JP7428070B2 - 光源光学系、光源装置及び画像投射装置 - Google Patents

光源光学系、光源装置及び画像投射装置 Download PDF

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Description

本発明は、光源光学系、光源装置及び画像投射装置に関する。
今日、様々な映像を拡大投影するプロジェクタ(画像投射装置)が広く普及している。プロジェクタは、光源から出射された光をデジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD)または液晶表示素子といった空間光変調素子に集光させ、映像信号により変調された空間光変調素子からの出射光をスクリーン上にカラー映像として表示させるものである。
従来、プロジェクタには主に高輝度の超高圧水銀ランプ等が用いられてきたが、寿命が短いため、メンテナンスを頻繁に行う必要があった。そのため、近年、超高圧水銀ランプに代えてレーザやLED等を使用したプロジェクタが増加している。これは、レーザやLEDが超高圧水銀ランプと比較して寿命が長く、また、その単色性により色再現性も良いためである。
プロジェクタでは、DMD等の画像表示素子に、例えば色の三原色である赤色・緑色・青色の三色を照射することにより映像を形成している。この三色の全てをレーザ光源で生成することも可能ではあるが、緑色レーザや赤色レーザの発光効率が青色レーザに比べて低いため、好ましくはない。そのため、青色レーザを励起光として蛍光体に照射して、蛍光体で波長変換された蛍光光から赤色光と緑色光を生成する方法が用いられている。このようなレーザ光源と蛍光体を用いた(組み合わせた)光源光学系が特許文献1、2に開示されている。
特許文献1には、励起光源と、蛍光体ユニットと、励起光源と蛍光体ユニットの間の光路上に位置して励起光の強度分布を均一に近付けるための拡散板とを有する照明光学系が開示されている。特許文献2には、複数の光源と、波長変換素子と、複数の光源と波長変換素子の間の光路上に位置する複数のミラーアレイとレンズアレイとを有する光源装置が開示されている。
特許第6090875号公報 特開2017-194523号公報
プロジェクタにおいては、より明るいプロジェクタを実現するために、光の利用効率を高める要望が強くなってきている。蛍光体による光の変換効率は、蛍光体に入射する励起光のエネルギー密度により変動し、入射する励起光のエネルギー密度が高いと、温度上昇及び蛍光体内の励起可能な電子が少なくなることによって効率が低下する。そのため、エネルギー密度を均一化し、スポットサイズを大きくすることで、光の利用効率の向上を図ることが考えられる。
一方、蛍光体における励起光のエネルギー密度を抑えるために蛍光体上の励起光のスポットサイズを大きくすると、後段の(後続する)光学系での光線ケラレが大きくなるため、プロジェクタ全体での光の利用効率が低下する。すなわち、プロジェクタにおける光の利用効率を向上させるためには、エネルギー密度の均一化と最適なスポットサイズを得ることが重要である。
上述した特許文献1は、励起光源と蛍光体ユニットの間に拡散板を設けることにより、蛍光体ユニットに入射する励起光の強度が低下してしまうため、プロジェクタ全体の光の利用効率が低下してしまう。上述した特許文献2は、ミラーアレイとレンズアレイにより装置の大型化と複雑化と高コスト化を招くばかりでなく、ミラーアレイとレンズアレイの吸収等により、蛍光体ユニットに入射する励起光の効率が低下してしまう。
本発明は、以上の問題意識に基づいて完成されたものであり、光の利用効率に優れる光源光学系、光源装置及び画像投射装置を提供することを目的とする。
本実施形態の光源光学系は、第1の色光を出射する複数の励起光源と用いられる光源光学系であって、前記複数の励起光源から出射された前記第1の色光が入射して前記第1の色光とは波長の異なる第2の色光を出射する波長変換ユニットと、前記複数の励起光源と前記波長変換ユニットの間の光路上に順に設けられた第1の光学系と正のパワーの第2の光学系と、を有し、前記複数の励起光源から出射されるそれぞれの光束の集光点は、前記第1の光学系と前記第2の光学系の間に形成され、前記第1の光学系と前記第2の光学系の間の光路上に位置するとともに、前記第1の色光の第1の偏光成分と第2の偏光成分の一方を透過して他方を反射するとともに、前記第2の色光を透過又は反射する偏光光学素子を有し、前記複数の励起光源から出射される全光束の集光点は、光路中において、前記偏光光学素子よりも前記波長変換ユニットに近い側に位置し、前記複数の励起光源から出射される全光束の集光点は、光路中において、前記第2の光学系の少なくとも一部と重なるように位置する、ことを特徴とする。
本発明によれば、光の利用効率に優れる光源光学系、光源装置及び画像投射装置を提供することができる。
第1実施形態によるプロジェクタを示す概略構成図である。 第1実施形態による光源装置を示す概略構成図である。 第1実施形態による蛍光体ホイールの詳細構造を示す図である。 カラーホイールを示す概略構成図である。 第1の光学系と第2の光学系を通る光線の一例を示す図である。 複数のレーザ光源から出射されるそれぞれの光束の集光点の形成位置と全光束の集光点の形成位置を示す図である。 本実施形態の光源光学系を適用した場合における蛍光体ホイールでのスポットの一例を示す図である。 複数のレーザ光源と複数のコリメータレンズについて規定した条件式(1)を説明するための図である。 第2実施形態による光源装置を示す図2に対応する概略構成図である。 第2実施形態による光源装置を示す図6に対応する図である。 図9、図10の光学素子の構成を示す拡大図である。 第3実施形態による光源装置を示す図2に対応する概略構成図である。 第4実施形態による光源装置を示す図2に対応する概略構成図である。 第4実施形態による蛍光体ホイールの詳細構造を示す図である。 第5実施形態による光源装置を示す図2に対応する概略構成図である。 第5実施形態による蛍光体ホイールの詳細構造を示す図である。 第6実施形態による光源装置の第1の光学系と第2の光学系を通る光線の一例を示す図である。 第6実施形態による光源装置を示す図2に対応する概略構成図である。 第7実施形態による光源装置を示す図2に対応する概略構成図である。
≪第1実施形態≫
図1は、第1実施形態によるプロジェクタ(画像投射装置)1を示す概略構成図である。
プロジェクタ1は、筐体10と、光源装置20と、光均一化素子30と、照明光学系40と、画像形成素子(画像表示素子)50と、投射光学系60とを有している。
筐体10は、光源装置20と光均一化素子30と照明光学系40と画像形成素子50と投射光学系60とを収納する。
光源装置20は、例えば、RGBの各色に対応する波長を含んだ光を出射する。光源装置20の内部構成については、後に詳細に説明する。
光均一化素子30は、光源装置20から出射された光をミキシングすることで均一化する。光均一化素子30としては、例えば、4枚のミラーを組み合わせたライトトンネル、ロッドインテグレータ、フライアイレンズ等が用いられる。
照明光学系40は、光均一化素子30が均一化した光で画像形成素子50を略均一に照明する。照明光学系40は、例えば、1枚以上のレンズや1面以上の反射面等を有している。
画像形成素子50は、例えば、デジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD)、透過型液晶パネル、反射型液晶パネル等のライトバルブを有している。画像形成素子50は、照明光学系40により照明される光(光源装置20の光源光学系からの光)を変調することにより画像を形成する。
投射光学系60は、画像形成素子50が形成した画像をスクリーン(被投射面)70に拡大投射する。投射光学系60は、例えば、1枚以上のレンズを有している。
図2は、第1実施形態による光源装置20を示す概略構成図である。
光源装置20は、光の伝搬方向に順に配置された、レーザ光源(励起光源)21と、コリメータレンズ22と、第1の光学系23と、偏光ビームスプリッタ(偏光光学素子)24と、1/4波長板25と、第2の光学系26と、蛍光体ホイール(波長変換ユニット、蛍光体ユニット)27と、集光レンズ28と、カラーホイール29とを有している。例えば、光源装置20のうち、レーザ光源21を除いた構成要素によって「光源光学系」が構成される。
レーザ光源21は、複数の光源(固体光源)を有している。図2では、上下方向に並ぶ6個の光源を描いているが、実際には、6個の光源が紙面直交方向(奥行方向)に4列に並んでおり、6×4=24個の光源が二次元アレイ状に配列されている。以下では、二次元アレイ状に配列された複数の光源を「複数のレーザ光源(励起光源)21」と呼ぶことがある。複数のレーザ光源21は、蛍光体ホイール27の蛍光領域(波長変換領域)27D(後述)に設けられた蛍光体を励起させる励起光B(第1の色光)として、例えば、発光強度の中心波長が455nmの青色帯域の光(青色レーザ光)を出射する。複数のレーザ光源21から出射される青色レーザ光は、偏光状態が一定の直線偏光であり、偏光ビームスプリッタ24の入射面に対してS偏光となるように配置されている。複数のレーザ光源21から出射される青色レーザ光は、コヒーレント光である。複数のレーザ光源21から出射される励起光Bは、蛍光体ホイール27の蛍光領域27Dの蛍光体を励起させることができる波長の光であればよく、青色帯域の光に限定されるものではない。複数のレーザ光源21の数は24個に限定されず、2-23個であってもよいし、25個以上であってもよい。複数のレーザ光源21は、例えば、基板上に複数の光源をアレイ状に配置した光源ユニットとして構成することができるが、その具体的態様には自由度がある。
コリメータレンズ22は、複数のレーザ光源21に対応して二次元アレイ状に複数配列されている。コリメータレンズ22は、レーザ光源21の24個の光源に対応して24個設けられている。複数のコリメータレンズ22は、複数のレーザ光源21から出射されるそれぞれの光束(励起光B)を平行光又は収束光となるように調整する。コリメータレンズ22の数は、レーザ光源21の光源の数に対応していればよく、レーザ光源21の光源の数の増減に応じて増減することができる。
なお、後述する第2実施形態(図9、図10)のように、複数のレーザ光源21(複数のコリメータレンズ22)と第1の光学系23の間に、複数のレーザ光源21から出射されるそれぞれの光束を平行光又は収束光として第1の光学系23に入射させる光学素子200を配置することができる。これに対して、第1実施形態では、光学素子200の機能を複数のコリメータレンズ22に併せ持たせた(兼ねさせた)構成となっている。
第1の光学系23は、全体として正のパワーを有しており、レーザ光源21の側から蛍光体ホイール27の側に向かって順に、正レンズ23Aと負レンズ23Bとを有している。第1の光学系23は、コリメータレンズ22から平行光又は収束光となって入射した励起光Bを収束させながら偏光ビームスプリッタ24に導く。なお、第1の光学系23は、正のパワーではなく、負のパワーを有していてもよい。
偏光ビームスプリッタ24は、第1の光学系23と第2の光学系26の間の光路上に位置している。偏光ビームスプリッタ24は、第1の光学系23から導かれた励起光Bの波長帯域のS偏光(第1の偏光成分)を反射する一方、第1の光学系23から導かれた励起光Bの波長帯域のP偏光(第2の偏光成分)および蛍光体ホイール27からの蛍光光(第2の色光)を透過するようなコートが施されている。第1実施形態では、平板状の偏光ビームスプリッタ24を用いているが、プリズムタイプの偏光ビームスプリッタ24を用いることも可能である。また、第1実施形態では、偏光ビームスプリッタ24が、励起光Bの波長帯域のS偏光を反射してP偏光を透過しているが、これとは逆に、励起光Bの波長帯域のP偏光を反射してS偏光を透過するようにしてもよい。
また、第1の光学系23と第2の光学系26の間の光路上に位置する偏光ビームスプリッタ24は、励起光B(第1の色光)を透過して蛍光光(第2の色光)を反射する、又は、励起光B(第1の色光)を反射して蛍光光(第2の色光)を透過するような特性を有していてもよい。
1/4波長板25は、偏光ビームスプリッタ24で反射された励起光Bの直線偏光に対して光学軸を45度だけ傾けた状態で配置されている。1/4波長板25は、偏光ビームスプリッタ24で反射された励起光Bを直線偏光から円偏光に変換する。
第2の光学系26は、全体として正のパワーを有しており、レーザ光源21の側から蛍光体ホイール27の側に向かって順に、正レンズ26Aと正レンズ26Bとを有している。第2の光学系26は、1/4波長板25から円偏光に変換されて入射した励起光Bを収束させながら蛍光体ホイール27に導く。第2の光学系26の入射側のレンズ(正レンズ26A)は、非球面又は自由曲面を有していてもよい。レーザ光源21の各光源からの光束の集光点近くに非球面又は自由曲面を配置することにより、レーザ光源21の各光源の光束を個別に補正しやすくし、蛍光体上のスポット形状を整形することが可能となる。
蛍光体ホイール27には、第2の光学系26から導かれた励起光Bが入射する。図3は、蛍光体ホイール27の詳細構造を示す図である。蛍光体ホイール27は、円盤部材(基板)27Aと、回転軸27Bを中心として円盤部材27Aを回転駆動する駆動モータ(駆動部材)27Cとを有している。円盤部材27Aは、例えば、透明基板や金属基板(アルミニウム基板等)を用いることができるが、これに限定されるものではない。
蛍光体ホイール27(円盤部材27A)は、周方向の大部分(第1実施形態では270°よりも大きい角度範囲)が蛍光領域27Dに区画されており、周方向の小部分(第1実施形態では90°よりも小さい角度範囲)が励起光反射領域27Eに区画されている。
蛍光領域27Dは、下層側から上層側に向かって順に、反射コート27D1と、蛍光体層27D2と、反射防止コート(ARコート)27D3とを積層して構成されている。
反射コート27D1は、蛍光体層27D2による蛍光光(発光光)の波長領域の光を反射する特性を有している。円盤部材27Aを反射率が高い金属基板で構成した場合には、反射コート27D1を省略することも可能である(円盤部材27Aに反射コート27D1の機能を持たせることも可能である)。
蛍光体層27D2としては、例えば、蛍光体材料を有機・無機のバインダ内に分散させたもの、蛍光体材料の結晶を直接形成したもの、Ce:YAG系などの希土類蛍光体を用いることができる。蛍光体層27D2による蛍光光(発光光)の波長帯域は、例えば、黄色、青色、緑色、赤色の波長帯域を用いることができるが、第1実施形態では、黄色の波長帯域を有する蛍光光(発光光)を用いる場合を例示して説明する。また、本実施例では波長変換素子として蛍光体を用いているが、燐光体や、非線形光学結晶などを用いてもよい。
反射防止コート27D3は、蛍光体層27D2の表面における光の反射を防止する特性を有している。
励起光反射領域27Eには、第2の光学系26から導かれた励起光Bの波長領域の光を反射する特性を有する反射コート(反射面)27E1が積層されている。円盤部材27Aを反射率が高い金属基板で構成した場合には、反射コート27E1を省略することも可能である(円盤部材27Aに反射コート27E1の機能を持たせることも可能である)。
円盤部材27Aを駆動モータ27Cによって回転駆動することにより、蛍光体ホイール27上における励起光Bの照射位置が時間とともに移動する。その結果、蛍光体ホイール27に入射した励起光B(第1の色光)の一部分が、蛍光領域(波長変換領域)27Dで励起光B(第1の色光)とは波長の異なる蛍光光Y(第2の色光)に変換されて出射され、蛍光体ホイール27に入射した励起光Bの他部分が、励起光反射領域27Eで励起光Bのままで反射されて出射される。
なお、蛍光領域27Dと励起光反射領域27Eの数や範囲等には自由度があり、種々の設計変更が可能である。例えば、各2つの蛍光領域と励起光反射領域とを周方向に90°間隔となるように交互に配置してもよい。
再び図2に基づいて説明する。蛍光体ホイール27の励起光反射領域27Eで反射された励起光Bは逆向きの円偏光となり、再び第2の光学系26と1/4波長板25を通過し、P偏光に変換される。P偏光に変換された励起光Bは、偏光ビームスプリッタ24を透過して、集光レンズ28を通してカラーホイール29に入射する。
一方、蛍光体ホイール27の蛍光領域27Dに入射した励起光Bは蛍光光Yに変換されて出射される。この蛍光光Yは、第2の光学系26により略平行光とされ、1/4波長板25を通過し、偏光ビームスプリッタ24を透過して、集光レンズ28を通してカラーホイール29に入射する。
図4は、カラーホイール29を示す概略構成図である。カラーホイール29は、周方向に区画された青色領域B、黄色領域Y、赤色領域R、緑色領域Gを有している。青色領域Bは、蛍光体ホイール27の励起光反射領域27Eに対応し、黄色領域Y、赤色領域R、緑色領域Gは、蛍光体ホイール27の蛍光領域27Dにそれぞれ対応するように同期される。青色領域Bには透過拡散板(図示略)を配置することにより、レーザ光源21のコヒーレンスを低減することが可能となり、スクリーン70上でのスペックルを低減させることができる。黄色領域Yは、蛍光体ホイール27から発光する黄色の波長領域をそのまま透過させる。赤色領域R、緑色領域Gは、それぞれダイクロイックミラーを用いることにより、黄色の波長から不要な波長域の光を反射させ、純度の高い色の光を得る。カラーホイール29によって時分割で作られた各色が光均一化素子30から照明光学系40を通して画像形成素子50に導かれ、各色に対応した画像を形成し、投射光学系60によってスクリーン70に拡大投影させることにより、カラー画像が得られる。すなわち、画像形成素子(画像表示素子)50が、光源光学系からの光を変調して画像を形成し、投射光学系60が、画像形成素子50が形成した画像をスクリーン(被投射面)70に拡大投射する。
第1実施形態では、光源光学系の構成要素として、複数のレーザ光源(励起光源)21と蛍光体ホイール(波長変換ユニット)27の間の光路上に順に設けられた正のパワーの第1の光学系23と正のパワーの第2の光学系26とを有している。
第1の光学系23を、S偏光の励起光Bは通過するが、蛍光光Yは通過しない。第2の光学系26を、S偏光の励起光BとP偏光の励起光Bと蛍光光Yが通過する。このように、第1の光学系23と第2の光学系26は、前者は蛍光光Yが通過し、後者は蛍光光Yが通過しないという点で、切り分けられる。また、第1の光学系23と第2の光学系26は、最大空気間隔の箇所で、切り分けられる。
第1の光学系23と第2の光学系26のレンズデータと非球面データを以下に示す。
Figure 0007428070000001
上記のレンズデータと非球面データに示すように、第1の光学系23において、正レンズ23Aは両凸形状を有しており、負レンズ23Bは両凹形状を有している。また、第2の光学系26において、正レンズ26Aは両凸形状を有しており、正レンズ26Bは物体側に凸の平凸形状を有している。正レンズ26Aの両面には、非球面が形成されている。第2の光学系26の構成はこれに限らず、例えば、正レンズ26Aの一面だけに非球面を形成してもよいし、正レンズ26Bの両面又は一面に非球面を形成してもよい。また、第1の光学系23において、正レンズ23Aと負レンズ23Bに追加のレンズを設けてもよいし、第2の光学系26において、正レンズ26Aと正レンズ26Bに追加のレンズを設けてもよい。図示は省略しているが、光源光学系の光路上のいずれかの位置(例えば第1の光学系23の正レンズ23Aの直前)には、励起光Bの光量を調整するための開口絞りが設けられていてもよい。
図5は、第1の光学系23と第2の光学系26を通る光線の一例を示す図である。図5に示すように、第1の光学系23は、第1の光学系23の光軸Aに平行な光線が入射したとき、第1の光学系23から出射される光線が光軸Aに所定の角度をなして近付きながら(集光されながら)第2の光学系26に入射するような光学特性を有している。
ここで、本実施形態では、エネルギー密度の均一化と最適なスポットサイズを得ることによりプロジェクタ1における光の利用効率を向上させるべく、蛍光体ホイール27に青色レーザ光(第1の色光)を導く光学系の特徴を「複数のレーザ光源(励起光源)21毎(位置毎)の集光点F」に着目して特定している。各集光点Fは、複数のレーザ光源21の各々による中間像に相当する。通常(従来)の光源光学系では、複数のレーザ光源の各々による中間像を形成せず(集光点を持たず)、単に、蛍光体の近傍に集光するのみである。また、本実施形態では、第1の光学系23への入射光束を適切に設定することで、蛍光体ホイール27におけるスポットの均一性と蛍光体層(波長変換層)の損傷を防いでいる。
図6は、複数のレーザ光源21から出射されるそれぞれの光束の集光点Fの形成位置と全光束の集光点Fallの形成位置を示す図である。
複数のレーザ光源21から出射されるそれぞれの光束の集光点Fは、第1の光学系23と第2の光学系26の間に形成される。これにより、拡散板やマイクロレンズアレイ等の均一化素子を用いることなく、蛍光体ホイール27での蛍光スポットサイズを適切にし、かつエネルギー密度を均一化することができ、簡易な構成で蛍光体の変換効率を向上させることができ、かつプロジェクタ1全体での光の利用効率を向上させることが可能となる。さらに、集光点Fを光学部材のない部分に形成させることによって、光エネルギーの集中による光学部材の破壊、及び、屈折率分布の変化の発生を防ぐことが可能になる。
また、複数のコリメータレンズ22が、複数のレーザ光源21から入射されるそれぞれの光束を平行光又は収束光として第1の光学系23に入射させる「光学素子」の機能を有している。これにより、蛍光体ホイール27でのスポットを均一化して波長変換効率を向上させることができる。「光学素子」としては、例えば、レンズアレイ、回折光学素子、ホログラム等を用いることができるが、図6では、複数のコリメータレンズ22の構成例として、複数のレーザ光源21に対応して第1の光学系23の側に突出する複数の正レンズ(正レンズ群)22Xを具備したレンズアレイ22Yを例示している。これにより、「光学素子」を高効率かつ低コストに構成することができる。
図6において、複数のレーザ光源21から出射された光線がそれぞれ光束を形成し、複数のレーザ光源21に対応した複数の正レンズ(正レンズ群)22Xに入射することで、各光束が平行光又は収束光になって複数の正レンズ(正レンズ群)22Xから出射される。複数の正レンズ(正レンズ群)22Xは、光源の光束を平行化する複数のコリメータレンズ22であり、複数のコリメータレンズ22を光軸方向に移動させることで、複数の正レンズ(正レンズ群)22Xから射出される光束が平行光又は収束光になるようにすることもできる。
ここで、第1の光学系23への各光束が発散光となっていた場合、蛍光体ホイール27におけるスポットが均一化されず、複数のレーザ光源21に対応した像を形成するため、非常にスポット径が小さくなり、蛍光体ホイール27での集光密度が高まり、波長変換効率が低下したり、波長変換層がやけを起こしてしまったりしてしまう。
この点、本実施形態では、複数の正レンズ(正レンズ群)22Xから出射された平行光又は収束光が第1の光学系23でさらに収束され、第1の光学系23と第2の光学系26の間、特に、偏光ビームスプリッタ24の透過面・反射面の近傍に集光点Fが形成される。これにより、エネルギー密度の均一化と最適なスポットサイズを得ることでプロジェクタ1における光の利用効率を向上させるとともに、蛍光体層(波長変換層)の熱による破壊を防ぐことができる。
複数のレーザ光源21から出射されるそれぞれの光束の集光点Fは、その少なくとも半分(50%以上)が、第2の光学系26よりも第1の光学系23に近い側に位置することが好ましい。これにより、蛍光体ホイール27でのスポットの均一性をより一層向上させることができる。なお、複数のレーザ光源21から出射されるそれぞれの光束の集光点Fは、その70%以上、80%以上、90%以上又は100%(全て)が、第2の光学系26よりも第1の光学系23に近い側に位置していてもよい。
複数のレーザ光源21から出射されるそれぞれの光束の集光点Fは、その少なくとも半分(50%以上)が、第1の光学系23と偏光ビームスプリッタ(偏光光学素子)24(の透過面・反射面)の間に位置することが好ましい。これにより、蛍光体ホイール27でのスポットの均一性をより一層向上させることができる。また、偏光ビームスプリッタ24の透過面・反射面に光エネルギーが集中するのを回避して、偏光ビームスプリッタ24の反射コート等の損傷を防止することができる。なお、複数のレーザ光源21から出射されるそれぞれの光束の集光点Fは、その70%以上、80%以上、90%以上又は100%(全て)が、第1の光学系23と偏光ビームスプリッタ(偏光光学素子)24(の透過面・反射面)の間に位置していてもよい。
複数のレーザ光源21から出射されるそれぞれの光束の集光点Fは、その少なくとも半分(50%以上)が、偏光ビームスプリッタ(偏光光学素子)24(の透過面・反射面)を基準として第2の光学系26よりも第1の光学系23に近い側に位置することが好ましい。これにより、蛍光体ホイール27でのスポットの均一性をより一層向上させることができる。また、偏光ビームスプリッタ24の透過面・反射面に光エネルギーが集中するのを回避して、偏光ビームスプリッタ24の反射コート等の損傷を防止することができる。なお、複数のレーザ光源21から出射されるそれぞれの光束の集光点Fは、その70%以上、80%以上、90%以上又は100%(全て)が、偏光ビームスプリッタ(偏光光学素子)24(の透過面・反射面)を基準として第2の光学系26よりも第1の光学系23に近い側に位置していてもよい。
図6に示すように、複数のレーザ光源21から出射される全光束の集光点Fallは、光路中において、偏光ビームスプリッタ(偏光光学素子)24(の透過面・反射面)よりも蛍光体ホイール27に近い側に位置している。ここで、「複数のレーザ光源21から出射される全光束」は、複数のレーザ光源21(全光源)から出射される全ての光線を包括した束を意味している。また、複数のレーザ光源21から出射される全光束の集光点Fallは、光路中において、第2の光学系26の少なくとも一部と重なるように位置している。図6の例では、複数のレーザ光源21から出射される全光束の集光点Fallは、第2の光学系26の正レンズ26Bと重なるように位置している。これにより、蛍光体ホイール27でのスポットをぼけさせて均一化するとともに、高効率、小型、低コストの光源光学系を実現することができる。
図7は、本実施形態の光源光学系を適用した場合における蛍光体ホイール27でのスポットの一例を示す図である。図7から、蛍光体ホイール27でのスポットの均一化が図られており、プロジェクタ1における光の利用効率を向上させられることが理解できる。
上述したように、複数のレーザ光源21と複数のコリメータレンズ22は、互いに対応するように二次元アレイ状に配列されている。ここで、図8に示すように、複数のレーザ光源21の発散角が最大となる方向をX方向と定義した場合において、X方向の発散角をθx、X方向における複数のレーザ光源21のピッチをPx、複数のレーザ光源21と複数のコリメータレンズ22の距離をLとしたとき、次の条件式(1)を満足することが好ましい。
(1)0.5<Px/L・tanθx<2
条件式(1)を満たすことにより、複数のレーザ光源21の各発光点のプロファイル間距離を抑えた形で最適設定できるため、全体でのプロファイルが密な状態となり、蛍光体ホイール27に縮小したときに均一なプロファイルが得られ、蛍光体変換効率を向上させることができる。
条件式(1)の上限を上回ると、複数のレーザ光源21の各発光点の距離、ひいては、各発光点のプロファイル間の距離が大きくなる。このため、蛍光体ホイール27において所望のスポットサイズとしたい場合に、縮小率が大きくなりすぎて、各発光点の像が小さくなり、蛍光体ホイール27での集光密度が大きくなり、波長変換効率が低下してしまう。
条件式(1)の下限を下回ると、蛍光体ホイール27で均一なプロファイルを得やすいが、隣接するコリメータレンズ22に各発光点からの光が入射し、意図しない方向に光線の一部が進んでしまうため、迷光となるばかりか、光学系の効率が低下してしまう。
≪第2実施形態≫
図9~図11を参照して第2実施形態によるプロジェクタ1について詳細に説明する。第1実施形態と共通する構成については、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
上述した第1実施形態では、複数のレーザ光源21から出射されるそれぞれの光束を平行光又は収束光として第1の光学系23に入射させる「光学素子」の機能を複数のコリメータレンズ22に併せ持たせていた(兼ねさせていた)。これに対して、第2実施形態では、複数のコリメータレンズ22と別部材の光学素子200を、複数のコリメータレンズ22と第1の光学系23の間に設けている。
複数のレーザ光源21から出射された光線がそれぞれ光束を形成し、複数のレーザ光源21に対応した複数のコリメートレンズ22に入射することで、各光束が平行光又は発散光になって複数のコリメートレンズ22から出射されて、光学素子200に入射される。光学素子200は、複数のレーザ光源21に対応して第1の光学系23の側に突出する複数の正レンズ(正レンズ群)210を具備したレンズアレイ220により構成されている(図11参照)。
ここで、光学素子200の複数の正レンズ(正レンズ群)210のパワーは、複数のコリメートレンズ22の正レンズ(正レンズ群)のパワーより弱い。このため、光学素子200を通過したそれぞれの光束は、平行光又は収束光となって光学素子200から出射されて、第1の光学系23に入射される。光学素子200から出射された各光束は、第1の光学系23により収束されて、第1の光学系23と第2の光学系26の間で、偏光ビームスプリッタ24の透過面・反射面より手前に集光点Fを形成する。また、光学素子200から出射された全光束の集光点Fallは、光路中において、偏光ビームスプリッタ24の透過面・反射面よりも蛍光体ホイール27に近い側に位置している。また、光学素子200から出射された全光束の集光点Fallは、光路中において、第2の光学系26の少なくとも一部(ここでは正レンズ26B)と重なるように位置している。
≪第3実施形態≫
図12を参照して第3実施形態によるプロジェクタ1について詳細に説明する。第1実施形態と共通する構成については、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
第3実施形態は、次の点において第1実施形態と異なっている。すなわち、レーザ光源21から出射される励起光BがP偏光であり、偏光ビームスプリッタ24が、第1の光学系23から導かれたP偏光の励起光Bを透過する一方、1/4波長板25と第2の光学系26と蛍光体ホイール27からのS偏光に変換された励起光Bと蛍光光Yを反射するような特性を有している。
≪第4実施形態≫
図13、図14を参照して第4実施形態によるプロジェクタ1について詳細に説明する。第1実施形態と共通する構成については、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
第4実施形態では、第1実施形態において、集光レンズ28とカラーホイール29を省略するとともに、蛍光体ホイール27の構成を異ならせている。
図14は、第4実施形態による蛍光体ホイール27の詳細構造を示す図である。第4実施形態の蛍光体ホイール27は、第1実施形態のように周方向に蛍光領域27Dと励起光反射領域27Eに分割されておらず、周方向の全周に亘る蛍光領域(波長変換領域)27Gが設けられる。
蛍光領域27Gは、下層側から上層側に向かって順に、第1の反射コート27G1と、蛍光体層27G2と、第2の反射コート27G3とを積層して構成されている。
第1の反射コート27G1は、第2の光学系26から導かれた励起光Bの波長領域の光と、蛍光体層27G2による蛍光光(発光光)の波長領域の光とを反射する特性を有している。
蛍光体層27G2は、例えば、蛍光体材料を有機・無機のバインダ内に分散させたもの、蛍光体材料の結晶を直接形成したもの、Ce:YAG系などの希土類蛍光体を用いることができる。蛍光体層27G2による蛍光光(発光光)の波長帯域は、例えば、黄色とすることで、励起光の青色と組み合わせることで白色光を得ることができる。
第2の反射コート27G3は、第2の光学系26から導かれた励起光Bの一部分を反射する一方、第2の光学系26から導かれた励起光Bの他部分と蛍光体層27G2による蛍光光(発光光)を透過する特性を有している。
蛍光体ホイール27の第2の反射コート27G3で反射された励起光Bは、逆向きの円偏光となり、再び第2の光学系26と1/4波長板25を通過し、P偏光に変換される。P偏光に変換された励起光Bは、偏光ビームスプリッタ24を透過して、光均一化素子30に入射する。一方、蛍光体ホイール27の第2の反射コート27G3を透過した励起光Bは、蛍光体層27G2で蛍光光Yに変換され、第1の反射コート27G1で反射される。この蛍光光Yは、第2の光学系26により略平行光とされ、1/4波長板25を通過し、偏光ビームスプリッタ24を透過して、光均一化素子30に入射する。
≪第5実施形態≫
図15、図16を参照して第5実施形態によるプロジェクタ1について詳細に説明する。第1実施形態と共通する構成については、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
第5実施形態では、第1実施形態において、偏光ビームスプリッタ24、1/4波長板25、集光レンズ28及びカラーホイール29を省略している。また、偏光ビームスプリッタ24があった位置にダイクロイックミラー90を設けている。さらに、ダイクロイックミラー90を挟んだ第1の光学系23と反対側に、青色光源91と、コリメータレンズ92と、第3の光学系93を設けている。
青色光源91は、複数の光源(固体光源)を有している。青色光源91の各光源は、励起光Bとは別の青色波長域の光(青色レーザ光)を出射する。コリメータレンズ92は、青色光源91の複数の光源に対応して複数設けられている。図15では、上下方向に並ぶ各3個の青色光源91とコリメータレンズ92を描いているが、青色光源91とコリメータレンズ92のセットは、紙面直交方向(奥行方向)に複数列に亘って配置されていてもよい(二次元配列されていてもよい)。コリメータレンズ92は、青色光源91の各光源が出射した青色レーザ光を平行光となるように調整する。青色光源91とコリメータレンズ92の数は、適宜、増減することができる。第3の光学系93は、両凸形状の正レンズ93Aと、両凹形状の負レンズ93Bとを有しており、青色光源91とコリメータレンズ92による青色レーザ光を通過してダイクロイックミラー90に導く。なお、青色光源91は、レーザ光源以外にも、例えば発光ダイオードを用いてもよい。
ダイクロイックミラー90は、第1の光学系23から導かれた励起光Bを第2の光学系26に向けて反射し、第3の光学系93から導かれた青色レーザ光を光均一化素子30に向けて反射する。また、ダイクロイックミラー90は、蛍光体ホイール27からの蛍光光を光均一化素子30に向けて透過する。ダイクロイックミラー90で反射された励起光Bは、第2の光学系26を通って蛍光体ホイール27に入射する。
図16は、第5実施形態による蛍光体ホイール27の詳細構造を示す図である。第5実施形態の蛍光体ホイール27は、第1実施形態のように周方向に蛍光領域27Dと励起光反射領域27Eに分割されておらず、周方向の全周に亘る蛍光領域(波長変換領域)27Hが設けられる。
蛍光領域27Hは、下層側から上層側に向かって順に、反射コート27H1と、蛍光体層27H2と、反射防止コート(ARコート)27H3とを積層して構成されている。
反射コート27H1は、蛍光体層27H2による蛍光光(発光光)の波長領域の光を反射する特性を有している。円盤部材27Aを反射率が高い金属基板で構成した場合には、反射コート27H1を省略することも可能である(円盤部材27Aに反射コート27H1の機能を持たせることも可能である)。
蛍光体層27H2としては、例えば、蛍光体材料を有機・無機のバインダ内に分散させたもの、蛍光体材料の結晶を直接形成したもの、Ce:YAG系などの希土類蛍光体を用いることができる。蛍光体層27H2による蛍光光(発光光)の波長帯域は、例えば、青色光源91の各光源が出射した青色レーザ光と組み合わせることで白色光が得られる。
反射防止コート27H3は、蛍光体層27H2における光の反射を防止する特性を有している。
蛍光体ホイール27の蛍光領域27Hに入射した励起光Bは蛍光光Yに変換されて出射される。この蛍光光Yは、第2の光学系26により略平行光とされ、ダイクロイックミラー90を透過して、光均一化素子30に入射する。一方、色光源91の各光源が出射した青色レーザ光は、コリメータレンズ92で平行光とされ、第3の光学系93を通って、ダイクロイックミラー90で反射されることにより、光均一化素子30に入射する。
≪第6実施形態≫
図17、図18を参照して第6実施形態によるプロジェクタ1について詳細に説明する。第1実施形態と共通する構成については、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
第6実施形態では、第1実施形態において、偏光ビームスプリッタ24と第2の光学系26の間にあった1/4波長板25を省略するとともに、偏光ビームスプリッタ24があった位置にダイクロイックミラー(色分離光学素子)100を設けている。第1の光学系23と第2の光学系26の間の光路上に位置するダイクロイックミラー100は、励起光B(第1の色光)を透過して蛍光光(第2の色光)を反射する、又は、励起光B(第1の色光)を反射して蛍光光(第2の色光)を透過するような特性を有することができる。
複数のレーザ光源21から出射されるそれぞれの光束の集光点Fは、その少なくとも半分(50%以上)が、第1の光学系23とダイクロイックミラー(色分離光学素子)100の間に位置することが好ましい。
複数のレーザ光源21から出射されるそれぞれの光束の集光点Fは、その少なくとも半分(50%以上)が、ダイクロイックミラー(色分離光学素子)100を基準として第2の光学系26よりも第1の光学系23に近い側に位置することが好ましい。
複数のレーザ光源21から出射される全光束の集光点Fallは、光路中において、ダイクロイックミラー(色分離光学素子)100よりも蛍光体ホイール27に近い側に位置することが好ましい。
さらに、第1の光学系23の光軸Xと第2の光学系26の光軸Yとを光軸と垂直な方向に偏心させている。これにより、第1の光学系23から出射された励起光Bが、第2の光学系26の片側(図17における光軸Yを挟んだ下側)から入射する。ここで、第6実施形態において、第1の光学系23の光軸Xと第2の光学系26の光軸Yを一致させた場合の光の振る舞いは、第1実施形態と同様である。
第1実施形態では、偏光方向(S偏光、P偏光)を規定していたが、第6実施形態では、どの方向に配置してもよい。レーザ光源21より出射した光がコリメータレンズ22によってそれぞれ平行光束にされた後、第1の光学系23を通り、励起光Bを反射し、蛍光光Yを透過させるダイクロイックミラー100により反射され、第2の光学系26に導かれる。第1の光学系23が第2の光学系26に対して偏心されるように配置することにより、励起光Bは第2の光学系26の片側より入射し、蛍光体ホイール27に対して斜めに入射される。蛍光ホイール27の蛍光領域27Dに入射した励起光Bは蛍光光Yに変換され、第1実施形態と同様の光路を通って光均一化素子30に導かれる。
一方、蛍光体ホイール27の励起光反射領域27Eに入射した励起光Bは正反射されるため、図18に示すように、第2の光学系26に入射した側(図18中の左側)と反対側(図18中の右側)を通って第2の光学系26より出射される。第2の光学系26から出射された励起光Bはダイクロイックミラー100を通らずに、集光レンズ28に入射し、カラーホイール29、光均一化素子30に導かれる。
第6実施形態では、蛍光体ホイール27の励起光反射領域27Eで反射された励起光Bがダイクロイックミラー100を通らない構成を示したが、ダイクロイックミラー100を大きくし、半分の面のコートは励起光Bを反射し、蛍光光Yを透過する特性とし、残りの半分を励起光B、蛍光光Yを透過する特性を有したダイクロイックミラー100を利用することも可能である。
≪第7実施形態≫
図19を参照して第7実施形態によるプロジェクタ1について詳細に説明する。第1実施形態と共通する構成については、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
第7実施形態では、第6実施形態において、レーザ光源21とコリメータレンズ22のセットに加えて、その下方に位置するレーザ光源21Xとコリメータレンズ22Xのセットを有している。レーザ光源21とコリメータレンズ22のセット、及び、レーザ光源21Xとコリメータレンズ22Xのセットは、ともに、P偏光の励起光Bを出射する。
光源装置20は、レーザ光源21とコリメータレンズ22のセット、及び、レーザ光源21Xとコリメータレンズ22Xのセットが出射した励起光Bを合成して、第1の光学系23に出射する合成光学系110を有している。
合成光学系110は、1/2波長板112と、反射ミラー114と、偏光ビームスプリッタ116とを有している。
1/2波長板112は、レーザ光源21Xとコリメータレンズ22Xのセットが出射した励起光BをP偏光からS偏光に変換する。
反射ミラー114は、1/2波長板112でS偏光に変換された励起光Bを偏光ビームスプリッタ116に向けて反射する。
偏光ビームスプリッタ116は、S偏光の励起光Bを反射する一方、P偏光の励起光Bを透過する特性を有している。偏光ビームスプリッタ116は、レーザ光源21とコリメータレンズ22のセットが出射したP偏光の励起光Bを透過して、第1の光学系23に導く。偏光ビームスプリッタ116は、反射ミラー114が反射したS偏光の励起光Bを反射して、第1の光学系23に導く。このようにして、P偏光とS偏光の励起光Bが合成されて、第1の光学系23に入射する。
レーザ光源21とレーザ光源21Xは、それぞれ、独立した基板上に形成されており、レーザ光源21の発光点のうち任意の2つの発光点の距離が最大となる距離をSmax1、レーザ光源21Xの発光点のうち任意の2つの発光点の距離が最大となる距離をSmax2としたときに、Smax1とSmax2のうち大きい方をSmaxとすることができる。例えば、レーザ光源21とレーザ光源21Xとして同一の光源アレイを用いた場合、Smax1=Smax2=Smaxが成立する。
なお、ここでは、レーザ光源21とコリメータレンズ22のセット、及び、レーザ光源21Xとコリメータレンズ22Xのセットが、ともに、P偏光の励起光Bを出射する場合を例示して説明したが、S偏光の励起光Bを出射してもよい。また、偏光ビームスプリッタ116を用いて励起光Bを合成する場合を例示して説明したが、櫛歯ミラー等を用いて励起光Bを合成することも可能である。
以上のように、本実施形態の光源光学系、光源装置及びプロジェクタ(画像投射装置)では、複数のレーザ光源(励起光源)21から出射されるそれぞれの光束の集光点が、第1の光学系23と第2の光学系26の間に形成される。これにより、エネルギー密度の均一化と最適なスポットサイズを得ることにより光の利用効率を向上させることができる。また、拡散板やマイクロレンズアレイ等の均一化素子を用いる必要がないので、小型化と簡素化と低コスト化を図ることができる。
なお、上述した各実施形態では、本発明の好適な実施具体例を示したが、本発明はその内容に限定されることはない。特に、各実施形態で例示した各部の具体的形状および数値は、本発明を実施するに際して行う具体化のほんの一例にすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。このように、本発明は、本実施形態で説明した内容に限定されることはなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更することができる。
1 プロジェクタ(画像投射装置)
10 筐体
20 光源装置
21 21X レーザ光源(励起光源)
22 22X コリメータレンズ(光源光学系)
22X 複数の正レンズ(正レンズ群)
22Y レンズアレイ
23 第1の光学系(光源光学系)
23A 正レンズ
23B 負レンズ
24 偏光ビームスプリッタ(光源光学系、偏光光学素子)
25 1/4波長板(光源光学系)
26 第2の光学系(光源光学系)
26A 正レンズ
26B 正レンズ
27 蛍光体ホイール(光源光学系、波長変換ユニット、蛍光体ユニット)
27A 円盤部材(基板)
27B 回転軸
27C 駆動モータ(駆動部材)
27D 蛍光領域(波長変換領域)
27D1 反射コート
27D2 蛍光体層
27D3 反射防止コート(ARコート)
27E 励起光反射領域
27E1 反射コート(反射面)
27G 蛍光領域(波長変換領域)
27G1 第1の反射コート
27G2 蛍光体層
27G3 第2の反射コート
27H 蛍光領域(波長変換領域)
27H1 反射コート
27H2 蛍光体層
27H3 反射防止コート(ARコート)
28 集光レンズ(光源光学系)
29 カラーホイール(光源光学系)
30 光均一化素子
40 照明光学系
50 画像形成素子(画像表示素子)
60 投射光学系
70 スクリーン(被投射面)
90 ダイクロイックミラー(光源光学系)
91 青色光源(光源光学系)
92 コリメータレンズ(光源光学系)
93 第3の光学系(光源光学系)
100 ダイクロイックミラー(色分離光学素子)
110 合成光学系
112 1/2波長板
114 反射ミラー
116 偏光ビームスプリッタ
200 光学素子
210 複数の正レンズ(正レンズ群)
220 レンズアレイ

Claims (12)

  1. 第1の色光を出射する複数の励起光源と用いられる光源光学系であって、
    前記複数の励起光源から出射された前記第1の色光が入射して前記第1の色光とは波長の異なる第2の色光を出射する波長変換ユニットと、
    前記複数の励起光源と前記波長変換ユニットの間の光路上に順に設けられた第1の光学系と正のパワーの第2の光学系と、
    を有し、
    前記複数の励起光源から出射されるそれぞれの光束の集光点は、前記第1の光学系と前記第2の光学系の間に形成され、
    前記第1の光学系と前記第2の光学系の間の光路上に位置するとともに、前記第1の色光の第1の偏光成分と第2の偏光成分の一方を透過して他方を反射するとともに、前記第2の色光を透過又は反射する偏光光学素子を有し、
    前記複数の励起光源から出射される全光束の集光点は、光路中において、前記偏光光学素子よりも前記波長変換ユニットに近い側に位置し、
    前記複数の励起光源から出射される全光束の集光点は、光路中において、前記第2の光学系の少なくとも一部と重なるように位置する、
    ことを特徴とする光源光学系。
  2. 前記複数の励起光源から出射されるそれぞれの光束を平行光又は収束光として前記第1の光学系に入射させる光学素子を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光源光学系。
  3. 前記光学素子は、前記複数の励起光源に対応する複数の正レンズを有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の光源光学系。
  4. 前記複数の励起光源から出射されるそれぞれの光束を平行光又は発散光として前記複数の正レンズに入射させる複数のコリメータレンズを有する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の光源光学系。
  5. 前記複数の励起光源から出射されるそれぞれの光束の集光点は、その少なくとも半分が、前記第2の光学系よりも前記第1の光学系に近い側に位置する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の光源光学系。
  6. 記複数の励起光源から出射されるそれぞれの光束の集光点は、その少なくとも半分が、前記第1の光学系と前記偏光光学素子の間に位置する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の光源光学系。
  7. 記複数の励起光源から出射されるそれぞれの光束の集光点は、その少なくとも半分が、前記偏光光学素子を基準として前記第2の光学系よりも前記第1の光学系に近い側に位置する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の光源光学系。
  8. 前記複数の励起光源は、二次元アレイ状に配列され、
    前記複数の励起光源に対応して二次元アレイ状に配列された複数のコリメータレンズを有し、
    前記複数の励起光源の発散角が最大となる方向をX方向と定義した場合において、前記X方向の発散角をθx、前記X方向における前記複数の励起光源のピッチをPx、前記複数の励起光源と前記複数のコリメータレンズの距離をLとしたとき、次の条件式(1)を満足する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の光源光学系。
    (1)0.5<Px/L・tanθx<2
  9. 前記第2の光学系の入射側のレンズは、非球面又は自由曲面を有する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の光源光学系。
  10. 前記複数の励起光源と、請求項1から請求項のいずれかに記載の光源光学系を有する光源装置。
  11. 前記複数の励起光源は、前記第1の色光として、コヒーレント光を出射する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の光源装置。
  12. 前記複数の励起光源と、
    請求項1から請求項のいずれかに記載の光源光学系と、
    前記光源光学系からの光を変調して画像を形成する画像表示素子と、
    前記画像を被投射面に拡大投射する投射光学系と、
    を有することを特徴とする画像投射装置。
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