JP7440556B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関する。
電気自動車等の車両に搭載された蓄電池等を充電する場合、蓄電池に接続された受電コネクタと、充電用機器に接続された充電コネクタと、を嵌合させて、蓄電池に給電している。一般に、受電コネクタからの充電コネクタの離脱を抑制するために、受電コネクタにはロック機構が設けられている。このロック機構としては、アクチュエータが用いられることがある。上述したように、従来から、受電コネクタと、ロック機構としてのアクチュエータと、を備えたコネクタが提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2018-156826号公報
上述したようにアクチュエータを備えた従来コネクタの中には、アクチュエータが、受電コネクタと充電コネクタとの嵌合を検知する検知ピンを有するものがある。このようなコネクタでは、例えば、受電コネクタにアクチュエータが組み付けられるとき、検知ピンが受電コネクタの孔部に挿入される。そして、受電コネクタと充電コネクタとが嵌合されると、孔部に挿入された検知ピンが充電コネクタと当接する。これにより、受電コネクタと充電コネクタとの嵌合が検知され、アクチュエータが有する抜止機構等によって受電コネクタへの充電コネクタの離脱が抑制される。
ところで、受電コネクタ及び充電コネクタに挿入される検知ピンは、受電コネクタと充電コネクタとの嵌合方向に沿って延びるように設けられていることがある。検知ピンが上記構成の場合において、例えば、受電コネクタへのアクチュエータの組み付け方向が嵌合方向に交差する方向であると、受電コネクタにアクチュエータを組み付けるとき、検知ピンが受電コネクタの孔部を除く箇所(例えば、ハウジング等)に干渉してしまうおそれがあった。これにより、受電コネクタの孔部への検知ピンの挿入作業(即ち、受電コネクタへのアクチュエータの組み付け作業)が煩雑となるため、従来コネクタは、作業性の観点から改善の余地があった。
本発明は、上述した状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、ハウジングへのアクチュエータの組み付け作業の作業性に優れるコネクタを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、下記を特徴としている。
相手側ハウジングと嵌合されるハウジングと、前記ハウジングと前記相手側ハウジングとの嵌合方向との交差方向に沿って前記ハウジングに組み付けられるアクチュエータと、を備えたコネクタであって、
前記アクチュエータは、
前記ハウジングと前記相手側ハウジングとの嵌合を検知する検知部を有し、
前記ハウジングは、
前記検知部が挿入される孔部と、
当該ハウジングに前記アクチュエータが組み付けられるとき、前記検知部を前記孔部へ案内するように傾斜するガイド部と、を有する、
コネクタであること。
本発明に係るコネクタについて以下に述べる。
本構成のコネクタによれば、相手側ハウジングと嵌合されるハウジングに組み付けられる、アクチュエータは、ハウジングの孔部に挿入されて、ハウジングと相手側ハウジングとの嵌合を検知する検知部を有する。そして、ハウジングは、アクチュエータが組み付けられるとき、検知部を孔部へ案内するように傾斜するガイド部を有する。これにより、ハウジングにアクチュエータが組み付けられるとき、ハウジングの孔部及びガイド部を除く箇所への検知部の干渉が抑制される。つまり、本構成のコネクタは、従来コネクタに比べて、ハウジングへのアクチュエータの組み付け作業の作業性に優れる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係るコネクタの斜視図である。 図2は、図1のA-A断面図である。 図3は、図1に示すコネクタのハウジングを示す斜視図である。 図4は、図3のB部拡大図である。 図5は、図3のC-C断面図である。 図6は、他の実施形態に係るコネクタにおけるハウジングへのアクチュエータの組み付け工程を示す第1の図であって、図5のD部に相当する図である。 図7は、図6に示すコネクタにおけるハウジングへのアクチュエータの組み付け工程を示す第2の図であって、図5のD部に相当する図である。 図8は、図6に示すコネクタにおけるハウジングへのアクチュエータの組み付け工程を示す第3の図であって、図5のD部に相当する図である。
<実施形態>
以下、図面を参照しながら、図1~図2に示す本発明の実施形態に係るコネクタ1について説明する。コネクタ1は、典型的には、ハイブリッド車や電気自動車等の車両に搭載される受電コネクタ(いわゆるインレット)である。コネクタ1は、例えば、車両外部の給電装置と接続された充電コネクタ(いわゆる充電ガン、図示省略)と電気的に接続される。本発明の「相手側ハウジング」とは、例えば、充電コネクタのハウジングである。また、以下では、相手側ハウジングを有するコネクタ(例えば、充電コネクタ)のことを「相手側コネクタ」という。
以下、説明の便宜上、図1~図8に示すように、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」及び「下」を定義する。「前後方向」、「左右方向」及び「上下方向」は、互いに直交している。なお、上下方向は、ハウジング2へのアクチュエータ3の組付方向であって、本発明の「交差方向」に対応している。前後方向は、ハウジング2と相手側ハウジングとの「嵌合方向」に対応している。
図1~図2に示すように、コネクタ1は、相手側ハウジング(図示省略)と嵌合されるハウジング2と、上下方向に沿ってハウジング2に組み付けられるアクチュエータ3と、を備えて構成されている。以下、コネクタ1を構成するハウジング2、及びアクチュエータ3について順に説明する。
まず、ハウジング2について説明する。図3~図5に示すように、ハウジング2は、フード部11aを有する本体部11と、フード部11aの外周面から外方に広がるように延出するフランジ部12と、が一体に構成されている。本体部11には、複数(本例では、7つ)の端子収容室16が設けられた第1端子収容部15と、一対の端子収容室18が左右方向に並設された第2端子収容部17と、が上下方向に所定の間隔を空けて並設されている。
第1端子収容部15、及び第2端子収容部17は、前後方向略中央部から後端部に亘って一括してフード部11aに覆われており(図5参照)、前後方向略中央部から前端部に亘って本体部11の前端面から前方に突出している(図3参照)。
各端子収容室16,18には、対応する端子がそれぞれ収容される。各端子収容室16に端子が収容されると、第1端子収容部15及び端子によって相手側コネクタとの接続部が構成される。同様に、各端子収容室18に端子が収容されると、第2端子収容部17及び端子によって相手側コネクタとの接続部が構成される。例えば、第1端子収容部15及び端子によって構成される接続部は、普通充電用の受電部として用いられ、第2端子収容部17及び端子によって構成される接続部は、急速充電用の受電部として用いられる。
特に図3に示すように、フランジ部12の上端縁には、下方に窪む切欠部13が設けられている。切欠部13は、左右方向略中央部に設けられ、後述するアクチュエータ3の本体部31の外形に対応する形状を有している。また、フランジ部12の前端面には、後述するアクチュエータ3の締結部35が載置・締結される支持部14が設けられている(図1及び図3参照)。
本体部11の前端面には、前後方向に貫通する孔部19が設けられている。孔部19には、後述するアクチュエータ3の検知部34が挿入される。孔部19は、フード部11aの内部空間と連通するように構成されている。
フード部11aの前端部(本体部11)の上端面には、後述するアクチュエータ3の凸部32が嵌合される、略円筒状の凹部20が設けられている。凹部20には、凹空間21とフード部11aの内部空間とを連通するように、凹部20の底壁(即ち、フード部11a)を上下方向に貫通する貫通孔21aが設けられている。
凹部20には、後述するアクチュエータ3の検知部34を孔部19へ案内するガイド部22が、周壁の前側領域に設けられている。図4に示すように、ガイド部22は一対のリブから構成され、その上端面が、凹部20の開口端及び本体部11の前端面と連設されており、後方から前方に向かって下るように傾斜している。換言すると、ガイド部22には、検知部34を孔部19へ案内する斜面が形成されている。また、ガイド部22を構成する一対のリブは、左右方向に所定の間隔を空けて並設されている。
次いで、アクチュエータ3について説明する。アクチュエータ3は、ハウジング2に組み付けられて、ハウジング2と相手側ハウジングとが嵌合されたとき、ハウジング2からの相手側ハウジングの離脱を抑制する機能(以下、「抜止機能」ともいう。)を有している。
図1~図2に示すように、アクチュエータ3は、本体部31と、前後方向後側領域にて本体部31から下方に突出する凸部32と、前後方向略中央部にて本体部31から下方に突出する支持部33と、本体部31の左右両側面からそれぞれ左右方向に突出する締結部35と、により構成されている。
本体部31は、例えば、箱体の樹脂ハウジングである。本体部31の内部には、アクチュエータ3の種々の動作の制御を行う制御装置等が収容されている。なお、アクチュエータ3の動作例については後述する。
凸部32は、本体部31に支持されており、ハウジング2の凹部20の凹空間21に挿入される大径部32aと、大径部32aの下方に位置し貫通孔21aに挿通されてフード部11aの内部空間に挿入される小径部32bと、を有している。大径部32aは、凹部20と嵌合可能に構成され、ハウジング2へのアクチュエータ3の位置決め機能を有している。小径部32bは、例えば、上記制御装置等によって動作が制御されて、上下方向に変位(昇降)可能に構成され、ハウジング2と相手側ハウジングとが嵌合されたとき、ハウジング2からの相手側ハウジングの離脱を抑制する、抜止機能を有している。
支持部33は、前後方向に長い円柱状のピン状の形状を有する、孔部19に挿入される検知部34を支持している。支持部33には、検知部34に付勢する付勢部材(例えば、ばね等、図示省略)が設けられている。検知部34は、ハウジング2と相手側ハウジングとの嵌合を検知する機能を有している。検知部34は、例えば制御装置等と接続されており、ハウジング2と相手側ハウジングとの嵌合が検知される。検知部34は、付勢部材に付勢されることによって前後方向に変位可能に構成される。
締結部35は、ハウジング2の支持部14に載置されて、ボルト等の締結部材が挿通される。つまり、締結部35は、ハウジング2にアクチュエータ3を組み付けるために形成されている。
以上、コネクタ1を構成するハウジング2、及びアクチュエータ3について説明した。ハウジング2、及びアクチュエータ3からなるコネクタ1を得るためには、ハウジング2にアクチュエータ3を組み付ける必要がある。以下、コネクタ1の製造方法について説明する。
まず、ハウジング2の各端子収容室16,18に対応する端子を収容する。次いで、アクチュエータ3の前後方向後側領域がハウジング2の切欠部13に対応するように、且つ、アクチュエータ3の凸部32がハウジング2の凹部20に対応するように、アクチュエータ3をハウジング2の上方に配置する。
次いで、凹部20に凸部32を嵌合させるように、ハウジング2とアクチュエータ3とを上下方向に近付ける。すると、アクチュエータ3の検知部34がハウジング2のガイド部22の上端と接触する。この状態にて、ハウジング2とアクチュエータ3とを上下方向に更に近付けると、検知部34は、ガイド部22に形成された斜面を摺動して孔部19へ案内されるとともに、孔部19に挿入される。孔部19に挿入された検知部34は、前端部が、フード部11aの内部空間の前後方向前側領域に位置する(図2参照)。
それとともに、アクチュエータ3の締結部35は、ハウジング2の支持部14に載置される。そして、締結部35と支持部14とを締結部材によって締結することで、ハウジング2にアクチュエータ3が組み付けられる。これにより、コネクタ1が完成される。
このとき、大径部32aの下端面及び凹部20の底面が上下方向に所定の間隔を空けて、且つ、小径部32bの下端面と第1端子収容部15の上面とが所定の間隔を空けて、凸部32と凹部20とが嵌合されている(図2参照)。
以上、コネクタ1の製造方法について説明した。ハウジング2に組み付けられたアクチュエータ3は、ハウジング2と相手側ハウジングと嵌合されたとき、ハウジング2からの相手側ハウジングの離脱を抑制する抜止機能を有している。以下、アクチュエータ3の抜止機能に係る動作例について説明する。
本実施形態に係るコネクタ1では、コネクタ1と相手側コネクタとの接続を図るためには、ハウジング2と相手側ハウジングとを嵌合させる必要がある。ハウジング2と相手側ハウジングを嵌合させるために、まず、ハウジング2の後方に相手側ハウジングを配置する。
次いで、ハウジング2と相手側ハウジングとを前後方向に近付けて、ハウジング2のフード部11aに、相手側ハウジングのフード部(図示省略)を挿入する。なお、相手側ハウジングのフード部には、ハウジング2と相手側ハウジングとが嵌合されたとき、凸部32(小径部32b)に対応する位置に上下方向に貫通する貫通孔が設けられているものとする。
フード部11aへの相手側ハウジングのフード部の挿入を続けると、ハウジング2と相手側ハウジングとが嵌合される。ハウジング2と相手側ハウジングとが嵌合されると、アクチュエータ3は、孔部19に挿入された検知部34によって、ハウジング2と相手側ハウジングとの嵌合を検知する。
ハウジング2と相手側ハウジングとの嵌合が検知されると、例えば、アクチュエータ3の制御装置等によって、凸部32の小径部32bが所定量下降されて、相手側ハウジングのフード部に設けられた貫通孔に挿通(挿入)される。これにより、小径部32bと相手側ハウジングの貫通孔とが係止(嵌合)されて、ハウジング2からの相手側ハウジングの離脱が抑制される。
反対に、ハウジング2から相手側ハウジングを離脱させたい場合、アクチュエータ3の制御装置等に信号を送り、凸部32の小径部32bを上昇させて、小径部32bと相手側ハウジングの貫通孔との係止(嵌合)を解除させればよい。係止(嵌合)が解除された状態で、ハウジング2と相手側ハウジングとを前後方向に引き離すように相対的に移動させると、ハウジング2から相手側ハウジングが離脱される。
なお、アクチュエータ3の制御装置等に信号を送る方法については、適宜設定し得るものであるため説明を省略する。以上、アクチュエータ3の抜止機能に係る動作例について説明した。
<作用・効果>
本実施形態に係るコネクタ1によれば、ハウジング2にアクチュエータ3が組み付けられるとき、ガイド部22が検知部34を孔部19へ案内する。これにより、ハウジング2にアクチュエータ3が組み付けられるとき、ハウジング2の孔部19及びガイド部22を除く箇所への検知部34の干渉が抑制される。つまり、本実施形態に係るコネクタ1は、従来コネクタに比べて、ハウジング2へのアクチュエータ3の組み付け作業等の作業性に優れる。
更に、本実施形態に係るコネクタ1によれば、アクチュエータ3の凸部32と、ハウジング2の凹部20と、が嵌合するように構成されている。これにより、ハウジング2にアクチュエータ3を組み付けるとき、凸部32及び凹部20によって位置決めを行うことができる。更には、凸部32と凹部20とが嵌合することによって、ハウジング2からのアクチュエータ3の離脱が抑制される。
更に、本実施形態に係るコネクタ1によれば、検知部34は円柱状のピンから構成され、ガイド部22は一対のリブから構成される。これにより、ガイド部22は、簡略的な形状で検知部34を孔部19へと案内できる。また、例えば、ガイド部22の一対のリブ間の距離を検知部34の直径よりも少し小さく設定することによって、ガイド部22と当接する箇所における、検知部34の後端部下端が、一対のリブ間に挟まれる。これにより、本実施形態に係るコネクタ1は、ガイド部22によって、検知部34を孔部19に向けてより正確に案内できる。
<他の形態>
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
上述した実施形態では、凹部20は、フード部11aの前端部(本体部11)の上端面に設けられているが、例えば、フード部11aの前端部(本体部11)の左端面や右端面に設けられてもよい。この場合、アクチュエータ3は、凹部20に対応するように左方または右方に配置される。
図6~図8を参照して、他の実施形態に係るコネクタ1aについて説明する。上記実施形態と同様の構成については、同様の符号を付して可能な限り説明を省略する。コネクタ1とコネクタ1aとの構成の違いは、アクチュエータ3aの検知部34aのみである。このため、検知部34aを除くアクチュエータ3a及びハウジング2の説明は省略する。
検知部34aは、前後方向に延びる円筒状のピン形状を有しており、前後方向に変位可能なように支持部33に支持されている。これにより、コネクタ1aは、ハウジング2にアクチュエータ3aを組み付ける作業が容易になり、作業性に優れる。これについて、ハウジング2へのアクチュエータ3aの組み付け工程を例に説明する。
まず、ハウジング2の上方所定位置に配置したアクチュエータ3aを、ハウジング2に近付けると、検知部34aの後端部下端がガイド部22の上端面(斜面の始まり部分)に当接する(図6参照)。この状態で、アクチュエータ3を下方に移動させると、検知部34aは、ガイド部22の斜面に沿って摺動しつつ前方に押し出されるように変位する(図7参照)。アクチュエータ3の下方への移動を続けると、検知部34aはガイド部22を抜けて孔部19の前方に到達する。そして、前方に押し出された検知部34aを後方に向けて操作すると、検知部34aが孔部19に挿入される(図8参照)。
このように、検知部34aを前後方向に変位可能に構成することによって、ハウジング2にアクチュエータ3aを組み付ける作業が容易になる。つまり、他の実施形態に係るコネクタ1は、従来コネクタに比べて、ハウジング2にアクチュエータ3aを組み付ける作業等の作業性に優れる。
ここで、上述した本発明に係るコネクタの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]~[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
相手側ハウジングと嵌合されるハウジング(2)と、前記ハウジングと前記相手側ハウジングとの嵌合方向との交差方向に沿って前記ハウジングに組み付けられるアクチュエータ(3)と、を備えたコネクタ(1)であって、
前記アクチュエータ(3)は、
前記ハウジングと前記相手側ハウジングとの嵌合を検知する検知部(34)を有し、
前記ハウジング(2)は、
前記検知部が挿入される孔部(19)と、
当該ハウジングに前記アクチュエータが組み付けられるとき、前記検知部を前記孔部へ案内するように傾斜するガイド部(22)と、を有する、
コネクタ(1)。
[2]
上記[1]に記載のコネクタ(1)において、
前記アクチュエータ(3)は、前記交差方向に突出する凸部(32)を有し、
前記ハウジングは、前記凸部と嵌合する凹部(20)を有する、
コネクタ(1)。
[3]
上記[1]又は上記[2]に記載のコネクタ(1)において、
前記検知部(34)は、円柱状のピンであり、
前記ガイド部(22)は、一対のリブである、
コネクタ(1)。
[4]
上記[1]から上記[3]の何れか一つに記載のコネクタ(1)において、
前記検知部(34a)は、前記嵌合方向に変位可能に構成される、
コネクタ(1)。
上記[1]の構成のコネクタによれば、相手側ハウジングと嵌合されるハウジングに組み付けられる、アクチュエータは、ハウジングの孔部に挿入されて、ハウジングと相手側ハウジングとの嵌合を検知する検知部を有する。そして、ハウジングは、ハウジングにアクチュエータが組み付けられるとき、検知部を孔部へ案内するように傾斜するガイド部を有する。これにより、ハウジングにアクチュエータが組み付けられるとき、ハウジングの孔部及びガイド部を除く箇所への検知部の干渉が抑制される。つまり、本構成のコネクタは、従来コネクタに比べて、ハウジングへのアクチュエータの組み付け作業等の作業性に優れる。
上記[2]の構成のコネクタによれば、アクチュエータの凸部と、ハウジングの凹部と、が嵌合するように構成されている。これにより、ハウジングにアクチュエータを組み付けるとき、凸部及び凹部によって位置決めを行うことができる。更には、凸部と凹部とが嵌合することによって、ハウジングからのアクチュエータの離脱が抑制される。
上記[3]の構成のコネクタによれば、検知部は円柱状のピンであり、ガイド部は一対のリブである。これにより、ガイド部は、簡略的な形状で検知部を孔部へと案内できる。また、例えば、ガイド部の一対のリブ間の距離を検知部の直径よりも少し小さく設定することによって、ガイド部と当接する箇所における、検知部の前後方向下側領域が、一対のリブ間に挟まれる。これにより、本構成のコネクタ1は、ガイド部によって、検知部を孔部に向けてより正確に案内できる。つまり、ハウジングにアクチュエータが組み付けられるとき、ハウジングの孔部及びガイド部を除く箇所への検知部の干渉が抑制される。
上記[4]の構成のコネクタによれば、検知部が嵌合方向に変位可能に構成されることによって、ハウジングにアクチュエータを組み付ける作業が容易になる。
1,1a コネクタ
2 ハウジング
3,3a アクチュエータ
11,31 本体部
11a フード部
12 フランジ部
13 切欠部
14,33 支持部
15 第1端子収容部
16,18 端子収容室
17 第2端子収容部
19 孔部
20 凹部
21 凹空間
21a 貫通孔
22 ガイド部
32 凸部
32a 大径部
32b 小径部
34,34a 検知部
35 締結部

Claims (4)

  1. 相手側ハウジングと嵌合されるハウジングと、前記ハウジングと前記相手側ハウジングとの嵌合方向との交差方向に沿って前記ハウジングに組み付けられるアクチュエータと、を備えたコネクタであって、
    前記アクチュエータは、
    前記ハウジングと前記相手側ハウジングとの嵌合を検知する検知部を有し、
    前記ハウジングは、
    前記検知部が挿入される孔部と、
    当該ハウジングに前記アクチュエータが組み付けられるとき、前記検知部を前記孔部へ案内するように傾斜するガイド部と、を有する、
    コネクタ。
  2. 請求項1に記載のコネクタにおいて、
    前記アクチュエータは、前記交差方向に突出する凸部を有し、
    前記ハウジングは、前記凸部と嵌合する凹部を有する、
    コネクタ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のコネクタにおいて、
    前記検知部は、円柱状のピンであり、
    前記ガイド部は、一対のリブである、
    コネクタ。
  4. 請求項1から請求項3の何れか一項に記載のコネクタにおいて、
    前記検知部は、前記嵌合方向に変位可能に構成される、
    コネクタ。
JP2022034639A 2022-03-07 2022-03-07 コネクタ Active JP7440556B2 (ja)

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