JP7435124B2 - 電子機器、リスト機器、電子機器の制御方法、及びプログラム - Google Patents

電子機器、リスト機器、電子機器の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、電子機器、リスト機器、電子機器の制御方法、及びプログラムに関する。
近年、ユーザが移動した道路勾配を求める技術として、道路勾配メータが普及している。例えば、道路勾配は、GPS(Global Positioning System)で取得した位置情報と、気圧センサで取得した気圧情報と、を利用して算出される。この技術によれば、位置情報の変化と、気圧情報の変化の値から、ユーザが移動したルートにおける道路勾配を算出することができる。
ここで、GPS受信機で取得した衛星信号情報と気圧センサで取得した気圧情報とを利用して、ユーザが移動したルートの斜度を演算する携帯情報端末が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015-184045号公報
特許文献1に開示された斜度を演算して表示する携帯情報端末は、表示部に、横軸に平面移動距離が表示され、縦軸に斜度や高度差がグラフ化されている。この場合、ユーザは、現在の道路勾配を確認するためにグラフを読み取る必要があり、ルートを移動中のユーザにとっては、即座に道路勾配を認識することができなかった。
本発明の目的は、ルートを移動中のユーザにとって、直感的に道路勾配を認識することができることである。
本発明は、このような背景を鑑みてなされたものであり、ルートを移動中のユーザにとって、直感的に道路勾配を認識することができる、電子機器、リスト機器、電子機器の制御方法、及びプログラムを提供することを課題とする。
本発明は、上記目的を達成するため、
所定の期間ごとに、道路勾配を算出する制御部と、
表示部と、を備え、
前記制御部は、
前記表示部に、算出した複数の前記道路勾配のうち直近に算出した前記道路勾配のみを示す傾斜グラフィックと、前記傾斜グラフィックの少なくとも一部の領域に重なるように前記道路勾配を示す数値と、を表示させる、
ことを特徴とする電子機器である。
また、本発明は、上記目的を達成するため、
所定の期間ごとに、道路勾配を算出する制御部と、
表示部と、を備え、
前記制御部は、
前記表示部に、算出した複数の前記道路勾配のうち直近に算出した前記道路勾配のみを示す傾斜グラフィックを、前記道路勾配の度合いよりも大きく傾けて表示させる、
ことを特徴とする電子機器である。
本発明によれば、ルートを移動中のユーザにとって、直感的に道路勾配を認識することができることである。
本実施形態に係る道路勾配メータの構成を示したハードウェアブロック図である。 第1の実施形態に係る道路勾配メータが、道路勾配を算出するまでの処理を示したフローチャートである。 第1の実施形態における各種閾値を示した閾値テーブルである。 第1の実施形態に係る道路勾配メータの表示部に、傾斜グラフィックを表示させたときの具体例を示した説明図である。 第1の実施形態に係る道路勾配メータの表示部に、道路勾配が変化したときの傾斜グラフィックを表示させたときの具体例を示した説明図である。 第1の実施形態に係る道路勾配メータの表示部に、道路勾配が低下したときの傾斜グラフィックを表示させたときの具体例を示した説明図である。 第2の実施形態に係る道路勾配メータの表示部に、道路勾配基づく情報とは異なる情報として、心拍数を表示させたときの具体例を示した説明図である。 第2の実施形態に係る道路勾配メータが、心拍数の欄に心拍数を表示する処理を示したフローチャートである。 第3の実施形態に係る道路勾配メータ1が、バイブレータとスピーカとを用いて、道路勾配を示す数値が所定の閾値以上である旨を報知する処理を示したフローチャートである。 第1の実施形態に係る道路勾配メータの表示部の所定の領域において、道路勾配を示す数値を、モノクロ表示部のセグメント液晶により表示させたときの具体例を示した説明図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施形態を詳細に説明する。なお、本発明は、実施例に限定されるものではない。なお、同一の構成については同一の符号を付し、説明を適宜、省略する。
<第1の実施形態>
[道路勾配メータの構成]
図1を参照して、本実施形態に係る道路勾配メータ1(電子機器)を説明する。
図1は、本実施形態に係る道路勾配メータ1の構成を示したハードウェアブロック図である。図1に示すように、道路勾配メータ1は、CPU(Central Processing Unit)10、ROM(Read Only Memory)11、気圧センサ12、バイブレータ13、RAM(Random Access Memory)14、GPS(Global Positioning System)ユニット15、スピーカ16、表示部17、及び温度計60を備えて構成されている。また、表示部17は、カラー表示部171とモノクロ表示部172を備えて構成されている。
CPU10は、各種演算処理を行い、道路勾配メータ1の各部を制御する制御部を構成する。CPU10は、ROM11に記憶されている各種アプリケーションプログラムの中から指定されたアプリケーションプログラムをRAM14内のワークメモリに展開する。CPU10は更に、入力データに応じてワークメモリに展開したアプリケーションプログラムに従って、各種処理を実行する。
CPU10は、所定の期間ごとに、道路勾配を算出する。CPU10は、GPSユニット15が取得した緯度と経度からなる位置情報に基づいて移動状況を取得し、道路勾配の算出方法を決定し、決定した算出方法に基づいて、道路勾配を算出する。CPU10とGPSユニット15の組み合わせは、移動状況取得部として機能する。道路勾配メータ1は、気圧情報を取得する気圧センサ12を備えているので、CPU10は、気圧センサ12が取得した気圧情報に基づいて、道路勾配を算出する。なお、道路勾配を算出する方法は、特に限定されるものではなく、公知の方法でよい。CPU10は、表示部17に、直近に算出した道路勾配を示す傾斜グラフィックを表示させる。特に、CPU10は、所定の期間ごとに傾斜グラフィックを切り替えている。
ROM11には、各種制御プログラムや初期設定データが保持されており、不図示の各種のアプリケーションプログラムは、道路勾配メータ1の起動時にCPU10により読み出され、継続的に実行される。
気圧センサ12は、気圧情報(気圧値)を取得する。気圧センサ12は、測定時の気圧情報を取得して、その取得した気圧情報をCPU10に出力する。
バイブレータ13(報知部)は、一定の振動を発生させる。バイブレータ13は、モータを有しており、モータの軸に重心を偏らせてモータを回転させることで、回転軸が振動し、振動を発生させる。なお、バイブレータ13は、任意の構成要素である。
RAM14は、SRAM(Static Random Access Memory)やDRAM(Dynamic Random Access Memory)といった揮発性メモリで構成され、CPU10に作業用のメモリ空間を提供する。また、RAM14は、取得されたデータや設定されたユーザ設定データなどを一時記憶させることもできる。
GPSユニット15は、位置情報を取得する。GPSユニット15は、複数の衛星からGPSアンテナで受信した信号に基づき、道路勾配メータ1の現在の位置情報を取得し、現在の位置情報をCPU10に出力する。なお、GPSユニット15は、一例であり、これに限定されるものではない。例えば、他の衛星測位システムなどを利用して、現在の位置情報を取得してもよい。
スピーカ16(報知部)は、CPU10の制御により道路勾配の度合いを示す数値が所定の閾値以上の場合に、音声を出力することにより報知する。なお、スピーカ16は、任意の構成要素である。
表示部17は、カラー表示部171と、モノクロ表示部172とを備えて構成されている。表示部17は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Monitor)で構成され、カラー表示部171に傾斜グラフィックを表示し、モノクロ表示部172に道路勾配を示す数値を表示する。また、モノクロ表示部172では、セグメント液晶を備えている。
これにより、道路勾配メータ1は、カラー表示部171を用いた表示を行う高機能モードと、モノクロ表示部172に表示を行う低消費モードとを備えている。そして、CPU10は、カラー表示部171を用いた表示を行う高機能モードと、カラー表示部171を用いることなくモノクロ表示部172にセグメント表示を行う低消費モードと、を切り替える。
温度計60、道路勾配メータ1が設けられている周辺温度を、道路勾配メータ1の温度として取得する。温度計60は、取得した道路勾配メータ1の温度をCPU10に送出する。
[道路勾配メータの制御方法]
次に、道路勾配メータ1の制御方法について、図2に示すフローチャートを用いて説明する。図2は、第1の実施形態に係る道路勾配メータ1が、自転車に装填され、道路勾配を算出するまでの処理を示したフローチャートである。
まず、ステップS001において、道路勾配メータ1のCPU10は、道路勾配の算出に用いるデータを、例えば、11回分取得する。本実施例において、道路勾配の算出に用いるデータは、道路勾配メータ1の位置を示す位置情報と気圧情報である。例えば、CPU10は、1秒ごとに気圧センサ12から気圧情報を取得するとともに、GPSユニット15から現在の位置情報を取得する。なお、道路勾配の算出に用いるデータとして、更に速度情報等の別のデータを取得する構成としてもよい。
なお、第1の実施形態では、道路勾配を算出しない未計測期間が設けられる。未計測期間は、ステップS001で道路勾配の算出に用いる位置情報と気圧情報のデータを所定のn回(本実施例では、11回)分取得する期間に対応する。未計測期間では、道路勾配の初期値には、「0」を収納しておく。なお、最初の未計測期間には、道路勾配値を表示しなくてもよい。そして、CPU10は、取得した移動状況に基づいて、道路勾配の算出方法を変更する。
図3は、第1の実施形態における各種閾値を示した閾値テーブルである。図3に示す閾値テーブルには、行の項目に、更新期間として、位置情報と気圧情報のデータ取得(1秒ごと)、位置情報と気圧情報のデータ取得(5秒ごと)、位置情報と気圧情報のデータ取得(120秒ごと)が設けられ、一方、列の項目に、更新の欄と、位置情報と気圧情報のデータの個数nの欄と、閾値Lsの欄が設けられている。
図3に示す閾値テーブルでは、GPSユニット15が1秒ごとに位置情報を取得する場合、新たに取得するデータの個数は、10[個]であり、閾値Lsは、10[m]となっている。また、GPSユニット15が5秒ごとに位置情報を取得する場合、新たに取得するデータの個数は、10[個]であり、閾値Lsは、40[m]となっている。一方、GPSユニット15が120秒ごとに位置情報を取得する場合、CPU10が道路勾配を算出する機能を停止する旨が設定されている。この閾値テーブルは、例えば、RAM14に書き換え可能に格納されている。ここでは、GPSユニット15が、1秒ごとに位置情報を取得する場合について、説明する。
図3に示す閾値テーブルについて詳述すると、位置情報は、例えば、1秒ごと、5秒ごと、120秒ごと等、決められたタイミング(更新期間)ごとに取得される。暫時距離ΔLは、位置情報から取得されるパラメータであり、同様に1秒ごと、5秒ごと、120秒ごとに算出される。これらのタイミング(更新期間)は、例えば、電池残量やユーザの操作で決めことができる。例えば、CPU10は、電池残量を監視し、電池残量に応じてGPSユニット15が位置情報を取得するタイミング(更新期間)を変更してもよく、この場合、電池残量が一定量以下になったとき、1秒ごと又は5秒ごとに取得していた位置情報を、120秒ごとに取得するように、変更することができる。
また、データの個数10個(n個)は、道路勾配を求める際に使用される暫時距離ΔLの数を表している。つまり、道路勾配を求める際に暫時距離ΔLを、後述のように積算するが、その一つの道路勾配を求める際に積算する暫時距離ΔLの数が10個(n個)である。なお、10個というのは変更可能であり、20個、30個と増やすことにより、より多くのデータを平均化できるので、気圧の誤差による影響が少なくなる。ただし、増やしすぎるとユーザが移動したルート上の傾斜の変化を反映させづらくなる。逆に10個より少なく5個、2個と減らすこともできる。この場合、ユーザが移動したルート上の傾斜の変化を反映させやすくなるが、気圧センサの誤差が大きく含まれてしまう危険性がある。
次に距離の閾値Lsは、10m、40mとあるが、これは、暫時距離ΔLの取得間隔が1秒ごとか5秒ごとかによって定められる。距離の閾値Lsは、暫時距離ΔLをn個を積算したときに比較対象となる数値のことであり、過去10回の暫時距離ΔLの積算値(後述する積算距離ΣL)が距離の閾値Lsを超えていれば、ユーザが移動したとみなせるので、過去10回の暫時距離ΔLと過去10回の気圧情報とに基づいて道路勾配を算出する。一方、過去10回の暫時距離ΔLの積算値が距離の閾値Lsを超えていなければ、ユーザは大きく移動していないと見なせるので、前回の勾配を今回の勾配とする処理を行うことで、気圧の誤差による影響を抑止することができる。
なお、本実施の形態では、暫時距離ΔLの取得間隔が1秒ごとか5秒ごとかによって距離の閾値Lsが10m、40mとそれぞれ異なる値に定められているが、これは暫時距離ΔLの取得間隔が1秒ごとか5秒ごとかによってユーザの移動できる距離(積算距離)が大きく違うためである。暫時距離ΔLの取得が1秒ごとである場合は、暫時距離ΔLを10個取得するには合計で10秒要する。本実施の形態では、10秒で最低限移動したとみなせる値を、例えば、10mに設定している。また、暫時距離ΔLの取得が5秒ごとである場合は、暫時距離ΔLを10個取得するには、合計で50秒要する。単純計算をすれば、1秒ごと暫時距離ΔLを積算する10秒間よりも5倍はユーザが移動できることになり、最低限距離閾値は、1秒ごとに暫時距離ΔLを積算する時よりも5秒ごとに暫時距離ΔLを積算する時の方が大きく設定することができる。
また、10秒ごとに10mというのは、一例として、自転車に乗ったユーザ向けに考えられた数値であり、例えば、歩いているユーザが使う場合、閾値Lsがもう少し低く設定してもよい。また、120秒ごとの時は機能禁止となっているが、これは、120秒ごとに暫時距離ΔLを算出して、道路勾配を算出しても、ユーザが実際に移動した道路勾配をうまく取得できないと考えられ、機能停止の設定になっている。通常、120秒あれば、その間に、道路を登ったり下ったりを繰り返すユーザも多く、ユーザの移動したルートの道路勾配の変化は、ほとんど表すことができないことを考慮している。
CPU10は、取得した気圧情報ごとに、標高値Hを算出する(ステップS003)。CPU10は、気圧値(気圧情報)を1秒ごとに取得する。ここで、標高値Hは、式(1)を用いて算出する。
なお、標準大気圧Brは、海面気圧を示しており、現在気圧Brは、CPU10が気圧センサ12から取得した現在の気圧値(気圧情報)を示しており、基準気温Trは、基準となる温度であり、例えば、温度計60で取得した道路勾配メータ1の温度である。
次に、CPU10は、算出した標高値Hから、暫時高低差ΔHを算出する(ステップS005)。暫時高低差ΔHは、気圧情報のデータを取得する毎の標高値の高低差である。CPU10は、1秒ごとに気圧情報のデータ取得しているため、式(2)を用いて、1秒間の暫時高低差ΔHを算出する。すなわち、現在の標高値Hから1つ前の標高値Hp-1を引くことで、暫時高低差ΔHが算出される。
なお、pは、最新の状況を示す位置情報と気圧情報のデータのインデックス番号である。具体的には、道路勾配を算出する際に使用される、位置情報と気圧情報のデータの取得された時系列順に割り振られた番号である。なお、pは、新たな位置情報と気圧情報のデータを取得する毎に1つずつ加算される。
次に、CPU10は、積算高低差ΣHを算出する(ステップS007)。CPU10は、n個分の暫時高低差ΔHを合計した積算での高低差を算出する。本実施形態の場合、1秒ごとに気圧情報のデータ取得した、10個のデータ(暫時高低差ΔH)を積算した高低差を算出する。なお、下りの勾配において、積算高低差ΣHは、負の値になる。CPU10は、1秒ごとに気圧情報のデータ取得しているため、式(3)を用いて、n個の暫時高低差ΔHの総和を計算する。
Figure 0007435124000003
なお、nは、道路勾配を算出する際に用いられる位置情報と気圧情報のデータの個数を示しており(図3参照)、この場合、10個の暫時高低差ΔHを積算する。
次に、CPU10は、位置情報の変化から、暫時距離ΔLを算出する(ステップS009)。なお、CPU10は、1秒ごとに標高値を算出するようになっているため、暫時距離ΔLについても1秒ごとに取得することが好ましい。なお、暫時距離ΔLは、式(4)を用いて算出することができる。
次に、CPU10は、積算距離ΣLを算出する(ステップS011)。CPU10は、n個分の暫時距離ΔLを合計した積算での移動距離を算出する。本実施形態の場合1秒ごとに位置情報のデータ取得した、10個のデータ(暫時距離ΔL)を積算した距離を算出する。CPU10は、式(5)を用いて、n個の暫時距離ΔLの総和を計算する。
Figure 0007435124000005
CPU10は、積算距離ΣL(暫時距離ΔLの合計値)が、所定距離(閾値Ls)以上か否かを判定しており(ステップS013)、閾値Ls以上の場合(ステップS013のYes)、積算高低差ΣHを積算距離ΣLで除算して道路勾配を算出し(ステップS015)、ステップS019に移動する。
一方、積算距離ΣL(暫時距離ΔLの合計値)が、閾値Ls未満の場合には(ステップS013のNo)、道路勾配を算出しないで、前回の道路勾配を今回の道路勾配として(ステップS017)、ステップS019に移動する。
そして、CPU10は、表示部17に、直近に算出した道路勾配を示す傾斜グラフィック18を表示させる(ステップS019)。なお、CPU10は、道路勾配を算出しないで前回の道路勾配を今回の道路勾配とした場合でも、前回の道路勾配を示す傾斜グラフィックは、直近に算出した道路勾配を示す傾斜グラフィックに該当するため、前回の道路勾配を示す傾斜グラフィックを表示部17に表示させる。この場合、CPU10は、表示部17に、算出した複数の道路勾配のうち直近に算出した道路勾配のみを示す傾斜グラフィックを表示させる。
図4は、第1の実施形態に係る道路勾配メータ1の表示部17に、傾斜グラフィック18を表示させたときの具体例を示した説明図である。図4に示すように、CPU10は、表示部17に、傾斜グラフィック18が表示させている。
CPU10は、表示部17に、傾斜グラフィック18の少なくとも一部の領域20に重なるように、道路勾配を示す数値19を表示させている。また、CPU10は、表示部17において、傾斜グラフィック18の周縁部に道路勾配の度合いを示す目盛り21を表示させている。
領域20は、傾斜グラフィック18の少なくとも一部の領域であり、道路勾配を示す数値19を表示させる領域である。領域20では、カラー表示部171とモノクロ表示部172とが重なっており、道路勾配を示す数値19をカラー表示部171によってカラー液晶を表示させたり、数値19をモノクロ表示部172によってモノクロ液晶(セグメント表示)を表示させたり、さらには、数値19をカラー表示部171とモノクロ表示部172を組み合わせて、カラー液晶とモノクロ液晶による表示を行うことができる。なお、図4から図6に示す具体例では、カラー表示部171のカラー液晶により表示された具体例を示す。
傾斜グラフィック18は、表示部17において、道路勾配に応じて傾いて表示されている。傾斜グラフィック18は、一例として、弓形状で形成され、道路勾配の度合いを示す直線30を含んで形成されている。また、傾斜グラフィック18は、道路勾配の度合いよりも大きく傾いて表示され、例えば、道路勾配の度合いよりも約2倍の倍率で大きく誇張して表示されている。ここで、傾斜グラフィック18の時計方向の回転角Φは、式(6)を用いて計算する。
なお、直線30は、半円における直径部分を示している。傾斜グラフィック18には、直線30が示す道路勾配Gと、直線30に平行な直線(補助直線30a,30b)が表示されており、直線30と補助直線30a,30bとにより、傾斜グラフィック18における道路勾配の度合いを示すことができる。この場合、道路勾配メータ1は、少なくとも直線30を備えることにより、道路勾配の度合いをユーザに認識することができるが、補助直線30a,30bをさらに備えることにより、道路勾配の度合いを強調表示することができる。
これにより、ユーザは、道路勾配メータ1の表示部17を、一目見ただけで道路勾配の度合いを認識することができるので、ルートを移動中のユーザにとって、直感的に道路勾配を認識することができることである。
例えば、この例では、道路勾配Gが+5[%]の場合は、回転角Φは、-5.7[°]となり、また、道路勾配Gが+10[%]の場合は、回転角Φは、-11.3[°]となり、さらに、道路勾配Gが+20[%]の場合は、回転角Φは、-21.8[°]となる。なお、下り傾斜の場合は、符号が逆転する。
図2に戻り、CPU10は、道路勾配を示す数値19が、閾値Ta以上であるか否かを判断しており(ステップS021)、道路勾配を示す数値19が閾値Ta以上である場合(ステップS021のYes)、傾斜グラフィック18の色に変更して、表示部17に表示する(ステップS023)。
例えば、CPU10は、閾値Taを10[%]に設定し、通常、傾斜グラフィック18の色を白色で表示するものとする。道路勾配を示す数値19が閾値Taの10[%]以上の場合、CPU10は、傾斜グラフィック18の色を青色で表示する。一方、道路勾配を示す数値19が10[%]未満の場合、CPU10は、傾斜グラフィック18の色を変更しない。または、CPU10は、傾斜グラフィック18を白色で表示する。なお、閾値Taは、1つに限定されるものではない。例えば、閾値Taが2つ以上の場合については、変形例で説明する。
図5は、第1の実施形態に係る道路勾配メータ1の表示部17に、道路勾配が変化したときの傾斜グラフィック22を表示させたときの具体例を示した説明図である。図5に示すように、傾斜グラフィック22は、道路勾配を示す数値19が20[%]の場合を示しており、傾斜グラフィック22の色は、青色で表示される。
傾斜グラフィック22は、傾斜グラフィック18と同様に、道路勾配の度合いよりも大きく傾いて表示され、例えば、道路勾配の度合いよりも約2倍の倍率で大きく誇張して表示されている。
これにより、ユーザは、道路勾配メータ1の表示部17を、一目見ただけで道路勾配の変化を目視することができるので、ルートを移動中のユーザにとって、直感的に道路勾配を認識することができることである。
図2に戻り、CPU10は、次の位置情報と気圧情報のデータ、例えば、1秒後の位置情報と気圧情報のデータを取得して(ステップS025)、ステップS003からステップS023まで繰り返す。この場合、位置情報と気圧情報のデータの個数は10個であるため、CPU10は、取得した位置情報と気圧情報のデータにおいて一番古い位置情報と気圧情報のデータと、取得した最新の位置情報と気圧情報のデータとを入れ替えて、道路勾配を算出する(ステップS015)。これにより、道路勾配メータ1のCPU10は、所定の時間ごと(例えば、1秒ごと)に位置情報と気圧情報のデータを取得するようになっているので、所定の期間ごと(例えば、1秒ごと)に、傾斜グラフィック18が示す道路勾配の度合いや色を切り替えることができる。
また、CPU10は、ステップS013において、積算距離ΣL(暫時距離ΔLの合計値)が閾値Ls以上か否かで道路勾配の算出を判定しているため、CPU10は、道路勾配メータ1の移動距離(即ち、積算距離)に基づいて道路勾配を算出することができ、換言すれば、本実施の形態は、自機の移動距離に基づいて、位置情報と気圧情報のデータを取得する所定の期間を定めることができる。
図6は、第1の実施形態に係る道路勾配メータ1の表示部17に、道路勾配が低下したときの傾斜グラフィック23を表示させたときの具体例を示した説明図である。図6に示すように、傾斜グラフィック23は、道路勾配を示す数値19が、5[%]の場合を示しており、傾斜グラフィック22の色は、白色で表示されている。
図4から図6に示した具体例では、CPU10は、表示部17に、傾斜グラフィック18,22,23の少なくとも一部の領域20に重なるように道路勾配を示す数値19を表示させている。表示部17は、カラー表示部171と、モノクロ表示部172とを含んで構成されているため、傾斜グラフィック18,22,23は、カラー表示部171に表示され、道路勾配を示す数値19は、カラー表示部171、又はモノクロ表示部172に表示させることができる。なお、道路勾配を示す数値19は、一例として、図4から図6に示した道路勾配メータ1では、カラー表示部171に表示させた場合を示している。
更に、図4から図6に示した具体例では、表示部17は、カラー表示部171と、モノクロ表示部172との少なくとも一部が重畳(領域20)して形成されている。CPU10は、カラー表示部171を用いた表示を行う高機能モードと、カラー表示部171を用いることなくモノクロ表示部172に表示を行う低消費モードと、を切り替えることができ、高機能モードにおける道路勾配を示す数値19の表示位置が、低消費モードにおける道路勾配を示す数値19の表示位置と、少なくとも一部が重なるように(領域20)、表示部17に表示させている。
この場合、表示部17において、カラー表示からモノクロ表示に表示画面が変更されても、カラー表示部171とモノクロ表示部172とが重なっているため、道路勾配を示す数値19の表示位置を一定に保つことができる。これにより、カラー表示からモノクロ表示に表示画面が変更されても、ユーザは、瞬時に道路勾配を示す数値19を認識することができる。
例えば、電池残量に応じて、自動的に高機能モードから低消費モードに切り替わる仕様を道路勾配メータ1が採用した場合、道路勾配を算出中に電池残量が少なくなると、CPU10は、ユーザの意思とは無関係に、カラー表示からモノクロ表示に表示画面を変更する。この場合、カラー表示部171とモノクロ表示部172とが重なっていることにより、道路勾配を示す数値19は同じ位置に表示されるので、高機能モードから低消費モードに変更されても、ユーザは、道路勾配を示す数値19を容易に認識することができる。
また、傾斜グラフィック18,22,23は、カラー表示部171の一部の領域に表示され、モノクロ表示部172は、セグメント液晶を備え、セグメント液晶には、カラー表示部171の一部の領域と重なる位置に(領域20)、道路勾配の度合いを示す単位を表示可能なセグメントが配置されている。
図10は、第1の実施形態に係る道路勾配メータ1の表示部17の領域20において、道路勾配を示す数値19をモノクロ表示部172によりセグメント表示させたときの具体例を示した説明図である。図10に示すように、道路勾配を示す数字19は、モノクロ表示部172のセグメント液晶によりセグメント表示されている。なお、符号61は、勾配に応じて表示される符号であり、「+」が表示されている。符号61は、上り坂の場合には、「+」が表示され、下り坂の場合には、「-」が表示される。
これにより、ユーザは、道路勾配メータ1の表示部17において、カラー表示部171とモノクロ表示部172とに対して、閾値Taや傾斜グラフィック18,22,23に表示される色等についてユーザの所望する設定を行うことができるので、ユーザは、直感的に道路勾配を認識することができる。
以上説明したように、第1の実施形態の道路勾配メータ1は、CPU10と、表示部17とを備えて構成されている。CPU10は、表示部17に、直近に算出した道路勾配を示す傾斜グラフィック18,22,23を表示させる。すなわち、CPU10は、表示部17に、算出した複数の道路勾配のうち直近に算出した道路勾配のみを示す傾斜グラフィックを表示させる。
これにより、第1の実施形態の道路勾配メータ1は、ルートを移動中のユーザにとって、直感的に道路勾配を認識することができることができる。
例えば、近年、MTB(MounTain Bike)やヒルクライム等の自転車競技が流行しており、軽量化された自転車や耐衝撃性の高い自転車に、第1の実施形態の道路勾配メータ1が取り付けられる。MTBライダーやヒルクライマーは、道路勾配メータ1が取り付けられた自転車に乗り、所望の山岳地帯や荒野等を走行する。
MTBライダーやヒルクライマーが道路勾配を知りたいと望まれる場面は、例えば、あるルートを移動している最中が多い。特に、ルートを移動中に道路勾配の傾斜に角度がついてきたり、所望の道路勾配に到達したかを確認する際、MTBライダーやヒルクライマーは、現時点での道路勾配を知りたいと感じている。
このような場合に、ユーザであるMTBライダーやヒルクライマーは、第1の実施形態の道路勾配メータ1を使用することにより、直感的に道路勾配を認識することができる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態に係る道路勾配メータ1の表示部17Aは、道路勾配を示す数値19が表示されていない範囲において、道路勾配に基づく情報とは異なる情報を表示する。
第2の実施形態の道路勾配メータ1によれば、ユーザは、自己の体調管理を行うことができるので、MTBやヒルクライムを無理することなく満喫することができる。
図7は、第2の実施形態に係る道路勾配メータ1の表示部17Aに、道路勾配に基づく情報とは異なる情報として、心拍数50を表示させたときの具体例を示した説明図である。
図7に示すように、表示部17Aには、心拍数50と、ゲージ51と、道路勾配を示す数値19とが表示されている。具体的には、心拍数50には、138[BRM]と表示され、道路勾配を示す数値19には、10[%]と表示されている。
表示部17Aに心拍数50を表示させる場合は、心拍リングデザインを構成するゲージ51を表示部17Aに表示させ、心拍数を視覚的なボリュームにより表示する。これにより、傾斜グラフィック18,22,23の代わり心拍数50を表示する場合、道路勾配の度合いを示す目盛り21の代わりに、ゲージ51を表示する。
このように、心拍数50を表示させる場合は、傾斜グラフィック18,22,23を表示させないことにより、表示画面上に傾斜グラフィック18,22,23が重ならず、ゲージ51によって、心拍数を視覚的なボリュームにより表示することができる。なお、ゲージ51は一例であり、これに限定されるものではなく、心拍数50以外の情報を表示させる場合、その心拍数50以外の情報を、適宜、視覚的なボリュームにより表示することができる。
[心拍数を表示させるための制御方法]
次に、道路勾配メータ1の表示部17Aに、心拍数を表示させるための制御方法について、図8に示すフローチャートを用いて説明する。図8は、第2の実施形態に係る道路勾配メータ1が、心拍数を表示する処理を示したフローチャートである。なお、図8に示したフローチャートと図2に示したフローチャートにおいて、同一の処理については、同一の符号を付し、説明を適宜、省略する。
まず、ステップS001において、図2のフローチャートと同様に、道路勾配メータ1のCPU10は、道路勾配の算出に用いる位置情報と気圧情報のデータを、例えば、11回分取得する。CPU10は、図2に示したステップS003からステップS019までの処理を、道路勾配算出処理として実行し、道路勾配を算出する(ステップS101)。
CPU10は、道路勾配メータ1の表示部17の中段に心拍数50を表示する設定か否かを判定しており(ステップS103)、表示部17の中段に心拍数50を表示させない旨の設定がされている場合(ステップS103のNo)、図4乃至6のいずれかに示したように、道路勾配を示す数値19と、その単位[%]とが表示され、道路勾配を示す数値19に対応する傾斜グラフィック18,22,23がカラー表示部171に表示される。
一方、表示部17の中段に心拍数50を表示する旨の設定がされている場合(ステップS103のYes)、図7に示したように、CPU10は、表示部17Aに、心拍数50を表示させるとともに、道路勾配を示す数値19とその単位[%]とを表示させる(ステップS107)。そして、CPU10は、次の位置情報と気圧情報のデータを取得して(ステップS025)、ステップS101からステップS025の処理を繰り返し、リアルタイムでユーザの現在の体調の状態を把握することができる。
このように、CPU10は、心拍数50にユーザの心拍数を表示させることができるので、ユーザは、自己の体調管理を行うことができる。
以上説明したように、第2の実施形態の道路勾配メータ1のCPU10は、表示部17Aに、所望の期間で、例えば、心拍数50にユーザの心拍数を表示させることができるので、ユーザは、自己の体調管理を行うことができ、MTBやヒルクライムを無理することなく満喫することができる。
<第3の実施形態>
第3の実施形態に係る道路勾配メータ1は、報知部としてのバイブレータ13及びスピーカ16を更に有しており、CPU10は、道路勾配を示す数値19が所定の閾値以上の場合、バイブレータ13及びスピーカ16に報知させる。
第3の実施形態の道路勾配メータ1によれば、例えば、MTBライダーやヒルクライマーであるユーザは、道路勾配を示す数値19を目標値に掲げて走行することが多いので、目標値を閾値Taに設定することで、CPU10は、目標である道路勾配を示す数値19を達成した旨をユーザに報知することができる。
[道路勾配が閾値をまたいだ場合の制御方法]
次に、道路勾配メータ1の道路勾配を示す数値19が所定の閾値以上の場合に、その旨をユーザに通知する制御方法について、図9に示すフローチャートを用いて説明する。なお、第3の実施形態では、一例として、道路勾配を示す数値19が所定の閾値をまたいだ上昇か否かを判定する。
図9は、第3の実施形態に係る道路勾配メータ1が、バイブレータ13とスピーカ16とを用いて、道路勾配を示す数値19が所定の閾値以上である旨を報知する処理を示したフローチャートである。なお、図9に示したフローチャートと図8に示したフローチャートとにおいて、同一の処理については、同一の符号を付し、説明を適宜、省略する。
まず、図8のフローチャートと同様に、道路勾配メータ1のCPU10は、道路勾配の算出に用いる位置情報と気圧情報のデータを、例えば、11回分取得して(ステップS001)、道路勾配算出処理を実行し、道路勾配を算出する(ステップS101)。
CPU10は、道路勾配メータ1の道路勾配を示す数値19が所定の閾値をまたいだ上昇であるか否かを判定しており(ステップS201)、道路勾配を示す数値19が所定の閾値をまたいだ上昇の場合(ステップS201のYes)、バイブレータ13とスピーカ16とを用いて、そのまたいだ瞬間のみユーザに報知する(ステップS203)。そして、CPU10は、ステップS205に進む。
一方、道路勾配を示す数値19が所定の閾値をまたいだ上昇でない場合(ステップS201のNo)、CPU10は、何も処理しないで、ステップS205に進む。
CPU10は、道路勾配を示す数値19が所定の閾値以上か否かを判定しており(ステップS205)、道路勾配を示す数値19が所定の閾値以上の場合(ステップS205のYes)、道路勾配を示す数値19と、閾値以上のために色変えした傾斜グラフィックとを、表示部17に表示させ(ステップS207)、ステップS025に進む。
一方、道路勾配を示す数値19が所定の閾値未満の場合(ステップS205のNo)、道路勾配を示す数値19と前回の傾斜グラフィックとを、表示部17に表示させ(ステップS209)、ステップS025に進む。
そして、CPU10は、次の位置情報と気圧情報のデータを取得して(ステップS025)、ステップS101からステップS025の処理を繰り返し、道路勾配を示す数値19が所定の閾値をまたいだ時、その瞬間のみユーザに報知する。
このように、CPU10は、道路勾配を示す数値19が所定の閾値をまたいだ時、その瞬間をユーザに報知することができるので、ユーザは、目標である道路勾配を示す数値19を達成したことを知ると共に、達成感を得ることができる。
以上説明したように、第3の実施形態の道路勾配メータ1のCPU10は、バイブレータ13及びスピーカ16を更に有し、CPU10は、道路勾配を示す数値19が所定の閾値以上の場合、バイブレータ13及びスピーカ16に報知させる。
第3の実施形態の道路勾配メータ1によれば、ユーザは、道路勾配を示す数値19が所定の閾値をまたいだ瞬間を知ることが出来るので、目標である道路勾配を示す数値19を達成したことを知ると共に、達成感を得ることができる。
(変形例)
以上説明した本発明の各実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更が可能である。例えば、次の(a)~(d)のようなものがある。
(a) 第1から第3の実施形態に示すCPU10は、例えば、直近に算出した道路勾配を示す傾斜グラフィック18,22,23を表示部17,17A表示させるようになっていたが、道路勾配を示す度合いを絵文字や顔文字で表現し、これを傾斜グラフィック18,22,23に付加してもよい。
(b) 第1から第3の実施形態に開示された道路勾配メータ1は、ユーザの身体に装着されるリスト機器に備えられてもよい。
(c) 第1の実施形態における閾値Taは、例えば、2つ設定されていてもよい。例えば、閾値Taを8[%]と16[%]に設定した場合、道路勾配を示す数値19が8[%]未満の場合、傾斜グラフィック18の色を青色で表示し、道路勾配を示す数値19が8[%]以上であって16[%]未満の場合、傾斜グラフィック18の色を黄色で表示し、道路勾配を示す数値19が16[%]以上の場合、傾斜グラフィック18の色を赤色で表示してもよい。
また、例えば、閾値Taを3つ以上設け、CPU10は傾斜グラフィック18の色を青色系から赤色系に段階的に変化させてもよい。傾斜グラフィック18の色が青色系から赤色系に段階的に変化することにより、気分的にユーザの心拍数を高め、傾斜に角度のついた道路勾配への挑戦意欲を高めることが期待できる。なお、傾斜グラフィック18の色は、特に、限定されるものではない。
また、傾斜グラフィック18は、道路勾配を示す数値19に応じた色で表示されてもよい。例えば、色が有する心理学的な状態を考慮して、道路勾配の度合いが平坦を示す数値の場合、傾斜グラフィック18は、カラー表示部171により、調和や冷静を感じさせる青色系の色で表示され、一方、道路勾配の度合いが急峻を示す数値の場合は、刺激や危険を感じさせる赤色系の色で表示される。また、傾斜グラフィック18は、道路勾配の度合いに応じて、青色から赤色までをグラデーション表示してもよい。
(d) 第1の実施形態から第3の実施形態に開示された道路勾配メータでは、CPU10は、取得した気圧情報ごとに、標高値Hを算出するようになっていたが、例えば、標高値を直接取得することができる場合は、直接、標高値を取得してもよい。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
所定の期間ごとに、道路勾配を算出する制御部と、
表示部と、を備え、
前記制御部は、
前記表示部に、算出した複数の前記道路勾配のうち直近に算出した前記道路勾配のみを示す傾斜グラフィックを表示させる、
ことを特徴とする電子機器。
<請求項2>
前記制御部は、
前記所定の期間ごとに、前記傾斜グラフィックを切り替える、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
<請求項3>
前記所定の期間は、自機の移動距離に基づいて定められる、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
<請求項4>
前記制御部は、
前記表示部に、前記傾斜グラフィックの少なくとも一部の領域に重なるように前記道路勾配を示す数値を表示させる、
ことを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項に記載の電子機器。
<請求項5>
前記傾斜グラフィックは、前記道路勾配に応じて傾いて表示される、
ことを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項に記載の電子機器。
<請求項6>
前記制御部は、
前記表示部において、前記傾斜グラフィックの周縁部に前記道路勾配の度合いを示す目盛りを表示させる、
ことを特徴とする請求項1から5のうちいずれか1項に記載の電子機器。
<請求項7>
前記傾斜グラフィックは、弓形状である、
ことを特徴とする請求項1から6のうちいずれか1項に記載の電子機器。
<請求項8>
前記傾斜グラフィックは、前記道路勾配の度合いを示す直線を含んで形成される、
ことを特徴とする請求項1から7のうちいずれか1項に記載の電子機器。
<請求項9>
前記傾斜グラフィックは、前記道路勾配の度合いよりも大きく傾いて表示される、
ことを特徴とする請求項1から8のうちいずれか1項に記載の電子機器。
<請求項10>
前記傾斜グラフィックは、前記道路勾配を示す数値に応じた色で表示される、
ことを特徴とする請求項1から9のうちいずれか1項に記載の電子機器。
<請求項11>
前記傾斜グラフィックは、前記道路勾配を示す数値が、所定の閾値以上か否かに応じて異なる色で表示される、
ことを特徴とする請求項1から10のうちいずれか1項に記載の電子機器。
<請求項12>
報知部を更に有し、
前記制御部は、
前記道路勾配を示す数値が所定の閾値以上の場合に、前記報知部に報知させる、
ことを特徴とする請求項1から11のうちいずれか1項に記載の電子機器。
<請求項13>
前記制御部は、
前記表示部に、前記傾斜グラフィックの少なくとも一部の領域に重なるように前記道路勾配を示す数値を表示させ、
前記表示部は、カラー表示部と、モノクロ表示部とを含んで構成され、
前記傾斜グラフィックは、前記カラー表示部に表示され、
前記道路勾配を示す数値は、
前記カラー表示部、又は前記モノクロ表示部に表示させる、
ことを特徴とする請求項1から12のうちいずれか1項に記載の電子機器。
<請求項14>
前記表示部は、前記カラー表示部と、前記モノクロ表示部との少なくとも一部が重畳して形成され、
前記制御部は、
前記カラー表示部を用いた表示を行う高機能モードと、前記カラー表示部を用いることなく前記モノクロ表示部に表示を行う低消費モードと、を切り替え、
前記高機能モードにおける前記道路勾配を示す数値の表示位置が、前記低消費モードにおける前記道路勾配を示す数値の表示位置と、少なくとも一部が重なるように前記表示部に表示させる、
ことを特徴とする請求項13に記載の電子機器。
<請求項15>
前記傾斜グラフィックは、前記カラー表示部の一部の領域に表示され、
前記モノクロ表示部は、セグメント液晶を備え、
前記セグメント液晶には、前記カラー表示部の一部の領域と重なる位置に、前記道路勾配の度合いを示す単位を表示可能なセグメントが配置されている、
ことを特徴とする請求項13に記載の電子機器。
<請求項16>
前記表示部は、
前記道路勾配を示す数値が表示されていない範囲において、前記道路勾配に基づく情報とは異なる情報を表示する、
ことを特徴とする請求項1から15のうちいずれか1項に記載の電子機器。
<請求項17>
請求項1から16のうちいずれか1項に記載の電子機器を備えるリスト機器。
<請求項18>
所定の期間ごとに、道路勾配を算出するステップと、
表示部に、算出した複数の前記道路勾配のうち直近に算出した前記道路勾配のみを示す傾斜グラフィックを表示させるステップと、
を含むことを特徴とする電子機器の制御方法。
<請求項19>
コンピュータに、
所定の期間ごとに、道路勾配を算出させる工程、
表示部に、算出した複数の前記道路勾配のうち直近に算出した前記道路勾配のみを示す傾斜グラフィックを表示させる工程、
を実行させるためのプログラム。
1 道路勾配メータ
10 CPU(制御部)
11 ROM
12 気圧センサ
13 バイブレータ
14 RAM
15 GPSユニット
16 スピーカ
17、17A 表示部
171 カラー表示部
172 モノクロ表示部
18,22,23 傾斜グラフィック
19 数値
20 領域
30 直線
50 心拍数
51 ゲージ
60 温度計
61 符号

Claims (21)

  1. 所定の期間ごとに、道路勾配を算出する制御部と、
    表示部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記表示部に、算出した複数の前記道路勾配のうち直近に算出した前記道路勾配のみを示す傾斜グラフィックと、前記傾斜グラフィックの少なくとも一部の領域に重なるように前記道路勾配を示す数値と、を表示させる、
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記制御部は、
    前記所定の期間ごとに、前記傾斜グラフィックを切り替える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記所定の期間は、自機の移動距離に基づいて定められる、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記傾斜グラフィックは、前記道路勾配に応じて傾いて表示される、
    ことを特徴とする請求項1からのうちいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記制御部は、
    前記表示部において、前記傾斜グラフィックの周縁部に前記道路勾配の度合いを示す目盛りを表示させる、
    ことを特徴とする請求項1からのうちいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記傾斜グラフィックは、弓形状である、
    ことを特徴とする請求項1からのうちいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記傾斜グラフィックは、前記道路勾配の度合いを示す直線を含んで形成される、
    ことを特徴とする請求項1からのうちいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 前記傾斜グラフィックは、前記道路勾配の度合いよりも大きく傾いて表示される、
    ことを特徴とする請求項1からのうちいずれか1項に記載の電子機器。
  9. 前記傾斜グラフィックは、前記道路勾配を示す数値に応じた色で表示される、
    ことを特徴とする請求項1からのうちいずれか1項に記載の電子機器。
  10. 前記傾斜グラフィックは、前記道路勾配を示す数値が、所定の閾値以上か否かに応じて異なる色で表示される、
    ことを特徴とする請求項1からのうちいずれか1項に記載の電子機器。
  11. 報知部を更に有し、
    前記制御部は、
    前記道路勾配を示す数値が所定の閾値以上の場合に、前記報知部に報知させる、
    ことを特徴とする請求項1から10のうちいずれか1項に記載の電子機器。
  12. 前記制御部は、
    前記表示部は、カラー表示部と、モノクロ表示部とを含んで構成され、
    前記傾斜グラフィックは、前記カラー表示部に表示され、
    前記道路勾配を示す数値は、
    前記カラー表示部、又は前記モノクロ表示部に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1から11のうちいずれか1項に記載の電子機器。
  13. 前記表示部は、前記カラー表示部と、前記モノクロ表示部との少なくとも一部が重畳して形成され、
    前記制御部は、
    前記カラー表示部を用いた表示を行う高機能モードと、前記カラー表示部を用いることなく前記モノクロ表示部に表示を行う低消費モードと、を切り替え、
    前記高機能モードにおける前記道路勾配を示す数値の表示位置が、前記低消費モードにおける前記道路勾配を示す数値の表示位置と、少なくとも一部が重なるように前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする請求項12に記載の電子機器。
  14. 前記傾斜グラフィックは、前記カラー表示部の一部の領域に表示され、
    前記モノクロ表示部は、セグメント液晶を備え、
    前記セグメント液晶には、前記カラー表示部の一部の領域と重なる位置に、前記道路勾配の度合いを示す単位を表示可能なセグメントが配置されている、
    ことを特徴とする請求項12に記載の電子機器。
  15. 前記表示部は、
    前記道路勾配を示す数値が表示されていない範囲において、前記道路勾配に基づく情報とは異なる情報を表示する、
    ことを特徴とする請求項1から14のうちいずれか1項に記載の電子機器。
  16. 所定の期間ごとに、道路勾配を算出する制御部と、
    表示部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記表示部に、算出した複数の前記道路勾配のうち直近に算出した前記道路勾配のみを示す傾斜グラフィックを、前記道路勾配の度合いよりも大きく傾けて表示させる、
    ことを特徴とする電子機器。
  17. 請求項1から16のうちいずれか1項に記載の電子機器を備えるリスト機器。
  18. 所定の期間ごとに、道路勾配を算出するステップと、
    表示部に、算出した複数の前記道路勾配のうち直近に算出した前記道路勾配のみを示す傾斜グラフィックと、前記傾斜グラフィックの少なくとも一部の領域に重なるように前記道路勾配を示す数値と、を表示させるステップと、
    を含むことを特徴とする電子機器の制御方法。
  19. 所定の期間ごとに、道路勾配を算出するステップと、
    表示部に、算出した複数の前記道路勾配のうち直近に算出した前記道路勾配のみを示す傾斜グラフィックを、前記道路勾配の度合いよりも大きく傾けて表示させるステップと、
    を含むことを特徴とする電子機器の制御方法。
  20. コンピュータに、
    所定の期間ごとに、道路勾配を算出させる工程、
    表示部に、算出した複数の前記道路勾配のうち直近に算出した前記道路勾配のみを示す傾斜グラフィックと、前記傾斜グラフィックの少なくとも一部の領域に重なるように前記道路勾配を示す数値と、を表示させる工程、
    を実行させるためのプログラム。
  21. コンピュータに、
    所定の期間ごとに、道路勾配を算出させる工程、
    表示部に、算出した複数の前記道路勾配のうち直近に算出した前記道路勾配のみを示す傾斜グラフィックを、前記道路勾配の度合いよりも大きく傾けて表示させる工程、
    を実行させるためのプログラム。
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