JP7068682B2 - 製袋充填包装機 - Google Patents

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Description

本発明は製袋充填包装機に係り、さらに詳しくは、特に縦型であって、筒状フィルムの内部に投入された被包装物を押し込んで横シールする際に、筒状フィルムの先端袋部の破れを防止できる製袋充填包装機に関する。
従来、特に、縦型製袋充填包装機においては、巻取りロールから繰り出された帯状フィルムが紙送り機構により下流方向に送られ、製筒器により筒状に成形された筒状フィルムの幅方向の両端部に縦シール装置により縦シールを施した後、被包装品としての製品が投入、充填され、その後、製品と製品の間の位置で、筒状フィルムの幅方向に横シール装置により横シールを施し、当該横シールの中央部においてカッターで切断することにより、製品が袋部内に充填された包装体が製作される。
上述のように、製品が袋部内に充填された包装体を製作する際に、筒状フィルムの幅方向に横シール装置により横シールを施すことが実行されるが、この横シール装置を装備した製袋包装機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この製袋包装機における横シール装置は、フィルム筒を挟んで対向する第1部材と第2部材とを有しており、これらの第1部材と第2部材とは、モーターにより、互いに開閉自在となっている。
また、第1部材と第2部材には、ヒータが内蔵されており、各部材でフィルム筒を押圧した状態でヒータにより熱が加えられ、これにより、押圧された部分が軟化し、かつ固着されるようになっている。
ところで、縦型製袋充填包装機において、筒状フィルム内部に被包装品が投入された後、横シールを施す際に、被包装品が重なり合って嵩張ってしまったり、被包装物が落下してから跳ね上がったりした結果、その被包装品の一部が設定された長さの袋部からはみ出してしまい、袋部のピッチより長くなってしまうことがある。
そして、そのままの状態で、横シールを施そうとすると、被包装物の一部を噛み込んでしまい、袋部から被包装品の一部が突出した製品となり、その結果、包装不良が発生することになる。
そこで、縦型製袋充填包装機においては、横シール装置を、開閉自在かつ上下移動自在な構成とし、横シール装置で筒状フィルムを微小な隙間がある状態で挟持して上下移動させて、つまり、被包装物をしごくような動作を行って、被包装物を強制的に押し込むことが、一般的に行われている。
上記しごき動作を行って被包装物を強制的に押し込む構成としては、横シール装置に一対のしごき板を備えた製品噛み込み防止装置を付設して、該一対のしごき板で一対の横シールのヒータが開いている間に、包装筒の被カット位置の上方から下方までの距離をしごいて、被包装物を強制的に押し込む構成が知られている(例えば、特許文献2参照)。
この特許文献2に開示されている製袋充填包装装置の被包装物の噛み込み防止制御方法及び装置では、横シール装置の上部に横シール時に被包装物の落下を遮断するシャッターを備え、該シャッターが閉じた一定時間後に上記横シールの閉じ動作を開始する構成となっている。
そして、横シールカット装置における上部のシャッターの左右の先端は、上下に段差を有する構成となっており、互い違いの状態で閉じるようになっている。
また、しごき動作を行って被包装物を強制的に押し込む構成としては、図4に示すような構成の横シールカッター装置105を装備した縦型製袋充填包装機100が知られている。この横シールカッター装置105では、包装筒Hの被カット位置の上方から下方までの距離をしごいて、被包装物を強制的に押し込む構造となっている。
すなわち、まず、縦型製袋充填包装機の巻取りロール(図略)から送り込まれる包装筒Hを、フォーマ-102を介して且つ製品投入ガイド筒103に沿って、筒状に変換しつつその両端縁を前記フォーマ-102の前部分で合わせて縦シールし、これにより、包装筒Hが形成される。
次に、この包装筒Hを、上記製品投入ガイド筒103の側面に設置されたフィルム送り装置104により、当該包装筒Hの引き下ろしを行って、製品投入ガイド筒103の下方へ連続的に引き下ろすと共に、その後、横シールカッター装置105により所定幅で横シールする。
続いて、横シールされた包装筒H内に、製品投入ガイド筒103を介して上方から一定量の製品が投入された後、当該包装筒Hの引き下ろしが行われ、再び製品投入ガイド筒103の下方へ引き下ろすと共に、その後、左右一対の横シール部材105で、両面から包装筒Hに当接して所定幅で横シールした後、そのシール部分で包装筒Hをカットし、完成品Jとして外部へ送り出す構成となっている。
ここで、上記横シールカッター装置105によるしごき動作については、図4の「イ」に示すように、横シールカッター装置105がボックスモーションを行う連続型のものが利用されている。
また、「イ」に示すボックスモーションとは、一対の横シール部材105の動作が描く軌跡「ロ」~「ホ」が、円の一側面を直線で裁断したような一対のカム曲線を向かい合わせた二つの円弧ループを言い、包装筒Hの流れを止めずに「ロ」の直線部分で包装筒Hの流れに同期して横シールカッター装置105を下方に一緒に移動させるための動作をいう。
すなわち、図4の「ロ」の直線部分でヒータによるシールが継続されるので、包装筒Hの流れを止めずにシール時間を長くすることができる。
この場合、包装筒Hに投入されるお菓子等の内容物は、上記したボックスモーションの戻り時間「ハ」の時に、製品投入ガイド筒103の中を通って、上から投入されるようになっている。
なお、図4では、包装筒Hの先端部側の、フォーマ-102、製品投入ガイド筒103、および横シールカッター装置105等のみを示し、巻取りロール等は省略してある。
次に、図5に基づいて、包装筒Hに投入された一袋分の製品Pを、例えば、前記図4に示すような横シールカッター装置105により、しごき動作で押し込んで、包装体BPを作成する手順を説明する。
まず、図5(イ)に示すように、包装筒Hに製袋充填筒(図略)の上方の製品投入部から一袋分の製品Pが投入される。
包装筒Hの下部領域には、一対のシャッター106,106が設けられており、このシャッター106,106の近接した上方位置には、包装筒Hに横シールを施す一対の横シール部材105a,105aが設けられており、これらの横シール部材105a,105aにより前記横シールカッター装置105が構成されている。
各横シール部材105a,105aにはそれぞれ加熱部が内蔵され、また、一方の横シール部材105aには横シールした後に切断し、完成品Pを形成するためのカッター(図略)が内蔵されている。
次に、図5(ロ)に示すように、一袋分の製品Pが包装筒Hの下部に収納されたら、図5(ハ)に示すように、包装筒Hを一袋分下方に送り込み、次いで、図5(ニ)に示すように、一対の横シール部材105a,105aを互いに近づける方向に駆動させ、互いの対向面で包装筒Hの横シール部を挟み込む(噛み込み)と共に、その状態で、一対の横シール部材105a,105aを、シール部材押下げ機構(図略)により押下げてしごき動作を実行する。
このとき、一対のシャッター106,106も同時に押下げられる。
しごき動作が完了したら、図5(ホ)に示すように、一対の横シール部材105a,105aのヒータ(図略)を作動させて横シールを施した後、カッターにより所定位置を切断する。
次に、図5(へ)に示すように、上記カッターにより切断されて形成された完成品Pを所定の包装体搬送装置(図略)に移載すると共に、一対の横シール部材105a,105aを初期位置まで開き、かつ初期位置に上昇する。それと同時に、一対のシャッター106,106も初期位置まで上昇させる。そして、この図5(へ)の状態が、図5(イ)に至る前の状態である。
なお、図5(イ)等に示す製品Pは、柄等が付いていない飴や豆菓子等である。
今度は、図6(A)、(B)に基づいて、包装筒Hに投入された一袋分の製品Pを、例えば、前記図4に示すような横シールカッター装置105により、しごき動作で押し込んで、完成品Pを作成する手順を説明する。
この図6では、包装筒Hに投入される一袋分の製品Pが、図6(A)に示すように、スティック状の製品P1や、例えば、飴玉P2aに柄P2bの付いた柄付き製品P2の場合である。
図6(B)に基づいて、柄付き製品P2を、前記図4に示した横シールカッター装置105によるしごき動作で押し込んで、完成品Jを作成する手順を説明する。
なお、図6において、図5に示した構成部材、および構成と同じものには同一符号を付して説明する。
まず、図6(B)の(イ)に示すように、包装筒Hに製袋充填筒(図略)の上方の製品投入部から一袋分の上記製品P2が投入される。
次に、図6(B)の(ロ)に示すように、一袋分の製品Pが包装筒Hの下部に収納されたら、図6(ハ)に示すように、包装筒Hを一袋分下方に送り込んだ後、図6(ニ)に示すように、一対の横シール部材105a,105aを互いに近づける方向に駆動させ、互いの対向面で包装筒Hの横シール部を挟み込む(噛み込み)と共に、その状態で、一対の横シール部材105a,105aを、シール部材押下げ機構(図略)により押下げてしごき動作を開始する。このとき、一対のシャッター106,106も同時に押下げられる。
特開2016-132454号公報 特開2008-174289号公報
しかし、上記特許文献1に開示された製袋包装機では、モーターにより開閉自在な第1部材と第2部材とでフィルム筒を押圧した状態で、各部材に内蔵されたヒータにより熱を加えることで押圧された部分が軟化した後固着し、これにより、横シールが施されるようになっており、このような構成では、例えば、通常の小さな飴玉や豆菓子等、突起部や出っ張り部のない被包装物(製品)では、何ら問題は生じないが、袋部内に、スティック状製品や、柄付き製品が投入される場合は多くの問題が生じる。
すなわち、スティック状製品や柄付き製品が袋部内に投入された場合、それらの製品が重なり合って、例えば、柄付き製品の柄の一部が、所定長さに設定されている袋部から突出することが起こり得る。
この場合、前述したように、横シールカッター装置によるしごき動作で製品を袋内に押し込むことができるが、特許文献1に開示された製袋包装機では、横シール装置は、開閉動作のみを行うように構成されているので、しごき動作で製品を袋内に押し込むことができない。
そのため、柄付き製品の柄の一部が袋部から突出したまま、横シールすることになるが、そうすると、袋部から柄の一部が突出した製品となり、完成した製品として取り扱うことはできず、明らかに、不良品となり、廃棄処分することになる。
上述のように、特許文献1に開示された製袋包装機では、スティック状製品や柄付き製品が袋部内に投入される場合に対応できない、という問題がある。
また、上記特許文献2に開示された製袋充填包装装置の被包装物の噛み込み防止制御方法及び装置では、横シールが閉じきる前にシャッターを閉じ、被包装物の落下をせき止めるので、噛み込みが防止されるように工夫されているが、シャッターを閉じても横シール動作は動いており、シャッターが閉じる寸前に通過した被包装物が横シールに噛み込んでしまう可能性が高い。
その結果、被包装物が横シールに噛み込まれたままの状態で横シール動作を実行することになり、その結果、被包装物がスティック状製品や柄付き製品の場合、袋部から、例えば、柄の一部が突出した製品となり、完成した製品として取り扱うことはできず、明らかに、不良品となり、廃棄処分することになる。
さらに、前記図4に示す構成の従来の縦型製袋充填包装機100では、しごき動作を開始した際、包装筒H内で被包装物が重なり合って袋ピッチより長くなってしまっている場合、無理に袋部のシールされた底部が破袋する力以上に押し込んでしまうことになり、図6(ニ)に示すように、穴hが開いてしまったり、破袋してしまう、という問題が生じている。
特に、包装筒Hの袋部内に投入される被包装物が、スティック状製品や、柄付き製品の場合、それらの製品が重なり合って、例えば、柄付き製品の柄の一部が、所定長さに設定されている袋部から突出することが起こり得る。
その場合、袋部から突出した柄の一部を、横シールカッター装置によりしごき動作を実行して、無理やりに袋部内に押し込もうとすると、上述のように、穴が開いてしまったり、場合によっては破袋してしまうという問題が生じる。
ここで、穴が開いてしまった袋部は、完成した製品として取り扱うことはできず、明らかに、不良品となり、廃棄処分することになる。
また、破袋した場合は、袋部内に収納された被包装物(製品)が周囲に散乱するため、散乱した被包装物(製品)を片付けなければならない。そのため、作業を続行することができず、機械の稼動を一端停止しなければならず、その結果、生産性の悪化を招くことにもなる。
また、従来のシャッターやしごき装置を用いても、上部シャッターの隙間から被包装物が落下したり、すでに落下した包装物が横シールの閉じ動作により発生した上昇気流により舞い上げられた被包装物が横シール部分に噛み込んだりして、横シール装置、ひいては製袋充填包装機の故障の原因になっていた。
〔発明の目的〕
本発明は上記課題を解決するために提案されたものであり、その目的は、筒状フィルムに投入された被包装物を横シール装置により押し込む動作時の破袋を防止することで、生産性の向上を図れると共に横シール装置の故障を防止できる製袋充填包装機を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の製袋充填包装機は、巻取りロールから繰り出される面状の包装材を製品包装用の筒状包装材とし且つ外部から所定のタイミングで順次投入される一定量の被包装品を順次取り込む製袋機能及び製品格納機能を備えた製袋充填筒と、この製袋充填筒を含む全体的な動作を制御する主制御部を有する制御装置とを備えると共に、
前記製袋充填筒が、前記筒状包装材の先端部を加熱シールして閉じた後、前記一定量の被包装品が投入された前記筒状包装材の製品投入側を水平方向両側から加圧しつつ下方に移動させる押下動作の後に加熱シールする一対の横シール部材を備えた横シール装置を装備して成る製袋充填包装機において、
前記横シール装置に、前記一対の横シール部材の前記押下動作を駆動させる横シール部材用圧接上下駆動機構と、この横シール部材用圧接上下駆動機構の動作を制御する横シール部材用駆動制御部とを併設すると共に、前記横シール部材用圧接上下駆動機構に負荷トルク検出部を併設し、
この負荷トルク検出部は、予め設定され許容値を越えた負荷トルクを検知した場合に機能して前記筒状包装材への製品投入状態が異常であると判定し、前記主制御部に対して異常信号を発信する充填異常検知処理機能を有し、
この負荷トルク検出部からの異常信号に基づいて作動し、前記横シール部材用圧接上下駆動機構の動作を一時的に停止させる本体動作緊急停止制御機能を、前記主制御部が備えていることを特徴とした。
本発明の製袋充填包装機によれば、製袋充填筒で形成された筒状包装材に被包装物が投入された後、横シール装置の一対の横シール部材で筒状包装材を加圧しつつ下方に移動させて、筒状包装材に収納された被包装物を押し込む動作が行われる。
このとき、被包装物が、例えば柄付き製品であり、柄の部分が筒状包装材の袋部から突出していた場合、横シール装置で押し込もうとすると柄の部分がシャッター部に引っ掛かって、一対の横シール部材を駆動させる横シール部材用圧接上下駆動機構に大きな負荷が掛かる。
この負荷は、主制御部に接続されている負荷トルク検出部により検出され、検出された負荷が、予め設定され許容値を越えた場合に、袋状包装材への製品投入状態が異常であると判定し、その判定結果に基づいて、主制御部が、製袋充填筒および横シール部材用圧接上下駆動機構の動作を一時的に停止させるようになっている。
その結果、不利な条件で無理に押し込むと袋部が破れてしまうが、被包装物が収納された筒状包装材を両側から加圧しつつ下方に移動させる押下動作の途中で、横シール部材用圧接上下駆動機構の動作を一時的に停止させることができる。そのため、穴あきや破袋を防止することができるので、破袋に伴う被包装物の散乱等を予め防ぐことができ、これにより、生産性の向上を図れると共に横シール装置の故障を防止できる。
本発明に係る縦型製袋充填包装機の一実施形態を示す全体ブロック図である。 前記実施形態の縦型製袋充填包装機を示す全体斜視図である。 前記実施形態の縦型製袋充填包装機を示す全体側面図である。 従来公知の縦型製袋充填包装機の一部を構成するフォーマー、製袋充填筒、横シールカッター装置等を示す斜視図である。 従来公知の縦型製袋充填包装機において包装筒に投入された製品を横シールカッター装置で横シールし、かつ包装体を形成する手順を示す図である。 従来公知の縦型製袋充填包装機において包装筒に投入された柄付き製品等を横シールカッター装置で横シールし、かつ包装体を形成する手順を示す模式図である。
以下に、添付図面を参照して本発明に係る製袋充填包装機の実施形態を説明する。
まず、図1~3に基づいて、本実施形態の製袋充填包装機を構成する縦型製袋充填包装機1の全体を説明する。
図1~3に示すように、縦型製袋充填包装機1は、巻取りロールFrから繰り出される面状の包装材である帯状フィルムFwを、製品包装用に順次筒状に製袋化し且つ外部から所定のタイミングで順次投入される一定量の被包装品である柄付き製品P2(小物菓子類)を順次取り込む製袋機能及び製品格納機能を備えた製袋充填筒4と、この製袋充填筒4を含む全体的な動作を制御する主制御部21を有する制御装置20とを備えて構成されている。
製袋充填筒4は、一定量の製品P2が投入された筒状フィルム(筒状包装材)Ftの製品投入側を、両側から加圧接触しつつ押下動作し且つその後に加熱シールする一対の横シール部材9a,9aからなる横シール装置9を備えている。
なお、本実施形態における柄付き製品P2は、前記図5で説明した一般的な製品Pと異なり、図6(A)で説明した柄付き製品P2と同一のものである。
本実施形態の縦型製袋充填包装機1は、上述のように、一定量の柄付き製品P2が投入された筒状フィルムFtの一袋分の上端側を、両側から加圧接触しつつ押下動作(下降動作)させる、つまり、両側から加圧しつつ下方に移動させる際に、横シール部材用圧接上下駆動機構14に設定値以上のトルクが掛かった際に、破袋する可能性が大きいものとして、その袋部を不良品として排出するように構成されている。
すなわち、図1に示すように、横シール装置9には、筒状フィルムFtに当接した状態の横シール部材9a,9aに対して両側から加圧しつつ下方に移動させる押下動作を付勢する横シール部材用駆動機構14と、この横シール部材用圧接上下駆動機構14の動作を制御する横シール部材用駆動制御部24とが併設され、横シール部材用駆動機構14には、負荷トルク検出部25が併設されている。
この負荷トルク検出部25は、予め設定され許容値を越えた負荷トルクを検知した場合に機能して、筒状フィルムFtへの製品投入状態が異常であると判定し、制御装置20を構成する主御部21に対して異常信号を発信する充填異常検知処理機能を有している。
また、主制御部21は、上記負荷トルク検出部25からの異常信号に基づいて作動し、製袋充填筒4の動作を一時的に停止させる本体動作緊急停止制御機能を備えている。
次に、図2,3に基づいて、縦型製袋充填包装機1の全体構成をさらに詳細に説明する。
図2は縦型製袋充填包装機1の全体斜視図であり、図3は縦型製袋充填包装機1の側面図である。
図2,3に示すように、縦型製袋充填包装機1は、所定量の帯状フィルムFwが巻付けられた巻取りロールFrを備えている。上記筒状フィルムFtは、包装用フィルム搬送手段6を介して、巻取りロールFrから製筒器3、製袋充填筒4、および横シール装置9側まで搬送されるようになっている。
ここで、包装用フィルム搬送手段6は、巻取りロールFrの回転を制御するサーボモータ(図略)、テンション機構15、複数の固定ガイドロール2a~2h、および紙送り機構5で構成されている。
巻取りロールFrの帯状フィルムFwの流れの下流側には、帯状フィルムFwに最適のテンションを付与するテンション機構15が配置されており、このテンション機構15の流れのさらに下流側には、当該テンション機構15を経由した帯状フィルムFwを筒状に形成する製筒器3と、この製筒器3を上部に装備されると共に、製筒器3で形成された筒状フィルムFt(図2参照)を装着する前記製袋充填筒4が配置されている。
図1に示すように、縦型製袋充填包装機1には、巻取りロールFrから繰出された帯状フィルムFwが前記テンション機構15を経由した後、前記製筒器3に至る前の所定位置に配置された前記日付印字装置10と、この日付印字装置10の近傍で流れの下流側に配置され、日付印字装置10によって印字された各日付情報を検査する日付検査装置11とが配置されている。
日付印字装置10は、例えば、帯状フィルムFwに、製造年月日、消費期限および賞味期限等の日付情報を印字できるような構成となっている。
巻取りロールFrから繰出された帯状フィルムFwは、巻取りロールFrとテンション機構15との間に配置された固定ガイドロール2a,2bに案内されると共に、上記テンション機構15を経由した後、前記包装用フィルム搬送手段6を構成する複数本の固定ガイドロール2c~2hに案内されながら上記製筒器3に送られるようになっている。
製筒器3に送られた帯状フィルムFwは、製筒器3に覆い被さった状態から製袋充填筒4に巻付けられるようになっており、同時に、帯状フィルムFwの幅方向の両縁部が重ね合わされて前記筒状フィルムFtが成形されるようになっている。
上記製袋充填筒4において製筒器3の下方には、筒状フィルムFtを下方側に送出す紙送り機構5が設けられている。
この紙送り機構5は、図2に示すように、製袋充填筒4を挟んで設置してある一対の紙送りベルト5A,5Aで構成されており、これらの紙送りベルト5A,5Aにより筒状フィルムFtが、所定の送り量で下方(横シール装置9側)へ送られるようになっている。
製袋充填筒4において紙送り機構5と直交する一方側の側方には、筒状フィルムFtの重ね合わされた両端部に縦シールFt1を施す縦シール装置8が配置されている。
この縦シール装置8は、対向配置されると共にそれぞれヒーター(図示せず)を内蔵した一対の縦シール用部材8a,8aを備えて構成されている。
縦シール用部材8a,8aは、図1に示すように、紙送りベルト5A,5Aを結ぶ水平方向(Y方向;図2参照)に開閉自在とされている。
また、縦シールFt1は、筒状フィルムFtの重ね合わされた端部を縦シール用部材8a,8aにより左右から加熱狭圧することで施されるようになっている。
製袋充填筒4において紙送り機構5および縦シール装置8の下方には、横シール装置9が配置されている。この横シール装置9は、対向配置されると共にそれぞれヒーター(図示せず)を内蔵した一対の横シール用部材9a,9aを備えて構成されている。
横シール用部材9a,9aは、図2に示すように水平方向に長い形状とされると共に、水平方向(Y軸と直交するX軸方向)に開閉自在とされており、この開閉動作はサーボモータ(図略)により行われる。また、このサーボモータは前記制御装置20を構成する主制御部21(図4参照)に接続されている。
そして、筒状フィルムFtの重ね合わされた端部を横シール用部材9a,9aにより筒状フィルムFtを横切るように前後方向から加熱狭圧することで横シールFt2が施される。
また、横シール用部材9a,9aの下部には、当該横シール用部材9a,9aと同期して動くシャッター(図略)が設けられている。これらのシャッターは、前記従来例として説明した図5,6のシャッター106と略同様の構成および動作を実行するようになっている。
ここで、横シール装置9は、図2,3に仮想線で示すような前記横シール部材用圧接上下駆動機構14に装備されている。
この横シール部材用圧接上下駆動機構14は、横シール装置9を構成する上記横シール用部材9a,9aの開閉動作(X軸方向)を行う開閉用サーボモータ(図略)と、横シール用部材9a,9aの上下移動動作(Z軸方向)を行う上下駆動用サーボモータ(図略)とで構成されている。
開閉用サーボモータおよび上下駆動用サーボモータは、図略のサーボドライブを介して前記主制御部21に接続されている。
そして、横シール部材用圧接上下駆動機構14は、前述した図5(イ)~(ヘ)、および図6(イ)~(ニ)に示すように、製品P収容後に筒状フィルムFtの袋部をしごく動作を行うようになっているものである。
最後に、袋内部に被包装品である製品Pが上流側から製品投入部4Aを介して、製袋充填筒4の内部を通じて筒状フィルムFtの内部に充填され、製品Pと製品Pとの間の位置で、筒状フィルムFtを横切る方向に横シール装置9により横シールFt2を施し、当該横シールFt2の中間で横シール装置9に設けられた切断刃(図示せず)により切断することにより、製品Pが包装体内に包まれた包装体BPが製作される。
なお、本実施形態の縦型製袋充填包装機1は、縦シールFt1および横シールFt2を施したときに筒状フィルムFtの降下を一時停止する間欠型のものである。
なお、筒状フィルムFtは、前記紙送り機構5により所定の送り量が下方へと送られた後に、一時停止し、その間に縦シール加工が施されると共に、製品Pが製袋充填筒4の内部を通って投入される。また、製品Pは、製袋充填筒4の上部に装備された製品投入部4Aから投入されるようになっている。
前記テンション機構15は、前記巻取りロールFrと日付印字装置10との間に設けられており、巻取りロールFrの幅方向両端方向に所定の間隔をおいて配置された枠部材16,16を備えている。
これらの枠部材16,16の一端部には、両枠部材16,16同士を連結する固定連結ロール17が固定されている。そして、この固定連結ロール17の両端部は図略の機械フレームに固定されている。
枠部材16,16の他端部側には、所定の間隔をおいて2本のテンションロール18a,18bが架けわたされ、各テンションロール18a,18bは、回動自在となっていると共に、それぞれのテンションロール18a,18bの外周一部に前記帯状フィルムFwが掛け回されている。
また、テンションロール18a,18bの外部上方位置には、固定ガイドロール2cが配置されている。
この固定ガイドロール2cは、両テンションロール18a,18bの上方位置でかつ水平方向の略中間位置に配置され、固定ガイドロール2cの端部は図略の機械フレームに固定されている。
このテンション機構15は、図1に示すように、固定ロール17を基点に回動するテンション用レバー16の回動角度Aを検出するエンコーダ(図略)を有し、それに基づいて巻取りロールFr用のサーボモータ(図略)を制御するテンション制御部30(図1参照)により制御されるようになっている。
図1に基づいて前記制御装置20の説明をさらに詳細にする。
制御装置20は、巻取りロールFr、日付印字装置10、包装用フィルム搬送手段6、縦シール装置8、横シール装置9、横シール部材用圧接上下駆動機構14等の製袋充填包装機1の全体の駆動を制御する主制御部21を備えている。
主制御部21は、キーボード等の情報入力部22と、日付印字装置10等に動作を指令する印字指令出力部27、縦シール装置8の加熱部を制御する縦シール部材用加熱制御部26と、横シール部材用圧接上下駆動機構14の駆動を制御する横シール部材用駆動制御部24と、横シール装置9の加熱部を制御する横シール部材用加熱制御部23と、横シール部材用圧接上下駆動機構14に加えられた負荷を検出する負荷トルク検出部25と、を備えている。
次に、以上のような構成の縦型製袋充填包装機1の作用を説明する。
まず、制御装置20により、巻取りロールFr、紙送り機構5、日付印字装置10、フィルム搬送手段6、および日付検査装置11等を駆動させることにより、巻取りロールFrから帯状フィルムFwが連続的に繰り出される。
帯状フィルムFwは、前記包装用フィルム搬送手段6を構成するテンション機構15を経由して製筒器3に送られ、この製筒器3を通過して製袋充填筒4に移行し、その製袋充填筒4の内面形状に沿って形成された筒状フィルムFtに形成される。そして、このとき、筒状フィルムFtの移動方向両側縁部同士が重なり合って、縦シールの施工が可能な状態となる。
製袋充填筒4の内面形状に沿って形成された筒状フィルムFtに対して、縦シール装置8により縦シールFt1が施された後、被収容物である、例えば前記柄付き製品P2が製品投入部4Aから所定間隔ごとに筒状フィルムFt内に供給される。
そして、その筒状フィルムFtは柄付き製品P2を内包した状態で下方に送られ、所定の位置で、横シーラ装置9により横シールFt2が施されると共に、カッターにより切断され、これにより、柄付き製品P2を内包した包装袋BPが完成する。
包装袋BPを形成する際に、柄付き製品P2が投入された筒状フィルムFtを、横シール部材用圧接上下駆動機構14により横シール部材9a,9aを互いに閉じた状態、つまり横シール部材9a,9aの対向面で筒状フィルムFtの横シール部を挟み込んだ状態で下方に移動させる。
言い換えれば、横シール部材用圧接上下駆動機構14と横シール部材9a,9aとにより横シール部をしごく動作が行われる。
そして、上記動作は、前述した図6(B)の(イ)~(ニ)で説明した動作と略同様である。
ここで、横シール部材用圧接上下駆動機構14と横シール部材9a,9aとにより横シール部をしごく動作が行われたとき、筒状フィルムFt内に投入された柄付き製品P2が重なり合ったりして、その柄付き製品P2の柄の部分P2aが、所定の長さに設定されている袋から突出していた場合、横シール部材9a,9aの対向面で、その突出した柄の部分P2aを挟み込むことになる。
そのままでも、通常の状態で筒状フィルムFtの横シール部FT2を圧接する場合に比べて大きな力、つまりトルクが横シール部材9a,9a、ひいては横シール部材用圧接上下駆動機構14を構成する開閉用サーボモータに掛かる。
しかし、その状態で、横シール部材用圧接上下駆動機構14を構成する上下移動用サーボモータで横シール部材9a,9aを下方(Z軸方向)に移動させ、筒状フィルムFt内の製品P2を無理やり押し込もうとすると、製品P2の柄の部分P2aが、横シール部材9a,9aの下方に設けられている図略のシャッター間の隙間に引っ掛かり、通常の状態で筒状フィルムFtを下方に移動させる場合に比べて大きな力、つまりトルクが横シール部材9a,9a、ひいては横シール部材用圧接上下駆動機構14を構成する開閉用サーボモータに掛かる。
開閉方向および上下移動方向の、横シール部材用圧接上下駆動機構14に掛かるトルク値は予め設定されており、この予め設定されたトルク値に対して、上述したように、筒状フィルムFt内の製品P2を押し込もうとしたときの横シール部材用圧接上下駆動機構14に掛かったトルク値が、許容範囲以上となったことを、前記負荷トルク検出部25が検出し、製品投入状態が異常であると判定すると共に、前記主制御部21に対して、異常信号を発するようになっている。つまり、負荷トルク検出部25は、充填異常検知処理機能を有している。
また、この異常信号は、例えば、外部表示部28に表示されるようになっている。
なお、外部表示部28に表示される異常信号としては、例えば、波型のグラフ式の信号が用いられ、一定模様の波型の中で突出した部分が表れたとき、異常信号が発せられるようになっている。また、異常信号が発せられた際、何らかの警報が発せられるようにしてもよい。
そして、主制御部21は、この負荷トルク検出部25からの異常信号に基づいて作動し、主制御部21の有する本体動作緊急停止制御機能により、製袋充填筒4、横シール装置9、および横シール部材用圧接上下駆動機構14等の動作を一時的に停止させるようになっている。
すなわち、製袋充填筒4への柄付き製品P2の投入を停止すると共に、紙送り機構5による筒状フィルムFtの送りを停止し、さらに、横シール部材用圧接上下駆動機構14による横シール装置9の下降動作および開閉動作を停止する。
その後、紙送り機構5の駆動により、横シールを施さない状態で柄付き製品P2が収納された袋部と当該袋部の次に送られてきた袋部とを連包として、かつ不良品として排出する。
次に、製袋充填筒4、横シール装置9、および横シール部材用圧接上下駆動機構14等を駆動させると共に、連包状態で排出した次の袋部に一定量の柄付き製品P2を投入して、横シール装置9の横シール部材9a,9aによるしごき動作を開始する。
以上のような構成の縦型製袋充填包装機1によれば、次のような効果が得られる。
(1)被包装物が、例えば柄付き製品P2であり、柄の部分P2aが筒状フィルムFtの袋部から突出していた場合、横シール装置9で押し込もうとすると柄の部分P2aがシャッター部(図略)に引っ掛かって、一対の横シール部材9a,9aを駆動させる横シール部材用圧接上下駆動機構14に大きな負荷が掛かる。
この負荷は、主制御部21に接続されている負荷トルク検出部25により検出され、検出された負荷が、予め設定され許容値を越えた場合に、筒状フィルムFtへの製品投入状態が異常であると判定し、その判定結果に基づいて、主制御部21が、横シール部材用圧接上下駆動機構14の動作を一時的に停止させるようになっている。その結果、不利な条件で無理に押し込むと袋部が破れてしまうが、柄付き製品P2が収納された筒状フィルムFtを圧接且つ滑り押下動作の途中で、横シール部材用圧接上下駆動機構14等の動作を一時的に停止させることができる。そのため、穴あきや破袋を防止することができるので、破袋に伴う柄付き製品P2の散乱等を予め防ぐことができ、これにより、生産性の向上を図ることができる。
(2)柄付き製品P2が収納された筒状フィルムFtを加圧しつつ下方に移動させる押下動作の途中で、横シール部材用圧接上下駆動機構14の動作を一時的に停止させることができるので、大きな負荷が掛かった状態で、一対の横シール部材9a,9aを最後まで駆動させなくてすみ、その結果、横シール装置9の故障を防止できる。
(3)横シール部材用圧接上下駆動機構14に、予め設定された許容値を越えた大きな負荷が掛かったとき、その負荷が、負荷トルク検出部25により検出されて筒状フィルムFtへの製品投入状態が異常であると判定され、異常信号として外部表示部28に表示される。その結果、筒状フィルムFtへの製品投入状態の異常を容易に発見することができる。
以上、上記実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細については、当業者が理解し得るさまざまな変更を加えることができる。また、本発明には、上記実施形態の構成の一部又は全部を相互に適宜組み合わせたものも含まれる。
例えば、前記実施形態では、製袋充填包装機として縦型製袋充填包装機1が用いられていたが、これに限らず、製袋充填包装機としては横型製袋充填包装機に適用することもできる。
また、前記実施形態では、筒状フィルムFtに柄付き製品P2を投入した後、横シール装置9で筒状フィルムFtの袋部を圧接且つ滑り押下動作させたとき、横シール部材用圧接上下駆動機構14に掛かる負荷を、主制御部21に接続されている負荷トルク検出部25で検出していたが、これに限らない。例えば、上記負荷トルク検出部25に代えて、横シール部材用駆動制御部24に負荷電流検知回路を装備した構成としてもよい。
この場合、負荷電流検知回路が、前記横シール部材用駆動制御部24から出力される駆動電流を監視すると共に、当該駆動電流が予め設定した許容値をこえた場合に作動して、前記筒状フィルムFtへの製品投入状態が異常であると判定し、前記主制御部21に対して、緊急停止制御機能の発動を要請する充填異常検知処理機能を備えているようにしてもよい。
そして、このような構成としても、前記(1)~(3)と略同様の効果を得ることができる。
また、前記実施形態では、一対の横シール部材9a,9aを、横シール部材用圧接上下駆動機構14により加圧しつつ下方に移動させる押下動作が付与される構成としたが、これに限らない。例えば、筒状フィルムFtを、横シール部材としての一対のロール部材で圧接した状態で、紙送り機構5により筒状フィルムFtを下方に所定量送り込む構成とし、筒状フィルムFtを下方に所定量送り込むとき、一対のロール部材の回転を、筒状フィルムFtの送り方向と逆回転させることで、横シール部材用圧接上下駆動機構14と略同様のしごき動作をさせることができる。
本発明は、筒状フィルムの袋部に投入された被包装物を、横シール装置で圧接しながら降下させて袋部に押し込む作業の際の破袋を防止する際に利用できる。
1 縦型製袋充填包装機(製袋充填包装機)
3 製筒器
4 製袋充填筒
5 紙送り機構
6 包装用フィルム搬送手段
9 横シール装置
9a,9a 一対の横シール部材
10 日付印字装置
14 横シール部材用圧接上下駆動機構
15 テンション機構
20 制御装置
21 主制御部
23 横シール部材用加熱制御部
24 横シール部材用駆動制御部
25 負荷トルク検出部
28 外部表示部
Fr 巻取りロール
Ft 筒状フィルム
BP 包装体
P 被収容物である製品
P1 被収容物であるスティック状製品
P2 被収容物である柄付き製品

Claims (2)

  1. 巻取りロールから繰り出される面状の包装材を製品包装用の筒状包装材とし且つ外部から所定のタイミングで順次投入される一定量の被包装品を順次取り込む製袋機能及び製品格納機能を備えた製袋充填筒と、この製袋充填筒を含む全体的な動作を制御する主制御部を有する制御装置とを備えると共に、
    前記製袋充填筒が、前記筒状包装材の先端部を加熱シールして閉じた後、前記一定量の被包装品が投入された前記筒状包装材の製品投入側を水平方向両側から加圧しつつ下方に移動させる押下動作の後に加熱シールする一対の横シール部材を備えた横シール装置を装備して成る製袋充填包装機において、
    前記横シール装置に、
    前記一対の横シール部材の前記押下動作を駆動させる横シール部材用圧接上下駆動機構と、この横シール部材用圧接上下駆動機構の動作を制御する横シール部材用駆動制御部とを併設すると共に、前記横シール部材用圧接上下駆動機構に負荷トルク検出部を併設し、
    この負荷トルク検出部は、予め設定され許容値を越えた負荷トルクを検知した場合に機能して前記筒状包装材への製品投入状態が異常であると判定し、前記主制御部に対して異常信号を発信する充填異常検知処理機能を有し、
    この負荷トルク検出部からの異常信号に基づいて作動し、前記横シール部材用圧接上下駆動機構の動作を一時的に停止させる本体動作緊急停止制御機能を、前記主制御部が備えていることを特徴とした製袋充填包装機。
  2. 請求項1記載の縦型製袋充填包装機において、
    前記負荷トルク検出部に代えて、前記横シール部材用駆動制御部に負荷電流検知回路を装備すると共に、
    この負荷電流検知回路が、
    前記横シール部材用駆動制御部から出力される駆動電流を監視すると共に、当該駆動電流が予め設定した許容値をこえた場合に作動して、前記筒状包装材への製品投入状態が異常であると判定し前記主制御部に対し、前記本体動作緊急停止制御機能の発動を要請する充填異常検知処理機能を備えていることを特徴とした製袋充填包装機。
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