JP7433511B2 - レーザ加工機およびレーザ加工方法 - Google Patents
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Description
本開示は、レーザ加工機およびレーザ加工方法に関する。
レーザ発振器より射出されたレーザビームによって板金を切断するレーザ加工機が普及している。レーザ加工機は、レーザビームの板金への入射角を適切に設定(例えば、80°程度に設定)することで、板金におけるレーザ吸収率を高くして効率よく切断加工を行うことができる。
一方で、レーザビームによる板金の切断加工においては、溶融した金属を効率よく排出するために、切断溝幅を板厚に応じて適宜調整する必要がある。具体的には、板厚が厚い程、切断溝幅を広くする必要がある。
つまり、レーザビームによって板金の切断加工を行う際には、レーザビームの板金への入射角と切断溝幅とが重要なパラメータになる。
一方で、レーザビームによる板金の切断加工においては、溶融した金属を効率よく排出するために、切断溝幅を板厚に応じて適宜調整する必要がある。具体的には、板厚が厚い程、切断溝幅を広くする必要がある。
つまり、レーザビームによって板金の切断加工を行う際には、レーザビームの板金への入射角と切断溝幅とが重要なパラメータになる。
厚い板金を切断する際にレーザビームの切断溝幅を広くするには、レーザビームの集光径を大きくしなければならない。しかし、ビーム・パラメータ積を変化させない場合で集光径を大きくすると、レーザビームの入射角が小さくなってしまう。つまり、照射される板金の面積に対するエネルギー密度が低下するので、集光径が小さいときと同じだけのレーザビームを照射するよう補うためには、出力を高くするか若しくは切断速度を低下させる必要があるが、そこにも限界がある。そのため、厚い板金を切断加工する際に、高いレーザ吸収率を維持しつつ適切な溝幅で切断することが困難であるという問題があった。また、レーザビームの入射角を小さくすると、カッティングフロントに照射されるレーザビームの照射角度が90°に近くなり、ブリュースター角から遠ざかるので板金への吸収率が低下し、板金の溶融を困難にする問題があった。
本開示の一態様に係るレーザ加工機は、入射したレーザビームをコリメート光に変換するコリメートレンズと、変換されたコリメート光を集束させて前記板金に照射する集光レンズと、複数の第1マイクロレンズを平面状に並べて構成し、入射したレーザビームを各第1マイクロレンズで屈折させる第1レンズアレイと、複数の第2マイクロレンズを平面状に並べて前記第1レンズアレイと同一形状に構成し、中心が、前記第1レンズアレイの中心と光軸方向に同位置になるように設置され、前記第1レンズアレイの各マイクロレンズから射出されたレーザビームを、対応する各第2マイクロレンズで入射して屈折させる第2レンズアレイと、前記第1レンズアレイと前記第2レンズアレイとの少なくともいずれか一方を、その外周に沿って回転させる回転機構とを備える。
これにより、本開示の一態様に係るレーザ加工機は、第1レンズアレイまたは第2レンズアレイを回転させた状態で入射したレーザビームを切断対象の板金に照射したときに、当該板金上に吸収率の高いエリアを複数設定することができる。したがって、本開示の一態様に係るレーザ加工機は、当該板金における高いレーザ吸収率を維持するようブリュースター角に近い入射角に制御しつつ、所望の溝幅を確保できる集光径に変更して切断加工を行うことを可能にする。
また、本開示の一態様に係るレーザ加工方法は、上記レーザ加工機の前記集光レンズで集光されるレーザビームの集光径が所定の大きさになるように、前記回転機構により前記第1レンズアレイと前記第2レンズアレイとの少なくともいずれか一方を外周に沿って所定角度回転させる。
これにより、本開示の一態様に係るレーザ加工方法は、第1レンズアレイまたは第2レンズアレイを回転させた状態で入射したレーザビームを切断対象の板金に照射したときに、当該板金上に吸収率の高いエリアを複数設定することができる。したがって、本開示の一態様に係るレーザ加工方法は、当該板金における高いレーザ吸収率を維持するようブリュースター角に近い入射角に制御しつつ、所望の溝幅を確保できる集光径に変更して切断加工を行うことを可能にする。
本発明の一態様によるレーザ加工機およびレーザ加工方法によれば、切断対象の板金における高いレーザ吸収率を維持するようブリュースター角に近い入射角に制御しつつ、当該板金の厚さに応じた適切な溝幅を確保できる集光径で切断加工することができる。
以下、一実施形態のレーザ加工機について、添付図面を参照して説明する。図1は、一実施形態に係るレーザ加工機100の構成を示す全体図である。図2は、一実施形態に係るレーザ加工機100が備えるコリメータユニット30の構成例を示す図である。図3Aは、一実施形態に係るレーザ加工機100の第1レンズアレイ32の正面図である。図3Bは、一実施形態に係るレーザ加工機100の第2レンズアレイ33の正面図である。
一実施形態に係るレーザ加工機100は、入射したレーザビームをコリメート光に変換するコリメートレンズ31と、変換されたコリメート光を集束させて板金に照射する集光レンズ36と、複数の第1マイクロレンズL1を平面状に並べて構成し、入射したレーザビームを各第1マイクロレンズL1で屈折させる第1レンズアレイ32と、複数の第2マイクロレンズL2を平面状に並べて第1レンズアレイ32と同一形状に構成し、中心が、第1レンズアレイ32の中心と光軸方向に同位置になるように設置され、第1レンズアレイ32の各マイクロレンズL1から射出されたレーザビームを、対応する各第2マイクロレンズL2で入射して屈折させる第2レンズアレイ33と、第1レンズアレイ32と第2レンズアレイ33との少なくともいずれか一方を、その外周に沿って回転させる回転機構331とを備える。
一実施形態に係るレーザ加工機100が備える、第1レンズアレイ32のマイクロレンズおよび第2レンズアレイ33のマイクロレンズは、正六角形または四角形に成形されている。
一実施形態に係るレーザ加工機100が備える、第2レンズアレイ33のマイクロレンズの焦点距離は、第1レンズアレイ32のマイクロレンズの焦点距離よりも短く設定される。
一実施形態に係るレーザ加工機100が備える、第1レンズアレイ32および第2レンズアレイ33は、コリメートレンズ31と集光レンズ36との間に設置される。
図1に示すように、レーザ加工機100は、レーザビームを生成して射出するレーザ発振器10と、レーザ加工ユニット20と、レーザ発振器10から射出されたレーザビームをレーザ加工ユニット20へと伝送するプロセスファイバ12とを備える。またレーザ加工機100は、レーザ加工機100の全体を制御するNC装置40を備える。NC装置40は制御装置の一例である。
レーザ加工機100は、レーザ発振器10より射出されたレーザビームによって、板金Wを切断加工する。レーザ発振器10としては、レーザダイオードより発せられる励起光を増幅して所定の波長のレーザビームを射出するレーザ発振器、またはレーザダイオードより発せられるレーザビームを直接利用するレーザ発振器が好適である。レーザ発振器10は、例えば、固体レーザ発振器、ファイバレーザ発振器、ディスクレーザ発振器、ダイレクトダイオードレーザ発振器(DDL発振器)である。
プロセスファイバ12は、レーザ加工ユニット20に配置されたX軸及びY軸のケーブルダクト(図示せず)に沿って装着されている。
レーザ加工ユニット20は、板金Wを載せる加工テーブル21と、加工テーブル21上でX軸方向に移動自在である門型のX軸キャリッジ22と、X軸キャリッジ22上でX軸に垂直なY軸方向に移動自在であるY軸キャリッジ23とを有する。また、レーザ加工ユニット20は、Y軸キャリッジ23に固定されたコリメータユニット30を有する。
コリメータユニット30は、所定位置に設置された、プロセスファイバ12の射出端より射出したレーザビームが入射されるコリメートレンズ31と、コリメートレンズ31より射出したレーザビームが入射される第1レンズアレイ32と、第1レンズアレイ32より射出したレーザビームが入射される第2レンズアレイ33とを有する。コリメートレンズ31と、第1レンズアレイ32と、第2レンズアレイ33とは、入射するレーザビームの光軸方向に並べて設置されている。また、第2レンズアレイ33の中心は、第1レンズアレイ32の中心と光軸方向に同位置になるように設置されている。
コリメートレンズ31は正の焦点距離を有するレンズであり、入射されたレーザビームを平行光(コリメート光)に変換する。第1レンズアレイ32および第2レンズアレイ33の詳細な構成については後述する。また、コリメータユニット30は、第2レンズアレイ33より射出したレーザビームをX軸及びY軸に垂直なZ軸方向下方に向けて反射させるベンドミラー34を有する。
コリメータユニット30は、Y軸方向に移動自在のY軸キャリッジ23に固定され、Y軸キャリッジ23は、X軸方向に移動自在のX軸キャリッジ22に設けられている。よって、レーザ加工ユニット20は、ノズル37から射出されるレーザビームを板金Wに照射する位置を、X軸方向及びY軸方向に移動させることができる。
また、レーザ加工ユニット20は、コリメータユニット30の下方に、コリメータユニット30と連結された加工ヘッド35を有する。加工ヘッド35は、ベンドミラー34で反射したレーザビームを集束させて板金Wに照射する集光レンズ36を有する。集光レンズ36は、正の焦点距離を有するレンズである。加工ヘッド35の先端には、着脱自在であって、レーザビームを射出するノズル37が取り付けられている。
コリメータユニット30、加工ヘッド35、及びノズル37は、発散光であるレーザビームをコリメート光に変換した後に集束させて板金Wに照射するビーム照射ユニットを構成している。
以上の構成によって、レーザ加工機100は、レーザ発振器10より射出されたレーザビームをプロセスファイバ12によってレーザ加工ユニット20へと伝送させ、集光レンズ36によって集束されたレーザビームを板金Wに照射して板金Wを切断加工することができる。
次に、図2を参照して、コリメータユニット30の構成例を説明する。図2に示すように、コリメータユニット30内の第1レンズアレイ32および第2レンズアレイ33は、コリメートレンズ31と集光レンズ36との間に設置されている。また、第2レンズアレイ33は、当該第2レンズアレイ33をその外周に沿って回転させるための回転機構331に取り付けられている。
駆動部332は、集光レンズ36で集光されるレーザビームの集光径が所定の大きさになるように、回転機構331により第1レンズアレイ32と第2レンズアレイ33の少なくともいずれか一方を外周にそって所定角度回転させる。なお、本実施形態では、回転機構331により、第2レンズアレイ33を回転させる。
第2レンズアレイ33は、駆動部332が回転機構331を駆動することによって第2レンズアレイ33の外周に沿って回転する。これにより、回転機構331は、第2レンズアレイ33を第2レンズアレイ33の中心を軸として回転させることができる。駆動部332は、例えばモータである。NC装置40は、駆動部332を制御する。NC装置40に接続された他の制御装置が駆動部332を制御してもよい。
ここで、図3A及び図3Bを参照して、第1レンズアレイ32及び第2レンズアレイ33について説明する。図3Aに示すように、第1レンズアレイ32は、複数の第1マイクロレンズL1が平面状に並べられて構成される。また、図3Bに示すように、第2レンズアレイ33は、複数の第2マイクロレンズL2が平面状に並べられて、第1レンズアレイ32と同一形状に構成される。本実施形態において第1マイクロレンズL1および第2マイクロレンズL2はそれぞれ正六角形に成形されている。また、各第2マイクロレンズL2の焦点距離は、各第1マイクロレンズL1の焦点距離よりも短く設定されている。
次に、図2および図4A~図5Bを参照して、各第1マイクロレンズL1の位置と各第2マイクロレンズL2の位置が光軸方向に一致するように、第1レンズアレイ32および第2レンズアレイ33をコリメータユニット30内に並べて設置した場合に、レーザ加工機100で実行される動作について説明する。
図4Aは、一実施形態に係るレーザ加工機100の第1レンズアレイ32と第2レンズアレイ33のマイクロレンズの位置が一致している場合の第1レンズアレイ32に入射したレーザビームの位置を示す図である。図4Bは、一実施形態に係るレーザ加工機100の第1レンズアレイ32と第2レンズアレイ33のマイクロレンズの位置が一致している場合の第2レンズアレイ33に入射したレーザビームの位置を示す図である。図4Cは、一実施形態に係るレーザ加工機100の第1レンズアレイ32と第2レンズアレイ33のマイクロレンズの位置が一致している状態で照射されたレーザビーム(収束光)の板金上の大きさを示す図である。
図5Aは、一実施形態に係るレーザ加工機100に入射したレーザビームの第1レンズアレイ32上のエネルギー密度分布を示すグラフである。図5Bは、一実施形態に係るレーザ加工機100に入射したレーザビームの第2レンズアレイ33上のエネルギー密度分布を示すグラフである。
図2に示すように、プロセスファイバ12の射出端12eから一点鎖線で示すようにレーザビームが射出すると、コリメートレンズ31は射出されたレーザビームを平行光(コリメート光)に変換する。ここでの平行光とは、レーザビームの光束が平行光であるということである。コリメートレンズ31から射出した平行光は、図4Aに点線で示すように、第1レンズアレイ32内の光束のコア径に対応する中心範囲の第1マイクロレンズL1に入射する。このとき、第1レンズアレイ32の一点鎖線E-E’上におけるレーザビームのエネルギー密度分布は、図5Aに示すように、ピークが中心1点の曲線になる。
レーザビームを入射した各第1マイクロレンズL1は、レーザビームを屈折させて、所定の焦点距離分だけ離れた位置に合焦させる。合焦点を通過したレーザビームは、図4Bに点線で示すように、第2レンズアレイ33内のそれぞれ対応する第2マイクロレンズL2の中心の所定範囲内に入射する。このとき、第2レンズアレイ33の一点鎖線F-F’上におけるレーザビームのエネルギー密度分布は、図5Bに示すように第2マイクロレンズL2ごとにピークが分散されつつ、中心に近い程ピークが高い状態になる。またこのとき、レーザビームが入射した各第2マイクロレンズL2の中心位置SLと、当該第2マイクロレンズL2に入射したレーザビームの中心SBとは一致する。レーザビームを入射した各第2マイクロレンズL2は、レーザビームを平行光に変換する。
各第2マイクロレンズL2から射出した平行光はベンドミラー34で反射して光路が曲げられ、集光レンズ36に入射する。集光レンズ36は、焦点位置が板金Wの表面またはその近傍となるよう平行光を集束して、レーザビームを板金Wに照射させる。この場合、板金W上に照射されるレーザビームは、図4Cに示すように1点に集光される。
このときの集光点の集光径dは、下記式(1)のように示される。
ここで、f collimateはコリメートレンズ31の焦点距離であり、f focusは集光レンズ36の焦点距離であり、d coreはレーザビームのコア径である。
次に、図2および図6A~図7を参照して、第1レンズアレイ32内の各第1マイクロレンズL1の位置と、第2レンズアレイ33内の各第2マイクロレンズL2の位置とが一致した状態から、第2レンズアレイ33を外周に沿って図4Bの矢印方向に所定角度回転させて対応するマイクロレンズの位置をずらした場合に、レーザ加工機100で実行される動作ついて説明する。
図6Aは、一実施形態に係るレーザ加工機100の第1レンズアレイ32と第2レンズアレイ33のマイクロレンズの位置が一致していない場合の第1レンズアレイ32に入射したレーザビームの位置を示す図である。図6Bは、一実施形態に係るレーザ加工機100の第1レンズアレイ32と第2レンズアレイ33のマイクロレンズの位置が一致していない場合の第2レンズアレイ33に入射したレーザビームの位置を示す図である。図6Cは、実施形態に係るレーザ加工機の第1レンズアレイと第2レンズアレイのマイクロレンズの位置が一致していない状態で照射されたレーザビーム(収束光)の板金上の大きさを示す図である。
図7は、一実施形態に係るレーザ加工機100の第2レンズアレイ33内の一部のマイクロレンズおよび第2レンズアレイ33内の一部のマイクロレンズに入射したレーザビームを示す拡大図である。
この場合、プロセスファイバ12の射出端12eからレーザビームが射出し、コリメートレンズ31で平行光に変換されると、レーザビームは、図6Aに点線で示すように、第1レンズアレイ32内の光束のコア径に対応する中心範囲内の第1マイクロレンズL1に入射する。
レーザビームを入射した各第1マイクロレンズL1は、レーザビームを所定の焦点距離分、離れた位置に合焦させる。合焦点を通過したレーザビームは、図6Bに点線で示すように、第2レンズアレイ33内のそれぞれ対応する第2マイクロレンズL2の所定範囲内に入射する。ここでレーザビームは、第2レンズアレイ33の中心の第2マイクロレンズL21に対しては中心の範囲に入射するが、L21以外の第2マイクロレンズL2に対しては、該当する第2マイクロレンズL2の中心からずれた範囲に入射する。これにより、レーザビームが入射した第2マイクロレンズL21以外の第2マイクロレンズL2の中心位置SLと、該当する第2マイクロレンズL2に入射したレーザビームの中心SBとの間にずれが生じる。
このとき、第2マイクロレンズL2の焦点距離は第1マイクロレンズL1の焦点距離よりも短く設定しているため、第2マイクロレンズL2の中心位置SLと該当する第2マイクロレンズL2に入射したレーザビームの中心SBとの間にずれが生じても、レーザビームを第2マイクロレンズL2内に入射させることができる。
第2マイクロレンズL2の中心位置SLと、該当する第2マイクロレンズL2に入射したレーザビームの中心SBとの間にずれが生じると、各第2マイクロレンズL2から射出し、ベンドミラー34で反射した複数のレーザビームは、集光レンズ36で集束された際に、焦点位置にずれが生じる。このずれは、該当するマイクロレンズL2の位置が第2レンズアレイ33の中心から離れる程、大きくなる。
一例として、図7に、第2レンズアレイ33の中心位置に設置された第2マイクロレンズL21およびL21に入射したレーザビームB21と、L21に隣接する第2マイクロレンズL22およびL22に入射したレーザビームB22と、L22に隣接する第2マイクロレンズL23およびL23に入射したレーザビームB23との拡大図を示す。ここで、第2マイクロレンズL23は、第2レンズアレイ33内で、第2マイクロレンズL21から最も遠い位置(第2レンズアレイ33内の最も外側の位置)にある第2マイクロレンズL2である。
ここで、第2マイクロレンズL21の中心位置をSL21とし、レーザビームB21の中心位置をSB21とし、第2マイクロレンズL23の中心位置をSL23とし、レーザビームB23の中心位置をSB23とし、第2レンズアレイ33の回転角度をθとすると、SL21とSB21とは一致するが、SL21とSL23とを結ぶ直線と、SB21とSB23とを結ぶ直線との間には角度θが生じる。
これにより、第2レンズアレイ33の各第2マイクロレンズL2から射出し、ベンドミラー34で反射した複数のレーザビームは、集光レンズ36で集束された際に、図6Cに示すように焦点位置にずれが生じて集光径d2が疑似的に大きくなる。このときの集光径d2は、下記式(2)のように示される。
上述したように構成したレーザ加工機100において、第2レンズアレイ33の回転角度を変化させてレーザビームの集光径を変化させたときのシミュレーション結果を、図8A~図8Fに示す。ここでは、プロセスファイバ12から射出させるレーザビームのファイバコア径をφ100μmとし、コリメートレンズ31の焦点距離をf120とし、第1レンズアレイ32内の各第1マイクロレンズL1の焦点距離をf44.5とし、第2レンズアレイ33内の各第2マイクロレンズL2の焦点距離をf42.3とし、集光レンズ36の焦点距離をf150として設定している。また、レーザビームが板金に入射したときの入射角に対する吸収率を図9に示す。
図8Aは、一実施形態に係るレーザ加工機100の第2レンズアレイ33を回転させていない状態(回転角度0°)で集光レンズ36を照射したレーザビームの撮像情報を示す図である。図8Bは、図8Aに示す状態において、板金W上に集光したレーザビームの撮像情報を示す図である。
図8Cは、一実施形態に係るレーザ加工機100の第2レンズアレイ33を所定角度(外周に沿って0.2°)回転させた状態で集光レンズ36を照射したレーザビームの撮像情報を示す図である。図8Dは、図8Cに示す状態において、板金W上に集光したレーザビームの撮像情報を示す図である。
図8Eは、一実施形態に係るレーザ加工機100の第2レンズアレイ33を所定角度(外周に沿って0.4°)回転させた状態で集光レンズ36を照射したレーザビームの撮像情報を示す図である。図8Fは、図8Eに示す状態において、板金W上に集光したレーザビームの撮像情報を示す図である。
図9は、一実施形態に係るレーザ加工機100によって照射されたレーザビームが板金Wに入射したときの入射角に対する吸収率を示すグラフである。
図8A、図8C、および図8Eの撮像情報の横幅は50mmであり、図8B、図8D、および図8Fの撮像情報の横幅は1mmである。
これらのシミュレーション結果により、集光レンズ36を照射するレーザビームのビーム径は、図8A、図8C、および図8Eに示すように第2レンズアレイ33の回転の有無に関わらずほとんど変化しないことがわかる。集光レンズ36を照射するレーザビームのビーム径に変化がなければ、板金Wへのレーザビームの入射角も変化しない。レーザビームが板金に入射したときの入射角に対する吸収率は、図9のグラフのように示され、最も吸収率が高い入射角(80°程度)がブリュースター角となる。そのため、板金Wへのレーザビームの入射角がブリュースター角に近くなるように設定しておくことで、第2レンズアレイ33を回転させてもこの入射角が維持され、板金W上で一定のレーザ吸収率とエネルギー密度を確保することができる。
これに対し、板金W上に集光したレーザビームの集光径は、図8B、図8D、および図8Fに示すように第2レンズアレイ33の回転角度が大きくなる程、大きくなっている。第2レンズアレイ33の回転角度を大きくすることで集光径の大きさを大きくすれば、板金Wの切断溝幅を広くすることができる。つまり、第2レンズアレイ33の回転角度を調整することで、集光レンズ36により板金Wに集光される集光径の大きさが調整され、切断加工の溝幅を変えることができる。
而して、エネルギー量の同じレーザビームを、ビーム・パラメータ積を変化させずに集光径を大きくすると、板金Wに照射されるレーザビームのエネルギー密度は低下するが、本実施形態では、ブリュースター角に近い入射角で高いレーザ吸収率を維持しつつ、板金Wに吸収率の高いエリアを複数設定することができ、板金Wの厚さに応じた溝幅を確保できる集光径で板金Wを融解できる。
改め纏めると、図8A、図8C、図8E、図8B、図8D、および図8Fから理解されるように、集光レンズ36を照射するレーザビームのビーム径は、第2レンズアレイ33の回転の有無に関わらずほとんど変化しないので、板金Wへのレーザビームの入射角も変化しないが、第2レンズアレイ33の回転によって吸収率の高いエリアを複数設定することができるので、板金Wに集光される集光径の大きさは調整され、切断加工の溝幅を変えることができる。
上述した実施形態においては、第2レンズアレイ33を回転させることで、第1マイクロレンズL1の位置と、対応する第2マイクロレンズL2の位置とを所定角度ずらす場合について説明した。しかし本開示はこれには限定されず、第1レンズアレイ32と第2レンズアレイ33との少なくともいずれか一方を回転させて、対応するマイクロレンズを相対的に所定角度ずらすことで、同様の効果を得ることができる。例えば、第1レンズアレイ32を回転させるかまたは、第1レンズアレイ32と第2レンズアレイ33との双方を逆方向に回転させることで、第1マイクロレンズL1の位置と、第2マイクロレンズL2の位置とを相対的に所定角度ずらすようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、コリメータユニット30内の第1レンズアレイ32内の複数の第1マイクロレンズL1および第2レンズアレイ33内の複数の第2マイクロレンズL2がそれぞれ正六角形の場合について説明したが、これには限定されない。隣接するマイクロレンズ同士が隙間なく設置可能な形状であればよく、例えば四角形でもよい。
また、上述した実施形態においては、第1マイクロレンズL1および第2マイクロレンズL2を凸レンズで構成した場合について説明したが、これには限定されず、第1マイクロレンズL1を凸レンズで構成し、第2マイクロレンズL2を凹レンズで構成してもよい。
また、上述した実施形態においては、第1レンズアレイ32および第2レンズアレイ33を、コリメートレンズ31と集光レンズ36との間に設置した場合について説明した。このように構成することで、第1レンズアレイ32および第2レンズアレイ33の設置位置を容易に設定することができる。しかしこの構成には限定されず、第1レンズアレイ32および第2レンズアレイ33を、プロセスファイバ12とコリメートレンズ31との間、または、集光レンズ36と集光点との間に設置してもよい。
また、上述したレーザ加工機100は、レーザビームの焦点距離を調整するズーミング機能を搭載していてもよい。
本開示は、以上説明した本実施形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
本願の開示は、2021年2月26日に出願された特願2021-029795号に記載の主題と関連しており、それら全ての開示内容は引用によりここに援用される。
Claims (5)
- 入射したレーザビームをコリメート光に変換するコリメートレンズと、
変換されたコリメート光を集束させて板金に照射する集光レンズと、
複数の第1マイクロレンズを平面状に並べて構成し、入射したレーザビームを各第1マイクロレンズで屈折させる第1レンズアレイと、
複数の第2マイクロレンズを平面状に並べて前記第1レンズアレイと同一形状に構成し、中心が、前記第1レンズアレイの中心と光軸方向に同位置になるように設置され、前記第1レンズアレイの各マイクロレンズから射出されたレーザビームを、対応する各第2マイクロレンズで入射して屈折させる第2レンズアレイと、
前記第1レンズアレイと前記第2レンズアレイとの少なくともいずれか一方を、その外周に沿って回転させる回転機構と
を備えるレーザ加工機。 - 前記第1レンズアレイのマイクロレンズおよび前記第2レンズアレイのマイクロレンズは、正六角形または四角形に成形されている、
請求項1に記載のレーザ加工機。 - 前記第2レンズアレイのマイクロレンズの焦点距離は、前記第1レンズアレイのマイクロレンズの焦点距離よりも短く設定される、
請求項1または2に記載のレーザ加工機。 - 前記第1レンズアレイおよび前記第2レンズアレイは、前記コリメートレンズと前記集光レンズとの間に設置される、
請求項1~3いずれか1項に記載のレーザ加工機。 - 請求項1に記載のレーザ加工機によって行うレーザ加工方法であって、
前記集光レンズで集光されるレーザビームの集光径が所定の大きさになるように、前記回転機構により前記第1レンズアレイと前記第2レンズアレイとの少なくともいずれか一方を外周に沿って所定角度回転させるレーザ加工方法。
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