JP7442170B2 - 印字装置を備えた製袋充填包装機 - Google Patents

印字装置を備えた製袋充填包装機 Download PDF

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特許法第30条第2項適用 (1)FOOMA JAPAN 2019 国際食品工業展での展示 展示日 令和1年7月9日(展示期間:令和1年7月9日~令和1年7月12日) 展示会名 FOOMA JAPAN 2019 国際食品工業展 開催場所 東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1) (2)JAPAN PACK 2019 日本包装産業展での展示 展示日 令和1年10月29日(展示期間:令和1年10月29日~令和1年11月1日) 展示会名 JAPAN PACK 2019 日本包装産業展 開催場所 幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
この発明は、印字装置を備えた製袋充填包装機、特に、製品を包装するために供給される帯状包装材に印字を施す印字装置を備えた製袋充填包装機に関する。
従来、包装材ロールから繰り出される帯状包装材が供給され、帯状包装材から包装袋を製造しながら製品を当該包装袋に収容し、当該包装袋を封鎖して袋包装体を連続的に製造する製袋充填包装機においては、製品の製造材料や内容量等のような、製造される袋包装体のロットによって変化することがない情報内容は、予め包装材ロールの製造時に印刷によって帯状包装材に印刷される。しかしながら、製造日時や消費期限等のようなその時々によって変化する情報内容の場合には、製袋充填包装機による製品の実際の包装に合わせて、供給途上の帯状包装材に対して印刷装置によって直接に印字される。帯状包装材上に当該印刷された表示は、製品が包装された袋包装体の袋外側面に現れるので、消費者等はその表示内容を確認することができる。
現状の包装機に備わる印字装置は、文字等を帯状包装材に印字する印字機と、当該印字機による印字を鮮明にするため、帯状包装材の裏側に添えられる態様で配置されており印字の際の衝撃力を受ける裏当てとなるアンビルを備えている。印字機については、袋包装体における印字位置の調整のため、モータ等の駆動源の駆動によって帯状包装材に対する設定位置が調整されている。印字に関する設定が決められれば、通常、包装材ロールを使い切るまでは、印字機とアンビルの位置は変更されることがない。
図4は、印字装置を備えた従来の製袋充填包装機の一般的な例を示す図である。図4に示す縦型製袋充填包装機(以下、「包装機」と略す。)50は、供給される帯状包装材Fwから包装袋Bを製造しながら製品Sを当該包装袋Bに収容し、当該包装袋Bをシール等で封鎖して袋包装体Bpを連続的に製造する包装機部51と、包装機部51の後方に配置されており、帯状包装材Fwを巻き取って成る横置きされた包装材ロールFrから繰り出した帯状包装材Fwを包装機部51に供給する包装材供給部52とを備えている。
包装機部51は、帯状包装材Fwから略筒状に湾曲成形する製筒器(フォーマ)53と、製筒器53内を通して配置されており、包装すべき製品Sが投入される充填筒54と、充填筒54の前側に配設されており略筒状に湾曲成形された帯状包装材Fwの両側縁部分をシールして筒状包装材Ftを成形する縦シール装置55と、充填筒54の下方に配設されており、筒状包装材Ftを前後方向に横断するシールを施して、先行して製作され且つ製品が投入された包装袋Bの頭部を封鎖するとともに、後続の包装袋Bの底部を形成する横シール部56と、充填筒54の両側方(一方のみ図示する)に配設されており筒状包装材Ftを吸引するなどしながら下方に送る包装材搬送部57を備えている。縦シール装置55、横シール部56及び包装材搬送部57について相互間でタイミングを取って運転することで、製品Sが包装された袋包装体Bpが連続して製造される。
包装材供給部52は、包装材ロールFrから繰り出された帯状包装材Fwを所定の範囲の長さ分を貯留する包装材貯留部としてのダンサーローラ部58と、ダンサーローラ部58の下流側に配設されていて帯状包装材Fwを繋ぐ際に用いられる紙継ぎ装置59と、紙継ぎ装置59の下流側に配置されていて印字機61とアンビル62を有する帯状包装材Fwに印字を施す印字装置60と、印字装置60の直ぐ下流に配置されていて正しく印字されているか否かを検査する印字検査装置63と、印字検査装置63の更に下流側に配置されていて包装機部51に送られる帯状包装材Fwを案内するガイドローラ64(この例では3つのガイドローラ64a~64c)を備えている。包装材供給部52は、包装機部51における帯状包装材Fwの消費に伴って、間欠的又は連続的に帯状包装材Fwを包装機部51に順次供給する。
ダンサーローラ部58は、並んだ配置位置が固定された複数(この例では三つ)の定位置ローラ65a~65cを有する定位置ローラ群65と、定位置ローラ群65の隣り合う二つの定置ローラ65aと65bの間、及び65bと65cの間に入り込むことができる複数(この例では二つ)の移動ローラ66a,66bを有する移動ローラ群66と、移動ローラ66a,66bを櫛歯68a,68bの先端に有する回動レバー67とを備えている。帯状包装材Fwが定位置ローラ群65と移動ローラ群66との間に掛け渡されているので、回動レバー67が実線で図示するように下方に回動した状態では、ダンサーローラ部58に相当長さの帯状包装材が貯留される。回動レバー67が想像線で図示するように上方に跳ね上がった状態では、ダンサーローラ部58に蓄えられた帯状包装材Fwが包装機部51に向かって供給される。
ダンサーローラ部58から供給される帯状包装材Frの供給経路Wsは、下から上へ向かう縦経路である。紙継ぎ装置59は、使い終わりの帯状包装材Fwをカットして終端を形成するとともに新旧の帯状包装材Fwを繋ぐのに用いられる。紙継ぎ装置59は、図示のように撥ね上げ可能となっており、紙継ぎの際には、撥ね上げた台上において、新しい帯状包装材の始端と旧い帯状包装材の終端とを突き合わせ状態に並べることができ、新旧帯状包装材の突き合わされた両端部に亙って紙継ぎテープを貼ることで、新旧帯状包装材の紙継ぎを可能にしている。印字装置60の印字機61は、袋包装体Bpの外側となる側に製造日時や消費期限等の実際の包装の際の情報内容の印字を行うように帯状包装材Fwの一側に配置されている。アンビル62は、帯状包装材Fwに近接し且つ帯状包装材Fwを挟んで印字機61に対向して配置されている。
印字検査装置61の更に下流に配置されていて帯状包装材Fwを案内するガイドローラ64のうち、ガイドローラ64aを上下方向に可変とすることにより、帯状包装材Fwが包装機部51に至るまでに辿る経路長さが変更可能である。これにより、印字装置60から包装機部51に到達するまでの帯状包装材Fwの長さが調整可能となるので、印字装置60の包装材送り方向の設置位置を変えなくても、包装機部51への送り込まれる帯状包装材Fwにおいて印字装置60が印字した印字位置と帯状包装材Fwの袋単位に施されているレジマーク位置とを包装袋Bの仕様に合致させることができる。その後、帯状包装材Fwは、二つのガイドローラ64b,64cによって形成される水平送り経路Whを経て包装機部51に送り込まれる。
包装機に用いられる印字装置は、上記したように、印字機とアンビルが帯状包装材を挟む態様で対向配置されている。包装材ロールから供給される帯状包装材が終了し、新しい帯状包装材を包装機に装填する場合には、新しい包装材ロールから繰り出した帯状包装材をダンサーローラ部に掛け渡し、印字装置に通し、更に幾つかのガイドローラに掛け渡した後、包装機部に送られる。帯状包装材の厚みは薄いものではあるが、印字装置における印字機とアンビルの間の隙間は3mm(ミリメートル)程度と非常に狭いので、この隙間に帯状包装材を通す作業は手間がかかるものとなっている。また、印字装置のメンテナンスをする際にも、当該隙間が狭いので、印字機の印字体やアンビルの受け面等の重要部分へのアクセスが容易でない。
特許文献1には、印字ユニットについて開示されている。円筒形状に形成されており回転するプラテンローラが、印字装置のアンビルの役割を担っている。プラテンローラの位置については調整するものとはされていない。
特開2017-140711号公報
そこで、製袋充填包装機に用いられる印字装置に新しい帯状包装材を通す際や印字装置のメンテナンスを行う際には、帯状包装材を通過させる印字機とアンビルとの間隔を拡大する点で解決すべき課題がある。
この発明の目的は、上記課題を解決することであり、製袋充填包装機に用いられる印字装置に新しい帯状包装材を通す際や印字装置のメンテナンスを行う際には、帯状包装材を通過させる印字機とアンビルとの間隔を拡大して、帯状包装材の装填作業や印字装置のメンテナンス作業を容易にすることができる印字装置を備えた製袋充填包装機を提供することである。
上記の課題を解決するため、この発明による印字装置を備える製袋充填包装機は、
帯状包装材を供給する包装材供給部と、
当該包装材供給部から供給される前記帯状包装材から包装袋を製作しつつ前記包装袋内に製品を収容し前記製品を収容した前記包装袋を封鎖することを順次繰り返して袋包装体を連続的に製造する製袋充填包装機部と、
前記包装材供給部において前記帯状包装材の供給経路に沿って配設されている印字装置であって、前記帯状包装材の表側に印字を施す印字機と前記帯状包装材を挟んで前記印字機に対向配置されているときに前記印字機が行う前記帯状包装材への印字に対する裏当てとなるアンビルとを有する印字装置と
を備えている製袋充填包装機であって、
前記アンビルは、前記印字機に前記裏当てとして対向配置されているときの位置としての対向位置と、前記印字機との間隔が前記対向位置よりも広がる方向に離反した位置である離反位置との間で移動可能であり、
前記アンビルの前記対向位置と前記離反位置との間での移動は、前記印字機に対して正対した姿勢で進退する方向で行われることから成っている。
この印字装置を備える製袋充填包装機によれば、アンビルは前記印字機による前記帯状包装材への印字の際に裏当てとして対向配置される対向位置と、印字機との間隔が対向位置を取るときよりも広がる方向に離反した離反位置との間で移動可能であるので、アンビルが対向位置を取るときには、アンビルは印字機による印字の際の裏当てとなって、印字機は帯状包装材に印字することができる。アンビルが離反位置を取るときには、対向位置にあるときよりも広がる方向に印字機から離反しており、アンビルと当該印字機との間には充分な間隔が形成されるので、印字機の印字正面から帯状包装材を引き出すこと及び印字機の印字正面に帯状包装材を配置することが容易になる。また、アンビルが離反位置を取るときには、印字機とアンビルが充分離れているので印字機とアンビルそれぞれにアクセスすることが容易となり、印字装置の点検・修理等のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
更に、この印字装置を備える製袋充填包装機によれば、アンビルが印字機に対して対向位置から離反位置に移動するとき、両者間の距離が次第に広がる方向に離反していくことはあっても、アンビルは印字機に正対する姿勢を変更することなくそのまま後退していき、両者間の相対向する位置関係には変わりがないので、製袋充填包装機のオペレータは、アンビルの位置と印字機の位置とを見比べて対比することで、アンビルが印字機に対して正しい位置(即ち、接近して対向位置を占める状態では、アンビルが印字機に対して帯状包装材を挟んで裏当てとなる正しい位置を占める位置)であるか否かを、目視しながら容易に確認することができる。
この印字装置を備える製袋充填包装機において、前記アンビルは、前記印字機に面する側とは反対側の背面側においてホルダに取り付けられており、前記アンビルの前記対向位置と前記離反位置との間での前記移動は、前記ホルダが前記包装材供給部のフレームに対して移動案内されることにより行われるとすることができる。この印字装置を備える製袋充填包装機によれば、アンビルが対向位置から離反するのに移動開始する方向は印字機に対して対向しながら遠ざかる方向、即ち、印字機の印字正面に対して直交する方向であるので、アンビルが印字機から離れる方向に移動する際の動きが効率的であり、印字機との隙間を効率的に広げることができる。また、アンビルの印字機に対して進退する移動はホルダが担っており、この移動の際のアンビルへの不用意な影響を回避することができる。
この印字装置を備える製袋充填包装機において、前記製袋充填包装機はカバー体で覆われており、前記カバー体の前記印字装置に対応した一部が前記カバー体の外側に向かって開く開閉扉に構成されており、前記アンビルは前記開閉扉の内側に設けられていて、前記開閉扉を閉じたときに前記アンビルは前記対向位置を取り、前記開閉扉を開くことで前記アンビルは前記離反位置に向かって前記開閉扉と共に移動するものとすることができる。この印字装置を備える製袋充填包装機によれば、製袋充填包装機は、衛生上の観点から全体がカバー体で覆われており、カバー体の印字装置に対応した領域を含む一部がカバー体の外側に向かって開く開閉扉に構成されており、アンビルが当該開閉扉の内側に設けられているので、開閉扉が閉じているときにはアンビルは前記対向位置を取り、開閉扉を開くときに、アンビルは開閉扉とともに外側の離反位置に向かって移動して、印字機との間隔を広げることができる。
この印字装置を備える製袋充填包装機において、前記開閉扉は、透明窓の周囲を囲む四角形の窓枠を有しており、当該窓枠の左右いずれかの側部が前記カバー体に対してヒンジ連結されているとすることができる。開閉扉はカバー体に対して、左右いずれかの側部でヒンジ連結されているので、通常の扉を開閉する動作と同様にして、開閉扉を開閉することができる。
この印字装置を備える製袋充填包装機によれば、アンビルは、印字機による帯状包装材への印字の際に裏当てとして取るべき位置としての対向位置と、印字機との間隔が対向位置を取るときよりも広がる方向に離反した離反位置との間で移動可能であるので、アンビルが対向位置を取るときには、アンビルは印字機に対向配置されて印字の際の裏当てとなり、印字機は帯状包装材に印字することができる。アンビルが離反位置を取るときには、対向位置にあるときよりも広がる方向に移動して印字機から離反しているので、アンビルと当該印字機との間には充分な間隔が形成されており、印字機の正面からの帯状包装材の引出し或いは印字機の正面への帯状包装材の装填を容易に行うことができる。また、アンビルが離反位置を取るときには、印字機やアンビルにアクセスすることが容易となり、印字装置の点検・修理等のメンテナンス作業を容易に行うことができる。また、アンビルの対向位置と離反位置との間での移動は、印字機に対して正対した姿勢で進退する方向で行われ、アンビルは印字機に対して正対する姿勢を変更することなくそのまま対向位置から離反位置に後退していくので、製袋充填包装機のオペレータは、アンビルの位置と印字機の位置とを見比べて対比することで、アンビルが印字機に対して正しい位置(即ち、接近して対向位置を占める状態では、アンビルが印字機に対して帯状包装材を挟んで裏当てとなる正しい位置を占める位置)であるか否かを、目視しながら容易に確認することができる。
図1は、この発明による印字装置を備えた製袋充填包装機の一実施例を示す斜視図である。 図2は、図1に示す製袋充填包装機において、アンビルが内側に設けられた開閉扉の開き状態を示す図である。 図3は、この発明による印字装置を備えた製袋充填包装機の別の実施例の概要を示す図である。 図4は、従来の印字装置を備えた製袋充填包装機の概略図である。
以下、添付した図面に基づいて、この発明による印字装置を備えた製袋充填包装機の実施例を説明する。図1はこの発明による印字装置を備えた製袋充填包装機の一実施例を示す図であり、製袋充填包装機を略裏側から見た斜視図である。また、図2は、図1に示した実施例において、製袋充填包装機の裏側に設けられていて且つアンビルが配設されている開閉扉を開き状態で示す図である。
この発明による印字装置を備えた製袋充填包装機における製袋充填包装機自体は、基本的に、例えば、図4に示した従来の製袋充填包装機50と同様の構成を備えている。即ち、製袋充填包装機50は、帯状包装材Fwを供給する包装材供給部52、及び包装材供給部52から供給される帯状包装材Fwから包装袋Bを製作しつつ包装袋B内に製品Sを収容し製品Sを収容した包装袋Bを封鎖することを順次繰り返して袋包装体Bpを連続的に製造する包装機部51を備えており、当該構成については、図4において付した符号と同じ符号を用いて説明したとおりであるので、ここでの再度の詳細な説明を省略する。なお、この実施例では、本発明を縦型の製袋充填包装機として説明するが、横型の製袋充填包装機のような製袋充填包装機であってもよい。
包装材供給部52において帯状包装材Fwの供給経路Wsに沿って配設されている印字装置60が、当該配設位置を通過する帯状包装材Fwの表側に印字を施す印字機61と帯状包装材Fwを挟んで印字機61に対向配置されていて帯状包装材Fwへの印字に対する裏当てとなるアンビル62とを有すること自体は、従来の製袋充填包装機50と同様の構成である。当該構成については、図4において付した符号と同じ符号を用いて説明したとおりであるので、ここでの再度の詳細な説明を省略する。
包装材供給部52の供給経路Wsにおいて、印字検査装置63の下流側には帯状包装材Fwが巻き掛けられるガイドローラ64が設けられている。ガイドローラ64のうち最も上流側のガイドローラ64aの取り付け位置は、矢印で示すように上下方向に変更可能である。ガイドローラ64aの取付け位置を変更することで、印字装置60の配設位置から製袋充填包装機部51に至る帯状包装材Fwの供給経路の長さを変更することができる。帯状包装材Fwへの印字位置は、製作すべき包装袋Bの仕様に応じて帯状包装材Fwの幅方向に決められるのと同様、帯状包装材Fwの供給方向についても包装袋Bの長さを含めた包装袋Bの仕様に応じて決められる。
帯状包装材Fwに対するその供給方向の印字位置は、包装に用いる帯状包装材Fw毎に異なる。これに対応するために、印字装置60それ自体の設置位置を帯状包装材Fwの供給方向に変更するのは、その作業が煩雑である。そこで、包装材供給部52における印字装置60の設置位置を変えずに、供給経路Wsの途上にあるガイドローラ64aの取付け位置が変更される。印字装置60の配設位置から製袋充填包装機部51に至る帯状包装材Fwの経路長さを変更し、印字装置60が目前を通過する帯状包装材Fwに対して印字すれば、その印字は、製袋充填包装機部51で製作された包装袋Bについては当該包装袋Bの仕様で定められた位置となる位置に正しく行われたものとすることができる。
図1に示すように、製袋充填包装機50は、特に包装すべき製品Sが食品である場合の衛生上・安全上の対策として、全体が、例えば透明なアクリル板を組み立てて成るボックス状のカバー体1内に収容されている。充填筒5の上方に設けられるホッパの投入口70がカバー体1の天井壁31において開口している。包装材供給部52の包装材ロールFrと紙継ぎ装置59は、カバー体1の背面壁32にオープンな状態で設けられている。包装材ロールFrは、アーム33に片持ち支持されたロールホルダ34に装填される。カバー体1の背面壁32には、紙継ぎ装置59が回動軸35の回りに揺動可能(図4で揺動方向を矢印で示す)に設けられており、紙継ぎ台36の中央にはカット溝37が横方向に延びる状態に形成されている。
カバー体1は包装材ロールFrから繰り出された帯状包装材Fwを包装機部51に供給する包装材供給部52を覆っていて、カバー体1の背面壁32において、紙継ぎ装置59の上方の一部領域は四角形の窓枠2aで囲まれた透明窓3を有する点検扉2となっている。オペレータは透明窓3越しにカバー体1の内部に配置されている包装材供給部52を目視することができる。開閉扉2は、窓枠2aの左側部においてヒンジ2bによって回動できるように取り付けられており、窓枠2aの右側部には開閉扉2を開閉操作するために把手7が設けられている。開閉扉2を閉じた状態では、背面壁32を気密状態に保持することができる。図1では、閉じた状態にある開閉扉2がアンビルユニット4とともに実線で示されており、ヒンジ2bでの回動によって背面壁32の外側に向かって開いた状態にある開閉扉2がアンビルユニット4とともに想像線で示されている。
図2を参照して開閉扉2とそれに附属するアンビルユニット4について説明する。図2では、開いた状態にある点検扉2を正面で見た様子が図示されている。カバー体1内の包装材供給部52においては、帯状包装材Fwを縦上方に供給する供給経路Ws(図4参照)は、背面壁32に沿って設けられている。供給経路Wsに沿って印字装置60と印字検査装置63が配設されており、印字装置60は、帯状包装材Fwの奥側に帯状包装材Fwに近接して配置されていて目前を通過する帯状包装材Fwの表側に印字を施す印字機61と、点検扉2を閉じた状態では供給経路Wsに沿って延びる帯状包装材Fwの手前側に近接配置されることになるアンビルユニット4とから成っている。
点検扉2が開かれた状態では、図示のように、カバー体1の内側に残る印字機61と印字検査装置63とを見ることができる。点検扉2はカバー体1の外側に開くので、包装材供給部52とは干渉しない。アンビルユニット4は、印字機61が帯状包装材Fwに印字を行う場合には、帯状包装材Fwを挟んで印字機61に正対した対向位置に配置されていることが肝要である。帯状包装材Fwへの印字位置を変更可能にするため、印字機61は帯状包装材Fwの幅方向Wに移動可能である。印字機61のこの移動は、通常、包装袋の印刷仕様等に基づいて制御装置で設定された位置に移動するように、印字機移動機構(図示せず)によって手動又は自動で行われる。
アンビルユニット4は、点検扉2の内側に設けられており、略ボックス状のホルダ5と、ホルダ5に取り付けられたマット状のアンビル6とを備えている。アンビル6は、印字機61が行う帯状包装材Fwへの印字に対する裏当てであり、印字機61が帯状包装材Fwに印字を行う際に生じるインパクト(衝撃力)を受け止めることができる素材と厚みを備えている。点検扉2は、閉じたときに不意に開かないように適宜、把手7を兼ねるロック7によってロックされる。
アンビルユニット4を帯状包装材Fwの幅方向(点検扉2を閉じた状態)Wに移動可能にする移動機構10が設けられている。移動機構10は二本の平行なガイド棒11,11を備えており、ガイド棒11,11はその両端が点検扉2の窓枠2aの内側に設けられた支持部8,8に取り付けられている。ホルダ5には、二つの平行に貫通するガイド孔12,12が形成されており、ガイド孔12,12にガイド棒11,11が嵌まり合っていることで、ホルダ5がガイド棒11,11に沿って案内される。ホルダ5の移動を円滑にするため、ガイド孔12,12にはガイド棒11,11と滑らかに摺動可能なスリーブ(図示せず)を適宜取り付けることができる。
ホルダ5を移動させる移動機構10は、更に、点検扉2に設けられた駆動源としてのモータ14と、駆動源の回転出力を直線移動に変換するネジ機構15を備えている。ネジ機構15は、ガイド棒11と平行に軸線が延びているネジ軸16と、ホルダ5に備わっており且つネジ軸16に螺合するナット17を備えている。ネジ軸16は、その両端が点検扉2の適宜の箇所に設けられている支持部8に対して軸受によって回転可能に支持されている。ホルダ5には、ネジ軸16が貫通するための貫通孔が形成されている。ナット17は、ホルダ5に対して軸方向に移動せず且つ回転もしないように固定された状態で取り付けられている。
移動機構10は、更に、モータ14の出力軸に設けられたスプロケット19と、ネジ軸16に備わるスプロケット20とに巻き掛けられたチェーン21とを備えており、モータ14の回転出力がスプロケット19,20とチェーン21による動力伝達機構を介してネジ軸16に伝達される。モータ14の出力軸からネジ軸16への動力伝達機構は、チェーン21に限らず、歯車やベルトであってもよい。この移動機構10によれば、モータ14によってネジ軸16が駆動されるとき、ホルダ5に固定的に備わるナット17はネジ機構15のネジ送り作用によってホルダ5と共にネジ軸16に沿って移動される。点検扉2を閉じた状態では、ガイド棒11,11及びネジ軸16は帯状包装材Fwの幅方向Wに延びるになるので、ホルダ5はアンビルと共に、ガイド棒11,11によって帯状包装材Fwの幅方向Wに案内される。
この実施例によれば、開閉扉2が閉じている状態では、開閉扉2に取り付けられているアンビル6は印字機61に対して正対した対向位置P1にある。このときの印字機61とアンビル6の間隔は通常どおりの約3mm程度である。開閉扉2が閉じている状態にあるとき、印字装置60からの帯状包装材Fwの取り外しや帯状包装材Fwの装填、或いは印字装置60へのメンテナンス作業をしようとしても、カバー体1の内部にアクセスすることができないので、こうした作業をしようとするときには、背面壁32の点検扉2を開けて、カバー体1の内部へのアクセスを確保することになる。
開閉扉2を開く動作は、同時に、開閉扉2に取り付けられているアンビルユニット4を印字機61から遠ざける動作となる。即ち、開閉扉2を外側へ開ける動作だけで、印字機61とアンビルユニット4の間隔は大きく広がることになる。開閉扉2はヒンジ2bを軸として回転しながら開くので、アンビル6が対向位置から遠ざかり始めるときの移動は印字機61に正対していた状態から後方に直交する方向に遠ざかる移動となり、間隔を広げる動作として効率的なものとなる。アンビル6の離反位置P2は、オペレータが帯状包装材Fwの取り外しや装填の作業、或いは印字装置60のメンテナンス作業をしやすい程度、例えば開閉扉2が90度にまで印字機61との間隔が充分開いた位置とすることができる。離反位置では、アンビルユニット4へのアクセスが容易であることは勿論のこと、カバー体1の内側に残る印字機61へのアクセスも容易になる。
オペレータによる上記の作業が終了すると、開閉扉2が閉じられる。開閉扉2に取り付けられているアンビルユニット4は、開閉扉2が背面壁32に対して閉じられたときに、印字機61に対して正対する対向位置に戻る。印字装置60の印字機61とアンビル6との隙間は、従来の製袋充填包装機の場合と同様に、約3mm程度となる。帯状包装材Fwを装填する場合には、開閉扉2を閉じると、同時に印字機61とアンビル6との間の僅かな隙間の間に挟まれた状態となる。このように、開閉扉2の開閉作業によって、アンビル6を印字機61から充分離れた離反位置に移動させることや、元の対向位置に戻すことができるので、上記の作業は手間のかかない作業となる。なお、この実施例においては、帯状包装材Fwへの幅方向Wで印字位置を変更するときには、印字機61や印字検査装置63を帯状包装材Fwの幅方向に移動させるが、アンビルユニット4についても移動機構10によって帯状包装材Fwの幅方向Wに移動させることで、印字機61との対向位置を保つことができる。
この実施例のアンビルユニット4においては、アンビル6はホルダ5に取り換え可能に保持されており、アンビル6は、ホルダ5が移動されときにホルダ5と共に移動する。アンビル6をホルダ5に取り換え可能に保持することにより、アンビル6が劣化する等の支障が生じた場合には、旧いアンビルをホルダ5から取り外し、新しいアンビルをホルダ5に取り付けて交換することができる。アンビル6の印字機61に対する移動はホルダ5が担っており、アンビル6は直接には移動に関連していないので、アンビル6への不用意な影響を回避することができる。
図3は、アンビルの移動を行う別の例を示している。図3(a)は、印字機61に対してアンビル6(それを支えるホルダ5とともに)を正対した姿勢の状態で進退させることで、印字機61に対して前進して正対する対向位置P1と、印字機61から後退した離反位置P2との間で移動する構造である。進退する構造は、包装材供給部のフレーム25に形成した貫通孔26,26に、ホルダ5に固定した複数本のガイド部材27,27をガイドさせる構造が考えられる。
図3(b)は、ホルダ5(それに支えられるアンビル6とともに)をアーム28に取り付け、アーム28を包装材供給部に設けられた回動軸29回りに回動させることで、アンビル6を印字機61に対して正対した対向位置P1と、図示のように例えば90度回動することで印字機61から遠ざかる方向に離反した離反位置P2との間で移動する構造である。いずれも、対向位置P1から離反位置P2へ移動し始める方向は、対向位置P1から対向しながら遠ざかる方向であるので、開き動作が効率的になる。離反位置P2では印字機61やアンビル6にアクセスすることができるので、帯状包装材Fwの取り外しや装填、或いはメンテナンス等の作業が容易になる。
1 カバー体 2 点検扉
2a 窓枠 2b ヒンジ
3 透明窓 4 アンビルユニット
5 ホルダ 6 アンビル
7 把手(ロック具) 8,8 支持部
10 移動機構 11,11 ガイド棒
12,12 ガイド孔
14 モータ 15 ネジ機構
16 ネジ軸 17 ナット
19 スプロケット 20 スプロケット
21 チェーン
25 フレーム 26 貫通孔
27 ガイド部材 28アーム
29 回動軸
31 天井壁 32 背面壁
33 アーム 34 ロールホルダ
35 回動軸 36 紙継ぎ台
37 カット溝
50 縦型製袋充填包装機 51 包装機部
52 包装材供給部 53 製筒器(フォーマ)
54 充填筒 55 縦シール装置
56 横シール部 57 包装材搬送部
58 ダンサーローラ部 59 紙継ぎ装置
60 印字装置 61 印字機
62 アンビル 63 印字検査装置
64(64a~64c) ガイドローラ
65 定位置ローラ群 65a~65c 定位置ローラ
66 移動ローラ群 66a,66b 移動ローラ
67 回動レバー 68a,68b 櫛歯
Fr 包装材ロール Fw 帯状包装材
Ft 筒状包装材 B 包装袋
Bp 袋包装体 Ws 供給経路
Wh 水平送り経路 W 幅方向

Claims (2)

  1. 帯状包装材を供給する包装材供給部と、
    当該包装材供給部から供給される前記帯状包装材から包装袋を製作しつつ前記包装袋内に製品を収容し前記製品を収容した前記包装袋を封鎖することを順次繰り返して袋包装体を連続的に製造する製袋充填包装機部と、
    前記包装材供給部において前記帯状包装材の供給経路に沿って配設されている印字装置であって、前記帯状包装材の表側に印字を施す印字機と前記帯状包装材を挟んで前記印字機に対向配置されているときに前記印字機が行う前記帯状包装材への印字に対する裏当てとなるアンビルとを有する印字装置と
    を備えている製袋充填包装機であって、
    前記アンビルは、前記印字機に前記裏当てとして対向配置されているときの位置としての対向位置と、前記印字機との間隔が前記対向位置よりも広がる方向に離反した位置である離反位置との間で移動可能であり、
    前記アンビルの前記対向位置と前記離反位置との間での移動は、前記印字機に対して正対した姿勢で進退する方向で行われること
    から成る印字装置を備える製袋充填包装機。
  2. 前記アンビルは、前記印字機に面する側とは反対側の背面側においてホルダに取り付けられており、
    前記アンビルの前記対向位置と前記離反位置との間での前記移動は、前記ホルダが前記包装材供給部のフレームに対して移動案内されることにより行われること
    から成る請求項1に記載の印字装置を備える製袋充填包装機。
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