JP7424844B2 - キャスタにおける制止装置 - Google Patents
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Description
前記スプリングユニット11は、金属板を折曲することにより、前記アーム10、10の内側に沿って挿入される横板部15、15と、該横板部15、15の挿入端部を連結する連結板部16を一体に形成している。前記横板部15、15の間に位置して、コイルスプリングから成るスプリング17が配置され、該スプリング17の前記挿入方向の端部を前記連結板部16に設けたボス部16aに嵌挿することにより固定している。
前記制止体12、前記スプリングユニット11の横板部15、15の間に装入され、アーム10、10の長手方向に向けて進退自在に構成されており、前進させられたとき車輪3のトレッド3Aに接触すると共に後退させられたとき該トレッド3Aから離間する走行制止部19と、前進させられたとき前記固定受部材9に接触すると共に後退させられたとき該固定受部材9から離間する回動制止部20を設けている。
前記操作レバー13は、並設された一対の帯状金属板により形成され、広い間隔で並設されたレバー部27、27と、狭い間隔で並設された駆動部28、28を構成し、前記レバー部27、27を連結ロッド29により連結固定すると共に、前記駆動部28、28を係止ロッド30により連結固定している。
図3(A)に示すように、操作レバー13を斜め上向きの休止姿勢P1としたとき、前記係止ロッド30がアーム10の端縁と上縁の間に形成された切欠き状の受止め部10bに当接し、操作レバー13が直立姿勢となる方向(図示の反時計回り方向)に回動することを阻止する。このとき、カム手段31は、制止体12がスプリング17により後退することを許しており、これにより、走行制止部19を車輪3のトレッド3Aから離間させ、回動制止部20を固定受部材9から離間させている。つまり、キャスタの制止は行われておらず、車輪3は自由に転動して走行自在とされ、車輪支持体1は取付用固定体4に対して横向き回動自在ないし首振り回動自在とされている。この状態のとき、スプリング17により後退方向に付勢された制止体12の駆動板部21がカム手段31に弾接しており、これにより、操作レバー13を休止姿勢P1に保持している。
図4にカム手段31の好ましい実施形態を示している。カム手段31は、軸支孔28aを中心とする外周に位置して、図4(A)に示すように操作レバー13を休止姿勢P1としたとき制止体12の駆動板部21に沿う直線状とされた休止部31Aと、図4(C)に示すように操作レバー13を作動姿勢P2としたとき制止体12の駆動板部21に沿う直線状とされた作動部31Bと、前記休止部31Aと作動部31Bの間の中間部31Cを構成している。
図5(A)に示すように、操作レバー13を休止姿勢P1として制止体12をスプリング17により後退させたとき、折曲部25は、所定角度θ1を保持している。そこで、図5(B)に示すように、操作レバー13を作動姿勢P2に向けて回動すると、前記カム手段31の中間部31Cにより駆動板部21が前進させられる。好ましくは、中間部31Cの終端(作動部31Bの始端)が駆動板部21に接する前に、回動制止部20が固定受部材9に当接し、走行制止部19がトレッド3Aに当接するように構成されている。従って、この状態から、カム手段31が回動することにより、中間部31Cの終端が駆動板部21に接したとき、該駆動板部21は更に前進方向に押動される。
図6(B)に示すように、金属板により折曲形成された制止体12の走行制止部19は、トレッド3Aの接線Tに沿って圧接され、該接線Tに直交する求心方向の線Dに向けてスリット24を押圧させるように構成されている。
1a フォーク
2 車軸
3 車輪
3A トレッド
3a センター部
3b 膨隆肉部
4 取付用固定体
5 固定座
6 ネジ軸部材
7 支持ナット
8 ハンドル
9 固定受部材
10 アーム
10a 枢支孔
10b 受止め部
11 スプリングユニット
12 制止体
13 操作レバー
14 係止部
15 横板部
15a 孔
15b 係止爪
16 連結板部
16a ボス部
17 スプリング
18 枢軸
19 走行制止部
20 回動制止部
21 駆動板部
22 上側支持板部
23 下側支持板部
24 スリット
24a 前進阻止手段
24b 後進阻止手段
25 折曲部
26 ガイド手段
26a 凹部
27 レバー部
28 駆動部
28a 軸支孔
29 連結ロッド
30 係止ロッド
31 カム手段
31A 休止部
31B 中間部
31C 作動部
32 制御手段
Claims (4)
- キャスタにおける車輪を軸支した車輪支持体(1)に設けられる制止装置であり、
前記車輪支持体(1)から横向きに延設されたアーム(10)と、
前記アーム(10)の長手方向に向けてガイド手段(26)を介して進退自在に設けられ、前進により車輪のトレッド(3A)に対して該トレッドの接線(T)に沿うように接触し、後退によりトレッドから離間する板状の走行制止部(19)を備えた制止体(12)と、
前記制止体(19)を後退方向に付勢するスプリング(17)と、
前記アーム(10)に枢軸(18)を介して枢結された操作レバー(13)により構成されており、
前記操作レバー(13)は、前記枢軸(18)の軸廻りで上向きの休止姿勢(P1)と下向きの作動姿勢(P2)の間を回動自在とされ、前記枢軸(18)を超えて制止体(12)に向けて延びる駆動部(28)を備え、
前記駆動部(28)は、操作レバー(13)を休止姿勢(P1)としたとき前記制止体(12)の後退を許し、作動姿勢(P2)としたとき前記制止体(12)を前進させることにより、走行制止部(19)を車輪のトレッド(3A)に押圧させる駆動力を制止体(12)に与えるカム手段(31)を構成し、
前記制止体(12)の走行制止部(19)は、車輪のトレッドの横断方向に延びるスリット(24)を設け、該スリットに沿って延びる平行な縁部により、車輪の前進阻止手段(24a)と後進阻止手段(24b)を形成して成ることを特徴とするキャスタにおける制止装置。 - 固定受部材(9)を備えた取付用固定体(4)の下側に、車輪を軸支した車輪支持体(1)を縦軸廻りに横向き回動自在に連結して成るキャスタにおいて、前記車輪支持体に設けられる制止装置であり、
前記制止体(12)は、前進により取付用固定体の固定受部材(9)に接触すると共に後退により該固定受部材から離間する回動制止部(20)を備えており、
前記操作レバー(13)を作動姿勢(P2)となるように回動して前記カム手段(31)により制止体(12)を前進させたとき、前記回動制止部(20)を前記固定受部材(9)に押圧させるように構成して成ることを特徴とする請求項1に記載のキャスタにおける制止装置。 - 前記アームを構成する一対のアーム(10,10)の間に前記制止体(12)を挿入すると共に、該制止体の両側縁に設けた凹部(26a)を前記アームの上下縁部に嵌合することによりガイド手段(26)を構成し、該ガイド手段を介して制止体をアームに沿って進退自在となるように構成して成ることを特徴とする請求項1又は2に記載のキャスタにおける制止装置。
- 前記制止体(12)は、金属板を折曲することにより、前記カム手段(31)によりスプリングに抗して前進させられる駆動板部(21)と、該駆動板部の上部と前記回動制止部(20)を連結する上側支持板部(22)と、該駆動板部の下部と前記走行制止部(19)を連結する下側支持板部(23)を備え、前記走行制止部(19)を前記下側支持板部(23)から所定角度を介して下向きに延びるように該走行制止部と下側支持板部の間に折曲部(25)を形成しており、
前記カム手段(31)によりアームに沿って制止体(12)を前進させ、回動制止部(20)が固定受部材(9)に当接し、走行制止部(19)が車輪のトレッド(3A)に当接した状態から、更にカム手段(31)による駆動力を制止体(12)に与えることにより、走行制止部(19)がトレッドの接線(T)に沿わされるように前記折曲部(25)の角度を変化させる制御手段(32)を構成して成ることを特徴とする請求項2又は3に記載のキャスタにおける制止装置。
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