JP2024009676A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンプレッサのハウジングの温度を取得することが可能な内燃機関の制御装置を提供することを課題とする。【解決手段】過給機を備える内燃機関の制御装置であって、前記過給機はコンプレッサを有し、前記コンプレッサにおける空気の温度を取得する第1取得部と、前記空気の温度に基づいて、前記コンプレッサのハウジングの温度を取得する第2取得部と、を具備する内燃機関の制御装置。【選択図】図2
Description
本発明は内燃機関の制御装置に関する。
過給機を備える内燃機関が知られている(例えば特許文献1など)。
過給機のコンプレッサにデポジットが付着すると、過給機の効率が低下する。デポジットが生成するか否かは、コンプレッサのハウジングの温度に依存する。デポジットの生成を予測するには、ハウジングの温度を知ることが重要である。そこで、コンプレッサのハウジングの温度を取得することが可能な内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
上記目的は、過給機を備える内燃機関の制御装置であって、前記過給機はコンプレッサを有し、前記コンプレッサにおける空気の温度を取得する第1取得部と、前記空気の温度に基づいて、前記コンプレッサのハウジングの温度を取得する第2取得部と、を具備する内燃機関の制御装置によって達成することができる。
コンプレッサのハウジングの温度を取得することが可能な内燃機関の制御装置を提供できる。
図1はエンジンシステム100を例示する模式図である。エンジンシステム100は、内燃機関10、過給機18、およびECU(Electronic Control Unit)50を備える。
内燃機関10は例えばガソリンエンジンまたはディーゼルエンジンであり、ピストン17、吸気バルブ30、排気バルブ32、および燃料噴射弁34を備える。内燃機関10のボアには燃焼室27が形成される。燃料噴射弁34は、吸気通路12に設けられているが、燃焼室27に設けられてもよい。ピストン17は燃焼室27の内部に配置され、クランクシャフト19に連結されている。
内燃機関10には吸気通路12および排気通路14が接続されている。吸気通路12には上流側から順にエアクリーナ20、エアフロ―メータ22、インタークーラ25、スロットルバルブ26、燃料噴射弁34が設けられている。排気通路14には触媒28が設けられている。
過給機18は、タービン18aとコンプレッサ18bとを備える。タービン18aとコンプレッサ18bとは互いに連結されている。タービン18aは排気通路14のうち触媒28よりも上流側に位置する。コンプレッサ18bは吸気通路12のうちエアフローメータ22よりも下流側であってインタークーラ25よりも上流側に位置する。タービン18aおよびコンプレッサ18bは、不図示のハウジングの内側に収納されている。
吸気通路12にはコンプレッサ18bを迂回するバイパス通路13が接続され、バイパス通路13にはバルブ11が設けられている。アクセルOFF時、バイパス通路13を通じてコンプレッサ18bの下流から上流へと空気をバイパスさせる。排気通路14にはタービン18aを迂回するバイパス通路15が接続され、バイパス通路15にはバルブ16が設けられている。
内燃機関10と、吸気通路12のうち過給機18のコンプレッサ18bより上流の位置とに、PCV(Positive Crankcase Ventilation)通路23が接続されている。ブローバイガスはPCV通路23を通って吸気通路12に戻され、空気とともに吸気通路12を流れる。ブローバイガスにオイルが混入する。オイルに含まれる不溶解分からデポジットが発生し、コンプレッサ18bに付着する。デポジットが付着することで過給機18の効率が低下する。
吸気は吸気通路12を通り、エアクリーナ20で浄化され、インタークーラ25で冷却される。吸気バルブ30が開弁することで、吸気は内燃機関10の燃焼室27に導入される。燃料噴射弁34は燃焼室27内に燃料を噴射する。不図示の点火プラグが点火することで、吸気と燃料との混合気が燃焼室27内で燃焼する。ピストン17が燃焼室27内で上下に往復運動を行い、駆動力がクランクシャフト19に伝達され、車両が走行する。
排気バルブ32が開弁すると、燃焼で発生した排気は排気通路14に排出される。排気は排気通路14の触媒28で浄化され、排出される。触媒28は例えば三元触媒であり、排気中の一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)および窒素酸化物(NOx)などを浄化する。
排気が過給機18のタービン18aに導入されることで、タービン18aが回転し、タービン18aに連結されたコンプレッサ18bも回転する。コンプレッサ18bの回転によって吸気が過給され、コンプレッサ18bよりも上流側の吸気に比べて高圧の吸気が内燃機関10の燃焼室27に送り込まれる。
エンジンシステム100は、エアフローメータ22、車速センサ40、圧力センサ42および43、温度センサ44および46を有する。エアフローメータ22は吸気の流量を検出する。車速センサ40は、エンジンシステム100が搭載された車両の速度(車速)を検出する。圧力センサ42は大気圧を検出する。圧力センサ43は過給機18によって過給された空気の圧力(過給圧)を検出する。温度センサ44は外気の温度を検出する。温度センサ46は吸気通路12内の温度を検出する。
ECU50は内燃機関10の制御装置である。ECU50は、ECU50は、CPU(Central Processing Unit)などの演算装置、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)などの記憶装置を備える。ECU50は、ROMや記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより各種制御を行う。
ECU50は、スロットルバルブ26の開度、バルブ11および16の開度を制御する。バルブ11はエアバイパスバルブ(ABV)であり、アクセルOFF時に開弁することで、過給された空気を逃がすことができる。ECU50は燃料噴射弁34からの燃料噴射のオン・オフを切り替え、燃料の噴射量を制御する。ECU50は、エアフローメータ22から吸気の流量を取得し、車速センサ40から車速を取得する。ECU50は圧力センサ42から大気圧を取得し、圧力センサ43から過給圧を取得する。ECU50は温度センサ44から外気の温度を取得し、温度センサ46から吸気通路12内の空気の温度を取得する。
ECU50は、過給機18のコンプレッサ18bに導入される空気の温度を取得する第1取得部、およびコンプレッサ18bのハウジングの温度を取得する第2取得部として機能する。
過給機18のコンプレッサ18bにデポジットが堆積することで、コンプレッサ18bの効率が低下する。デポジットは、内燃機関10のオイルの不溶解分に起因して発生する。コンプレッサ18bの温度が上昇すると、オイルが蒸発しやすくなる。オイルが蒸発すると、オイルに含まれる不溶解分は濃縮・硬化し、デポジットとしてコンプレッサ18bに付着する。デポジットの生成を予測するためには、コンプレッサ18bのハウジングの温度を取得することが有効である。
図2はECU50が実行する処理を例示するフローチャートである。ECU50はコンプレッサ18bに導入される空気の温度T3を推定する(ステップS10)。具体的に温度T3は、コンプレッサ18bの出口部分の温度(出口温度)である。ECU50は、例えば次式(数1)を用いて温度T3を算出する。数1において、P3は過給圧、P1はコンプレッサ18bの入口における圧力、T1は吸気の温度、ηは過給機18の効率である。圧力P1は大気圧から推定される。効率ηは例えば圧力P1およびP3、吸気通路12における吸気の流量Gから得られる。例えば、実験などによって、流量G、圧力P1およびP3と、効率ηとを対応させたマップを作成することができる。ECU50はマップを記憶し、マップを参照して効率ηを取得する。
ECU50は、出口温度T3、吸気の流量G、車速V、外気の温度T0を用いてコンプレッサ18bのハウジングについて伝熱解析を行い、ハウジングの温度T(部材温度)を推定する(ステップS12)。伝熱解析においては、例えばハウジングを板状の物質と仮定する。ハウジングの片側に、コンプレッサ18bに導入される温度T3の空気が流れると仮定する。ハウジングのもう一方の側に走行風が流れると仮定する。ハウジングの熱容量も考慮し、ハウジングにおける熱伝導を計算し、ハウジングの温度Tを算出する。以上で図2の処理は終了する。
本実施形態によれば、ECU50はコンプレッサ18bの出口における空気の温度T3を取得し、温度T3に基づいてハウジングの温度Tを取得する。温度Tが高いほどデポジットが生成されやすくなる。温度Tを推定することで、デポジットの生成を精度よく予測することができる。
ECU50は、車両の情報(圧力P1、過給圧P3、吸気の温度T1、流量G、車速など)を取得し、ハウジングの温度Tを推定する。各時点に応じたリアルタイムでの温度Tを精度よく推定することができる。ハウジングの熱容量に起因して、空気の温度T3に比べて、ハウジングの温度Tは遅れて変化する。ECU50は伝熱解析によって、熱容量なども考慮したうえで温度Tを推定する。したがって温度推定の精度が高くなる。ハウジングの温度を検出するセンサを設けなくてよいため、コストの増加が抑制される。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 内燃機関
11、16 バルブ
12 吸気通路
13、15 バイパス通路
14 排気通路
17 ピストン
18 過給機
18a タービン
18b コンプレッサ
19 クランクシャフト
20 エアクリーナ
22 エアフローメータ
23 PCV通路
25 インタークーラ
26 スロットルバルブ
27 燃焼室
28 触媒
30 吸気バルブ
32 排気バルブ
34 燃料噴射弁
40 車速センサ
42、43 圧力センサ
44、46 温度センサ
50 ECU
100 エンジンシステム
11、16 バルブ
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13、15 バイパス通路
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20 エアクリーナ
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50 ECU
100 エンジンシステム
Claims (1)
- 過給機を備える内燃機関の制御装置であって、
前記過給機はコンプレッサを有し、
前記コンプレッサにおける空気の温度を取得する第1取得部と、
前記空気の温度に基づいて、前記コンプレッサのハウジングの温度を取得する第2取得部と、を具備する内燃機関の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022111375A JP2024009676A (ja) | 2022-07-11 | 2022-07-11 | 内燃機関の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022111375A JP2024009676A (ja) | 2022-07-11 | 2022-07-11 | 内燃機関の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2024009676A true JP2024009676A (ja) | 2024-01-23 |
Family
ID=89620495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022111375A Pending JP2024009676A (ja) | 2022-07-11 | 2022-07-11 | 内燃機関の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2024009676A (ja) |
-
2022
- 2022-07-11 JP JP2022111375A patent/JP2024009676A/ja active Pending
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20240620 |