問わない。なお、質問集合を見たユーザは、当該質問集合が有する質問を見ながら、会議を進めることができる結果、スムーズに会議を進行できる。
情報取得部135は、情報受付部121が受け付けた受付情報に基づく情報である加工情報を取得する。
加工情報は、格納部11または外部装置4に蓄積される情報である。加工情報は、入室時入力情報、会話時入力情報、会話後入力情報、または回答情報でも良い。加工情報は、例えば、情報処理装置1または外部装置4の動作を変更する設定情報である。加工情報は、会議中にユーザが発声した音声情報や映像を含まない。
情報取得部135は、ユーザが入力した入力情報に基づく1以上の加工情報を取得し、かつ予め取得することを予定している2以上の加工情報の中で、ユーザが入力した入力情報に基づく加工情報ではない1以上の加工情報を、会話情報を用いて取得することは好適である。
蓄積部136は、情報取得部135が取得した1または2以上の加工情報を蓄積する。蓄積部136は、情報取得部135が取得した2以上の加工情報を蓄積しても良い。かかる2以上の加工情報の蓄積先は異なっていても良い。蓄積部136は、例えば、情報取得部135が取得した加工情報を外部装置4に蓄積する。
出力部14は、各種の情報を出力する。各種の情報とは、例えば、ユーザ情報、入室時フォーム情報、会話時フォーム情報、質問集合である。
ここで、出力とは、通常、端末装置2への送信であるが、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、外部装置4への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念であっても良い。
ユーザ情報出力部141は、検索部132が取得したユーザ情報を、オンライン会議に参加する1以上のユーザの端末装置2に出力する。1以上のユーザの端末装置2は、通常、ユーザ情報に対応するユーザの会議の相手先の端末装置2である。
入室時フォーム出力部142は、入室時フォーム取得部131が取得した入室時フォーム情報をユーザの端末装置2に送信する。入室時フォーム出力部142は、会議への入室時に、当該入室するユーザの端末装置2に、入室時フォーム情報を送信することは好適である。
会話時フォーム出力部143は、会話時フォーム取得部133が取得した会話時フォーム情報を端末装置2に送信する。会話時フォーム出力部143は、会議の開始時に、会話時フォーム情報を端末装置2に送信することは好適であるが、会議への入室時や会議の最中に会話時フォーム情報を端末装置2に送信しても良い。
質問出力部144は、質問取得部134が取得した質問集合を一のユーザの端末装置2に送信する。質問出力部144は、会議の開始時に、質問集合を端末装置2に送信することは好適であるが、会議への入室時や会議の最中に質問集合を端末装置2に送信しても良い。
端末装置2を構成する端末格納部21には、各種の情報が格納される。各種の情報とは、例えば、ユーザ識別子である。なお、端末格納部21のユーザ識別子は、ユーザにより入力され、一時的に格納されている情報でも良い。
端末受付部22は、各種の情報や指示等を受け付ける。各種の情報や指示等とは、例えば、入力情報、ユーザの音声情報、ユーザの映像である、
各種の情報や指示の入力手段は、タッチパネルやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの、カメラ、マイク等、何でも良い。
端末処理部23は、各種の処理を行う。各種の処理は、例えば、受け付けられた情報や指示等を、送信する構造の情報や指示等にする処理である。各種の処理は、例えば、受信された情報を出力する構造の情報にする処理である。
端末送信部24は、各種の情報や指示等を情報処理装置1に送信する。各種の情報や指示等は、例えば、入力情報、ユーザの音声情報、ユーザの映像である。端末送信部24は、例えば、会議支援装置3に、ユーザの音声情報、ユーザの映像を送信する。なお、ユーザの音声情報、ユーザの映像は、オンライン会議で取得される情報である。
端末受信部25は、各種の情報を受信する。各種の情報は、例えば、ユーザ情報、各種のフォーム情報、または質問集合である。各種の情報は、例えば、音声情報、および映像である。
端末出力部26は、は、各種の情報を出力する。各種の情報は、例えば、各種のフォーム、音声情報、映像である。
格納部11、会話格納部111、入室時フォーム管理部112、会話時フォーム管理部113、質問管理部114、および端末格納部21は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
格納部11等に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよい。
受付部12、および情報受付部121は、無線または有線の通信手段で実現されることが好適であるが、放送を受信する手段、タッチパネルやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現されても良い。
処理部13、入室時フォーム取得部131、検索部132、会話時フォーム取得部133、質問取得部134、情報取得部135、および蓄積部136は、通常、プロセッサやメモリ等から実現され得る。処理部13等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。なお、プロセッサは、CPU、MPU、GPU等であり、その種類は問わない。
出力部14、ユーザ情報出力部141、入室時フォーム出力部142、会話時フォーム出力部143、および質問出力部144は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。出力部14等は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現されても良い。
端末送信部24は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
端末受信部25は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
端末出力部26は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。端末出力部26は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
次に、情報処理装置1の動作例について、図4と図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS401)受付部12は、入室指示を受け付けたか否かを判断する。入室指示を受け付けた場合はステップS402に行き、入室指示を受け付けなかった場合はステップS405に行く。なお、入室指示は、通常、ユーザ識別子に対応付いている。
(ステップS402)入室時フォーム取得部131は、入室時フォーム取得処理を行う。入室時フォーム取得処理の例について、図6のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS403)処理部13は、ステップS402で入室時フォーム情報を取得できたか否かを判断する。入室時フォーム情報を取得できた場合はステップS404に行き、入室時フォーム情報を取得できなかった場合はステップS401に戻る。
(ステップS404)入室時フォーム出力部142は、ステップS402で取得された1または2以上の入室時フォーム情報を出力する。ステップS401に戻る。なお、ここでの出力は、例えば、入室指示に対応付くユーザ識別子で識別されるユーザの端末装置2への送信である。
(ステップS405)受付部12は、開始指示を受け付けたか否かを判断する。開始指示を受け付けた場合はステップS406に行き、開始指示を受け付けなかった場合はステップS418に行く。なお、開始指示は、例えば、会議を識別する会議識別子、または2以上のユーザ識別子に対応付いている。
(ステップS406)会話時フォーム取得部133は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS407)会話時フォーム取得部133は、会議に参加しているi番目のユーザが存在するか否かを判断する。i番目のユーザが存在する場合はステップS408に行き、i番目のユーザが存在しない場合はステップS401に戻る。なお、会議に参加している2以上の各ユーザのユーザ識別子は取得可能である。会議に参加している2以上の各ユーザのユーザ識別子は、例えば、格納部11に格納されている。
(ステップS408)会話時フォーム取得部133は、i番目のユーザに提示するための会話時フォーム取得処理を行う。会話時フォーム取得処理の例について、図7のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS409)処理部13は、ステップS408で会話時フォーム情報を取得できたか否かを判断する。会話時フォーム情報を取得できた場合はステップS410に行き、会話時フォーム情報を取得できなかった場合はステップS411に行く。
(ステップS410)会話時フォーム出力部143は、ステップS409で取得された1または2以上の会話時フォーム情報を出力する。なお、ここでの出力は、例えば、開始指示に対応付くユーザ識別子で識別されるユーザの端末装置2への送信である。
(ステップS411)処理部13は、他のユーザのユーザ情報を出力するか否かを判断する。他のユーザのユーザ情報を出力する場合はステップS412に行き、出力しない場合はステップS414に行く。なお、ここでの出力は、例えば、i番目のユーザの端末装置2に、他のユーザのユーザ情報を送信することである。
(ステップS412)処理部13は、出力する1以上のユーザ情報を取得する。
(ステップS413)ユーザ情報出力部141は、ステップS412で取得された1以上のユーザ情報を出力する。なお、ここでの出力は、例えば、i番目のユーザの端末装置2への送信である。
(ステップS414)質問取得部134は、i番目のユーザに対して出力するための質問集合取得処理を行う。質問集合取得処理の例について、図8のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS415)処理部13は、ステップS414で質問集合を取得できたか否かを判断する。質問集合を取得できた場合はステップS416に行き、質問集合を取得できなかった場合はステップS407に戻る。
(ステップS416)質問出力部144は、ステップS414で取得された質問集合を出力する。なお、ここでの出力は、例えば、i番目のユーザの端末装置2への送信である。
(ステップS417)会話時フォーム取得部133は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS407に戻る。
(ステップS418)処理部13は、会話情報を取得したか否かを判断する。会話情報を取得した場合はステップS419に行き、会話情報を取得しなかった場合はステップS421に行く。
(ステップS419)処理部13は、ステップS418で取得した会話情報を会話格納部111に蓄積する。
(ステップS420)処理部13は、ステップS418で取得した会話情報に対して、解析処理を行う。解析処理の例について、図9のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS421)受付部12は、退室指示を受け付けたか否かを判断する。退室指示を受け付けた場合はステップS422に行き、退室指示を受け付けなかった場合はステップS425に行く。なお、退室指示は、通常、ユーザ識別子に対応付いている。
(ステップS422)処理部13は、退室時フォーム取得処理を行う。退室時フォーム取得処理の例について、図11のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS423)処理部13は、ステップS422で退室時フォーム情報を取得できたか否かを判断する。退室時フォーム情報を取得できた場合はステップS424に行き、退室時フォーム情報を取得できなかった場合はステップS401に戻る。
(ステップS424)出力部14は、ステップS422で取得された1または2以上の退室時フォーム情報を出力する。ステップS401に戻る。なお、ここでの出力は、例えば、退室指示に対応付くユーザ識別子で識別されるユーザの端末装置2への送信である。
(ステップS425)情報受付部121は、入室時入力情報を受け付けたか否かを判断する。入室時入力情報を受け付けた場合はステップS426に行き、入室時入力情報を受け付けなかった場合はステップS432に行く。なお、入室時入力情報は、通常、ユーザ識別子に対応付いている。
(ステップS426)蓄積部136は、ステップS425で受け付けられた入室時入力情報を、ユーザ識別子に対応付けて、格納部11に一時蓄積する。
(ステップS427)検索部132は、入室時入力情報が有するユーザ識別子を取得する。なお、ユーザ識別子は、例えば、メールアドレスである。
(ステップS428)検索部132は、ステップS427で取得したユーザ識別子をキーとして、外部装置4を検索し、ユーザ情報を取得する。
(ステップS429)処理部13は、ステップS428で取得されたユーザ情報を含む情報をユーザ識別子に対応付けて、格納部11に蓄積する。なお、かかる蓄積された情報もユーザ情報である。蓄積される情報は、検索されたユーザ情報に加えて、例えば、入室時入力情報に含まれる情報を含む。
(ステップS430)処理部13は、ステップS429で蓄積されたユーザ情報を、当該ユーザ以外の他の1以上のユーザの端末装置2に出力するか否かを判断する。出力する場合はステップS431に行き、出力ない場合はステップS401に戻る。
(ステップS431)ユーザ情報出力部141は、1以上のユーザの端末装置2に、ステップS429で蓄積されたユーザ情報を出力する。ステップS401に戻る。なお、ここでの出力は、例えば、送信である。
(ステップS432)情報受付部121は、会議時入力情報を受け付けたか否かを判断する。会議時入力情報を受け付けた場合はステップS433に行き、会議時入力情報を受け付けなかった場合はステップS434に行く。なお、会議時入力情報は、通常、ユーザ識別子に対応付く。
(ステップS433)蓄積部136は、ステップS432で受け付けられた会議時入力情報を、ユーザ識別子に対応付けて、格納部11に一時蓄積する。ステップS401に戻る。
(ステップS434)情報受付部121は、退室時入力情報を受け付けたか否かを判断する。退室時入力情報を受け付けた場合はステップS435に行き、退室時入力情報を受け付けなかった場合はステップS436に行く。なお、退室時入力情報は、通常、ユーザ識別子に対応付く。
(ステップS435)蓄積部136は、ステップS434で受け付けられた退室時入力情報を、ユーザ識別子に対応付けて、格納部11に一時蓄積する。ステップS401に戻る。
(ステップS436)情報取得部135は、加工情報を取得するタイミングであるかを判断する。加工情報を取得するタイミングであればステップS437に行き、加工情報を取得するタイミングでなければステップS401に戻る。なお、加工情報を取得するタイミングは、例えば、会議の終了指示が受け付けられた場合、または退室指示が受け付けられた場合である。
(ステップS437)情報取得部135は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS438)情報取得部135は、会議の参加者であるi番目のユーザが存在するか否かを判断する。i番目のユーザが存在すればステップS439に行き、i番目のユーザが存在しなければステップS401に戻る。
なお、情報取得部135は、例えば、格納部11を参照し、会議の参加者の2以上のユーザ識別子のうち、i番目のユーザ識別子が存在するか否かを判断する。
(ステップS439)情報取得部135は、カウンタjに1を代入する。
(ステップS440)情報取得部135は、i番目のユーザのユーザ識別子に対応するj番目の加工情報を取得するか否かを判断する。j番目の加工情報を取得する場合はステップS441に行き、j番目の加工情報を取得しない場合はステップS445に行く。
(ステップS441)情報取得部135は、加工情報取得処理を行う。加工情報取得処理の例について、図12のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS442)蓄積部136は、j番目の加工情報に対応する蓄積先識別子を格納部11から取得する。なお、ここで、蓄積部136は、例えば、APIを取得する。なお、APIは、蓄積先を特定する。
(ステップS443)蓄積部136は、i番目のユーザのユーザ識別子に対応付けて、ステップS442で取得した蓄積先識別子が示す蓄積先(例えば、外部装置4)に、ステップS441で取得した加工情報を蓄積する。
(ステップS444)情報取得部135は、カウンタjを1、インクリメントする。ステップS440に戻る。
(ステップS445)情報取得部135は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS438に戻る。
なお、図4および図5のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、ステップS402の入室時フォーム取得処理の例について、図6のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS601)入室時フォーム取得部131は、受け付けられた入室指示に対応付いているユーザ識別子を取得する。
(ステップS602)入室時フォーム取得部131は、ステップS601で取得されたユーザ識別子と対になる1以上のユーザ属性値を格納部11から取得する。
(ステップS603)入室時フォーム取得部131は、当該会議に対応する1以上の会話属性値を格納部11から取得する。
(ステップS604)入室時フォーム取得部131は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS605)入室時フォーム取得部131は、i番目の入室時条件が入室時フォーム管理部112に存在するか否かを判断する。i番目の入室時条件が存在する場合はステップS606に行き、存在しない場合は上位処理にリターンする。
(ステップS606)入室時フォーム取得部131は、i番目の入室時条件を入室時フォーム管理部112から取得する。
(ステップS607)入室時フォーム取得部131は、i番目の入室時条件の判断のために使用する情報を取得する。入室時フォーム取得部131は、i番目の入室時条件を満たすか否かを判断する。i番目の入室時条件を満たす場合はステップS608に行き、i番目の入室時条件を満たさない場合はステップS609に行く。i番目の入室時条件の判断のために使用する情報は、通常、1以上のユーザ属性値、1以上の会話属性値のうちの1以上の情報である。
(ステップS608)入室時フォーム取得部131は、i番目の入室時条件と対になる入室時フォーム情報を入室時フォーム管理部112から取得する。
(ステップS609)入室時フォーム取得部131は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS605に戻る。
次に、ステップS408の会話時フォーム取得処理の例について、図7のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS701)会話時フォーム取得部133は、i番目のユーザのユーザ識別子を取得する。
(ステップS702)会話時フォーム取得部133は、ステップS701で取得されたユーザ識別子と対になる1以上のユーザ属性値を格納部11から取得する。
(ステップS703)会話時フォーム取得部133は、当該会議に対応する1以上の会話属性値を格納部11から取得する。
(ステップS704)会話時フォーム取得部133は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS705)会話時フォーム取得部133は、i番目の会議時条件が会話時フォーム管理部113に存在するか否かを判断する。i番目の会議時条件が存在する場合はステップS706に行き、存在しない場合は上位処理にリターンする。
(ステップS706)会話時フォーム取得部133は、i番目の会議時条件を会話時フォーム管理部113から取得する。
(ステップS707)会話時フォーム取得部133は、i番目の会議時条件の判断のために使用する情報を取得する。会話時フォーム取得部133は、i番目の会議時条件を満たすか否かを判断する。i番目の会議時条件を満たす場合はステップS708に行き、i番目の会議時条件を満たさない場合はステップS709に行く。なお、i番目の会議時条件の判断のために使用する情報は、通常、1以上のユーザ属性値、1以上の会話属性値のうちの1以上の情報である。
(ステップS708)会話時フォーム取得部133は、i番目の会議時条件と対になる会議時フォーム情報を会話時フォーム管理部113から取得する。
(ステップS709)会話時フォーム取得部133は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS705に戻る。
次に、ステップS414の質問集合取得処理の例について、図8のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS801)質問取得部134は、i番目のユーザのユーザ識別子を取得する。
(ステップS802)質問取得部134は、ステップS801で取得されたユーザ識別子と対になる1以上のユーザ属性値を格納部11から取得する。
(ステップS803)質問取得部134は、当該会議に対応する1以上の会話属性値を格納部11から取得する。
(ステップS804)質問取得部134は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS805)質問取得部134は、i番目の質問条件が質問管理部114に存在するか否かを判断する。i番目の質問条件が存在する場合はステップS806に行き、存在しない場合は上位処理にリターンする。
(ステップS806)質問取得部134は、i番目の質問条件を質問管理部114から取得する。
(ステップS807)質問取得部134は、i番目の質問条件の判断のために使用する情報を取得する。質問取得部134は、i番目の質問条件を満たすか否かを判断する。i番目の質問条件を満たす場合はステップS808に行き、i番目の質問条件を満たさない場合はステップS809に行く。なお、i番目の質問条件の判断のために使用する情報は、通常、1以上のユーザ属性値、1以上の会話属性値のうちの1以上の情報である。
(ステップS808)質問取得部134は、i番目の質問条件と対になる質問集合を質問管理部114から取得する。
(ステップS809)質問取得部134は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS805に戻る。
次に、ステップS420の解析処理の例について、図9のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS901)処理部13は、取得された会話情報の中から音声情報を取得する。
(ステップS902)処理部13は、ステップS901で取得した音声情報に対して、音声分割処理を行う。音声分割処理の例について、図10のフローチャートを用いて説明する。なお、音声分割処理とは、音声情報を2以上の部分音声に区切る処理である。
(ステップS903)処理部13は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS904)処理部13は、i番目の部分文字列が存在するか否かを判断する。i番目の部分文字列が存在する場合はステップS905に行き、i番目の部分文字列が存在しない場合は上位処理にリターンする。
(ステップS905)処理部13は、i番目の部分文字列を、クラス(ここでは、質問識別子)を決定するモジュールに与え、当該モジュールを実行し、質問識別子を取得する。なお、ここで、質問識別子を取得できない場合もある。なお、質問識別子は、通常、質問情報を識別する情報であるが、フォームのフィールドを識別する情報でも良い。
(ステップS906)処理部13は、ステップS905で質問識別子を取得できたか否かを判断する。質問識別子を取得できた場合はステップS907に行き、質問識別子を取得できなかった場合はステップS911に行く。
(ステップS907)処理部13は、(i+1)番目の部分文字列を取得する。
(ステップS908)処理部13は、ステップS907で取得した部分文字列に対応する回答情報を取得する。なお、処理部13は、例えば、ChatGPT(登録商標)等の生成系AIに部分文字列を与え、当該部分文字列に対応する回答情報を生成系AIから取得する。なお、ここで回答情報を取得できない場合もある。なお、ここでの回答情報は、通常、質問に対する回答であるが、質問識別子で識別されるフィールドに入力される情報でも良い。
(ステップS909)処理部13は、ステップS908で回答情報を取得できたか否かを判断する。回答情報を取得できた場合はステップS910に行き、回答情報を取得できなかった場合はステップS911に行く。
(ステップS910)処理部13は、質問識別子に対応付けて、ステップS908で取得した回答情報を蓄積する。
(ステップS911)処理部13は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS94に戻る。
次に、ステップS902の音声分割処理の例について、図10のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1001)処理部13は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS1002)処理部13は、取得された音声情報の中に、i番目の単位区間が存在するか否かを判断する。i番目の単位区間が存在する場合はステップS1003に行く、i番目の単位区間が存在しない場合は上位処理にリターンする。
なお、単位区間とは、音声情報の中の区切りを検知するための対象の区間であり、1以上の音声特徴量を取得する区間である。i番目の単位区間は、例えば、所定長さの区間、一の無音区間から次の無音区間である。
(ステップS1003)処理部13は、i番目の単位区間の音声情報から、1以上の音声特徴量を取得する。なお、音声特徴量は、例えば、メルスペクトル、MFCC、発話の速度等であるが、問わない。
(ステップS1004)処理部13は、ステップS1003で取得した音声特徴量を用いて、i番目の単位区間が区切りであるか否かを判断する。区切りである場合はステップS1005に行き、区切りでない場合はステップS1009に行く。なお、ここで区切りは、通常、発話のユーザが変わった場合である。
(ステップS1005)処理部13は、音声情報の中のi番目の単位区間の箇所に、区切りを示す区切りタグを付加する。
なお、i番目の単位区間の箇所は、例えば、i番目の単位区間の直前、i番目の単位区間の直後、またはi番目の単位区間の中である。
また、処理部13は、区切りタグを付加する以外の処理であり、区切りを明示する処理を行っても良い。区切りを明示する処理は、例えば、区切りの箇所を特定する箇所情報を図示しないバッファに蓄積する処理である。
(ステップS1006)処理部13は、前の区切りの単位区間の次の単位区間からi番目の単位区間までの一連の音声情報である部分音声を取得する。
(ステップS1007)処理部13は、ステップS1006で取得した部分音声に対する音声認識結果である部分文字列を取得し、当該部分文字列を部分音声に対応付ける。
処理部13は、例えば、ステップS1005で取得した部分音声に対して音声認識処理を行い、部分文字列を取得する。処理部13は、例えば、ステップS1005で取得した部分音声を図示しない音声認識サーバに送信し、当該音声認識サーバから部分文字列を受信する。
(ステップS1008)処理部13は、部分音声を発話したユーザのユーザ識別子を取得し、当該ユーザ識別子を部分文字列および部分音声に対応付ける。なお、ユーザ識別子は、例えば、電話番号である。また、ユーザ識別子を取得する方法は問わない。
処理部13は、例えば、部分音声に対応付いているユーザ識別子を取得する。処理部13は、例えば、ステップS1003で取得した音声特徴量を用いて、ユーザ識別子を取得する。
(ステップS1009)処理部13は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS1002に戻る。
次に、ステップS422の退室時フォーム取得処理の例について、図11のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1101)処理部13は、i番目のユーザのユーザ識別子を取得する。
(ステップS1102)処理部13は、ステップS1101で取得されたユーザ識別子と対になる1以上のユーザ属性値を格納部11から取得する。
(ステップS1103)処理部13は、当該会議に対応する1以上の会話属性値を格納部11から取得する。
(ステップS1104)処理部13は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS1105)処理部13は、i番目の退室時条件が格納部11に存在するか否かを判断する。i番目の退室時条件が存在する場合はステップS1106に行き、存在しない場合は上位処理にリターンする。
(ステップS1106)処理部13は、i番目の退室時条件を格納部11から取得する。
(ステップS1107)処理部13は、i番目の退室時条件の判断のために使用する情報を取得する。処理部13は、i番目の退室時条件を満たすか否かを判断する。i番目の退室時条件を満たす場合はステップS1108に行き、i番目の退室時条件を満たさない場合はステップS1109に行く。i番目の退室時条件の判断のために使用する情報は、通常、1以上のユーザ属性値、1以上の会話属性値のうちの1以上の情報である。
(ステップS1108)処理部13は、i番目の退室時条件と対になる退室時フォーム情報を格納部11から取得する。
(ステップS1109)処理部13は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS1105に戻る。
ステップS441の加工情報取得処理の例について、図12のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1201)情報取得部135は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS1202)情報取得部135は、加工情報を構成するために取得すべきi番目の要素情報が存在するか否かを判断する。i番目の要素情報が存在する場合はステップS1203に行き、i番目の要素情報が存在しない場合は上位処理にリターンする。
(ステップS1203)情報取得部135は、加工情報を構成するi番目の要素情報であり、入力情報から取得されたi番目の要素情報が蓄積されているか否かを判断する。入力情報から取得されたi番目の要素情報が蓄積されている場合はステップS1204に行き、蓄積されていない場合はステップS1205に行く。
(ステップS1204)情報取得部135は、入力情報から取得されたi番目の要素情報であり、蓄積されているi番目の要素情報を、最終的なi番目の要素情報として取得する。ステップS1207に行く。
(ステップS1205)情報取得部135は、加工情報を構成するi番目の要素情報であり、会話情報から取得されたi番目の要素情報が蓄積されているか否かを判断する。会話情報から取得されたi番目の要素情報が蓄積されている場合はステップS1206に行き、蓄積されていない場合はステップS1207に行く。
(ステップS1206)情報取得部135は、会話情報から取得されたi番目の要素情報を、最終的なi番目の要素情報として取得する。
(ステップS1207)情報取得部135は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS1202に戻る。
なお、図12のフローチャートにおいて、上位処理にリターンする際に、加工情報が構成されている、とする。
次に、端末装置2の動作例について、図13のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1301)端末受付部22は、入室指示を受け付けたか否かを判断する。入室指示を受け付けた場合はステップS1302に行き、入室指示を受け付けなかった場合はステップS1303に行く。
(ステップS1302)端末処理部23は、ユーザ識別子に対応付く入室指示であり、送信する入室指示を構成する。端末送信部24は、ユーザ識別子に対応付く当該入室指示を、会議支援装置3、または情報処理装置1、または情報処理装置1と会議支援装置3に送信する。ステップS1301に戻る。
(ステップS1303)端末受信部25は、オンライン会議における音声情報等を受信したか否かを判断する。音声情報等を受信した場合はステップS1304に行き、音声情報等を受信しなかった場合はステップS1305に行く。なお、音声情報等とは、通常、音声情報と映像である。
(ステップS1304)端末処理部23は、出力する音声情報等を構成する。端末出力部26は、当該音声情報等を出力する。ステップS1301に戻る。
(ステップS1305)端末受信部25は、フォーム情報を情報処理装置1から受信したか否かを判断する。フォーム情報を受信した場合はステップS1305に行き、受信しなかった場合はステップS1306に行く。
(ステップS1306)端末処理部23は、受信されたフォーム情報を用いて、出力するフォームを構成する。端末出力部26は、当該フォームを出力する。ステップS1301に戻る。
(ステップS1307)端末受信部25は、質問集合を受信したか否かを判断する。質問集合を受信した場合はステップS1308行き、受信しなかった場合はステップS1309に行く。
(ステップS1308)端末処理部23は、受信された質問集合を用いて、出力する質問集合を構成する。端末出力部26は、当該質問集合を出力する。ステップS1301に戻る。
(ステップS1309)端末受付部22は、退室指示を受け付けたか否かを判断する。退室指示を受け付けた場合はステップS1310に行き、退室指示を受け付けなかった場合はステップS1311に行く。
(ステップS1310)端末処理部23は、ユーザ識別子に対応付く退室指示であり、送信する退室指示を構成する。端末送信部24は、ユーザ識別子に対応付く当該退室指示を、会議支援装置3、または情報処理装置1、または情報処理装置1と会議支援装置3に送信する。ステップS1301に戻る。
(ステップS1311)端末受付部22は、出力されているフォームに対する入力情報を受け付けたか否かを判断する。入力情報を受け付けた場合はステップS1312に行き、入力情報を受け付けなかった場合はステップS1313に行く。
(ステップS1312)端末処理部23は、ユーザ識別子に対応付く入力情報であり、送信する入力情報を構成する。端末送信部24は、ユーザ識別子に対応付く当該入力情報を情報処理装置1に送信する。ステップS1301に戻る。
(ステップS1313)端末受信部25は、オンライン会議の相手先のユーザのユーザ情報を受信したか否かを判断する。ユーザ情報を受信した場合はステップS1314に行き、ユーザ情報を受信しなかった場合はステップS1301に戻る。なお、音声情報等とは、通常、音声情報と映像である。
(ステップS1314)端末処理部23は、出力するユーザ情報を構成する。端末出力部26は、当該ユーザ情報を出力する。ステップS1301に戻る。
以下、本実施の形態における情報システムAの具体的な動作例について説明する。
情報処理装置1の格納部11には、図14に示すユーザ管理表が格納されている。ユーザ管理表とは、ユーザ管理情報を管理する表である。ユーザ管理表は、「ID」「ユーザID」「メールアドレス」「電話番号」「グループ識別子」を有する1以上のレコードを管理する。「ID」はレコードを識別する情報である。「メールアドレス」または「電話番号」は、ユーザ識別子の例である。「グループ識別子」は、当該ユーザが所属するグループの識別子である。
入室時フォーム管理部112には、図15に示す構造を有する入室時フォーム管理表が格納されている。入室時フォーム管理表とは、入室時フォーム情報を管理する表である。入室時フォーム管理表は「ID」「入室時条件」「フォーム識別子」「入室時フォーム情報」を有する1以上のレコードを管理する。フォーム識別子とはフォーム情報を識別する情報である。
入室時フォーム管理表(図15)の「ID=1」のレコードは、タイトル情報に「商談」を含むオンライン会議であり、ユーザ属性値であるグループ識別子「G1」で識別されるグループに属するユーザの端末装置2に、会議への入室時に、「F01」で識別される入室時フォーム情報が送信されることを示す。また、「F01」で識別される入室時フォーム情報は、会議の相手側の「<名><姓><電話番号><部署名>」の4つの情報を入力するフォームを定義する情報であることを示す。
入室時フォーム管理表(図15)の「ID=2」のレコードの入室時条件は「グループ識別子=G2」であり、「グループ識別子=G2」に属するユーザの端末装置2に、「F02」で識別される入室時フォーム情報が送信されることを示す。
入室時フォーム管理表(図15)の「ID=3」のレコードの入室時条件は「ユーザ識別子=‘U301,U302’」であり、「U301またはU302のユーザ識別子」で識別されるユーザの端末装置2に、「F03」で識別される入室時フォーム情報が送信されることを示す。
会話時フォーム管理部113には、図16に示す構造を有する会話時フォーム管理表が格納されている。会話時フォーム管理表(図16)とは、会話時フォーム情報を管理する表である。会話時フォーム管理表は「ID」「会議時条件」「フォーム識別子」「会議時フォーム情報」を有する1以上のレコードを管理する。会議時フォーム情報は、ここでは、HTMLで記述されている。会議時フォーム情報が示すファイルは、例えば、格納部11に格納されている。
質問管理部114には、図17に示す構造を有する質問管理表が格納されている。質問管理表とは、質問集合を管理する表である。質問管理表(図17)は「ID」「質問条件」「フォーム識別子」「質問集合」「入力UI」を有する1以上のレコードを管理する。「質問集合」は、ここでは、質問集合を構成する文字列である。「入力UI」とは、質問集合が有する質問情報に対する回答情報を入力する場合のユーザインターフェイスの識別子である。「入力UI」は、例えば、チェックボックスまたはフィールドである。チェックボックスは、ユーザがチェックすることができるUIであり、例えば、「1」または「0」が入力されることとなるUIである。フィールドは、ユーザが任意の文字列を入力できるUIである。「入力UI」が「-」(NULL)の場合は、質問集合が端末装置2に出力されるのみで、質問集合に対応する回答情報は入力されない。
さらに、格納部11には、図18に示す構造を有する蓄積管理表が格納されている。蓄積管理表(図18)とは、加工情報を外部装置4または情報処理装置1に蓄積する場合に必要な情報を管理する表である。蓄積管理表(図18)とは、1または2以上の蓄積制御情報を管理する表である。蓄積管理表(図18)は、「ID」「フォーム識別子」「装置識別子」「蓄積方法」「API」「属性対応情報」を有する1または2以上のレコードを有する。「属性対応情報」は、「加工情報」「テーブル識別子」「属性」を有する。「フォーム識別子」は、加工情報の元になる情報が入力されるフォーム情報の識別子である。「装置識別子」は、加工情報が蓄積される先の装置を識別する情報である。「API」は、加工情報が蓄積される際に使用されるAPIの情報である。「属性対応情報」とは、加工情報が有する1または2以上の各要素情報と、蓄積先のテーブルの属性との対応を示す情報である。「加工情報」は1以上の各要素情報を特定する情報である。「テーブル識別子」は、蓄積先のテーブルの識別子であり、ここではテーブル名である。「属性」は、蓄積先のテーブルの属性名である。
蓄積管理表(図18)の「ID=1」のレコードは、フォーム識別子「F01」で識別されるフォームに対して出力された受付情報は、外部装置Aに、API「up_app()」を用いて蓄積されることを示す。また、「ID=1」のレコードは、受付情報のうちの要素情報「名」はテーブル「取引先責任者」の属性「名」の属性値として蓄積され、受付情報のうちの要素情報「姓」はテーブル「取引先責任者」の属性「姓」の属性値として蓄積され、受付情報のうちの要素情報「電話番号」はテーブル「取引先責任者」の属性「電話」の属性値として蓄積され、受付情報のうちの要素情報「メールアドレス」はテーブル「取引先責任者」の属性「アドレス」の属性値として蓄積されることを示す。
蓄積管理表(図18)の「ID=2」のレコードは、フォーム識別子「F11」で識別されるフォームに対して出力された受付情報は、外部装置Bに、API「app()」を用いて蓄積されることを示す。また、「ID=2」のレコードは、受付情報のうちの要素情報「商談名」はテーブル「T1」の属性「商談」の属性値として蓄積され、受付情報のうちの要素情報「取引先」はテーブル「T1」の属性「取引先」の属性値、およびテーブル「T2」の属性「会社名」の属性値として蓄積され、受付情報のうちの要素情報「種別」はテーブル「T1」の属性「種別」の属性値として蓄積され、受付情報のうちの要素情報「リードソース」はテーブル「T1」の属性「リードソース」の属性値として蓄積され、受付情報のうちの要素情報「営業の数」はテーブル「T1」の属性「営業人数」の属性値、およびテーブル「T2」の属性「担当者数」の属性値として蓄積されることを示す。
以上の状況において、以下の具体例について説明する。
今、ユーザ識別子「U001」のユーザXとユーザ識別子「U102」のユーザYとが、ウェブ会議を行う、とする。かかるウェブ会議のタイトル情報は「ABC社との商談」であり、ウェブ会議の主催者識別子は「U001」である、とする。なお、タイトル情報と主催者識別子「U001」と参加者のユーザ識別子「U102」とは、会議識別子「M01」と対に、情報処理装置1の格納部11に格納されている、とする。また、格納部11に格納されている送信条件であり、ユーザ情報を送信する送信条件は、「主催者識別子で識別される主催者の端末装置2に、主催者でない者のユーザ情報を送信する」である、とする。
そして、ユーザXは、当該ウェブ会議への入室指示を、自分の端末装置2に入力した、とする。次に、当該端末装置2の端末受付部22は、入室指示を受け付け端末送信部24は、ユーザ識別子「U001」を有する入室指示を会議支援装置3に送信する。
また、ユーザYは、当該ウェブ会議への入室指示を、自分の端末装置2に入力した、とする。次に、当該端末装置2の端末受付部22は、入室指示を受け付け端末送信部24は、ユーザ識別子「U102」を有する入室指示を、会議支援装置3に送信する。
次に、会議支援装置3は、ユーザ識別子「U001」を有する入室指示、ユーザ識別子「U102」を有する入室指示を、各ユーザの端末装置2から受信する。そして、会議支援装置3は、ユーザ識別子「U001」「U102」で識別される2人のユーザのオンライン会議を開始するための処理を行う。
また、情報処理装置1の受付部12は、会議支援装置3から、会議識別子「M01」とユーザ識別子「U001」「U102」を有する入室指示を取得する。また、受付部12は、会議支援装置3から、会議識別子「M01」とユーザ識別子「U102」を有する入室指示を取得する。
次に、入室時フォーム取得部131は、ユーザ識別子「U001」を有する入室指示に対応するグループ識別子「G1」を、ユーザ管理表(図14)から取得する。次に、入室時フォーム取得部131は、入室指示が有する会議識別子「M01」と対になるウェブ会議のタイトル情報「ABC社との商談」を格納部11から取得する。そして、入室時フォーム取得部131は、タイトル情報「ABC社との商談」とグループ識別子「G1」とが「ID=1」入室時条件に合致する、と判断する。次に、入室時フォーム取得部131は、図15の「ID=1」のフォーム識別子「F01」と入室時フォーム情報とを取得する。次に、入室時フォーム取得部131は、取得した入室時フォーム情報を用いて、送信する入室時フォーム情報を構成する。なお、送信する入室時フォーム情報は、図15「ID=1」の入室時フォーム情報から取得される情報であり、<名><姓><電話番号><メールアドレス>を入力するフォームである。次に、入室時フォーム出力部142は、取得された入室時フォーム情報を、ユーザXの端末装置2に送信する。
また、入室時フォーム取得部131は、ユーザ識別子「U102」を有する入室指示に対応するグループ識別子「G2」を、ユーザ管理表(図14)から取得する。次に、入室時フォーム取得部131は、グループ識別子「G2」が「ID=2」入室時条件に合致する、と判断する。次に、入室時フォーム取得部131は、「ID=2」のフォーム識別子「F02」と入室時フォーム情報とを取得する。次に、入室時フォーム取得部131は、取得した入室時フォーム情報を用いて、送信する入室時フォーム情報を構成する。なお、送信する入室時フォーム情報は、図15の「ID=2」の入室時フォーム情報から取得される情報であり、<名><姓><メールアドレス>を入力するフォームである。次に、入室時フォーム出力部142は、取得された入室時フォーム情報を、ユーザYの端末装置2に送信する。
そして、ユーザXの端末装置2は、情報処理装置1からフォーム情報を受信し、図19のフォームを出力する。
次に、ユーザXは、<名><姓><電話番号><メールアドレス>を入力した、とする。次に、ユーザXの端末装置2は「<名>田中 <姓>A夫 <電話番号>090-9876-5432 <メールアドレス>ab@x.com」を受け付けた、とする。そして、端末装置2は入室時入力情報「<名>田中 <姓>A夫 <電話番号>090-9876-5432 <メールアドレス>ab@x.com」を情報処理装置1に送信する。
次に、情報処理装置1の情報受付部121は、当該入室時入力情報をユーザXの端末装置2から受信する。次に、蓄積部136は、当該入室時入力情報を、ユーザ識別子「U001」に対応付けて、格納部11に一時蓄積する。
次に、検索部132は、入室時入力情報が有するユーザ識別子「ab@x.com」を取得する。なお、ここで、検索に使用するユーザ識別子はメールアドレスである、とする。検索部132は、メールアドレス「ab@x.com」をキーとして、外部装置4を検索し、ユーザ情報「<会社名>X株式会社 <所属>営業部 <役職>主任」を取得し、当該ユーザ情報を、ユーザ識別子「U001」に対応付けて、格納部11に一時蓄積する。
次に、処理部13は、蓄積されたユーザ情報を、当該ユーザ以外の他の1以上のユーザの端末装置2に送信しない、と判断する。なお、処理部13は、送信条件「主催者識別子で識別される主催者の端末装置2に、主催者でない者のユーザ情報を送信する」と主催者識別子「U001」とに基づき、ユーザ識別子「U001」で識別されるユーザのユーザ情報は、他のユーザに送信しない、と判断する。
また、ユーザYの端末装置2は、情報処理装置1から<名><姓><メールアドレス>を入力するためのフォーム情報を受信し、出力する。
次に、ユーザYは、<名><姓><メールアドレス>を入力した、とする。次に、ユーザYの端末装置2は「<名>山本 <姓>B子 <メールアドレス>yb@y.co.jp」を受け付けた、とする。そして、当該端末装置2は入室時入力情報「<名>山本 <姓>B子 <メールアドレス>yb@y.co.jp」を情報処理装置1に送信する。
次に、情報処理装置1の情報受付部121は、当該入室時入力情報をユーザYの端末装置2から受信する。次に、蓄積部136は、当該入室時入力情報を、ユーザ識別子「U102」に対応付けて、格納部11に一時蓄積する。
次に、検索部132は、入室時入力情報が有するユーザ識別子「yb@y.co.jp」を取得する。なお、ここで、検索に使用するユーザ識別子はメールアドレスである、とする。検索部132は、メールアドレス「yb@y.co.jp」をキーとして、外部装置4を検索し、ユーザ情報「<会社名>株式会社Y <所属>業務部 <役職>部長」を取得し、当該ユーザ情報を、ユーザ識別子「U102」に対応付けて、格納部11に一時蓄積する。
次に、処理部13は、蓄積されたユーザ情報を、ユーザXの端末装置2に送信する、と判断する。なお、処理部13は、送信条件「主催者識別子で識別される主催者の端末装置2に、主催者でない者のユーザ情報を送信する」と主催者識別子「U001」とに基づき、ユーザ識別子「U102」で識別されるユーザのユーザ情報を、主催者識別子「U001」に対応する端末装置2に送信する。
次に、端末受信部25は、ウェブ会議の相手先のユーザのユーザ情報「<名>山本 <姓>B子 <メールアドレス>yb@y.co.jp <会社名>株式会社Y <所属>業務部 <役職>部長」を受信する。次に、端末処理部23は、出力するユーザ情報を構成する。端末出力部26は、当該ユーザ情報を出力する。なお、ユーザ情報の出力態様は問わない。ユーザ情報は、当該ユーザ情報に対応するユーザの映像に対応付けて出力されることは好適である。かかる出力例は、図20の2001である。
次に、会議支援装置3は、ユーザXとユーザYとのウェブ会議を開始した、とする。そして、情報処理装置1の受付部12は、ユーザXとユーザYとがウェブ会議を開始したことを示す開始指示であり、ユーザ識別子「U001」とユーザ識別子「U102」とを有する開始指示を、情報処理装置1から受信する。
次に、会話時フォーム取得部133は、ユーザXについて、会話時フォーム管理表(図16)を参照し、以下のように会話時フォーム情報を取得する。つまり、会話時フォーム取得部133は、ユーザXのユーザ識別子「U001」に基づいて、「ID=1」の会議時条件に合致する、と判断し、フォーム識別子「F11」と会話時フォーム情報「CF01.html」とを、会話時フォーム管理表から取得する。次に、会話時フォーム出力部143は、「CF01.html」で識別されるファイルを格納部11から取得し、当該ファイル(フォーム情報)をユーザXの端末装置2に送信する。
次に、端末装置2は、当該フォーム情報を受信し、出力する。かかることにより、ユーザXの端末装置2に会話時フォームが出力される。かかる出力例は、図20の2002である。なお、ここで、端末装置2は、会議の参加者の映像に加えて、会話時フォームを出力する、とする。
また、質問取得部134は、ユーザXについて、質問管理表(図17)を参照し、以下のように質問集合を取得する。つまり、まず、質問取得部134は、ユーザXのユーザ識別子「U001」を取得する。また、質問取得部134は、ユーザ識別子「U001」と対になるグループ識別子「G01」をユーザ管理表(図14)から取得する。また、質問取得部134は、当該会議に対応する会話属性値であるタイトル情報「ABC社との商談」を格納部11から取得する。次に、質問取得部134は、「ABC社との商談」とグループ識別子「G01」とは、質問管理表の「ID=1」の質問条件に合致する、と判断する。次に、質問取得部134は、質問管理表(図17)の「ID=1」の質問集合と入力UIとを取得し、当該質問集合と入力UIとを用いて、ユーザXに送信するフォーム情報を構成する。次に、質問出力部144は、当該質問集合を含む当該フォーム情報をユーザXの端末装置2に送信する。
次に、端末装置2は、当該フォーム情報を受信し、出力する。かかることにより、ユーザXの端末装置2に質問集合が出力される。かかる出力例は、図20の2003である。なお、ここで、端末装置2は、会議の参加者の映像と会話時フォームに加えて、質問集合を出力する、とする。つまり、ユーザXの端末装置2には、自分の映像2004と、ウェブ会議の相手先であるユーザYの映像2005も、出力されている。
ユーザXは、図20の画面を見ながら、ウェブ会議中に、会話時フォームで埋めることができる情報を埋めていく。また、ユーザXは、図20の画面を見ながら、ウェブ会議中に、質問集合に対して、該当する質問に対して、チェックボックスをチェックしていく。
また、情報処理装置1の処理部13は、ウェブ会議中に、常時または適切なタイミングで、会議支援装置3から会話情報を取得する。次に、処理部13は、取得した会話情報を会話格納部111に蓄積する。また、処理部13は、取得した会話情報に対して、解析処理を行う。処理部13は、ユーザ識別子「U001」に対応付く部分文字列「御社の営業の人数は何人ですか?」である質問を検出した、とする。次に、処理部13は、ユーザ識別子「U102」に対応付く部分文字列「42人です」である回答情報を検出し、出力する回答「42」を取得し、フィールド「営業の人数」に代入する情報「42」を、当該フィールドに出力する。かかるフィールドは、図20の2006である。以上より、会議中の会話情報から、フィールドに入力する情報が自動的に得られる。
また、ユーザXは、ウェブ会議中に、ユーザYとの会話の中から情報を得て、フィールドやチェックボックス(例えば、2007、2008、2009)に情報を埋めていく。
次に、会議が終了となり、情報取得部135は、加工情報を取得するタイミングである、と判断する。そして、情報取得部135は、蓄積管理表(図18)を参照し、フォーム識別子「F01」に対応する入力時フォームを用いて取得した情報であり、ユーザYの情報「<名>山本 <姓>B子 <メールアドレス>yb@y.co.jp」に加えて、ユーザ管理表(図14)を参照し、ユーザYのユーザ識別子「U102」と対になる電話番号「090-1234-1222」を取得する。そして、蓄積部136は、外部装置4に蓄積する情報「<名>山本 <姓>B子 <電話番号>090-1234-1222 <メールアドレス>yb@y.co.jp」を構成する。次に、蓄積部136は、フォーム識別子「F01」と対になる装置識別子「外部装置A」、蓄積方法「UPDATE OR APPEND」、API「up_app()」、テーブル識別子「取引先情報」、属性を取得し、API「up_app()」を用いて、テーブル「取引先情報」に、「<名>山本」を属性「名」、「<姓>B子」を属性「姓」、「<電話番号>090-1234-1222」を属性「電話」、「<メールアドレス>yb@y.co.jp」を属性「アドレス」の各属性値として、レコードを追記する。
また、蓄積部136は、蓄積管理表(図18)を参照し、フォーム識別子「F11」に対応する会話時フォームを用いて取得した情報であり、図20の2002の各フィールドに入力された商談名、取引先名等を蓄積する。ここで、蓄積部136は、図18の「ID=2」の装置識別子「外部装置B」、蓄積方法「APPEND」、API「app()」、テーブル識別子「T1」および「T2」、属性を取得し、API「app()」を用いて、商談名、取引先名等を蓄積する。
さらに、蓄積部136は、蓄積管理表(図18)を参照し、質問集合2003に対する回答情報を用いて、チェックのあった質問に対応する回答情報を取得し、外部装置4に蓄積する。
以上の具体例によれば、ユーザXが、商談の終了後、残さなければならない営業報告を、極めて小さい労力で蓄積できる。
以上、本実施の形態によれば、オンライン会議に基づく情報を効率的に取得できる。
また、本実施の形態によれば、オンライン会議の入室時入力情報に基づく情報を効率的に取得できる。
また、本実施の形態によれば、オンライン会議の入室時入力情報を用いて取得した情報をユーザに提示することにより、効果的な会議ができる。
また、本実施の形態によれば、会議の参加者であるユーザに合致する入室時入力情報を取得できる。
また、本実施の形態によれば、オンライン会議中に取得された情報である会話時入力情報に基づく情報を効率的に取得できる。
また、本実施の形態によれば、会話時入力情報を入力するフォームをユーザに提供できる。
さらに、本実施の形態によれば、会議を円滑に進めるための質問情報をユーザに提供できる。
なお、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD-ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における情報処理装置1を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、オンライン会議前、オンライン会議中、またはオンライン会議後の3以上の時点の中のいずれか1以上の時点に受け付けられた受付情報を取得する情報受付部と、前記受付情報に基づく情報であり、オンライン会議中にユーザが発声した音声の会話情報ではない情報である加工情報を取得する情報取得部と、前記加工情報を蓄積する蓄積部として機能させるためのプログラムである。
また、図21は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態の情報処理装置1等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図21は、このコンピュータシステム300の概観図であり、図22は、システム300のブロック図である。
図21において、コンピュータシステム300は、例えば、CD-ROMドライブを含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304と、マイク305と、スピーカー306と、カメラ307とを含む。
図22において、コンピュータ301は、CD-ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、CD-ROMドライブ3012等に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態の情報処理装置1等の機能を実行させるプログラムは、CD-ROM3101に記憶されて、CD-ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD-ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態の情報処理装置1等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理は、単一の装置によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。