JP7080463B2 - 製袋充填包装機 - Google Patents
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Description
この特許文献1に開示された技術では、ダンサロールユニットとベルトユニットとが連結坂で連結され、ベルトユニット側にロータリーエンコーダが設けられ、このロータリーエンコーダによりダンサロールの位置が検出されるようになっている。
例えば、製筒器により製作された筒状包装材に製品が所定量投入された後、その製品の流れが悪くなって途中で詰まってしまう結果、それ以上の作業が進まなくなり、縦型製袋充填包装機に装備されている警報器から警報信号が発信される。そうすると、縦型製袋充填包装機の運転を停止して、警報信号が発信された原因を追究し、その原因を取除かなければならない。
そして、筒状フィルムに投入された被包装品が詰まってしまった場合、筒状フィルムを所定寸法だけ下方に向けて手繰る作業が行われ、それによって筒状フィルム内部の製品の詰まりを解除しようとすることが行われる。
この場合、そのままの状態で運転が再開されると、手繰られて引出された帯状フィルムの部位に、本来であれば、印字されているはずの製造年月日、消費期限および賞味期限等の日付情報が印字されていない状態、あるいは、袋にVノッチ等の切り込み加工やラベル貼作業がなされていない状態で帯状フィルムが順次送られてしまうことになる。
その結果、日付が印字されていなかったり、切り込み加工やラベルなしの製品が正常品として生産されてしまうという問題が生じてしまい、それらの製品が、誤って市場に出回った場合、大きな社会問題にもなり、会社にとっては非常に大きなマイナスイメージとなる。
そのため、縦型製袋充填包装機の運転停止中に、作業員が、例えば筒状フィルムの部分を手繰ることにより帯状フィルムが引出された場合でも、引出されたままの状態を維持することになり、引出された帯状フィルムのずれ量(引き出し量)を検出することができない。その結果、引出された部位に日付が印字されていないものが正常な製品として生産されてしまう、という前記問題点を解決することはできない。
本発明は上記課題を解決するために提案されたものであり、その目的は、製袋充填包装機の運転停止中に帯状フィルムが引出された場合、その引出された部位を検出し、かつ不良品として排出することができる簡単な構成の製袋充填包装機を提供することにある。
前記製袋充填包装機の運転停止中に、前記帯状フィルム移動量検出センサ又は測長器からの信号を前記主制御装置が検出した場合、前記帯状フィルムが作業者の手繰り作業により定位置からずらされたものと判断し、運転再開に際して、その検出された位置を前記帯状フィルムの引出された位置とすると共に前記フィルム用加工装置による加工位置の不良として、前記引出された位置から前記帯状フィルム先端側の一定範囲を不良品として排出するように指示する機能を前記主制御装置が備えていることを特徴とする。
その結果、帯状フィルムの引出された部位に、日付印字、切込み付与およびラベル貼り付け等の加工が施されていない袋を不良品として排出することで、そのような不良品の流出の防止を図ることができる。
また、帯状フィルム用テンション付与装置が、複数の固定ガイドロールとこれらの固定ガイドロールにガイドされて垂直方向に移動する可動ロールとを備えた構成とされているので、簡単な構成とすることができる。
さらに、縦型製袋充填機の運転停止中に帯状フィルムが引出された場合でも、垂直な枠部材の係合溝に沿って可動ロールが垂直方向に昇降し、その可動ロールの垂直方向の昇降を帯状フィルム移動量検出センサが検出することで、帯状フィルムFwが作業者の手繰り作業により引出されたものであることを確認できる。その後、引出された部分から先端側の一定範囲を排出するように、主制御部が指令を出して印字漏れ等の不良品として排出することができ、その結果、日付印字なし等の製品の流出を防止することができる。
また、測長器が紙送り機構の上方、かつ紙送り機構の近接位置に配置されており、製袋充填筒に装着されている筒状フィルムが下方に向けて手繰られたとき、その筒状フィルムの移動を、測長器で直接検出することができるので、正確な移動量の検出が可能となる。その結果、その情報を正確に紙送り機構に送ることができ、紙送り機構による筒状フィルムの正確な搬送、つまり正確な送り作業が可能となる。
さらに、測長器の他に、帯状フィルム用テンション付与装置と、帯状フィルム移動量検出センサとが設けられており、これらでは帯状フィルムの引き出し量を検出することができる。その結果、測長器による検出と、帯状フィルム用テンション付与装置および帯状フィルム移動量検出センサによる検出との二重の検出が可能となり、より正確な検出が可能となる。
また、可動ロールの移動量を帯状フィルム移動量検出センサで検出できない場合でも、測長器で筒状フィルムの移動量を検出することで、帯状フィルムの引き出し量を検出できるので、安全性を確保できる。
以下に、添付図面を参照して本発明に係る縦型製袋充填包装機の第1実施形態を説明する。
すなわち、当該縦型製袋充填包装機1の運転停止中に、例えば、製筒器3で形成され製袋充填筒4に装着されている筒状フィルムFtを手繰った結果引出された帯状フィルムFwに、日付情報の印字、切込み加工およびラベル貼り等の加工が施されていない製品、あるいは、加工位置がずれている製品が正常品として生産されないように、引出された帯状フィルムFwの部位を検出し、かつ不良品として排出できるようにしたものである。
そして、縦型製袋充填包装機1は、帯状フィルムFwが引出されたことを検出するために、帯状フィルム位置ずれ検出装置20を備えている。
この原反ロールFrの帯状フィルムFwの流れの下流側(帯状フィルムFwの先端側)には、上記帯状フィルム位置ずれ検出装置20の一部を構成する帯状フィルム用テンション付与装置であるテンション機構15が配置されており、このテンション機構15の流れのさらに下流側には、当該テンション機構15を経由した帯状フィルムFwを筒状に形成する製筒器3と、この製筒器3を上部に装備すると共に、製筒器3で形成された筒状フィルムFtを装着する製袋充填筒4が配置されている。
日付印字装置10は、例えば、帯状フィルムFwに、製造年月日、消費期限および賞味期限等の日付情報を印字できるような構成となっている。
そして、この日付印字装置10は帯状フィルムFwの一方の面側に配置され、図略の機械フレームに図略の取付け部材を介して固定されている。
また、日付検査装置11は、日付印字装置10のさらに流れの下流側で、日付印字装置10に近接した位置に配置され、図略の機械フレームに取付け部材を介して固定されている。
さらに、切込み機構12の流れの下流側には、袋に所定のラベルを貼り付けるフィルム用加工装置であるラベル貼り装置13が配置されている。これらの切込み機構12およびラベル貼り装置13は、図略の機械フレームに取付け部材を介して固定されている。
この紙送り機構5は、図1に示すように、製袋充填筒4を挟んで設置してある一対の紙送りベルト5A,5Aで構成されており、これらの紙送りベルト5A,5Aにより筒状フィルムFtが所定の送り量で下方(横シール装置9側)へ送られるようになっている。
各紙送りベルト5A,5Aは、それぞれ、上下に配置されたベルト支持軸5a,5aと、これらのベルト支持軸5a,5a間に掛け回されたベルト5b,5bと、上記ベルト5b,5bの所定の張力を維持するためにベルト支持軸5a,5aの外方に配置されたガイド部材5c,5cと、を備えて構成されている。
この縦シール装置8は、対向配置されると共にそれぞれヒーター(図示せず)を内蔵した一対の縦シール用部材8a,8aを備えて構成されている。
また、縦シールFt1は、筒状フィルムFtの重ね合わされた端部を縦シール用部材8a,8aにより左右から加熱狭圧することで施されるようになっている。
横シール用部材9a,9aは、図1に示すように水平方向に長い形状とされると共に、水平方向(Y軸と直交するX軸方向)に開閉自在とされており、この開閉動作はサーボモータ(図略)により行われる。また、このサーボモータは前記主制御部26に接続されている。
そして、筒状フィルムFtの重ね合わされた端部を横シール用部材9a,9aにより筒状フィルムFtを横切るように前後方向から加熱狭圧することで横シールFt2が施される。
次いで、横シールFt2が施された後、横シール用部材9a,9aに内蔵された切断刃(図示せず)により切断される。そして、これにより、製品Pを内部に納めた袋包装体BPが製造される。
この測長器50は、縦型製袋充填機1の運転停止中に筒状フィルムFtが手繰られたとき、その筒状フィルムFtの移動量を測長器50で直接検出できるようにしたものである。なお、測長器50の正面形状は、図5に示すような形状となっている。
言い換えれば帯状フィルムFwの引き出し量、つまりずれ量を計測することができる。
テンション機構15は、前記原反ロールFrと日付印字装置10との間に設けられており、原反ロールFrの幅方向両端方向に所定の間隔をおいて配置された枠部材16,16を備えている。
これらの枠部材16,16は、所定長さのプレート状部材で形成されており、枠部材16,16の前記製袋充填筒4側の一端部には、両枠部材16,16同士を連結する固定ロール17が固定されている。そして、この固定ロール17の両端部は図略の機械フレームに固定されている。
この固定ガイドロール2cは、両テンションロール18a,18bの上方位置でかつ水平方向の略中間位置に配置され、固定ガイドロール2cの端部は図略の機械フレームに固定されている。
固定ガイドロール2cの両端部は、上述のように機械フレームに固定されており、テンションロール18a,18bは回動自在なので、筒状フィルムFtが手繰られた結果、帯状フィルムFwが下流側に引出されたとき、その帯状フィルムFwの移動に連れて、テンションロール18a,18bが固定ガイドロール2cを経由して上方向に移動する。
すると、枠部材16,16の他端部側が、枠部材16,16の固定ロール17を基点にして矢印A方向に沿って上方向に揺動する。
ここで、図2で示す実線の枠部材16,16およびテンションロール18a,18bの位置が通常運転時の配置位置(初期位置)であり、仮想線で示す位置が、筒状フィルムFtが手繰られた結果、下流側に引出されたときの位置である。
また、テンション制御部25には、原反ロール駆動用のサーボモータ27が接続されており、このサーボモータ27は、テンション制御部25で検出された帯状フィルムFwの引出し量に基づいて、引出された後の最適な回転、つまり、原反ロールFrの直径に応じた回転となるように制御されている。
なお、本実施形態において上記測長器50を設けない構成とすることができる。
ここで、機械の運転停止中に引出された帯状フィルムFwを不良品として排出する際には、主制御装置26からの指令により、不良品に該当する部位が横シール装置9の位置に達したとき、上記切断刃で切断すると共に、その切断した部位を所定の排出品置き場に搬送すればよい。
なお、本実施形態の縦型製袋充填包装機1は、縦シールFt1および横シールFt2を施したときに筒状フィルムFtの降下を一時停止する間欠型のものである。
また、主制御装置26では、縦型製袋充填包装機1の運転開始、停止、日付印字装置10および日付検査装置11の作動、切込み装置12による切込み加工の指示、ラベル貼り装置13によるラベル貼り加工の指示、製品投入部4Aからの製品Pの投入のタイミング、縦シール装置8および横シール装置9の開閉動作等の制御を行うようになっている。
まず、通常運転時では、主制御装置26により、原反ロール駆動用のサーボモータ27、紙送り機構駆動用の紙送りサーボモータ6、日付印字装置10、および日付検査装置11、切込み装置12、ラベル貼り装置13等を駆動させることで、原反ロールFrから帯状フィルムFwが連続的に引出される。
帯状フィルムFwは、テンション機構15を経由して製筒器3に送られ、この製筒器3を通過して製袋充填筒4に移行し、その製袋充填筒4の内面形状に沿って筒状に形成される。そして、このとき、帯状フィルムFwの移動方向両側縁部同士が重なり合って、縦シールの施工が可能な状態となる。
そして、その筒状フィルムFtは製品Pを内包した状態で下方に送られ、所定の位置で横シーラ装置9により横シールFt2が施されると共に、カッターにより切断され、これにより、製品Pを内包した包装袋体BPが完成する。
そして、筒状フィルムFtに投入された製品Pが詰まってしまった場合、筒状フィルムFtを所定寸法だけ下方に手繰り、これにより、筒状フィルムFt内部の製品Pの流れをよくすることが行われている。
この場合、そのままの状態で運転が再開されると、手繰られた結果引出された帯状フィルムFwの部位に、本来であれば、印字されているはずの製造年月日、消費期限および賞味期限等の日付情報が印字されていない状態、切り込み作業がなされていない状態、ラベルが貼られていない状態で帯状フィルムFwが順次送られてしまうことになる。
その結果、前述のように、日付が印字されていない製品が正常品として生産されてしまうという問題が生じる。
すなわち、まず、主制御装置26により、位置ずれ検出装置20とテンション制御部25を制御し、このテンション制御部25で、前記ロータリーエンコーダ19の回転角度の変移量を検出して帯状フィルムFwが引出されたことを検出する。
そして、引出された部位を含む不良品として扱われる先端側の一定範囲の部分が、横シールFt2は施すが、カッターは動作させない処理を行うことで連包袋として排出される。
(1)縦型製袋充填包装機1の運転停止中に、主制御装置26がロータリーエンコーダ19からの信号を検出した場合、その位置を帯状フィルムFwが引出された位置として、そこから帯状フィルム先端側の一定範囲を不良品として排出するように、横シール装置9に指示を与えることができる。
その結果、帯状フィルムFwの引出された部位に、日付印字、切込み付与およびラベル貼り付け等の加工が施されていない袋を不良品として排出することができ、そのような不良品の流出の防止を図ることができる。
次に、図3を参照して、本発明に係る縦型製袋充填包装機の第2実施形態を説明する。
本第2実施形態の縦型製袋充填包装機1Aは、図3に示すように、位置ずれ検出装置30を備えた構成とされている。また、位置ずれ検出装置30を、テンション機構35と、移動量検出センサ39と、テンション制御部45とを備えた構成としたものである。
しかし、その他の構成は第1実施形態と略同一である。そのため、同一構成部材には、同一符号を付すと共にその詳しい説明は省略する。
テンション機構35は、プレート状の枠部材36を備えて構成され、この枠部材36は、略垂直になるように配置されている。
この枠部材36は、例えばその両端部が図略の取付け部材により機械フレームに取付け、固定されている。また、枠部材36には、上述のように、テンションロール38の軸部が垂直方向に昇降できるような所定長さの係合溝36Aが形成されている。
この移動量検出センサ39は、最下方に配置されている第1センサ部材39-1から上方に順に配置された第2センサ部材39-2、第3センサ部材39-3、第4センサ部材39-4、および最上方に配置された第5センサ部材39-5により構成されている。
そして、例えば、テンションロール38が第1センサ部材39-1の位置にあるときが帯状フィルムFwの基準の位置(初期位置)とされ、図3で示す第3センサ部材39-3の位置が、筒状フィルムFtが手繰られた結果所定量だけ引出された帯状フィルムFwの位置である。
このテンション制御部45では、移動量検出センサ39の所定のセンサ間の距離、例えば第1センサ部材39-1と第3センサ部材39-3間の差を調べることで、帯状フィルムFwの引出し量を検出できるようになっている。
この縦型製袋充填包装機1Aの全体の作用は、テンション機構35と移動量検出センサ39との構成が、第1実施形態のテンション機構15とロータリーエンコーダ19との構成と異なるのみであるので、その部分の作用が両者で異なるが、全体の作用は両実施形態の縦型製袋充填包装機1、1Aとも略同じである。
帯状フィルムFwの引出し量が検出されたら、その情報に基づいて、原反ロール駆動用サーボモータ27の回転が、引出された後の最適な回転、つまり、原反ロールFrの直径に応じた回転となるように制御されている。
すなわち、引出された部位を含む不良品として扱われる帯状フィルムFwが、製筒器3を経由して製袋充填筒4に導かれ、そこで筒状フィルムFtに形成された後、縦シール装置8により縦シールFt1が施された後、横シール装置9に送られる。
そして、引出された部位を含む不良品として扱われる先端側の一定範囲の部分が、横シールFt2は施すが、カッターは動作させない処理を行うことで連包袋として排出される。
(4)縦型製袋充填機1Aの運転停止中に帯状フィルムFwが引出された場合でも、テンション機構35を構成する垂直な枠部材36の係合溝36Aに沿ってテンションロール38が垂直方向に昇降し、そのテンションロール38の垂直方向の昇降を複数の移動量検出センサ39が検出することで、帯状フィルムFwが引出されたことを確認できる。その後、引出された部分から先端側の一定範囲を排出するように、主制御部26が横シール装置9に指令を出して印字漏れ等の不良品として排出することができ、その結果、日付印字なし等の製品の流出を防止することができる。
次に、図4、図5を参照して本発明の第3実施形態を説明する。
本第3実施形態の縦型製袋充填機1Bにおける位置ずれ検出装置40は、図4に示すように、前記第2実施形態のテンション機構35および帯状フィルム移動量検出センサ39と、前記製袋充填筒4の外周に当接可能に設けた測長器50とを備えて構成されている。
本第3実施形態の縦型製袋充填機1Bでは、前記第2実施形態の縦型製袋充填機1Aの構成に前記測長器50を追加して設けた全体構成としたものである。
そのため、第2実施形態と第3実施形態とにおいて、同一構成および同一構成部材には同一符号を付して詳細な説明は省略し、異なる構成部である測長器50の説明を行う。
そして、製袋充填筒4と測長ロール52とが筒状フィルムFtを狭圧するように取付けられている。なお、ロータリーエンコーダ51は、図略の取付け具を介して図略の機械フレームに取付けられている。
言い換えれば帯状フィルムFwの引き出し量、つまりずれ量を計測することができる。
(6)測長器50が紙送り機構5の上方、かつ紙送り機構5の近接位置に配置されており、近傍製袋充填筒4に装着されている筒状フィルムFtが下方に向けて手繰られたとき、その筒状フィルムFtの移動を、測長ロール52とロータリーエンコーダ51とでなる測長器50で直接検出することができるので、正確な移動量の検出が可能となる。その結果、その情報を正確に紙送り機構5に送ることができ、紙送り機構5による筒状フィルムFtの正確な搬送、つまり正確な送り作業がかのうとなる。
すなわち、図2において、例えば、帯状フィルムFwを固定ガイドロール2bからテンションロール18bに掛け回すと共に、固定ガイドロール2cと固定ガイドロール2dとにジグザグ状に掛け回す構成としてもよい。
例えば、夜間の休業時後の機械運転再開時、機械点検等の機械運転停止中に、作業者が誤って帯状フィルムFwの、例えば製筒器3の近傍を手繰ってしまった場合等にも適用することができ、その結果、テンション機構35により帯状フィルムFwが引出されたことを検出することができ、その後の不良品としての排出作業に結びつけることができる。
1A 縦型製袋充填包装機(第2実施形態)
1B 縦型製袋充填包装機(第3実施形態)
3 製筒器
4 製袋充填筒
5 紙送り機構(フィルム搬送装置)
7 紙送り制御部
8 縦シール装置
9 横シール装置
10 日付印字装置
15 テンション機構(テンション付与装置)
16 枠部材
17 固定ロール
18a テンションロール
18b テンションロール
19 ロータリーエンコーダ(検出器)
20 位置ずれ検出装置(第1実施形態)
25 テンション制御部
26 主制御装置
30 位置ずれ検出装置(第2実施形態)
35 テンション機構(テンション付与装置)
36 枠部材
38 テンションロール(可動ロール)
39 移動量検出センサ
40 位置ずれ検出装置(第3実施形態)
50 測長器
51 ロータリーエンコーダ
52 測長ロール
Fr 原反ロール
Fw 帯状フィルム
Ft 筒状フィルム
BP 包装体
P 被収容物である製品
Claims (7)
- 原反ロールから供給された帯状フィルムに加工を施すフィルム用加工装置と、
前記帯状フィルムを搬送する帯状フィルム搬送装置と、
前記原反ロールの下流側に配置されると共に複数の固定ガイドロールとこれらの固定ガイドロールにガイドされて垂直方向に移動する可動ロールとを備え前記帯状フィルムにテンションを付与する帯状フィルム用テンション付与装置と、
前記可動ロールの変位を検出する帯状フィルム移動量検出センサと、
前記帯状フィルム搬送装置の上流側に配置され前記帯状フィルムの引出し量を測定する測長器と、
前記帯状フィルム移動量検出センサからの信号に基づき前記帯状フィルムのテンションを制御し、また前記測長器からの信号により前記帯状フィルムの搬送を制御する主制御装置と、を備えた製袋充填包装機において、
前記製袋充填包装機の運転停止中に、前記帯状フィルム移動量検出センサ又は測長器からの信号を前記主制御装置が検出した場合、前記帯状フィルムが作業者の手繰り作業により定位置からずらされたものと判断し、運転再開に際して、その検出された位置を前記帯状フィルムの引出された位置とすると共に前記フィルム用加工装置による加工位置の不良として、前記引出された位置から前記帯状フィルム先端側の一定範囲を不良品として排出するように指示する機能を前記主制御装置が備えていることを特徴とする製袋充填包装機。 - 前記帯状フィルム用加工装置が、日付印字装置、切込み機構およびラベル貼り付け装置であることを特徴とする請求項1に記載の製袋充填包装機。
- 前記帯状フィルム用テンション付与装置が、垂直方向に配置された縦長のプレート状の枠部材と、この枠部材の長手方向に沿って形成された係合孔に係合すると共に垂直方向に移動自在な前記可動ロールと、を備えて構成され、
前記可動ロールは、前記枠部材の上方に配置された2本の前記固定ガイドロールに前記帯状フィルムを介して垂直方向に昇降自在となっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の製袋充填包装機。 - 前記帯状フィルム移動量検出センサが、前記可動ロールの垂直方向の移動を検出する複数個で構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一つに記載の製袋充填包装機。
- 前記測長器が、前記帯状フィルムに接触すると共に当該帯状フィルムの移動に連れて回転する回転ロールと、この回転ロールの回転量を検出するロータリーエンコーダと、で構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれ一つに記載の製袋充填包装機。
- 前記製袋充填包装機が縦型製袋充填包装機である、ことを特徴とする請求項1に記載の製袋充填包装機。
- 前記製袋充填包装機が横型製袋充填包装機である、ことを特徴とする請求項1に記載の製袋充填包装機。
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