JP7441036B2 - 圧電振動素子、振動発生装置及び電子機器 - Google Patents
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Description
上記圧電体は、圧電材料からなり、第1の主面と、上記第1の主面とは反対側の第2の主面と、上記第1の主面の周縁と上記第2の主面の周縁の間の面である4つの側面とを有する。
上記正極内部電極は、上記圧電体の内部に設けられ、上記4つの側面のうち第1の側面に露出する端面を有する。
上記負極内部電極は、上記圧電体の内部に設けられ、上記4つの側面のうち第2の側面に露出する端面を有し、上記正極内部電極と対向する。
上記正極外部電極は、上記正極内部電極に導通する。
上記負極外部電極は、上記負極内部電極に導通する。
上記第1の主面と上記4つの側面のうち上記第1の側面のみとの間に凹状の第1の段差が形成され、上記正極外部電極は、上記第1の主面上に形成された正極主面電極部と、上記第1の段差の内部から上記第1の側面にわたって形成された正極側面電極部とを含み、上記第2の主面には形成されず、上記第1の側面に露出する前記正極内部電極の端面に接する。
上記第2の主面と上記4つの側面のうち上記第2の側面のみとの間に凹状の第2の段差が形成され、上記負極外部電極は、上記第2の主面上に形成された負極主面電極部と、上記第2の段差の内部から上記第2の側面にわたって形成された負極側面電極部とを含み、上記第1の主面には形成されず、上記第2の側面に露出する上記負極内部電極の端面に接する。
上記第2の主面上の上記負極外部電極の表面は上記第2の主面に平行な平坦面であってもよい。
上記圧電振動素子は、圧電材料からなり、第1の主面と、上記第1の主面とは反対側の第2の主面と、上記第1の主面の周縁と上記第2の主面の周縁の間の面である4つの側面とを有する圧電体と、上記圧電体の内部に設けられ、上記4つの側面のうち第1の側面に露出する端面を有する正極内部電極と、上記圧電体の内部に設けられ、上記4つの側面のうち第2の側面に露出する端面を有し、上記正極内部電極と対向する負極内部電極と、上記正極内部電極に導通する正極外部電極と、上記負極内部電極に導通する負極外部電極とを備え、上記第1の主面と上記4つの側面のうち上記第1の側面のみとの間に凹状の第1の段差が形成され、上記正極外部電極は、上記第1の主面上に形成された正極主面電極部と、上記第1の段差の内部から上記第1の側面にわたって形成された正極側面電極部とを含み、上記第2の主面には形成されず、上記第1の側面に露出する上記正極内部電極の端面に接し、上記第2の主面と上記4つの側面のうち上記第2の側面のみとの間に凹状の第2の段差が形成され、上記負極外部電極は、上記第2の主面上に形成された負極主面電極部と、上記第2の段差の内部から上記第2の側面にわたって形成された負極側面電極部とを含み、上記第1の主面には形成されず、上記第2の側面に露出する上記負極内部電極の端面に接する。
上記振動体は、上記第1の主面又は前上記第2の主面が接着される。
上記振動発生装置は、圧電材料からなり、第1の主面と、上記第1の主面とは反対側の第2の主面と、上記第1の主面の周縁と上記第2の主面の周縁の間の面である4つの側面とを有する圧電体と、上記圧電体の内部に設けられ、上記4つの側面のうち第1の側面に露出する端面を有する正極内部電極と、上記圧電体の内部に設けられ、上記4つの側面のうち第2の側面に露出する端面を有し、上記正極内部電極と対向する負極内部電極と、上記正極内部電極に導通する正極外部電極と、上記負極内部電極に導通する負極外部電極とを備え、上記第1の主面と上記4つの側面のうち上記第1の側面のみとの間に凹状の第1の段差が形成され、上記正極外部電極は、上記第1の主面上に形成された正極主面電極部と、上記第1の段差の内部から上記第1の側面にわたって形成された正極側面電極部とを含み、上記第2の主面には形成されず、上記第1の側面に露出する上記正極内部電極の端面に接し、上記第2の主面と上記4つの側面のうち上記第2の側面のみとの間に凹状の第2の段差が形成され、上記負極外部電極は、上記第2の主面上に形成された負極主面電極部と、上記第2の段差の内部から上記第2の側面にわたって形成された負極側面電極部とを含み、上記第1の主面には形成されず、上記第2の側面に露出する上記負極内部電極の端面に接する圧電振動素子と、上記第1の主面又は前上記第2の主面が接着される振動体とを備える。
図1は本実施形態に係る振動発生装置100の平面図であり、図2は振動発生装置100の側面図である。これらの図に示すように、振動発生装置100は、振動体101及び圧電振動素子102を備える。
図3及び図4は圧電振動素子102の斜視図であり、図4は図3に示す圧電振動素子102を裏面側から見た図である。図5は圧電振動素子102断面図であり、図3及び図4のA-A線での断面図である。図6は圧電振動素子102の一部構成の断面図であり、図5から一部構成を省略した図である。
圧電振動素子102では、上記のように、正極外部電極114の正極側面電極部114aは第1の段差111e内から第1の側面111cにわたって形成される。このため、第1の主面111aから突出することなく、正極側面電極部114aの厚みを大きくすることができ、素子角部における正極側面電極部114aの断裂を防止することが可能であり、かつ正極内部電極112の端面112aを正極側面電極部114aによって十分に被覆することができる。これにより、正極外部電極114と正極内部電極112の接続信頼性を向上させることが可能である。
圧電振動素子102は、圧電セラミック材料からなるセラミックシートを複数枚積層し、静水圧プレスの後、焼結することにより形成することが可能である。正極内部電極112及び負極内部電極113はセラミックシート状に電極材料ペーストを塗布することにより形成することが可能である。
101…振動体
102…圧電振動素子
111…圧電体
111a…第1の主面
111b…第2の主面
111c…第1の側面
111d…第2の側面
111e…第1の段差
111f…第2の段差
112…正極内部電極
113…負極内部電極
114…正極外部電極
114a…正極側面電極部
114b…正極主面電極部
115…負極外部電極
115a…負極側面電極部
115b…負極主面電極部
Claims (5)
- 圧電材料からなり、第1の主面と、前記第1の主面とは反対側の第2の主面と、前記第1の主面の周縁と前記第2の主面の周縁の間の面である4つの側面とを有する圧電体と、
前記圧電体の内部に設けられ、前記4つの側面のうち第1の側面に露出する端面を有する正極内部電極と、
前記圧電体の内部に設けられ、前記4つの側面のうち第2の側面に露出する端面を有し、前記正極内部電極と対向する負極内部電極と、
前記正極内部電極に導通する正極外部電極と、
前記負極内部電極に導通する負極外部電極と
を具備し、
前記第1の主面と前記4つの側面のうち前記第1の側面のみとの間に凹状の第1の段差が形成され、前記正極外部電極は、前記第1の主面上に形成された正極主面電極部と、前記第1の段差の内部から前記第1の側面にわたって形成された正極側面電極部とを含み、前記第2の主面には形成されず、前記第1の側面に露出する前記正極内部電極の端面に接し、
前記第2の主面と前記4つの側面のうち前記第2の側面のみとの間に凹状の第2の段差が形成され、前記負極外部電極は、前記第2の主面上に形成された負極主面電極部と、前記第2の段差の内部から前記第2の側面にわたって形成された負極側面電極部とを含み、前記第1の主面には形成されず、前記第2の側面に露出する前記負極内部電極の端面に接する
圧電振動素子。 - 請求項1に記載の圧電振動素子であって、
前記4つの側面は、前記第1の側面と、前記第1の側面とは反対側の前記第2の側面と、を含む
圧電振動素子。 - 請求項1または2に記載の圧電振動素子であって、
前記第1の主面上の前記正極外部電極の表面は前記第1の主面に平行な平坦面であり、
前記第2の主面上の前記負極外部電極の表面は前記第2の主面に平行な平坦面である
圧電振動素子。 - 圧電材料からなり、第1の主面と、前記第1の主面とは反対側の第2の主面と、前記第1の主面の周縁と前記第2の主面の周縁の間の面である4つの側面とを有する圧電体と、前記圧電体の内部に設けられ、前記4つの側面のうち第1の側面に露出する端面を有する正極内部電極と、前記圧電体の内部に設けられ、前記4つの側面のうち第2の側面に露出する端面を有し、前記正極内部電極と対向する負極内部電極と、前記正極内部電極に導通する正極外部電極と、前記負極内部電極に導通する負極外部電極とを備え、前記第1の主面と前記4つの側面のうち前記第1の側面のみとの間に凹状の第1の段差が形成され、前記正極外部電極は、前記第1の主面上に形成された正極主面電極部と、前記第1の段差の内部から前記第1の側面にわたって形成された正極側面電極部とを含み、前記第2の主面には形成されず、前記第1の側面に露出する前記正極内部電極の端面に接し、前記第2の主面と前記4つの側面のうち前記第2の側面のみとの間に凹状の第2の段差が形成され、前記負極外部電極は、前記第2の主面上に形成された負極主面電極部と、前記第2の段差の内部から前記第2の側面にわたって形成された負極側面電極部とを含み、前記第1の主面には形成されず、前記第2の側面に露出する前記負極内部電極の端面に接する圧電振動素子と、
前記第1の主面又は前記第2の主面が接着される振動体と
を具備する振動発生装置。 - 圧電材料からなり、第1の主面と、前記第1の主面とは反対側の第2の主面と、前記第1の主面の周縁と前記第2の主面の周縁の間の面である4つの側面とを有する圧電体と、前記圧電体の内部に設けられ、前記4つの側面のうち第1の側面に露出する端面を有する正極内部電極と、前記圧電体の内部に設けられ、前記4つの側面のうち第2の側面に露出する端面を有し、前記正極内部電極と対向する負極内部電極と、前記正極内部電極に導通する正極外部電極と、前記負極内部電極に導通する負極外部電極とを備え、前記第1の主面と前記4つの側面のうち前記第1の側面のみとの間に凹状の第1の段差が形成され、前記正極外部電極は、前記第1の主面上に形成された正極主面電極部と、前記第1の段差の内部から前記第1の側面にわたって形成された正極側面電極部とを含み、前記第2の主面には形成されず、前記第1の側面に露出する前記正極内部電極の端面に接し、前記第2の主面と前記4つの側面のうち前記第2の側面のみとの間に凹状の第2の段差が形成され、前記負極外部電極は、前記第2の主面上に形成された負極主面電極部と、前記第2の段差の内部から前記第2の側面にわたって形成された負極側面電極部とを含み、前記第1の主面には形成されず、前記第2の側面に露出する前記負極内部電極の端面に接する圧電振動素子と、前記第1の主面又は前記第2の主面が接着される振動体とを備える振動発生装置
を具備する電子機器。
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