JP7442398B2 - 吐出ポンプ - Google Patents

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JP7442398B2
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本発明は、吐出ポンプに関する。
従来、下記特許文献1に示されるように、取手部材に取り付けられたノズルベース部材と、取手部材に取り付けられると共に下方に向けて押下げ操作可能なトリガー部材と、取手部材に取り付けられたシリンダ部材と、シリンダ部材を容器本体の口部に装着する装着キャップと、トリガー部材の押し下げ操作に伴ってシリンダ部材内を下方移動するピストン部材と、を備えたポンプディスペンサが知られている。
ノズルベース部材には、内容物を吐出するノズル孔を有するノズル筒が形成されている。そして、トリガー部材を指先で押下げ操作することで、ピストン部材を利用してシリンダ部材内を加圧することができ、ノズル孔を通じて内容物を吐出することが可能とされている。
特開2020-40024号公報
しかしながら、上記従来のポンプディスペンサでは、トリガー部材が容器軸に沿って下方移動可能に配置されているため、指先で押込み操作し難く、改善の余地があった。特に、トリガー部材は、支点を中心として回動する構造とされているため、押込みストロークが長く、女性や子供等、手のサイズが小さいユーザにとっては使い勝手が良くなかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、操作性が向上した吐出ポンプを提供することである。
(1)本発明に係る吐出ポンプは、内容液が収容される容器本体の口部に装着されるノズル部材と、前記容器本体の口部の上方に配設され、前記ノズル部材に設けられたポンプ部材と、を備え、前記ノズル部材は、内部に内容液を貯留する貯留室を有すると共に、内容液を外部に吐出するノズル孔が形成されたノズル筒部を備え、前記ポンプ部材は、前記容器本体の縦断面視において、前記容器本体の容器軸を挟んで前記ノズル孔とは前記容器本体の径方向の反対側に配置されると共に、前記容器軸に対して交差するポンプ軸に沿って移動可能とされた操作部材を備え、前記操作部材は、前記ポンプ軸に沿って、前記ノズル筒部から離れた待機位置と前記ノズル筒部に接近した押込み位置との間で往復移動可能とされ、前記待機位置から前記押込み位置への移動に伴って、前記貯留室内を加圧して前記貯留室内の内容液を前記ノズル孔に供給することを特徴とする。
本発明に係る吐出ポンプによれば、ノズル筒部の内部に貯留室が設けられているので、貯留室内に内容液を一旦貯留することが可能である。そして、操作部材を押込み操作して、待機位置から押込み位置に向けて移動させることで、貯留室内を加圧して、貯留室内に貯留された内容液をノズル孔に向けて供給することができる。その結果、ノズル孔を通じて内容液を外部に向けて吐出することができる。
特に、内容液を吐出するにあたって、ノズル部材に設けられたポンプ部材における操作部材を操作する構造としているので、ノズル孔の位置を固定したままの状態で内容液を吐出させることができる。従って、狙った位置に対してノズル孔を向けた状態で内容液を吐出することができ、内容液を対象物に対して安定且つ確実に吐出することができる。
しかも、ポンプ部材は容器本体の口部の上方に配置されているうえ、容器軸に対して交差したポンプ軸に沿って操作部材が移動可能に配置されている。そのため、例えば口部等を利用して容器本体を手の平で把持したときに、容器軸と同軸にポンプ部材が配置されている場合とは異なり、親指を自然な形で操作部材に添え易く(あてがい易く)、操作部材をスムーズに押し込むことが可能である。従って、女性や子供等、手のサイズが小さいユーザであっても容易に操作することができ、使い易く、操作性が向上した吐出ポンプとすることができる。
(2)前記ポンプ軸は、前記容器本体の縦断面視において、前記容器軸に対して傾斜しても良い。
この場合には、ポンプ軸が容器軸に対して傾斜しているので、例えば口部等を利用して容器本体を手の平で把持したときに、人差し指に対して一定の開き角を有する親指を、より自然な形で操作部材に添えることが可能となる。従って、操作部材に対して効率良く外力を加え易く、さらにスムーズに操作部材を押し込むことができる。
(3)前記容器本体の口部の外側に位置した状態で前記ポンプ部材の下方に配設されたハンドル部を備えても良い。
この場合には、ハンドル部を把持しながら親指等を利用して操作部材を押込み操作することができる。そのため、例えば、大型の容器本体であったとしても、姿勢をより安定させた状態で操作部材の押込み操作を行うことができ、操作性をさらに向上することができる。
(4)前記操作部材は、前記ポンプ軸に沿って前記押込み位置よりも前記ノズル筒部に接近したロック位置に向けて移動可能とされ、前記ポンプ部材は、前記操作部材を前記ロック位置で保持すると共に、該保持を解除可能な保持部を備え、前記操作部材は、前記ロック位置において前記貯留室内を通じた前記容器本体内と前記ノズル孔との連通を遮断する遮断部材を備えても良い。
この場合には、保持部を利用して操作部材をロック位置で保持することができ、遮断部材を利用して貯留室内を通じた容器本体内とノズル孔との連通を遮断することができる。これにより、ノズル孔に向けて内容液が流れることを遮断することができるので、ノズル孔を通じた内容液の吐出を防止することができる。従って、例えば製品流通時や不使用時(保管時)等において、内容液が意図せずに吐出(漏出)してしまうことを防止することができる。
(5)前記ノズル部材は、前記ノズル筒部内において前記貯留室と前記ノズル孔との間に配置され、前記貯留室内から供給された内容液に対して空気を混合させることで泡状の内容液を生成する造泡部を備え、前記ポンプ部材は、前記ポンプ軸と同軸に配置されると共に、前記貯留室内に連通する液用シリンダと、前記ポンプ軸と同軸で、且つ前記液用シリンダを囲むように配置されると共に、内部が空気室とされた空気用シリンダと、を備え、前記操作部材は、前記待機位置から前記押込み位置への移動に伴って、前記液用シリンダ内を加圧して前記貯留室内の内容液を前記造泡部に供給すると共に、前記空気用シリンダ内を加圧して、前記空気室内の空気を、空気通路を経由して前記造泡部に供給しても良い。
この場合には、操作部材を押込み操作して、待機位置から押込み位置に向けて移動させることで、貯留室内に連通する液用シリンダの内圧を高めることができると共に、空気用シリンダの内圧を高めることができる。これにより、貯留室内に貯留された内容液を造泡部に供給することができると共に、空気室内の空気を、空気通路を経由して造泡部に供給することができる。そのため、造泡部によって、内容液に空気を混合させることで発泡させることができ、泡状の内容液を生成することができる。その結果、ノズル孔を通じて泡状の内容液を外部に向けて吐出することができる。従って、フォーマポンプとして利用することが可能となる。
特に、ポンプ部材によるポンプ操作によって、貯留室内に貯留された内容液を造泡部に向けて一定量供給することが可能であるうえ、空気室内の空気を造泡部に向けて一定量供給することができる。そのため、造泡部によって内容液と空気とを適切に混合することができ、むらのない安定した泡を生成することができる。これにより、泡状の内容液を安定して吐出することができる。
(6)前記ノズル部材は、前記ノズル筒部内において前記貯留室よりも前記容器本体側に配置され、前記容器本体内から前記貯留室内に向けた内容液の移動を許容し、且つ前記貯留室内から前記容器本体内への内容液の逆流を抑制する第1逆止弁と、前記ノズル筒部内において前記造泡部と前記貯留室との間に配置され、前記貯留室内から前記造泡部に向けた内容液の移動を許容し、且つ前記造泡部から前記貯留室内への内容液の逆流を抑制する第2逆止弁と、を備えても良い。
この場合には、操作部材の押込み操作によって液用シリンダ内を加圧したときに、第1逆止弁を閉弁させ、且つ第2逆止弁を開弁させることができる。従って、貯留室内の内容液を容器本体内に逆流させることなく適切に造泡部に供給することができ、泡状の内容液をより安定して生成することができる。
(7)前記ポンプ部材には、前記押込み位置から前記待機位置への前記操作部材の移動に伴って、前記空気室内に外部から空気を導入する空気導入部が形成されても良い。
この場合には、泡状の内容液を吐出した後、操作部材を押込み位置から待機位置に復帰させることに伴って、空気導入部を通じて空気室内に外部から空気を導入することができる。そのため、操作部材の復帰動作による空気室内の負圧状態を速やかに解消することができると共に、次回の内容液の吐出に備えることができる。従って、泡状の内容液の連続的な吐出を容易に行うことが可能である。
(8)前記操作部材は、前記液用シリンダ内に摺動可能に収容された液用ピストンと、前記空気用シリンダ内に摺動可能に収容された空気用ピストンと、を備えても良い。
この場合には、操作部材を押込み操作して、待機位置から押込み位置に移動させることで、液用ピストンを利用して液用シリンダ内を効率良く加圧することができると共に、空気用ピストンを利用して空気用シリンダ内を効率良く加圧することができる。従って、造泡部に内容液及び空気をそれぞれよりスムーズに供給することができ、泡状の内容液をさらに安定して生成することができる。
(9)前記操作部材は、前記空気用シリンダの開口部を閉塞した状態で前記待機位置と前記押込み位置との間を弾性変位可能とされた可動蓋と、前記可動蓋に連結され、且つ前記液用シリンダ内に摺動可能に収容された液用ピストンと、を備え、前記可動蓋は、前記待機位置から前記押込み位置に向けて弾性変位することで、前記空気用シリンダ内を加圧しても良い。
この場合には、操作部材を押込み操作することで、可動蓋を弾性変位させながら待機位置から押込み位置に移動させることができる。これにより、可動蓋の弾性変位に伴って液用ピストンを液用シリンダ内に押し込むことができるので、液用シリンダ内を効率良く加圧することができる。さらに、可動蓋の弾性変位によって空気用シリンダ内を効率良く加圧することができる。
従って、造泡部に内容液及び空気をそれぞれよりスムーズに供給することができ、泡状の内容液をさらに安定して生成することができる。
(10)前記操作部材を前記待機位置側に向けて付勢する付勢部材を備えても良い。
この場合には、内容液を吐出した後、付勢部材を利用して操作部材を押込み位置から待機位置に速やかに復帰させることができる。従って、内容液の連続的な吐出を容易に行うことが可能である。
本発明によれば、操作性が向上した吐出ポンプとすることができる。
本発明に係るフォーマポンプ(吐出ポンプ)の第1実施形態を示す図であって、フォーマポンプを容器本体の口部に装着した状態におけるフォーマ容器の縦断面図である。 図1に示すフォーマポンプの縦断面図である。 図1に示す状態から、ノズル孔を通じて泡状の内容液を吐出している状態を示す図である。 本発明に係るフォーマポンプ(吐出ポンプ)の第2実施形態を示す図であって、フォーマポンプを容器本体の口部に装着した状態における縦断面図である。 図4に示す状態から、ノズル孔を通じて泡状の内容液を吐出している状態を示す図である。 本発明に係るフォーマポンプ(吐出ポンプ)の第3実施形態を示す図であって、フォーマポンプを容器本体の口部に装着した状態における縦断面図である。 図6に示す操作部材を押し込んで押込み位置に位置させた状態を示す縦断面図である。 図7に示す操作部材をさらに押し込んでロック位置に位置させた状態を示す縦断面図である。 ノズル孔を通じて泡状の内容液を吐出している状態を示す図である。 第1実施形態の変形例を示す図であって、ハンドル部を具備するフォーマポンプを容器本体の口部に装着した状態におけるフォーマ容器の縦断面図である。
(第1実施形態)
本発明に係る吐出ポンプの第1実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態では、本発明に係るフォーマポンプ(吐出ポンプ)が容器本体に装着されたフォーマ容器(泡吐出容器)を例に挙げて説明する。
図1に示すように、本実施形態のフォーマ容器1は、内容液Wが内部に収容される有底筒状の容器本体2と、容器本体2の口部2aに取り付けられるフォーマポンプ10と、を備えている。
なお、内容液Wは、特に限定されるものではないが、例えば醤油等の液体調味料等を採用することができる。ただしこの場合に限定されるものではなく、例えば液体洗剤、柔軟剤、漂白剤、シャンプー、ボディソープ、ハンドソープ、洗顔料、化粧料等を内容液Wとして採用しても構わない。
フォーマポンプ10は、容器本体2の口部2aに装着され、内容液Wを外部に吐出するノズル孔12が形成されたノズル部材11と、ノズル部材11に設けられたポンプ部材13と、を備えている。
本実施形態では、容器本体2の中心軸を容器軸O1といい、容器軸O1に沿って容器本体2の底部2dからフォーマポンプ10側に向かう方向を上方、その反対を下方という。また、容器軸O1方向から見た平面視において、容器軸O1に交差する方向を径方向といい、容器軸O1回りに周回する方向を周方向という。
さらに、径方向のうち互いに直交し合う一方向を前後方向Lといい、他方向を左右方向という。また前後方向Lのうちノズル孔12側を前方とし、ポンプ部材13側を後方とする。
(容器本体)
容器本体2について簡単に説明する。
本実施形態の容器本体2は、内容液Wの減少に伴い減容変形(しぼみ変形)する可撓性に富む内容器(内層)3と、内容器3が内装される外容器(外層)4とを備えている。つまり、容器本体2は、外容器4の内面に内容器3が剥離可能に積層された積層剥離型容器(デラミボトル)とされている。
なお、積層剥離とは、接着(疑似接着)状態からの剥離に限られるものではなく、密着(非接着)状態からの剥離も含む。従って、例えば射出成形等によって外容器用のプリフォーム及び内容器用のプリフォームをそれぞれ個別に形成し、これらを二重(内外)に組み合わせた後、ブロー成形(二軸延伸ブロー成形)することによって得られた容器本体2を採用しても構わないし、外容器内に袋状の内容器を配置した二重容器等を容器本体2として採用しても構わない。
容器本体2は、口部2a、肩部2b、胴部2c及び底部2dが上側から順に連設された有底筒状に形成されている。
容器本体2の口部2aは、内容器3の口部と外容器4の口部とによって構成され、肩部2bの上端開口部から上方に向けて延びるように形成されている。なお、容器本体2には、外容器4と内容器3との間に外気を導入させる図示しない吸気孔が形成されている。吸気孔の形成位置は、特に限定されるものではなく、例えば外容器4の口部、或いは外容器4の底部等に形成される。
(フォーマポンプ)
次にフォーマポンプ10について説明する。
図2に示すように、フォーマポンプ10は、先に述べたように、容器本体2の口部2aに装着されたノズル部材11、及びノズル部材11に設けられたポンプ部材13を備えている。
ノズル部材11は、内部に内容液Wを貯留する貯留室21を有していると共に、内容液Wを吐出するノズル孔12が前方を向いて開口するように形成されたノズル筒部20を備えている。なお、ノズル筒部20を構成する部材のうち、後述する中間ノズル筒部50及び先端ノズル筒部60は、容器軸O1に直交する径方向に伸びているが、この場合に限定されるものではなく、例えば容器軸O1及び径方向に対して傾斜する方向に延びていても良い。
ポンプ部材13は、容器本体2の口部2aの上方に配置されており、ノズル部材11に一体に設けられている。
ポンプ部材13は、貯留室21内に連通する液用シリンダ30と、内部が空気室32とされた空気用シリンダ31と、容器軸O1に対して傾いたポンプ軸O2に沿って移動可能とされた操作部材33と、を備えている。
操作部材33は、容器軸O1を挟んでノズル孔12とは径方向の反対側に配置され、ポンプ軸O2に沿って、ノズル筒部20から後方側に離れた待機位置P1と、ノズル筒部20に接近した押込み位置P2(図3参照)との間で往復移動可能とされている。
なお、ポンプ軸O2は、容器本体2の縦断面視において、容器軸O1に対して交差するように配置されている。本実施形態では、ポンプ軸O2は、容器本体2の縦断面視において、容器軸O1に対して傾斜するように交差し、且つ容器軸O1上を起点としてノズル筒部20から離れる向きに延びている。そのため、ポンプ軸O2は、容器本体2の縦断面視において、斜め上後方に向けて延びるように傾斜している。これにより、ポンプ部材13は、後方側に傾くようにノズル部材11に一体に設けられている。
(ノズル部材)
ノズル部材11について詳細に説明する。
ノズル筒部20は、容器本体2の口部2aに装着されるキャップ筒部40と、キャップ筒部40に一体に連結されると共に、前方に向けて延びるようにL字状に屈曲した中間ノズル筒部50と、中間ノズル筒部50の前端部に一体に連結され、ノズル孔12が形成された先端ノズル筒部60と、を備えている。
キャップ筒部40は、容器本体2の口部2aを径方向の外側から囲む装着筒41と、装着筒41の上端部から径方向の内側に向かって延び、容器本体2の上端開口縁上に環状のパッキン42を介して配置された環状のフランジ部43と、フランジ部43の内周縁部から下方に向かって延び、容器本体2の内側に配置された中筒44と、中筒44の下端部に連設され、上方に向かって延びる内筒45と、内筒45の上端開口部を塞ぐ頂壁46と、を備えている。
装着筒41の内周面には、容器本体2の口部2a側に形成された雄ねじ部5に螺合する雌ねじ部47が形成されている。これにより、フォーマポンプ10の全体は、装着筒41を介して容器本体2の口部2aに螺着によって装着されている。
ただし、装着筒41は、例えばアンダーカット嵌合等、螺着以外の方法によって容器本体2の口部2aに装着されても構わない。
内筒45は、頂壁46がフランジ部43よりも下方に位置する程度の長さで形成されている。内筒45の上端部は、外径が縮径した縮径部45aとされている。なお、中筒44と内筒45との間には、上方に向けて開口する環状溝が形成されている。
頂壁46の中央部分には、該頂壁46を上下方向に貫通する流通孔48が容器軸O1と同軸に形成されている。図示の例では流通孔48は平面視円形状に形成されている。ただし、流通孔48の形状はこの場合に限定されるものではない。
さらに頂壁46には、上方に向けて環状のシールリブ46aが突設されていると共に、下方に向けて延びるように保持筒49が形成されている。
シールリブ46aは、流通孔48よりも径が大きい円環状に形成され、上方に向けて僅かに突出している。シールリブ46aの上端開口縁は、後述する第1逆止弁100の弁本体102が離反可能に着座する弁座部とされている。
保持筒49は、流通孔48よりも径が大きく、且つシールリブ46aよりも径が小さい円筒状に形成されている。保持筒49の内側には、吸上げ管6の上端部が嵌合されている。吸上げ管6は、容器軸O1と同軸に配設された状態で保持筒49によって保持されている。吸上げ管6は、下端部が容器本体2の底部2d近傍に位置しており、ポンプ部材13をポンプ操作することによって、流通孔48を通じて貯留室21内に内容液Wを供給することが可能とされている。
なお、吸上げ管6は、例えば硬質のパイプ状に形成されていても構わないし、可撓性を有する軟質のチューブ状に形成されていても構わない。
中間ノズル筒部50は、キャップ筒部40に連結される連結筒51と、連結筒51に一体に形成されると共に容器本体2の口部2aの上方に配置され、且つ前方に向けて延びた中間筒52とを備え、全体としてL字状に形成されている。
連結筒51は、キャップ筒部40における内筒45を径方向の外側から囲むように形成され、環状溝内に配置されている。連結筒51は、中筒44の内周面及び内筒45の外周面のうちの少なくともいずれか一方に対して嵌合している。これにより、中間ノズル筒部50は、キャップ筒部40に対して一体的に組み合わされている。
中間筒52は、前後方向Lに延びた筒状に形成され、連結筒51の上端部に連設された状態でキャップ筒部40におけるフランジ部43に対して上方から接触している。図示の例では、中間筒52は、前端部が容器本体2の胴部2cよりも径方向の外側に突出する程度の長さに形成されている(図1参照)。ただし、中間筒52の長さは、適宜変更して構わない。
なお、中間筒52の中心軸線をノズル軸O3という。また、ノズル軸O3方向から見た正面視でノズル軸O3に交差する方向をノズル径方向といい、ノズル軸O3回りに周回する方向をノズル周方向という。
中間筒52の内部には、貯留室21が設けられている。貯留室21は、流通孔48の上方に配置され、流通孔48を通じて容器本体2内に連通可能とされている。さらに中間筒52には、液用シリンダ30及び空気用シリンダ31が一体に形成されており、貯留室21内と液用シリンダ30内とは連通している。
液用シリンダ30及び空気用シリンダ31については、後に説明する。
さらに中間筒52の内側には、後述する第2逆止弁110を後方から支持する支持筒53がノズル軸O3と同軸上に形成されている。なお、支持筒53は、該支持筒53の後端部からノズル径方向の外側に向けて突出した環状の連結フランジ54を介して中間筒52の内周面に一体に形成されている。なお、支持筒53の内部空間は、貯留室21の一部として機能する。
中間筒52の前端部には、該中間筒52をノズル径方向の外側から囲む囲繞筒56がノズル軸O3と同軸に形成されている。従って、中間ノズル筒部50の前端部は、中間筒52及び囲繞筒56によって二重筒状に形成されている。
囲繞筒56の後端部は、中間筒52の外周面からノズル径方向の外側に向けて突出した環状のフランジ片57に一体に形成されている。従って、中間筒52と囲繞筒56との間には、前方に開口した環状の装着溝が形成されている。なお、フランジ片57のうち中間筒52の上方に位置する部分には、該フランジ片57を前後方向Lに貫通する空気孔58が形成されている。
先端ノズル筒部60は、囲繞筒56をノズル径方向の外側から囲む外側連結筒61と、外側連結筒61の前端部からノズル径方向の内側に向けて突出すると共に、中間筒52の前端開口縁上に接触する環状の連結フランジ片62と、連結フランジ片62から後方に向けて突出すると共に装着溝内に配置された中間連結筒63と、連結フランジ片62から後方に向けて突出すると共に中間筒52の内側に配置された内側連結筒64と、連結フランジ片62の内周縁部から前方に向けて突出したノズル筒65と、を備えている。
外側連結筒61は、囲繞筒56に対して例えばアンダーカット嵌合により外嵌されている。これにより、先端ノズル筒部60の全体は、中間ノズル筒部50に対して装着されている。
中間連結筒63は、中間筒52の外周面との間に環状の第1空気溝をあけた状態で、囲繞筒56の内周面に嵌合している。それに加えて、中間連結筒63は、フランジ片57に対して非接触とされ、フランジ片57との間に前後方向Lの隙間を確保している。従って、第1空気溝は、装着溝内を通じて空気孔58に連通している。また、連結フランジ片62の後面と中間筒52の前端開口縁との間には、第1空気溝に連通する環状の第2空気溝が形成されている。さらに、内側連結筒64と中間筒52との間には、第2空気溝に連通する環状の第3空気溝が形成されている。
上述した、装着溝内、第1空気溝、第2空気溝及び第3空気溝は、後述する空気室32内から造泡部90に向けて空気を供給するための空気通路66として機能する。なお、各空気溝は、環状に形成されている必要はなく、互いに連通していれば、例えば1つ又は複数の溝によって形成されていても構わない。
ノズル筒65における前端開口部は、内容液Wを吐出するノズル孔12として機能する。従って、本実施形態のノズル孔12は、ノズル軸O3方向に沿って前方に開口している。また、ノズル筒65の外周面には、雄ねじ部67が形成されている。さらにノズル筒65には、ノズル孔12を塞ぐノズルキャップ80が装着されている。
ノズルキャップ80は、ノズル筒65をノズル径方向の外側から囲むキャップ周壁81と、ノズル筒65を前方から塞ぐキャップ頂壁82とを有する有頂筒状に形成されている。キャップ周壁81の内周面には、ノズル筒65側の雄ねじ部67に螺合する雌ねじ部83が形成されている。
これにより、ノズルキャップ80は、ノズル筒65に対して離脱可能に螺着されている。なお、キャップ頂壁82には、後方に向けて突出すると共にノズル孔12の内側に密に嵌合するシール筒84が形成されている。
ただし、ノズルキャップ80は、ノズル筒65に対して螺着される場合に限定されるものではなく、例えばアンダーカット嵌合によって離脱可能に装着されても構わない。
上述のように構成されたノズル筒部20には、貯留室21内から供給された内容液Wに対して空気を混合させることで泡状の内容液Wを生成する造泡部90と、第1逆止弁100及び第2逆止弁110とが設けられている。
造泡部90は、貯留室21内からの内容液Wと空気室32内からの空気とを合流させて、両者を混合させる気液混合室91と、気液混合室91で混合された気液混合体を発泡させて、泡状の内容液Wを生成する発泡部材92と、を備えている。
発泡部材92は、支持筒53の前方に配置されると共に、内側連結筒64の内側に装着された筒状のケーシング93と、ケーシング93内に装着された2つの発泡エレメント94と、を備えている。なお、中間筒52の内側において、ケーシング93と支持筒53との間に形成される内部空間が気液混合室91として機能する。
ケーシング93は、発泡エレメント94が収容される前方ケーシング部と、前方ケーシング部の後方に位置すると共に、内容液Wを流通させる流通孔95が形成された後方ケーシング部と、を備えた円筒状に形成されている。流通孔95の内周面には、ノズル径方向の外側に向けて凹むと共に後方に開口する流通溝96が、ノズル周方向に間隔をあけて複数形成されている。
発泡エレメント94は、前後に2段に重なった状態で前方ケーシング部の内側に装着されている。発泡エレメント94は、筒状体及び筒状体の一端開口端に張設されたメッシュ部材94aを備えている。
2つの発泡エレメント94のうち、後方に位置する発泡エレメント94はメッシュ部材94aが後方を向き、前方に位置する発泡エレメント94はメッシュ部材94aが前方側を向くように配置されている。
第1逆止弁100は、ノズル筒部20内において貯留室21よりも容器本体2側に配置され、容器本体2内から貯留室21内に向けた内容液Wの移動を許容し、且つ貯留室21内から容器本体2内への内容液Wの逆流を抑制する。従って、第1逆止弁100は、貯留室21内の加圧時に閉弁すると共に、貯留室21内の減圧時に開弁することが可能とされている。
第1逆止弁100は、キャップ筒部40における縮径部45aに外嵌された環状の枠体101と、枠体101の内側に配設されると共に、流通孔48を開放可能に閉塞する弁本体102と、弁本体102の外周縁部と枠体101の内周面とを連結する複数の弾性連結片103と、を備えている。
弁本体102は、容器軸O1と同軸に配置された円板状に形成され、シールリブ46aに対して上方から離反可能に着座することで、流通孔48を閉塞している。弾性連結片103は、周方向に間隔をあけた状態で配設され、弁本体102を弾性変位可能に支持している。
なお、第1逆止弁100は、一つの弾性連結片103で弁本体102を支持する一点弁でも構わないが、複数の弾性連結片103で弁本体102を支持する二点弁以上の多点弁が好ましい。さらに、第1逆止弁100としては、上述の弁構造に限定されるものではなく、例えばボール弁を採用しても構わない。
第2逆止弁110は、ノズル筒部20内において造泡部90と貯留室21との間に配置され、貯留室21内から造泡部90に向けた内容液Wの移動を許容し、且つ造泡部90から貯留室21内への内容液Wの逆流を抑制する。従って、第2逆止弁110は、貯留室21内の加圧時に開弁すると共に、貯留室21内の減圧時に閉弁することが可能とされている。
第2逆止弁110は、中間ノズル筒部50における中間筒52の内側に嵌合された環状の枠体111と、枠体111の内側に配設されると共に、支持筒53の開口部を開放可能に閉塞する弁本体112と、弁本体112の外周縁部と枠体111の内周面とを連結する複数の弾性連結片113と、を備えている。
弁本体112は、ノズル軸O3と同軸に配置された円板状に形成され、支持筒53の前端開口縁に対して前方から離反可能に着座することで、支持筒53の開口部を閉塞している。弾性連結片113は、ノズル周方向に間隔をあけた状態で配設され、弁本体112を弾性変位可能に支持している。
弁本体112は、前方に向けて半球状に膨らむように形成され、開弁時にケーシング93に対して後方から接触することで、流通溝96を開放した状態で流通孔95の開口部を閉塞するように構成されている。ただし、弁本体112の開弁時、ケーシング93に対して弁本体112が非接触となるように構成しても構わない。
なお、第2逆止弁110は、一つの弾性連結片113で弁本体112を支持する一点弁でも構わないが、複数の弾性連結片113で弁本体112を支持する二点弁以上の多点弁が好ましい。さらに、第2逆止弁110としては、上述の弁構造に限定されるものではなく、例えばボール弁を採用しても構わない。
(ポンプ部材)
次に、ポンプ部材13について詳細に説明する。
液用シリンダ30及び空気用シリンダ31は、容器軸O1に対して傾斜したポンプ軸O2を中心として同心上に配置されている。
なお、ポンプ軸O2方向から見た平面視でポンプ軸O2に交差する方向をシリンダ径方向といい、ポンプ軸O2回りに周回する方向をシリンダ周方向という。さらに、ポンプ部材13の説明に関し、ポンプ軸O2に沿ったノズル部材11側を下方、その反対側を上方として説明する。
空気用シリンダ31は、液用シリンダ30をシリンダ径方向の外側から囲むように、液用シリンダ30と同軸に配置されている。これら液用シリンダ30及び空気用シリンダ31は、液用シリンダ30内が貯留室21内に連通するように、ノズル部材11における中間筒52に対して一体的に形成されている。
具体的には、液用シリンダ30は中間筒52の後端部からポンプ軸O2に沿って斜め上後方に向けて延びるように形成されている。そのため、空気用シリンダ31についてもポンプ軸O2に沿って斜め上後方に向けて延びるように形成され、液用シリンダ30をシリンダ径方向の外側から囲んでいる。
空気用シリンダ31には、該空気用シリンダ31を下方側から閉塞する閉塞壁31aが一体に形成されている。空気用シリンダ31は、閉塞壁31aを介して中間筒52に一体に形成されている。そして、空気用シリンダ31の内側が空気室32とされている。
なお、空気用シリンダ31のうち中間筒52の上方に位置する部分は、閉塞壁31aを超えて下方に向けて延びると共に、囲繞筒56の後端部の一部及び中間筒52の外周面の一部に連設されている。これにより、空気室32内は、空気孔58及び空気通路66を通じて気液混合室91内に連通している。
空気用シリンダ31の上端側の外周面には、シリンダ径方向の外側に向けて突出した環状の第1係止突起34が形成されている。さらに閉塞壁31aには、液用シリンダ30をシリンダ径方向の外側から囲むと共に、空気室32内に配置された環状の保持突部35がポンプ軸O2と同軸に形成されている。
操作部材33は、図1に示す待機位置P1から図3に示す押込み位置P2への移動に伴って、液用シリンダ30内を加圧して貯留室21内の内容液Wを造泡部90に供給すると共に、空気用シリンダ31内を加圧して、空気室32内の空気を、空気通路66を経由して造泡部90に供給することが可能とされている。
図2に示すように、操作部材33は、液用シリンダ30内に摺動可能に収容された液用ピストン120と、空気用シリンダ31内に摺動可能に収容された空気用ピストン130と、液用ピストン120及び空気用ピストン130を押込み操作する操作ヘッド140と、を備えている。
液用ピストン120は、ポンプ軸O2に沿って延びるピストン軸部121と、ピストン軸部121からシリンダ径方向の外側に向けて突出した環状の液用ピストン壁122と、液用ピストン壁122の外周縁部に一体に形成され、液用シリンダ30の内周面に摺接する液用ピストン筒123と、を備えている。
ピストン軸部121は、液用シリンダ30の直径よりも小さく形成されていると共に、液用シリンダ30及び空気用シリンダ31よりも上方に突出するように形成されている。図示の例では、ピストン軸部121は、下方側が閉塞した有頂筒状に形成されている。ただし、この場合に限定されるものではなく、ピストン軸部121は中実の円柱状に形成されていても構わない。
液用ピストン筒123は、ポンプ軸O2方向の中央部から下方及び上方に向かうにしたがって漸次拡径するテーパ状に形成され、ポンプ軸O2方向の両端部に位置するリップ部を備えている。リップ部が液用シリンダ30の内周面に対して密に摺接している。これにより、リップ部と液用シリンダ30の内周面との間には、シール性が確保されている。
空気用ピストン130は、ピストン軸部121をシリンダ径方向の外側から囲む環状の連結筒131と、連結筒131の下端部からシリンダ径方向の外側に向けて突出した環状のピストン閉塞壁132と、ピストン閉塞壁132の外周縁部から下方に向けて突出した環状の空気用ピストン壁133と、空気用ピストン壁133の外周縁部に一体に形成され、空気用シリンダ31の内周面に摺接する空気用ピストン筒134と、を備えている。
空気用ピストン筒134は、ポンプ軸O2方向の中央部から下方及び上方に向かうにしたがって漸次拡径するテーパ状に形成され、ポンプ軸O2方向の両端部に位置するリップ部を備えている。リップ部が空気用シリンダ31の内周面に対して密に摺接している。これにより、リップ部と空気用シリンダ31の内周面との間には、シール性が確保されている。
ピストン閉塞壁132の下面には、下方に向けて突出した環状の保持筒部135が形成されている。ピストン閉塞壁132のうち保持筒部135よりもシリンダ径方向の外側に位置する部分には、該ピストン閉塞壁132を貫通する空気導入孔(空気導入部)136がシリンダ周方向に間隔をあけて複数形成されている。
そして保持筒部135には、空気導入孔136を下方から開放可能に閉塞する環状の空気導入弁137が嵌合されている。空気導入弁137は、保持筒部135に対して嵌合された筒体部と、筒体部の外周面からシリンダ径方向の外側に向けて環状に突設され、外端部が自由端とされた弾性変形可能な弁体137aと、を備えている。
弁体137aは、外端部がピストン閉塞壁132の下面に下方から離反可能に当接している。これにより、空気導入弁137は、下方から空気導入孔136を開放可能に閉塞している。そのため、弁体137aは、ポンプ部材13の操作時において、空気導入孔136を通じた外部からの空気室32内への空気の導入を許容し、且つ空気導入孔136を通じた空気室32内から外部への空気の流出を抑制する逆止弁として機能する。
具体的には、操作ヘッド140を待機位置P1から押込み位置P2に移動させることに伴って、空気室32内を加圧することが可能とされ、操作ヘッド140を押込み位置P2から待機位置P1に移動させることに伴って、空気導入孔136を通じて外部から空気室32内に空気を導入することが可能とされている。
保持筒部135の内側には、シリンダ周方向に間隔をあけて配置された複数の保持リブ138が形成されている。保持リブ138は、保持突部35に対してポンプ軸O2方向に向かい合うように配置されている。
操作ヘッド140は、空気用シリンダ31をシリンダ径方向の外側から囲むヘッド周壁141と、ヘッド周壁141の上端開口部を塞ぐヘッド頂壁142と、を備えた有頂筒状に形成されている。
ヘッド周壁141の下端部側の内周面には、シリンダ径方向の内側に向けて突出すると共に、第1係止突起34に対して前方から係止可能とされた第2係止突起143が形成されている。これにより、操作ヘッド140は、上方への抜け止めがされた状態で、空気用シリンダ31に対してポンプ軸O2方向に相対移動可能に組み合わされている。
ヘッド頂壁142における中央部分には、下方に向けて突出すると共に、ピストン軸部121をシリンダ径方向の外側から囲むヘッド筒144が形成されている。ピストン軸部121は、ヘッド筒144の内側に嵌合されている。これにより、操作ヘッド140と液用ピストン120とは、一体的に組み合わされている。
さらに、空気用ピストン130の連結筒131は、ヘッド筒144の外周面に対して例えば嵌合されている。これにより、操作ヘッド140と空気用ピストン130とは、一体的に組み合わされている。
従って、操作ヘッド140を利用して、液用ピストン120及び空気用ピストン130を同時に押込み操作することが可能とされている。
さらに、閉塞壁31aとピストン閉塞壁132との間には、操作部材33の全体を待機位置P1側に向けて(後方に向けて)付勢するコイルばね(付勢部材)145が設けられている。
コイルばね145は、例えばポンプ軸O2方向に圧縮した状態で配設され、下端部側が保持突部35の内側に保持され、上端部側が保持リブ138の内側に保持されている。これにより、コイルばね145は、姿勢が安定した状態で閉塞壁31aとピストン閉塞壁132との間に配設されている。
なお、液用シリンダ30の上端部には、液用シリンダ30を上方から閉塞する有頂筒状の閉塞キャップ150が装着されている。閉塞キャップ150は、液用ピストン120が液用シリンダ30内から上方に抜け出すことを防止する役割を果たしている。閉塞キャップ150は、液用シリンダ30の開口部を上方から閉塞する閉塞板151を備え、該閉塞板151にはヘッド筒144を挿通させる挿通孔152が形成されている。
これにより、閉塞キャップ150は、ヘッド筒144及びピストン軸部121のポンプ軸O2に沿った移動を許容しつつ、液用ピストン筒123が液用シリンダ30内から上方に抜けだすことを防止することが可能とされている。
ただし、閉塞キャップ150は、必須なものではなく、具備しなくても構わない。
(フォーマ容器の作用)
次に、上述のように構成されたフォーマポンプ10を具備するフォーマ容器1を使用して、内容液Wを吐出する場合について説明する。
内容液Wの吐出を行うにあたり、貯留室21内に内容液Wが貯留されているものとして説明する。なお、未使用段階では貯留室21内が空の状態であるので、この場合には、貯留室21内に内容液Wを貯留させる作業が必要とされる。この貯留作業については、後に説明する。
内容液Wを吐出する場合には、図1に示すノズルキャップ80を取り外した後、対象物に対してノズル孔12が向くように容器本体2の姿勢を変化させる。吐出時における容器本体2の姿勢は、特に限定されるものではないが、本実施形態では図3に示すように、容器本体2の正立姿勢を維持したまま前方に向けて傾けて、ノズル孔12を斜め下向きにした状態で吐出を行う場合を例に挙げて説明する。
容器本体2を傾けた傾倒姿勢にした後、操作部材33における操作ヘッド140を、コイルばね145を圧縮変形させながら押込み操作して、図1に示す待機位置P1から図3に示す押込み位置P2に向けて移動させる。これにより、液用ピストン120を押し込んで、貯留室21内に連通する液用シリンダ30の内圧を高めることができると共に、空気用ピストン130を押し込んで空気用シリンダ31の内圧を高めることができる。
液用シリンダ30内を加圧することで、第1逆止弁100を閉弁させて流通孔48を閉塞することができると共に、第2逆止弁110を開弁させて支持筒53の開口部を開放することができる。これにより、貯留室21内に貯留された内容液Wを気液混合室91内に供給することができる。これと同時に空気用シリンダ31内を加圧することで、空気室32内の空気を、空気孔58及び空気通路66を通じて気液混合室91内に供給することができる。
従って、造泡部90によって内容液Wに空気を混合させることで発泡させて泡状の内容液Wを生成することができる。
具体的には、気液混合室91内に内容液W及び空気をそれぞれ供給することで、内容液W及び空気を合流させて混合させることができ、気液混合体にすることができる。気液混合体は、流通溝96及び流通孔95を通じて発泡部材92の内部に流れ込んで発泡すると共に、2つの発泡エレメント94のメッシュ部材94aを順次通過することで、きめの細かい所定の泡状にとなる。これにより、泡状の内容液Wを生成することができる。
その結果、生成した泡状の内容液Wを、ノズル筒65内に供給することができ、ノズル孔12を通じて外部に向けて吐出することができる。
特に、泡状の内容液Wを吐出するにあたって、ノズル部材11に設けられたポンプ部材13を操作する構造としているので、ノズル孔12の位置を固定したままの状態で泡状の内容液Wを吐出させることができる。従って、狙った位置に対してノズル孔12を向けた状態で操作部材33を操作することができ、泡状の内容液Wを対象物に対して安定且つ確実に吐出することができる。
しかも、ポンプ部材13は容器本体2の口部2aの上方に配置されているうえ、容器軸O1に対して傾いたポンプ軸O2に沿って操作部材33が移動可能に配置されている。そのため、例えば容器本体2の口部2a及び肩部2b等の周辺を手の平で把持したときに、容器軸O1と同軸にポンプ部材13が配置されている場合とは異なり、親指を操作部材33に添え易く(あてがい易く)、操作部材33をスムーズに押し込むことが可能である。従って、女性や子供等、手のサイズが小さいユーザであっても容易に操作することができ、使い易く、操作性が向上したフォーマポンプ10とすることができる。
特に本実施形態では、ポンプ軸O2が容器軸O1に対して傾斜しているので、例えば口部2a等を利用して容器本体2を手の平で把持したときに、人差し指に対して一定の開き角を有する親指を、より自然な形で操作部材33に添えることが可能となる。従って、操作部材33に対して効率良く外力を加え易く、さらにスムーズに操作部材33を押し込むことができる。
以上説明したように、本実施形態のフォーマポンプ10を具備するフォーマ容器1によれば、良好な吐出操作性を具備させることができる。
さらに、ポンプ部材13によるポンプ操作(操作ヘッド140の押込み操作)によって、貯留室21内に貯留された内容液Wを造泡部90に向けて一定量供給することが可能であるうえ、空気室32内の空気を造泡部90に向けて一定量供給することができる。そのため、造泡部90によって内容液Wと空気とを適切に混合することができ、むらのない安定した泡を生成することができる。これにより、泡状の内容液Wを安定して吐出することができる。
さらに、第1逆止弁100及び第2逆止弁110を有しているので、操作部材33における操作ヘッド140の押込み操作によって液用シリンダ30内を加圧したときに、第1逆止弁100を閉弁させ、且つ第2逆止弁110を開弁させることができる。従って、貯留室21内の内容液Wを容器本体2内に逆流させることなく、適切に造泡部90に供給することができ、泡状の内容液Wを安定して生成することができる。
さらに液用ピストン120及び空気用ピストン130を備えているので、操作部材33における操作ヘッド140の押込み操作によって、液用ピストン120を利用して液用シリンダ30内を効率良く加圧することができると共に、空気用ピストン130を利用して空気用シリンダ31内を効率良く加圧することができる。従って、造泡部90に内容液W及び空気をそれぞれよりスムーズに供給することができ、泡状の内容液Wをさらに安定して生成することができる。
なお、泡状の内容液Wの吐出後、操作ヘッド140の押込み操作を解除すると、コイルばね145の弾性復元力によって、操作ヘッド140を押込み位置P2から図1に示す待機位置P1に復帰させることができる。これにより、液用ピストン120を元の位置に復帰させることができ、その過程で貯留室21内を負圧にすることができる。そのため、第2逆止弁110を閉弁させつつ、第1逆止弁100を開弁させることができ、容器本体2内から吸上げ管6を利用して貯留室21内に内容液Wを供給することが可能であり、貯留室21内に内容液Wを再度貯留させることができる。
これと同時に、空気用ピストン130を元の位置に復帰させることができ、その過程で空気室32内を負圧にすることができる。そのため、空気導入弁137の弁体137aを空気室32内側に移動させて開弁させることができ、空気導入孔136を開放することができる。これにより、空気用シリンダ31の外周面とヘッド周壁141の内周面との間から操作ヘッド140内に導入された空気を、空気導入孔136を通じて、空気室32内に導入することができる。従って、空気室32内の負圧状態を速やかに解消することができると共に、次回の内容液Wの吐出に備えることができる。
以上のことから、操作ヘッド140の再度の押込み操作が可能となり、泡状の内容液Wの連続的な吐出を容易に行うことが可能である。特に、コイルばね145の弾性復元力を利用して、操作ヘッド140を押込み位置P2から待機位置P1に速やかに復帰させることができるので、泡状の内容液Wの連続的な吐出をさらに容易に行うことが可能である。
なお、内容液Wの吐出によって内容器3が減容状態になると、外容器4と内容器3との間に負圧が生じる。これにより、吸気孔を通じて内容器3と外容器4の間に外気を導入させることができる。そのため、内容器3を外容器4の内面から離間させ、減容変形させたままの状態にしておくことができる。従って、内容器3を徐々に減容変形させながら、内容液Wを吐出することができる。
なお、先に述べたように、未使用段階では貯留室21内が空の状態であるので、貯留室21内に内容液Wを貯留させる貯留作業が必要とされる。
この貯留作業としては、例えば上述した内容液Wの吐出操作時と同様に、操作ヘッド140の押込み操作を複数回繰り返し行う(プライミング操作)。これにより、貯留室21内の負圧化を利用して、容器本体2内から吸上げ管6を通じて貯留室21内に内容液Wを貯留することが可能となる。また、上記プライミング操作と併用して、或いはプライミング操作に代えて、容器本体2の胴部2cを径方向の内側にスクイズ変形(弾性変形)させることで、貯留室21内に内容液Wを送り込んでも構わない。
(第2実施形態)
次に、本発明に係るフォーマポンプの第2実施形態について説明する。なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。
第1実施形態では、操作部材33が液用ピストン120及び空気用ピストン130を具備していたが、本実施形態では、操作部材33は空気用ピストン130に代えて、可動蓋を利用して空気用シリンダ31内を加圧する。
図4に示すように、本実施形態のフォーマ容器160は、フォーマポンプ(吐出ポンプ)161を備えている。
フォーマポンプ161は、操作部材162が、空気用シリンダ31の開口部を閉塞した待機位置P1と図5に示す押込み位置P2との間をポンプ軸O2に沿って弾性変位可能とされた可動蓋163と、可動蓋163に連結され、且つ液用シリンダ30内に摺動可能に収容された液用ピストン120と、を備えている。
可動蓋163は、待機位置P1から押込み位置P2に向けて弾性変位することで、空気用シリンダ31内を加圧することが可能とされている。
詳細に説明する。
図4に示すように、可動蓋163は、空気用シリンダ31をシリンダ径方向の外側から囲む第1周壁170と、第1周壁170の後端部からシリンダ径方向の内側に突出すると共に、空気用シリンダ31の後端開口縁に対して上方から接触する環状のフランジ片171と、フランジ片171の内周縁部に連設されると共に、上方に向けて延びた第2周壁172と、液用ピストン120におけるピストン軸部121の上方側に配置された可動壁173と、可動壁173の外周縁部と第2周壁172の上端部とを接続する環状の伸縮リング174と、を備えている。
第1周壁170の内周面には、空気用シリンダ31の外周面に形成された雄ねじ部175に螺合する雌ねじ部176が形成されている。これにより、可動蓋163の全体は、空気用シリンダ31に螺着によって装着されている。ただし、可動蓋163の装着方法は、螺着に限定されるものではなく、例えばアンダーカット嵌合によって空気用シリンダ31に装着しても構わない。
伸縮リング174は、軟質の蛇腹状に形成され、シリンダ径方向に弾性変形しながらポンプ軸O2方向に伸縮するように弾性変位可能とされている。そのため、伸縮リング174の弾性変位を利用して可動壁173を押込み操作することができ、待機位置P1から押込み位置P2に移動させることが可能とされている。
また、可動壁173を待機位置P1から押込み位置P2に移動させることで、空気室32内を加圧することが可能とされている。
可動壁173における中央部分には、下方に向けて突出すると共に、ピストン軸部121をシリンダ径方向の外側から囲む可動筒177が形成されている。ピストン軸部121は、可動筒177の内側に嵌合されている。これにより、可動蓋163と液用ピストン120とは、一体的に組み合わされている。
さらに可動壁173における中央部分には、該可動壁173を貫通する空気導入孔180が形成されている。可動壁173の下面とピストン軸部121の上端部との間には、空気導入孔180に連通する第1空気溝181が形成されている。可動筒177の内周面とピストン軸部121の外周面との間には、ポンプ軸O2方向に延びると共に、第1空気溝181と空気室32内とを連通する第2空気溝182が形成されている。
これら空気導入孔180、第1空気溝181、第2空気溝182は、押込み位置P2から待機位置P1への操作部材162の移動に伴って、空気室32内に外部から空気を導入する空気導入部183として機能する。
さらに、可動筒177と可動壁173との間に、例えばポンプ軸O2方向に圧縮した状態でコイルばね145が配設されている。なお、本実施形態の閉塞キャップ150の挿通孔152内には、ピストン軸部121が挿通されている。
上述のように構成されたフォーマポンプ161を具備するフォーマ容器160であっても、第1実施形態と同様の作用効果を奏功することができる。
すなわち、図5に示すように、ノズル孔12が斜め下向きとなるように容器本体2を前方に向けて傾けた状態で、例えば指先で空気導入孔180を塞いだまま可動壁173を押込み操作することで、コイルばね145を圧縮変形させながら伸縮リング174を弾性変位させることができるので、可動壁173を押込み位置P2に移動させることができる。これにより、液用ピストン120を押し込んで液用シリンダ30の内圧を高めることができると共に、可動壁173及び伸縮リング174の変位によって空気用シリンダ31の内圧を高めることができる。
従って、貯留室21内に貯留された内容液Wを気液混合室91内に供給することができると共に、空気室32内の空気を、空気孔58及び空気通路66を通じて気液混合室91内に供給することができる。その結果、造泡部90によって内容液Wに空気を混合させることで発泡させて泡状の内容液Wを生成することができ、ノズル孔12を通じて泡状の内容液Wを外部に吐出することができる。
従って、本実施形態の場合であっても、液用シリンダ30内を効率良く加圧することができると共に、可動蓋163の弾性変位によって空気用シリンダ31内を効率良く加圧することができる。そのため、泡状の内容液Wを安定して吐出することができる。
特に、本実施形態の場合には、空気用ピストンを具備していないので、空気用シリンダ31と空気用ピストンとの間に摺動抵抗が発生しない。そのため、その分だけ操作部材162を抵抗少なく押込み操作することができ、軽い操作力で吐出操作を行い易い。
(第3実施形態)
次に、本発明に係るフォーマポンプの第3実施形態について説明する。なお、この第3実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。
第1実施形態では、容器本体2の縦断面視において、ポンプ軸O2が容器軸O1に対して傾斜するように交差していたが、本実施形態では、ポンプ軸O2が容器軸O1に対して直交するように交差している。
図6に示すように、本実施形態のフォーマ容器200は、フォーマポンプ(吐出ポンプ)201を備えている。
フォーマポンプ201は、容器本体2の口部2aに装着されたノズル部材11と、ノズル部材11に一体に設けられると共に、容器軸O1を挟んでノズル孔12とは径方向の反対側に位置する後方側に配置されたポンプ部材202とを備えている。なお、図6ではノズルキャップ80の図示を省略している。
ポンプ部材202は、容器軸O1に対して直交するように交差することで前後方向Lに沿うように配置されたポンプ軸O2に沿って移動可能とされた操作部材203を有している。
図示の例では、ポンプ軸O2はノズル部材11におけるノズル軸O3と同軸となるように配置されている。従って、ポンプ部材202は、ノズル部材11における先端ノズル筒部60に対して同軸上に配置されている。ただし、この場合に限定されるものではなく、例えばポンプ軸O2をノズル軸O3に対して平行状態を維持したまま、ノズル軸O3よりも上方或いは下方に配置することで、ポンプ部材202を先端ノズル筒部60に対して上下に偏心させた状態で配置しても構わない。
なお、ノズル軸O3及びポンプ軸O2は互いに同軸とされているが、ノズル部材11に関連する構成部材を説明する場合には、ノズル軸O3方向から見てノズル軸O3に交差する方向をノズル径方向、ノズル軸O3回りに周回する方向をノズル周方向として説明する。一方、ポンプ部材202に関連する構成部材を説明する場合には、ポンプ軸O2方向から見てポンプ軸O2に交差する方向をシリンダ径方向、ポンプ軸O2回りに周回する方向をシリンダ周方向として説明する。
本実施形態におけるノズル部材11の中間ノズル筒部50は、キャップ筒部40に連結される連結筒51と、連結筒51に一体に形成されると共に容器本体2の口部2aの上方に配置され、且つ前後方向Lに延びる中間筒52とを備え、全体としてT字状に形成されている。
中間筒52は、前後方向Lに延びた筒状に形成され、連結筒51の上端部に連設された状態でキャップ筒部40におけるフランジ部43に対して上方から接触している。中間筒52は、前端部が容器本体2の胴部2cよりも前方に突出し(図1参照)、且つ後端部がキャップ筒部40よりも後方に突出する程度の長さに形成されている。
そして、中間筒52内において、支持筒53が形成された連結フランジ54よりも後方に位置する空間が貯留室21として機能する。従って、貯留室21は、中間筒52内において流通孔48の上方に位置する部分から中間筒52の後端部に亘って形成され、第1実施形態よりも内容積が大きく形成されている。
なお、連結フランジ54における後面側(貯留室21内に面する側)には、前方に向かって凹む環状の遮断凹部204がノズル軸O3と同軸に形成されている。
ポンプ部材202は、ノズル部材11における中間筒52よりも後方に配置され、ノズル軸O3と同軸に配置されたポンプ軸O2を中心として同心上に配置された液用シリンダ30及び空気用シリンダ31を備えている。
液用シリンダ30は、中間筒52に一体に形成され、ポンプ軸O2に沿って後方に向けて延びるように形成されている。これにより、液用シリンダ30は、内部が貯留室21内に連通した状態で、中間筒52を介してノズル部材11に一体に形成されている。
図示の例では、後述する空気用シリンダ31の閉塞壁31aを境として中間筒52と液用シリンダ30とが前後方向Lに区別され、閉塞壁31aよりも前方側に位置する部分が中間筒52として機能し、且つ閉塞壁31aよりも後方に位置する部分が液用シリンダ30として機能する。
空気用シリンダ31は、液用シリンダ30をシリンダ径方向の外側から囲むように形成されていると主に、空気用シリンダ31の内部の空気室32内を前方から閉塞する環状の閉塞壁31aが一体に形成されている。閉塞壁31aは、内周縁部側が中間筒52と空気用シリンダ31との接続部分に一体に連結され、且つ外周縁部側が空気用シリンダ31の前端部に一体に連結されている。これにより、空気用シリンダ31は、閉塞壁31a及び中間筒52を介してノズル部材11に一体に形成されている。
ところで中間筒52の上方に位置する部分には、上方に向けて膨らむと共に前後方向Lに沿って延びる例えば縦断面視半円状の連絡壁205が中間筒52の外周面に連設されている。連絡壁205は、前端部側がフランジ片57の一部に連設され、後端部側が空気用シリンダ31における閉塞壁31aに対して連設されている。
これにより、連絡壁205の内側は、空気孔58を通じて空気通路66に連通している。さらに閉塞壁31aには、連絡壁205の内側と空気室32内とを連通する空気孔206が該閉塞壁31aを前後方向Lに貫通するように形成されている。従って、空気室32内は、連絡壁205の内側及び空気通路66を通じて気液混合室91内に連通している。
なお、空気室32内に配置された環状の保持突部35は、空気用シリンダ31における閉塞壁31aから後方に向けて突出するように形成されている。保持突部35は、液用シリンダ30をシリンダ径方向の外側から囲むように形成され、ポンプ軸O2と同軸に配置されている。
さらに空気用シリンダ31における前端部側には、シリンダ径方向の外側に向けて突出した係合ピン207が形成されている。図示の例では、係合ピン207はシリンダ周方向に間隔をあけて複数形成されている。ただし、係合ピン207は、複数形成されている必要はなく、例えば1つだけ形成されていても構わない。
本実施形態の操作部材203は、液用ピストン120及び空気用ピストン130を備え、ポンプ軸O2に沿って前後方向Lに往復移動可能とされている。特に操作部材203は、図6に示す待機位置P1から図7に示す押込み位置P2との間を往復移動することに加え、図8に示すように押込み位置P2よりもさらに前方に向けて移動可能とされ、押込み位置P2よりもノズル筒部20に接近したロック位置P3に移行することが可能とされている。
そして操作部材203は、図8に示すようにロック位置P3に位置したときに、貯留室21内を通じた容器本体2内とノズル孔12との連通を遮断する遮断軸部(遮断部材)210を備えている。
遮断軸部210は、液用ピストン120におけるピストン軸部121の前端部に一体に形成されていると共に、ポンプ軸O2に沿って液用ピストン筒123よりも前方に延びるように形成されている。遮断軸部210は、例えばピストン軸部121と同径とされていると共に、連結フランジ54に形成された遮断凹部204の内側に例えば液密に嵌合可能に形成されている。
遮断凹部204の内側に遮断軸部210が嵌合することで、貯留室21内を通じた容器本体2内とノズル孔12との連通する遮断することが可能とされている。
なお、図示の例では、遮断軸部210は、内部が閉塞した筒状に形成されているが、この場合に限定されるものではなく、例えば中実の円柱状に形成されていても構わない。なお、遮断軸部210は、図6及び図7に示すように操作部材203が待機位置P1及び押込み位置P2に位置している場合には、遮断凹部204から離脱して該遮断凹部204の後方に位置する。
さらに本実施形態のポンプ部材202は、図8に示すように、操作部材203がロック位置P3に位置したときに、操作部材203をロック位置P3で保持すると共に該保持を解除可能な保持部215を備えている。
具体的に保持部215は、図6~図8に示すように、空気用シリンダ31に形成された係合ピン207と、操作ヘッド140に形成され、係合ピン207が離脱可能に係合される係合溝216とを備えている。
係合溝216は、操作ヘッド140におけるヘッド周壁141の前端部に連設された係合筒217の内周面に形成されている。係合筒217は、第2係止突起143が形成されたヘッド周壁141の前端部からさらに前方に向かって延びるように形成されていると共に、空気用シリンダ31をシリンダ径方向の外側から囲む筒状に形成されている。
係合溝216は、係合筒217の内周面に例えば螺旋状に形成されていると共に、前方に向けて開口するように形成されている。なお、係合溝216は、係合ピン207の数に対応してシリンダ周方向に間隔をあけて複数形成されている。
従って、操作部材203の全体をポンプ軸O2回りに捩じるように回転させながらロック位置P3に向けて押し込むことで、係合ピン207を螺旋状の係合溝216内で相対移動させることができ、操作部材203がロック位置P3に達したときに係合ピン207を係合溝216内に嵌合させることが可能とされている。従って、保持部215は、いわゆるバヨネット結合によって操作部材203をロック位置P3で保持することが可能とされている。
なお、操作部材203をポンプ軸O2回りに逆向きに捩じることで、係合溝216内から係合ピン207を離脱させることができ、ロック位置P3での操作部材203の保持を解除することが可能とされている。
(フォーマ容器の作用)
上述のように構成されたフォーマポンプ201を具備するフォーマ容器200であっても、第1実施形態と同様の作用効果を奏功することができる。
すなわち、図9に示すように、ノズル孔12が斜め下向きとなるように容器本体2を前方に向けて傾けた状態で、操作部材203における操作ヘッド140を、コイルばね14を圧縮変形させながら押込み操作することで、押込み位置P2に移動させることができる。これにより、液用ピストン120を押し込んで液用シリンダ30の内圧を高めることができると共に、空気用ピストン130を押し込んで空気用シリンダ31の内圧を高めることができる。
従って、貯留室21内に貯留された内容液Wを気液混合室91内に供給することができると共に、空気室32内の空気を気液混合室91内に供給することができる。その結果、造泡部90によって内容液Wに空気を混合させることで発泡させて泡状の内容液Wを生成することができ、ノズル孔12を通じて外部に向けて吐出することができる。
特に本実施形態の場合であっても、容器軸O1に対して直交するポンプ軸O2に沿って操作部材203が移動可能に配置されているので、例えば容器本体2の口部2a及び肩部2b等の周辺を手の平で把持したときに、親指を操作部材203に添え易い。
従って、第1実施形態と同様に、女性や子供等、手のサイズが小さいユーザであっても容易に操作することができ、使い易く、操作性が向上したフォーマポンプ201とすることができる。
さらに本実施形態の場合には、図8に示すように、保持部215を利用して操作部材203をロック位置P3で保持することができるので、遮断軸部210を利用して貯留室21内を通じた容器本体2内とノズル孔12との連通を遮断することができる。これにより、ノズル孔12に向けて内容液Wが流れることを遮断することができるので、ノズル孔12を通じた内容液Wの吐出を防止することができる。従って、例えば製品流通時や不使用時(保管時)等において、内容液Wが意図せずに吐出(漏出)してしまうことを防止することができる。
なお、上記実施形態では、保持部215の一例として、いわゆるバヨネット結合を利用して操作部材203をロック位置P3で保持する構成を採用したが、この場合に限定されるものではなく、例えば多条ねじ等によるねじ結合やアンダーカット嵌合等を利用して操作部材203をロック位置P3で保持するように構成しても構わない。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。実施形態は、その他様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。実施形態やその変形例には、例えば当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、均等の範囲のものなどが含まれる。
例えば、上記各実施形態では、容器本体を内容器及び外容器を具備するデラミボトルとしたが、この場合に限定されるものではなく、内層が減容変形しない積層の容器本体や単層の容器本体を採用しても構わない。
また、上記各実施形態では、吐出ポンプとして、空気用シリンダを具備することで、泡状の内容液を吐出するフォーマポンプを例に挙げて説明したが、空気用シリンダは必須なものではなく具備しなくても構わない。すなわち、泡状ではなく、液状や霧状に内容液を吐出する吐出ポンプであっても構わない。
さらに、上記各実施形態では、ノズル孔が前方に開口した場合を例に挙げて説明したが、ノズル孔の向きはこの場合に限定されるものではなく、例えばノズル孔が斜め下方に開口するように構成しても構わない。
さらに上記各実施形態では、空気用シリンダが液用シリンダの一部又は全部をシリンダ径方向の外側から囲む(ポンプ軸の径方向で重なる)ように、空気用シリンダ及び液用シリンダを同軸に配置したが、この場合に限定されるものではない。ポンプ軸方向から見た平面視で、空気用シリンダが液用シリンダを囲うように配置されていればよく、例えばポンプ軸方向に空気用シリンダ及び液用シリンダがこの順に連続して一体形成されるような形態でも構わない。
なお、上記各実施形態のように、空気用シリンダの少なくとも一部が、液用シリンダに対してポンプ軸の径方向に重なるように配置した場合には、ポンプ軸方向に空気用シリンダ及び液用シリンダが嵩張ることを抑制することができ、操作性に優れた吐出ポンプとすることができる。また、液用シリンダの全体を、空気用シリンダで囲うことがより好ましい。
さらには、上記各実施形態において、ハンドル部を具備する構成としても構わない。この場合のフォーマポンプを具備するフォーマ容器について、第1実施形態のフォーマポンプにハンドル部を設けた形態を例に挙げて、図10を参照しながら簡単に説明する。
図10に示すように、フォーマ容器190は、ハンドル部192を具備するフォーマポンプ(吐出ポンプ)191を備えている。
ハンドル部192は、容器本体2の口部2aの後方に位置した状態でポンプ部材13の下方に配置され、例えば空気用シリンダ31に一体に設けられている。ハンドル部192は、空気用シリンダ31及び閉塞壁31aとの接続部分から斜め下後方に向けて湾曲しながら延びる主板部材193と、主板部材193の左右の側縁部から後方に向けて起立する一対の側板部材194と、を備えている。
ただし、ハンドル部192としては、上述の構成に限定されるものではなく、例えば中実或いは中空の取手形状とされていても構わない。またハンドル部192は、後方に向けて凸となるように湾曲していると共に、例えば手の平全体で把持することができる程度の長さとされている。これにより、ハンドル部192を手の平全体で包み込むように把持することが可能とされている。
このように構成されたフォーマ容器190によれば、ハンドル部155を手の平全体で包み込むように把持しながら持ち上げることができるので、姿勢を安定した状態で内容液Wの吐出操作を行うことが可能である。
O1…容器軸
O2…ポンプ軸
P1…待機位置
P2…押込み位置
P3…ロック位置
L…前後方向(交差方向)
2…容器本体
2a…容器本体の口部
10、161、191、201…フォーマポンプ(吐出ポンプ)
11…ノズル部材
12…ノズル孔
13…ポンプ部材
20…ノズル筒部
21…貯留室
30…液用シリンダ
31…空気用シリンダ
32…空気室
33、162…操作部材
66…空気通路
90…造泡部
100…第1逆止弁
110…第2逆止弁
120…液用ピストン
130…空気用ピストン
136…空気導入孔(空気導入部)
145…コイルばね(付勢部材)
163…可動蓋
183…空気導入部
192…ハンドル部
210…遮断軸部(遮断部材)
215…保持部

Claims (9)

  1. 内容液が収容される容器本体の口部に装着されるノズル部材と、
    前記容器本体の口部の上方に配設され、前記ノズル部材に設けられたポンプ部材と、を備え、
    前記ノズル部材は、内部に内容液を貯留する貯留室を有すると共に、内容液を外部に吐出するノズル孔が形成されたノズル筒部を備え、
    前記ノズル筒部は、
    前記容器本体の口部の上方に配置され、且つ前記容器本体の容器軸に対して直交するノズル軸に沿って延びる中間筒を有する中間ノズル筒部と、
    前記中間ノズル筒部に連結されると共に、前記ノズル軸に沿って開口した前記ノズル孔が形成された先端ノズル筒部と、を備え、
    前記中間筒には、内部に前記貯留室が設けられていると共に、前記ポンプ部材が一体に形成され、
    前記ポンプ部材は、前記容器本体の縦断面視において、前記容器本体の容器軸を挟んで前記ノズル孔とは前記容器本体の径方向の反対側に配置されると共に、前記容器軸に対して傾斜するポンプ軸に沿って移動可能とされた操作部材を備え、
    前記操作部材は、前記ポンプ軸に沿って、前記ノズル筒部から離れた待機位置と前記ノズル筒部に接近した押込み位置との間で往復移動可能とされ、前記待機位置から前記押込み位置への移動に伴って、前記貯留室内を加圧して前記貯留室内の内容液を前記ノズル孔に供給することを特徴とする吐出ポンプ。
  2. 内容液が収容される容器本体の口部に装着されるノズル部材と、
    前記容器本体の口部の上方に配設され、前記ノズル部材に設けられたポンプ部材と、を備え、
    前記ノズル部材は、内部に内容液を貯留する貯留室を有すると共に、内容液を外部に吐出するノズル孔が形成されたノズル筒部を備え、
    前記ノズル筒部は、
    前記容器本体の口部の上方に配置され、且つ前記容器本体の容器軸に対して直交するノズル軸に沿って延びる中間筒を有する中間ノズル筒部と、
    前記中間ノズル筒部に連結されると共に、前記ノズル軸に沿って開口した前記ノズル孔が形成された先端ノズル筒部と、を備え、
    前記中間筒には、内部に前記貯留室が設けられていると共に、前記ポンプ部材が一体に形成され、
    前記ポンプ部材は、前記容器本体の縦断面視において、前記容器本体の容器軸を挟んで前記ノズル孔とは前記容器本体の径方向の反対側に配置されると共に、前記容器軸に対して直交し、且つ前記ノズル軸と同軸に配置されたポンプ軸に沿って移動可能とされた操作部材を備え、
    前記操作部材は、前記ポンプ軸に沿って、前記ノズル筒部から離れた待機位置と前記ノズル筒部に接近した押込み位置との間で往復移動可能とされ、前記待機位置から前記押込み位置への移動に伴って、前記貯留室内を加圧して前記貯留室内の内容液を前記ノズル孔に供給し、
    前記操作部材は、前記ポンプ軸に沿って前記押込み位置よりも前記ノズル筒部に接近したロック位置に向けて移動可能とされ、
    前記ポンプ部材は、前記操作部材を前記ロック位置で保持すると共に、該保持を解除可能な保持部を備え、
    前記操作部材は、前記ロック位置において前記貯留室内を通じた前記容器本体内と前記ノズル孔との連通を遮断する遮断部材を備えていることを特徴とする吐出ポンプ。
  3. 請求項1又は2に記載の吐出ポンプにおいて、
    前記容器本体の口部の外側に位置した状態で前記ポンプ部材の下方に配設されたハンドル部を備えている、吐出ポンプ。
  4. 請求項1からのいずれか1項に記載の吐出ポンプにおいて、
    前記ノズル部材は、前記ノズル筒部内において前記貯留室と前記ノズル孔との間に配置され、前記貯留室内から供給された内容液に対して空気を混合させることで泡状の内容液を生成する造泡部を備え、
    前記ポンプ部材は、
    前記ポンプ軸と同軸に配置されると共に、前記貯留室内に連通する液用シリンダと、
    前記ポンプ軸と同軸で、且つ前記液用シリンダを囲むように配置されると共に、内部が空気室とされた空気用シリンダと、を備え、
    前記操作部材は、前記待機位置から前記押込み位置への移動に伴って、前記液用シリンダ内を加圧して前記貯留室内の内容液を前記造泡部に供給すると共に、前記空気用シリンダ内を加圧して、前記空気室内の空気を、空気通路を経由して前記造泡部に供給する、吐出ポンプ。
  5. 請求項に記載の吐出ポンプにおいて、
    前記ノズル部材は、
    前記ノズル筒部内において前記貯留室よりも前記容器本体側に配置され、前記容器本体内から前記貯留室内に向けた内容液の移動を許容し、且つ前記貯留室内から前記容器本体内への内容液の逆流を抑制する第1逆止弁と、
    前記ノズル筒部内において前記造泡部と前記貯留室との間に配置され、前記貯留室内から前記造泡部に向けた内容液の移動を許容し、且つ前記造泡部から前記貯留室内への内容液の逆流を抑制する第2逆止弁と、を備えている吐出ポンプ。
  6. 請求項又はに記載の吐出ポンプにおいて、
    前記ポンプ部材には、前記押込み位置から前記待機位置への前記操作部材の移動に伴って、前記空気室内に外部から空気を導入する空気導入部が形成されている吐出ポンプ。
  7. 請求項からのいずれか1項に記載の吐出ポンプにおいて、
    前記操作部材は、前記液用シリンダ内に摺動可能に収容された液用ピストンと、前記空気用シリンダ内に摺動可能に収容された空気用ピストンと、を備えている吐出ポンプ。
  8. 請求項からのいずれか1項に記載の吐出ポンプにおいて、
    前記操作部材は、前記空気用シリンダの開口部を閉塞した状態で前記待機位置と前記押込み位置との間を弾性変位可能とされた可動蓋と、前記可動蓋に連結され、且つ前記液用シリンダ内に摺動可能に収容された液用ピストンと、を備え、
    前記可動蓋は、前記待機位置から前記押込み位置に向けて弾性変位することで、前記空気用シリンダ内を加圧する吐出ポンプ。
  9. 請求項1からのいずれか1項に記載の吐出ポンプにおいて、
    前記操作部材を前記待機位置側に向けて付勢する付勢部材を備えている吐出ポンプ。
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