JP7437691B2 - 開き扉の開閉装置 - Google Patents
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Description
また、回転板カム(周縁カム)は、卵型及び豆型等、適宜、その形態を定めることができる。
なお、上部カムは、適宜な取付部材を介して開き扉に取り付けられることを前提としている。
また、回転板カム操作部は、円滑な動作を行わせるために、付勢手段等の必要な要素を適切な数かつ適切な位置に設けるものであってもよい。
[本開き扉開閉装置の取付箇所]
図1に示すように、本実施形態では、本開き扉開閉装置Hは、トイレブースに設けられることを想定している。
本開き扉開閉装置Hは、筐体10と、当該筐体10の内部に配置されているガイドベース20と、足踏部40と、カム部60と、当該カム部60を動作させるための回転板カム操作部50を主要部としている(図2~図4)。
なお、以下の説明において、左右方向とは、図1の左パネルLから離間する方向と左パネルLに近接する方向に対応し、前後方向とは、上枠Wに沿う右パネルR方向と左パネルL方向に対応する。
筐体10は、底面12及び各側面11b~11fを形成する筐体本体11と、当該筐体本体11の上面を塞ぎ、ピン16により取り付けられている上面板13から形成されている。筐体10は、矩形形状の一つの隅角部が長方形状に切除されている変形六角形形状であり、当該切除部分が、左パネルLの下隅角部への取付部となっている(以下、この部分を「左パネル取付部10a」という場合がある。)。筐体10において、左パネル取付部10aの一側面と、前方における入口部から遠い側の端部において、下記足踏部40のペダル41の先端が突出する箇所が、それぞれ開口している。
なお、上面板13の左パネル取付部10a側の前方隅角部には、回動軸66を挿通するための挿通孔13aが形成されている。
ガイドベース20は、足踏部40、カム部60及び回転板カム操作部50を筐体10に配置するための基台である。そして、ガイドベース20の左側から右側に、足踏部40を設置するための左画設部S1、回転板カム操作部50を設置するための中央空間部S2、及びカム部60を設置するための右画設部S3が、互いに隣接して設けられている(図3、図4)。
上記ガイドベース底板21における左パネル取付部10aと対向する側面には、前方が開口するようにコ字状の区画体22が配設されることにより、左画設部S1として画設されており、当該左画設部S1の内部に足踏部40が設置されている。左画設部S1におけるガイドベース底板21には、後方の隅角部を中心として、所定長さの円弧孔21aが形成されている。この円弧孔21aには後記リンクバー51の中央突起51aが挿入されるため、当該中央突起51aに対応する位置に設けられる必要がある。
また、ガイドベース底板21における左画設部S1の後方の左側隅角部には、ピン孔21cが形成されている。
また、中央空間部S2は、傾斜カム42、リンクバー51、第1付勢バネ44及び第2付勢バネ56の作用により、後記回転板カム操作体52が第2付勢バネ56の伸縮方向に平行移動可能となるよう、当該回転板カム操作体52より大寸法かつ類似の形状である変形6角形形状に形成されている。
上面水平板27は、左画設部S1の上縁から所定高さ低い位置に設けられている。また、上面水平板27は、長方形形状から、円弧形状、二等辺三角形形状及び長方形開口部27aを切除した変形形状に形成されている。
足踏部40は、ペダル41(足踏体)と、傾斜カム42と、当該傾斜カム42を付勢するための第1付勢バネ44(付勢手段)を主要部としており、ガイドベース20の左画設部S1に設けられている。
ペダル41は、略山形食パン形状であり、前方の円弧部41aと対向する端辺の両端における突出部41cが、ガイドベース20の左画設部S1における左右の後端上部に形成されている係止部22aに軸支されている。そして、円弧部41aを足踏みすることで昇降可能となっている。また、中央部には、長方形形状の長孔41bが形成されている。
さらに、傾斜カム42の後面には、2体の第1付勢バネ44体を装設するための円形の凹部42cが形成されており、当該凹部42cとガイドベース20の間に、第1付勢バネ44が介装されている。第1付勢バネ44は、当該傾斜カム42に対して、常時、前方に押圧する向きの付勢力を付与している。
回転板カム操作部50は、リンクバー51(リンク部材)と、回転板カム操作体52と、当該回転板カム操作体52を付勢するための第2付勢バネ56(付勢手段)を主要部としており、主として、ガイドベース20の中央空間部S2に設けられている。
リンクバー51は、細長板状体であり、一端部に端部丸孔51bが形成されるとともに、他端部から長手方向に所定長さである端部長孔51cが形成されており、中間部には、中央突起51aが突設されている。
回転板カム操作体52の直方体部53は、傾斜カム42側に位置し、アーム部54が前側(ドアパネルDの戸先側)から後側(ドアパネルDの戸尻側)に傾斜する向き(平面視)に配設されている。
さらに、回転板カム操作体52の直方体部53の前側におけるアーム部54との接合部と異なる隅角部には、下方にガイド突起52aが突設されている。
カム部60は、回転板カム61と、上部カム71及び下部カム81と、ロータリーダンパ65(回転力減衰手段)を主要部としており、ガイドベース20の右画設部S3に設けられている。
上記長溝63aにおける二等辺三角形部63の先端には、回転板カム操作体52における板カム操作ピン55が固設されており、当該板カム操作ピン55は、回転板カム61の二等辺三角形部63の位置を右画設部S3のガイド長溝31aに沿って、移動させることができるようになっている。
続いて、本開き扉開閉装置Hの動作について説明する。
なお、本開き扉開閉装置Hは、左パネル取付部10aにおいて、左パネルLにおける右パネルR側の下部隅角部に取り付けられている。
そして、上記初期状態では、上部カム71の傾斜カム面72と下部カム81の傾斜カム面82の位置関係により、当該上部カム71及び下部カム81が回転動作しない状態となっている。
まず、ドアパネルDを閉める場合について説明する。
本開き扉開閉装置Hの足踏部40のペダル41を踏み、下降させる。
すると、足踏部40の傾斜カム42の傾斜カム面42aが押圧されて後方にスライド移動し、リンクバー51の中央突起51aがガイドベース底板21の円弧孔21aの後方に移動する。
(なお、図8、図9、図10、図12中において、上部カム71の動作に関連する動作は白抜き矢印により図示し、下部カム81の動作に関連する動作は黒塗り矢印により図示する。)
なお、上部カム71は、回転限度90度の位置までしか移動しないことになるが、下部カム81は、第1付勢バネ44及び第2付勢バネ56の付勢力により、初期状態の位置に復帰する(図10(a),(b))。
続いて、ドアパネルDを開ける場合について説明する。
ドアパネルDが入口部を閉塞した状態で、足操作錠Jのペダル部J1を操作して、施錠体J2を右パネルR側に退出させて解錠する。
本開き扉開閉装置Hによれば、足踏部40を構成するペダル41及び傾斜カム42と、カム部60を構成する回転板カム61と、上部カム71及び下部カム81と、を備え、当該上部カム71と下部カム81とは、相互に傾斜カム面72,82を対向させ、重ね合わせられた状態で、回転板カム61の回動軸66において回動自在に軸支されている。そして、足踏部40の傾斜カム42と回転板カム61との間に、リンクバー51及び回転板カム操作体52を備える回転板カム操作部50が設けられており、足踏部40におけるペダル41の昇降動作に連動して、回転板カム61と一体である下部カム81が回動可能となるように構成されている。
さらに、本開き扉開閉装置Hによれば、簡易な構造であり、簡易な操作により自閉及び自開を可能とすることができる。
D ドアパネル
J 足操作錠
S1 左画設部
S2 中央空間部
S3 右画設部
10 筐体
11 筐体本体
20 ガイドベース
21 ガイドベース底板
21a 円弧孔
25 円弧状側板
27 上面水平板
27a 長方形開口部
31 変形水平板
31a 長溝
35 円筒部
35a 中央孔
40 足踏部
41 ペダル(足踏体)
42 傾斜カム
42a 傾斜カム面
43 突出体
44 第1付勢バネ
50 回転板カム操作部
51 リンクバー
51a 中央突起
51b 端部丸孔
51c 端部長孔
52 回転板カム操作体
52a ガイド突起
55 板カム操作ピン
56 第2付勢バネ
60 カム部
61 回転板カム
65 ロータリーダンパ(回転力減衰手段)
66 回動軸
71 上部カム
72,82 傾斜カム面
72a,82a 最高頂部
72b,82b 最低谷部
81 下部カム
Claims (4)
- 開き扉を開閉するための開き扉の開閉装置において、
足踏体と、前記足踏体の昇降動作と連動して、スライド自在である傾斜カムと、
回動軸が鉛直となるように取り付けられている回転板カムと、
前記傾斜カムと前記回転板カムとの間に介装され、前記傾斜カムのスライド動作と連動して、前記回転板カムを前記回動軸に対して回動させるための回転板カム操作部と、
上下一対であり、それぞれ傾斜カム面を有する上部カム及び下部カムと、を備え、
前記上部カムと前記下部カムとは、相互に前記傾斜カム面を対向させ、重ね合わせられた状態で、前記回転板カムの前記回動軸において回動自在に軸支され、
前記回転板カムの回動動作に連動して、前記下部カムが回動するように構成されており、
前記上部カムは、前記開き扉に取り付け可能となっていること、を特徴とする開き扉の開閉装置。 - 前記回転板カム操作部は、前記傾斜カムのスライド動作と連動して、スライド移動するリンク部材と、
前記リンク部材のスライド動作と連動してスライド移動するとともに、前記回転板カムを前記回動軸に対して回動させるための回転板カム操作体と、を有すること、を特徴とする請求項1に記載の開き扉の開閉装置。 - 前記上部カム及び前記下部カムにおける前記傾斜カム面は、
最高頂部と最低谷部が回動中心に対して点対称の位置にあり、前記最高頂部と前記最低谷部に至るまで、連続勾配となるように形成されていること、を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の開き扉の開閉装置。 - 前記足踏体の上昇時において前記下部カムに作用する回転力を減衰させるための回転力減衰手段を備えること、を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の開き扉の開閉装置。
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