JP7428046B2 - エンジン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジン装置に関する。
従来、この種のエンジン装置としては、エンジンと、エンジンの排気管に配置されたタービンとエンジンの吸気管に配置されたコンプレッサとが連結シャフトを介して連結された過給機と、タービンの翼開度を調整することにより過給圧を制御する可変翼調整機構と、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このエンジン装置では、過給機の熱力学モデルとタービン特性と過給機モデルとを用いてタービンの翼開度を求める。この過給機モデルで用いられる効率を、タービン入口の排気圧を計測することにより導かれる実際の効率で補正することにより、過給機モデルの精度を高めている。
特開2009-168007号公報
こうしたエンジン装置では、エンジンの排気管におけるタービンの下流側に配置された触媒の保護のためなどの理由により、タービンの下流側の排気温度(出口温度)をより適切に推定することが求められている。
本発明のエンジン装置は、過給機のタービンの下流側の排気温度をより適切に推定することを主目的とする。
本発明のエンジン装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のエンジン装置は、
エンジンと、
前記エンジンの排気管に配置されたタービンと前記エンジンの吸気管に配置されたコンプレッサとが連結シャフトを介して連結された過給機と、
制御装置と、
を備えるエンジン装置であって、
前記制御装置は、前記吸気管における前記コンプレッサの上流側の吸気圧と前記コンプレッサの下流側の過給圧とに基づく前記コンプレッサでのエネルギの消費仕事と、前記タービンでのエネルギの回収仕事と、の関係を考慮して前記タービンの下流側の排気温度を推定する、
ことを要旨とする。
本発明のエンジン装置では、吸気管におけるコンプレッサの上流側の吸気圧とコンプレッサの下流側の過給圧とに基づくコンプレッサでのエネルギの消費仕事と、タービンでのエネルギの回収仕事と、の関係を考慮してタービンの下流側の排気温度を推定する。これにより、タービンの下流側の排気温度をより適切に推定することができる。
本発明のエンジン装置において、前記制御装置は、前記タービンの上流側の排気温度と、前記コンプレッサの上流側の吸気温度と、前記吸気圧と、前記過給圧と、に基づいて前記タービンの下流側の排気温度を推定するものとしてもよい。この場合、前記制御装置は、前記コンプレッサの上流側の吸気温度を「Tci」とし、前記吸気圧を「Pci」とし、前記過給圧を「Pco」とし、前記タービンの上流側の排気温度を「Tti」とし、前記タービンの下流側の排気温度を「Tto」とし、前記エンジンの吸気および排気の比熱比を「Kie」としたときに、式(1)により前記タービンの下流側の排気温度Ttoを演算するものとしてもよい。
Figure 0007428046000001
本発明のエンジン装置において、前記制御装置は、前記タービンの上流側の排気温度と、前記タービンの下流側の排気温度と、に基づいて前記タービンの温度を推定するものとしてもよい。
本発明のエンジン装置において、前記タービンは、前記排気管のタービンハウジング内に配置され、前記コンプレッサは、前記吸気管のコンプレッサハウジング内に配置され、前記連結シャフトは、前記タービンハウジングおよび前記コンプレッサハウジングに接続されるシャフトハウジング内に配置されると共にベアリングを介して前記シャフトハウジングにより回転自在に支持され、前記タービンハウジングと前記シャフトハウジングとの境界部および前記コンプレッサハウジングと前記シャフトハウジングとの境界部にはシールリングが配置され、前記シャフトハウジング内には、冷却水の循環流路および潤滑油の油路が形成されるものとしてもよい。
この場合、前記制御装置は、前記タービンの上流側の排気温度と、前記タービンの下流側の排気温度と、に基づいて前記タービンの温度を推定すると共に、前記タービンの温度と前記シールリングの温度と前記ベアリングの温度とに基づいて前記連結シャフトの温度を推定するものとしてもよい。
また、この場合、前記制御装置は、前記シールリングの前回温度と前記油路の前回温度と前記連結シャフトの温度と前記冷却水の温度および通水量とに基づいて前記シールリングの温度を推定するものとしてもよい。また、前記制御装置は、前記ベアリングの前回温度と前記連結シャフトの温度と前記冷却水の温度および通水量とに基づいて前記ベアリングの温度を推定するものとしてもよい。さらに、前記制御装置は、前記油路の前回温度と前記冷却水の温度および通水量とに基づいて前記油路の温度を推定するものとしてもよい。
本発明の一実施例としてのエンジン装置10の構成の概略を示す構成図である。 過給機40の構成の概略を示す構成図である。 冷却装置65の構成の概略を示す構成図である。 電子制御ユニット70の入出力信号の一例を示す説明図である。 電子制御ユニット70により実行される温度推定ルーチンの一例を示すフローチャートである。 電子制御ユニット70により実行される第2温度推定ルーチンの一例を示すフローチャートである。 電子制御ユニット70により実行されるエンジン停止時処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのエンジン装置10の構成の概略を示す構成図であり、図2は、過給機40の構成の概略を示す構成図であり、図3は、冷却装置65の構成の概略を示す構成図であり、図4は、電子制御ユニット70の入出力信号の一例を示す説明図である。実施例のエンジン装置10は、一般的な自動車や各種のハイブリッド自動車に搭載され、図1~図4に示すように、エンジン12と、過給機40と、冷却装置60,65と、制御装置としての電子制御ユニット70とを備える。
エンジン12は、ガソリンや軽油などの炭化水素系の燃料を用いて動力を出力する複数気筒の内燃機関として構成されている。このエンジン12は、エアクリーナ22により清浄された空気を吸気管23に吸入してインタークーラ25、スロットルバルブ26、サージタンク27の順に通過させると共に吸気管23のサージタンク27よりも下流側で燃料噴射弁28から燃料を噴射し、空気と燃料とを混合する。そして、この混合気を吸気バルブ29を介して燃焼室30内に吸入し、点火プラグ31による電気火花によって爆発燃焼させる。そして、爆発燃焼によるエネルギにより押し下げられるピストン32の往復運動をクランクシャフト14の回転運動に変換する。燃焼室30から排気バルブ34を介して排気管35に排出される排気は、浄化装置37やPMフィルタ38を介して外気に排出される。浄化装置37は、一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOx)の有害成分を浄化する触媒(三元触媒)37aを有する。PMフィルタ38は、セラミックスやステンレスなどにより多孔質フィルタとして形成されており、排気中の煤などの粒子状物質(PM:Particulate Matter)を捕集する。なお、PMフィルタ38に代えて、三元触媒を有する浄化装置が用いられるものとしてもよいし、三元触媒の浄化機能と粒子状物質に対する捕集機能とを組み合わせた四元触媒が用いられるものとしてもよい。
過給機40は、図1や図2に示すように、ターボチャージャとして構成されており、タービン41と、コンプレッサ42と、ウェイストゲートバルブ44と、ブローオフバルブ45とを備える。タービン41は、排気管35における浄化装置37の上流側に配置されている。コンプレッサ42は、吸気管23におけるインタークーラ25の上流側に配置されていると共にタービン41にタービンシャフト43を介して連結されている。したがって、コンプレッサ42は、タービン41により駆動される。ウェイストゲートバルブ44は、排気管35におけるタービン41の上流側と下流側とを連絡するバイパス管36に設けられており、電子制御ユニット70により制御される。ブローオフバルブ45は、吸気管23におけるコンプレッサ42の上流側と下流側とを連絡するバイパス管24に設けられており、電子制御ユニット70により制御される。
タービン41は、排気管35のタービンハウジング51内に配置され、コンプレッサ42は、吸気管23のコンプレッサハウジング52内に収容され、タービンシャフト43は、タービンハウジング51およびコンプレッサハウジング52に接続されるシャフトハウジング53内に配置される。タービンシャフト43は、ベアリング53bを介してシャフトハウジング53により回転自在に支持される。タービンハウジング51とシャフトハウジング53との境界部、および、コンプレッサハウジング52とシャフトハウジング53との境界部には、シールリング53sが配置される。シャフトハウジング53内には、冷却装置60の冷却水の循環流路62に含まれる流路53wや、潤滑油が流れる油路53oも形成されている。
この過給機40では、ウェイストゲートバルブ44の開度の調節により、バイパス管36を流通する排気量とタービン41を流通する排気量との分配比が調節され、タービン41の回転駆動力が調節され、コンプレッサ42による圧縮空気量が調節され、エンジン12の過給圧(吸気圧)が調節される。ここで、分配比は、詳細には、ウェイストゲートバルブ44の開度が小さいほど、バイパス管36を流通する排気量が少なくなると共にタービン41を流通する排気量が多くなるように調節される。なお、ウェイストゲートバルブ44が全開のときには、エンジン12は、過給機40を備えない自然吸気タイプのエンジンと同様に動作する。
また、過給機40では、吸気管23におけるコンプレッサ42よりも下流側の圧力が上流側の圧力よりもある程度大きいときに、ブローオフバルブ45を開弁させることにより、コンプレッサ42よりも下流側の余剰圧力を解放することができる。なお、ブローオフバルブ45は、電子制御ユニット70により制御されるバルブに代えて、吸気管23におけるコンプレッサ42よりも下流側の圧力が上流側の圧力よりもある程度高くなると開弁する逆止弁として構成されるものとしてもよい。
冷却装置60は、図1に示すように、エンジン12のエンジン本体13を冷却する。冷却装置60は、ラジエータ61と、冷却水の循環流路62と、電動ポンプ63とを備える。ラジエータ61は、冷却水を走行風や電動ファンなどにより冷却する。循環流路62は、ラジエータ61や、エンジン本体13のシリンダブロックやシリンダヘッドなどを含んで形成される。電動ポンプ63は、循環流路62に設けられ、冷却水を圧送する。
冷却装置65は、図3に示すように、エンジン12のインタークーラ25や過給機40のシャフトハウジング53を冷却する。冷却装置65は、ラジエータ66と、冷却水の循環流路67と、電動ポンプ68とを備える。ラジエータ66は、冷却水を走行風や電動ファンなどにより冷却する。循環流路67は、ラジエータ61やインタークーラ25、過給機40のシャフトハウジング53内の流路53w(図2および図3参照)などを含んで形成される。電動ポンプ68は、循環流路67に設けられ、冷却水を圧送する。
電子制御ユニット70は、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUに加えて、処理プログラムを記憶するROMや、データを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、通信ポートを備える。図4に示すように、電子制御ユニット70には、各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。
電子制御ユニット70に入力される信号としては、例えば、エンジン12のクランクシャフト14の回転位置を検出するクランクポジションセンサ14aからのクランク角θcrや、スロットルバルブ26の開度を検出するスロットルポジションセンサ26aからのスロットル開度THを挙げることができる。吸気バルブ29を開閉するインテークカムシャフトや排気バルブ34を開閉するエキゾーストカムシャフトの回転位置を検出する図示しないカムポジションセンサからのカムポジションθcaも挙げることができる。吸気管23におけるコンプレッサ42の上流側に取り付けられたエアフローメータ23aからの吸入空気量Qaや、吸気管23におけるコンプレッサ42の上流側に取り付けられた吸気温センサ23tからの吸気温Tin、吸気管23におけるコンプレッサ42の上流側に取り付けられた吸気圧センサ23bからの吸気圧Pin、吸気管23のコンプレッサ42とインタークーラ25との間に取り付けられた過給圧センサ23cからの過給圧Pcも挙げることができる。サージタンク27に取り付けられたサージ圧センサ27aからのサージ圧Psや、サージタンク27に取り付けられた温度センサ27bからのサージ温度Tsも挙げることができる。排気管35における浄化装置37の上流側に取り付けられた空燃比センサ35aからの空燃比AFや、排気管35における浄化装置37とPMフィルタ38との間に取り付けられた酸素センサ35bからの酸素信号O2も挙げることができる。冷却装置60の循環流路62の冷却水の温度を検出する水温センサ62tからの冷却水の水温Twも挙げることができる。大気圧センサ71からの大気圧Poutや、外気温センサ72からの外気温Toutも挙げることができる。
電子制御ユニット70からは、各種制御信号が出力ポートを介して出力されている。電子制御ユニット70から出力される信号としては、例えば、エンジン12のスロットルバルブ26や燃料噴射弁28、点火プラグ31への制御信号を挙げることができる。過給機40のウェイストゲートバルブ44やブローオフバルブ45への制御信号も挙げることができる。冷却装置60の電動ポンプ63,68への制御信号も挙げることができる。
電子制御ユニット70は、クランクポジションセンサ14aからのクランク角θcrに基づいてエンジン12の回転数Neを演算している。また、電子制御ユニット70は、エアフローメータ23aからの吸入空気量Qaとエンジン12の回転数Neとに基づいて負荷率(エンジン12の1サイクルあたりの行程容積に対する1サイクルで実際に吸入される空気の容積の割合)KLを演算している。
こうして構成された実施例のエンジン装置10では、電子制御ユニット70は、エンジン12の要求負荷率KL*に基づいて、スロットルバルブ26の開度を制御する吸入空気量制御や、燃料噴射弁28からの燃料噴射量を制御する燃料噴射制御、点火プラグ31の点火時期を制御する点火制御、ウェイストゲートバルブ44の開度を制御する過給制御などを行なう。なお、上述したように、ウェイストゲートバルブ44が全開のときには、エンジン12は、過給機40を備えない自然吸気タイプのエンジンと同様に動作する。
次に、こうして構成された実施例のエンジン装置10の動作、特に、過給機40のタービン41の出ガス温度Tto(下流側の排気温度)を推定する際の動作について説明する。図5は、電子制御ユニット70により実行される温度推定ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、繰り返し実行される。
図5の温度推定ルーチンが実行されると、電子制御ユニット70は、最初に、コンプレッサ42の入ガス温度Tciや入ガス圧力Pci、出ガス圧力Pco、タービン41の入ガス温度Ttiなどのデータを入力する(ステップS100)。ここで、コンプレッサ42の入ガス温度Tciは、吸気温センサ23tにより検出された吸気温Tinや、外気温センサ72により検出された外気温Toutが入力される。コンプレッサ42の入ガス圧力Pciは、吸気圧センサ23bにより検出された吸気圧Pin(絶対圧)や、大気圧センサ71により検出された大気圧Poutが入力される。コンプレッサ42の出ガス圧力Pcoは、過給圧センサ23cにより検出された過給圧Pc(絶対圧)が入力される。タービン41の入ガス温度Ttiは、例えば、エンジン12の回転数Neや負荷率KLなどに基づいて推定された値が入力される。
こうしてデータを入力すると、コンプレッサ42の入ガス温度Tciや入ガス圧力Pci、出ガス圧力Pcoとタービン41の入ガス温度Ttiとエンジン12の吸気および排気の比熱比Kieとを用いて、式(1)により、タービン41の出ガス温度Ttoを推定して(ステップS110)、本ルーチンを終了する。このようにして、タービン41の出ガス温度Ttoを推定することができる。
Figure 0007428046000002
ここで、式(1)の導出方法について説明する。過給機40では、タービン41でエネルギの回収仕事(膨張仕事)Wtが行なわれ、これにより、コンプレッサ42でエネルギの消費仕事(圧縮仕事)Wcが行なわれる。過給機40のエネルギ回収に伴うガス温度変化の関係式として、圧力Pと体積Vと比熱比Kとを用いた式(2)に示すようなポアソンの関係式、および、圧力Pと体積Vと物質量nと気体定数Rと温度Tとを用いた式(3)に示すような状態方程式がある。式(2)から、体積Vが値V1から値V2に変化する際の断熱変化の仕事量Wの関係式として式(4)が得られ、この式(4)から式(5)が得られる。
Figure 0007428046000003
Figure 0007428046000004
そして、式(3)および式(5)から、体積Vが値V1から値V2に変化する際の断熱変化の仕事量Wの関係式として式(6)が得られ、圧力Pが値P1から値P2に変化する際の断熱変化の仕事量Wとして式(7)が得られ、温度Tが値T1から値T2に変化する際の断熱変化の仕事量Wとして式(8)が得られる。
Figure 0007428046000005
式(7)の「T1」をコンプレッサ42の入ガス温度Tciとし、「P1」をコンプレッサ42の入ガス圧力Pciとし、「P2」をコンプレッサ42の出ガス圧力Pcoとし、「K」を吸気の比熱比Kiとすると、コンプレッサ42でのエネルギの消費仕事(圧縮仕事)Wcが得られる。また、式(8)の「T1」をタービン41の入ガス温度Ttiとし、「T2」をタービン41の出ガス温度Ttoとし、「K」を排気の比熱比Keとすると、タービン41でのエネルギの回収仕事(膨張仕事)Wtが得られる。そして、コンプレッサ42でのエネルギの消費仕事Wcとタービン41でのエネルギの回収仕事Wtとが等しいとすると、式(9)が得られる。式(9)の左辺の「-」は、消費仕事と膨張仕事との相違に基づく。この式(9)において、簡単のために、完全断熱である(断熱効率が100%である)とすると共に吸気の比熱比Kiと排気の比熱比Keとが等しいとすると、式(10)が得られる。そして、この式(10)を整理すると、上述の式(1)が得られる。したがって、式(1)を用いることにより、コンプレッサ42でのエネルギの消費仕事Wcとタービン41でのエネルギの回収仕事Wtとの関係を考慮して、タービン41の出ガス温度Tto(タービン41の下流側の排気温度)をより適切に推定することができる。
Figure 0007428046000006
こうしてタービン41の出ガス温度Ttoを推定すると、推定したタービン41の出ガス温度Ttoに基づいて、例えば、出ガス温度Ttoに加えて、排気と排気管35のタービン41および浄化装置37の間の部分との熱伝達量や、排気管35のこの部分と外気との熱交換量を考慮して、浄化装置37の触媒37aの温度Tct1を推定する。また、触媒37aの温度Tct1に基づいて、例えば、温度Tct1に加えて、排気と排気管35の浄化装置37およびPMフィルタ38の間の部分との熱伝達量や、排気管35のこの部分と外気との熱交換量を考慮して、PMフィルタ38の温度Tct2を推定する。過給機40が作動しているときには、タービン41でエネルギの回収仕事(膨張仕事)が行なわれるから、タービン41の入ガス温度Ttiと出ガス温度Ttoとは異なる。したがって、タービン41の入ガス温度Ttiでなく出ガス温度Ttoを用いて浄化装置37の触媒37aの温度Tct1やPMフィルタ38の温度Tct2を推定することにより、温度Tct1,Tct2をより適切に推定することができる。
以上説明した実施例のエンジン装置10では、過給機40のコンプレッサ42でのエネルギの消費仕事(圧縮仕事)と、過給機40のタービン41でのエネルギの回収仕事(膨張仕事)と、の関係を考慮してタービン41の出ガス温度Tto(タービン41の下流側の排気温度)を推定する。これにより、タービン41の出ガス温度Ttoをより適切に推定することができる。
実施例のエンジン装置10では、電子制御ユニット70は、タービン41の出ガス温度Ttoを推定するものとした。しかし、これに加えて、過給機40のシャフトハウジング53内の各種温度、例えば、シールリング53sの温度Tsrやベアリング53bの温度Tbr、油路53oの壁温Toなども推定するものとしてもよい。この場合、電子制御ユニット70は、図5の温度推定ルーチンと並行して、図6の第2温度推定ルーチンを繰り返し実行するものとしてもよい。
図6の第2温度推定ルーチンが実行されると、電子制御ユニット70は、最初に、タービン41の入ガス温度Ttiや出ガス温度Tto、流路53wの冷却水の水温Twshや通水量Qwshなどのデータを入力する(ステップS200)。ここで、タービン41の入ガス温度Ttiは、図5の温度推定ルーチンのステップS100の処理と同様に入力される。タービン41の出ガス温度Ttoは、図5の温度推定ルーチンにより推定された値が入力される。流路53wの冷却水の水温Twshは、外気温センサ72により検出された外気温Toutが入力される。なお、循環流路67の流路53wの冷却水の温度を検出する水温センサを備える場合、この水温センサにより検出された値を流路53wの冷却水の水温Twshとして入力するものとしてもよい。流路53wの冷却水の通水量Qwshは、電動ポンプ68の回転数と、流路53wの径とインタークーラ25内の循環流路62の径との関係と、を用いて推定された値が入力される。
こうしてデータを入力すると、タービン41の前回温度(前回Ttb)および入ガス温度Ttiおよび出ガス温度Ttoに基づいて、タービン41の温度Ttbを推定する(ステップS210)。この処理は、例えば、以下のように行なわれる。最初に、タービン41の出ガス温度Ttoから入ガス温度Ttiを減じた値に係数ktを乗じて補正温度ΔTtbを推定する。続いて、推定した補正温度ΔTtbをタービン41の前回温度(前回Tt)に加えて新たなタービン41の温度Ttbを推定する。
続いて、タービンシャフト43の前回温度(前回Tts)とシールリング53sの前回温度(前回Tsr)とベアリング53bの前回温度(前回Tbr)とタービン41の温度Ttbとに基づいて、タービンシャフト43の温度Ttsを推定する(ステップS220)。この処理は、例えば、以下のように行なわれる。最初に、シールリング53sの前回温度(前回Tsr)とベアリング53bの前回温度(前回Tbr)とタービン41の温度Ttbとに基づいて補正温度ΔTtsを推定する。続いて、推定した補正温度ΔTtsをタービンシャフト43の前回温度(前回Tts)に加えて新たなタービンシャフト43の温度Ttsを推定する。
そして、シールリング53sの前回温度(前回Tsr)と油路53oの前回壁温(前回To)と流路53wの冷却水の水温Twshおよび通水量Qwshとタービンシャフト43の温度Ttsとに基づいて、シールリング53sの温度Tsrを推定する(ステップS230)。この処理は、例えば、以下のように行なわれる。最初に、油路53oの前回壁温(前回To)からシールリング53sの前回温度(前回Tsr)を減じた値に基づいて、油路53oからシールリング53sに伝達される(この向きを正とする)熱伝達量Qosrを推定する。続いて、流路53wの冷却水の水温Twshからシールリング53sの前回温度(前回Tsr)を減じた値と、流路53wの冷却水の通水量Qwshと、に基づいて流路53wの冷却水からシールリング53sに伝達される(この向きを正とする)熱伝達量Qwsrを推定する。そして、タービンシャフト43の温度Ttsからシールリング53sの前回温度(前回Tsr)を減じた値に基づいて、タービンシャフト43からシールリング53sに伝達される(この向きを正とする)熱伝達量Qtssrを推定する。さらに、推定した熱伝達量Qosr,Qwsr,Qtssrに基づいて補正温度ΔTsrを推定し、推定した補正温度ΔTsrをシールリング53sの前回温度(前回Tsr)に加えて新たなシールリング53sの温度Tsrとして推定する。なお、タービンシャフト43の温度Ttsに代えて、タービンシャフト43の前回温度(前回Tts)を用いるものとしてもよい。
また、ベアリング53bの前回温度(前回Tbr)と流路53wの冷却水の水温Twshおよび通水量Qwshとタービンシャフト43の温度Ttsとに基づいて、ベアリング53bの温度Tbrを推定する(ステップS240)。この処理は、例えば、以下のように行なわれる。最初に、流路53wの冷却水の水温Twshからベアリング53bの前回温度(前回Tbr)を減じた値と、流路53wの冷却水の通水量Qwと、に基づいて流路53wの冷却水からベアリング53bに伝達される(この向きを正とする)熱伝達量Qwbrを推定する。続いて、タービンシャフト43の温度Ttsからベアリング53bの前回温度(前回Tbr)を減じた値に基づいて、タービンシャフト43からベアリング53bに伝達される(この向きを正とする)熱伝達量Qtsbrを推定する。そして、推定した熱伝達量Qwbr,Qtsbrに基づいて補正温度ΔTbrを推定し、推定した補正温度ΔTbrをベアリング53bの前回温度(前回Tbr)に加えて新たなベアリング53bの温度Tbrとして推定する。なお、タービンシャフト43の温度Ttsに代えて、タービンシャフト43の前回温度(前回Tts)を用いるものとしてもよい。
さらに、油路53oの前回壁温(前回To)と流路53wの冷却水の水温Twshおよび通水量Qwshとに基づいて、油路53oの壁温Toを推定して(ステップS250)、本ルーチンを終了する。この処理は、例えば、以下のように行なわれる。最初に、流路53wの冷却水の水温Twshから油路53oの前回壁温(前回To)を減じた値と、流路53wの冷却水の通水量Qwと、に基づいて流路53wの冷却水から油路53oに伝達される(この向きを正とする)熱伝達量Qwoを推定する。続いて、シールリング53sの前回温度(前回Tsr)から油路53oの前回壁温(前回To)を減じた値に基づいて、シールリング53sから油路53oに伝達される(この向きを正とする)熱伝達量Qsroを推定する。そして、推定した熱伝達量Qwo,Qsroに基づいて補正温度ΔToを推定し、推定した補正温度ΔToを油路53oの前回壁温(前回To)に加えて新たな油路53oの壁温Toとして推定する。
上述したように、過給機40が作動しているときには、タービン41でエネルギの回収仕事(膨張仕事)が行なわれる。そして、回収されたエネルギの一部は、熱としてシャフトハウジング53内に伝達される。シャフトハウジング53内では、タービンシャフト43、シールリング53s、ベアリング53b、流路53wの冷却水、油路53oの間で相互に熱伝達が行なわれる。この変形例では、ステップS220~250の処理を実行することにより、タービンシャフト43の温度Ttsや、シールリング53sの温度Tsr、ベアリング53bの温度Tbr、油路53oの壁温Toをより適切に推定することができる。
次に、エンジン装置10を搭載する自動車において、イグニッションスイッチがオフされたりアイドルストップ条件が成立したりしてエンジン12を停止するときの動作について説明する。図7は、電子制御ユニット70により実行されるエンジン停止時処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、エンジン12が停止するときに実行される。
図7のエンジン停止時処理ルーチンが実行されると、電子制御ユニット70は、最初に、シールリング53sの温度Tsrやベアリング53bの温度Tbr、油路53oの壁温Toを入力する(ステップS300)。これらは、図6の第2温度推定ルーチンにより推定された値が入力される。
こうしてデータを入力すると、シールリング53sの温度Tsrを閾値Tsrrefと比較し(ステップS310)、ベアリング53bの温度Tbrを閾値Tbrrefと比較し(ステップS320)、油路53oの壁温Toを閾値Torefと比較する(ステップS330)。ここで、閾値Tsrref,Tbrref,Torefは、タービンシャフト43とベアリング53bとの間などで油膜切れなどに基づくコーキング(炭化現象)や異音、摩擦摩耗などが生じる可能性があるか否かを判定するのに用いられる閾値である。シールリング53sの温度Tsrが閾値Tsrref未満で、且つ、ベアリング53bの温度Tbrが閾値Tbrref未満で、且つ、油路53oの壁温Toが閾値Toref未満のときには、タービンシャフト43とベアリング53bとの間などでコーキングなどが生じる可能性が十分に低いと判断し、電動ポンプ68を停止して(ステップS340)、本ルーチンを終了する。
ステップS310でシールリング53sの温度Tsrが閾値Tsrref以上のときや、ステップS320でベアリング53bの温度Tbrが閾値Tbrref以上のとき、ステップS330で油路53oの壁温Toが値Toref以上のときには、タービンシャフト43とベアリング53bとの間などでコーキングなどが生じる可能性があると判断し、電動ポンプ68を所定時間に亘って駆動して(ステップS350)、本ルーチンを終了する。
エンジン装置10を搭載する自動車において、過給機40を過給させてエンジン12を高負荷運転して走行した後に、イグニッションスイッチがオフされたりアイドルストップ条件が成立したりしてエンジン12を停止したときに、過給機40のシャフトハウジング53内が高温の場合、タービンシャフト43とベアリング53bとの間などでコーキングなどが生じる懸念があった。そして、発明者らは、実験や解析により、タービンシャフト43とベアリング53bとの間などでコーキングなどが生じるシチュエーションと、シールリング53sの温度Tsrやベアリング53bの温度Tbr、油路53oの壁温Toと、が相関関係を有することを見出した。この変形例では、シールリング53sの温度Tsrやベアリング53bの温度Tbr、油路53oの壁温Toが比較的高いときに、電動ポンプ68を所定時間に亘って駆動して流路53wを含む循環流路67内で冷却水を循環させることにより、タービンシャフト43とベアリング53bとの間などでコーキングなどが生じるのを抑制することができる。
実施例のエンジン装置10では、エンジン本体13のシリンダブロックやシリンダヘッドなどを含んで形成される循環流路62を有する冷却装置60と、インタークーラ25、過給機40のシャフトハウジング53内の流路53wなどを含んで形成される循環流路67を有する冷却装置65とを備えるものとした。しかし、冷却装置60,65に代えて、循環流路62および循環流路67をまとめて含んで形成される循環流路を有する冷却装置を備えるものとしてもよい。
実施例では、エンジン装置10は、一般的な自動車や各種のハイブリッド自動車に搭載されるものとした。しかし、自動車以外の車両に搭載されるものとしてもよいし、建設設備などの移動しない設備に搭載されるものとしてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン12が「エンジン」に相当し、過給機40が「過給機」に相当し、電子制御ユニット70が「制御装置」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、エンジン装置の製造産業などに利用可能である。
10 エンジン装置、12 エンジン、13 エンジン本体、14 クランクシャフト、14a クランクポジションセンサ、22 エアクリーナ、23 吸気管、23a エアフローメータ、23b 吸気圧センサ、23c 過給圧センサ、23t 吸気温センサ、24 バイパス管、25 インタークーラ、26 スロットルバルブ、26a スロットルポジションセンサ、27 サージタンク、27a サージ圧センサ、27b 温度センサ、28 燃料噴射弁、29 吸気バルブ、30 燃焼室、31 点火プラグ、32 ピストン、34 排気バルブ、35 排気管、35a 空燃比センサ、35b 酸素センサ、36 バイパス管、37 浄化装置、37a 触媒、38 PMフィルタ、40 過給機、41 タービン、42 コンプレッサ、43 タービンシャフト、44 ウェイストゲートバルブ、45 ブローオフバルブ、51 タービンハウジング、52 コンプレッサハウジング、53 シャフトハウジング、53b ベアリング、53o 油路、53s シールリング、53w 流路、62t 水温センサ、60,65 冷却装置、61,66 ラジエータ、62,67 循環流路、63,68 電動ポンプ、70 電子制御ユニット、71 大気圧センサ、72 外気温センサ。

Claims (1)

  1. エンジンと、
    前記エンジンの排気管に配置されたタービンと前記エンジンの吸気管に配置されたコンプレッサとが連結シャフトを介して連結された過給機と、
    制御装置と、
    を備えるエンジン装置であって、
    前記制御装置は、前記吸気管における前記コンプレッサの上流側の吸気圧と前記コンプレッサの下流側の過給圧とに基づく前記コンプレッサでのエネルギの消費仕事と、前記タービンでのエネルギの回収仕事と、が等しいとみなして前記タービンの下流側の排気温度を推定するものであり、前記コンプレッサの上流側の吸気温度を「Tci」とし、前記吸気圧を「Pci」とし、前記過給圧を「Pco」とし、前記タービンの上流側の排気温度を「Tti」とし、前記タービンの下流側の排気温度を「Tto」とし、前記エンジンの吸気および排気の比熱比を「Kie」としたときに、式(1)により前記タービンの下流側の排気温度Ttoを演算する、
    エンジン装置。
    Figure 0007428046000007
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