JP7434548B2 - エレベーター用ガイドレールの固定装置及びエレベーター装置 - Google Patents

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Description

本発明はエレベーター用ガイドレールの固定装置及びエレベーター装置に係り、特に、エレベーターの乗りかご及びつり合い重り等の昇降を案内するガイドレールを、昇降路内の所定位置にブラケットを介して固定するものに好適なエレベーター用ガイドレールの固定装置及びエレベーター装置に関する。
エレベーターの乗りかご及びつり合い重り等の昇降を案内するガイドレールを、昇降路内の所定位置に、ブラケットを介してガイドレール固定装置で固定するに当たり、ガイドレールの据付作業を簡略化して作業時間を短縮しつつ、作業者の熟練度に左右されることなく仕上がりを均一化でき、しかも、地震等の負荷に強いエレベーター用ガイドレールの固定装置が特許文献1に記載されている。
この特許文献1には、第1長孔が形成された壁用ブラケットを昇降路の壁面に固定すると共に、第2長孔が形成されたレール用ブラケットをガイドレールに固定し、前記壁用ブラケットに対する前記レール用ブラケットの相対位置を調整し、前記第1長孔と第2長孔とが交差する部位に挿通したボルトをナットで締め付けて前記壁用ブラケット及び前記レール用ブラケットの相対位置を仮固定し、前記ガイドレールの幅方向において前記ボルトよりも外側の部位に一対のドリルねじを締結して前記壁用ブラケットに前記レール用ブラケットを最終固定することが記載されている。
特開2019-18928号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載された技術では、施工性向上を目的に2枚の壁用ブラケットとレール用ブラケットに、穴あけと耐せん断用ボルトを兼用したドリルねじを用いているが、このドリルねじは、鋼板から成る1枚又は2枚の上記ブラケットに、容易に穴あけを行う機能を備えていることから、ドリルねじの先端が尖っており、施工した後に他の作業を行う際や保守作業を行う際に、ドリルねじの先端が尖って出張っているため作業者が怪我をする恐れがある。
これを防止するためには、ドリルねじの先端を切断すればよいが、ドリルねじの先端を切断するにもサンダーなどの工具を用いて現地で加工等を行うので、溶接を用いない溶接レスには対応が不可であり、また、糸のこぎりを用いた切断が考えられるが、糸のこぎりを用いた切断では、作業に時間を要するという課題がある。
本発明は上述の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、ドリルねじを用いて壁用ブラケットとレール用ブラケットを固定するものであっても、作業者が怪我をする恐れがないことは勿論、施工時間が長くなることのないエレベーター用ガイドレールの固定装置及びエレベーター装置を提供することにある。
本発明のエレベーター用ガイドレールの固定装置は、上記目的を達成するために、エレベーターの昇降路内の壁面に固定された壁側レールブラケットに、レール側レールブラケットを介してガイドレールが固定され、前記壁側レールブラケットと前記レール側レールブラケットがドリルねじで締結されているエレベーター用ガイドレールの固定装置であって、
前記ドリルねじの先端部に、該ドリルねじの先端部を覆うようにナット付きカバーが設置されており、
前記ナット付きカバーは、ナット部分と、該ナット部分の前記ドリルねじの突出方向に取り付けられたカバー部分とが溶接で固定されて成り、前記ナット部分の内周側に切られたねじ部に前記ドリルねじが係合されると共に、前記ナット付きカバーの前記カバー部分は、中空円柱状に形成され
前記ナット付きカバーの前記カバー部分の前記ナット部分とは反対側の一部に、バインド線を取り付けるための穴が形成されていることを特徴とする。
また、本発明の及びエレベーター装置は、上記目的を達成するために、昇降路を昇降する乗りかご及び釣り合い重りと、主ロープが巻き掛けられる巻上機と、前記昇降路の上下方向に立設され、前記乗りかご及び釣り合い重りの昇降を案内するガイドレールと、前記昇降路内の壁面に固定された壁側レールブラケットに、レール側レールブラケットを介して前記ガイドレールを固定するエレベーター用ガイドレールの固定装置とを備えたエレベーター装置であって、前記エレベーター用ガイドレールの固定装置は、上記構成のエレベーター用ガイドレールの固定装置であることを特徴とする。
本発明によれば、ドリルねじを用いて壁用ブラケットとレール用ブラケットを固定するものであっても、作業者が怪我をする恐れがないことは勿論、施工時間が長くなることはない。
本発明のエレベーター用ガイドレールの固定装置の実施例1が採用されているエレベーター装置の概略構成を示す図である。 図1の建屋をかご出入口を含む位置で水平断面し、乗りかごを上方から見た図である。 本発明のエレベーター用ガイドレールの固定装置の実施例1を用いて釣り合い重り側ガイドレールに固定している状態を示す平面図である。 本発明のエレベーター用ガイドレールの固定装置の実施例1において釣り合い重り側ガイドレールを固定されているレール側レールブラケットと壁側レールブラケットがドリルねじで固定されている状態を示す部分斜視図である。 図4の状態を釣り合い重り側ガイドレール側から見た状態を示す部分斜視図である。 図4の状態をレールブラケットの左下方から見た状態を示す部分斜視図である。 図4の状態をレールブラケットの右下方から見た状態を示す部分斜視図である。 本発明のエレベーター用ガイドレールの固定装置の実施例1に採用されるドリルねじを示す斜視図である。 図8(a)を左下方から見た斜視図である。 図8(a)に示したドリルねじのナット付きカバーを示す斜視図である。 図9(a)を左下方から見た斜視図である。 本発明のエレベーター用ガイドレールの固定装置の実施例1に採用されるドリルねじのナット付きカバーを取り付ける前の状態を示す斜視図である。 図10(a)を左上方から見た斜視図である。 図8(a)に示すドリルねじの断面図である。 本発明のエレベーター用ガイドレールの固定装置の実施例2に採用されるドリルねじを示す斜視図である。 図12に示した実施例2に採用されるドリルねじのナット付きカバーを示す斜視図である。 図13(a)を左下方から見た斜視図である。 図12に示した実施例2に採用されるドリルねじの断面図である。
以下、図示した実施例に基づいて本発明のエレベーター用ガイドレールの固定装置を説明する。なお、各図において、同一構成部品には同符号を使用する。
図1に、本発明のエレベーター用ガイドレールの固定装置の実施例1が採用されているエレベーター装置100の概略構成を示す。
図1に示すように、エレベーター装置100は、建屋2の各階床を連通させる昇降路1と、建屋2の各階床に設けられた複数の乗り場2Aと、昇降路1内を移動して各乗り場2Aに停止する乗りかご4と備え、各乗り場2Aは、かご出入口4Aにより乗りかご4に通じている。
乗りかご4は、主ロープ(図示せず)の一端に接続されて昇降路1内に吊り下げられ、主ロープの他端には、乗りかご4の重量とバランスさせた釣り合い重り5が接続されている。また、昇降路1の上方には、主ロープを巻き上げる巻上機3と、巻上機3の運転を制御する制御盤(図示せず)とが設置されている。
巻上機3が主ロープを巻き上げ又は巻き戻すと、昇降路1に固定されたかご側ガイドレール6、7と釣り合い重り側ガイドレール8、9に沿って乗りかご4及び釣り合い重り5がつるべ式に移動する。
釣り合い重り側ガイドレール9は、第1のレールブラケット10を介して昇降路1の壁面1Aにボルト、ナットから成る締結手段16aで固定され、釣り合い重り側ガイドレール8及びかご側ガイドレール7は、第2のレールブラケット11を介して昇降路1の壁面1Aに締結手段16bで固定され(図2参照)、かご側ガイドレール6は、第3のレールブラケット12を介して昇降路1の壁面1Aに締結手段16cで固定されている(図2参照)。
かご側ガイドレール6、7と釣り合い重り側ガイドレール8、9が、昇降路1の壁面1Aに固定されている詳細を図2に示す。図2は、建屋2をかご出入口4Aを含む位置で水平断面し、乗りかご5を上方から見た図である。
図2に示すように、第1のレールブラケット10は、第1の壁側レールブラケット10Aと第1のレール側レールブラケット10Bから成り、釣り合い重り側ガイドレール9を第1のレール側レールブラケット10Bで保持し、この第1のレール側レールブラケット10Bを、第1の壁側レールブラケット10Aを介して締結手段16aにより昇降路1の壁面1Adに固定している。
また、第2のレールブラケット11は、第2の壁側レールブラケット11Aと第2のレール側レールブラケット11Bから成り、釣り合い重り側ガイドレール8とかご側ガイドレール7を第2のレール側レールブラケット11Bで保持し、この第2のレール側レールブラケット11Bを、第2の壁側レールブラケット11Aを介して締結手段16bにより昇降路1の壁面1Abに固定している。
更に、第3のレールブラケット12は、第3の壁側レールブラケット12Aと第3のレール側レールブラケット12Bから成り、かご側ガイドレール6を第3のレール側レールブラケット12Bで保持し、この第3のレール側レールブラケット12Bを、第3の壁側レールブラケット12Aを介して締結手段16cにより昇降路1の壁面1Acに固定している。
また、釣り合い重り側ガイドレール9は、第1のレール側レールブラケット10Bに、図3に示すように、レールクリップ用ボルト17a及び17bを挿入し、このレールクリップ用ボルト17a及び17bに通されたナット18a及び18bと、ナット18a及び18bとは反対方向から締め付けるレールクリップ19a及び19bで固定されている。
第1の壁側レールブラケット10Aには、アンカーボルト固定穴(図示せず)が形成されており、このアンカーボルト固定穴に選択的に通されたアンカーボルト10H1及び10H2で、第1の壁側レールブラケット10Aが昇降路1の壁面1Aに固定されている(図3参照)。
上記のように構成されたエレベーター装置100に採用される本実施例のエレベーター用ガイドレールの固定装置について、以下に説明する。
なお、本実施例では、ガイドレールの説明は、4つあるガイドレールのうち代表して釣り合い重り側ガイドレール9について説明し、釣り合い重り側ガイドレール8とかご側ガイドレール6、7についての説明は省略する。
通常、釣り合い重り側ガイドレール9は、上述した如く、第1のレールブラケット10を介して昇降路1の壁面1Aに締結手段16aで固定されているが、第1のレールブラケット10を構成する第1の壁側レールブラケット10Aと第1のレール側レールブラケット10Bは、後述するドリルねじ19A及び19Bと摩擦固定ボルト15A及び15Bで締結されている。
そして、本実施例のエレベーター用ガイドレールの固定装置は、図10(a)及び図10(b)に示すドリルねじ19A(ドリルねじ19Bはドリルねじ19Aと同様な構造なので、説明は省略する)の先端部に、このドリルねじ19Aの先端部を覆うようにナット付きカバー19A2(図9(a)及び図9(b)参照)が設置されていることを特徴とする。
即ち、本実施例のドリルねじ19Aは、図8(a)及び図8(b)に示すように、ドリルねじ部19A1と中空円柱状に形成されたナット付きカバー19A2から構成されている。
上記したナット付きカバー19A2は、図9(a)及び図9(b)に示すように、ナット部分19A22と、このナット部分19A22のドリルねじ19Aの突出方向(図8(a)の左斜め下方向)に取り付けられたカバー部分19A21とが溶接(図9(b)の符号18)で固定されて構成され、ナット部分19A22の内周側に切られたねじ部19A22aにドリルねじ部19A1が係合される(図11参照)。
次に、本実施例における第1の壁側レールブラケット10Aと第1のレール側レールブラケット10Bについて説明する。
図4、図5、図6及び図7に示すように、本実施例の第1の壁側レールブラケット10Aと第1のレール側レールブラケット10Bは断面L字状に形成され、その断面L字状の第1の壁側レールブラケット10Aの短辺部10A´が、そこに形成された穴10A5、10A6、10A7にボルトを通すことで昇降路1内の壁面1Aに固定されていると共に、断面L字状の第1のレール側レールブラケット10Bの短辺部10B´に釣り合い重り側ガイドレール9が固定され、第1の壁側レールブラケット10Aの長辺部10A"と第1のレール側レールブラケット10Bの長辺部10B"が、ナット付きカバー19A2が設置されているドリルねじ19A及び19Bと摩擦固定ボルト15A及び15Bで締結されている。
即ち、本実施例では、乗りかご4が通常走行する場合には、摩擦固定ボルト15A及び15Bの摩擦力で第1の壁側レールブラケット10Aと第1のレール側レールブラケット10Bが締結され、地震時等の異常時に、仮に摩擦固定ボルト15A及び15Bが滑った場合には、本実施例で用いられるナット付きカバー19A2が設置されているドリルねじ19A及び19Bで荷重を受けるようにしている。
また、本実施例の第1の壁側レールブラケット10Aの長辺部10A"と第1のレール側レールブラケット10Bの長辺部10B"には、所定の間隔をもって一対の貫通孔が形成され(図4、図5、図6及び図7には、ナット付きカバー19A2が設置されているドリルねじ19A及び19Bが挿入されているため表れない)、それぞれの貫通孔にナット付きカバー19A2が設置されているドリルねじ19A及び19Bをワッシャーを介して挿入することで、第1の壁側レールブラケット10Aと第1のレール側レールブラケット10Bが締結される。
更に、本実施例では、図4、図5、図6及び図7に示すように、第1の壁側レールブラケット10Aの長辺部10A"と第1のレール側レールブラケット10Bの長辺部10B"のそれぞれには、上述した貫通孔の間に複数の長円穴(第1の壁側レールブラケット10Aの長辺部10A"には4個の長円穴10A1、10A2、10A3、10A4、第1のレール側レールブラケット10Bの長辺部10B"には2個の長円穴10B1、10B2)が形成されており、本実施例では、第1の壁側レールブラケット10Aの長辺部10A"に形成された長円穴10A3及び10A4と第1のレール側レールブラケット10Bの長辺部10B"に形成された長円穴10B1及び10B2に、摩擦固定ボルト15A及び15Bをワッシャー17A及び17Bを介して挿入し、第1の壁側レールブラケット10Aと第1のレール側レールブラケット10Bを締結すると共に、摩擦固定ボルト15A及び15Bを長円穴10B1及び10B2内を移動させることで、第1の壁側レールブラケット10Aと第1のレール側レールブラケット10Bの締結位置を調整するようにしている。
このような本実施例によれば、ドリルねじ19A及び19Bの先端部に、このドリルねじ19A及び19Bの先端部を覆うようにナット付きカバー19A2が設置されているので、ドリルねじ19A及び19Bを用いて第1の壁用ブラケット10Aと第1のレール用ブラケット10Bを固定するものであっても、作業者が怪我をする恐れがないことは勿論、施工時間が長くなることはない。
特に、ナット部分19A22に溶接されたカバー部分19A21を、ドリルねじ19A及び19Bのねじ部19A22aに締め込んでいるので、カバー部分19A21が落下することなく取り付けられ作業者を保護することができる。
また、ドリルねじ19A及び19Bを上から下向きに施工した後でも、レールクリップ19a及び19bを取り付けたり、取り外したり、他のブラケットを施工する際でも、ドリルねじ19A及び19Bの先端が保護されているので、作業者が怪我をする恐れがなくなるし、ナットで固定することにより、ドリルねじ19A及び19Bの緩みの防止にもなる。
図12、図13(a)、図13(b)及び図14に、本発明のエレベーター用ガイドレールの固定装置の実施例2に採用されるドリルねじ19Aを示す。
該図に示す本実施例のドリルねじ19Aも実施例1と同様に、ドリルねじ19Aの先端部に、このドリルねじ19Aの先端部を覆うようにナット付きカバー19A2が設置されているが、本実施例のドリルねじ19Aは、ナット付きカバー19A2のカバー部分19A1のナット部分19A22とは反対側の一部に、バインド線17(図14参照)を取り付けるための穴19A3が形成されている。
このような本実施例の構成により、実施例1と同様な効果が得られることは勿論、上記した穴19A3にバインド線17を括り付け、このバインド線17と、ドリルねじ19Aと隣接するドリルねじ19Bに形成された穴に括り付けられたバインド線と連結することにより、ドリルねじ19A及び19Bの回り止めを防止することができる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。
例えば、上述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換える事が可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加える事も可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をする事が可能である。
1…昇降路、1A、1Ab、1Ac、1Ad…昇降路の壁面、2…建屋、2A…乗り場、3…巻上機、4…乗りかご、4A…かご出入口、5…釣り合い重り、6、7…かご側ガイドレール、8、9…釣り合い重り側ガイドレール、10…第1のレールブラケット、10A´…第1の壁側レールブラケットの短辺部、10A"…第1の壁側レールブラケットの長辺部、10A…第1の壁側レールブラケット、10A1、10A2、10A3、10A4…第1の壁側レールブラケットの長辺部に形成された長円穴、10A5、10A6、10A7…第1の壁側レールブラケットの短辺部に形成された穴、10B…第1のレール側レールブラケット、10B1、10B2…第1のレール側レールブラケットの長辺部に形成され長円穴、10B´…第1のレール側レールブラケットの短辺部、10B"…第1のレール側レールブラケットの長辺部、10H1、10H2…アンカーボルト、11…第2のレールブラケット、11A…第2の壁側レールブラケット、11B…第2のレール側レールブラケット、12…第3のレールブラケット、12A…第3の壁側レールブラケット、12B…第3のレール側レールブラケット、15A、15B…摩擦固定ボルト、16a、16b、16c…締結手段、17A、17B…ワッシャー、17…バインド線、18…溶接、18a、18b…レールクリップ用ボルトのナット、19A、19B…ドリルねじ、19A1…ドリルねじ部、19A2…ナット付きカバー、19A3…ドリルねじに形成された穴、19A21…カバー部分、19A22…ナット部分、19A22a…ねじ部、19a、19b…レールクリップ、100…エレベーター装置。

Claims (6)

  1. エレベーターの昇降路内の壁面に固定された壁側レールブラケットに、レール側レールブラケットを介してガイドレールが固定され、前記壁側レールブラケットと前記レール側レールブラケットがドリルねじで締結されているエレベーター用ガイドレールの固定装置であって、
    前記ドリルねじの先端部に、該ドリルねじの先端部を覆うようにナット付きカバーが設置されており、
    前記ナット付きカバーは、ナット部分と、該ナット部分の前記ドリルねじの突出方向に取り付けられたカバー部分とが溶接で固定されて成り、前記ナット部分の内周側に切られたねじ部に前記ドリルねじが係合されると共に、前記ナット付きカバーの前記カバー部分は、中空円柱状に形成され
    前記ナット付きカバーの前記カバー部分の前記ナット部分とは反対側の一部に、バインド線を取り付けるための穴が形成されていることを特徴とするエレベーター用ガイドレールの固定装置。
  2. 請求項に記載のエレベーター用ガイドレールの固定装置であって、
    前記穴に前記バインド線を括り付け、このバインド線と、前記ドリルねじと隣接する他のドリルねじに形成された穴に括り付けられたバインド線とを連結することを特徴とするエレベーター用ガイドレールの固定装置。
  3. 請求項1又は2に記載のエレベーター用ガイドレールの固定装置であって、
    前記壁側レールブラケット及び前記レール側レールブラケットは断面L字状に形成され、断面L字状の前記壁側レールブラケットの短辺部が前記昇降路内の壁面に固定されていると共に、断面L字状の前記レール側レールブラケットの短辺部に前記ガイドレールが固定され、前記壁側レールブラケットと前記レール側レールブラケットの長辺部が、前記ナット付きカバーが設置されている前記ドリルねじで締結されていることを特徴とするエレベーター用ガイドレールの固定装置。
  4. 請求項に記載のエレベーター用ガイドレールの固定装置であって、
    前記壁側レールブラケットと前記レール側レールブラケットのそれぞれの長辺部には、所定の間隔をもって一対の貫通孔が形成され、それぞれの貫通孔に前記ナット付きカバーが設置されている前記ドリルねじを通すことで、前記壁側レールブラケットと前記レール側レールブラケットが締結されることを特徴とするエレベーター用ガイドレールの固定装置。
  5. 請求項に記載のエレベーター用ガイドレールの固定装置であって、
    前記壁側レールブラケットと前記レール側レールブラケットのそれぞれの長辺部に形成された前記貫通孔の間に長円穴が形成されており、前記長円穴に摩擦固定ボルトを通して前記壁側レールブラケットと前記レール側レールブラケットを締結すると共に、前記摩擦固定ボルトを前記長円穴内を移動させることで、前記壁側レールブラケットと前記レール側レールブラケットの締結位置を調整することを特徴とするエレベーター用ガイドレールの固定装置。
  6. 昇降路を昇降する乗りかご及び釣り合い重りと、主ロープが巻き掛けられる巻上機と、前記昇降路の上下方向に立設され、前記乗りかご及び釣り合い重りの昇降を案内するガイドレールと、前記昇降路内の壁面に固定された壁側レールブラケットに、レール側レールブラケットを介して前記ガイドレールを固定するエレベーター用ガイドレールの固定装置とを備えたエレベーター装置であって、
    前記エレベーター用ガイドレールの固定装置は、請求項1乃至のいずれか1項に記載のエレベータ用ガイドレールの固定装置であることを特徴とするエレベーター装置。
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