JPS605394B2 - レ−ザ照射装置 - Google Patents
レ−ザ照射装置Info
- Publication number
- JPS605394B2 JPS605394B2 JP53008943A JP894378A JPS605394B2 JP S605394 B2 JPS605394 B2 JP S605394B2 JP 53008943 A JP53008943 A JP 53008943A JP 894378 A JP894378 A JP 894378A JP S605394 B2 JPS605394 B2 JP S605394B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- laser
- optical system
- irradiation device
- pieces
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- Lasers (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はしーザ照射装置に関する。
レーザ光の加工への応用としては、溶接、切断、穴あげ
、スクラィビング等種々知られている。
、スクラィビング等種々知られている。
また、このうち溶接を例にとっても‘1} レーザ光を
集光レンズで集光して一点を溶接したのち、被加工物を
動かして次の溶接点を溶接する方法。
集光レンズで集光して一点を溶接したのち、被加工物を
動かして次の溶接点を溶接する方法。
■ 集光レンズとプリズムを組合せ、被加工物を動かす
かわりにレーザ光を動かす方法。
かわりにレーザ光を動かす方法。
t3} 第1図に示すようにレーザ光Lをミラーla,
lb・・・・・・・・・・・・・・・を用いて複数本の
レーザ光凶,Lb・・・・・・・…・…・に分割し、そ
れぞれのレーザ光La,Lb・…・・・・・・・・・・
・を集光レンズ2a,2b……………で集光して複数の
集光点Pa,Pb,Pcを同時に加工する方法。
lb・・・・・・・・・・・・・・・を用いて複数本の
レーザ光凶,Lb・・・・・・・…・…・に分割し、そ
れぞれのレーザ光La,Lb・…・・・・・・・・・・
・を集光レンズ2a,2b……………で集光して複数の
集光点Pa,Pb,Pcを同時に加工する方法。
種々ある。
このうち、‘1}と{2)の方法は、レーザ′の照射と
溶接点の移動を同時におこなうことができないため、加
工に時間がかかる。また、(3’の法は、ビームスプリ
ッタでのレーザ光の損失がきいため(約40%損失する
)、レーザ発振器の出力を増加させる必要があり、発振
器の寿命をいちじるしく短か〈し、ランニングコストを
増大させる欠点がある。さらに、この方法は、複数個の
ミラーとしンズとを組合せる関係上、集光点間隔の近接
に限度があり、レーザ加工に期待される微小間隔の加工
を困難にする欠点がある。この発明は上記欠点を解決す
るため、それぞれ独立のレンズ軸を有する複数のレンズ
片を相対移動可能に組合せ、これらレンズ片に相対的な
移動と、必要に応じて一体的な回転を与えるとともに複
数のレンズ片に入射するレーザ光の光路上にェネルギ調
整手段を設け複数の加工部をェネルギ制御して同時加工
するようにしたものである。
溶接点の移動を同時におこなうことができないため、加
工に時間がかかる。また、(3’の法は、ビームスプリ
ッタでのレーザ光の損失がきいため(約40%損失する
)、レーザ発振器の出力を増加させる必要があり、発振
器の寿命をいちじるしく短か〈し、ランニングコストを
増大させる欠点がある。さらに、この方法は、複数個の
ミラーとしンズとを組合せる関係上、集光点間隔の近接
に限度があり、レーザ加工に期待される微小間隔の加工
を困難にする欠点がある。この発明は上記欠点を解決す
るため、それぞれ独立のレンズ軸を有する複数のレンズ
片を相対移動可能に組合せ、これらレンズ片に相対的な
移動と、必要に応じて一体的な回転を与えるとともに複
数のレンズ片に入射するレーザ光の光路上にェネルギ調
整手段を設け複数の加工部をェネルギ制御して同時加工
するようにしたものである。
以下、図面を参照して、この発明を実施例により説明す
る。第2図に示すように、レーザ発振器10から放出さ
れたレーザ光Lは、その光路上に設定されたマルチレン
ズ光学系(以下、光学系と略す)11により集光されて
被加工部Wに照射される。
る。第2図に示すように、レーザ発振器10から放出さ
れたレーザ光Lは、その光路上に設定されたマルチレン
ズ光学系(以下、光学系と略す)11により集光されて
被加工部Wに照射される。
レーザ発振器10と光学系11との間における上記光路
上にはしーザ光ェネルギも調整する手段として透孔部材
12が設けらている。レンズ光学系11は、後述するよ
うに、それぞれ独立のレンズ軸を有する複数のレンズ片
を相対移動可能に組合せた光学系になっている。各レン
ズ片は、図示しない移動機構により、相対的に動かすこ
とができ、また、図示しない回転機構により、その相対
位置を変化することなく一体的に回転することができる
。第3図および第4図は上記マルチレンズ光学系11の
図であって、特に同一面上に隣接して配置された3枚の
レンズ片11a,11b,11cからなるものが示され
ている。
上にはしーザ光ェネルギも調整する手段として透孔部材
12が設けらている。レンズ光学系11は、後述するよ
うに、それぞれ独立のレンズ軸を有する複数のレンズ片
を相対移動可能に組合せた光学系になっている。各レン
ズ片は、図示しない移動機構により、相対的に動かすこ
とができ、また、図示しない回転機構により、その相対
位置を変化することなく一体的に回転することができる
。第3図および第4図は上記マルチレンズ光学系11の
図であって、特に同一面上に隣接して配置された3枚の
レンズ片11a,11b,11cからなるものが示され
ている。
中央レンズ片11aはしンズ軸13aに対して回転対称
のほぼ矩形状に形成され、その長側面は平面である。ま
た、この中央レンズ片11aの両側に位置する一対の両
側レンズ片11b,11cは同形状の半円状に形成され
、直径を通る平面を側面とし、この側面上にレンズ軸1
3b,13cがある。これはしンズ片11a〜11cは
各側面が密接する如く組合せられ、第3図のようにほぼ
だ円形をなす形状に三つのレンズ片が位置したときには
三つのレンズ軸13a〜13cは同一平面上(レンズ軸
平面と称する)にあって、中央レンズ11aのレンズ藤
13aと両側レンズ片11b,11cのレンズ軸13b
,13cとの間隔は最4・値aをとる。この光学系11
の各レンズ片11a〜11cに入射したレーザ光Lは分
割されてそれぞれのレンズ軸13a〜13c上に集光さ
れ、同じ焦点距離のレンズ片11a〜11cについては
、第4図に示すように同一平面上に集光点Pa〜Pcが
形成される。各レンズ軸13a〜13cが上託しンズ藤
平面上で平行であると、その集光間隔は前記レンズ軸間
隔に等しい。各レンズ片11a〜11cは前記移動機構
により、第3図中矢印Aで示すように隣接側面に沿って
相対的に動かすことができる。
のほぼ矩形状に形成され、その長側面は平面である。ま
た、この中央レンズ片11aの両側に位置する一対の両
側レンズ片11b,11cは同形状の半円状に形成され
、直径を通る平面を側面とし、この側面上にレンズ軸1
3b,13cがある。これはしンズ片11a〜11cは
各側面が密接する如く組合せられ、第3図のようにほぼ
だ円形をなす形状に三つのレンズ片が位置したときには
三つのレンズ軸13a〜13cは同一平面上(レンズ軸
平面と称する)にあって、中央レンズ11aのレンズ藤
13aと両側レンズ片11b,11cのレンズ軸13b
,13cとの間隔は最4・値aをとる。この光学系11
の各レンズ片11a〜11cに入射したレーザ光Lは分
割されてそれぞれのレンズ軸13a〜13c上に集光さ
れ、同じ焦点距離のレンズ片11a〜11cについては
、第4図に示すように同一平面上に集光点Pa〜Pcが
形成される。各レンズ軸13a〜13cが上託しンズ藤
平面上で平行であると、その集光間隔は前記レンズ軸間
隔に等しい。各レンズ片11a〜11cは前記移動機構
により、第3図中矢印Aで示すように隣接側面に沿って
相対的に動かすことができる。
その一例として、一対の両側レンズ片11b,11cを
同一平面上を反対方向に等距離動かした例を第5図に示
した。このように動かす移動機構は格別なものではなく
、通常の移動機構でおこなうことができる。また、この
マルチレンズ光学系11は前記回転機構により、中央レ
ンズ片11aのレンズ軸13aを中心軸として各レンズ
片11a〜11cの相対的位置を変化することなく一体
的に回転することができる。
同一平面上を反対方向に等距離動かした例を第5図に示
した。このように動かす移動機構は格別なものではなく
、通常の移動機構でおこなうことができる。また、この
マルチレンズ光学系11は前記回転機構により、中央レ
ンズ片11aのレンズ軸13aを中心軸として各レンズ
片11a〜11cの相対的位置を変化することなく一体
的に回転することができる。
このような回転機構もまた通常の機構で構成することが
できる。上記透孔部材12は第6図のように中央に透孔
14をもつ環状体になり、この透孔14の直径を光学系
11の各レンズ片を通過する部分レーザ光15a,15
b,15cの各面積が同一となる寸法に選ぶことにより
加工物W上の集光点Pa,Pb,Pcに対する各レーザ
スポットを等価ヱネルギにでき、複数箇所を均一に加工
できる。
できる。上記透孔部材12は第6図のように中央に透孔
14をもつ環状体になり、この透孔14の直径を光学系
11の各レンズ片を通過する部分レーザ光15a,15
b,15cの各面積が同一となる寸法に選ぶことにより
加工物W上の集光点Pa,Pb,Pcに対する各レーザ
スポットを等価ヱネルギにでき、複数箇所を均一に加工
できる。
したがって、透孔14の直径を任意に可変できるように
透孔部村12を絞り都材にすれば上記スポットのェネル
ギを調整できる。なお、透孔部村12に限らずェネルギ
を調整する手段としてコリメータ、分割あるいは濃度分
布をもつ減光フィル夕に代えることも可能である。
透孔部村12を絞り都材にすれば上記スポットのェネル
ギを調整できる。なお、透孔部村12に限らずェネルギ
を調整する手段としてコリメータ、分割あるいは濃度分
布をもつ減光フィル夕に代えることも可能である。
以上のように本発明マルチレンズ光学系にレーザ光ェネ
ルギ調整手段を付加したので各集光点のェネルギ分配比
を容易に調整することができ、レーザ照射装置を各種加
工に利用することができるようになった。
ルギ調整手段を付加したので各集光点のェネルギ分配比
を容易に調整することができ、レーザ照射装置を各種加
工に利用することができるようになった。
第1図は従来のレーザ照射装置の図、第2図はこの発明
のレーザ照射装置の図、第3図はこの発明におけるマル
チレンズ光学系の平面図、第4図はその断面図、第5図
は上言己マルチレンズ光学系を構成するレンズ片の相対
移動を示す図、第6図は透孔部材の詳細を示す拡大斜視
図である。 10:レーザ発振器、11:マルチレンズ光学系、12
:透孔部材、W:加工物。 繁1図 繁2図 第3図 ・嫌 4 図 第5図 第6図
のレーザ照射装置の図、第3図はこの発明におけるマル
チレンズ光学系の平面図、第4図はその断面図、第5図
は上言己マルチレンズ光学系を構成するレンズ片の相対
移動を示す図、第6図は透孔部材の詳細を示す拡大斜視
図である。 10:レーザ発振器、11:マルチレンズ光学系、12
:透孔部材、W:加工物。 繁1図 繁2図 第3図 ・嫌 4 図 第5図 第6図
Claims (1)
- 1 レーザ光を放出するレーザ発振器とレンズ軸を有し
て切断されたレンズ片を複数個互いの切断面で摺動自在
に組合せられた形状になり上記レーザ光の光路上に設置
されたマルチレンズ光学系と上記レンズ片を相対的に移
動させる移動機構と上記マルチレンズ光学系を回転させ
る回転機構とを具備するレーザ照射装置において、上記
レーザ発振器と上記マルチレンズ光学系との間の上記レ
ーザ光の光路上にレーザ光エネルギの調整手段を設けた
ことを特徴とするレーザ照射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53008943A JPS605394B2 (ja) | 1978-01-31 | 1978-01-31 | レ−ザ照射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53008943A JPS605394B2 (ja) | 1978-01-31 | 1978-01-31 | レ−ザ照射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54102694A JPS54102694A (en) | 1979-08-13 |
JPS605394B2 true JPS605394B2 (ja) | 1985-02-09 |
Family
ID=11706743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53008943A Expired JPS605394B2 (ja) | 1978-01-31 | 1978-01-31 | レ−ザ照射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605394B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61247356A (ja) * | 1985-04-23 | 1986-11-04 | Shiyoubee:Kk | 練製品 |
JPS63177768A (ja) * | 1987-01-16 | 1988-07-21 | Shiyoubee:Kk | 種物入り魚肉練製品 |
JPH0574335B2 (ja) * | 1985-04-23 | 1993-10-18 | Shobei Yk | |
WO2022181397A1 (ja) * | 2021-02-26 | 2022-09-01 | 株式会社アマダ | レーザ加工機およびレーザ加工方法 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4469931A (en) * | 1982-09-13 | 1984-09-04 | Macken John A | Laser assisted saw device |
FI122404B (fi) * | 2009-04-15 | 2011-12-30 | Outokumpu Oy | Menetelmä laserhitsauksen suorittamiseksi |
DE102016005376A1 (de) * | 2016-05-04 | 2017-11-09 | Precitec Gmbh & Co. Kg | Abbildungsoptik für die Materialbearbeitung mittels Laserstrahlung und Laserbearbeitungskopf mit einer solchen |
JP7185436B2 (ja) * | 2018-07-30 | 2022-12-07 | 株式会社タムロン | レーザ加工方法 |
-
1978
- 1978-01-31 JP JP53008943A patent/JPS605394B2/ja not_active Expired
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61247356A (ja) * | 1985-04-23 | 1986-11-04 | Shiyoubee:Kk | 練製品 |
JPH0574335B2 (ja) * | 1985-04-23 | 1993-10-18 | Shobei Yk | |
JPS63177768A (ja) * | 1987-01-16 | 1988-07-21 | Shiyoubee:Kk | 種物入り魚肉練製品 |
WO2022181397A1 (ja) * | 2021-02-26 | 2022-09-01 | 株式会社アマダ | レーザ加工機およびレーザ加工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54102694A (en) | 1979-08-13 |
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