JP7426212B2 - 天井材 - Google Patents

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Description

本発明は天井材及び化粧材の取り付け構造並びに及び化粧材の取り付け方法に関する。
従来、熱硬化性樹脂化粧板は、例えば、机、テーブル、カウンターなどの水平面や、壁面、ドアの面材などの垂直面に、接着剤や粘着テープなどを用いて接着加工され、内装材、外装材として広く利用されている。
特開平11-93308号公報 特開2002-206286号公報
しかしながら、天井に適用する際は強固な接合が必要とされ、熱硬化性樹脂化粧板を金属製の締結具を用いて固着しようとしても破損し、釘、ビス等を用いることができないといった問題があった。
本発明はかかる状況に鑑み検討されたもので、化粧材(31)の周縁の所々に締結具(33)が埋設され、対峠する二つの鍔部(41e、41e´)と底面(41b)を含む正面視略逆さハット形の取り付け材(41)が前記締結具(33)を介して締着されてなることを特徴とする天井材(7)、化粧材(31)の周縁の所々に締結具(33)が埋設され、対峠する二つの鍔部(41e、41e´)と底面(41b)を含む正面視略逆さハット形の取り付け材(41)を介して、野縁(51)と締着されていることを特徴とする化粧材の取り付け構造である。
本発明により化粧材を構造躯体に対して金属による締結が可能となり、接着剤や固定テープより強固にかつ容易に取り付け施工することができる。しかも化粧材に不燃性化粧板を採用すれば耐火性に優れた構造となる。以下、本発明について図面に基づいて詳細に説明する。
化粧材の裏面の周縁の所々に座刳り加工して溝を形成した斜視図。 図1中の要部断面図。 締結具の埋設状態を示す断面図。 取り付け材の平面図。 取り付け材の透視正面図。 化粧材と取り付け材との締着状態を示す断面図。 野縁の平面図。 野縁の透視正面図。 化粧材の取り付け構造を示す断面図。 他の取り付け材の平面図。 他の取り付け材の透視正面図。 化粧材の他の取り付け構造を示す断面図。 他の取り付け材の平面図。 他の取り付け材の透視正面図。 化粧材の他の取り付け構造を示す断面図。 他の取り付け材の平面図。 他の取り付け材の透視正面図。 化粧材の他の取り付け構造を示す断面図。
図1は化粧材(31)の裏面の周縁の所々に座刳り加工して溝(32)を形成した斜視図であり、図2は要部断面図である。溝には図3に示すように締結具(33)が埋設され接着剤(36)が充填され固着される。
化粧材(31)は、MDF、パーティクルボード、合板などの有機木質系基材、或いは石膏ボード、ケイ酸カルシウム板、セメント板などの無機質系基材、或いはプラスチック発泡材などを基材として化粧層を設けた化粧ボードや、厚みの厚い熱硬化性樹脂化粧板などの化粧板が挙げられる。
上記の化粧材(31)の中で、天井用途として施工しやすいように軽量であり、耐火性が要求される場合は、難燃性、不燃性を有する化粧ボードや熱硬化性樹脂化粧板を適宜選択して用いることができ、例えば、ケイ酸カルシウム板、プラスチック発泡材を基材とした化粧材や、不燃性化粧板を好適に用いることができる。本発明では化粧材として不燃性化粧板、具体的にはセラール(登録商標、アイカ工業株式会社製)を用いている。
座刳り加工して形成された溝(32)には図3に示すように締結具(33)が頭部(33e)を下にして、締結部(33b)を溝(32)から延出させた状態で埋設され、接着剤(36)、例えばアクリル樹脂系接着剤、ウレタン系接着剤を溝に充填させて接着固定される。
溝の深さdは化粧材(31)の厚みをtとした時、数1で示される範囲であれば締結具(33)が脱落することもなく化粧材(31)を破損することもなく好ましい。具体的にはtが3mmの場合、dは1~2mmであれば締結具(33)を固定できる。締結具(33)には強固に締め付けるため雄ねじが螺刻されたボルト(33c)が好適に用いられ、このボルトを螺合させる雌ねじ部材としてナット(33d)が用いられている。
Figure 0007426212000001
図4は取り付け材(41)の平面図、図5は透視正面図を示し、平面図において取り付け材(41)は上下にのみ連続する。取り付け材の底面(41b)には化粧材(31)の裏面に設けられた締結具(33)に挿通される穿設孔(41c)が設けられ、正面視逆さハット形である。
取り付け材(41)は底面(41b)と前記底面に対して外側方向に折曲された鍔部(41e、41e´)と支持面(41a)を含んでおり、底面(41b)には穿設孔(41c)を有している。
図6は化粧材(31)との取り付け材(41)との締着状態を示す断面図であり、取り付け材(41)は、穿設孔(41c)にボルト(33c)の締結部(33b)が挿通され、一方の鍔部(41e)が化粧材(31)の外側方向に、他方の鍔部(41e´)が内側方向に向くようにナット(33d)に螺合され、締着されている。一方の鍔部(41e)と他方の鍔部(41e´)は対称であっても非対称であっても良いが、対称である方がバランスが良く取り扱いやすく、また取り付け材の歪みを防止でき好適である。
尚、図6に示すように化粧材(31)と取り付け材(41)とを事前に締結して天井材(7)としておくと、取り扱いやすく施工も容易に行えてく都合が良く好ましい。
図7は野縁(51)の平面図であり、平面図において野縁(51)は上下にのみ連続する。図8は野縁の正面図であり、野縁は正面視略凹形である。
図9は本発明の化粧材の取り付け構造を示す断面図を示す。化粧材(31)は取り付け材(41)の底面(41b)の穿設孔(41c)に締結具(33)が挿通されて締着されており、取り付け材の外側方向の鍔部(41e)が野縁(51)の底部(51e)に当接され、固着具(55)により野縁が締着されている。
図10は他の取り付け材(42)の平面図、図11は透視正面図を示し、平面図において取り付け材(42)は上下にのみ連続する。取り付け材(42)は取り付け材(41)と同様に底面(42b)と前記底面に対して外側方向に折曲された鍔部(42e、42e´)と支持面(42a)を含んでおり、底面(42b)には穿設孔(42c)を有している。
図12は他の化粧材(31)の取り付け構造を示す断面図であり、野縁(51)が隣り合う取り付け材(42)の外側方向の鍔部(42e)に跨設され締着されている。かような構造にすることにより、野縁(51)がバランス良く取り付け材(42)に強固に締結される。
図13は更に他の取り付け材(43)の平面図、図14は透視正面図を示し、平面図において取り付け材(43)は上下にのみ連続する。取り付け材(43)は取り付け材(41)と同様に底面(43b)と前記底面に対して外側方向に折曲された鍔部(43e、43e´)と支持面(43a)を含んでおり、底面(43b)には穿設孔(43c)を有し、支持面(43a)は末広がりになるように傾斜している。
図15は更に他の化粧材(31)の取り付け構造を示す断面図であり、野縁(51)が隣り合う取り付け材(43)の外側方向の鍔部(43e)に跨設され締着されている。かような構造にすることにより、野縁(51)がバランス良く取り付け材(43)に強固に締結される。
図16は更に他の取り付け材(44)の平面図、図17は透視正面図を示し、平面図において取り付け材(44)は上下にのみ連続する。取り付け材(44)は取り付け材(41)と同様に底面(44b)と前記底面に対して外側方向に折曲された鍔部(44e、44e´)と支持面(44a)を含んでおり、底面(44b)には穿設孔(44c)を有し、支持面(44a)は尻窄まりになるように傾斜している。
図18は取り付け材(44)を用いた化粧材(31)の取り付け構造を示す断面図であり、野縁(51)が隣り合う取り付け材(44)の外側方向の鍔部(44e)に跨設され締着されている。かような構造にすることにより、野縁(51)がバランス良く取り付け材(44)に強固に締結される。
以下、実施例を挙げて詳細に説明する。
厚み3mmの不燃化粧板(商品名、セラール、アイカ工業株式会社製、セラールは登録商標)の裏面の周縁の所々に、深さ1.5mmの凹溝を座刳り加工して設け、ボルト(33c)の頭部を下にして、締結部(33b)としての雄ねじ部の一部を凹溝(32)から突出させた状態で埋設し、ウレタン系接着剤を充填して接着固定した。
次いで、対峠し、対称の二つの鍔部(41e、41e´)と、底面(41b)、並びに底面に穿設孔(41c)、及び底面(41b)と鍔部(41e、41e´)を支持する支持面(41a)がほぼ垂直の正面視略逆さハット形の取り付け材(41)を用いて、穿設孔(41c)にボルト(33c)の締結部(33b)を挿通し、一方の鍔部(41e)を化粧材(31)の外側方向に、他方の鍔部(41e´)を内側に向くようにナット(33d)に螺合させて、化粧材(31)に取り付け材(41)を締結し、天井材を得た。
しかる後、取り付け材の外側方向の鍔部(41e)に正面視略凹形の野縁(51)の底部(51e)を当接し、固着具(55)としてビスを用いて締着した。
実施例1の取り付け材において、鍔部の長さが野縁の底部の半分に程度の長さの取り付け材(42)を用い、隣り合う取り付け材(42)の鍔部(42e)を跨ぐように野縁(51)に当接した以外は実施例1と同様に実施した。
実施例2の取り付け材において、支持面(43a)が傾斜して末広がりになっている取り付け材(43)を用い、隣り合う取り付け材(43)の鍔部(43e)を跨ぐように野縁(51)に当接した以外は実施例2と同様に実施した。
実施例2の取り付け材において、支持面(44a)が傾斜して尻窄まりになっている取り付け材(44)を用い、隣り合う取り付け材(44)の鍔部(44e)を跨ぐように野縁(51)に当接した以外は実施例2と同様に実施した。
31 化粧材
32 溝
33 締結具
33b 締結部
33c ボルト
33d ナット
33e 頭部
36 接着剤
41 取り付け材
41a 支持面
41b 底面
41c 穿設孔
41e 外側鍔部
41e´ 内側鍔部
42 取り付け材
42a 支持面
42b 底面
42c 穿設孔
42e 外側鍔部
42e´ 内側鍔部
43 取り付け材
43a 支持面
43b 底面
43c 穿設孔
43e 外側鍔部
43e´ 内側鍔部
44 取り付け材
44a 支持面
44b 底面
44c 穿設孔
44e 外側鍔部
44e´ 内側鍔部
51 野縁
51a 底部
55 固着具
7 天井材




Claims (3)

  1. 化粧材(31)の周縁の所々に座刳りして形成された溝(32)に、接着剤(36)が充填されるとともに、締結具(33)が、締結部(33b)を前記溝から突出させた状態で、頭部(33e)を前記溝内に埋設されて接着固定され
    前記化粧材(31)と、対峠する二つの鍔部(41e、41e´)と底面(41b)を含む正面視略逆さハット形の取り付け材(41)が、前記締結具(33)を介して締着されてなり、
    前記化粧材(31)が、熱硬化性樹脂化粧板(ただし、金属板その他の部材を積層するものを除く。)であり、
    前記熱硬化性樹脂化粧板が、無機繊維質の不燃コア層と熱硬化性樹脂を含浸した化粧層とを熱圧一体化してなる熱硬化性樹脂化粧板であることを特徴とする天井材(7)。
  2. 前記取り付け材は前記鍔部の一方(41e)を前記化粧材の外側方向に、他方(41e´)を内側方向にして締着されてなることを特徴とする請求項1記載の天井材。
  3. 前記取り付け材は、底面に設けた穿設孔(41c)に締結具(33)が挿通されて締着されていることを特徴とする請求項1又は2記載の天井材。
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JP2002206286A (ja) 2001-01-12 2002-07-26 Mitsubishi Alum Co Ltd パネル部材の取付構造
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