JP6950915B2 - 外装パネルの取付構造、及び取付方法 - Google Patents

外装パネルの取付構造、及び取付方法 Download PDF

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Description

本発明は、各種の外装パネルを外壁等として構造材に容易に且つ確実に取り付けることができ、足場を形成するスペースや設置・解体に関わる工期、コストも低く抑えることができる外装パネルの取付構造、及び取付方法に関する。
従来、PC(プレキャストコンクリート)パネルやALC(オートクレーブ養生した軽量気泡コンクリート,autoclaved lightweight aerated concrete)パネル等の各種の外装パネルを構造材に取り付ける際には、固定具等で直接取り付ける態様と、取付部材を構造材に取り付けて該取付部材を介して間接的に取り付ける態様が知られており、例えば特許文献1,2等が提案されている。
特許文献1は、化粧外壁材の施工方法に関し、その表面に塗料を塗布して形成した塗膜層を設けることが記載されている。
特許文献2は、外壁構造の施工方法に関し、ALCパネル等の下地の表面に仕上げ材として外装材を敷設することが記載されている。
特開2015−190202号公報 特許第5023751号公報
しかしながら、前述の両文献ともに、塗膜層や仕上げ材の敷設をする場合の足場等が必要になるため、そのスペースや設置解体に係わる工期、コストが非常にかかるものであった。
そこで、本発明は、各種の外装パネルを外壁等として構造材に容易に且つ確実に取り付けることができ、足場を形成するスペースや設置・解体に関わる工期、コストも低く抑えることができる外装パネルの取付構造、及び取付方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記に鑑み提案されたもので、内側フランジから内側延設片が、外側フランジから外側延設片がそれぞれ開口部に臨む形鋼である構造材に、それぞれの前記延設片に係合する内方係合溝、外方係合溝と、開口部の上方に立設されて固定ボルトを貫通させる内方立面部、外方立面部と、該両立面部を連結する連結部とを備える取付具を取り付けて外装パネルを敷設する外装パネルの取付構造であって、前記外装パネルは、最表側に外装材が、その内側に少なくとも一層の下地層が積層されてなり、前記外装材には、裏面側に、前記下地層を貫通する連結部材の頭部を保持する、又は連結部材の先端を接続するナットを収容する定着部が形成され、前記連結部材は、その基端に外側へ拡幅するフランジ部が設けられ、前記構造材に取り付けた前記取付具の両立面部に、前記固定ボルトを貫通させると共に、該固定ボルトを前記連結部材に接続させて締め付け固定してなることを特徴とする外装パネルの取付構造に関するものである。
なお、本発明に用いる「構造材」は、開口部を挟んで対向するフランジの先端にそれぞれ開口部側へ向かう折曲片が形成された構成であって、説明を簡易化するために、一方のフランジ及び折曲片を「内側フランジ」及び「内側延設片」、他方のフランジ及び折曲片を「外側フランジ」及び「外側延設片」と表記した。それに応じ、「取付具」における部位についても、「係合溝」や「立面部」を、「内方係合溝」、「外方係合溝」、「内方立面部」、「外方立面部」と区別して表記している。
加えて構造材の開口部を基準とし、後述する図2(b)や図2(d)〜(g)のように開口部を上にして配置した場合に、その右方向を内側(内方)とし、その左方向を外側(外方)とする。
但し、これらの表記は、前述のように説明の簡易化を目的としたものであって、実際の配設状態における位置関係を限定するものではない。
また、本発明は、前記取付構造において、外装パネルは、下地層としてALCパネルを含むことを特徴とする外装パネルの取付構造をも提案する。
また、本発明は、前記取付構造において、取付具の連結部は、構造材側へ延在する側面部を備えていることを特徴とする外装パネル材の取付構造をも提案する。
さらに、本発明は、前記取付構造を施工する方法であって、構造材に取付具を取り付ける第1の工程と、外装パネルの下地層に連結部材を貫通させる第2の工程と、前記取付具に、固定ボルトを貫通させると共に、該固定ボルトを前記外装パネルの下地層を貫通する連結部材に接続させて締め付け固定する第3の工程と、からなることを特徴とする外装パネルの取付方法をも提案するものである。
本発明の外装パネルの取付構造は、C型鋼等の構造材(母屋)に取付具を介在させてその内側に下地層を積層した外装パネルを敷設する外壁構造であって、外装パネルの内側の下地層を貫通する連結部材に、前記取付具を貫通する固定ボルトを接続することにより、外装パネルと取付具、及び構造材が一体的に固定される。その際、外装パネルは、最表側に外装材が、その内側に少なくとも一層の下地層が積層されてなり、前記外装材には、裏面側に、前記下地層を貫通する連結部材の頭部を保持する、又は連結部材の先端を接続するナットを収容する定着部が形成されているため、例えば外装パネルの外面側からの締め込み作業等を必要としないので、外装パネルの外面側に立設させる足場等も不要となり、そのスペースや設置解体に係わる工期やコストも不要となる。しかも、前記連結部材は、その基端に外側へ拡幅するフランジ部が設けられているため、このフランジ部は、下地層の内側への脱離を防止する役割を果たし、外装材と下地層とは一体的に接続され、その間に挟まれる状態で外装パネルは一体化される。また、構造材への溶接作業もボルトを挿通させるための穿孔作業も不要であり、外装パネルを構造材に容易に且つ確実に取り付けることができる。さらに、外装パネルの下地層の厚さに応じて用いる連結部材の長さを変えるだけで容易に対応できる。
また、外装パネルが、下地層としてALCパネルを含む場合には、形成される外壁構造は、ALCパネルが備える防火性、防災性、耐久性、遮音性、断熱性等の優れた特性を備えるものとなる。
また、取付具の連結部が、左右側縁に構造材側へ延在する側面部を備えている場合には、略コ字状の枠体を形成するため、強度が高いものになる。
さらに、本発明の外装パネルの取付方法は、施工は外装内面からの作業にて全て行うことができ、外装表面に防水を施す必要もないため、施工に際して足場等を必要とすることがない。そのため、足場を形成するスペースや設置・解体に関わる工期、コストも低く抑えることができる。
(a)本発明の一実施例(第1実施例)である外装パネルを取付具を介して構造材(リップ溝形鋼)に取り付けた状態を示す断面図、(b)その側断面図である。 (a)第1実施例に用いた外装パネルを構成する外装材の断面図、(b)下地層(断熱樹脂材)の断面図、(c)下地層(ALCパネル)の断面図、(d)連結部材の正面図、(e)用いた連結部材を横にした拡大平面図、(f)裏側から見た連結部材の拡大正面図である。 (a)第1実施例に用いた取付具の斜視図、(b)この取付具を構造材に取り付けた状態を示す斜視図、(c)その断面図、(d)その側断面図、(e)〜(g)構造材に対する取付具の取付手順を示す側断面図である。
本発明の外装パネルの取付構造は、内側フランジから内側延設片が、外側フランジから外側延設片がそれぞれ開口部に臨む形鋼である構造材に、それぞれの前記延設片に係合する内方係合溝、外方係合溝と、開口部の上方に立設されて固定ボルトを貫通させる内方立面部、外方立面部と、該両立面部を連結する連結部とを備えると取付具を取り付けて外装パネルを敷設する外壁構造である。
そして、前記外装パネルは、最表側に外装材が、その内側に少なくとも一層の下地層が積層されてなり、前記外装材には、裏面側に、前記下地層を貫通する連結部材の頭部を保持する、又は連結部材の先端を接続するナットを収容する定着部が形成され、前記連結部材は、その基端に外側へ拡幅するフランジ部が設けられ、前記構造材に取り付けた前記取付具の両立面部に、前記固定ボルトを貫通させると共に、該固定ボルトを前記連結部材に接続させて締め付け固定できる。
以下、本発明に用いる構造材、取付具、固定ボルト、外装パネル(外装材、下地層、連結部材)のそれぞれについて説明する。
・構造材
本発明に用いる構造材は、前述のように内側フランジから内側延設片が、外側フランジから外側延設片がそれぞれ開口部に臨む部位を備える形鋼であり、後述する図示実施例に用いたリップ溝形鋼(C型鋼)でも、リップH形鋼でもよい。このうち、リップ溝形鋼は、主に母屋、梁等に用いられている軽量形鋼であり、C型鋼又はシーチャンネルとも呼称され、横片状のウエブ部の内外にそれぞれフランジが直交状に形成され、内方に位置する内側フランジの先端には外向き片(内側延設片)が形成され、外方に位置する外側フランジの先端には内向き片(外側延設片)が形成されている。なお、前述のように、これらの部位の内外は、説明の簡易化を目的としたものであって、実際の配設状態における内外関係を限定するものではない。
・取付具
本発明に用いる取付具は、前述のように組付状態において構造材の開口部から構造材の内側延設片、外側延設片のそれぞれに係合する内方係合溝、外方係合溝と、開口部の上方に配設されて固定ボルトを貫通させる内方立面部、外方立面部と、該両立面部を連結する連結部とを備える。
この取付具の連結部は、前述のように両立面部を連結するものであり、特にその形状構成を限定するものではなく、例えば板状でもよいが、後述する図示実施例のように組付状態において取付具の連結部の左右側縁から構造材側(内方側)へ延在する側面部を形成してもよい。即ち断面コ字状に形成してもよい。
また、この取付具の内方係合溝、外方係合溝は、構造材の内側延設片及び外側延設片に嵌合状に係合して安定に取り付けられるものであればよい。これらの係合溝は、係合溝の上方部分によって構造材の開口部内への脱落を防ぎ、下方部分によって開口部外への外れを防ぐものであり、上方部分は配設状態(ボルト締着前)で内側延設片上に載乗する。
前記構成の構造材に対し、この取付具を取り付けるには、後述する図示実施例(図3)に示すように、まず、何れか一方の端部のみが構造材の開口部内に位置するように傾斜状に臨ませ、その一方の端部に形成した係合溝を係合させ、次に係合溝を次第に深く係合させつつ、他方の端部を開口部に押し込むように取り付けるようにしてもよい。
この態様において、何れか一方の係合溝を他方より深く形成しておくことが望ましく、例えば内方係合溝を外方係合溝よりも深く形成した場合には、まず内方係合溝が構造材の内側延設片に係合するように傾斜状に臨ませ、外方端部を開口部に押し込むようにすると、容易に施工することができる。また、この場合、固定ボルトの締め込みにより、外方係合溝が外側延設片に押し付けられるように配置することが望ましい。
なお、係合溝の取付態様は、前述の態様に限定するものではなく、以下のように取り付けるようにしてもよい。
即ち構造材に対して取付具を傾倒状に臨ませ、内外の端部を構造材の開口部内に没入状に位置させ、次に例えば外方係合溝のうち、左側又は右側を構造材の外側延設片にあてがい、回転の支点とする。そして、取付具を略水平状に保ちつつ回転(回動)させ、構造材の内側延設片に取付具の左右の内方係止溝を係合させると共に、外側延設片に左右の外方係止溝を係合させて取り付けるようにしてもよい。
また、これらの内方係合溝、外方係合溝は、内外同様でも内外で異なる態様でもよく、その形成態様についても特に限定するものではない。例えばこれらの係合溝は、立面部、側面部に形成されるものでも、組み合わせで形成されるものでもよい。
この取付具が金属板材等の材料にて構成されるケースについて説明すると、例えば側面部の構造材側の端部を突出させて係合溝の外方部分を形成し、立面部の下端を折曲した折曲片が内方部分を形成する態様でもよい。
また、外方係合溝は、組付状態において取付具の側面部の端縁に切り込みを入れて係合溝を形成する態様でもよい。この態様は、係合溝が側面部に対して直交状に形成され、強度が高いものなる。
さらに、両係合溝は、組付状態において取付具の立面部の下端を高さを変えて折曲した二つの折曲片間が係合溝を形成する態様でもよい。この態様は、容易に加工でき、使用する材料が少なくてよい。
また、この取付具の内方立面部及び外方立面部は、前述のように開口部の上方に配設されて固定ボルトを貫通させる(通孔を有する)ものであり、特にその形状構成を限定するものではなく、後述する図示実施例のように矩形状に限定されるものではない。更に、その通孔の形状についても特に限定するものではなく、使用する固定ボルトに応じてどのように形成してもよい。
・固定ボルト
本発明に用いる固定ボルトは、前記取付具の両立面部を貫通すると共に外装パネルの下地層を貫通する連結部材に接続させて締め付け固定する棒状部材である。この固定ボルトとしては、一方端に頭部が形成され、他方側に雄螺子部が形成される一般的なボルトを用い、他方側の雄螺子部を連結部材に締め付けるようにしてもよいし、或いは両端が雄螺子部で形成されるスタッドボルトを用い、何れか一方の端部にナットを締め付けるようにしてもよい。
・外装パネル
本発明に用いる外装パネルは、最表側に外装材が、その内側に少なくとも一層の下地層が積層されてなり、該下地層には、連結部材が貫通する貫通孔が形成される。
・外装材
外装表面、即ち最表側に配される外装材は、金属板材等からなり、下地層を貫通する連結部材の頭部を保持可能な、又は先端を接続可能な定着部を有するものであればよい。前記定着部は、後述する図示実施例に示すように、側方が開放する空間を形成する略コ字状に形成されることが望ましく、例えばナット等の連結部材の先端を接続可能な部材を保持するものもよい。
この外装材としては、面板部の左右の側縁のうち、一方の側縁に定着部と接続部とを設け、他方の側縁に接続受部を設け、接続部と接続受部は定着部の内部空間にて接続可能であり、隣接する外装材の接続部と接続受部を接続すると共に定着部表面を塞ぐ構成が挙げられ、一種の外装材を用いる構成でもよいし、後述する図示実施例のように定着部を備える外装材と定着部を備えない外装材との二種以上を併用するようにしてもよい。
また、前記面板部は、略平坦状であっても、表面側或いは裏面側等に凹凸を形成した波状であってもよい。
前記外装材の定着部は、外装材の裏面側に設けられるものであって、その大きさについても、連結部材の頭部、又は連結部材の先端を接続するナット等を収容できるものであれば特に限定されるものではなく、その形状についても、後述する図示実施例のように側方が開放する略コ字状に限定されるものではない。
外装材の裏面側、即ち下地層側に定着部を設けるので、実質的に定着部内に連結部材の先端(頭部)や取り付けたナット等を締め付けに要する工具等を挿入できないため、連結部材の先端(頭部)又は取り付けたナットの共周りを防止するように形状構成を備えることが望ましい。
・下地層
前記外装材の内側(裏面側)に積層される下地層は、断熱性能や防火性能等を有する少なくとも一層からなり、連絡部材が貫通する貫通孔を備えている。このような下地層を構成する下地材としては、所定の肉厚を必要とする各種の合成樹脂発泡体でもよいし、石膏ボード、或いはPCパネルやALCパネル、それ以外の防火材や耐火材等の無機材料でもよいし、前記外装材の一面(片面)に予め一体化された構成でもよいし、或いは別体で準備されるものでもよい。また、後述する図示実施例のように複数の性能を有するもの、異なる性能のボード等を併用(積層)したもの、あるいは複数の性能を有する積層板であってもよいでもよい。
更に、この下地層に設けられる貫通孔は、前記外装材の定着部に至る(連通する)ものである。
なお、この下地層は、敷設状態で前記外装材本体と一体化されるものであればよく、例えば接着剤等を用いて外装材と予め或いは施工時に接着されていてもよいし、係合等により物理的に離反しないように固定されていてもよいし、特にこれらに限定するものではなく、配設以前には別体であって施工時に単に重ね合わせて積層状態とするものでもよい。
本発明における下地層に関し、前述のように連絡部材が貫通する貫通孔を備えているものと定義すると、後述する図示実施例における断熱材(下地材7A)は、隣り合う定着部間に配設されるものであるから、外装材の裏面に沿って形成されたものであるものの、貫通孔を備えていないので厳密には前記下地層とは言えない。しかし、貫通孔に相当する配設間隔を隔てて配設されているので、この場合も下地層と見なすものとする。
・連結部材
本発明に用いる連結部材は、前記外装パネルの下地層を貫通するものであって、前記外装材の定着部に至る一方端には、定着部に保持される頭部を備えるか、定着部に保持されるナットに螺合する雄螺子部が形成されるか、定着部に保持される小ボルトに螺合する雌螺子部が形成されるかの何れかを備え、前記下地層側に位置する他方端には前記固定ボルトが螺合する雌螺子部が形成される部材である。このような連結部材としては、後述する図示実施例では既に市場に供されている特殊高ナットを用いている。
この特殊高ナットは、その雄螺子部を定着部に形成した雌螺子部に螺合させることができ、その雌螺子部を前記固定ボルトの先端を螺合させることができるものであって、外装材側に比べて下地層側を太く形成しているため、その雄螺子部を定着部に形成した雌螺子部に螺合させた状態で太径部分が抜けを防止するため、外装パネルの安定な一体化が図れる。
なお、連結部材としては、前記特殊高ナットのような一部材に限定されるものではなく、例えば両端が雄螺子部で形成されるスタッドボルトの一端に高ナットを取り付けた(固定した)複数部材を組み合わせて用いる構成でもよい。また、この連結部材は、前記下地層の厚みに応じて長さを変更すればよく、使用する下地材の厚みに応じて適宜に変更すればよい。
そして、本発明の外装パネルの取付構造は、前記構造材に取り付けた前記取付具の両立面部に、前記固定ボルトを貫通させると共に、該固定ボルトを前記外装パネルの下地層を貫通する前記連結部材に接続させて締め付け固定してなる。
そのため、本発明では、構造材への溶接作業もボルトを挿通させるための穿孔作業も不要であり、構造材に簡易かつ確実に取付具及び外装材を取り付けることができる。
また、取り付ける前記外装パネルは、最表側に外装材が、その内側に下地層が積層されてなり、前記外装材には、裏面側に、前記下地層を貫通する連結部材の頭部を保持する、又は連結部材の先端を接続するナットを収容する定着部が形成されているので、例えば外装パネルの外面側からの締め込み作業等を必要としないので、外装パネルの外面側に立設させる足場等も不要となる。また、前記連結部材は、その基端に外側へ拡幅するフランジ部が設けられているため、このフランジ部は、下地層の内側への脱離を防止する役割を果たし、外装材と下地層とは一体的に接続され、その間に挟まれる状態で外装パネルは一体化される。
しかも、本発明に使用する取付具は、構造材への取付作業において、工具の使用を最小限とし、叩き込み等の作業も必要ないため、「音」の発生が極めて少なく、近隣への配慮がなされた工法を実施できる。
また、前述のように外装パネルの下地層を貫通する連結部材と、構造材に取り付けた取付具を貫通する固定ボルトとは、それぞれの端部を一体的に接続するものであるから、外装パネルへの取付を終えた連結部材と、構造材や取付具への取付を終えた固定ボルトとをその時点で接続してもよいし、予め一体化した連結部材と固定ボルトを、外装パネルへの取付、構造材や取付具への取付に供するにしてもよい。
さらに、本発明の外装パネルの取付方法は、構造材に取付具を取り付ける第1の工程と、外装パネルの下地層に連結部材を貫通させる第2の工程と、前記取付具に、固定ボルトを貫通させると共に、該固定ボルトを前記外装パネルの連結部材に接続させて締め付け固定する第3の工程と、からなる。
これらの前記第1、第2、前記第3の工程は、何れも前述のように極めて容易に行うことができ、全ての作業は外装内面側からの作業にて行われるので、外装表面側に足場を立てる必要がなく、そのためのスペースやコストを抑えることができる。
図1(a),(b)に示す本発明の外装パネル5の取付構造は、内側フランジ22から内側延設片221が、外側フランジ23から外側延設片231がそれぞれ開口部20に臨む形鋼である構造材2に、それぞれの前記延設片221,231に係合する内方係合溝15、外方係合溝16と、開口部20の上方に立設されて固定ボルト4を貫通させる内方立面部12、外方立面部13と、該両立面部12,13を連結する連結部11とを備える取付具1を取り付けて外装パネル5を敷設した外壁構造である。
前記外装パネル5は、最表側に外装材6が、その内側に少なくとも一層の下地層7が積層されてなり、前記構造材2に取り付けた前記取付具1の両立面部12,13に、固定ボルト4を貫通させると共に、該固定ボルト4を前記外装パネル5の下地層7を貫通する連結部材8に接続させて締め付け固定してなる。
なお、前述のように構造材の説明の簡略化を目的として、部位表記の内外方向を設定したが、図3(a),(b)では、構造材2の開口部20が上向きに配設されているので、図面の手前側が屋外側で、外側(外方)に相当し、奥側が屋内側で、内側(内方)に相当する。さらに図3(c)では、図面の上側が内側(内方)に相当し、下側が外側(外方)に相当する。また、図3(d)〜(g)では、図面の右側が内側(内方)に相当し、左側が外側(外方)に相当する。
この第1実施例における外装パネル5を構成する各部材、外装材6、下地層7、及び連結部材8について図2を用いて以下に説明する。
この第1実施例では、前記外装材6として、下地層7を貫通する連結部材8の先端を定着(保持)させる定着部62を有する外装材6Aと、有しない外装材6Bとの二種を用いている。
また、前記下地層7として、前記外装材6と接する外側に位置して合成樹脂発泡体からなる断熱材7Aと、内側に位置するALCパネル7Bとからなる。
前記二種の外装材6(6A,6B)のうち、定着部62を有する外装材6Aは、図2(a)に示すように仕上げ面となる面板部61の裏面側に空間部62を備える構成であり、面板部61の略中央に略T字状に表面側へ突出する突条611が設けられ、対向する端縁には接続部63a,63bが設けられるアルミの押出型材である。そして、その一方側(図面右側)の接続部63aに隣接して側方(図面左側)が開放するコ状空間である定着部62が形成され、ナット6cが保持されている。
前記外装材6Bは、同図に示すように面板部61の構成については前記外装材6Aとほぼ同様で、同一符号を付して説明を省略するが、対向する端縁には接続部63c,63dが設けられるアルミの押出型材である。
なお、接続部63a〜63dについては詳述しないが、外装材6Aの接続部63bと隣接する外装材6Bの接続部63cが係合して接続し、外装材6Bの接続部63dと隣接する外装材6Aの接続部63aとが係合して接続する。
前記二種の下地層7(7A,7B)のうち、外側に位置する断熱材7Aは、合成樹脂発泡体からなり、この第1実施例に用いた断熱材7Aは、図2(b)に示すように、その端縁形状は矩形状に断裁されている。
この断熱材7Aは、隣り合う定着部62,62間に相当する幅寸法を有するものであって、前記外装材6Aの接続部63aと前記外装材6Bの接続部63dとの間に嵌合状に装着することにより外装材6A,6Bと一体的に取り扱うことができ、定着部62からのナット6cの脱落を防止する役割も果たす。
このように断熱材7Aは、定着部62,62間に配設されているので、定着部62の内面側にはこの断熱材7Aは存在せず、図1(a)に示すように連結部材8を避けるように配設されているとも見なすことができ、貫通孔等の形成を必要としない。
下地層7のうち、内側に位置するALCパネル7Bは、図2(c)に示すように前記断熱層7Aの二枚分に相当する幅寸法を有するものであり、この第1実施例に用いたALCパネル7Bは、前記外装材6A,6Bでは二枚ずつ,合計四枚分の幅寸法に相当するものである。このALCパネル7Bには、連結部材8を挿通するための貫通孔71,71'が略中央と端縁に形成され、このALCパネル7B自体に複数の空洞70が形成されているため、空洞70を挟む内側部分と外側部分では異なる径寸法の貫通孔71,71'を形成すればよい。後述する連結部材8の細径部分81の径をD1とし、太径部分82の径をD2とすると、前記貫通孔71は、定着部62に隣り合う外側部分では、雄螺子部81が挿通すればよいのでD1より僅かに大きく形成すればよく、空洞70の内側部分では、太径部分82を挿通させるためにD2より僅かに大きく形成すればよい。一方、端縁に形成した貫通孔71'も同様に、外側部分がD1に、内側部分がD2に形成されるが、図示する中央のALCパネル7Bの端縁を一部調整すると共に隣り合うALCパネル7Bの配設間隔を調整して形成したものである。
前記下地層7を貫通する連結部材8は、前述のように径D1である細径部分81と径D2である太径部分82とを有する部材であって、図2(d)及び拡大した同図(e),(f)に示すように細径部分81の先端の外周に雄螺子部83が形成され、太径部分82には内端から筒状空間が設けられて雌螺子部84が形成され、更に太径部分82の最内端に外側へ拡幅するフランジ部85が設けられた特殊高ナットである。
そのため、この連結部材8の雄螺子部83は、定着部62に保持されたナット6cに螺合させることができ、その雌螺子部84は、固定ボルト4に螺合させることができる。また、前記フランジ部85は、このALCパネル7Bの内側への脱離を防止する役割を果たすので、この連結部材8の雄螺子部83を前記定着部62に保持されたナット6cに取り付けた時点で前記外装材6Aと前記ALCパネル7Bとは一体的に接続され、その間に挟まれる状態で前記断熱材7Aも含めて外装パネル5は一体化されるものとなる。
次に、前記取付具1、及び構造材2の構成について、図3に基づいて説明する。
前述のように取付具1は、構造材2の延設片221,231に係合する内方係合溝15、外方係合溝16と、構造材2の開口部20の上方に立設されて固定ボルト4を貫通させる内方立面部12、外方立面部13と、該両立面部12,13を連結する連結部11とを備える部材である。
図示実施例の取付具1は金属板材等の材料にて構成され、略矩形状の連結部11の左右側縁から構造材2側へ延在する側面部14,14が形成され、連結部11の内外方向にはそれぞれ略正方形状の内方立面部12、外方立面部13が形成されている。これらの連結部11と側面部14,14は、略コ字状を形成する枠体であり、両立面部12,13の略中央には、固定ボルト4が貫通する通孔121,131を有する。
前記内方係合溝15は、側面部14の構造材2側の端部を突出(突出片141)させて係合溝15の外方部分を形成し、立面部12の下端を折曲した折曲片122が内方部分を形成した態様である。即ちこの第1実施例の内方係合溝15は、折曲片122と突出片141との間に形成される。
前記外方係合溝16は、側面部14の端縁に(図では手前側から)切り込みを形成して係合溝16を形成した態様である。
前記構造材2は、前述のように内側フランジ22から内側延設片221が、外側フランジ23から外側延設片231がそれぞれ開口部20に臨む形鋼であるが、この図示実施例では、リップ溝形鋼を用いた。また、図示実施例の構造材2は、開口部20が上向きに配置され、ウエブ部21が下面に、内側フランジ22が奥側に、外側フランジ23が手前側に配設されている。
前記固定ボルト4は、前記取付具1の両立面部12,13を貫通して締め付け固定するものであって、図示実施例では六角ボルトを用い、その頭部41が最内側に位置するように配設し、その外側へ延在する雄螺子部分42を前記連結部材7の雌螺子部84に取り付けて締め付け固定することができる。
以下に、本発明の外装パネルの取付方法における第1の工程、即ち前記取付具1を前記構造材2へ取り付ける工程を図3(e)〜(g)に基づいて説明する。
まず、図3(e)に示すように構造材2の内側フランジ22に対し、取付具1の内方立面部12側を近付け、この内方係合溝15を構造材2の内側延設片221の先端にあてがうように配設する。
次に、図3(f)に示すように、取付具1の内方係合溝15を構造材2の内側延設片221に対して深く係合されるように内方から押し込む。
そして、図3(g)に示すように、取付具1の内方係合溝15と構造材2の内側延設片221と十分に深く係合すると、外方立面部13が構造材1の外側フランジ23に近づくので、これを押し込むように内方から押圧し、図3(d)の状態を得ることができる。なお、この図3(d)の状態は、固定ボルト4の頭部41を締め付け固定した状態の取付具1を示している。
なお、この取付具1は、構造材2への取付作業において、工具の使用を最小限とし、叩き込み等の作業も必要ないため、「音」の発生が極めて少なく、近隣への配慮がなされた工法を実施できる。
次に、前記構成の外装パネル5の下地層7に連結部材8を貫通させる第2の工程を説明する。
図2(a)及び(b)に示すように一枚の断熱材7Aに対して二枚の外装材(6A,6B)が沿うように外装材6A,6Bを交互に接続するが、図中に点線で示すように外装材6Aの配設に際しては、接続部63bを左下方に、接続部63aを右上方になるように傾斜させた状態で矢印にて示すように斜め上方から既に取り付けた外装材6Bに連結(接続)する。また、外装材6Bの配設に際しては、接続部63dが左方に、接続部63cが右方になるように略水平状に保持した状態で矢印にて示すように斜め下方から既に取り付けた外装材6Aに連結(接続)すればよい。
なお、断熱材7Aは、前述のように隣り合う定着部62,62間に相当する幅寸法を有するので、前記外装材6Aの接続部63aと前記外装材6Bの接続部63dとの間に嵌合状に装着することができるが、接着剤等を併用するようにしてもよい。
続いて前記ALCパネル7Bを前記断熱材7Aの内側に沿わせるが、このALCパネル7Bは図2(c)に示すように前記断熱材7Aの二枚分に相当する幅寸法を有するので、前記外装材6A,6Bでは二枚ずつ,合計四枚分の幅寸法に相当する。なお、このALCパネル7Bには、予め連結部材8が貫通する貫通孔71を所定位置に所定寸法(空洞70の外側部分では径D1に、内側部分では径D2)にて形成しておくことが望ましい。
そして、前記断熱材7Aの内側に前記ALCパネル7Bを沿わせた状態で連結部材8を貫通させて定着部62に保持されたナット6cに固定する。前述のようにこの連結部材8の取付により、この外装パネル5は一体化されるので、前記断熱材7Aと前記ALCパネル7Bとの接合又は接着は特に必要ではない。
そして、第3の工程として、前記取付具1に前記固定ボルト4を貫通させると共に、該固定ボルト4を前記外装パネル5の連結部材8に接続させて締め付け固定するが、既に前記第1の工程にて取付具1は構造材2に取り付けており、該取付具1の両立面部12,13に固定ボルト4を貫通させることは極めて容易である。しかも、その先端を既に前記第2の工程にて外装パネル5に取り付けた連結部材8に接続して締め付け固定することも極めて容易に行うことができる。
このように操作自体は極めて容易であるが、実際のところ、施工した外装パネル5を動かすのは困難であるし、また建築物の梁や母屋に用いられている形鋼等の構造材2についてもそれ自体を動かすのは困難である。したがって、前記第1の工程にて構造材2に取付具1を取り付けた後、その近傍にて外装パネル3の形成や第2の工程を行うことにより、第3の工程を極めて容易に行うことができる。
このように本発明の外装パネル5の取付構造は、C型鋼等の構造材(母屋)2に取付具1を介在させてその内側に下地層7A,7Bを積層した外装パネル5を敷設する外壁構造であって、外装パネル5の内側の下地層7Bを貫通する連結部材8に、前記取付具1を貫通する固定ボルト4を接続することにより、外装パネル5と取付具1、及び構造材2が一体的に固定される。そのため、構造材2への溶接作業もボルトを挿通させるための穿孔作業も不要であり、外装パネル5を構造材2に容易に且つ確実に取り付けることができる。さらに、外装パネル5の下地層7の厚さに応じて用いる連結部材8の長さを変えるだけで容易に対応できる。
さらに、本発明の外装パネル5の取付方法は、施工は外装内面からの作業にて全て行うことができ、外装表面に防水を施す必要もないため、施工に際して足場等を必要とすることがない。そのため、足場を形成するスペースや設置・解体に関わる工期、コストも低く抑えることができる。
1 取付具
11 連結部
12 内方立面部
121 通孔
13 外方立面部
131 通孔
14 側面部
15 内方係合溝
16 外方係合溝
2 構造材(リップ溝形鋼)
20 開口部
21 ウエブ部
22 内側フランジ
221 内側延設片
23 外側フランジ
231 外側延設片
4 固定ボルト
4b ナット
41 頭部
42 雄螺子部
5 外装パネル
6A,6B 外装板
61 面板部
611 突条
62 定着部
63a〜63d 接続部
7 下地層
7A 断熱材
7B ALCパネル
71,71' 貫通孔
8 連結部材
81 細径部分
82 太径部分
83 雄螺子部
84 雌螺子部
85 フランジ部

Claims (4)

  1. 内側フランジから内側延設片が、外側フランジから外側延設片がそれぞれ開口部に臨む形鋼である構造材に、それぞれの前記延設片に係合する内方係合溝、外方係合溝と、開口部の上方に立設されて固定ボルトを貫通させる内方立面部、外方立面部と、該両立面部を連結する連結部とを備える取付具を取り付けて外装パネルを敷設する外装パネルの取付構造であって、
    前記外装パネルは、最表側に外装材が、その内側に少なくとも一層の下地層が積層されてなり、前記外装材には、裏面側に、前記下地層を貫通する連結部材の頭部を保持する、又は連結部材の先端を接続するナットを収容する定着部が形成され、前記連結部材は、その基端に外側へ拡幅するフランジ部が設けられ、
    前記構造材に取り付けた前記取付具の両立面部に、前記固定ボルトを貫通させると共に、該固定ボルトを前記連結部材に接続させて締め付け固定してなることを特徴とする外装パネルの取付構造。
  2. 外装パネルは、下地層としてALCパネルを含むことを特徴とする請求項1に記載の外装パネルの取付構造。
  3. 取付具の連結部は、構造材側へ延在する側面部を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の外装パネルの取付構造。
  4. 請求項1〜3に記載の外装パネルの取付構造を施工する方法であって、
    構造材に取付具を取り付ける第1の工程と、
    外装パネルの下地層に連結部材を貫通させる第2の工程と、
    前記取付具に、固定ボルトを貫通させると共に、該固定ボルトを前記外装パネルの連結部材に接続させて締め付け固定する第3の工程と、
    からなることを特徴とする外装パネルの取付方法。
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