JP7412641B2 - 通信衛星、衛星コンステレーション、衛星間通信方法、人工衛星および地上設備 - Google Patents
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Description
本開示は、通信衛星、衛星コンステレーション、衛星間通信方法、人工衛星および地上設備に関する。
従来では衛星コンステレーションを用いた監視システムがある(例えば特許文献1)。監視システムで取得した情報を、複数の軌道面からなる極軌道または複数の軌道面からなる傾斜軌道の衛星コンステレーションで構成される伝送システムで地上に伝送する場合は、軌道面の最北端ないし最南端において軌道が左右に入れ替わるため、通信回線を途絶せずに維持するのが難しいという課題がある。
本開示は、複数の軌道面からなる極軌道または複数の軌道面からなる傾斜軌道の衛星コンステレーションで伝送システムを形成する際に、軌道面の最北端ないし最南端において軌道が左右に入れ替わる場合にも、通信回線が途絶しない伝送システムの提供を目的とする。
本開示に係る通信衛星は、
軌道傾斜角θidegの軌道を飛翔し、右手直交座標でプラス方向を向く+Z軸の方向を地心方向、右手直交座標でプラス方向を向く+X軸の方向を進行方向として、Z軸回りに、+X軸に対して±θidegの視野変更範囲を有する通信装置を具備し、昇交点赤経の通過時に、前記軌道の軌道面の法線ベクトルの経度方向に隣接する軌道において赤道面よりも北側を飛翔する衛星と通信する。
軌道傾斜角θidegの軌道を飛翔し、右手直交座標でプラス方向を向く+Z軸の方向を地心方向、右手直交座標でプラス方向を向く+X軸の方向を進行方向として、Z軸回りに、+X軸に対して±θidegの視野変更範囲を有する通信装置を具備し、昇交点赤経の通過時に、前記軌道の軌道面の法線ベクトルの経度方向に隣接する軌道において赤道面よりも北側を飛翔する衛星と通信する。
本開示によれば、軌道面の最北端において隣接軌道どうしが左右に入れ替わる場合にも、通信回線が途絶しない伝送システムを提供できる。
以下、実施の形態について、図を用いて説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には、同一符号を付している。実施の形態の説明において、同一または相当する部分については、説明を適宜省略または簡略化する。以下の実施の形態では、「部」を、「回路」、「工程」、「手順」、「処理」又は「サーキットリー」に適宜読み替えてもよい。
以下の実施の形態では、人工衛星を衛星と表記している。
以下の実施の形態では、人工衛星を衛星と表記している。
実施の形態1.
***構成の説明***
***構成の説明***
以下の実施の形態では、衛星の進行方向及び地心方向を以下のように定める。右手直交座標でプラス方向を向く+X軸の方向を衛星の衛星進行方向+X、右手直交座標でプラス方向を向く+Z軸の方向を衛星の地心方向+Zとする。
<監視システム501:傾斜軌道>
図1から図13を参照して,実施の形態1の衛星コンステレーション300を説明する。
図1から図13を参照して,実施の形態1の衛星コンステレーション300を説明する。
<通信衛星>
図1は、地球400の上空に形成される衛星コンステレーション300で使用される通信衛星200を示す。
実施の形態1では、搭載する通信装置の種類によって通信衛星200を以下のように分類する。
(1)通信衛星200A:
通信衛星200Aは通信装置51Cを搭載する。通信衛星200Aが昇交点赤経通過時に、通信装置51Cは隣接移動において赤道面よりも北側を飛翔する衛星と通信する。
(2)通信衛星200B:
通信衛星200Bは通信装置52Cを搭載する。通信衛星200Bが昇交点赤経通過時に、通信装置52Cは隣接移動において赤道面よりも南側を飛翔する衛星と通信する。
(3)通信衛星200C:
通信衛星200Bは、通信装置51Cおよび通信装置52Cを搭載する。
(4)通信衛星200Ax,200BX,200CX:
通信衛星200A,通信衛星200B,通信衛星200Cが、同一軌道面において前方を飛翔する衛星と通信する通信装置53Cおよび同一軌道面において後方を飛翔する衛星と通信する通信装置54C備えるとき、通信衛星200AX,通信衛星200BX,通信衛星200CXと表記する。
(5)通信衛星200X:
通信衛星200が通信装置53Cおよび通信装置54Cを搭載するとき、通信衛星200を通信衛星200Xと表記する。
(6)通信衛星201、202,203,204
通信衛星200の飛翔する軌道の隣接軌道を飛翔する衛星を通信衛星201、202,203,204のように表記する。
図1は、地球400の上空に形成される衛星コンステレーション300で使用される通信衛星200を示す。
実施の形態1では、搭載する通信装置の種類によって通信衛星200を以下のように分類する。
(1)通信衛星200A:
通信衛星200Aは通信装置51Cを搭載する。通信衛星200Aが昇交点赤経通過時に、通信装置51Cは隣接移動において赤道面よりも北側を飛翔する衛星と通信する。
(2)通信衛星200B:
通信衛星200Bは通信装置52Cを搭載する。通信衛星200Bが昇交点赤経通過時に、通信装置52Cは隣接移動において赤道面よりも南側を飛翔する衛星と通信する。
(3)通信衛星200C:
通信衛星200Bは、通信装置51Cおよび通信装置52Cを搭載する。
(4)通信衛星200Ax,200BX,200CX:
通信衛星200A,通信衛星200B,通信衛星200Cが、同一軌道面において前方を飛翔する衛星と通信する通信装置53Cおよび同一軌道面において後方を飛翔する衛星と通信する通信装置54C備えるとき、通信衛星200AX,通信衛星200BX,通信衛星200CXと表記する。
(5)通信衛星200X:
通信衛星200が通信装置53Cおよび通信装置54Cを搭載するとき、通信衛星200を通信衛星200Xと表記する。
(6)通信衛星201、202,203,204
通信衛星200の飛翔する軌道の隣接軌道を飛翔する衛星を通信衛星201、202,203,204のように表記する。
図1では通信衛星200Aを示している。通信衛星200Aは、軌道傾斜角θidegの軌道21を飛翔する。通信衛星200Aは、右手直交座標でプラス方向を向く+Z軸の方向を地心方向、右手直交座標でプラス方向を向く+X軸の方向を進行方向(飛翔方向ともいう)として、Z軸回りに、+X軸に対して±θidegの視野変更範囲を有する通信装置51Cを具備する。通信衛星200Aは、図1で時刻t1として示す昇交点赤経の通過時に、軌道21の軌道面の法線ベクトルの経度方向に隣接する軌道22において赤道面401よりも北側を飛翔する通信衛星201と、通信装置51Cを用いて通信する。時刻t2では、通信衛星200Aおよび通信衛星201はそれぞれの軌道の最北端近くで通信し、時刻t3で通信衛星200Aと通信衛星201の軌道は入れ替わる。
図1では、通信衛星200Aと通信衛星201とは、時刻t1から時刻t3にかけて通信を継続する想定である。昇交点赤経の通過時(時刻t1)に東側隣の接軌道22において前方を飛翔していた通信衛星201は、軌道面北端において軌道が交差する。このため図1に示すように、北端通過後(時刻t3)に通信衛星201の軌道面は、西側隣接軌道面となり、通信衛星200Aと通信衛星201との通信方向は左右が入れ替わる。
図2は、通信衛星200Aと通信衛星201との通信方向が、軌道面北端を通過後に入れ替わる様子を示している。通信衛星200Aが1Fから4Fと飛翔し、通信衛星201が1Gから4Gと飛翔する。通信衛星200Aに着目すれば、右方向の通信衛星201との通信は、軌道最北端を通過後は、軌道21と軌道22が入れ替わるため、左方向の通信衛星201(4F,4G位置)との通信になる。昇交点赤経通過時に東側隣接軌道赤道面で北側を飛翔する通信衛星201との通信衛星200Aの通信視野は、衛星進行方向+X軸に対して地心方向+Z軸回りに軌道傾斜角θiに対して±θiの範囲にある。これにより、図2に示すような軌道面最北端の通過後の左右入れ替えにより、通信視野方向の±が入れ替わり、降交点赤経にかけて-θiまで視野方向が回転することで、通信衛星200Aは通信衛星201と通信途絶することなく継続的に通信可能となる。
図2は、通信衛星200Aと通信衛星201との通信方向が、軌道面北端を通過後に入れ替わる様子を示している。通信衛星200Aが1Fから4Fと飛翔し、通信衛星201が1Gから4Gと飛翔する。通信衛星200Aに着目すれば、右方向の通信衛星201との通信は、軌道最北端を通過後は、軌道21と軌道22が入れ替わるため、左方向の通信衛星201(4F,4G位置)との通信になる。昇交点赤経通過時に東側隣接軌道赤道面で北側を飛翔する通信衛星201との通信衛星200Aの通信視野は、衛星進行方向+X軸に対して地心方向+Z軸回りに軌道傾斜角θiに対して±θiの範囲にある。これにより、図2に示すような軌道面最北端の通過後の左右入れ替えにより、通信視野方向の±が入れ替わり、降交点赤経にかけて-θiまで視野方向が回転することで、通信衛星200Aは通信衛星201と通信途絶することなく継続的に通信可能となる。
通信衛星201が南半球飛翔時も同様の動作により衛星の軌道1周回以上、通信途絶することなく継続的に通信可能となる。
図3は、通信衛星200Cを示している。通信衛星200Cは、通信衛星200Aに対して通信装置51Cおよび通信装置52Cを備えている。通信衛星200Cも軌道21を飛翔する。具体的には以下のようである。通信衛星200Cは、右手直交座標でプラス方向を向く+Z軸の方向を地心方向、右手直交座標でプラス方向を向く+X軸の方向を進行方向とする。通信衛星200Cは、Z軸回りに、+X軸に対して±θidegの視野変更範囲を有する通信装置51Cと、Z軸回りに、+Z軸の反対方向を向く-Z軸に対して±θidegの視野変更範囲を有する通信装置52Cとを具備する。通信衛星200Cは、軌道21の軌道面の法線ベクトルの経度方向に隣接する右側(東側)の軌道22において赤道面401よりも北側を飛翔する通信衛星201と通信装置51Cで通信する。また、通信衛星200Cは、隣接する左側(西側)の軌道22において赤道面401よりも南側を飛翔する通信衛星202と通信装置52Cで通信する。通信衛星200Cは通信装置52Cを備えているので、図1と同様に、通信衛星200Cと、西側で隣接する通信衛星202とは、通信途絶することなく継続的に通信可能となる。なお図3では通信装置51Cおよび通信装置52Cを備える通信衛星200Cを説明したが、通信装置52Cのみを備える通信衛星200Bについても西側で隣接する通信衛星202と通信を継続できることは通信衛星200Cと同様である。
図3は、通信衛星200Cを示している。通信衛星200Cは、通信衛星200Aに対して通信装置51Cおよび通信装置52Cを備えている。通信衛星200Cも軌道21を飛翔する。具体的には以下のようである。通信衛星200Cは、右手直交座標でプラス方向を向く+Z軸の方向を地心方向、右手直交座標でプラス方向を向く+X軸の方向を進行方向とする。通信衛星200Cは、Z軸回りに、+X軸に対して±θidegの視野変更範囲を有する通信装置51Cと、Z軸回りに、+Z軸の反対方向を向く-Z軸に対して±θidegの視野変更範囲を有する通信装置52Cとを具備する。通信衛星200Cは、軌道21の軌道面の法線ベクトルの経度方向に隣接する右側(東側)の軌道22において赤道面401よりも北側を飛翔する通信衛星201と通信装置51Cで通信する。また、通信衛星200Cは、隣接する左側(西側)の軌道22において赤道面401よりも南側を飛翔する通信衛星202と通信装置52Cで通信する。通信衛星200Cは通信装置52Cを備えているので、図1と同様に、通信衛星200Cと、西側で隣接する通信衛星202とは、通信途絶することなく継続的に通信可能となる。なお図3では通信装置51Cおよび通信装置52Cを備える通信衛星200Cを説明したが、通信装置52Cのみを備える通信衛星200Bについても西側で隣接する通信衛星202と通信を継続できることは通信衛星200Cと同様である。
図4は、通信衛星200CXを示す。通信衛星200CXは、同一軌道面の前方を飛翔する通信衛星203と通信する通信装置53Cと、同一軌道面の後方を飛翔する通信衛星204と通信する通信装置54Cと、通信装置51Cおよび通信装置52Cを有する。通信衛星200CXのほか、通信衛星200AXあるいは通信衛星200BXでもよい。
<衛星コンステレーション:複合1軌道面>
図5は、衛星コンステレーション300を示す。衛星コンステレーション300では、通信装置53Cと、通信装置54Cとを具備する8機以上の通信衛星が円環状通信軌道面23を飛翔して、8機以上の通信衛星が円環状の通信網を形成する。通信装置53Cは、同一軌道面である円環状通信軌道面23の前方を飛翔する通信衛星と通信する。通信装置54Cは、円環状通信軌道面23の後方を飛翔する通信衛星と通信する。図5では通信衛星200として星印で示す8機の通信衛星を示している。図5の衛星コンステレーション300では、図4で述べた、通信衛星200AX,200BX,200CXのうち、少なくとも1機含む。これにより円環状通信軌道面23と、円環状通信軌道面23の隣接軌道との通信が可能になる。同一軌道面の前後を飛翔する各衛星との通信ができれば、監視衛星、測位衛星など、様々な目的の衛星が、円環状通信網を形成しながら独自のミッション目的を遂行することが可能となり、取得データを即座に円環状通信網を通じて伝送可能となる。各通信衛星ないし各種衛星は、地上設備と情報授受できることは言うまでもないが、各通信衛星ないし各種衛星は、監視衛星が取得した大容量画像情報など、衛星が独自に具備する通信装置では通信容量が不足する場合には、以下の通信が可能となる。すなわち、各通信衛星ないし各種衛星は、円環状通信網を経由して、地上と大容量通信できる同一軌道面内の衛星から、情報を地上設備に伝送可能となる。なお本実施の形態では、監視衛星および測位衛星のような衛星であっても他の衛星と通信可能な衛星は通信衛星である。
図5は、衛星コンステレーション300を示す。衛星コンステレーション300では、通信装置53Cと、通信装置54Cとを具備する8機以上の通信衛星が円環状通信軌道面23を飛翔して、8機以上の通信衛星が円環状の通信網を形成する。通信装置53Cは、同一軌道面である円環状通信軌道面23の前方を飛翔する通信衛星と通信する。通信装置54Cは、円環状通信軌道面23の後方を飛翔する通信衛星と通信する。図5では通信衛星200として星印で示す8機の通信衛星を示している。図5の衛星コンステレーション300では、図4で述べた、通信衛星200AX,200BX,200CXのうち、少なくとも1機含む。これにより円環状通信軌道面23と、円環状通信軌道面23の隣接軌道との通信が可能になる。同一軌道面の前後を飛翔する各衛星との通信ができれば、監視衛星、測位衛星など、様々な目的の衛星が、円環状通信網を形成しながら独自のミッション目的を遂行することが可能となり、取得データを即座に円環状通信網を通じて伝送可能となる。各通信衛星ないし各種衛星は、地上設備と情報授受できることは言うまでもないが、各通信衛星ないし各種衛星は、監視衛星が取得した大容量画像情報など、衛星が独自に具備する通信装置では通信容量が不足する場合には、以下の通信が可能となる。すなわち、各通信衛星ないし各種衛星は、円環状通信網を経由して、地上と大容量通信できる同一軌道面内の衛星から、情報を地上設備に伝送可能となる。なお本実施の形態では、監視衛星および測位衛星のような衛星であっても他の衛星と通信可能な衛星は通信衛星である。
<衛星間通信方法、隣接軌道間通信>
衛星コンステレーション300では以下の方法を用いることができる。
図6は、隣接軌道間通信を示す。図6を参照して隣接軌道間通信を説明する。軌道21の軌道面21Pに対して、経度方向に軌道面の法線ベクトルが異なる通信衛星200Bまたは200Cの軌道22の軌道面22Pを形成する。通信衛星200Aまたは通信衛星200Cが昇降点赤経通過時において、通信衛星200Bまたは200Cは、赤道面401よりも北側を飛翔し、異なる軌道面間の通信を1周回以上継続する。
衛星コンステレーション300では以下の方法を用いることができる。
図6は、隣接軌道間通信を示す。図6を参照して隣接軌道間通信を説明する。軌道21の軌道面21Pに対して、経度方向に軌道面の法線ベクトルが異なる通信衛星200Bまたは200Cの軌道22の軌道面22Pを形成する。通信衛星200Aまたは通信衛星200Cが昇降点赤経通過時において、通信衛星200Bまたは200Cは、赤道面401よりも北側を飛翔し、異なる軌道面間の通信を1周回以上継続する。
<衛星コンステレーション、円環および隣接軌道間通信>
以下の衛星コンステレーション300を形成することもできる。すなわち、衛星コンステレーション300は、図5に示す円環状通信軌道面23Pを複数有する。
図7は、円環状通信および隣接軌道間通信の可能な衛星コンステレーション300を示す。図7では、図5に示す円環状通信軌道面23Pの通信衛星200Aまたは通信衛星200Cと、東側で隣接する円環状通信軌道面23Pの通信衛星200Bまたは通信衛星200Cとが通信する。これにより、複数の円環状通信網を隣接軌道間通信で連接する衛星コンステレーション300形成できる。
以下の衛星コンステレーション300を形成することもできる。すなわち、衛星コンステレーション300は、図5に示す円環状通信軌道面23Pを複数有する。
図7は、円環状通信および隣接軌道間通信の可能な衛星コンステレーション300を示す。図7では、図5に示す円環状通信軌道面23Pの通信衛星200Aまたは通信衛星200Cと、東側で隣接する円環状通信軌道面23Pの通信衛星200Bまたは通信衛星200Cとが通信する。これにより、複数の円環状通信網を隣接軌道間通信で連接する衛星コンステレーション300形成できる。
<衛星間通信方法 1周回以上継続>
図5の衛星コンステレーション300において、図6の衛星間通信方法により、衛星が軌道1周回以上飛翔する間に、全ての軌道面間の通信が継続する。
図5の衛星コンステレーション300において、図6の衛星間通信方法により、衛星が軌道1周回以上飛翔する間に、全ての軌道面間の通信が継続する。
<衛星間通信方法、経度方向通信網>
図8は、経度方向通信網による衛星間通信方法を示す。図8に示す衛星間通信方法では、法線ベクトルが異なる8以上の軌道面を経度方向に分散配置する。図8では軌道面21P,この軌道面21Pの東西に隣接する2つの軌道面22Pとの3つの軌道面を概念的に示している。図8では図6の衛星間通信方法により、経度方向に対して通信回線が地球を1周連接する通信網を形成する。
図8は、経度方向通信網による衛星間通信方法を示す。図8に示す衛星間通信方法では、法線ベクトルが異なる8以上の軌道面を経度方向に分散配置する。図8では軌道面21P,この軌道面21Pの東西に隣接する2つの軌道面22Pとの3つの軌道面を概念的に示している。図8では図6の衛星間通信方法により、経度方向に対して通信回線が地球を1周連接する通信網を形成する。
<衛星コンステレーション300>
図9の衛星コンステレーション300の形成も可能である。
図9は、図5の複数の円環状通信軌道面23Pの各円環状通信軌道面23Pに、通信衛星200CXが複数機飛翔する。なお図9では一つの円環状通信軌道面23Pのみを示している。図9に図6の衛星間通信方法を適用することにより、経度方向に法線ベクトルが異なる複数の軌道面間で飛翔方向に形成された複数の円環状通信網を複数の通信回線で経度方向に地球を1周連接して、メッシュ状通信網を形成する衛星コンステレーションを構築できる。
図9の衛星コンステレーション300の形成も可能である。
図9は、図5の複数の円環状通信軌道面23Pの各円環状通信軌道面23Pに、通信衛星200CXが複数機飛翔する。なお図9では一つの円環状通信軌道面23Pのみを示している。図9に図6の衛星間通信方法を適用することにより、経度方向に法線ベクトルが異なる複数の軌道面間で飛翔方向に形成された複数の円環状通信網を複数の通信回線で経度方向に地球を1周連接して、メッシュ状通信網を形成する衛星コンステレーションを構築できる。
<光通信装置>。
なお、通信衛星200A,通信衛星200Bおよび通信衛星200Cの搭載する通信装置には光通信装置を用いることができる。つまり、同一軌道面間の通信装置が光通信装置でもよい。より具体的には、異なる軌道面を飛翔する衛星どうしは、光通信装置を用いて通信してもよい。
なお、通信衛星200A,通信衛星200Bおよび通信衛星200Cの搭載する通信装置には光通信装置を用いることができる。つまり、同一軌道面間の通信装置が光通信装置でもよい。より具体的には、異なる軌道面を飛翔する衛星どうしは、光通信装置を用いて通信してもよい。
また、同一軌道面での通信に用いる通信装置、つまり図4に示す通信装置53Cおよび通信装置54Cが光通信装置でもよい。
<監視衛星>
また、赤外監視装置と、同一軌道面の前後の衛星と通信する通信装置とを具備し、図9の衛星コンステレーション300によるメッシュ通信網で監視情報を伝送する通信衛星200CXMを、図9の衛星コンステレーション300に配置してもよい。
図10は、図9の衛星コンステレーション300に通信衛星200CXMを配置した構成である。通信衛星200CXMは通信衛星200CXが、赤外監視装置を搭載した、通信衛星200CXの変形例である。
また、赤外監視装置と、同一軌道面の前後の衛星と通信する通信装置とを具備し、図9の衛星コンステレーション300によるメッシュ通信網で監視情報を伝送する通信衛星200CXMを、図9の衛星コンステレーション300に配置してもよい。
図10は、図9の衛星コンステレーション300に通信衛星200CXMを配置した構成である。通信衛星200CXMは通信衛星200CXが、赤外監視装置を搭載した、通信衛星200CXの変形例である。
<偵察衛星>
また図10の通信衛星200CXMは、赤外監視装置に代えて、光学監視装置と電波監視装置とのすくなくともいずれかを備えてもよい。
また図10の通信衛星200CXMは、赤外監視装置に代えて、光学監視装置と電波監視装置とのすくなくともいずれかを備えてもよい。
<Link16>
図9の衛星コンステレーション300は、通信衛星200CXCを備えてもよい。通信衛星200CXCは、通信衛星200CX4が、陸海空または地上に配備した飛翔体対処装置と通信する対地上通信装置を備える変形例である。通信衛星200CXCは、図10の衛星コンステレーションによるメッシュ通信網で監視情報を伝送する。
図11は、衛星コンステレーション300が少なくとも1機の通信衛星200CXCを備える構成を示している。
図9の衛星コンステレーション300は、通信衛星200CXCを備えてもよい。通信衛星200CXCは、通信衛星200CX4が、陸海空または地上に配備した飛翔体対処装置と通信する対地上通信装置を備える変形例である。通信衛星200CXCは、図10の衛星コンステレーションによるメッシュ通信網で監視情報を伝送する。
図11は、衛星コンステレーション300が少なくとも1機の通信衛星200CXCを備える構成を示している。
***実施の形態1の効果の説明***
実施の形態1によれば、軌道面の最北端において隣接軌道どうしが左右に入れ替わる場合にも、通信回線が途絶しない伝送システムを提供できる。また実施の形態1によれば、少ない衛星数で情報を伝達する衛星通信システムを構築できる。
実施の形態1によれば、軌道面の最北端において隣接軌道どうしが左右に入れ替わる場合にも、通信回線が途絶しない伝送システムを提供できる。また実施の形態1によれば、少ない衛星数で情報を伝達する衛星通信システムを構築できる。
(通信衛星200のハードウェア構成の補足)
図12は、通信衛星200のハードウェア構成を示す。図12を参照して、通信衛星200のハードウェア構成を説明する。
図12は、通信衛星200のハードウェア構成を示す。図12を参照して、通信衛星200のハードウェア構成を説明する。
図12に基づいて、通信衛星200の構成を説明する。通信衛星200は、監視装置210、通信装置220、姿勢制御装置230、推進装置240、衛星制御装置250および電源装置260を備える。
監視装置210は、上記で説明したように、赤外監視装置、光学監視装置あるいは電波監視装置である。なお通信衛星200が監視衛星でない場合、これら監視装置は不要である。
通信装置220は、通信装置51C、通信装置52C、通信装置53C、通信装置54Cあるいは対地上通信装置である。
姿勢制御装置230は、通信衛星200の姿勢と通信衛星200の角速度といった姿勢要素を制御するための装置である。姿勢制御装置230は、各姿勢要素を所望の方向に変化させる。もしくは、姿勢制御装置230は、各姿勢要素を所望の方向に維持する。姿勢制御装置230は、姿勢センサとアクチュエータとコントローラとを備える。姿勢センサは、ジャイロスコープ、地球センサ、太陽センサ、スター・トラッカ、スラスタおよび磁気センサなどである。アクチュエータは、姿勢制御スラスタ、モーメンタムホイール、リアクションホイールおよびコントロール・モーメント・ジャイロ等である。コントローラは、姿勢センサの計測データまたは地上設備600からの各種コマンドにしたがって、アクチュエータを制御する。
推進装置240は、通信衛星200に推進力を与える装置であり、通信衛星200の速度を変化させる。具体的には、推進装置240は電気推進機である。例えば、推進装置240は、イオンエンジンまたはホールスラスタである。
衛星制御装置250は、通信衛星200の各装置を制御するコンピュータであり、処理回路を備える。例えば、衛星制御装置250は、地上設備600から送信される各種コマンドにしたがって、各装置を制御する。
電源装置260は、太陽電池、バッテリおよび電力制御装置などを備え、通信衛星200の各装置に電力を供給する。
衛星制御装置250に備わる処理回路について説明する。処理回路は、専用のハードウェアであってもよいし、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサであってもよい。処理回路において、一部の機能が専用のハードウェアで実現されて、残りの機能がソフトウェアまたはファームウェアで実現されてもよい。つまり、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたはこれらの組み合わせで実現することができる。専用のハードウェアは、具体的には、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGAまたはこれらの組み合わせである。ASICは、Application Specific Integrated
Circuitの略称である。FPGAは、Field Programmable Gate Arrayの略称である。
Circuitの略称である。FPGAは、Field Programmable Gate Arrayの略称である。
(地上設備のハードウェア構成)
図13は、地上設備600のハードウェア構成を示す。図13を参照して、地上設備600のハードウェア構成を説明する。地上設備600は衛星コンステレーション300を形成する衛星コンステレーション形成装置である。あるいは複数の衛星を制御する衛星制御装置である。地上設備600は、コンピュータである。地上設備600は、プロセッサ6210を備えるとともに、主記憶装置620、補助記憶装置630、入力IF640、出力IF650、および通信IF660といった他のハードウェアを備える。IFはインタフェースを示す。プロセッサ610は、信号線670を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。地上設備600は、機能要素として、制御部611を備える。制御部611は、通信衛星200の制御を実行する。制御部611の機能は、プロセッサ610とプログラム601との協働により実現される。通信IF660には、地上側通信装置710が接続されている。制御部611は、地上側通信装置710および地上側アンテナ720を介して通信衛星200と通信する。制御部611は、地上側通信装置710および地上側アンテナ720を介して通信衛星200に制御信号を送信する。
図13は、地上設備600のハードウェア構成を示す。図13を参照して、地上設備600のハードウェア構成を説明する。地上設備600は衛星コンステレーション300を形成する衛星コンステレーション形成装置である。あるいは複数の衛星を制御する衛星制御装置である。地上設備600は、コンピュータである。地上設備600は、プロセッサ6210を備えるとともに、主記憶装置620、補助記憶装置630、入力IF640、出力IF650、および通信IF660といった他のハードウェアを備える。IFはインタフェースを示す。プロセッサ610は、信号線670を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。地上設備600は、機能要素として、制御部611を備える。制御部611は、通信衛星200の制御を実行する。制御部611の機能は、プロセッサ610とプログラム601との協働により実現される。通信IF660には、地上側通信装置710が接続されている。制御部611は、地上側通信装置710および地上側アンテナ720を介して通信衛星200と通信する。制御部611は、地上側通信装置710および地上側アンテナ720を介して通信衛星200に制御信号を送信する。
プログラム601は、制御部611の「部」を「処理」、「手順」あるいは「工程」に読み替えた各処理、各手順あるいは各工程をコンピュータに実行させるプログラムである。プログラム601は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されて提供されてもよいし、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
21 軌道、22 軌道、23P 円環状通信軌道面、51C 通信装置、52C 通信装置、53C 通信装置、54C 通信装置、200 通信衛星、200A 通信衛星、200B 通信衛星、200C 通信衛星、200X 通信衛星、200AX 通信衛星、200BX 通信衛星、200CX 通信衛星、200CXM 通信衛星、201 通信衛星、202 通信衛星、203 通信衛星、204 通信衛星、300 衛星コンステレーション、400 地球、401 赤道面、610 プロセッサ、611 制御部、620 主記憶装置、630 補助記憶装置、640 入力IF、650 出力IF、660 通信IF、710 地上側通信装置、720 地上側アンテナ。
Claims (16)
- 軌道傾斜角θidegの軌道を飛翔し、右手直交座標でプラス方向を向く+Z軸の方向を地心方向、右手直交座標でプラス方向を向く+X軸の方向を進行方向として、Z軸回りに、+X軸に対して±θidegの視野変更範囲を有する通信装置を具備し、昇交点赤経の通過時に、前記軌道の軌道面の法線ベクトルの経度方向に隣接する軌道において赤道面よりも北側を飛翔する衛星と通信する通信衛星。
- 軌道傾斜角θidegの軌道を飛翔し、右手直交座標でプラス方向を向く+Z軸の方向を地心方向、右手直交座標でプラス方向を向く+X軸の方向を進行方向として、Z軸回りに、+X軸の反対方向を向く-X軸に対して±θidegの視野変更範囲を有する通信装置を具備し、昇交点赤経の通過時に、前記軌道の軌道面の法線ベクトルの経度方向に隣接する軌道において赤道面よりも南側を飛翔する衛星と通信する通信衛星。
- 軌道傾斜角θidegの軌道を飛翔し、右手直交座標でプラス方向を向く+Z軸の方向を地心方向、右手直交座標でプラス方向を向く+X軸の方向を進行方向として、Z軸回りに、+X軸に対して±θidegの視野変更範囲を有する通信装置と、Z軸回りに、+X軸の反対方向を向く-X軸に対して±θidegの視野変更範囲を有する通信装置とを具備し、前記軌道の軌道面の法線ベクトルの経度方向に隣接する軌道において赤道面よりも北側を飛翔する衛星と通信し、赤道面よりも南側を飛翔する衛星と通信する通信衛星。
- 同一軌道面の前方を飛翔する通信衛星と通信する通信装置と、
同一軌道面の後方を飛翔する通信衛星と通信する通信装置と、
を具備する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の通信衛星。 - 同一軌道面の前方を飛翔する通信衛星と通信する通信装置と、同一軌道面の後方を飛翔する通信衛星と通信する通信装置とを具備する8機以上の通信衛星が前記同一軌道面を飛翔して、円環状の通信網を形成する衛星コンステレーションであって、
請求項4に記載する通信衛星を少なくとも1機含む衛星コンステレーション。 - 請求項1または請求項3に記載の通信衛星の軌道面に対して、経度方向に法線ベクトルが異なる請求項2または請求項3に記載の通信衛星の軌道面を形成し、
請求項1または請求項3に記載の通信衛星が昇降点赤経通過時において、請求項2または請求項3に記載の通信衛星は、赤道よりも北側を飛翔し、異なる軌道面間の通信を1周回以上継続する衛星間通信方法。 - 請求項5に記載の軌道面を複数有し、請求項1または請求項3に記載の通信衛星と、
請求項2または請求項3に記載の通信衛星との間で通信して、複数の円環状通信網を隣接軌道間通信で連接する衛星コンステレーション。 - 請求項5に記載の衛星コンステレーションにおいて、
請求項6に記載の衛星間通信方法により、衛星が軌道1周回以上飛翔する間に、全ての軌道面間の通信が継続する衛星間通信方法。 - 法線ベクトルが異なる8以上の軌道面を経度方向に分散配置し、請求項6に記載の衛星間通信方法により経度方向に対して通信回線が地球を1周連接する通信網を形成する衛星間通信方法。
- 請求項5に記載の各軌道面に請求項3に記載の通信衛星が複数機飛翔し、請求項9に記載の衛星間通信方法により、経度方向に法線ベクトルが異なる複数の軌道面間で飛翔方向に形成された複数の円環状通信網を複数の通信回線で経度方向に地球を1周連接して、メッシュ状通信網を形成する衛星コンステレーション。
- 前記通信装置が光通信装置である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の通信衛星。
- 同一軌道面間の通信装置が光通信装置である請求項4に記載の通信衛星。
- 赤外監視装置と、同一軌道面の前後の各衛星と通信する通信装置とを具備し、請求項10に記載の衛星コンステレーションによるメッシュ通信網で監視情報を伝送する人工衛星。
- 光学監視装置と電波監視装置とのすくなくともいずれかと、同一軌道面の前後の各通信衛星と通信する通信装置を具備し、請求項10に記載の衛星コンステレーションによるメッシュ通信網で監視情報を伝送する人工衛星。
- 陸海空ないし地上に配備した飛翔体対処装置と通信する対地上通信装置と、
同一軌道面の前後の衛星と通信する通信装置と、
を具備し、
請求項10に記載の衛星コンステレーションによるメッシュ通信網で監視情報を伝送する人工衛星。 - 請求項10に記載の衛星コンステレーションを構成する通信衛星に対して制御信号を送信し、情報を授受する地上設備。
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