JP7437336B2 - 仮締切方法、仮締切構造 - Google Patents

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Description

本発明は、水域の仮締切方法と仮締切構造に関する。
水域に橋脚等の構造物を構築する際、鋼管矢板等の仮締切体を井筒状に打設して水域を締切り、その内部の地盤を所定深度まで掘削した後、構造物の構築を行うことがある。仮締切体の内部には支保工を設置し、周囲の水圧に抵抗させる(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、平面においてトラス構造を有するロ字状の支保工を用いることで、井筒の中央部に大開口を設け、構造物の構築に係る作業を容易とする仮締切方法が記載されている。
特許第6200550号
特許文献1では平面がロ字状の支保工を用いているが、構造物が大規模化し水域の締切範囲が大きくなると、支保工が大きくなってその製作、運搬、設置が困難になる可能性があり、このようなケースでも施工等を容易化する方法が求められていた。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、施工の容易な仮締切方法等を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための第1の発明は、仮締切体による閉領域によって水域を締切る工程と、前記仮締切体の内部に第1の支保工、第2の支保工を第1の支保工、第2の支保工の順で別々に設置する工程と、を具備し、前記第1、第2の支保工は平面においてトラス構造を有し、前記第1の支保工は、前記閉領域の対向する位置にある一組の辺に沿って配置され、前記第2の支保工は、前記閉領域の対向する位置にある別の一組の辺に沿って、前記第1の支保工の間に配置され、前記第2の支保工の両端部に第1のジャッキが設けられ、前記第2の支保工は、前記第1のジャッキを所定のストロークとした状態で吊下ろし、前記第1の支保工の間に配置した後、前記第1のジャッキを伸長することなく前記第1のジャッキと前記第1の支保工の間で間詰めを行うことで設置され、前記閉領域の中央部で前記第1、第2の支保工の内側に開口が設けられることを特徴とする仮締切方法である。
前記第1のジャッキに防水用の覆いが設けられることが望ましい。
また前記第2の支保工の内側には、内側に行くにつれ前記第2の支保工の両側の前記第1の支保工へと向かうように傾斜する一対の斜材と、一対の前記斜材の内側の端部に取り付けられ、前記第1の支保工同士を結ぶ方向に延びる梁材と、が設けられ、一対の前記斜材と前記梁材の軸方向の中間部に第3のジャッキが設けられ、前記第2の支保工は、前記第3のジャッキを所定のストロークとした状態で吊下ろし、前記第1の支保工の間に配置した後、前記第3のジャッキを伸長することなく前記梁材の両端部と前記第1の支保工の間で間詰めを行うことで設置されることが望ましい。
本発明では、仮締切体による閉領域で水域を締切り、支保工をこの閉領域の対向する2組の辺のそれぞれに沿って別々に配置し、全体として環状とする。これらの支保工は、剛性の高いトラス構造により閉領域の各辺の方向に加わる圧縮力(軸力)を支持し、環状に配置した支保工の内側に大開口を設けることができ、開口の利用により作業全般において効率化が実現される。また、支保工を閉領域の各辺に対応する位置に分割配置することで、個々の支保工のサイズを小さくすることができ、締切範囲が大面積となる場合でも支保工の製作、運搬、設置が容易になる。
前記第1、第2の支保工は、それぞれ上下複数段に設置され、前記第1、第2の支保工のそれぞれについて、上下の前記第1、第2の支保工を連結した支保工ユニットを下降させ、前記仮締切体の内部に設置することが望ましい。
本発明では、支保工の設置段数が多い場合でも、予め地上等で組立てた支保工ユニットを一括架設することにより現場作業工数を減らして工期を短縮することができる。また支保工の平面は小さいので、上下複数段の支保工をユニット化しても、その製作、運搬、設置の作業は容易である。
前記支保工ユニットの上端部を取付部によって前記仮締切体の上端部に取り付けることが望ましい。
これにより、支保工ユニットを仮締切体の内側に容易に設置することができる。
前記閉領域は例えば平面視でロ字状であり、前記第1、第2の支保工は、前記閉領域の各辺に沿って配置される。
本発明は、閉領域がロ字状となる場合に好適に適用でき、この場合、平面矩形状の支保工をロの字の各辺に沿って配置すればよい。
前記第1の支保工に、前記第2の支保工の内側に位置する受け部材が設けられ、前記受け部材は、前記第2の支保工側に第2のジャッキを有し、前記第1の支保工は、前記第2のジャッキを所定のストロークとした状態で設置され、前記第2の支保工を前記第1の支保工の間に配置した後、前記第2のジャッキを伸長することなく前記第2のジャッキと前記第2の支保工の間で間詰めが行われることも望ましい。
これにより、上記第2の支保工に加わる、第1の支保工の方向の圧縮力を、第1の支保工によって受けることができる。
前記仮締切方法は、前記第1、第2の支保工を第2の支保工、第1の支保工の順で撤去する工程を更に有し、前記第2の支保工を撤去する際、前記第1のジャッキを収縮させて前記第2の支保工の除荷を行うことも望ましい。
このように、支保工に予め設けたジャッキを収縮させて支保工に加わっている圧縮力の除荷を行うことで、支保工を容易に撤去することができる。
第2の発明は、閉領域を形成し、水域を締切る仮締切体と、前記仮締切体の内部に設置された第1の支保工、第2の支保工と、を有し、前記第1、第2の支保工は平面においてトラス構造を有し、前記第1の支保工は、前記閉領域の対向する位置にある一組の辺に沿って配置され、前記第2の支保工は、前記閉領域の対向する位置にある別の一組の辺に沿って、前記第1の支保工の間に配置され、前記第2の支保工の両端部に所定のストロークとした第1のジャッキが設けられ、前記第1のジャッキと前記第1の支保工の間で間詰めが行われ、前記閉領域の中央部で前記第1、第2の支保工の内側に開口が設けられることを特徴とする仮締切構造である。
本発明により、施工の容易な仮締切方法等を提供することができる。
水域3の締切等について説明する図。 地盤2の掘削等について説明する図。 トラス支保工1aと支保工ユニット10aを示す図。 トラス支保工1bと支保工ユニット10bを示す図。 間詰について説明する図。 間詰について説明する図。 橋脚74等の構築について説明する図。 トラス支保工1a、1bの撤去について説明する図。 橋脚74等の構築について説明する図。 鋼管矢板4の配置について説明する図。 取付部7a、7bの例。 裏込め材40の例。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
本発明の実施形態に係る仮締切方法では、まず図1(a)に示すように、仮締切体である鋼管矢板4を水底の地盤2に打設して平面において閉領域を形成し、工事を行う水域3を締切る。鋼管矢板4は図1(b)に示すように井筒状に設けられる。図1(b)は図1(a)を上から見た図である。
この例では、鋼管矢板4による井筒(閉領域)の内部で、鋼管矢板5を水底の地盤2に打設して隔壁を形成している。鋼管矢板4による井筒は平面視でロ字状であり、鋼管矢板5は、井筒の対向する一組の辺同士を接続するように一列に設けられる。図示は省略するが、隣り合う鋼管矢板4、5同士は継手により接続され、井筒を形成する鋼管矢板4の継手部には止水処理が施される。
鋼管矢板4、5は導枠6を用いて打設される。導枠6は、鋼管矢板4による井筒の外周に沿って配置された外枠6aと、鋼管矢板4による井筒の内周及び鋼管矢板5による隔壁の両側に沿って配置された2つの内枠6bから構成される。鋼管矢板4、5の打設後、導枠6は鋼管矢板4、5の頂部に取り付ける。
この後、図2に示すように水位を維持したまま鋼管矢板4による井筒内部の地盤2を所定深度まで水中掘削し、掘削底部に敷石層または敷砂層71および底盤コンクリート72を構築する。水中掘削は浚渫船(不図示)のクレーンにグラブなどの掘削機を設けて行う。鋼管矢板5は、地盤2を掘削して底盤コンクリート72を打設した後に、底盤コンクリート72の上面に当たる位置(上面より若干上の位置)で切断し、その上方の部分を撤去しておく。
本実施形態では、地盤2の掘削は導枠6を残したまま行い、掘削後、後述する支保工設置時の支障とならないように内枠6bを撤去する。これにより、導枠6を、地盤2の掘削時に鋼管矢板4の変形等を抑制するための補強工として機能させる。底盤コンクリート72を構築して内枠6bを撤去した後は、外枠6aと底盤コンクリート72とで鋼管矢板4を保持し、鋼管矢板4の変形等を抑制する。
次に、図3(a)に示すように、鋼管矢板4による井筒の内部にトラス支保工1a(第1の支保工)を配置する。図3(b)は図3(a)の井筒内部を上から見たものであり、図3(c)はトラス支保工1aの平面を示す図である。
トラス支保工1aは、鋼管矢板4による井筒(閉領域)の対向する一組の辺のそれぞれに沿って配置される。この一組の辺は、図3(b)の上下方向の辺に対応し、以下縦辺ということがある。
トラス支保工1aは、平面においてトラス構造を有する支保工であり、H形鋼等の鋼材を用いて製作される。トラス構造は、複数の縦材11および横材12を格子状に組み合わせ、格子内に斜材13を配置して構成される。
トラス支保工1aの内側の縦材11には複数のブラケット30(受け部材)が設けられる。これらのブラケット30は、縦材11の軸方向に沿って間隔を空けて配置される。なお内側とは鋼管矢板4による井筒の中央部に近い側をいい、井筒の中央部から遠い側は外側という。
トラス支保工1aの上記縦辺方向の両端部には、当該縦辺方向に伸縮可能なジャッキ21が設けられる。ジャッキ21は、トラス支保工1aにおいて、縦辺方向の両端の横材12と、その隣の横材12とを接続するように設けられる。その他、トラス支保工1aでは、ブラケット30にも縦辺方向に伸縮可能なジャッキ23が設けられる。ジャッキ21、23のストロークは予め適切な値に設定される。
本実施形態では、トラス支保工1aを上下複数段(図3(a)の例では4段)に組み合わせた支保工ユニット10aを地上や水上等で予め組立てて製作する。上下段のトラス支保工1aは、複数の鉛直材16及び斜材17によるトラス構造によって連結される。斜材17は隣り合う鉛直材16の間で略X字状に配置される。鉛直材16および斜材17にはH形鋼などの鋼材が用いられる。
支保工ユニット10aは、起重機船のクレーン(不図示)等で上方から吊下ろして下降させ、図3(a)に示すように支保工ユニット10aの上端部に設けた取付部7を鋼管矢板4の上端部に引掛けるようにして、若しくは、鋼管矢板4から吊り下げるようにして取付け、鋼管矢板4による井筒の内面に沿って配置する。取付部7は、支保工ユニット10aの上端部に別途設ける他、支保工ユニット10aの鉛直材16を上方に延長してその上端を鉤状とし、取付部7としてもよい。なお図3(b)では取付部7の図示を省略している。
次に、本実施形態では、図4(a)に示すように、先程とは別のトラス支保工1b(第2の支保工)を鋼管矢板4による井筒の内部に配置する。図4(b)は図4(a)の井筒内部を上から見たものであり、図4(c)はトラス支保工1bの平面を示す図である。
トラス支保工1bは、上記井筒(閉領域)の対向する位置にある一組の辺であって、トラス支保工1aを配置した一組の辺とは別の一組の辺のそれぞれに沿って配置される。この一組の辺は、図4(b)の左右方向の辺に対応し、以下、横辺ということがある。トラス支保工1bは、縦辺方向の両トラス支保工1aの間で、井筒の横辺に沿って配置される。
トラス支保工1aと同様、トラス支保工1bもH形鋼等の鋼材を用いて製作され、平面においてトラス構造を有する。トラス構造は複数の縦材11および横材12を格子状に組み合わせ、格子内に斜材13を配置して構成される。
また、トラス支保工1bの上記トラス構造部分の内側には、井筒の横辺方向の梁材14が設けられ、梁材14とトラス構造部分とが斜材15により台形状に接続される。
トラス支保工1bの内側の横材12の上記横辺方向の両端部には、当該横辺方向に伸縮可能なジャッキ22が設けられる。なお、外側の横材12では、内側の横材12のようなジャッキ22は設けられない。
トラス支保工1bでは、前記の梁材14、斜材15のそれぞれにもジャッキ24が設けられる。ジャッキ24は、梁材14、斜材15の軸方向の中間部に設けられ、梁材14、斜材15の軸方向に伸縮可能である。ジャッキ22、24のストロークは予め適切な値に設定される。
トラス支保工1aと同様、トラス支保工1bについても、トラス支保工1bを上下複数段(図4(a)の例では4段)に組み合わせた支保工ユニット10bが、地上や水上等で予め組立てて製作される。上下段のトラス支保工1bは、複数の鉛直材16及び斜材17によるトラス構造によってトラス支保工1aと同様に連結される。
支保工ユニット10aと同様、支保工ユニット10bも、起重機船のクレーン(不図示)等で上方から吊下ろして下降させ、支保工ユニット10bの上端部に設けた取付部(不図示)を鋼管矢板4の上端部に取付ける、若しくは、鋼管矢板4から吊り下げることで、鋼管矢板4による井筒の内面に沿って配置する。上記の取付部は、前記の取付部7と同様である。
この時、トラス支保工1aのブラケット30は、トラス支保工1bの梁材14の内側に位置するように配置される。
図5(a)は、トラス支保工1bの横材12と梁材14のトラス支保工1a側の端部近傍を示す図である。図5(a)に示すように、トラス支保工1bの設置時には、前記した横材12の端部のジャッキ22の先端とトラス支保工1aの縦材11との間(符号A参照)、トラス支保工1bの梁材14とその内側に位置するジャッキ23の先端との間(符号B参照)に若干の隙間が設けられる。
これらの隙間は、図5(b)に示すように、ジャッキ22、23の先端に設けた袋体223、233にモルタルなどの充填材fを充填することで間詰めされる。袋体223、233は受材224、234によってジャッキ22、23の先端に取り付けられる。なお、ジャッキ22、23では、ジャッキ本体221、231の外側に防錆(防水)用の覆い222、232が設けられ、後述する収縮作業が錆によりできなくなるのが防止される。同様の覆いは、トラス支保工1aのジャッキ21やトラス支保工1bのジャッキ24でも設けられる。ただし、場合によってはこれらの覆いを省略することも可能である。
また本実施形態では、トラス支保工1bの設置時に、トラス支保工1bの梁材14の両端部とトラス支保工1aの縦材11との間(図5(a)の符号C参照)にも隙間が設けられ、この隙間が、図5(b)に示すように梁材14の端部に設けた袋体141に充填材fを充填することで間詰めされる。袋体141は受材142によって梁材14の端部に取り付けられる。
さらに本実施形態では、トラス支保工1a、1bの設置後、トラス支保工1a、1bと鋼管矢板4の間の間詰が行われ、これにより鋼管矢板4からトラス支保工1a、1bに圧縮力が伝達されるようになる。本実施形態では、図6(a)の左図に示すように、トラス支保工1a、1bの外側の縦材11や横材12のフランジ面に、間詰用のブロック31をフック32で引掛けて配置する。ブロック31の前面には上部に開口を有する袋体33が設けられ、図6(a)の右図に示すように袋体33内にモルタルやコンクリート等の充填材fを充填すると、袋体33が鋼管矢板4の形状(円筒状)に密着するように膨らむ。これにより、図6(b)に示すように、縦材11や横材12と鋼管矢板4の間に間詰めが行われる。
ただし間詰方法は特に限定されず、トラス支保工1a、1bと鋼管矢板4の間に型枠(不図示)を設置してコンクリートやモルタル等を打設したり、トラス支保工1a、1bの外側の縦材11や横材12に直接袋体を取付け、当該袋体に充填材fを充填してもよい。また単管等を所定箇所に引掛ける等して配置し、この単管等に取付けた袋体に充填材fを充填してもよい。間詰は各段のトラス支保工1a、1bに対応する高さで行われる。
以上の手順により、鋼管矢板4による井筒内部に上下複数段のトラス支保工1a、1bが4つのユニットに分けて設置された仮締切構造(図4参照)が形成される。図4(b)で示されるように、トラス支保工1a、1bは鋼管矢板4による井筒の内周に沿って環状に配置され、井筒の中央部ではトラス支保工1a、1bの内側に大面積の開口100が形成される。トラス支保工1aは鋼管矢板4から加わる縦辺方向の圧縮力を支持し、トラス支保工1bは、鋼管矢板4からトラス支保工1aを介して加わる横辺方向の圧縮力を支持する。
こうして仮締切構造を形成した後、構造物の構築を開始する。本実施形態では構造物として頂版コンクリートの上に橋脚を構築する。そこで、図7(a)に示すように鋼管矢板4による井筒内部の排水を行ってドライアップし、底盤コンクリート72の上に、鉄筋コンクリート製の頂版コンクリート73を構築する。
トラス支保工1a、1bは、構造物の構築の進捗に応じて下段から撤去する。具体的な撤去の順番は特に限定されず、例えば最下段→下から2段目→下から3段目→最上段の順にトラス支保工1a、1bを撤去してもよく、最下段→下から2段目→最上段→下から3段目の順にトラス支保工1a、1bを撤去してもよい。
ここで、本実施形態では、頂版コンクリート73の構築後、図7(b)に示すように最下段のトラス支保工1a、1bと下から2段目のトラス支保工1a、1bを撤去する。
トラス支保工1a、1bの撤去時は、図8(a)でトラス支保工1aについて例示するように、最下段のトラス支保工1a、1bを支持するブラケット8を鋼管矢板4に取り付ける。
そして、図8(b)に示すように、下から2段目のトラス支保工1a、1bと下から3段目のトラス支保工1a、1bを連結するトラス構造(鉛直材16と斜材17)を撤去し、図8(c)に示すように、最下段のトラス支保工1a、1bと下から2段目のトラス支保工1a、1bを撤去する。
前記のジャッキ21、22、23、24は、トラス支保工1a、1bの撤去時に収縮させ、鋼管矢板4からトラス支保工1a、1bに加わる圧縮力の除荷を行うために設けられる。なおジャッキ21、22、23、24の収縮作業は防錆用の覆いを外してから行う。
本実施形態では、トラス支保工1a、1bの設置時とは逆に、トラス支保工1bから先に撤去する。この際、前記したジャッキ22、23、24(図4(b)参照)を収縮させることで、トラス支保工1bに加わる圧縮力の除荷を行う。その後、トラス支保工1bと鋼管矢板4の間の間詰を除去してトラス支保工1bを解体し、解体後の部材を、上段のトラス支保工1a、1bの内側の開口100を介して撤去する。
続いて、トラス支保工1aのジャッキ21(図3(b)参照)を収縮させ、トラス支保工1aに加わる圧縮力の除荷を行う。その後、前記と同様、トラス支保工1aと鋼管矢板4の間の間詰を除去してトラス支保工1aを解体し、解体後の部材を、上段のトラス支保工1a、1bの内側の開口100を介して撤去する。
こうして最下段のトラス支保工1a、1bと下から2段目のトラス支保工1a、1bが撤去される。最上段のトラス支保工1a、1bと下から3段目のトラス支保工1a、1bについても、トラス支保工1b、トラス支保工1aの順に撤去する。この際も、上記と同様にジャッキ21、22、23、24の収縮による除荷を行った後、トラス支保工1a、1bの解体、撤去を行う。
橋脚74の構築とトラス支保工1a、1bの撤去を行った状態が図7(c)である。この後、図7(d)に示すように鋼管矢板4による井筒内部に注水を行い、外枠6aを全て撤去する。以下、鋼管矢板4による井筒内部に土砂の埋戻しを行い、鋼管矢板4を撤去することで、施工が完了する。この状態を図9に示す。鋼管矢板4は、頂版コンクリート73の上面に当たる位置で切断しその上方の部分のみ撤去することで、残りの部分を鋼管矢板5と合わせて橋脚基礎として用いることが可能である。
以上説明したように、本実施形態では、鋼管矢板4による井筒で水域3を締切り、トラス支保工1a、1bをこの井筒の対向する2組の辺のそれぞれに沿って別々に配置し、全体として環状とする。これらのトラス支保工1a、1bは、剛性の高いトラス構造により井筒の各辺の方向に加わる圧縮力(軸力)を支持し、環状に配置したトラス支保工1a、1bの内側に大開口を設けることができる。これにより、構造物とトラス支保工1a、1bの干渉が無くなる、大開口から長尺の鉄筋や大型の型枠等の投入が可能となる等、作業環境の大幅な改善がなされるため、作業全般において効率化が実現され、構造物の構築が容易になって構造物の品質が向上し、工期が短縮される。
また本実施形態では、トラス支保工1a、1bを鋼管矢板4による井筒の各辺に対応する位置に分割配置することで、個々のトラス支保工1a、1bのサイズを小さくすることができ、井筒による閉領域が大面積となる場合でも、トラス支保工1a、1bの製作、運搬、設置が容易になる。例えば、狭い製作ヤードで小型の重機を用いたトラス支保工1a、1bの製作が可能となり、またトラス支保工1a、1bの運搬、設置用の船も小型化でき、小規模な港湾区域でも施工が可能になる。
また本実施形態では、予めトラス支保工1a、1bを上下に連結した支保工ユニット10a、10bを下降させ、鋼管矢板4による井筒内部に設置する。そのため、トラス支保工1a、1bの設置段数が多い場合でも、予め地上等で組立てた支保工ユニット10a、10bを一括架設することにより、現場作業工数を減らして現場での工期を短縮することができる。またトラス支保工1a、1bの平面は小さいので、上下複数段のトラス支保工1a、1bをユニット化しても、その製作、運搬、設置の作業は容易である。なお、本実施形態ではトラス構造によって上下のトラス支保工1a、1bを連結しているが、上下のトラス支保工1a、1bの連結構造はこれに限らない。
本実施形態では、さらに、支保工ユニット10a、10bの上端部を取付部7によって鋼管矢板4の上端部に取り付けることで、玉外しなどの作業を気中で行って鋼管矢板4の内側に支保工ユニット10a、10bを容易に設置することができ、支保工ユニット10a、10bの高さ調整等も容易になる。
また本実施形態では、トラス支保工1aにブラケット30を設け、このブラケット30を、トラス支保工1bに加わる縦辺方向の圧縮力を受ける受け部材として用いることができる。なお、トラス支保工1a、1b間の圧縮力の伝達は、トラス支保工1a、1b間の間詰のみを介して行われ、トラス支保工1a、1b同士を機械的に連結する連結手段は特に必要でない。
また本実施形態ではトラス支保工1a、1bがジャッキ21、22、23、24を有しており、これらのジャッキ21、22、23、24を収縮させてトラス支保工1a、1bに加わっている圧縮力の除荷を行うことができる。この場合、除荷のために縦材11や横材12を切断するような作業が不要となり、トラス支保工1a、1bを容易に撤去することができる。
しかしながら、本発明はこれに限らない。例えば、本実施形態では鋼管矢板4による井筒の平面をロ字状としており、トラス支保工1a、1bは平面矩形状としてロの字の各辺に沿って配置できるが、鋼管矢板4は平面において閉領域を形成していればよく、当該閉領域は、図10に示すように対向する一組の辺を曲線状とした小判状であってもよい。この場合も、図10に概略を示すように、当該辺に沿ってトラス支保工1aを配置すればよく、トラス支保工1aでは、上記の受け部材としてトラス支保工1bの内側にブラケット30も設けられる。
また本実施形態では、上下4段のトラス支保工1a、1bを連結した支保工ユニット10a、10bを施工に用いたが、トラス支保工1a、1bの段数はこれに限らず、任意の複数段あるいは1段のみとすることも可能である。また、各段のトラス支保工1a、1bを上下に連結してユニット化することなく、独立のものとしてもよい。この場合、最上段のトラス支保工1a、1b以外のトラス支保工1a、1bは、例えば鋼管矢板4に取り付けたブラケット等(不図示)により下から支持させればよい。
また本実施形態では、支保工ユニット10a、10bの上端部の取付部7を鋼管矢板4の上端部に引掛けて支保工ユニット10a、10bを設置したが、取付部7はこれに限らない。例えば図11(a)の取付部7aに示すように、鋼管矢板4の上端部に設けた受け部701にPC鋼棒等の棒状の支持材702の上部を固定し、この支持材702の下端部を支保工ユニット10aの上端部に取付けて、支保工ユニット10aを鋼管矢板4の上端部から吊るようにしてもよい。
また図11(b)に示すように、支保工ユニット10aの取付部7bとして、鋼管矢板4の上端部の気中部分に溶接等で固定したブラケットを用い、当該ブラケットの上に最上段のトラス支保工1aを載せて支保工ユニット10aの支持を行ってもよい。図11(a)、(b)は支保工ユニット10aについて例示したものであるが、支保工ユニット10bについても同様の方法で設置することが可能である。
また、支保工ユニット10a、10bの上端部を取付部7等で鋼管矢板4の上端部に取付けた場合は、支保工ユニット10a、10bの下端部が外側(鋼管矢板4側)に振れる可能性がある。そのため、支保工ユニット10a、10bの外側にスペーサ(不図示)を取付けてこれを鋼管矢板4に当接させ、支保工ユニット10a、10bの下端部が外側に振れるのを防いで鉛直性を保つことも可能である。
また、本実施形態ではトラス支保工1a、1bの間でジャッキ22、23や充填材fを用いた間詰を行ったが、その代わりに、図12に例示する裏込め材40を用いてもよい。この裏込め材40は、トラス支保工1bの梁材14とトラス支保工1aのブラケット30との間に、フック43により梁材14に引掛けて取付けたブロック41を配置し、梁材14のフランジ面とブロック41の間の三角形状の隙間に楔42を打ち込むものである。
図12はトラス支保工1bの梁材14とトラス支保工1aのブラケット30との間に裏込め材40を設ける例であるが、その他の位置、例えば図5(a)に示すトラス支保工1bの横材12や梁材14とトラス支保工1aの縦材11との間でも、同様の間詰を行うことができ、トラス支保工1aのジャッキ21に代えて裏込め材40を用いることもできる。トラス支保工1a、1bの撤去時には、楔42を取り外して圧縮力の除荷を行うことができる。ただしこの作業には労力がかかる場合があり、この点ではジャッキ21、22、23、24の収縮により除荷を行う方が望ましい。
またジャッキ21、22、23、24を用いる場合も、トラス支保工1aの設置後にジャッキ21を伸長させ、トラス支保工1bの設置後にジャッキ22、23、24を伸長させることで、これらのトラス支保工1a、1bに圧縮力が確実に伝達されるようにしてもよい。例えば図5(a)に示すジャッキ22について袋体223や受材224を省略し、トラス支保工1bの設置後にジャッキ本体221を伸長させてその先端をトラス支保工1aの縦材11に当接させることも可能である。これはジャッキ23についても同様である。
また、本実施形態では水域3を締切る仮締切体として鋼管矢板4を用いたが、鋼管矢板4の代わりに、鋼矢板やその他の部材を仮締切体として用いてもよい。
以上、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1a、1b:トラス支保工
2:地盤
3:水域
4、5:鋼管矢板
7、7a、7b:取付部
10a、10b:支保工ユニット
11:縦材
12:横材
13、15:斜材
14:梁材
16:鉛直材
17:斜材
21、22、23、24:ジャッキ
30:ブラケット
74:橋脚
100:開口

Claims (7)

  1. 仮締切体による閉領域によって水域を締切る工程と、
    前記仮締切体の内部に第1の支保工、第2の支保工を第1の支保工、第2の支保工の順で別々に設置する工程と、
    を具備し、
    前記第1、第2の支保工は平面においてトラス構造を有し、
    前記第1の支保工は、前記閉領域の対向する位置にある一組の辺に沿って配置され、
    前記第2の支保工は、前記閉領域の対向する位置にある別の一組の辺に沿って、前記第1の支保工の間に配置され、
    前記第2の支保工の両端部に第1のジャッキが設けられ、前記第2の支保工は、前記第1のジャッキを所定のストロークとした状態で吊下ろし、前記第1の支保工の間に配置した後、前記第1のジャッキを伸長することなく前記第1のジャッキと前記第1の支保工の間で間詰めを行うことで設置され、
    前記閉領域の中央部で前記第1、第2の支保工の内側に開口が設けられることを特徴とする仮締切方法。
  2. 前記第1、第2の支保工は、それぞれ上下複数段に設置され、
    前記第1、第2の支保工のそれぞれについて、上下の前記第1、第2の支保工を連結した支保工ユニットを下降させ、前記仮締切体の内部に設置することを特徴とする請求項1に記載の仮締切方法。
  3. 前記第1のジャッキに防水用の覆いが設けられることを特徴とする請求項1または請求項2記載の仮締切方法。
  4. 前記第1の支保工に、前記第2の支保工の内側に位置する受け部材が設けられ、前記受け部材は、前記第2の支保工側に第2のジャッキを有し、
    前記第1の支保工は、前記第2のジャッキを所定のストロークとした状態で設置され、
    前記第2の支保工を前記第1の支保工の間に配置した後、前記第2のジャッキを伸長することなく前記第2のジャッキと前記第2の支保工の間で間詰めが行われることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の仮締切方法。
  5. 前記第2の支保工の内側には、
    内側に行くにつれ前記第2の支保工の両側の前記第1の支保工へと向かうように傾斜する一対の斜材と、
    一対の前記斜材の内側の端部に取り付けられ、前記第1の支保工同士を結ぶ方向に延びる梁材と、
    が設けられ、
    一対の前記斜材と前記梁材の軸方向の中間部に第3のジャッキが設けられ、
    前記第2の支保工は、前記第3のジャッキを所定のストロークとした状態で吊下ろし、前記第1の支保工の間に配置した後、前記第3のジャッキを伸長することなく前記梁材の両端部と前記第1の支保工の間で間詰めを行うことで設置されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の仮締切方法。
  6. 前記仮締切方法は、前記第1、第2の支保工を第2の支保工、第1の支保工の順で撤去する工程を更に有し、
    前記第2の支保工を撤去する際、前記第1のジャッキを収縮させて前記第2の支保工の除荷を行うことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の仮締切方法。
  7. 閉領域を形成し、水域を締切る仮締切体と、
    前記仮締切体の内部に設置された第1の支保工、第2の支保工と、
    を有し、
    前記第1、第2の支保工は平面においてトラス構造を有し、
    前記第1の支保工は、前記閉領域の対向する位置にある一組の辺に沿って配置され、
    前記第2の支保工は、前記閉領域の対向する位置にある別の一組の辺に沿って、前記第1の支保工の間に配置され、
    前記第2の支保工の両端部に所定のストロークとした第1のジャッキが設けられ、前記第1のジャッキと前記第1の支保工の間で間詰めが行われ、
    前記閉領域の中央部で前記第1、第2の支保工の内側に開口が設けられることを特徴とする仮締切構造。
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