JP7421025B2 - 竪樋用管継手 - Google Patents

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本発明は、竪樋の屈曲部を構成し、前記竪樋を落下する雨水の前記屈曲部への衝突音を抑える減音材を内装された竪樋用管継手に関するものである。
一般に、建物外部に設けられる竪樋は、適宜、L形に屈曲した90°エルボなどの接続管を介して接続することにより、建物の外観形状に合わせるなど、所望の形状に構成されている。
ただ、竪樋を落下する雨水がエルボなどの屈曲部に衝突することにより、10kHz~20kHzの高周波域を含む甲高い音を発生させ、多くの人に不快感を生じさせるおそれがある。
これに対し、特許文献1は、竪樋101のエルボ102に網状体103を設けることにより、竪樋101を鉛直に流れ落ちる水を網状体103に当ててエネルギーを吸収し、その水がエルボ102の内壁に当たるときの衝突音を小さくなるようにした竪樋の消音装置を開示している。
特開平10-212803(段落0005、図1)
ところが、特許文献1の消音装置は、エルボ内に網状体を設けたものであるので、竪樋を落下した水が網状体の網目をすり抜けたり、網状体に当たって砕けた水が勢いを保ったままエルボ内壁に当たったりして、不快な衝突音を発生させるおそれがある。
本発明は、雨水の衝突による不快な衝突音をより確実に抑えることのできる竪樋用管継手の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る竪樋用管継手に内装する減音材は、円管からなる竪樋を落下する雨水の屈曲部への衝突音を抑えるためのものであり、下流側が低くなるように傾斜させた楕円状の網材と、この網材の幅方向中央付近の下面側に網材と直交するよう設けた三角形状のクッション材とからなり、そのクッション材を、柔軟な線材をその複数個所をランダムに曲げてまとめてマット状に形成したものである。
上記構成によれば、網材の下面側にクッション材を設けて減音材を構成するので、竪樋を落下した雨水が網材の網目をすり抜けたり、網材に当たって砕けた雨水が勢いを保ったまま網材を通過したりしても、その雨水をクッション材で受けることができ、竪樋を落下した雨水が屈曲部に勢いよく衝突することによる不快な衝突音の発生を抑えることができる。
上記目的を達成するために、本発明に係る減音材は、竪樋の屈曲部に内装されて、竪樋を落下する雨水の屈曲部への衝突音を抑えるためのものであり、下流側が低くなるように傾斜させた網材と、この網材の下面側に設けたクッション材とからなり、そのクッション材を、柔軟な線材をその複数個所をランダムに曲げてまとめてマット状に形成したものである。
すなわち、本発明は、円管からなる竪樋の屈曲部を構成するL形の竪樋用管継手であって、前記竪樋を落下する雨水の前記屈曲部への衝突音を抑える減音材が内装され、前記減音材は、下流側が低くなるように傾斜する楕円状の網材と、該網材の幅方向中央付近の下面側に該網材と直交するよう設けられた三角形状のクッション材とからなり、前記クッション材は、柔軟な線材をその複数個所をランダムに曲げてまとめてなるマット状に形成された竪樋用管継手を提供する。この構成によると、上記の減音材の構成を採用することによる効果と同様の効果を奏することができる。
また、参考として、上記の減音材を屈曲部に内装した竪樋を提供する。この構成によると、上記の減音材の構成を採用することによる効果と同様の効果を奏することができる。
以上のとおり、本発明によると、網材の下面側にクッション材を設けて減音材を構成し、この減音材を竪樋の屈曲部に内装するようにしている。これにより、網材の網目をすり抜ける雨水や、砕けながら網材を通過する雨水をクッション材で受けることができ、竪樋を落下した雨水が竪樋の屈曲部に衝突することによる不快な衝突音をより確実に抑えることができる。
参考形態の減音材の斜視図 参考形態の竪樋用管継手の側面図 減音材の平面図で、網材の外形を破線で示した図 減音材の正面図で、網材を破線で示した図 本発明の実施形態の竪樋用管継手の側面図 減音材の平面図で、網材の外形を破線で示した図 減音材の正面図で、網材を破線で示した図 従来の竪樋の消音装置の断面図
以下、本発明に係る竪樋用管継手参考形態及び実施形態について、図面を用いて説明する。
参考形態]
図1~図4に示すように、減音材1は、竪樋2の屈曲部を構成する竪樋用管継手3に内装して、竪樋2を落下する雨水の衝突音を抑えるためのものであり、合成樹脂からなるモノフィラメント(剛毛糸)などの柔軟な線材4をランダムにまとめて、いわゆるヘチマ状構造のマット状に形成して、空隙が連続する長方形のクッション材5を構成し、そのクッション材5を長方形の網材6の下面側に取り付けて、クッション材5で竪樋2を落下する水滴の衝撃を分散するようにしたものである。
竪樋2は、例えばアルミニウム製の角管とされて建物外部に設けられ、その管路の途中にL形の竪樋用管継手3を介在させることにより、建物の外観形状に合わせるなど、所望の形状に構成される。
竪樋用管継手3は、L形に屈曲した形状の角管とされ、その両端を竪樋2の例えば鉛直管及び水平管に接続して、竪樋2の屈曲部を構成するようになっている。竪樋用管継手3のコーナー部には、減音材1が内装され、流れてくる落ち葉などのゴミが表面に溜まらないよう傾斜して、その網材6をコーナー部内壁に貼り付け固定されている。
クッション材5は、モノフィラメントなどの柔軟な線材4をヘチマ状にまとめて接着してマット状に構成したものであり、網材6と同程度の幅で、網材6よりも短く設定され、網材6の下面の全幅かつ長さ方向中央付近に取り付けられて、竪樋用管継手3のコーナー部と網材6との隙間に位置するようになっている。
網材6は、耐候性及び耐薬品性に優れる合成樹脂からなる格子状とされ、十分な強度及び耐久性に設定されている。
[実施形態]
図5~図7に示すように、実施形態の減音材7は、参考形態の減音材1とほぼ同じ構成であるが、これを装備する竪樋8及び竪樋用管継手9を円管としたものであり、網材10が、竪樋用管継手9の中央穴コーナー部を斜めに切断した楕円状とされている。
クッション材11は、三角形状に形成され、網材10の幅方向中央付近のほぼ全長にわたって、網材10と直交する向きに取り付けられ、竪樋用管継手9のコーナー部の中央に、ほぼ隙間なく配置されている。クッション材11を網材10の幅方向中央付近のみに配置することにより、クッション材11を竪樋用管継手9の曲面形状に合わせ易くすることができる。なお、網材10の側部に落下する雨水は、クッション材11で受けられることなく、そのまま通過することになるが、竪樋用管継手9の曲面形状により、その内壁に斜めに衝突することになるので、過度の衝突音を生じさせることはない。
他の構成は、参考形態と同じである。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において、適宜変更を加えることができる。例えば、線材4は、ヘチマ状に形成できる柔軟なものであればよく、合成樹脂からなるモノフィラメント(剛毛糸)以外のものであってもよい。また、網材6、10は、合成樹脂からなるものだけでなく、適宜、防錆処理などを施した金属製のものであってもよい。
1 減音材(参考形態)
2 竪樋
3 竪樋用管継手
4 線材
5 クッション材
6 網材
7 減音材(実施形態)
8 竪樋
9 竪樋用管継手
10 網材
11 クッション材

Claims (1)

  1. 円管からなる竪樋の屈曲部を構成するL形の竪樋用管継手であって、
    前記竪樋を落下する雨水の前記屈曲部への衝突音を抑える減音材が内装され、
    前記減音材は、下流側が低くなるように傾斜する楕円状の網材と、該網材の幅方向中央付近の下面側に該網材と直交するよう設けられた三角形状のクッション材とからなり、前記クッション材は、柔軟な線材をその複数個所をランダムに曲げてまとめてなるマット状に形成されたことを特徴とする竪樋用管継手
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