JPH10212803A - 竪樋の消音装置 - Google Patents

竪樋の消音装置

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Publication number
JPH10212803A
JPH10212803A JP1621897A JP1621897A JPH10212803A JP H10212803 A JPH10212803 A JP H10212803A JP 1621897 A JP1621897 A JP 1621897A JP 1621897 A JP1621897 A JP 1621897A JP H10212803 A JPH10212803 A JP H10212803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elbow
wall
water
downspout
mesh
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1621897A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Tanaka
良明 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1621897A priority Critical patent/JPH10212803A/ja
Publication of JPH10212803A publication Critical patent/JPH10212803A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04DROOF COVERINGS; SKY-LIGHTS; GUTTERS; ROOF-WORKING TOOLS
    • E04D13/00Special arrangements or devices in connection with roof coverings; Protection against birds; Roof drainage ; Sky-lights
    • E04D13/04Roof drainage; Drainage fittings in flat roofs, balconies or the like
    • E04D13/08Down pipes; Special clamping means therefor
    • E04D2013/0833Elbow pieces

Landscapes

  • Pipe Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エルボを設けた竪樋内を流れ落ちる雨水等が
エルボ内壁へ衝突して発生する衝突音を小さくする竪樋
の消音装置を提供すること。 【解決手段】 竪樋(3)のエルボ(1)内の曲がり部
に曲がり部の凸曲側内壁にあてがって水の流下方向に対
して傾斜するように網状体(2)を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、竪樋の消音装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、軒樋から垂設された竪樋の角度
を変えて竪樋を建築物の外装壁等に沿わせたり、排水溝
へ水を排水するために、エルボと呼ばれる約90度以上
の角度を有する継手を竪樋の流路の途中や下端に設けて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、軒樋
で受け止められた雨水等は、軒樋から垂設された竪樋を
流れて地面に設けられた溝等に排水されるが、大雨等で
流れる水量が多い場合、竪樋を鉛直に流れ落ちる水は、
竪樋の下部にエルボが設けられていると、そのエルボの
下側の壁に勢いよく衝突して、その衝突音が大きくなる
ことがあった。
【0004】本発明は上記事由に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、エルボを設けた竪樋
内を流れ落ちる雨水等がエルボ内壁へ衝突して発生する
衝突音を小さくする竪樋の消音装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
竪樋の消音装置は、竪樋のエルボ内の曲がり部に該曲が
り部の凸曲側内壁にあてがって水の流下方向に対して傾
斜するように網状体を設けたものである。このように、
竪樋のエルボ内の曲がり部に曲がり部の凸曲側内壁にあ
てがって水の流下方向に対して傾斜するように網状体を
設けたので、竪樋を鉛直に勢いよく流れ落ちた水は、ま
ず先に網状体に当たってその落下によるエネルギーを吸
収されるようになり、網状体下方のエルボ内壁に水が当
たる時点では水はエネルギーを失っており、エルボ内壁
に水が当たってもその衝突音は小さなものとなる。
【0006】本発明の請求項2に係る竪樋の消音装置
は、請求項1において、上記網状体の端縁部を全周にわ
たってエルボ内壁に当接させてなることを特徴とするも
のである。このようにすると、上記効果に加えて、網状
体の端縁部を全周にわたってエルボ内壁に当接させたの
で、竪樋を流れ落ちてくる全ての水が網状体に当たるよ
うになり、より消音効果を発揮するようになる。
【0007】本発明の請求項3に係る竪樋の消音装置
は、請求項1又は2において、上記エルボ内壁に網状体
を係止する係止部を設けたことを特徴とするものであ
る。このようにすると、上記効果に加えて、エルボ内壁
に網状体を係止する係止部を設けたので、エルボ内に係
止部によって網状体を係止することができ、網状体が水
の流れによって、下流方向へ流されないようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
沿って説明していく。図1から図3は請求項1から3に
係る本発明の一実施形態を示す図である。本実施形態
は、竪樋(3)のエルボ(1)内の曲がり部に曲がり部
の凸曲側内壁にあてがって水の流下方向に対して傾斜す
るように網状体(2)を設け、網状体(2)の端縁部を
全周にわたってエルボ(1)内壁に当接させ、エルボ
(1)内壁に網状体(2)を係止する係止部(5)を設
けている。
【0009】さらに詳しく説明すると、軒樋(4)から
垂設された竪樋(3)の角度を変えて竪樋を建築物の外
装壁等に沿わせたり、排水溝へ水を排水するために、エ
ルボ(1)を竪樋(3)の流路の途中や下端に設けてい
る。この竪樋(3)は角樋であって、エルボ(1)は角
樋用のものを用いている。本実施形態においては、この
エルボ(1)は下流側の竪樋(3)接合部の外寸を他の
外寸よりも小さくして、上流側でエルボ(1)に挿入し
て接合される竪樋(3)と同じ竪樋(3)を接合するこ
とができるようにしている。そして、このエルボ(1)
内の曲がり部に網状体(2)を設けている。この網状体
(2)は、図1に示したように、曲がり部の凸曲側内壁
にあてがわれて水の流下方向に対して傾斜しており、ま
た、網状体(2)の端縁部を全周にわたってエルボ
(1)内壁に当接させて、竪樋(3)を流れ落ちてくる
水が全て網状体(2)を通過するようにしている。ま
た、係止部(5)はエルボ(1)内壁に設けたこの網状
体(2)を係止するようにエルボ(1)内壁に設けられ
ており、網状体(2)が水の流れによって、下流方向へ
流されないようにしている。すなわち、この係止部
(5)は本実施形態にあっては、エルボ(1)の下側内
壁で網状体(2)の下端が当接する位置に溝状の凹部を
形成して設けられたものである。なお、係止部(5)は
この凹部に限定されるものではなく、網状体(2)の周
囲と当接するエルボ(1)内に設けられておればよく、
また、凹部でなく突起が突設されていても構わない。
【0010】なお、本実施形態においては、この網状体
(2)は合成樹脂製のものを用いているが、錆びないよ
うに加工した金属製のものを用いても構わない。
【0011】また、この網状体(2)は工場で装着され
ても、または施工現場で竪樋(3)施工時に竪樋(3)
をエルボ(1)に接合する前に挿着されても構わない。
【0012】このように、竪樋(3)のエルボ(1)内
の曲がり部に曲がり部の凸曲側内壁にあてがって水の流
下方向に対して傾斜するように網状体(2)を設けたの
で、竪樋(3)を鉛直に勢いよく流れ落ちた水は、まず
先に網状体(2)に当たってその落下によるエネルギー
を吸収されるようになり、網状体(2)下方のエルボ
(1)内壁に水が当たる時点では水はエネルギーを失っ
ており、エルボ(1)内壁に水が当たってもその衝突音
は小さなものとなる。また、網状体(2)の端縁部を全
周にわたってエルボ(1)内壁に当接させたので、竪樋
(3)を流れ落ちてくる全ての水が網状体(2)に当た
るようになり、より消音効果を発揮するようになる。ま
た、エルボ(1)内壁に網状体(2)を係止する係止部
(5)を設けたので、エルボ(1)内に係止部(5)に
よって網状体(2)を係止することができ、網状体
(2)が水の流れによって、下流方向へ流されないよう
になる。
【0013】なお、本実施形態においては、竪樋(3)
に角樋を用いているが、他の実施形態として、角樋の代
わりに、丸樋を用いてもよく、この場合は丸樋用のエル
ボや網状体を用いることとなる。このようにしても、上
記実施形態と同様な効果を奏するものとなっている。
【0014】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、請求項1記載
の竪樋の消音装置によると、竪樋のエルボ内の曲がり部
に曲がり部の凸曲側内壁にあてがって水の流下方向に対
して傾斜するように網状体を設けたので、竪樋を鉛直に
勢いよく流れ落ちた水は、まず先に網状体に当たってそ
の落下によるエネルギーを吸収されるようになり、網状
体下方のエルボ内壁に水が当たる時点では水はエネルギ
ーを失っており、エルボ内壁に水が当たってもその衝突
音は小さなものとなる。
【0015】また、請求項2記載の竪樋の消音装置によ
ると、上記効果に加えて、網状体の端縁部を全周にわた
ってエルボ内壁に当接させたので、竪樋を流れ落ちてく
る全ての水が網状体に当たるようになり、より消音効果
を発揮するようになる。
【0016】また、請求項3記載の竪樋の消音装置によ
ると、上記効果に加えて、エルボ内壁に網状体を係止す
る係止部を設けたので、エルボ内に係止部によって網状
体を係止することができ、網状体が水の流れによって、
下流方向へ流されないようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る竪樋の消音装置の一実施形態を示
す断面図である。
【図2】同実施形態におけるエルボを示す概略斜視図で
ある。
【図3】同実施形態における住宅に設置した状態を示す
概略図である。
【符号の説明】
1 エルボ 2 網状体 3 竪樋 5 係止部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 竪樋のエルボ内の曲がり部に該曲がり部
    の凸曲側内壁にあてがって水の流下方向に対して傾斜す
    るように網状体を設けた竪樋の消音装置。
  2. 【請求項2】 上記網状体の端縁部を全周にわたってエ
    ルボ内壁に当接させてなることを特徴とする請求項1記
    載の竪樋の消音装置。
  3. 【請求項3】 上記エルボ内壁に網状体を係止する係止
    部を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の竪樋
    の消音装置。
JP1621897A 1997-01-30 1997-01-30 竪樋の消音装置 Pending JPH10212803A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1621897A JPH10212803A (ja) 1997-01-30 1997-01-30 竪樋の消音装置

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JP1621897A JPH10212803A (ja) 1997-01-30 1997-01-30 竪樋の消音装置

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JPH10212803A true JPH10212803A (ja) 1998-08-11

Family

ID=11910396

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JP1621897A Pending JPH10212803A (ja) 1997-01-30 1997-01-30 竪樋の消音装置

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JP (1) JPH10212803A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022039152A (ja) * 2020-08-28 2022-03-10 井上商事株式会社 減音材及びこれを備えた竪樋
KR102424936B1 (ko) * 2022-05-18 2022-07-25 주식회사 세기 물받이 엘보

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022039152A (ja) * 2020-08-28 2022-03-10 井上商事株式会社 減音材及びこれを備えた竪樋
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