JP7445097B1 - 電気化学セル装置、モジュールおよびモジュール収容装置 - Google Patents

電気化学セル装置、モジュールおよびモジュール収容装置 Download PDF

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Abstract

電気化学セル装置は、セルスタックと、支持体と、固定材とを備える。セルスタックは、第1端を有し第1端から第1方向に延びる複数のセルを有する。支持体は、第1端を含むセルの一端部を支持する。固定材は、セルスタックと支持体との間に位置する。複数のセルは、第1セルを含む。固定材は、支持体よりも第1セルの近くに位置し、第1方向または第1方向の反対方向に突出する突出部を有する第1部分を含む。

Description

本開示は、電気化学セル装置、モジュールおよびモジュール収容装置に関する。
近年、次世代エネルギーとして、燃料電池セルを複数有する燃料電池セルスタック装置が種々提案されている。燃料電池セルは、水素含有ガス等の燃料ガスと空気等の酸素含有ガスとを用いて電力を得ることができる電気化学セルの一種である。
特開2015-35417号公報
実施形態の一態様に係る電気化学セル装置は、セルスタックと、支持体と、固定材とを備える。セルスタックは、第1端を有し前記第1端から第1方向に延びる複数のセルを有する。支持体は、前記第1端を含む前記セルの一端部を支持する。固定材は、前記セルスタックと前記支持体との間に位置する。複数のセルは、第1セルを含む。前記固定材は、前記支持体よりも前記第1セルの近くに位置し、前記第1方向または前記第1方向の反対方向に突出する突出部を有する第1部分を含む。
また、実施形態の一態様に係る電気化学セル装置は、素子部と、支持体と、固定材とを備える。素子部は、第1端を有し、前記第1端から第1方向に延びる。支持体は、前記素子部の前記第1方向の一端部を支持する。固定材は、前記素子部と前記支持体との間に位置する。前記固定材は、前記第1方向または前記第1方向の反対方向に突出する突出部を有する第1部分を含む。
また、本開示のモジュールは、上記に記載の電気化学セル装置と、電気化学セル装置を収納する収納容器とを備える。
また、本開示のモジュール収容装置は、上記に記載のモジュールと、モジュールの運転を行うための補機と、モジュールおよび補機を収容する外装ケースとを備える。
図1Aは、実施形態に係る電気化学セルの一例を示す横断面図である。 図1Bは、実施形態に係る電気化学セルの一例を空気極側からみた側面図である。 図1Cは、実施形態に係る電気化学セルの一例をインターコネクタ側からみた側面図である。 図2Aは、第1の実施形態に係る電気化学セル装置の一例を示す斜視図である。 図2Bは、図2Aに示すX-X線の断面図である。 図2Cは、第1の実施形態に係る電気化学セル装置の一例を示す上面図である。 図3は、図2Cに示すY-Y線の断面図である。 図4は、図2Cに示すZ-Z線の断面図である。 図5は、第2の実施形態に係る電気化学セル装置を示す断面図である。 図6は、第3の実施形態に係る電気化学セル装置を示す断面図である。 図7は、第4の実施形態に係る電気化学セル装置を示す断面図である。 図8は、第5の実施形態に係る電気化学セル装置を示す断面図である。 図9は、第6の実施形態に係る電気化学セル装置が有する固定材を示す断面図である。 図10は、第7の実施形態に係る電気化学セル装置を示す断面図である。 図11は、第8の実施形態に係る電気化学セル装置を示す断面図である。 図12は、第9の実施形態に係る電気化学セル装置を示す断面図である。 図13は、実施形態に係るモジュールの一例を示す外観斜視図である。 図14は、実施形態に係るモジュール収容装置の一例を概略的に示す分解斜視図である。 図15は、第10の実施形態に係る電気化学セル装置が有する電気化学セルの一例を示す横断面図である。 図16は、第10の実施形態に係る電気化学セル装置の一例を示す断面図である。 図17は、第11の実施形態に係る電気化学セル装置が有する電気化学セルの一例を示す断面図である。 図18は、第11の実施形態に係る電気化学セル装置が有する電気化学セルの一例を示す平面図である。
燃料電池セルスタック装置は、たとえば、燃料電池セルを支持する支持体と燃料電池セルとの間に、燃料電池セルを固定する固定材を有している。かかる燃料電池セルスタック装置は、固定材にクラック等の隙間を有すると、耐久性が低下しやすくなる場合がある。
そこで、耐久性が低下しにくい電気化学セル装置、モジュールおよびモジュール収容装置の提供が期待されている。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する電気化学セル装置、モジュールおよびモジュール収容装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの開示が限定されるものではない。
また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合があることに留意する必要がある。さらに、図面の相互間においても、互いの寸法の関係、比率などが異なる部分が含まれている場合がある。
[第1の実施形態]
<電気化学セルの構成>
まず、図1A~図1Cを参照しながら、実施形態に係る電気化学セルとして、固体酸化物形の燃料電池セルの例を用いて説明する。電気化学セル装置は、複数の電気化学セルを有するセルスタックを備えていてもよい。複数の電気化学セルを有する電気化学セル装置を、単にセルスタック装置と称する。
図1Aは、実施形態に係る電気化学セルの一例を示す横断面図であり、図1Bは、実施形態に係る電気化学セルの一例を空気極側からみた側面図であり、図1Cは、実施形態に係る電気化学セルの一例をインターコネクタ側からみた側面図である。なお、図1A~図1Cは、電気化学セルの各構成の一部を拡大して示している。以下、電気化学セルを単にセルという場合もある。
図1A~図1Cに示す例において、セル1は中空平板型で、細長い板状である。図1Bに示すように、セル1の全体を側面から見た形状は、たとえば、長さ方向Lの辺の長さが5cm~50cmで、この長さ方向Lに直交する幅方向Wの長さが、たとえば、1cm~10cmの長方形である。このセル1の全体の厚み方向Tの厚さは、たとえば、1mm~5mmである。長さ方向Lは、第1方向の一例である。幅方向Wは、第1方向に交差する第2方向の一例である。
図1Aに示すように、セル1は、導電性の支持基板2と、素子部3と、インターコネクタ4とを備えている。支持基板2は、一対の対向する第1面n1、第2面n2、かかる第1面n1および第2面n2を接続する一対の円弧状の側面mを有する柱状である。
素子部3は、支持基板2の第1面n1上に位置している。素子部3は、燃料極5と、固体電解質層6と、空気極8とを有している。また、図1Aに示す例では、セル1の第2面n2上にインターコネクタ4が位置している。なお、セル1は、固体電解質層6と空気極8との間に中間層7を備えていてもよい。
また、図1Bに示すように、空気極8はセル1の下端まで延びていない。セル1の下端部では、固体電解質層6のみが第1面n1の表面に露出している。また、図1Cに示すように、インターコネクタ4がセル1の下端まで延びていてもよい。セル1の下端部では、インターコネクタ4および固体電解質層6が表面に露出している。なお、図1Aに示すように、セル1の一対の円弧状の側面mにおける表面では、固体電解質層6が露出している。インターコネクタ4は、セル1の下端まで延びていなくてもよい。
以下、セル1を構成する各構成部材について説明する。
支持基板2は、ガスが流れるガス流路2aを内部に有している。図1Aに示す支持基板2の例は、6つのガス流路2aを有している。支持基板2は、ガス透過性を有し、ガス流路2aに流れるガスを燃料極5まで透過させる。支持基板2は導電性を有していてもよい。導電性を有する支持基板2は、素子部で生じた電気をインターコネクタ4に集電する。
支持基板2の材料は、たとえば、鉄族金属成分および無機酸化物を含む。鉄族金属成分は、たとえば、Ni(ニッケル)および/またはNiOであってもよい。無機酸化物は、たとえば、特定の希土類元素酸化物であってもよい。希土類元素酸化物は、たとえば、Sc、Y、La、Nd、Sm、Gd、DyおよびYbから選択される1以上の希土類元素を含んでよい。
燃料極5の材料には、一般的に公知のものを使用することができる。燃料極5は、多孔質の導電性セラミックス、たとえば酸化カルシウム、酸化マグネシウム、または希土類元素酸化物が固溶しているZrOと、Niおよび/またはNiOとを含むセラミックスなどを用いてもよい。この希土類元素酸化物は、たとえば、Sc、Y、La、Nd、Sm、Gd、DyおよびYbから選択される複数の希土類元素を含んでもよい。酸化カルシウム、酸化マグネシウム、または希土類元素酸化物が固溶しているZrOを安定化ジルコニアと称する場合もある。安定化ジルコニアは、部分安定化ジルコニアも含む。
固体電解質層6は、電解質であり、燃料極5と空気極8との間のイオンの橋渡しをする。同時に、固体電解質層6は、ガス遮断性を有し、燃料ガスと酸素含有ガスとのリークを生じにくくする。
固体電解質層6の材料は、たとえば、3モル%~15モル%の希土類元素酸化物が固溶したZrOであってもよい。希土類元素酸化物は、たとえば、Sc、Y、La、Nd、Sm、Gd、DyおよびYbから選択される1以上の希土類元素を含んでよい。固体電解質層6は、たとえば、Yb、ScまたはGdが固溶したZrOを含んでもよく、La、NdまたはYbが固溶したCeOを含んでもよく、ScまたはYbが固溶したBaZrOを含んでもよく、ScまたはYbが固溶したBaCeOを含んでもよい。
空気極8は、ガス透過性を有している。空気極8の開気孔率は、たとえば20%~50%、特に30%~50%の範囲であってもよい。空気極8の開気孔率を空気極8の空隙率と称する場合もある。
空気極8の材料は、一般的に空気極に用いられるものであれば特に制限はない。空気極8の材料は、たとえば、いわゆるABO型のペロブスカイト型酸化物など導電性セラミックスでもよい。
空気極8の材料は、たとえば、AサイトにSr(ストロンチウム)とLa(ランタン)が共存する複合酸化物であってもよい。このような複合酸化物の例としては、LaSr1-xCoFe1-y、LaSr1-xMnO、LaSr1-xFeO、LaSr1-xCoOなどが挙げられる。なお、xは0<x<1、yは0<y<1である。
また、素子部3が中間層7を有する場合、中間層7は、拡散抑制層としての機能を有する。空気極8に含まれるSr(ストロンチウム)が固体電解質層6に拡散すると、かかる固体電解質層6にSrZrOの抵抗層が形成される。中間層7は、Srを拡散させにくくすることで、SrZrOが形成されにくくする。
中間層7の材料は、一般的に空気極8と固体電解質層6との間の元素の拡散を生じにくくするものであれば特に制限はない。中間層7の材料は、たとえば、Ce(セリウム)を除く希土類元素が固溶した酸化セリウム(CeO)を含んでもよい。かかる希土類元素としては、たとえば、Gd(ガドリニウム)、Sm(サマリウム)などを用いてもよい。
また、インターコネクタ4は、緻密質であり、支持基板2の内部に位置するガス流路2aを流通する燃料ガス、および支持基板2の外側を流通する酸素含有ガスのリークを生じにくくする。インターコネクタ4は、93%以上、特に95%以上の相対密度を有していてもよい。
インターコネクタ4の材料には、ランタンクロマイト系のペロブスカイト型酸化物(LaCrO系酸化物)、ランタンストロンチウムチタン系のペロブスカイト型酸化物(LaSrTiO系酸化物)などを用いてもよい。これらの材料は、導電性を有し、かつ水素含有ガスなどの燃料ガスおよび空気などの酸素含有ガスと接触しても還元も酸化もされない。
上述したセル1は、セル1の発電特性に大きな影響を及ぼさない程度の凹部および/または凸部を有していてもよい。セル1の発電特性に大きな影響を及ぼすのは、たとえば所定量以上の燃料ガスまたは酸素含有ガスのリーク、電流のリークなどである。凹部は、たとえば空孔、窪み、欠け、亀裂などである。凸部はたとえば膨らみ、付着物などである。付着物は、たとえば後述の固定材、接合材などでもよい。
素子部3の周辺、たとえばセル1の上端近傍、下端近傍、および側面mに位置する、中間層7または空気極8で覆われない固体電解質層6は、たとえば大きさ0.5mm以下の凹部および/または凸部を有していてもよい。このような凹部および/または凸部は、素子部3の周辺の固体電解質層6上に存在しても、セル1の発電特性に大きな影響はない。なお、凹部は0.5mm以上の大きさを有していてもよく、凹部の開口部がたとえば後述の固定材、接合材などに用いるガラスなどで覆われていてもよい。凹部をガラスなどで覆うことにより形成された凸部は、たとえば0.5mm以上の大きさを有していてもよい。
セル1は、上端の面および/または下端の面に凹部および/または凸部を有していてもよい。たとえばガス流路2aに接しない凹部および/または凸部が、セル1の上端の面および/または下端の面に位置していても、セル1の発電特性に大きな影響はない。
素子部3の周辺に、空気極8で覆われない中間層7が位置していてもよい。素子部3の周辺には、部分的に中間層7が位置していてもよいし、中間層7が位置していなくてもよい。
セル1の上端近傍または下端近傍には、インターコネクタ4が位置していてもよい。セル1の上端近傍または下端近傍には、部分的にインターコネクタ4が位置していてもよいし、インターコネクタ4が位置していてなくてもよい。
<電気化学セル装置の構成>
次に、上述したセル1を用いた本実施形態に係る電気化学セル装置について、図2A~図2Cを参照しながら説明する。図2Aは、第1の実施形態に係る電気化学セル装置の一例を示す斜視図であり、図2Bは、図2Aに示すX-X線の断面図であり、図2Cは、第1の実施形態に係るセルスタック装置の一例を示す上面図である。
図2Aに示すように、セルスタック装置10は、セル1の厚み方向T(図1A参照)に配列(積層)された複数のセル1を有するセルスタック11と、固定部材12とを備える。
固定部材12は、固定材13と、支持部材14とを有する。支持部材14は、セル1を支持する。固定材13は、セル1を支持部材14に固定する。また、支持部材14は、支持体15と、ガスタンク16とを有する。支持部材14である支持体15およびガスタンク16は、金属製であり導電性を有している。
図2Bに示すように、支持体15は、複数のセル1の下端部が挿入される挿入孔15aを有している。複数のセル1の下端部と挿入孔15aの内壁とは、固定材13で接合されている。
ガスタンク16は、挿入孔15aを通じて複数のセル1に反応ガスを供給する開口部と、かかる開口部の周囲に位置する凹溝16aとを有する。支持体15の外周の端部は、ガスタンク16の凹溝16aに充填された接合材21によって、ガスタンク16と接合されている。
図2Aに示す例では、支持部材14である支持体15とガスタンク16とで形成される内部空間22に燃料ガスが貯留される。ガスタンク16にはガス流通管20が接続されている。燃料ガスは、このガス流通管20を通してガスタンク16に供給され、ガスタンク16からセル1の内部のガス流路2a(図1A参照)に供給される。ガスタンク16に供給される燃料ガスは、後述する改質器102(図13参照)で生成される。内部空間22は、燃料ガスを含む還元雰囲気の空間と言い換えてもよい。
水素リッチな燃料ガスは、原燃料を水蒸気改質などすることによって生成することができる。水蒸気改質により燃料ガスを生成する場合には、燃料ガスは水蒸気を含む。
図2Aに示す例は、2列のセルスタック11、2つの支持体15、およびガスタンク16を備えている。2列のセルスタック11は、複数のセル1をそれぞれ有する。各セルスタック11は、各支持体15に固定されている。ガスタンク16は上面に2つの貫通孔を有している。各貫通孔には、各支持体15が配置されている。内部空間22は、1つのガスタンク16と、2つの支持体15とで形成される。
挿入孔15aの形状は、たとえば、上面視で長円形状である。挿入孔15aは、たとえば、セル1の配列方向すなわち厚み方向Tの長さが、セルスタック11の両端に位置する2つの端部集電部材17の間の距離よりも大きい。挿入孔15aの幅は、たとえば、セル1の幅方向W(図1A参照)の長さよりも大きい。
図2Bに示すように、挿入孔15aの内壁とセル1の下端部との接合部には、固定材13が充填され、固化されている。これにより、挿入孔15aの内壁と複数個のセル1の下端部とがそれぞれ接合・固定され、また、セル1の下端部同士が接合・固定されている。各セル1のガス流路2aは、下端部で支持部材14の内部空間22と連通している。
固定材13および接合材21は、ガラスなどの導電性が低いものを用いることができる。固定材13および接合材21の具体的な材料としては、非晶質ガラスなどを用いてもよく、特に結晶化ガラスなどを用いてもよい。
結晶化ガラスとしては、たとえば、SiO-CaO系、MgO-B系、La-B-MgO系、La-B-ZnO系、SiO-CaO-ZnO系などの材料のいずれかを用いてもよく、特にSiO-MgO系の材料を用いてもよい。
また、図2Bに示すように、複数のセル1のうち隣り合う2つのセル1の間には、導電部材18が介在している。導電部材18は、隣り合う2つのセル1のうち一方のセル1の燃料極5と他方のセル1の空気極8とを電気的に直列に接続する。より具体的には、隣り合う2つのセル1のうち一方のセル1の燃料極5と電気的に接続されたインターコネクタ4と、他方のセル1の空気極8とを接続している。導電部材18は、固定材13と接触していてもよく、非接触であってもよい。
また、図2Bに示すように、複数のセル1の配列方向における最も外側に位置するセル1に、端部集電部材17が電気的に接続されている。端部集電部材17は、セルスタック11の外側に突出する導電部19に接続されている。導電部19は、セル1の発電により生じた電気を集電して外部に引き出す。なお、図2Aでは、端部集電部材17の図示を省略している。
また、図2Cに示すように、セルスタック装置10は、2つのセルスタック11A、11Bが直列に接続され、一つの電池として機能する。そのため、セルスタック装置10の導電部19は、正極端子19Aと、負極端子19Bと、接続端子19Cとに区別される。
正極端子19Aは、セルスタック11が発電した電力を外部に出力する場合の正極であり、セルスタック11Aにおける正極側の端部集電部材17に電気的に接続される。負極端子19Bは、セルスタック11が発電した電力を外部に出力する場合の負極であり、セルスタック11Bにおける負極側の端部集電部材17に電気的に接続される。
接続端子19Cは、セルスタック11Aにおける負極側の端部集電部材17と、セルスタック11Bにおける正極側の端部集電部材17とを電気的に接続する。
また、図2Cに示すように、セル1は、幅方向Wに沿う一対の主面1a,1bと、一対の主面1a,1bを接続する側面1cとを有する。固定材13は、厚み方向Tに隣り合う2つのセル1の間、および幅方向Wに向かい合う側面1cと支持体15との間に位置している。
<セルスタック付近の固定材の構造>
つづいて、セルスタック11の付近に位置する固定材13の構造について、図2B~図4を参照しながら説明する。図3は、図2Cに示すY-Y線の断面図である。
図3に示すように、固定材13は、厚み方向Tに隣り合う2つのセル1の間に位置している。固定材13は、セル1の長さ方向Lの下端である第1端1e側に位置しており、固定材13は、第1端1eを含むセル1の一端部を支持する。なお、図3では、セル1の形状および構造を単純化して図示している。
セル1は、固定材13と接触する接触領域31と、固定材13と非接触の非接触領域32とを含む。接触領域31は、第1端1e側に第2端31eを有している。図3では、第2端31eは第1端1eと一致しているが、一致しなくてもよい。
ところで、セルスタック装置10は、製造工程においてセル1の近傍に位置する固定材13の内部に空隙部30が形成される場合がある。かかる空隙部30は、固定材13を長さ方向Lに貫通すると、内部空間22に収容された燃料ガスがセルスタック装置10の外部に漏出し、電気化学セル装置として所望の電池性能が発揮されなくなる懸念がある。
そこで、本実施形態では、たとえば、空隙部30が位置する固定材13の上に突出部13aを位置させることで、耐久性を低下しにくくすることができる。実施形態では、固定材13は、長さ方向Lに突出する突出部13aを有する第1部分を含む。第1部分は、突出部13aが位置する固定材13の部分である。図3に示すように、第1部分は、厚み方向Tに隣り合うセル1Aとセル1Bとの間に位置してもよい。第1部分は、支持体15よりもセル1A、セル1Bの近くに位置している。セル1Bは、第1セルの例の1つである。
このように、固定材13が、空隙部30が位置する部位に突出部13aを有する第1部分を含むことにより、耐久性が低下しにくくなる。なお、突出部13aの材料は、たとえば、固定材13と同じ材料でもよい。突出部13aは、固定材13の表面に突出部13aの材料を付着させ、焼成および/または放冷により形成される。第1部分は、突出部13aおよび固定材13が一体化され、目視では確認されにくい。固定材13の表面に付着させる突出部13aの材料は、軟化または溶融させた材料でもよいし、突出部13aの材料を含むペーストでもよい。
突出部13aに固定材13と同じ材料を用いる場合、固定材13を形成したのち、突出部13aは、固定材13を形成した条件よりも短時間で、または低い温度で形成されてもよい。これにより、固定材13を損なうことなく突出部13aを形成することができる。この場合、突出部13aの材料は空隙部30の内部に入りにくく、空隙部30の上に突出部13aが形成されやすい。また、突出部13aは、空隙部30に進入しない程度の粘度に調整された、突出部13aの材料を含むペーストを用いて形成されてもよい。
突出部13aの材料は、固定材13よりも融点または軟化点の低い材料でもよい。これにより、固定材13を形成したのち、突出部13aは、固定材13を形成した条件よりも低い温度で形成することができる。その結果、固定材13を損なうことなく突出部13aを形成することができる。この場合、突出部13aの材料は空隙部30の内部に入りやすい。そのため、突出部13aの下に空隙部30が位置しなくてもよい。また、突出部13aの材料が空隙部30の内部に進入した結果、突出部13aの一部に凹部が形成される場合がある。
これらの突出部13aは、突出部13aを形成する部分を局所的に加熱することで形成されてもよい。
突出部13aが位置する第1部分における固定材13の長さ方向Lの最大長さである長さL1は、突出部13aが位置しない第2部分における固定材13の長さ方向Lの平均長さである長さL2よりも大きくてもよい。このとき、長さL1は、たとえば1.1×L2≦L1≦2.0×L2、特に1.3×L2≦L1≦1.5×L2程度とすることができる。かかる突出部13aを位置させることにより、第1部分に空隙部30が位置する場合であっても、空隙部30の一端を塞ぐことで空隙部30が固定材13を貫通しにくくなることから、耐久性が低下しにくくなる。なお、固定材13は、内部空間22側に端部13eを有している。図3では、端部13eは第1端1eおよび第2端31eと一致しているが、一致しなくてもよい。また、図3では、第1部分における長さL1は、第1部分に接触するセル1Bにおける接触領域31の第2端31eから非接触領域32までの長さ方向Lの長さと一致しているが、一致しなくてもよい。
なお、第2部分の長さL2は、次のように測定することができる。すなわち、突出部13aが位置しない第2部分において、固定材13の長さ方向Lの長さを任意の10箇所で測定し、その平均を長さL2とすればよい。
図4は、図2Cに示すZ-Z線の断面図である。図4に示すように、空隙部30がセル1Bと支持体15(図2C参照)との間に位置する場合、空隙部30が位置するセル1Bと支持体15との間に位置する突出部13aを有する第1部分を形成することで、セルスタック装置10は、耐久性が低下しにくくなる。
突出部13aが位置する第1部分における固定材13の長さ方向Lの最大長さである長さL3は、突出部13aが位置しない第2部分における固定材13の長さ方向Lの平均長さである長さL4よりも大きくてもよい。このとき、長さL3は、たとえば1.1×L4≦L3≦2.0×L4、特に1.3×L4≦L3≦1.5×L4程度とすることができる。かかる突出部13aを位置させることにより、第1部分に空隙部30が位置する場合であっても、空隙部30の一端を塞ぐことで空隙部30が固定材13を貫通しにくくなることから、耐久性が低下しにくくなる。なお、固定材13は、内部空間22側に端部13eを有している。図4では、端部13eは第1端1eおよび第2端31eと一致しているが、一致しなくてもよい。また、図4では、突出部13aの厚み方向Tの長さは、セル1Bの厚み方向Tの長さと一致しているが、一致しなくてもよい。
このように、隣り合うセル1間およびセル1と支持体15との間に位置するセル1の近傍の固定材13に空隙部30を有する場合であっても、空隙部30に対応する突出部13aが位置する第1部分を有することにより、セルスタック装置10は、耐久性が低下しにくくなる。なお、空隙部30は、隣り合うセル1間にのみ位置してもよく、セル1と支持体15との間にのみ位置してもよい。また、空隙部30は、少なくとも一部がセル1に面していてもよい。
[第2の実施形態]
第2~第9の実施形態に係るセルスタック装置10について、図5~図12を参照しながら説明する。図5は、第2の実施形態に係る電気化学セル装置を示す断面図である。
図5に示すように、固定材13は、セル1Aとセル1Bとの間に位置し、セル1A側からセル1Bに向かって長さ方向Lの長さが徐々に大きくなるように表面が厚み方向Tに対して傾斜する突出部13aを含む第1部分を有してもよい。
突出部13aが位置する第1部分における固定材13の長さ方向Lの最大長さである長さL11は、突出部13aが位置しない第2部分における固定材13の長さ方向Lの平均長さである長さL12よりも大きくてもよい。このとき、長さL11は、たとえば1.1×L12≦L11≦2.0×L12、特に1.3×L12≦L11≦1.5×L12程度とすることができる。かかる突出部13aを位置させることにより、第1部分に空隙部30が位置する場合であっても、空隙部30の一端を塞ぐことで空隙部30が固定材13を貫通しにくくなることから、耐久性が低下しにくくなる。
[第3の実施形態]
図6は、第3の実施形態に係る電気化学セル装置を示す断面図である。図6に示すように、固定材13は、セル1Aよりもセル1B側に位置する空隙部30に対応するようにセル1Aとセル1Bとの間に部分的に位置する突出部13aを含む第1部分を有してもよい。
突出部13aが位置する第1部分における固定材13の長さ方向Lの最大長さである長さL21は、突出部13aが位置しない第2部分における固定材13の長さ方向Lの平均長さである長さL22よりも大きくてもよい。このとき、長さL21は、たとえば1.1×L22≦L21≦2.0×L22、特に1.3×L22≦L21≦1.5×L22程度とすることができる。かかる突出部13aを位置させることにより、第1部分に空隙部30が位置する場合であっても、空隙部30の一端を塞ぐことで空隙部30が固定材13を貫通しにくくなることから、耐久性が低下しにくくなる。
[第4の実施形態]
図7は、第4の実施形態に係る電気化学セル装置を示す断面図である。図7に示すように、固定材13は、セル1Aとセル1Bとの中間部分よりもセル1A,1Bに近づくにしたがって長さ方向Lの長さが大きくなる断面凹状の突出部13aを含む第1部分を有してもよい。
突出部13aが位置する第1部分における固定材13の長さ方向Lの最大長さである長さL31は、突出部13aが位置しない第2部分における固定材13の長さ方向Lの平均長さである長さL32よりも大きくてもよい。このとき、長さL31は、たとえば1.1×L32≦L31≦2.0×L32、特に1.3×L32≦L31≦1.5×L32程度とすることができる。かかる突出部13aを位置させることにより、第1部分に空隙部30が位置する場合であっても、空隙部30の一端を塞ぐことで空隙部30が固定材13を貫通しにくくなることから、耐久性が低下しにくくなる。
[第5の実施形態]
図8は、第5の実施形態に係る電気化学セル装置を示す断面図である。図8に示すように、固定材13は、セル1Bと支持体15との間に位置し、厚み方向Tの中央部分が長さ方向Lに突出する突出部13aを含む第1部分を有してもよい。
突出部13aが位置する第1部分における固定材13の長さ方向Lの最大長さである長さL13は、突出部13aが位置しない第2部分における固定材13の長さ方向Lの平均長さである長さL14よりも大きくてもよい。このとき、長さL13は、たとえば1.1×L14≦L13≦2.0×L14、特に1.3×L14≦L13≦1.5×L14程度とすることができる。かかる突出部13aを位置させることにより、第1部分に空隙部30が位置する場合であっても、空隙部30の一端を塞ぐことで空隙部30が固定材13を貫通しにくくなることから、耐久性が低下しにくくなる。
[第6~第9の実施形態]
図9は、第6の実施形態に係る電気化学セル装置が有する固定材を示す断面図である。図10~図12は、第7~第9の実施形態に係る電気化学セル装置をそれぞれ示す断面図である。
図9に示すように、固定材13の内部に位置する空隙部30は、突出部13aと向かい合う端部30aが丸みを帯びていてもよい。また、空隙部30の端部30aは、突出部13aから離れて位置してもよい。端部30aが丸みを帯びていると、端部30aにおいて応力が分散され、空隙部30が突出部13aに進展しにくくなる。また、空隙部30が空洞であると、空隙部30により固定材13にかかる応力を分散・吸収することができ、セルの耐久性を低下しにくくすることができる。このような空隙部30の形状は、固定材13が、それが形成された条件よりも短時間で、または低い温度で処理されることで、空隙部30の端部30aにおいて固定材13が部分的に軟化することで形成される。また、図10に示すように、空隙部30の断面形状が屈曲していてもよい。空隙部30は、突出部13a側と内部空間22側とで、セル1Bまでの距離が異なっていてもよい。たとえば、突出部13a側における空隙部30からセル1Bまでの距離が、内部空間22側における空隙部30からセル1Bまでの距離よりも大きくてもよい。
また、図11に示すように、空隙部30の内部に固定材13が位置してもよい。図12に示すように、厚み方向Tに隣り合うセル1Aとセル1Bとの間に支持体15が位置してもよい。たとえば、空隙部30が位置するセル1Bと支持体15との間に位置する突出部13aを有する第1部分を形成してもよい。
<モジュール>
次に、上述したセルスタック装置10を用いたモジュールについて、図13を用いて説明する。図13は、実施形態に係るモジュールの一例を示す外観斜視図である。図13では、収納容器101の一部である前面および後面を取り外し、内部に収納される燃料電池のセルスタック装置10を後方に取り出した状態を示している。
図13に示すように、モジュール100は、収納容器101、および収納容器101内に収納されたセルスタック装置10を備えている。また、セルスタック装置10の上方には、改質器102が配置されている。
かかる改質器102は、天然ガス、灯油などの原燃料を改質して燃料ガスを生成し、セル1に供給する。原燃料は、原燃料供給管103を通じて改質器102に供給される。なお、改質器102は、水を気化させる気化部102aと、改質部102bとを備えていてもよい。改質部102bは、図示しない改質触媒を備えており、原燃料を燃料ガスに改質する。このような改質器102は、効率の高い改質反応である水蒸気改質を行うことができる。
そして、改質器102で生成された燃料ガスは、ガス流通管20、ガスタンク16、および支持部材14を通じて、セル1のガス流路2a(図1A参照)に供給される。
また、上述の構成のモジュール100では、ガスの燃焼およびセル1の発電に伴い、通常発電時におけるモジュール100内の温度が500℃~1000℃程度となる。
セルスタック装置10は、上述した各実施形態に係るセルスタック装置10のうち、いずれかであってもよい。このようなモジュール100においては、上述したように、耐久性が低下しにくいセルスタック装置10を収納して構成されることにより、耐久性が低下しにくいモジュール100とすることができる。
<モジュール収容装置>
図14は、実施形態に係るモジュール収容装置の一例を示す分解斜視図である。本実施形態に係るモジュール収容装置110は、外装ケース111と、図13で示したモジュール100と、図示しない補機と、を備えている。補機は、モジュール100の運転を行う。モジュール100および補機は、外装ケース111内に収容されている。なお、図14においては一部構成を省略して示している。
図14に示すモジュール収容装置110の外装ケース111は、支柱112と外装板113とを有する。仕切板114は、外装ケース111内を上下に区画している。外装ケース111内の仕切板114より上側の空間は、モジュール100を収容するモジュール収容室115であり、外装ケース111内の仕切板114より下側の空間は、モジュール100を運転する補機を収容する補機収容室116である。なお、図14では、補機収容室116に収容する補機を省略して示している。
また、仕切板114は、補機収容室116の空気をモジュール収容室115側に流すための空気流通口117を有している。モジュール収容室115を構成する外装板113は、モジュール収容室115内の空気を排気するための排気口118を有している。
このようなモジュール収容装置110においては、上述したように、耐久性が低下しにくいモジュール100をモジュール収容室115に備えていることにより、耐久性が低下しにくいモジュール収容装置110とすることができる。
なお、上述の実施形態では、中空平板型の支持基板を用いた場合を例示したが、円筒型の支持基板を用いたセル1を有する電気化学セル装置に適用することもできる。
[第10の実施形態]
つづいて、第10の実施形態に係る電気化学セル装置およびかかる電気化学セル装置が有する電気化学セルについて、図15~図16を参照しながら説明する。
上述の実施形態では、支持基板の表面に燃料極層、固体電解質層および空気極層を含む素子部が1つのみ設けられたいわゆる「縦縞型」のセル1を例示したが、支持基板の表面の互いに離れた複数個所にて素子部がそれぞれ設けられ、隣り合う素子部の間が電気的に接続されたいわゆる「横縞型」のセルを配列した横縞型セルスタック装置に適用することができる。
図15は、第10の実施形態に係る電気化学セル装置が有する電気化学セルの一例を示す横断面図である。図16は、第10の実施形態に係る電気化学セル装置の一例を示す断面図である。
図15に示すように、本実施形態に係るセル50は、支持基板2と、一対の素子部3と、封止部40とを備えている。支持基板2は、一対の対向する平坦面である第1面n1および第2面n2、およびかかる第1面n1および第2面n2を接続する一対の円弧状の側面mを有する柱状である。
一対の素子部3は、支持基板2の第1面n1および第2面n2上に、互いに対向するように位置している。また、封止部40は、支持基板2の側面mを覆うように位置している。
セル50は、厚み方向Tの中心を通り且つ支持基板2の主面に平行な面に対して上下対称の形状である。素子部3は、燃料極5、固体電解質層6、中間層7および空気極8がこの順に積層されている。
また、図16に示すように、本実施形態に係るセルスタック装置51は、燃料ガスを流通させる配管53から複数のセル50が長さ方向Lに並んでいる。セル50は、支持基板2上に複数の素子部3を有している。支持基板2の内部には、配管22aからの燃料ガスが流れるガス流路2aが設けられている。
また、各セル50は、接続部材52を介して互いに電気的に接続されている。接続部材52は、各セル50がそれぞれ有する素子部3の間に位置しており、隣り合うセル50を接続している。具体的には、接続部材52は、隣り合うセル50のうち一方のセル50の素子部3の空気極8と、他方のセル50の燃料極5とを接続している。
図16に示すように、空隙部30は、互いに隣り合うセル50間の固定材13に位置していてもよい。空隙部30が位置するセル50間に位置する突出部13aを有する第1部分を形成することで、セルスタック装置51は、耐久性が低下しにくくなる。
突出部13aが位置する第1部分における固定材13の長さ方向Lの最大長さである長さL41は、突出部13aが位置しない第2部分における固定材13の長さ方向Lの平均長さである長さL42よりも大きくてもよい。このとき、長さL41は、たとえば1.1×L42≦L41≦2.0×L42、特に1.3×L42≦L41≦1.5×L42程度とすることができる。かかる突出部13aを位置させることにより、第1部分に空隙部30が位置する場合であっても、空隙部30の一端を塞ぐことで空隙部30が固定材13を貫通しにくくなることから、耐久性が低下しにくくなる。
なお、図示による説明は省略するが、セル50と、セル50を支持する支持体の間に位置する固定材13に空隙部30を有する場合には、空隙部30に対応する突出部13aが位置する第1部分を有することにより、セルスタック装置51は、耐久性が低下しにくくなる。
[第11の実施形態]
つづいて、第11の実施形態に係る電気化学セル装置が有する電気化学セルについて、図17~図18を参照しながら説明する。
図17は、第11の実施形態に係る電気化学セル装置が有する電気化学セルの一例を示す断面図である。図18は、第11の実施形態に係る電気化学セル装置が有する電気化学セルの一例を示す平面図である。なお、図17,18には、鉛直上向きを正方向とし、鉛直下向きを負方向とするZ軸を含む3次元の直交座標系を図示している。
本実施形態に係る電気化学セルは、素子部3と、固定材13と、集電体60と、インターコネクタ61と、スペーサ62と、シール材63とを有している。本実施形態に係る電気化学セルを、Z軸方向に積層させることで、本実施形態に係る電気化学セル装置が得られる。
固定材13は、素子部3とスペーサ62との間に位置している。シール材63は、インターコネクタ61とスペーサ62との間に位置している。スペーサ62は、枠状の部材であり、支持体の一例である。スペーサ62は、シール材63を介さずインターコネクタ61と溶接された金属部材であってもよい。スペーサ62は、絶縁性の材料、または絶縁性の被覆を有する金属材料であってもよい。固定材13およびシール材63は気密性を有する。固定材13およびシール材63の材料は、たとえば非晶質ガラス、結晶化ガラス、セラミックス、またはろう材であってもよい。
素子部3は、燃料極5と、固体電解質層6と、空気極8とを有している。燃料極5は、基板5aと活性部5bとを有している。基板5aは多孔質のセラミックスでもよいし、多孔質またはガス流路を有する金属または合金でもよい。燃料極5は、基板5aを有さなくてもよい。集電体60は、インターコネクタ61と空気極8との間に位置している。固定材13は、固体電解質層6の外周縁部とスペーサ62の内周縁部とを接合している。
また、図18に示すように、固定材13は、燃料ガスに面する外周側に位置する第1縁部13e1と酸素含有ガスに面する内周側に位置する第2縁部13e2とを有している。第1縁部13e1は、Y軸方向に沿って延びる縁部131,133および縁部131,133の両端部を接続するようにX軸方向に沿って延びる縁部132,134を有する。
図17に示すように、固定材13とスペーサ62との間に位置する空隙部30を有してもよい。空隙部30は、縁部131が位置するX軸負方向側の固定材13とスペーサ62との間に位置しており、空隙部30は、固定材13の縁部131側と第2縁部13e2側とを連通させるように位置している。
本実施形態に係る電気化学セルは、縁部131の外側、すなわちX軸負方向側に、Y軸方向に延びる突出部13aが位置する第1部分を有する。突出部13aは、固体電解質層6とスペーサ62との間に、空隙部30の一端を塞ぐように位置している。このように、突出部13aを有する第1部分を形成することで、電気化学セルは、耐久性が低下しにくくなる。
図18に示すように、突出部13aが位置する第1部分における固定材13のX軸方向の長さL51は、突出部13aが位置しない第2部分における固定材13のX軸方向の平均長さである長さL52よりも大きくてもよい。このとき、長さL51は、たとえば1.1×L52≦L51≦2.0×L52、特に1.3×L52≦L51≦1.5×L52程度とすることができる。かかる突出部13aを位置させることにより、第1部分に空隙部30が位置する場合であっても、空隙部30の一端を塞ぐことで空隙部30が固定材13を貫通しにくくなることから、耐久性が低下しにくくなる。なお、図18では、突出部13aは、第1縁部13e1の外側に位置させたが、第2縁部13e2の内側に位置させてもよい。かかる場合、突出部13aは、固体電解質層6とスペーサ62との間に位置させてもよく、固体電解質層6およびスペーサ62の端面を跨ぐように位置させてもよい。
[その他の実施形態]
つづいて、その他の実施形態に係る電気化学セル装置について説明する。
上述の実施形態では、「電気化学セル」、「電気化学セル装置」、「モジュール」および「モジュール収容装置」の一例として燃料電池セル、燃料電池セルスタック装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置を示したが、他の例としてはそれぞれ、電解セル、電解セルスタック装置、電解モジュールおよび電解装置であってもよい。電解セルは、第1電極層および第2電極層を有し、電力の供給により水蒸気を水素と酸素に分解する、または二酸化炭素を一酸化炭素と酸素に分解する。このような電解セル、電解セルスタック装置、電解モジュールおよび電解装置によれば、耐久性が低下しにくくなる。
また、上述の実施形態では、固定材13の第1部分において、突出部13aに対応する位置に空隙部30を有するとして説明したが、空隙部30を有さなくてもよい。空隙部30が位置しやすい箇所に突出部13aを予め位置させてもよく、空隙部30の内部に固定材13が位置させることで空隙部30が消失してもよい。
以上、本開示について詳細に説明したが、本開示は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、改良等が可能である。
以上のように、実施形態に係る電気化学セル装置は、セルスタック11と、支持体15と、固定材13とを備える。セルスタック11は、第1端1eを有し第1端1eから第1方向に延びる複数のセル1を有する。支持体15は、複数のセル1の第1端1eを含む一端部を支持する。固定材13は、セルスタック11と支持体15との間に位置する。複数のセル1は、第1セルを含む。固定材13は、支持体15よりも第1セルの近くに位置し、第1方向または第1方向の反対方向に突出する突出部13aを有する第1部分を含む。これにより、固定材13の耐久性が低下しにくくなることから、電気化学セル装置の耐久性が低下しにくくなる。
また、実施形態に係る電気化学セル装置は、素子部3と、支持体と、固定材13とを備える。素子部3は、第1端を有し、第1端から第1方向に延びる。支持体は、素子部3の第1方向の一端部を支持する。固定材13は、素子部3と支持体との間に位置する。固定材13は、第1方向または第1方向の反対方向に突出する突出部13aを有する第1部分を含む。これにより、固定材13の耐久性が低下しにくくなることから、電気化学セル装置の耐久性が低下しにくくなる。
また、実施形態に係るモジュール100は、上記に記載の電気化学セル装置と、電気化学セル装置を収納する収納容器101とを備える。これにより、耐久性が高いモジュール100とすることができる。
また、実施形態に係るモジュール収容装置110は、上記に記載のモジュール100と、モジュール100の運転を行うための補機と、モジュール100および補機を収容する外装ケースとを備える。これにより、耐久性が低下しにくいモジュール収容装置110とすることができる。
今回開示された実施形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。実に、上記した実施形態は多様な形態で具現され得る。また、上記の実施形態は、添付の請求の範囲及びその趣旨を逸脱することなく、様々な形態で省略、置換、変更されてもよい。
1 セル
3 素子部
5 燃料極
6 固体電解質層
7 中間層
8 空気極
10 セルスタック装置
11 セルスタック
12 固定部材
13 固定材
14 支持部材
15 支持体
16 ガスタンク
17 端部集電部材
18 導電部材
100 モジュール
110 モジュール収容装置

Claims (5)

  1. 第1端を有し前記第1端から第1方向に延びる複数のセルを有するセルスタックと、
    前記複数のセルの前記第1端を含む一端部を支持する支持体と、
    前記セルスタックと前記支持体との間に位置する固定材と
    を備え、
    前記複数のセルは、第1セルを含み、
    前記固定材は、前記支持体よりも前記第1セルの近くに位置し、前記第1方向または前記第1方向の反対方向に突出する突出部を有する第1部分を含み、
    前記第1部分は、前記固定材と前記第1セルとの間に位置し、前記第1方向に延びる空隙部を有し、
    前記空隙部は、前記第1方向における少なくとも一方の端が、前記突出部により閉塞されている
    電気化学セル装置。
  2. 前記複数のセルは、さらに前記第1セルに隣り合う第2セルを含み、
    前記第1部分は、前記第1セルと前記第2セルとの間、または前記第1セルと前記支持体との間に位置する
    請求項1に記載の電気化学セル装置。
  3. 前記第1セルは、前記固定材と接触する接触領域および前記固定材と非接触の非接触領域を含み、
    前記接触領域は、前記第1端側に位置する第2端を有し、
    前記第2端から前記第1端と反対側の前記非接触領域までの前記第1方向の長さは、前記第1部分に位置する第1部位の方が前記第1部分に位置しない第2部位よりも大きい
    請求項1に記載の電気化学セル装置。
  4. 請求項1~のいずれか1つに記載の電気化学セル装置と、
    前記電気化学セル装置を収納する収納容器と
    を備えるモジュール。
  5. 請求項に記載のモジュールと、
    前記モジュールの運転を行うための補機と、
    前記モジュールおよび前記補機を収容する外装ケースと
    を備えるモジュール収容装置。
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