JP7412843B2 - ウェアラブルデバイス - Google Patents

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Description

本明細書は、2017年12月15日付で韓国特許庁に提出された韓国特許出願第10-2017-0173187号の出願日の利益を主張し、その内容のすべては本発明に組み込まれる。本発明は、ウェアラブルデバイスに関する。
仮想現実デバイスまたは拡張現実デバイスのようなウェアラブルデバイスは、一般的なメガネのようなレンズに回折導光パターンを形成して所望のイメージを使用者に見せることができる。一般的に、ウェアラブルデバイス用途のレンズ基材は屈折率の高いガラス基材を用いるが、ガラス基材は、高い屈折率および光透過度を有するという利点があるものの、破損時、使用者の眼球に致命的な損傷を加えることがあり、重量が重くて長時間着用に不便さが存在する。
これによって、既存のガラス基材レンズを代替できるレンズ基材を適用したウェアラブルデバイスに関する研究が必要であるのが現状である。
韓国公開公報:KR10-2015-0060562A
本発明は、ウェアラブルデバイスを提供する。具体的には、本発明は、プラスチックレンズ基材を適用したウェアラブルデバイスを提供する。
ただし、本発明が解決しようとする課題は上述した課題に制限されず、言及されていないさらに他の課題は下記の記載から当業者に明確に理解されるであろう。
本発明の一実施態様は、プラスチックレンズ基材と、前記プラスチックレンズ基材上に備えられた、回折導光パターンを含む回折導光部とを含み、前記プラスチックレンズ基材の厚さは0.4mm以上1.5mm以下であり、前記プラスチックレンズ基材の平均厚さに対する厚さ偏差は1%以内であり、前記プラスチックレンズ基材上の長さ30mmあたりの回折光の全反射回数が40回以上100回以下であるウェアラブルデバイスを提供する。
本発明の一実施態様に係るウェアラブルデバイスは、既存のガラス基材をレンズ基材に適用したウェアラブルデバイスに比べて軽く、破損時、相対的に安全であるという利点がある。
本発明の一実施態様に係るウェアラブルデバイスは、回折光の全反射回数が過度に高くならないように調節して、抽出される光量が弱くなるのを防止することができる。
本発明の一実施態様に係るウェアラブルデバイスは、厚さ偏差の低いプラスチックレンズ基材を適用することにより、優れた解像度を実現することができる。
本発明の一実施態様に係るウェアラブルデバイスは、薄い厚さのプラスチックレンズ基材を適用して、製品の体積をより小さくできるという利点がある。
本発明の一実施態様に係るウェアラブルデバイスに適用されるプラスチックレンズ基材に入射した光が回折されて前記プラスチックレンズ基材の内部を全反射しながら進行することを概略的に示す図である。 本発明の一実施態様に係るウェアラブルデバイスに適用されるプラスチックレンズ基材上に備えられた回折導光部の回折導光パターンを拡大して前記パターンが入射光を回折させることを概略的に示す図である。 本発明の一実施態様に係るウェアラブルデバイスに適用されるプラスチックレンズ基材の厚さに応じて前記プラスチック基材の内部で回折光の全反射回数が変化することを概略的に示す図である。 マイクロディスプレイから入力される光が本発明の一実施態様に係るウェアラブルデバイスに適用されるプラスチックレンズ基材を通して使用者の眼に抽出される過程を概略的に示す図である。 本発明の一実施態様に係るウェアラブルデバイスに適用されるプラスチックレンズ基材上の回折導光部の屈折率が1.7、ピッチが425nm、入射光の波長が532nmの時、入射角(θ)と回折角(θ)との関係グラフを示す図である。 本発明の一実施態様に係るウェアラブルデバイスによって出射されたイメージをImage-Jプログラムによって分析したグラフを示す図である。
本明細書において、ある部材が他の部材の「上に」位置しているとする時、これは、ある部材が他の部材に接している場合のみならず、2つの部材の間にさらに他の部材が存在する場合も含む。
本明細書において、ある部分がある構成要素を「含む」とする時、これは、特に反対の記載がない限り、他の構成要素を除くのではなく、他の構成要素をさらに包含できることを意味する。
本明細書において、「基材上の長さ」とは、基材面に平行な方向であって、プラスチックレンズ基材上の回折導光部において第1領域の中心から第2領域の中心に向かう方向を意味する。
本明細書において、粒子の粒径は、SEM(scanning electron microscope)イメージ、TEM(transmission electron microscope)イメージ、または粒度分析器(Malvern、日本)で測定できる。具体的には、粒子の粒径は、粒度分析器を用いて、コロイドナノ溶液上の動的光散乱によって二次粒度を測定したものであってもよい。
本明細書において、粒子の平均粒径は、粒子をTEM(transmission electron microscope)で写真を撮って、最も小さい粒子1個の大きさが2mm~5mmになる倍率で50~100個の粒子の最大径を測定し、その平均値を平均粒径として求めることができる。
本明細書において、ガラス転移温度(T)は、DSC(Differential Scanning Calorimeter)(DSC 823e;Mettler Toledo社)を用いて、-15℃~200℃の温度範囲で加熱速度10℃/minで昇温して測定して、DSC曲線の中間点として決定された値であってもよい。
本明細書において、光屈折率は、25℃および50RH%でSpectroscopy Ellipsometry(Ellipsometer M-2000、J.A.Woollam)を用い、Cauchy Film Modelを用いて532nm波長を基準として測定された値であってもよい。
本明細書において、視野角(FOV、Field Of View)とは、回折光の進行角がプラスチックレンズ基材内で全反射が可能な最小進行角より大きくなる入射角の範囲を意味することができる。
本明細書において、光透過率は、SHIMADZUのUV-Vis-NIR Spectrophotometer装置であるSolidspec3700を用いてTransmittance modeで測定された値であってもよい。
本明細書において、ヘイズは、Nippon DenshokuのCOH-400で測定された値であってもよい。
本明細書において、表面平坦度は、NanoworldのNCHR-50のAFM Probeを用いて、4μm×4μmの面積に対して、Park SystemsのAFM装置であるNX10で測定されたRa値であってもよい。
本明細書において、デューティは、「パターン構造体の幅/パターン構造体のピッチ」を意味することができる。
本明細書において、輝度と解像度は、特定の光源を用いて入射した映像がプラスチックレンズ基材内で全反射を経て出射された映像から測定できる。
具体的には、LED光源(SML-LX1610RGBW、A、525nm)の前にディフューザ(diffuser)を密着させて面光源を形成させた後、UASF 1951 resolution chartを付着させ、試験片の入射部と光源との間の離隔が1mmとなるように配置する。入射光は試験片と垂直な方向に入射するようにする。また、CCD monitor(CA2000)と試験片の出射部との間の離隔が17mmとなるように配置する。回折導光サンプルから出力された写真を、Image-Jプログラムを用いてイメージを分析して、測定された輝度の最大値(Imax)を輝度値として取る。
また、解像度は、MTF(Modulation Transfer Fucntion、変調伝達関数)測定法によって測定できる。具体的には、輝度測定のような方法で出力された写真において、Group2のElement1(4cycle/degree)に対して縦横縞模様それぞれのMTFを計算し、算術平均を取って回折導光サンプルのMTF値として用いる。MTFは、Image-Jプログラムで前記回折導光サンプルから出力された写真のイメージを分析した後、下記式1を用いて求める。Imax、Iminは、図6で表された領域(Imax:点円、Imin:線円)のように3点の値を取って各平均値を用いる。
[式1]
MTF=(Imax-Imin)/(Imax+Imin
本発明者らは、既存のウェアラブルデバイスに適用されるガラス素材のレンズ基材をプラスチック素材のレンズ基材に代替するための研究を継続した結果、回折導光部の屈折率、回折導光パターンのピッチ、高さなどの特性と、プラスチックレンズ基材の厚さ、厚さ偏差および入射した光の全反射回数などの物性がウェアラブルデバイスの性能に重要な影響を及ぼすことを見出した。さらに、ウェアラブルデバイスに適用される回折導光部の屈折率および回折導光パターンのピッチを調節してプラスチックレンズ基材内で進行する回折光の回折角を制御し、プラスチックレンズ基材の光屈折率および厚さ、厚さ偏差などを調節することで回折された光の全反射特性を制御することにより、ウェアラブルデバイスに最適化されたプラスチックレンズ基材を発明するに至った。
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
本発明の一実施態様は、プラスチックレンズ基材と、前記プラスチックレンズ基材上に備えられた、回折導光パターンを含む回折導光部とを含むウェアラブルデバイスを提供する。
図1は、本発明の一実施態様に係るウェアラブルデバイスに適用されるプラスチックレンズ基材に入射した光が回折されて前記プラスチックレンズ基材の内部を全反射しながら進行することを概略的に示す図であり、図2は、前記プラスチックレンズ基材上に備えられた回折導光部の回折導光パターンを拡大して前記回折導光パターンが入射光を回折させることを概略的に示す図である。図1および図2を参照すれば、回折導光部100に入射する入射光210は、θの入射角で入射して前記回折導光部100の回折導光パターン110によって回折し、回折された回折光220は、前記プラスチックレンズ基材300の内部をθの回折角で進行する。
前記回折導光パターンが形成された回折導光部に入射した光の回折角は、下記式2によって求められる。
[式2]
n sinθ-n sinθ=λ/a
本明細書全体において、nは回折導光部の屈折率、nは空気の屈折率、λは波長、aは回折導光パターンのピッチをそれぞれ意味する。
本発明の一実施態様によれば、前記プラスチックレンズ基材の厚さは0.4mm以上1.5mm以下である。具体的には、前記プラスチックレンズ基材の厚さは0.4mm以上1.3mm以下、0.5mm以上1.1mm以下、または0.6mm以上1mm以下であってもよい。
図3は、プラスチックレンズ基材の厚さに応じて前記プラスチック基材の内部で回折光の全反射回数が変化することを概略的に示す図である。図3を参照すれば、プラスチックレンズ基材300の厚さが薄いほど、同一の回折角を有する回折光220でも全反射回数が多くなる。したがって、プラスチックレンズ基材300の厚さが前記範囲内の場合、回折光220の過度に多い全反射を防止して光量の損失を最小化することができ、さらに、ウェアラブルデバイスの体積を最小化できるという利点がある。
本発明の一実施態様によれば、前記プラスチックレンズ基材の平均厚さに対する厚さ偏差は1%以下である。具体的には、前記プラスチックレンズ基材の平均厚さに対する厚さ偏差は0.5%以下であってもよい。前記プラスチックレンズ基材の平均厚さに対する厚さ偏差は、下記式3によって導出できる。
[式3]
厚さ偏差(%)={(最大厚さ-最小厚さ)/平均厚さ}×100
本明細書において、部材の最大厚さ、最小厚さおよび平均厚さは、25℃および50RH%でFIBERPRO社のOWTM(Optical Wafer Thickness Measurement system)装置を用いた非接触式測定方法で求められる。具体的には、大きさ50mm×50mmのサンプルを用意し、各角の末端から5mmずつを除いた40mm×40mmの面積に対して、縦横1mm間隔で厚さを測定して、総1681点に対する厚さ値を得た後、このうち、最も高い値は最大厚さにし、最も低い値を最小厚さにし、測定された総1681点に対する算術平均値により平均厚さを求めることができる。
本明細書において、「平均厚さに対する厚さ偏差」は、「厚さ偏差」と同一の意味で使用できる。
本発明の一実施態様によれば、前記プラスチックレンズ基材の厚さ偏差は、一般的なプラスチックレンズ基材の厚さ偏差(2%~5%)に比べてはるかに低い値を有するので、前記ウェアラブルデバイスは、優れた解像度の光情報を出力することができる。
本発明の一実施態様によれば、前記プラスチックレンズ基材上の長さ30mmあたりの回折光の全反射回数が40回以上100回以下である。具体的には、前記プラスチックレンズ基材上の長さ30mmあたりの回折光の全反射回数が40回以上80回以下、40回以上50回以下、または40回以上45回以下であってもよい。
前記プラスチックレンズ基材内で起こる全反射回数を前記範囲に制御して抽出される光量を高めることにより、出力画像の輝度を高めることができる。
本発明の一実施態様によれば、前記全反射回数は、532nm波長の光を基準とすることができる。
本発明の一実施態様によれば、前記回折導光部および前記プラスチックレンズ基材の532nm波長における光屈折率は1.65以上であってもよい。一般的な高屈折ガラス基材の場合、光屈折率が532nm波長で1.65以上であってもよいし、本発明の一実施態様に係る前記プラスチックレンズ基材はガラス基材と同等またはそれ以上の光屈折率を有するので、ガラス材質のレンズ基材を代替してウェアラブルデバイスに適用することができる。
本発明の一実施態様によれば、前記回折導光部と前記プラスチックレンズ基材の屈折率の差は0.05以下であってもよい。前記範囲の屈折率の差を有する場合、前記回折導光部と前記プラスチックレンズ基材との間における光の損失が最小化できる。
本発明の一実施態様によれば、前記ウェアラブルデバイスは、視野角が30゜以上であってもよい。さらに具体的には、視野角が40゜以上であってもよい。前述した範囲の視野角を有することでより広い範囲のイメージを提供可能で、優れた品質の映像を使用者に提供することができる。
図5は、本発明の一実施態様に係るウェアラブルデバイスに適用されるプラスチックレンズ基材上の回折導光部の光屈折率が1.7、入射光の波長が532nm、前記回折導光部に含まれた回折導光パターンのピッチが425nmの時、入射角(θ)に応じた回折角(θ)を示すものである。回折光のうち、θmin以上の回折角を有する回折光のみが前記プラスチックレンズ基材の内部で全反射して出射部に進行できる。全反射が起こる最小回折角(θmin、臨界角)は、下記式4によって求められる。
[式4]
n sin θmin=n/n
本発明の一実施態様によれば、前記回折導光パターンのピッチは100nm以上800nm以下であってもよく、高さは0nm超過500nm以下であってもよい。具体的には、前記回折導光パターンのピッチは100nm以上500nm以下、100nm以上300nm以下、200nm以上700nm以下、200nm以上500nm以下、200nm以上300nm以下、300nm以上700nm以下、300nm以上500nm以下、400nm以上700nm以下、400nm以上500nm以下、500nm以上700nm以下、または600nm以上700nm以下であってもよい。
また、具体的には、前記回折導光パターンの高さは0nm超過400nm以下、0nm超過300nm以下、または0nm超過200nm以下であってもよい。回折導光パターンが前記範囲内のピッチおよび高さを有することにより、回折光がプラスチックレンズ基材内で効率的に全反射できる。
本発明の一実施態様によれば、前記回折導光パターンのデューティと傾斜角(Slanted angle)は、通常の回折導光部に適用される範囲内で適宜調節可能である。
本発明の一実施態様によれば、前記プラスチックレンズ基材のヘイズは1%以下であってもよい。また、本発明の一実施態様によれば、前記プラスチックレンズ基材の532nm波長における光透過率は80%以上であってもよい。
前記プラスチックレンズ基材のヘイズおよび光透過率の範囲が前記範囲以内の場合、ウェアラブルデバイス用途として適切な透明度を有することができ、さらに、前記プラスチックレンズ基材を通して出力される画像の解像度を高めることができる。
本発明の一実施態様によれば、前記プラスチックレンズ基材の表面平坦度は1μm以下であってもよい。前記表面平坦度は、表面粗さ(R)と同一の意味であってよい。具体的には、前記表面平坦度が前記範囲以内の場合、前記プラスチックレンズ基材内で回折光の経路がずれるのを防止することができる。さらに、前記プラスチックレンズ基材を通して出力される画像の解像度の低下を最小化することができる。
本発明の一実施態様によれば、前記プラスチックレンズ基材は、532nm波長における光屈折率が1.8以上であり、粒径が50nm以下である無機粒子を含むことができる。
本発明の一実施態様によれば、前記無機粒子は、シリカ、アルミナ、ジルコニア、ゼオライト、およびチタン酸化物の中から選択された1種以上を含むものであってもよい。
本発明の一実施態様によれば、前記無機粒子は、532nm波長における光屈折率が1.8以上、具体的には1.9以上、より具体的には2.0以上であってもよい。
本明細書において、無機粒子の光屈折率は、アッベ屈折計を用いて測定できる。また、無機粒子とアクリレートバインダーとを混合して製造したプラスチック基材の屈折率をEllipsometerで測定して簡単に計算することができる。例えば、アクリレートHR6042(RIアクリル、屈折率1.60、密度1.18)50重量部に無機粒子50重量部を混合して製造したプラスチック基材の屈折率がRI基材であり、アクリレートの体積分率がVアクリル、無機粒子の体積分率がV粒子の場合、RI基材=(RIアクリル×Vアクリル)+(RI粒子×V粒子)であるので、これを用いて無機粒子の屈折率を求めることができる。
前記無機粒子は、前記プラスチックレンズ基材の光屈折率を1.65以上に実現可能にする役割を果たすことができる。
本発明の一実施態様によれば、前記無機粒子の粒径は50nm以下であってもよい。具体的には、前記無機粒子の粒径は40nm以下、35nm以下、または30nm以下であってもよい。また、前記無機粒子の粒径は5nm以上、または10nm以上であってもよい。さらに、前記無機粒子の粒径は、平均粒径であってよい。
前記無機粒子の粒径が前記範囲内の場合、前記無機粒子は、前記プラスチックレンズ基材の製造時、高い分散性を維持することができ、さらに、前記プラスチックレンズ基材に透明性を付与して光屈折率を大きく向上させることができる。
本発明の一実施態様によれば、前記無機粒子の含有量は、前記プラスチックレンズ基材の高分子マトリックス100重量部に対して、20重量部以上70重量部以下であってもよい。具体的には、前記無機粒子の含有量は、前記プラスチックレンズ基材の高分子マトリックス100重量部に対して、25重量部以上70重量部以下、または30重量部以上70重量部以下であってもよい。
前記無機粒子の含有量が前記範囲内の場合、前記プラスチックレンズ基材の光屈折率が532nm波長で1.65以上に実現できる。
本発明の一実施態様によれば、前記プラスチックレンズ基材は、硫黄原子が20wt%以上含有された硫黄含有化合物を含むマトリックス組成物を用いて形成されたものであってもよい。前記硫黄含有化合物は、前記プラスチックレンズ基材の光屈折率を高く調節する役割を果たすことができる。
本発明の一実施態様によれば、前記硫黄含有化合物は、チオール基含有化合物、チオウレタン基含有化合物、およびチオエポキシ基含有化合物の中から選択された1種以上を含むことができる。
前記チオール基含有化合物は、分子内に1つ以上のチオール基(-SH)を含有した化合物であって、例えば、メタンジチオール、1,2-エタンジチオール、1,1-プロパンジチオール、1,2-プロパンジチオール、1,3-プロパンジチオール、2,2-プロパンジチオール、1,6-ヘキサンジチオール、1,2,3-プロパントリチオール、ビス(2-メルカプトエチル)スルフィド、ビス(2,3-ジメルカプトプロパニル)スルフィド、ビス(2,3-ジメルカプトプロパニル)ジスルフィド、ビス(メルカプトメチル)-3,6,9-トリチアウンデカン-1,11-ジチオール、ペンタエリスリトールテトラキスチオグリコレート、ペンタエリスリトールテトラキス(2-メルカプトアセテート)、ペンタエリスリトールトリス(3-メルカプトアセテート)、トリメチロールプロパントリス(3-メルカプトプロピオネート)、トリメチロールプロパンテトラキス(3-メルカプトプロピオネート)などが挙げられるが、これらに制限されるわけではない。
前記チオウレタン基含有化合物は、1つ以上のイソシアネート基(-NCO)を有する化合物と1つ以上のチオール基を有する化合物を用いて製造することができ、イソシアネートとチオールのモル比(SH/NCO)を調節して多様なチオウレタン基含有化合物を製造することができる。前記イソシアネート基を有する化合物は、例えば、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、トルエンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、ジメチルフェニレンジイソシアネートなどが挙げられる。
前記チオエポキシ基含有化合物として、例えば、ビス(2,3-エピチオプロピル)スルフィド、ビス(2,3-エピチオプロピル)ジスルフィド、ビス(2,3-エピチオプロピル)トリスルフィド、ビス(2,3-エピチオプロピルチオ)シクロヘキサン、ビス(2,3-エピチオプロピルチオシクロヘキシル)スルフィドなどが挙げられる。
本発明の一実施態様によれば、前記プラスチックレンズ基材は、アクリル系高分子マトリックス内に前記無機粒子が分散したものであってもよい。具体的には、前記プラスチックレンズ基材は、アクリル系単量体および/またはアクリル系共重合体、および前記硫黄含有化合物を含むマトリックス組成物を用いて製造できる。
本発明の一実施態様によれば、前記プラスチックレンズ基材のガラス転移温度(T)は40℃以上であってもよい。ウェアラブルデバイスの場合、持続的な映像の伝送および出力が行われ、これによってレンズ基材の温度が上昇しうる。よって、前記プラスチックレンズ基材はガラス転移温度が40℃以上であって、ウェアラブルデバイスのレンズ基材として用いても温度による物性の変化を最小化できるという利点がある。
本発明の一実施態様によれば、前記回折導光部は、光が入射する第1領域および光が抽出される第2領域を含むことができる。
本発明の一実施態様によれば、前記回折導光部は、前記プラスチックレンズ基材上に備えられ、回折導光パターンを含むことができる。
本発明の一実施態様によれば、前記回折導光部は、高屈折成分を含有する熱硬化性樹脂または光硬化性樹脂を含むことができる。具体的には、前記熱硬化性樹脂または光硬化性樹脂は、ウレタンアクリレートまたはエポキシアクリレートなどを含むアクリル系樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、およびポリエステルの中から選択された1種以上を含むことができるが、その種類を制限するものではない。
図4は、マイクロディスプレイから入力される光が本発明の一実施態様に係るウェアラブルデバイスに適用されるプラスチックレンズ基材を通して使用者の眼に抽出される過程を概略的に示す図である。
図4を参照すれば、前記第1領域または前記第2領域は、一側から他側まで漸進的に高さが増加する回折導光パターンを含むことができる。
本発明の一実施態様によれば、前記第2領域の回折導光パターンは、前記プラスチックレンズ基材に対して50゜以上90゜未満の傾斜角をなして備えられる。
本発明の一実施態様によれば、第2領域の回折導光パターンの高さを前記第2領域の一側から他側方向に沿って漸進的に増加させることにより、前記第2領域の一側から他側方向に光が回折される過程で光量が減少するのを防止して、前記第2領域の部分ごとに出射される光の光度を一定にできる。
本発明の一実施態様によれば、第2領域は、一側から他側まで漸進的にデューティが増加する回折導光パターンを含むことができる。
本発明の一実施態様によれば、第2領域は、一側から他側まで漸進的にデューティが増加する回折導光パターンを含むことにより、前記第2領域の一側から他側まで光屈折率を漸進的に増加させることができる。前記第2領域の一側から他側方向に沿って回折導光パターンのデューティが漸進的に増加することにより、前記第2領域は、一側から他側方向に光屈折率が漸進的に増加できる。前記第2領域の一側から他側に光屈折率が漸進的に増加することにより、前記第2領域の一側から他側まで光回折効率が漸進的に増加できる。
本発明の一実施態様によれば、第2領域に含まれる回折導光パターンのデューティは0.1以上1.0以下であってもよい。前記第2領域に含まれる前記回折導光パターンのデューティを前記範囲に調節することにより、光回折効率に優れた第2領域を実現することができる。
また、本発明の一実施態様によれば、回折導光部の第2領域の回折導光パターンのピッチは一定に設定し、第2領域の一側から他側方向に前記回折導光パターンの幅を漸進的に増加させることにより、前記回折導光パターンのデューティを前記第2領域の一側から他側まで漸進的に増加させることができる。
本発明の一実施態様によれば、前記ウェアラブルデバイスは、拡張現実デバイスまたは仮想現実デバイスであってもよい。
前記プラスチックレンズ基材は、前記ウェアラブルデバイスのレンズ基材であって、前記一面上に回折導光部を含むことで、入力された光情報の入力、移動および送出をする基材として適用可能である。
前記プラスチックレンズ基材は高い光屈折率を有するので、光損失を最小化し、光情報の移動を図ることができる。さらに、前記プラスチックレンズ基材は高いガラス転移温度を有するので、ウェアラブルデバイスの作動による熱によって物性の変化を最小化して高い耐久性を実現することができる。さらに、前記プラスチックレンズ基材によって、本願発明は、従来のガラスレンズ基材を適用したウェアラブルデバイスに比べて軽くて安定性が高いウェアラブルデバイスを提供することができる。
[実施例]
以下、本発明を具体的に説明するために実施例を挙げて詳細に説明する。しかし、本発明に係る実施例は種々の異なる形態に変形可能であり、本発明の範囲が以下に述べる実施例に限定されると解釈されない。本明細書の実施例は、当業界における平均的な知識を有する者に本発明をより完全に説明するために提供されるものである。
[実施例1]
MGC社のLumiplus LPJ-1102を材料として用いて、緩衝型スペーサが適用されたモールドキャスティング方法で厚さが0.5mmおよび532nm波長における光屈折率が1.70のプラスチックレンズ基材を製造した。製造されたプラスチックレンズ基材の厚さ偏差は0.5%であった。
さらに、製造されたプラスチックレンズ基材を50×50mmに裁断した後、片面にUV硬化型インプリント用樹脂を1μmの厚さに塗布した。ピッチ425nm、深さ125nm、デューティが0.4の回折導光パターンが彫り込み形成されたフィルム形態のモールドを圧着した後、UV露光してプラスチックレンズ基材上に回折導光パターンを有する回折導光部を製造した。
プラスチックレンズ基材の物性を下記表1のように調節したことを除けば、実施例1と同様の方法で実施例2~4および比較例1~3によるプラスチックレンズ基材および前記プラスチックレンズ基材上の回折導光部を製造した。また、前記実施例1~4および比較例1~3により製造されたプラスチックレンズ基材の基材上の長さ30mmあたりの回折光の全反射回数およびガラス転移温度を測定して、下記表1に示した。
Figure 0007412843000001
また、製造された前記実施例1~4および比較例1~3の回折導光部に対して、臨界角、輝度、解像度、視野角、透過度およびヘイズを測定して、下記表2に示した。
Figure 0007412843000002
前記表1および2を参照すれば、実施例1~4によるウェアラブルデバイスは、プラスチックレンズ基材が0.4mm以上1.5mm以下、1%以下の厚さ偏差、および基材上の長さ30mmあたり40回以上100回以下の回折光全反射回数を有することにより、適切な輝度と解像度を有する映像を使用者に提供することができる。また、41゜以上の広い視野角を提供して優れた品質の映像を使用者に提供できることを確認することができる。
これに対し、比較例1および3は、プラスチックレンズ基材の厚さ偏差がそれぞれ4%および5%と大きく、出射される映像の解像度が低く、特に、比較例1は、視野角が狭くヘイズが高くて映像品質が低下することを確認することができる。プラスチックレンズ基材の厚さが0.4mm以下と薄く、30mmあたりの全反射回数が100以上である比較例2のプラスチックレンズ基材は、輝度が非常に低くてウェアラブルデバイスへの使用に不適であることを確認することができる。
100:回折導光部
110:回折導光パターン
210:入射光
220:回折光
300:プラスチックレンズ基材

Claims (11)

  1. プラスチック導光基材と、前記プラスチック導光基材上に備えられた、回折導光パターンを含む回折導光部とを含み、
    前記プラスチック導光基材の厚さは0.4mm以上1.5mm以下であり、
    前記プラスチック導光基材の平均厚さに対する厚さ偏差は1%以下であり、
    前記プラスチック導光基材上の長さ30mmあたりの回折光の全反射回数が40回以上100回以下であり、
    前記プラスチック導光基材は、532nm波長における光屈折率が1.8以上であり、粒径が50nm以下である無機粒子を含み、
    前記無機粒子の含有量は、前記プラスチック導光基材の高分子マトリックス100重量部に対して、20重量部以上70重量部以下である、ウェアラブルデバイス。
  2. 前記プラスチック導光基材の532nm波長における光屈折率は1.65以上である、請求項1に記載のウェアラブルデバイス。
  3. 視野角が30゜以上である、請求項1または2に記載のウェアラブルデバイス。
  4. 前記回折導光パターンのピッチ(Pitch)は100nm以上800nm以下であり、高さが500nm以下である、請求項1から3のいずれか一項に記載のウェアラブルデバイス。
  5. 前記プラスチック導光基材のヘイズ(Haze)は1%以下である、請求項1から4のいずれか一項に記載のウェアラブルデバイス。
  6. 前記プラスチック導光基材の532nm波長における光透過率は80%以上である、請求項1から5のいずれか一項に記載のウェアラブルデバイス。
  7. 前記プラスチック導光基材のガラス転移温度(T)は40℃以上である、請求項1から6のいずれか一項に記載のウェアラブルデバイス。
  8. 前記回折導光部は、光が入射する第1領域および移動した光が抽出される第2領域を含むものである、請求項1から7のいずれか一項に記載のウェアラブルデバイス。
  9. 前記第2領域の回折導光パターンは、一側から他側まで漸進的に高さが増加するものである、請求項8に記載のウェアラブルデバイス。
  10. 前記第2領域の回折導光パターンは、一側から他側まで漸進的にデューティ(Duty)が増加するものである、請求項8または9に記載のウェアラブルデバイス。
  11. 前記ウェアラブルデバイスは、拡張現実デバイスまたは仮想現実デバイスである、請求項1から10のいずれか一項に記載のウェアラブルデバイス。
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