JP7422533B2 - 基板処理システム、基板搬送装置及び方法 - Google Patents

基板処理システム、基板搬送装置及び方法 Download PDF

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本開示は、基板処理システム、基板搬送装置及び方法に関する。
特許文献1は、それぞれ複数の真空処理チャンバと接続された2つの真空搬送チャンバを搬送中間チャンバにより連結した構成の基板処理を開示する。
特開2018-88549号公報
本開示は、設置面積の増大を抑制する技術を提供する。
本開示の一態様による基板処理システムは、第1の基板処理チャンバと、第1の基板搬送チャンバと、第2の基板処理チャンバと、第2の基板搬送チャンバと、バッファチャンバとを含む。第1の基板搬送チャンバは、第1の基板処理チャンバに連結される。第2の基板搬送チャンバは、第2の基板処理チャンバに連結される。バッファチャンバは、第1の基板搬送チャンバと第2の基板搬送チャンバとの間に連結され、少なくとも1つの基板保持部を有する。バッファチャンバの少なくとも一部は、第1の基板搬送チャンバ及び第2の基板搬送チャンバのうち少なくとも1つと縦方向に重複する。
本開示によれば、設置面積の増大を抑制できる。
図1は、実施形態に係る基板処理装置の全体の概略構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る連結部の概略構成の一例を示す断面図である。 図3Aは、実施形態に係る搬送ロボットを昇降させた状態の一例を示す断面図である。 図3B、実施形態に係る搬送ロボットを昇降させた状態の一例を示す断面図である。 図4Aは、実施形態に係る連結部の概略構成の他の一例を示す断面図である。 図4Bは、実施形態に係る連結部の概略構成の他の一例を示す断面図である。 図5は、実施形態に係るウエハを搬送する流れの一例を示す図である。 図6は、比較例としての基板処理装置の全体の概略構成の一例を示す図である。 図7は、比較例としての搬送中間チャンバの概略構成の一例を示す断面図である。 図8は、実施形態に係る基板処理装置の全体の概略構成の他の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る複数のウエハを保持可能とした保持部の概略構成の一例を示す図である。 図10は、実施形態に係る連結部の概略構成の他の一例を示す断面図である。
以下に、開示される基板処理システム、基板搬送装置及び方法の実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、開示される基板処理システム、基板搬送装置及び方法を限定解釈するものではない。
[基板処理装置の構成]
本実施形態に係る基板処理システムの一例を説明する。図1は、実施形態に係る基板処理システムの全体の概略構成の一例を示す図である。実施形態に係る基板処理システム10は、真空(減圧)状態で基板に基板処理をする装置である。基板処理としては、例えば、成膜やエッチングなどが挙げられる。基板処理は、プラズマを用いた処理(プラズマ処理)であってもよく、プラズマを用いない処理(ノンプラズマ処理)であってもよい。
基板処理システム10は、通常、複数の真空(減圧)搬送チャンバ(基板搬送チャンバ)20、複数のプロセスモジュール(基板処理チャンバ)PM、及び複数のロードロックモジュールLLMとを有する。また、基板処理システム10は、ローダーモジュール(EFEM;Equipment Front End Module)30と複数のロードポートLPを有する。
なお、図1の例においては、基板処理システム10は、2つの真空搬送チャンバ20a,20b、8つのプロセスモジュールPM1~PM8、2つのロードロックモジュールLLM1,LLM2、及び5つのロードポートLP1~LP5を含む。ただし、基板処理システム10の真空搬送チャンバ20、プロセスモジュールPM、ロードロックモジュールLLM、ロードポートLPの数は、図示するものに限定されない。以下、特に区別する必要がない場合は、2つの真空搬送チャンバ20a,20bはまとめて真空搬送チャンバ20と呼ぶ。同様に、8つのプロセスモジュールPM1~PM8はまとめてプロセスモジュールPMと呼ぶ。同様に、2つのロードロックモジュールLLM1,LLM2はまとめてロードロックモジュールLLMと呼ぶ。また同様に、5つのロードポートLP1~LP5はまとめてロードポートLPと呼ぶ。
一実施形態において、真空搬送チャンバ20aは、略平行な2つの側壁21a,21bと、側壁21a,21bの一端に側壁21c,21dと、側壁21a,21bの他端に側壁21eとを有する5角形平面形状を持つ。一実施形態において、側壁21aと側壁21cのなす角、及び側壁21bと側壁21dのなす角は、いずれも鈍角であり、側壁21c,21dは外側へ張り出している。一実施形態において、真空搬送チャンバ20bは、4つの側壁22a~22dを有する矩形の平面形状を持つ。
複数の真空搬送チャンバ20は、連結部(バッファチャンバ)40を介して連結されている。
プロセスモジュールPMは、真空(減圧)雰囲気において半導体基板、すなわち、ウエハWに対して基板処理を実施する。プロセスモジュールPM内は、ウエハWの処理中、真空(減圧)雰囲気に維持される。基板処理システム10は、各プロセスモジュールPMが同一種類の真空処理を実施してもよい。あるいは、基板処理システム10は、ウエハWに対して実施する異なる種類の真空処理を各プロセスモジュールPMで個別に実施してもよい。
プロセスモジュールPMは、プロセスモジュールPM内にウエハWを搬送するための搬送口を有する。各プロセスモジュールPMは、搬送口を介して真空搬送チャンバ20と連通している。本実施形態では、プロセスモジュールPM1,PM2は、真空搬送チャンバ(前方真空搬送チャンバ)20aの側壁21aに接続され、それぞれの搬送口を介して真空搬送チャンバ20aと連通している。プロセスモジュールPM3,PM4は、真空搬送チャンバ20aの側壁21bに接続されて、それぞれの搬送口を介して真空搬送チャンバ20aと連通している。プロセスモジュールPM5,PM6が真空搬送チャンバ(後方真空搬送チャンバ)20bの側壁22aに接続され、それぞれの搬送口を介して真空搬送チャンバ20bと連通している。プロセスモジュールPM7,PM8は、真空搬送チャンバ20bの側壁22bに接続され、それぞれの搬送口を介して真空搬送チャンバ20bと連通している。各搬送口には、搬送口を開閉可能なゲートバルブG1がそれぞれ設けられている。
ゲートバルブG1は、プロセスモジュールPM内でウエハWの処理が実行されている間は閉じられている。ゲートバルブG1は、プロセスモジュールPMから処理済みのウエハWを搬出する際、および、プロセスモジュールPMに未処理のウエハWを搬入する際に開けられる。
真空搬送チャンバ20は、図示しない排気機構、例えば、真空ポンプを備え、内部が真空(減圧)雰囲気に維持される。真空搬送チャンバ20には、ウエハWを搬送するため搬送ロボット25が配置される。例えば、真空搬送チャンバ20aには、搬送ロボット25aが配置される。真空搬送チャンバ20bには、搬送ロボット25bが配置される。また、真空搬送チャンバ20aは、側壁21c,21dに、2つのゲートバルブG2を介して2つのロードロックモジュールLLMに接続されている。連結部40は、ウエハWを保持可能な保持部41を有する。
搬送ロボット25aは、ウエハWをプロセスモジュールPM1~PM4のいずれかに搬送する。搬送ロボット25bは、ウエハWをプロセスモジュールPM5~PM8のいずれかに搬送する。また、搬送ロボット25a,25bは、連結部40内を経てウエハWを受け渡すことで、真空搬送チャンバ20a,20b間でウエハWを搬送することができる。例えば、真空搬送チャンバ20aから真空搬送チャンバ20bへウエハWを搬送してプロセスモジュールPM5~PM8のいずれかでウエハWに真空処理を実施する場合、搬送ロボット25aは、ウエハWを真空搬送チャンバ20aから連結部40内の保持部41上に搬送する。搬送ロボット25bは、保持部41上のウエハWを連結部40から真空搬送チャンバ20bに取り出す。搬送ロボット25bは、連結部40から取り出したウエハWを真空搬送チャンバ20bからプロセスモジュールPM5~PM8のいずれかに搬送する。また、例えば、プロセスモジュールPM5~PM8のいずれかで処理されたウエハWをロードロックモジュールLLMへ搬送する場合、搬送ロボット25bは、プロセスモジュールPM5~PM8のいずれかからウエハWを取り出し、真空搬送チャンバ20bに搬送する。搬送ロボット25bは、取り出したウエハWを真空搬送チャンバ20bから連結部40内の保持部41に搬送する。搬送ロボット25aは、保持部41上のウエハWを連結部40から真空搬送チャンバ20aに取り出し、連結部40から取り出したウエハWを真空搬送チャンバ20aからロードロックモジュールLLMに搬送する。
ウエハWは、真空搬送チャンバ20から各プロセスモジュールPMに搬送される。プロセスモジュールPM内で処理されたウエハWは、他のプロセスモジュールPMで真空処理を実施する場合、真空搬送チャンバ20を経て次の処理が行われるプロセスモジュールPMに搬送される。全ての処理が終了したウエハWは、真空搬送チャンバ20を介してロードロックモジュールLLMに搬送される。
ロードロックモジュールLLMは、真空搬送チャンバ20aとの接続面の反対側にある面においてローダーモジュール30に接続される。ロードロックモジュールLLMとローダーモジュール30との間にゲートバルブG3が配置される。ロードロックモジュールLLMは、ウエハWを載置する台(基板支持部)を備える。ロードロックモジュールLLMは、図示しない排気機構、例えば、真空ポンプとリーク弁とを備え、内部を大気(常圧)雰囲気と真空(減圧)雰囲気とを切り替え可能である。ロードロックモジュールLLMは、ローダーモジュール30と真空搬送チャンバ20aとの間でウエハWを搬送する際に、大気雰囲気と真空雰囲気との間でモジュール内の圧力を制御する。
ローダーモジュール30は、大気(常圧)雰囲気に維持される。図1の例では、ローダーモジュール30は、略矩形の平面形状を持つ。ローダーモジュール30の一方の長辺に複数のロードロックモジュールLLMが並設されている。また、ローダーモジュール30の他方の長辺に複数のロードポートLPが並設されている。各ロードポートLPは、ウエハWが収容されたキャリアを有する。ローダーモジュール30は、アームなどの搬送機構を有し、搬送機構は、ロードロックモジュールLLMとロードポートLPとの間でウエハWを搬送するように構成されている。
次に、真空搬送チャンバ20aと真空搬送チャンバ20bを連結する連結部40の構成例を説明する。図2は、実施形態に係る連結部の概略構成の一例を示す断面図である。図2は、図1の破線L1による連結部40付近の断面を示す断面図である。各真空搬送チャンバ20は、搬送口23を有し、搬送口23を介してプロセスモジュールPMと連通している。各搬送口23は、ゲートバルブG1により開閉される。図2の例では、プロセスモジュールPM1のゲートバルブG1は開いている。真空搬送チャンバ20aは、プロセスモジュールPM1と連通する搬送口23aを持つ。また、図2の例では、プロセスモジュールPM6のゲートバルブG1は閉じている。真空搬送チャンバ20bは、プロセスモジュールPM6と連通する搬送口23を持っているが、ゲートバルブG1で覆われている。
真空搬送チャンバ20a内に、搬送ロボット25aが配置されている。真空搬送チャンバ20b内に、搬送ロボット25bが配置されている。搬送ロボット25a,25bは、複数のアームセグメントを関節で回転可能に接続したアーム26を有する多関節ロボットである。搬送ロボット25a,25bは、関節を屈曲することで水平方向にアーム26を伸縮させることができる。一実施形態において、各搬送口23は、略同一の高さに配置されている。搬送ロボット25a,25bは、アーム26でウエハWを支持し、アーム26を伸縮させて、搬送口23を介して真空搬送チャンバ20aからプロセスモジュールPMにウエハWを搬送する。図2では、搬送ロボット25aのアーム26により第1の高さで搬送口23aを介して真空搬送チャンバ20aからプロセスモジュールPM1にウエハWを搬送している状態を示している。また、搬送ロボット25bのアーム26を収縮させている。
連結部40は、各真空処理チャンバにウエハWを搬送する際に搬送ロボット25a,25bが移動する移動空間よりも高い位置で真空搬送チャンバ20a,20bを連結する。即ち、連結部40は、搬送口23が配置されている第1の高さよりも高い第2の高さで真空搬送チャンバ20a,20bを連結する。本実施形態に係る基板処理システム10は、連結部40の上面、真空搬送チャンバ20aの上面、及び、真空搬送チャンバ20bの上面が、同じ高さとされており、同一平面を構成する。連結部40は、ウエハWを保持可能な保持部41を有する。真空搬送チャンバ20aの一部は、連結部40の下に延びている。換言すると、連結部40は、真空搬送チャンバ20a,20bの一方又は双方の上部に食い込んだ状態で配置されている。一実施形態において、真空搬送チャンバ20aは、階段状の側部を有し、この側部の下部は、上部よりも外方に突出している。そして、連結部40の一部は、階段状の側部の突出部分の上に配置されている。また、少なくとも1つの搬送口23aの一部は、側方から見て、突出部分と重複する位置に配置されている。搬送ロボットは、第1の高さで真空搬送チャンバと真空処理チャンバとの間でウエハを搬送し、第1の高さとは異なる第2の高さで真空搬送チャンバと連結部との間でウエハを搬送するように構成される。これにより、連結部40は、上方から見て、連結された各真空搬送チャンバ20のいずれかの搬送ロボット25a,25bが真空処理チャンバにウエハWを搬送する際の移動範囲と少なくとも一部が重なるように配置される。一実施形態において、第2の高さは、第1の高さよりも高い。この場合、搬送ロボット25aが真空処理チャンバにウエハWを搬送する際の移動範囲の一部が連結部40の下になる。
搬送ロボット25a,25bは、昇降可能である。例えば、搬送ロボット25a,25bは、第1の高さと第2の高さの間で昇降可能である。図3A及び図3Bは、実施形態に係る搬送ロボット25を昇降させた状態の一例を示す断面図である。図3Bには、搬送ロボット25aを第2の高さに上昇させた一例が示されている。図3Aは、実施形態に係る搬送ロボット25aを第1の高さに下降させた状態の一例が示されている。一実施形態において、第1の高さは、アーム26が搬送口23と同じ高さになる位置である。一実施形態において、第2の高さは、アーム26が保持部41と同じ高さになる位置である。図2、図3A及び図3Bでは、第1の高さを「Pass Line1」、第2の高さを「Pass Line2」として示している。搬送ロボット25a,25bは、第1の高さで搬送口23から真空処理チャンバにウエハWを搬送する。図3Aの例では、搬送ロボット25a及び搬送ロボット25bのエンドエフェクタ(ピック)が第1の高さに配置されている。真空搬送チャンバ20bは、プロセスモジュールPM6と連通する搬送口23fを持つ。搬送ロボット25bは、アーム26により搬送口23fを介して真空搬送チャンバ20bからプロセスモジュールPM6にウエハWを搬送している。また、搬送ロボット25aはアーム26を収縮させている。また、搬送ロボット25a,25bは、エンドエフェクタで保持されたウエハWを第1の高さから第2の高さまで移動させ、第2の高さで真空搬送チャンバと連結部との間でウエハWを搬送する。即ち、搬送ロボット25a,25bは、第2の高さで、保持部41に到達し、保持部41からウエハWを受け渡す。図3Bの例では、搬送ロボット25bのエンドエフェクタで保持されたウエハWが第1の高さで搬送され、搬送ロボット25aのエンドエフェクタで保持されたウエハWが第2の高さで搬送されている。搬送ロボット25aは、第2の高さにおいてアーム26を伸ばして保持部41にウエハWを受け渡している。
連結部40は、第2の高さで真空搬送チャンバ20a,20bとそれぞれ連通する2つの開口42a、42bを有する。換言すると、真空搬送チャンバ20a,20bは、第1の高さでプロセスモジュールと連通する開口(搬送口23)を有し、第2の高さで連結部40と連通する開口42a、42bを有する。一実施形態において、真空搬送チャンバ20aと連通する開口42a(第1の開口)には、ゲートバルブG4aが取り付けられる。一実施形態において、真空搬送チャンバ20bと連通する開口42b(第2の開口)には、ゲートバルブG4bが取り付けられる。連結部40は、内部の圧力を切り替えるための図示しない排気機構とガス供給機構とを備える。基板処理システム10は、例えば、真空搬送チャンバ20a,20bの圧力を変えて使用する場合でも、連結部40で圧力を調整してウエハWを受け渡すことができる。即ち、一実施形態において、連結部40がロードロック機能を有してもよい。真空搬送チャンバ20a,20bは、第1の高さで側壁21eと側壁22cにより分離され、第2の高さにある連結部40により連結されている。第1の高さで、側壁21eと側壁22cの間は大気空間であり、排気機構とガス供給機構の配管が配設される。
なお、上記実施形態では、図2、図3A、図3Bに示すように、連結部40の一部を真空搬送チャンバ20aと縦方向に重複するように構成した場合を例に説明した。しかし、これに限定されるものではない。連結部40の少なくとも一部が真空搬送チャンバ20a及び真空搬送チャンバ20bのうち少なくとも1つと縦方向に重複すればよい。例えば、連結部40の一部を真空搬送チャンバ20bと縦方向に重複するように構成してもよい。図4Aは、実施形態に係る連結部40の概略構成の他の一例を示す断面図である。図4Aでは、真空搬送チャンバ20bの一部が連結部40の下に延びており、連結部40の一部が真空搬送チャンバ20bと縦方向に重複している。図4Aでは、搬送ロボット25bが真空処理チャンバにウエハWを搬送する際の移動範囲の一部が連結部40の下になる。また、例えば、連結部40の一部を真空搬送チャンバ20a及び真空搬送チャンバ20bと縦方向に重複するように構成してもよい。図4Bは、実施形態に係る連結部40の概略構成の他の一例を示す断面図である。図4Bでは、真空搬送チャンバ20a及び真空搬送チャンバ20bの一部が連結部40の下に延びており、連結部40の一部が真空搬送チャンバ20a及び真空搬送チャンバ20bと縦方向に重複している。図4Bでは、搬送ロボット25a,25bが真空処理チャンバにウエハWを搬送する際の移動範囲の一部が連結部40の下になる。
次に、基板処理システム10の動作について説明する。基板処理システム10では、ウエハWを収容するキャリアが、ローダーモジュール30のロードポートLPに取り付けられる。ローダーモジュール30の搬送機構(不図示)が、キャリアからウエハWを取り出す。いずれかのロードロックモジュールLLMのゲートバルブG2が開く。搬送機構は、取り出したウエハWを、開いたゲートバルブG2からロードロックモジュールLLM内に搬入する。ウエハWの搬入後、ロードロックモジュールLLMのゲートバルブG2を閉じる。次いでロードロックモジュールLLMは、真空排気される。
ロードロックモジュールLLMが所定の真空度になった時点で、ロードロックモジュールLLMのゲートバルブG2が開く。真空搬送チャンバ20aでは、搬送ロボット25aが第1の高さに昇降し、搬送ロボット25aが、ロードロックモジュールLLMからウエハWを取り出す。
例えば、プロセスモジュールPM1~PM4のいずれかでウエハWを処理する場合、搬送ロボット25aは、第1の高さで、搬送口23を介してプロセスモジュールPM1~PM4のいずれかの真空処理チャンバにウエハWを搬送してウエハWを置く。搬送ロボット25aは、空のアーム26を真空搬送チャンバ20aに戻す。搬送されたウエハWを含むプロセスモジュールPM1~PM4のゲートバルブG1が閉じられ、搬入されたウエハWは処理される。
あるいは、真空搬送チャンバ20aから真空搬送チャンバ20bへウエハWを搬送してプロセスモジュールPM5~PM8のいずれかでウエハWを処理する場合、搬送ロボット25aは、第2の高さに上昇し、ウエハWを保持部41に搬送して置く。搬送ロボット25bは、第2の高さに上昇し、保持部41からウエハWを取り出す。次いで、搬送ロボット25bは、第1の高さに下降し、搬送口23からプロセスモジュールPM5~PM8のいずれかの真空処理チャンバにウエハWを搬送してウエハWを置く。
図5は、実施形態に係るウエハWを搬送する流れの一例を示す図である。図5(A)~(F)には、真空搬送チャンバ20aから真空搬送チャンバ20bへウエハWを搬送してプロセスモジュールPM8の真空処理チャンバにウエハWを搬送する流れを示している。なお、図5では、図4Aに示したように、連結部40の一部が真空搬送チャンバ20bと縦方向に重複した構成とした場合で示している。図5(A)では、搬送ロボット25aにより搬送されたウエハWが保持部41に置かれている。搬送ロボット25bは、第2の高さに上昇し、保持部41からウエハWを取り出す(図5(A)~(C))。そして、搬送ロボット25bは、第1の高さに下降し、搬送口23からプロセスモジュールPM8の真空処理チャンバにウエハWを搬送してウエハWを置いている(図5(D)~(F))。
搬送ロボット25bは、空のアーム26を真空搬送チャンバ20bに戻す。搬送されたウエハWを含むプロセスモジュールPM5~PM8のゲートバルブG1が閉じられ、搬入されたウエハWは処理される。なお、基板処理システム10は、真空搬送チャンバ20a,20b間の圧力が異なる場合、ゲートバルブG4aを開け、搬送ロボット25aがウエハWを保持部41に搬送する。次に、基板処理システム10は、ゲートバルブG4aを閉じ、内部の圧力を真空搬送チャンバ20bの圧力に調整し、ゲートバルブG4bを開ける。
真空処理されたウエハWを次のプロセスモジュールPMで真空処理を実施する場合、真空搬送チャンバ20を介してそのプロセスモジュールPMに搬送される。この際、真空搬送チャンバ20aと真空搬送チャンバ20bとの間でウエハWを搬送する場合、搬送ロボット25a,25bは、第2の高さに上昇し、保持部41を経てウエハWを受け渡す。
全ての真空処理が終了したウエハWは、搬入した際と逆の順序でキャリアに搬送される。
上記のように、本実施形態に係る基板処理システム10は、連結された真空搬送チャンバ20a,20bの間でウエハWを受け渡すことができる。
図6は、比較例としての基板処理装置の全体の概略構成の一例を示す図である。図6では、図1に示した実施形態に係る基板処理システム10と同様の構成部品に対応する構成部品に、同一の符号を付している。図6に示す基板処理システム10の真空搬送チャンバ20a,20bはそれぞれ略6角形の平面形状を持ち、2つの搬送中間チャンバ90を経て連結されている。図7は、比較例としての搬送中間チャンバの概略構成の一例を示す断面図である。図7は、図6の破線L2による断面を示した断面図である。連結部40は、ウエハWの保持する保持部91を備えている。搬送中間チャンバ90は、搬送ロボット25a,25bが搬送口23からプロセスモジュールPMにウエハWを搬送する高さと同じ高さに保持部41を備えている。すなわち、搬送中間チャンバ90は、搬送口23と同様の第1の高さに保持部91を有する。図7では、第1の高さを「Pass Line1」として示している。この場合、基板処理システム10では、搬送ロボット25a,25bが搬送口23から真空処理チャンバにウエハWを搬送する際のアーム26の移動を妨げないように保持部91を配置する必要がある。このため、図6、図7に示す基板処理システム10では、搬送ロボット25a,25bが真空処理チャンバにウエハWを搬送する際のアーム26の移動範囲に重ならないよう、搬送口23から離して保持部91を配置する。その結果、図6、図7に示す基板処理システム10は、大きな設置面積を必要とする。
一方、本実施形態に係る基板処理システム10は、図1~図5に示したように、搬送口23とは異なる高さで、上方から見て、搬送ロボット25aが真空処理チャンバにウエハWを搬送する際の移動範囲と一部が重なるように連結部40を設けている。これにより、実施形態に係る基板処理システム10は、搬送ロボット25a,25bが真空処理チャンバにウエハWを搬送する際のアーム26の移動を妨げることなく、搬送口23の近くに保持部41を配置できるため、設置面積の増大を抑制できる。
以上のように、本実施形態に係る基板処理システム10は、プロセスモジュールPM1~PM4(第1の基板処理チャンバ)と、真空搬送チャンバ20a(第1の基板搬送チャンバ)と、プロセスモジュールPM5~PM8(第2の基板処理チャンバ)と、真空搬送チャンバ20b(第2の基板搬送チャンバ)と、連結部40(バッファチャンバ)とを含む。真空搬送チャンバ20aは、プロセスモジュールPM1~PM4に連結される。真空搬送チャンバ20bは、プロセスモジュールPM5~PM8に連結される。連結部40は、真空搬送チャンバ20aと真空搬送チャンバ20bとの間に連結され、少なくとも1つの保持部41(基板保持部)を有する。連結部40の少なくとも一部は、真空搬送チャンバ20a及び真空搬送チャンバ20bのうち少なくとも1つと縦方向に重複する。これにより、基板処理システム10は、設置面積の増大を抑制できる。
また、真空搬送チャンバ20aは、ウエハW(基板)を搬送するように構成された搬送ロボット25a(第1の基板搬送ロボット)を有する。搬送ロボット25aは、第1の高さと第1の高さとは異なる第2の高さとの間で移動可能である。搬送ロボット25aは、第1の高さで真空搬送チャンバ20aとプロセスモジュールPM1~PM4との間でウエハWを搬送するように構成され、第2の高さで真空搬送チャンバ20aと連結部40との間でウエハWを搬送するように構成される。これにより、搬送ロボット25aは、第1の高さでプロセスモジュールPM1~PM4にウエハWを搬送でき、第2の高さで保持部41を経て真空搬送チャンバ20bとウエハWを受け渡すことができる。
また、真空搬送チャンバ20bは、ウエハWを搬送するように構成された搬送ロボット25b(第2の基板搬送ロボット)を有する。搬送ロボット25bは、第1の高さと第2の高さとの間で移動可能である。搬送ロボット25bは、第1の高さで真空搬送チャンバ20bとプロセスモジュールPM5~PM8との間で基板を搬送するように構成され、第2の高さで真空搬送チャンバ20bと連結部40との間で基板を搬送するように構成される。これにより、真空搬送チャンバ20bは、第1の高さでプロセスモジュールPM5~PM8にウエハWを搬送でき、第2の高さで保持部41を経て真空搬送チャンバ20aとウエハWを受け渡すことができる。
また、真空搬送チャンバ20aは、プロセスモジュールPM1~PM4に連通し得る第1の搬送口(搬送口23)を有する。真空搬送チャンバ20bは、プロセスモジュールPM5~PM8に連通し得る第2の搬送口(搬送口23)を有する。連結部40の少なくとも一部は、側方から見て、第1の搬送口及び第2の搬送口のうち少なくとも1つの上方又は下方に配置される。これにより、プロセスモジュールPMにウエハWを搬送する際の搬送ロボット25a,25bの移動空間に干渉させずに保持部41を配置できるため、設置面積の増大を抑制できる。
連結部40の少なくとも一部は、側方から見て、第1の搬送口及び第2の搬送口のうち少なくとも1つの上方に配置され、第2の高さは、第1の高さよりも高い。これにより、プロセスモジュールPMにウエハWを搬送する際の搬送ロボット25a,25bの移動空間に干渉させずに保持部41を配置できるため、設置面積の増大を抑制できる。
また、連結部40は、真空搬送チャンバ20a,20bとの間にゲートバルブG4a,G4bが設けられている。これにより、基板処理システム10は、真空搬送チャンバ20a,20bの圧力を変えて使用する場合でも、連結部40により圧力を調整してウエハWを受け渡すことができる。
以上、上記実施形態について説明してきたが、今回開示された実施形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。実に、上記した実施形態は、多様な形態で具現され得る。また、上記の実施形態は、請求の範囲およびその趣旨を逸脱することなく、様々な形態で省略、置換、変更されてもよい。
例えば、上記実施形態では、基板をウエハWとした場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。基板は、ガラス基板など、他の基板であってもよい。
上記実施形態では、第2の高さを第1の高さよりも高い位置の場合を説明したが、第2の高さは第1の高さよりも低い位置であってもよい。すなわち、第1の高さよりも低い位置で連結部40を経て真空搬送チャンバ20a,20bが連結されてもよい。
上記実施形態では、基板処理システム10の2つの真空搬送チャンバ20を連結部40により連結した場合を説明したが、基板処理システム10は、3つ以上の真空搬送チャンバ20を連結部40により連結してもよい。
上記実施形態では、連結部40に保持部41を1つ設けた場合を説明したが、複数の保持部41が連結部40に設けてられてもよい。図8は、実施形態に係る基板処理装置の全体の概略構成の他の一例を示す図である。図8に示す基板処理システム10は、連結部40に保持部41が2つ設けられている。
また、保持部41は、垂直方向に配置されて複数のウエハWを保持できるようにしてもよい。図9は、実施形態に係る複数のウエハWを保持可能とした保持部41の概略構成の一例を示す図である。保持部41は、フレーム80と複数個の支持部81とを有する。フレーム80は、ほぼ直方体の筒状を有し、対向する一対の垂直な面が開口とされる。支持部81は、フレーム80の内部に側面に設けられる。支持部81は、上下方向に離間するように設けられる。各々の支持部81は、フレーム80内の対向する側面から突出するプレート81a,81bを有する。各支持部81は、プレート81a,81bが同じ高さで設けられ、プレート81a,81bによってウエハWのエッジ部分を支持する。保持部41は、各々の支持部81のプレート81a、81bでウエハWのエッジ部分を支持することにより、複数のウエハWを垂直方向に重ねて保持できる。図10は、実施形態に係る連結部40の概略構成の他の一例を示す断面図である。図10は、複数のウエハWを保持可能とした保持部41を連結部40に設けた場合を示している。保持部41は、開口となる側面が真空搬送チャンバ20a、20b側となるように配置されている。真空搬送チャンバ20a、20bの搬送ロボット25a,25bは、開口から保持部41内にウエハWを搬送して支持部81にウエハWを置き、また、支持部81に支持されたウエハWを搬出する。
また、実施形態では、基板処理システム10が真空(減圧)状態で基板に基板処理を実施する場合を説明したが、基板処理システム10は、大気圧(常圧)状態で基板に基板処理を実施してもよい。例えば、基板処理システム10は、真空搬送チャンバ20を大気圧(常圧)状態で基板を搬送する大気搬送チャンバとしてもよい。また、基板処理システム10は、プロセスモジュールPMの真空処理チャンバを大気圧(常圧)状態の基板処理を実施する大気処理チャンバとしてもよい。
10 基板処理システム
20,20a,20b 真空搬送チャンバ
23 搬送口
25a,25b 搬送ロボット
40 連結部
41 保持部
81 支持部
81a,81b プレート
G4a,G4b ゲートバルブG4a,G4b
LLM,LLM1,LLM2 ロードロックモジュール
LP,LP1~LP5 ロードポート
PM,PM1~PM8 プロセスモジュール
W ウエハ

Claims (7)

  1. 第1の基板処理チャンバと、
    前記第1の基板処理チャンバに連結される第1の基板搬送チャンバと、
    第2の基板処理チャンバと、
    前記第2の基板処理チャンバに連結される第2の基板搬送チャンバと、
    前記第1の基板搬送チャンバと前記第2の基板搬送チャンバとの間に連結され、少なくとも1つの基板保持部を有するバッファチャンバであり、前記バッファチャンバの少なくとも一部は、前記第1の基板搬送チャンバ及び前記第2の基板搬送チャンバのうち少なくとも1つと縦方向に重複する、バッファチャンバと、を含
    前記第1の基板搬送チャンバは、前記第1の基板処理チャンバに連通し得る第1の搬送口と、前記バッファチャンバ側に、上部よりも下部が長方形状に突出する突出部分が形成された階段状の側部とを有し、平面視において、前記突出部分が前記バッファチャンバの少なくとも一部と重複し、側方から見て、前記第1の搬送口の少なくとも一部と前記突出部分とが重複し、側方から見て、前記第1の搬送口と前記バッファチャンバが重複せず、
    前記バッファチャンバの上面、前記第1の基板処理チャンバの上面、及び、前記第2の基板処理チャンバの上面は、同一平面を構成する
    基板処理システム。
  2. 前記第1の基板搬送チャンバは、基板を搬送するように構成された第1の基板搬送ロボットを有し、
    前記第1の基板搬送ロボットは、第1の高さと前記第1の高さとは異なる第2の高さとの間で移動可能であり、前記第1の基板搬送ロボットは、前記第1の高さで前記第1の基板搬送チャンバと前記第1の基板処理チャンバとの間で基板を搬送するように構成され、前記第2の高さで前記第1の基板搬送チャンバと前記バッファチャンバとの間で基板を搬送するように構成される、
    請求項1に記載の基板処理システム。
  3. 前記第2の基板搬送チャンバは、基板を搬送するように構成された第2の基板搬送ロボットを有し、前記第2の基板搬送ロボットは、前記第1の高さと前記第2の高さとの間で移動可能であり、前記第2の基板搬送ロボットは、前記第1の高さで前記第2の基板搬送チャンバと前記第2の基板処理チャンバとの間で基板を搬送するように構成され、前記第2の高さで前記第2の基板搬送チャンバと前記バッファチャンバとの間で基板を搬送するように構成される、
    請求項2に記載の基板処理システム。
  4. 記第2の基板搬送チャンバは、前記第2の基板処理チャンバに連通し得る第2の搬送口を有し、
    前記バッファチャンバの少なくとも一部は、側方から見て、前記第1の搬送口及び前記第2の搬送口のうち少なくとも1つの上方又は下方に配置される、
    請求項2又は請求項3に記載の基板処理システム。
  5. 前記バッファチャンバの少なくとも一部は、側方から見て、前記第1の搬送口及び前記第2の搬送口のうち少なくとも1つの上方に配置され、前記第2の高さは、前記第1の高さよりも高い、
    請求項4に記載の基板処理システム。
  6. 基板処理チャンバに連結される基板搬送チャンバと、
    他の基板搬送チャンバに連結可能なバッファチャンバであり、前記バッファチャンバは、前記基板搬送チャンバに連結され、少なくとも1つの基板保持部を有し、前記バッファチャンバの少なくとも一部は、前記基板搬送チャンバと縦方向に重複する、バッファチャンバと、を含
    前記基板搬送チャンバは、前記基板処理チャンバに連通し得る搬送口と、前記バッファチャンバ側に、上部よりも下部が長方形状に突出する突出部分が形成された階段状の側部とを有し、平面視において、前記突出部分が前記バッファチャンバの少なくとも一部と重複し、側方から見て、前記搬送口の少なくとも一部と前記突出部分とが重複し、側方から見て、前記搬送口と前記バッファチャンバが重複せず、
    前記バッファチャンバの上面、及び前記基板処理チャンバの上面は、同一平面を構成する
    基板搬送装置。
  7. 基板処理システムにおいて基板を搬送する方法であって、
    前記基板処理システムは、
    第1の基板処理チャンバと、
    前記第1の基板処理チャンバに連結される第1の基板搬送チャンバと、
    第2の基板処理チャンバと、
    前記第2の基板処理チャンバに連結される第2の基板搬送チャンバと、
    前記第1の基板搬送チャンバと前記第2の基板搬送チャンバとの間に連結されるバッファチャンバとを含み、
    前記第1の基板搬送チャンバは、前記第1の基板処理チャンバに連通し得る第1の搬送口と、前記バッファチャンバ側に、上部よりも下部が長方形状に突出する突出部分が形成された階段状の側部とを有し、平面視において、前記突出部分が前記バッファチャンバの少なくとも一部と重複し、側方から見て、前記第1の搬送口の少なくとも一部と前記突出部分とが重複し、側方から見て、前記第1の搬送口と前記バッファチャンバが重複せず、
    前記バッファチャンバの上面、前記第1の基板処理チャンバの上面、及び、前記第2の基板処理チャンバの上面は、同一平面を構成し、
    当該方法は、
    第1の高さで前記第1の基板搬送チャンバと前記第1の基板処理チャンバとの間で基板を搬送する工程と、
    前記第1の高さとは異なる第2の高さで前記第1の基板搬送チャンバと前記バッファチャンバとの間で基板を搬送する工程と、
    前記第1の高さで前記第2の基板搬送チャンバと前記第2の基板処理チャンバとの間で基板を搬送する工程と、
    前記第2の高さで前記第2の基板搬送チャンバと前記バッファチャンバとの間で基板を搬送する工程と、
    を含む、方法。
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