JP7443126B2 - 自動搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両等の搬送物を自動で搬送する自動搬送装置に関する。
例えば自動車の製造工場では、部品や完成車両等の搬送物を搬送する手段として、搬送物を無人で搬送する自動搬送装置(自動搬送車(AGV)とも言う。)を用いることがある。例えば下記の特許文献1には、左右両側に90°を超えて(すなわち、転舵角180°を超えて)転舵可能な自動搬送装置が示されている。
また、下記の特許文献2には、自動搬送車の前部にカメラを設け、このカメラで進行方向前方の障害物を検知することが示されている。
特開2016-91389号公報 特開2014-191786号公報
上記特許文献1のように、転舵角を180°より大きくすると、自動搬送装置はあらゆる方向に進むことができる。このような自動搬送装置に、上記特許文献2のように障害物等を検知するカメラを固定する場合、あらゆる進行方向に対応するカメラを設ける必要があるため、カメラの個数が多くなってコストアップを招く。
そこで、本発明は、コストアップを招くことなく、あらゆる進行方向において前方の障害物等を検知可能な自動搬送装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は、搬送物が搭載される本体と、前記本体に対して回転可能な転舵軸と、前記転舵軸に取り付けられた車輪と、前記車輪を回転駆動する駆動手段と、前記駆動手段を制御する制御部と、前記転舵軸と連動して同じ方向に同じ角度だけ回転する撮影装置とを備えた自動搬送装置を提供する。
このように、撮影装置を、転舵軸と連動して同じ方向に同じ角度だけ回転させることで、自動搬送装置がどの方向に走行する場合でも、当該撮影装置で常に進行方向前方を撮影することができる。これにより、転舵軸の回転角が大きい場合(例えば、転舵軸が本体に対して180°以上回転可能である場合)でも、あらゆる進行方向において一台の撮影装置で前方の障害物等を検知することができる。
例えば、撮影装置を転舵軸に固定し、これらを一体に回転させることで、撮影装置と転舵軸とを連動させて同じ方向に同じ角度だけ回転させることができる。
上記の自動搬送装置は、転舵軸に固定された照射装置を設けてもよい。この場合、転舵軸の回転と共に照射装置も一体に回転するため、自動搬送装置がどの方向に走行する場合でも、当該照射装置が常に車輪の進行方向前方を照射する。これにより、転舵軸の回転角が大きい場合でも、あらゆる進行方向において一台の照射装置で前方を照射することができるため、撮影装置の画像精度が高められ、もって障害物等の検知精度が高められる。
上記の自動搬送装置は、例えば、前記本体に車両の前輪と後輪のうちの一方を搭載し、前記車両の前輪と後輪のうちの他方を接地させた状態で、前記車両を搬送することができる。
以上のように、本発明の自動搬送装置によれば、コストアップを招くことなく、あらゆる進行方向において前方の障害物等を検知することができる。
工場からコンテナヤードまで車両を自動で搬送する自動搬送システムを示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る自動搬送装置(車両搬送装置)の側面図である。 上記車両搬送装置の正面図である。 上記車両搬送装置の平面図である。 上記車両搬送装置の駆動輪ユニットの断面図である。 コンテナヤードに配された車両及び上記車両搬送装置の平面図である。 コンテナヤードに配された車両及び上記車両搬送装置の平面図である。 他の実施形態に係る車両搬送装置の転舵軸及び撮影装置の平面図である。 さらに他の実施形態に係る車両搬送装置の駆動輪ユニットの断面図である。 さらに他の実施形態に係る車両搬送装置の駆動輪ユニットの断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明の一実施形態に係る自動搬送装置としての車両搬送装置1は、図1に示すように、工場Fで完成した車両Cを、車両待機場であるコンテナヤードYに搬送するものである。車両搬送装置1は、システム制御部Sからの無線指令(点線矢印)に従って、工場FとコンテナヤードYとの間を往復する。本実施形態では、車両Cが前輪駆動車であり、車両Cの左右の前輪を車両搬送装置1に搭載し、車両の左右の前輪を接地した状態で車両Cを搬送する場合を示す。
車両搬送装置1は、図2~4に示すように、車両Cの左右の前輪W1が搭載される本体2と、本体2の幅方向両側に設けられた駆動輪ユニット3と、システム制御部Sとの間で情報を送受信する送受信器4とを有する。尚、以下では、車両搬送装置1の各部を説明するにあたり、車両搬送装置1に車両Cを搭載した状態で、当該車両Cの車幅方向(図3及び図4の左右方向)を「幅方向」と言い、車両Cの前方(図2の左側、図4の下側)及び後方(図2の右側、図4の上側)をそれぞれ「前方」及び「後方」と言う。
本体2は板状を成し、その上面には、車両Cの前輪W1の転がりを防止する車輪止め5が設けられる。本体2には、駆動輪ユニット3に電力を供給するバッテリー6と、駆動輪ユニット3を制御する制御部7とが搭載される。
駆動輪ユニット3は、図5に示すように、駆動輪9と、駆動輪9を軸心周りに回転駆動する駆動手段と、本体2に固定され、駆動輪9及び駆動手段を収容するケーシング13と、撮影装置としてのカメラ20とを備える。
駆動輪9は、同軸上に並べて配された一対の車輪10で構成される。一対の車輪10の外径は等しく、図示例では、同一の車輪10を軸心方向に対向させて使用している。
駆動手段は、例えば、車輪10ごとに設けられたモータで構成され、本実施形態では、各車輪10の内周に配されたインホイールモータ11で構成される。インホイールモータ11の回転軸11aは、車輪10の軸心に固定される。各インホイールモータ11は、バッテリー6及び制御部7(図4参照)に接続され、制御部7からの指令に基づいて回転駆動される。
各インホイールモータ11のステータを有するモータ本体11bは、転舵軸12に固定される。図示例では、円柱状の転舵軸12が鉛直方向に延び、その直径方向両側に一対のインホイールモータ11が固定される。転舵軸12は、ケーシング13に固定されたフレーム14に軸受15を介して回転自在に取り付けられる。転舵軸12は、駆動輪9の走行方向を前後方向とした状態(図2~5の状態)を中心として左右に90°以上(合計180°以上)回転可能とされる。本実施形態では、転舵軸12が、本体2に対して自由回転可能な状態で取り付けられる(すなわち、360°回転可能とされる)。転舵軸12を支持する軸受15は、ラジアル方向及びスラスト方向の荷重を支持するものであることが好ましく、例えば円すいころ軸受が使用される。以上により、一対の車輪10からなる駆動輪9が、本体2に対して転舵軸12を中心に一体に回転可能とされる。
カメラ20は、車両搬送装置1の進行方向前方の様子を撮影するものであり、撮影した画像は制御部7を介してシステム制御部Sに送信される。カメラ20は、転舵軸12に固定され、本実施形態では、一方の駆動輪9の転舵軸12の上端にカメラ20が固定される。転舵軸12が回転すると、当該転舵軸12に取り付けられた駆動輪9及びカメラ20が、転舵軸12を中心として一体に回転する。この場合、駆動輪9とカメラ20が同じ方向に同じ角度だけ回転するため、駆動輪9の走行方向とカメラ20の撮影方向とが常に一致する。
送受信器4は、システム制御部S(図1参照)との間で電波を送受信可能な位置に設けられる。本実施形態では、図2及び図3に示すように、搭載される車両Cの上面と略同じ高さに送受信器4が設けられる。図示例では、駆動輪ユニット3のケーシング13から上方に延びた支柱16の上端に送受信器4が取り付けられる。送受信器4は、例えば、各駆動輪ユニット3の上方に一個ずつ設けられる。送受信器4は、制御部7と接続され、システム制御部Sからの指令を制御部7に伝達したり、制御部7からの情報をシステム制御部Sに伝達したりする。
車両搬送装置1には、補助輪8が設けられる。補助輪8は、駆動輪9の軸心よりも前方あるいは後方に設けられ、図示例では、駆動輪9の軸心よりも前方に設けられる。補助輪8の数は特に限定されず、図示例では幅方向に離隔した2箇所に設けられる。各補助輪8は、駆動輪9の車輪10よりも外径が小さい車輪で構成される。各補助輪8は、自身の軸心周りに回転自在で、且つ、鉛直方向の回転軸周りに回転自在な状態で、本体2に取り付けられる。
以下、上記の車両搬送装置1により車両Cを搬送する手順を説明する。
まず、工場F(図1参照)で、車両Cの前部を図示しないリフト手段で上昇させ、この状態で、車両Cの前部の下方に車両搬送装置1の本体2を潜り込ませる。そして、リフト手段で車両Cの前部を降下させ、左右の前輪W1を車両搬送装置1の本体2の上に搭載する。このとき、前輪W1を、車輪止め5の間に嵌まり込ませることで、本体2上での前輪W1の前後移動が規制される(図2参照)。尚、リフト手段は、工場Fに設けられたものであってもよいし、車両搬送装置1に搭載されたものであってもよい。
車両搬送装置1の本体2に車両Cの前輪W1を搭載したときに、前輪W1の軸心が駆動輪9の軸心よりも後方に配されると、本体2が後側に傾く恐れがある。従って、前輪W1の軸心が駆動輪9の軸心よりも前方(補助輪8側)に配されるように、車輪止め5の位置を設定することが好ましい。一方、前輪W1の軸心が補助輪8に近すぎると、小径な補助輪8に過大な荷重が加わるため、前輪W1の軸心は駆動輪9の軸心寄りの位置に設けることが好ましい。具体的には、前輪W1の軸心を、駆動輪9と補助輪8の前後方向中央よりも後方に配することが好ましく、駆動輪9の前端よりも後方に配することがより好ましい。
こうして、車両Cの前輪W1(駆動輪)を車両搬送装置1に搭載し、後輪W2(従動輪)を接地した状態で、車両搬送装置1を駆動して車両Cを搬送する(図1の矢印P1参照)。具体的には、システム制御部Sからの指令を車両搬送装置1の送受信器4(図2及び図3参照)が受信し、この指令が制御部7に伝達され、この指令に従って制御部7が各駆動輪9の駆動手段(インホイールモータ11)を回転駆動する。このとき、各駆動輪9の一対の車輪10を駆動するインホイールモータ11のトルクを異ならせることで、各駆動輪9を転舵させて車両搬送装置1をカーブさせることができる。
駆動輪9を駆動して車両搬送装置1を走行させている間、カメラ20で画像が撮影される。この画像がシステム制御部Sに送信され、この画像に基づいて車両搬送装置1の走行を制御する。例えば、カメラ20が撮影した画像から、車両搬送装置1の経路上に障害物があることが判明すれば、システム制御部Sが、車両搬送装置1を障害物を避けて走行させるか、あるいは、車両搬送装置1を停止させることにより、車両搬送装置1と障害物との衝突が回避される。
車両搬送装置1をカーブに沿って走行させる際、カメラ20が転舵軸12及び駆動輪9と一体に回転することで、カメラ20で、常に駆動輪9の走行方向前方を撮影することができる。この場合、本体2の方向転換よりも先に、カメラ20が転舵軸12と共に回転するため、カーブの先が早期にカメラ20の撮影範囲に入り、カーブの先にある障害物を早期に検知することができる。これにより、車両搬送装置1の走行経路の変更や緊急停止等を早期に行うことができるため、車両搬送装置1が障害物に衝突する事態を確実に防止できる。
こうして、車両搬送装置1が、システム制御部Sからの指令に従って所定の経路を走行し、コンテナヤードY内の所定位置まで車両Cを搬送する(図6の矢印Q1参照)。そして、リフト手段で車両Cの前部を上昇させ、この状態で車両搬送装置1を前方に走行させて車両Cの下方から退避させる(図6の矢印Q2参照)。その後、リフト手段で車両Cの前部を降下させ、前輪W1を接地させる。尚、リフト手段は、コンテナヤードYに設けられたものであってもよいし、車両搬送装置1に搭載されたものであってもよい。
そして、車両Cから分離された車両搬送装置1は、コンテナヤードY内に配置された多数の車両Cの間に配置される。コンテナヤードY内では、車両Cはできる限り密に配置することが好ましいが、車両Cの前後方向間隔D2は車両搬送装置1の前後方向寸法D1に依存するため、車両搬送装置1の前後方向寸法D1はなるべく小さいことが好ましい。本実施形態では、車両搬送装置1が、車両Cの前輪W1のみを搭載するものであるため、車両搬送装置1の前後方向寸法D1は車両Cのホイールベースよりも短くて済み、例えば車両Cのホイールベースの1/2以下とすることができる。このため、車両Cの前後方向間隔D2を小さくすることができ、コンテナヤードY内に車両Cを密に配置することが可能となる。
その後、車両搬送装置1をその場に停止させた状態で、インホイールモータ11により各駆動輪9の一対の車輪10を互いに逆向きに同トルクで回転駆動することにより、各駆動輪9をその場で90°転舵させる(図7参照)。このとき、幅方向一方(図中左側)の駆動輪9及び転舵軸12と一体に、カメラ20が90°回転する。その後、各駆動輪9の各車輪10を同方向に同トルクで回転させることにより、車両搬送装置1を幅方向(図7の左右方向)に走行させる。車両搬送装置1が幅方向に走行し始めると、補助輪8が地面との摩擦により鉛直方向の回転軸周りに90°回転し、走行方向が幅方向となる。このとき、車両Cを搭載していない車両搬送装置1の重心が駆動輪9の軸心と補助輪8の軸心との前後方向間に配されるように、バッテリー6や制御部7等を配置することで、車両搬送装置1の走行を安定させることができる。以上により、車両搬送装置1が車両Cの前後方向間から退避される(図1及び図7の矢印P2参照)。
上記のように、車両搬送装置1の駆動輪9及び転舵軸12を90°転舵させることにより、車両Cの前方に退避させた車両搬送装置1を、そのままの姿勢で幅方向に走行させて車両Cの間を走行させることができる。これにより、車両Cの前方に車両搬送装置1を転回させるためのスペースが不要となるため、コンテナヤードYに車両Cをさらに密に配置することが可能となる。
また、上記のように、駆動輪9を90°転舵する際に、駆動輪9、転舵軸12、及びカメラ20を一体に回転させることで、カメラ20の撮影方向が常に駆動輪9の走行方向前方を向く。これにより、車両搬送装置1を前後方向に走行させる場合も、幅方向に走行させる場合も、同じカメラ20を用いて走行方向前方の画像を撮影することができる。
車両搬送装置1が車両Cの間から抜け出したら、車両搬送装置1を停止させて、左右の駆動輪9を90°転舵した後、それぞれ逆向きに回転駆動して、車両搬送装置1をその場で90°回転させる(図1の点線参照)。そして、左右の駆動輪9を再び90°転舵した後、両駆動輪9を回転駆動して、車両搬送装置1を幅方向に走行させる(図1の矢印P3参照)。このときも、カメラ20の撮影方向が駆動輪9の走行方向(幅方向)前方を向いているため、走行方向前方の画像をカメラ20で撮影しながら車両搬送装置1を走行させることができる。そして、空の車両搬送装置1を工場Fまで搬送したら、この車両搬送装置1に新たな車両Cを搭載して、コンテナヤードYまで搬送する。以上を繰り返すことにより、工場FからコンテナヤードYまで車両Cを自動で搬送することができる。
本発明は上記の実施形態に限られない。以下、本発明の他の実施形態を説明するが、上記の実施形態と同様の点については重複説明を省略する。
上記の実施形態では、カメラ20を転舵軸12に固定し、これらを一体に回転させる場合を示したが、これに限られない。例えば、図8に示すように、転舵軸12と、カメラ20を回転させる回転軸21とをオフセットさせて、これらをギアを介して連動させてもよい。図示例では、転舵軸12と一体に設けられたギア22と、このギア22と噛み合うギア23と、カメラ20と一体に設けられ、ギア23と噛み合うギア24とを介して、転舵軸12とカメラ20とが連動して回転する。この場合、転舵軸12とカメラ20が同じ方向に同じ角度だけ回転するように、ギア22、23、24の諸元(歯数等)が設定される。尚、転舵軸12とカメラ20とを連動して回転させる手段としては、ギアに限らず、チェーン等を使用することもできる。
図9に示す実施形態では、転舵軸12に、撮影装置としてのカメラ20と、照射装置としてのライト30とを固定している。この場合、転舵軸12の回転と共に、カメラ20及びライト30が一体に回転するため、車両搬送装置1がどの方向に走行する場合でも、ライト30が常に車両搬送装置1の進行方向前方(すなわち、カメラ20による撮影方向)を照射する。これにより、カメラ20の画像精度が高められるため、進行方向前方の障害物等の検知精度が高められる。尚、ライト30は、上記のように転舵軸12及びカメラ20と一体に設ける他、ライト30と転舵軸12又はカメラ20あるいはこれらの双方とをオフセットさせ、これらをギア等を介して連動させてもよい。この場合、転舵軸12、カメラ20、及びライト30を同じ方向に同じ角度だけ回転するように、ギア等の数や諸元が設定される。
図10に示す実施形態では、カメラ20が、除震装置40を介して転舵軸12に固定される。除震装置40は、転舵軸12からカメラ20に伝わる振動を抑えるものであればよい。これにより、地面の凹凸等により車輪10が振動したときに、カメラ20に伝わる振動が軽減されるため、カメラ20の故障を防止できる。
以上の実施形態では、各駆動輪9が一対の車輪10からなる場合を示したが、これに限らず、各駆動輪9を一個の車輪で構成してもよい。
また、以上の実施形態では、前輪駆動車の前輪のみを車両搬送装置1に搭載して搬送する場合を示したが、これに限られない。例えば、後輪駆動車を搬送する場合は、車両の後輪のみを車両搬送装置1に搭載し、前輪を接地させた状態で、車両を搬送してもよい。また、四輪駆動車を搬送する場合は、2台の車両搬送装置1を用いて、一方の車両搬送装置1に前輪を搭載し、他方の車両搬送装置1に後輪を搭載してもよい。
また、上記の実施形態では、2個の駆動輪9と2個の補助輪8を設けた車両搬送装置1を示したが、これに限られない。例えば、本体2の幅方向中央に補助輪8を1個だけ設けたり、駆動輪9の前方及び後方に補助輪8を設けたりしてもよい。あるいは、2個の駆動輪9と、それよりも前方又は後方にさらに駆動輪9を設け、3輪駆動、あるいは4輪駆動としてもよい。あるいは、駆動輪9を1個としてもよく、例えば、本体2の幅方向中央に1個の駆動輪9を設け、その後方の幅方向両端付近に一対の補助輪8を設けてもよい。
また、上記の車両搬送装置で搬送する車両は、完成車両に限らず、例えば、荷台を搭載する前のトラック等(いわゆる、架装前車両)を含む。また、本発明は、車両搬送装置に限らず、他の搬送物(例えば、自動車の部品等)を搬送する自動搬送装置に適用することもできる。
1 車両搬送装置(自動搬送装置)
2 本体
3 駆動輪ユニット
4 送受信器
5 車輪止め
6 バッテリー
7 制御部
8 補助輪
9 駆動輪
10 車輪
11 インホイールモータ(駆動手段)
12 転舵軸
13 ケーシング
20 カメラ(撮影装置)
30 ライト(照射装置)
40 除震装置
C 車両
W1 前輪
W2 後輪
F 工場
S システム制御部
Y コンテナヤード

Claims (2)

  1. 搬送物が搭載される本体と、鉛直方向に延び、前記本体に対して回転可能な転舵軸と、前記転舵軸の水平方向両側に取り付けられ、同軸上に並べて配された一対の車輪と、前記転舵軸に固定され、前記一対の車輪をそれぞれ回転駆動する一対のインホイールモータと、前記駆動手段を制御する制御部と、前記転舵軸に固定され、前記転舵軸と連動して同じ方向に同じ角度だけ回転する撮影装置とを備えた自動搬送装置。
  2. 前記撮影装置が、前記転舵軸から前記撮影装置に伝わる振動を抑える除震装置を介して前記転舵軸に固定された請求項1に記載の自動搬送装置。
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