JP7428479B2 - 駐車装置 - Google Patents
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Description
機械式駐車装置は、自動車を立体的に駐車させる駐車装置である。代表的な機械式駐車装置は、自動車を載置するパレットと、このパレットを昇降させる昇降装置を有している。機械式駐車装置では、車両配置エリアに自動車を出し入れする車両出入り部がある。
そして車両出入り部から機械式駐車装置の車両配置エリアに自動車を導入し、パレットに自動車を載置し、パレットを昇降して所定の階に自動車を配置する。
またパズル式立体駐車装置と称されるものは、パレットを昇降させるだけでなく、パレットを横行させる機能も有している。
使用者は、自己の自動車を出庫する際に操作盤を操作して、自己の自動車が搭載されたパレットを車両出入り部に呼び出す。また自己の自動車を出庫する際に操作盤を操作して、特定のパレットを車両出入り部に移動させる。
一般に機械式駐車装置の車両出入り部には、ゲートが設けられており、当該ゲートを開閉する際にも操作盤が操作される。
すなわち駐車装置から自動車を出庫する際には、自己の自動車が載置されたパレットを車両出入口まで呼び出す必要がある。
従来技術においては、使用者が駐車装置の車両出入口まで足を運び、操作盤を操作して自己の自動車が搭載されたパレットを車両出入り部に呼び出す必要があった。
大規模な駐車装置では、収容している自動車の台数が多いので、操作盤を操作してから実際に自己の自動車が搭載されたパレットが車両出入り部に到達するのにある程度の時間を要する。
さらに高層マンションに付属する駐車装置や、マンション群の中に独立して設置された駐車装置等では、使用者が居住する位置と、駐車装置の車両出入口との間にある程度の距離がある。そのため自室を出てから駐車装置の操作盤の位置にたどりつくにもある程度の時間がかかる。
すなわち使用者Aが入庫や出庫の予約をしたが、使用者Aが駐車装置に到着する前に、他の使用者Bが駐車装置に現れ、入庫や出庫を行なおうとする場合がある。
この場合、先に予約した使用者Aの入庫や出庫が完了しなければ、他の使用者Bの自動車を入出庫することができない。
そのため先の到達した使用者Bは、予約した使用者Aの到達や、入出庫の完了を待たなければならず、不満を持つこととなる。
加えて本態様の駐車装置は、予約に対して割り込みを行う機能を備えている。すなわち本態様の駐車装置では、予約入力がなされた状態の際に直接入力がなされた場合には、予約入力に基づく順に優先して入力装置から直接入力された要求を優先し、直接入力に対応する入庫準備動作又は出庫準備動作が実行される。
そのため本態様の駐車装置によると、予約した使用者よりも先に到着した使用者の待ち時間を短縮することができる。
また何らかの操作を挟んだ後に、予約入力に基づく入庫準備動作又は出庫準備動作の再実行を行ってもよい。
本態様によると、直接入力による入庫準備動作又は出庫準備動作を円滑に割り込ませることができる。
そして使用者の安全を確保するために、例えば認証等の所定の確認動作を経ることを条件として物理的障壁が開放される。
本態様の駐車装置では、既に予約入力に基づく入庫準備動作又は出庫準備動作が完了した状態であっても、物理的障壁を開放するための確認動作が開始される前に直接入力がなされた場合には、直接入力に対応する入庫準備動作又は出庫準備動作が実行される。
本態様によって直接入力に対応する入庫準備動作等が実行される条件は、物理的障壁を開放するための確認動作が開始される前に直接入力がなされた場合であり、多くの場合、予約者が入力装置の前に到着していない。
そのため、直接入力による動作を割り込ませても、弊害は起きない。
またその後に、予約入力に基づく入庫準備動作又は出庫準備動作が再度実行されることが望ましい。
予約入力に基づく入庫準備動作又は出庫準備動作の再実行は、直接入力に対応する入庫準備動作又は出庫準備動作が実行された直後であっても、一定の時間が経過した後であってもよい。
また何らかの操作を挟んだ後に、予約入力に基づく入庫準備動作又は出庫準備動作の再実行を行ってもよい。
本態様によると、直接入力による場合を割り込ませた後で、予約入力に基づく入庫準備動作又は出庫が再度実行されるので、遅れて到着した予約者の待ち時間が不当に長くなることはない。
本態様の駐車装置では、入庫準備動作又は出庫準備動作が完了した後、一定時間が経過した後に報知が行われる。そのため直接入力を行う時間的余裕を確保することができる。
本態様の駐車装置では、直接入力がなされた場合には予約入力に基づく次の入庫準備動作又は出庫準備動作を中止して当該直接入力に対応する入庫準備動作又は出庫準備動作が実行される。
本態様によると、直接入力による場合を割り込ませた後で、中止していた予約入力に基づく入庫準備動作又は出庫が再度実行されるので、遅れて到着した予約者の待ち時間が不当に長くなることはない。
本態様の駐車装置では、直接入力がなされた場合には予約入力に基づく次の入庫準備動作又は出庫準備動作を中止して当該直接入力に対応する入庫準備動作又は出庫準備動作が実行される。
本態様によると、直接入力による場合を割り込ませた後で、中止していた予約入力に基づく入庫準備動作又は出庫が再度実行されるので、遅れて到着した予約者の待ち時間が不当に長くなることはない。
図2で示されるように、本体装置2は、4階建ての建造物であり、複数台の自動車(車両)を駐車可能に形成されている。
すなわち、本体装置2は、複数階(4階)の階層を有する車両配置エリア10を有しており、この車両配置エリア10にパレット(車両載置部材)11が複数設けられている。それぞれのパレット11は、車両搭載用の台部材であり、図示しない駆動機構によって左右方向と上下方向にパズル式に移動が可能となっている。すなわち本実施形態では、駆動機構として昇降装置と横行装置を備えている。
パレット11は、常時、所定の格納部16に留め置かれている。本実施形態では、図2の様に、各階に4枡の格納部16がある。
また最上階を除く各階には、一枡だけパレット11が配置されていない格納部16がある。
なお、作図の都合上、パレット11は、一部にのみ符号を付し、他への符号を省略する。
ゲート15は、図示しない昇降機構によって昇降可能に形成され、ゲート15が上がった開状態と、ゲート15が下がった閉状態とを切り替え可能となっている。
そしてパレット11の手前側に位置する車両出入り部12のゲート15を開状態とした状態で、自動車をパレット11の上に載置させる。続いて、ゲート15を閉状態とすることで、入庫が完了する。
なお、ゲート15を閉状態としたとき、必要に応じてパレット11が所定位置まで自動で移動する。本実施形態の駐車装置1では、元の格納部16に戻す車両移動動作が実行される。
そしてパレット11の手前側に位置する車両出入り部12のゲート15を開状態とし、自動車をパレット11の上から車両配置エリア10の外部へ移動させる。続いて、ゲート15を閉状態とすることで、出庫が完了する。
なお、ゲート15を閉状態としたとき、必要に応じてパレット11が所定位置まで自動で移動する。本実施形態の駐車装置1では、空パレット11を元の格納部16に戻す空部材移動動作が実行される。
この操作盤3は、内部に制御装置45を備えている。また操作盤3は、液晶パネル等の表示手段や、テンキー、操作スイッチ等の入力手段を備えており、使用者が操作することで、本体装置2に入出庫に係る動作を実行させる。すなわち、上記したパレット11を地上階へ移動させる動作や、ゲート15を開閉させる動作を実施する。
操作盤3の操作面には、自己の自動車を取り出す際に、パレットの番号を入力したり、使用者を識別する使用者IDやパスワード等を入力する入力手段33がある。入力手段33は、例えばテンキー、操作スイッチ等である。
また入力手段33の上には、入力した番号や使用者ID等を表示する表示画面22がある。表示画面22には、駐車装置1の現在の運転状況も表示される。例えば、パレット11が載置階から車両出入り部12に移動中であること、車両出入り部12に到達したこと(到着報知)等が表示される。またゲート開スイッチ36の操作を促す表示もなされる。
さらに本実施形態では、この通信部33により、操作盤3が本体装置2に設けられた各種機器や基板と信号の送受信が可能となっている。また、第1アンテナ4、第2アンテナ5から送信された信号を受信可能となっている。
そして本実施形態の駐車装置1では、運用開始前に、本体装置2の使用権限を有する者の使用者IDと、特定のパレット11のパレット番号を関連付けて記憶させておく。パレット番号は、実質的には、当該使用者が使用権を有する格納位置に関する情報である。
本実施形態の駐車装置1では、図2の使用者Bの様に、使用者が前記した操作盤3を直接操作して、自動車の入庫及び出庫を行うことができる。また本実施形態の駐車装置1では、使用者Aの様に操作盤3から離れた位置から携帯端末46等の外部装置を利用して、入庫及び出庫の予約を行うことができる。
例えば使用者Cの自動車がCパレット11に載置され、当該Cパレット11が駐車装置1の所定の格納部16に収容されている状態であり、使用者Cが自動車を出庫する場合について説明する。
使用者Cが出庫を希望する際には、操作盤3の前に立ち、操作盤3の入力手段を操作して、Cパレット11を呼び出す。具体的には、入力手段に自己の使用者IDや暗証番号等を入力し、パレット呼び出しスイッチ38を操作する。
出庫準備動作は、特定階の特定の格納部16にあるCパレット11を地上階に降下させ、いずれかの車両出入り部12のゲート(物理的障壁)15の前に到達させる動作である。
本実施形態の駐車装置1は、前記した様にパズル式機械駐車場、或いは昇降横行式機械駐車場と称される形式の駐車装置であり、駆動機構として昇降装置と横行装置を備えている。また最上階を除く各階には、一枡だけパレット11が配置されていない格納部16がある。
例えば最上階に目的のCパレット11がある場合には、その下の3階、2階、1階にあるパレット11を横行装置で脇に寄せ、Cパレット11の下部の降下通路を空ける。そして昇降装置で、最上階のCパレット11を地上階に降下させる。
目的のCパレット11が、3階や2階の様な中間階にある場合も同様であり、その下のパレット11を横行装置で脇に寄せ、Cパレット11の下部の降下通路を空け、昇降装置で、最上階のCパレット11を地上階に降下させる。
目的のCパレット11が、地上階にあり、すでに車両出入り部12のゲート(物理的障壁)15の前にある場合には、出庫準備動作は省略される。
使用者がゲート開スイッチ36を操作すると、ゲート(物理的障壁)15が上昇し、物理的障壁が解消する。
使用者は、車両出入り部12に入って自動車に乗車し、自動車を発進させて自動車を出庫させる。
その後、確認のために、暗証番号等を再入力し、ゲート閉スイッチ37を操作すると、ゲート15が降下して、車両出入り部12の入り口を閉じる。
その後、空のCパレット11を元の格納部16に戻す空部材移動動作が自動的に実行される。
入庫準備動作は、特定階の特定の格納部16にある空のCパレット11を地上階に降下させ、いずれかの車両出入り部12のゲート(物理的障壁)15の前に到達させる動作である。
目的のCパレット11が、地上階にあり、すでに車両出入り部12のゲート(物理的障壁)15の前にある場合には、入庫準備動作は省略される。
使用者がゲート開スイッチ36を操作すると、ゲート(物理的障壁)15が上昇し、物理的障壁が解消する。
使用者は、車両出入り部12の外部に停車中の自動車に乗車し、自動車を発進させて自動車を入庫させる。
その後、確認のために、暗証番号等を再入力し、ゲート閉スイッチ37を操作すると、ゲート15が降下して、車両出入り部12の入り口を閉じる。
ゲート15が閉じると、車両移動動作が実行される。車両移動動作は、自動車が載置されたCパレット11を元の階の所定の格納部16に戻す動作である。
具体的には、昇降装置で、地上階のCパレット11を本来の収容階に上昇させる。
本実施形態では、使用者の自宅のパソコンや、携帯端末46等の外部装置を利用して予約を行う。なお本実施形態では、操作盤3を利用して入庫及び出庫の予約を行うこともできる。
携帯端末46等の外部装置を利用して行う予約は、例えばインターネット等を介して行われる。本実施形態では、インターネットを利用して携帯端末46と制御装置45を接続し、携帯端末46から制御装置45の入庫や出庫の予約を行う。あるいは、インターネット等を介して管理会社の制御装置と携帯端末46と接続し、管理会社の制御装置に予約にしてもよい。この場合には、管理会社の制御装置から駐車装置1の制御装置45に予約データが転送される。
次に、使用者IDと暗証番号等を入力する。
続いて、予約の内容を入力する。
すなわち、入庫、出庫の別、入庫時刻又は出庫時刻等を入力する。日付が変わる場合には、入庫日、出庫日も入力する。
入庫時刻等に代わって、現在時刻から入庫時刻等までの希望時間を入力してもよい。例えば、5分後、10分後、いますぐという様な入力が可能であることが望ましい。
前記した予約テーブル43には、例えば図5の様に、入出庫の別、使用者名、使用者ID、入出庫時刻が記憶される。
以下、図6のフローチャートを参照しつつ、予約に基づく通常動作について説明する。フローチャートに従うと、ステップ1で先に行われた入庫及び出庫が既に完了していることが確認される。
そしてステップ2に移行し、予約テーブル43を参照し、予約テーブル43に記録された予約データから、予定時刻が最も早いものを抽出する。図5の予約テーブルに従うと、村松の入庫予定が8時20分であり、最も早い。
本実施形態では、予約テーブル43から予定時刻が最も早いものを抽出した後、予定時刻になったら(予定時刻から所定時間さかのぼった時刻、例えば5分前とし、入庫準備動作を実行するための時間を確保してもよい)、一定の休止時間が置かれる。休止時間は数秒程度である。この休止時間は、操作盤3からの直接入力による割り込みを円滑に行わせるために設定されたものである。
休止時間は、操作盤(入力装置)3を操作することによって調整することができる。多くの場合、施工時あるいはメンテナンス時にメンテナンス要員等が、操作盤(入力装置)3を操作して休止時間を調節する。
そしてステップ6で休止時間が終了したことが確認されると、ステップ7に移行し、表示画面22に車両出入り部12に到達したこと(到着報知)が表示される。また暗証番号の入力を促す表示や、それに続いてゲート開スイッチ36の操作を促す表示もなされる。
すなわち上記した一連の動作は、予約に基づいて自動的に実行される動作であり、多くの場合、予約した使用者(村松)は駐車装置1に到着していない。
そのため所定のパレット(番号3)11が降下し、車両出入り部12に到達した状態で、予約した使用者(村松)の到着を待つこととなる。
暗証番号が正しければステップ11に移行し、ゲート(物理的障壁)15が駆動し、ゲート15が開く。ゲート15が開いたことはステップ12で確認される。
暗証番号等が誤っていればステップ7に戻り、再度、暗証番号の入力を促す表示や、それに続いてゲート開スイッチ36の操作を促す表示が表示画面22に表れる。
使用者(村松)は、停車中の自動車に乗車し、自動車を発進させて自動車を車両出入り部12に入庫する。
すなわちステップ12でゲート15が開いたことが確認されると、ステップ13に移行する。ステップ13では、暗証番号(村松が登録したもの)の入力を促す表示や、それに続いてゲート閉スイッチ37の操作を促す表示が表示画面に表れる。
暗証番号等が誤っていればステップ13に戻り、再度、暗証番号の入力を促す表示や、ゲート閉スイッチ37の操作を促す表示がなされる。
暗証番号が正しければステップ17に移行し、ゲート(物理的障壁)15が駆動し、ゲート15が閉じられる。ゲート15が閉じたことがステップ18で確認されると、ステップ19に移行し、パレット(番号3)11を所定の位置に戻す。パレット(番号3)11が所定の位置に戻ったことが確認されると、ステップ20に移行し、入庫・出庫が完了したことを示す信号が出され、ステップ1に戻る。
そしてステップ2に移行し、予約テーブル43を参照し、予約テーブル43に記録された予約データから、予定時刻が最も早いものを抽出する。図5の予約テーブルに従うと、江戸川のパレット(番号11)11に載置された自動車の出庫予定が9時10分であり、現在のところでは最も早い。
そのため、時刻が9時10分となると江戸川のパレット(番号11)11に対して出庫準備動作が行われる。
江戸川のパレット(番号11)11に対する出庫が完了すると、次の井出のパレット(番号8)11に対して出庫準備動作が行われる。
すなわち使用者が前記した操作盤3を直接操作した場合には、予約に優先して直接操作によって要求された動作が行われる。
割り込みが実行される時期は、本体装置2の駆動機構が停止しており、且つゲート15が閉じている場合である。予約した使用者が操作盤3を操作した後は、一連の入出庫が完了するまで割り込みは実行されない。
すなわち本体装置2の駆動機構が動いている際は、動作が中途となり、パレット11の位置を確定しにくいので、割り込みを実行しないほうが望ましい。ゲート15が開いている際には、安全を確保するために割り込みを実行しないほうが望ましい。
ステップ30で、操作盤3から直接入力が確認されると、ステップ31、ステップ32で、現状の駐車装置1の動作段階が、予約パレット11の呼び出し動作が実施されている最中であるか否か、或いは予約した使用者が操作盤3を操作した後であるか否かが判断される。
仮に割り込みのパレット11の移動先が空いていれば、割り込みパレット11が呼び出される。割り込みパレット11を呼び出す動作は、実質的に図6のフローチャートのステップ4以下と同じである。
そのためステップ36で、割り込みのパレット11の移動先が詰まっている場合には、ステップ37に移行して、予約されたパレット11を一旦、元の格納部16に戻す。予約されたパレット11が所定の位置に戻ったことが確認されると、ステップ36がYESとなり、割り込みパレット11を呼び出す動作が開始される。
またステップ5のパレット11が、車両出入り部12に到達した後の休止時間中にも直接入力に基づく割り込みが実行される。このタイミングは、一連の工程の終了後の時期である。
本実施形態では、一つの工程と次の工程との間に、故意に休止時間を設定し、その間に直接入力の割り込みを行わせることにより、割り込みを行うことができるタイミングを確実に確保することができる。
この構成を採用する場合には、予定時刻に近づくまでの間、自由に直接入力による割り込みを行うことができる。
例えば、入庫準備動作や出庫準備動作が実行されている最中や、パレット11を戻す動作中、あるいはゲート15が開いている間は、直接入力を受け付けない。
例えば、第1アンテナ4及び第2アンテナ5を通過した際に、ETC車載器の管理番号(ETC車載器番号)を認識させ、この情報を制御部30に送信する。
第1アンテナ4及び第2アンテナ5を通過した自動車であって、登録用テーブル40に等録されている自動車は、駐車装置1に入庫される可能性が高い。そのため第1アンテナ4及び第2アンテナ5を通過した車両の管理番号(ETC車載器番号)から、パレット11を特定し、予約テーブル43に登録する。
この場合の予約時刻は、第2アンテナ5から駐車装置1に到達するのに要する時間を現在時刻に加えたものとすることが望ましい。
すなわち、上記した入庫準備動作は、入庫のために必要な各動作の少なくとも一部を自動で実行する動作であればよい。
2 本体装置
3 操作盤(入力装置)
11 パレット(車両載置部材)
12 車両出入り部
15 ゲート(物理的障壁)
16 格納部
33 通信部(通信手段)
45 制御装置
46 携帯端末(外部装置)
Claims (11)
- 車両を格納する格納部を複数有していて複数の車両を収容することが可能な本体装置と、前記本体装置の動作を制御する制御装置と、前記本体装置の近傍に設けられた入力装置と、外部装置から送信された信号を受信する通信手段を有し、前記入力装置を操作して車両の入庫及び/又は出庫の要求を行う直接入力が可能であると共に、前記入力装置及び/又は前記外部装置から入庫及び/又は出庫の予約入力を行うことが可能であり、前記予約入力に基づいて前記本体装置が入庫準備動作又は出庫準備動作を実行する駐車装置であって、車両出入り部と外部との間に物理的障壁があり、
前記予約入力がなされた状態の際に前記直接入力がなされた場合には、
予約入力をした者が前記入力装置を操作する前であって且つ入庫準備動作又は出庫準備動作が開始される前であって物理的障壁が閉じていれば、
前記予約入力に基づく順に優先して前記直接入力に対応する入庫準備動作又は出庫準備動作が実行され、
予約入力に基づく入庫準備動作又は出庫準備動作が開始された後であって当該入庫準備動作又は出庫準備動作が動作中に直接入力がなされた場合には、動作中の予約入力に基づく入庫準備動作又は出庫準備動作が完了した後に、直接入力に対応する入庫準備動作又は出庫準備動作が実行されることを特徴とする駐車装置。 - 予約入力に基づいて行われる一連の工程が開始される前、及び/又は終了後に休止時間があり、直接入力がなされた場合には、前記休止時間の後に実行される予約入力に基づく工程を中断して直接入力に対応する入庫準備動作又は出庫準備動作が実行され、その後に、予約入力に基づく入庫準備動作又は出庫準備動作が再度実行されることを特徴とする請求項1に記載の駐車装置。
- 前記休止時間を調整可能であることを特徴とする請求項2に記載の駐車装置。
- 車両を載置する車両載置部材を有し、当該車両載置部材は前記格納部に収容され、さらに前記本体装置には車両出入り部があり、入庫準備動作及び/又は出庫準備動作は、格納部に収容されている車両載置部材を前記車両出入り部の近傍まで移動させる動作であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の駐車装置。
- 所定の確認動作を経て前記物理的障壁が開放されるものであり、前記した所定の確認動作が行われる前に直接入力があった場合には直接入力に対応する入庫準備動作又は出庫準備動作が実行されることを特徴とする請求項4に記載の駐車装置。
- 入庫準備動作又は出庫準備動作が完了したことを知らせる報知手段を有し、当該報知手段は、入庫準備動作又は出庫準備動作が完了した後、一定時間が経過した後に報知を行うものであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の駐車装置。
- 車両が入庫された後、当該車両を所定の位置に移動させる車両移動動作が実行され、当該車両移動動作が完了した後、さらに続いて予約入力に基づく次の入庫準備動作又は出庫準備動作が開始されるものであり、直接入力がなされた場合には前記予約入力に基づく前記次の入庫準備動作又は出庫準備動作を中止して当該直接入力に対応する入庫準備動作又は出庫準備動作が実行され、その後に次の予約入力に基づく前記次の入庫準備動作又は出庫準備動作が実行されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の駐車装置。
- 車両を載置する複数の車両載置部材を有し、車両の出庫が完了した後、前記車両載置部材を所定の位置に移動させる空部材移動動作が実行され、当該空部材移動動作が完了した後、さらに続いて予約入力に基づく次の入庫準備動作又は出庫準備動作が開始されるものであり、直接入力がなされた場合には前記予約入力に基づく前記次の入庫準備動作又は出庫準備動作を中止して当該直接入力に対応する入庫準備動作又は出庫準備動作が実行され、その後に次の予約入力に基づく前記次の入庫準備動作又は出庫準備動作が実行されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の駐車装置。
- 車両を載置する複数の車両載置部材を有し、前記車両載置部材を移動させる移動手段が有り、
各車両載置部材と、載置される車両及び/又は使用者が関連付けられており、
入庫準備動作及び/又は出庫準備動作は、前記移動手段によって車両及び/又は使用者に関連付けられた特定の車両載置部材を所定の位置に移動させる動作であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の駐車装置。 - 複数の予約入力に基づく予約を記憶する記憶手段を有し、直接入力が無い場合には、予約入力で入力された要求時刻の順に入庫準備動作又は出庫準備動作が実行されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の駐車装置。
- 車両を載置するパレットを有し、前記入庫準備動作及び出庫準備動作は、特定のパレットを車両出入り部に移動させる動作であり、当該特定のパレットが車両出入り部にある場合には、入庫準備動作又は出庫準備動作が行われないことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の駐車装置。
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