JP7410762B2 - 作業機械 - Google Patents

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Description

本発明は作業機械に係り、特に旋回軸受の摩耗量を推定する技術に関する。
一般的に、作業機械における旋回軸受の摩耗量の点検は、作業機械の稼働時間の経過に合わせて定期的に実施しており、旋回軸受の摩耗量が許容値を超えていることを発見すると、旋回軸受の交換時期(点検時期)であると判断する。
このように、旋回軸受の摩耗量は、必ずしも作業機械の稼働時間によって一意に定まるわけではなく、作業機械の作動態様によって摩耗量が異なることがある。したがって、作業機械の稼働時間によって定期的に点検を実施すると、累積疲労の一である摩耗量が多い機体と少ない機体とを区別なく点検することになる。
点検を実施する指標としている作業機械の稼働時間は、摩耗量が多い機体が点検を実施する前に故障すると、予期しない時期に機体を点検させなければならないこととなるため、摩耗量が多い機体に合わせて設定されることが一般的である。
ここで、旋回軸受の摩耗量の点検では、ダイヤルゲージ等を用いて機体の様々な姿勢に対して旋回軸受のガタ量を測定するため、機体を長時間休機させる必要がある。したがって、摩耗量が少ない機体にあっては、不必要な点検を実施することにより機体を長時間休機させることとなるため、作業機械の稼働効率が悪くなるという問題がある。
一方で、車載センサからの信号により、作業時の負荷の大きさ、作業をした位置及び作業の回数をそれぞれ検出し、旋回角度位置ごとに累積の被害量を算出することで、下部走行体への被害量を算出する技術が開発されている(特許文献1)。
特開2013-107762号公報
ここで、上記特許文献1に開示される技術を旋回軸受に適用することを鑑みると、下部走行体と比較して点検頻度や交換頻度が高い旋回軸受においては、作業をした位置や回数といった単位での統計で被害量を累積的に算出したのでは精度が低いため、より高精度な算出によって推定することが好ましい。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、旋回軸受の摩耗量を的確に推定して報知することができる作業機械を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の作業機械は、機体を走行させる下部走行体と、作業装置を有する上部旋回体と、前記上部旋回体を前記下部走行体に対して旋回させる、旋回軸受を含む旋回装置と、を備えた作業機械において、前記下部走行体に設けられる第1ジャイロセンサと、前記上部旋回体に設けられる第2ジャイロセンサと、前記旋回軸受の疲労状態を報知する報知装置と、前記報知装置を制御するコントローラと、を有し、前記第1ジャイロセンサ及び前記第2ジャイロセンサは、上下方向で視て、前記旋回装置の回転軸を軸にした同一半径の円上に位置する3軸角速度センサであり、前記コントローラは、前記第1ジャイロセンサ及び前記第2ジャイロセンサの検出値に基づき、前記第1ジャイロセンサと前記第2ジャイロセンサとの機体前後方向、左右方向及び上下方向の相対的な位置の差である相対変位をそれぞれ算出する相対変位算出部と、前記報知装置を制御する報知制御部と、前記相対変位算出部により算出した前記相対変位に基づき前記旋回軸受の機体前後方向、左右方向及び上下方向における疲労状態を推定する劣化度合推定部と、を含み、前記報知制御部は、前記劣化度合推定部により推定した前記旋回軸受の疲労状態に応じて所定の報知態様で報知することを特徴とする。
これにより、第1ジャイロセンサと第2ジャイロセンサとの相対的な位置の差である相対変位に基づき劣化度合推定部により推定した旋回軸受の疲労状態を所定の報知態様で報知することで、下部走行体と上部旋回体とが相対的な揺れを発生させる要因である旋回装置の旋回軸受の疲労状態を的確に報知することが可能とされる。
また、第1ジャイロセンサ及び第2ジャイロセンサとして3軸角速度センサを用いるようにすることで、旋回軸受の疲労状態を軸方向及び周方向について検出することが可能とされる。
その他の態様として、前記第1ジャイロセンサは、前記下部走行体における前記旋回装置の外周縁の下方に設けられていることが好ましい。
これにより、第1ジャイロセンサが下部走行体における旋回装置の外周縁の下方に設けられ、この第1ジャイロセンサに対して、上下方向で視て、旋回装置の回転軸を軸にした同一半径の円上に第2ジャイロセンサが位置する。
その他の態様として、前記機体の姿勢を検出する姿勢検出センサを備え、前記コントローラは、前記姿勢検出センサによって検出される前記機体の姿勢に基づいて前記旋回装置の累積疲労値を算出する累積疲労算出部を含み、前記報知制御部は、前記相対変位算出部によって算出された前記相対変位と前記累積疲労算出部によって算出された前記累積疲労値とに基づき前記旋回軸受の疲労状態を前記所定の報知態様で報知するのが好ましい。
これにより、相対変位と旋回装置の累積疲労値とに基づいて旋回軸受の疲労状態を所定の報知態様で報知することで、旋回装置の旋回軸受の疲労状態をより的確に報知することが可能とされる。
その他の態様として、前記報知装置は、前記上部旋回体の運転室に設けられるモニタであり、前記報知制御部は、前記モニタに前記相対変位算出部による算出結果を表示するのが好ましい。
これにより、モニタに相対変位算出部による算出結果を表示することで、旋回装置の旋回軸受の疲労状態を経時的に報知することが可能とされる。
その他の態様として、前記報知制御部は、前記報知装置により前記旋回軸受の点検時期を報知するのが好ましい。
これにより、旋回軸受の点検時期を表示することで、旋回装置の旋回軸受の疲労状態が点検を要する状態であることを報知することが可能とされる。
本発明の作業機械によれば、第1ジャイロセンサと第2ジャイロセンサとの相対的な位置の差である相対変位に基づく旋回軸受の疲労状態を所定の報知態様で報知するようにしたので、下部走行体と上部旋回体とが相対的な揺れを発生させる要因である旋回装置の旋回軸受の疲労状態を的確に報知することができる。
また、本発明の作業機械の疲労検出方法によれば、第1ジャイロセンサと第2ジャイロセンサとの相対変位を算出する相対変位算出工程を含むようにしたので、下部走行体と上部旋回体との相対変位から下部走行体と上部旋回体とが相対的な揺れを発生させる要因である旋回装置の旋回軸受の疲労状態を算出することができ、相対変位に基づき旋回軸受の疲労状態を所定の報知態様で報知する報知制御工程を含むようにしたので、旋回装置の旋回軸受の疲労状態を的確に報知することができる。
これにより、旋回軸受の摩耗量を的確に推定して報知することができる。
本実施形態に係る油圧ショベルの側面図である。 旋回装置の構成を示す構成図である。 旋回装置の構成を示す構成図である。 旋回装置の構成を示す構成図である。 本発明に係る制御に係るコントローラの接続構成が示されたブロック図である。 コントローラが実行する、本発明に係る制御の制御手順のルーチンを示すフローチャートである。 コントローラが実行する、本発明の別実施例に係る制御の制御手順のルーチンを示すフローチャートである。
以下、図面に基づき本発明の一実施形態について説明する。
図1を参照すると、本実施形態に係る油圧ショベル1の側面図が示されている。油圧ショベル(作業機械、機体)1は、鉱山などの現場で稼働する大型の油圧ショベルであり、例えば最大で前後長25m、左右長7m、地上高15mの大きさの機械である。この油圧ショベル1は、下部走行体2と上部旋回体3と旋回装置4とを備えている。
下部走行体2は油圧ショベル1の走行装置であり、ここではクローラ式の下部走行体2を例示している。上部旋回体3は、上部旋回体3の下側の骨格を形成する旋回フレーム3a及び旋回装置4を介して下部走行体2に連結されている。旋回装置4は、下部走行体2に対して上部旋回体3を相対的に旋回することが可能な装置である。建屋7は、図示しないエンジンや油圧ポンプ等の機械を収容するものであり、運転室5の後方に配置している。
図2~4を参照すると、旋回装置4の構成を示す構成図が示されている。旋回装置4は、下部走行体2の走行体フレーム2aに連結して設けた内輪11と、上部旋回体3の旋回フレーム3aに連結して設けた外輪13とを有し、この内輪11と外輪13とは、ボール15を介して相対回転可能に連結されている。以下、内輪11、外輪13及びボール15によって構成される軸受を旋回軸受16という。
内輪11の内周面にはリングギア17が設けられ、上部旋回体3側には旋回用油圧モータ19が設置されており、この旋回用油圧モータ19の出力軸にはピニオン19aが連結されて、このピニオン19aがリングギア17と噛合している。従って、旋回用油圧モータ19を作動させてピニオン19aを回転させると、このピニオン19aがリングギア17上を転動することで、上部旋回体3に連結した外輪13が内輪11に対して相対回転し、上部旋回体3の旋回が行われる。以下、上部旋回体3を旋回させる動作を旋回動作という。
図1に戻り、上部旋回体3には、旋回フレーム3a上に運転室5、フロントアタッチメント(作業装置)6及び建屋7等が搭載されている。運転室5には、油圧ショベル1を操作する各種の操作装置が設けられている。したがって、オペレータは、運転室5に搭乗することで、旋回装置4を操作する旋回操作やフロントアタッチメント6を操作する作業操作等の油圧ショベル1の各種操作を行うことが可能である。また、運転室5には、モニタ(報知装置)5aが設けられている。このモニタ5aには、油圧ショベル1の状態や姿勢等、油圧ショベル1に関する各種の情報が表示される。
フロントアタッチメント6は、上部旋回体3の前部中央に位置して設けられており、ブーム20、アーム21及びバケット22を備えている。ブーム20は、基端部が旋回フレーム3aに図示しない連結ピンにより軸支されている。これにより、ブーム20は、旋回フレーム3aに対して相対的に揺動可能である。このブーム20の先端には、アーム21が上下方向に回動可能に連結され、アーム21の先端には、バケット22が上下方向に回動可能に連結されている。
ここで、ブーム20は、ブームシリンダ20aを油圧により調整して伸縮することにより回動することが可能である。同様に、アーム21は、アームシリンダ21aを、バケット22は、バケットシリンダ22aを油圧により調整して伸縮することにより回動することが可能である。したがって、フロントアタッチメント6は、ブームシリンダ20a、アームシリンダ21a及びバケットシリンダ22aを適宜調整して伸縮することにより、ブーム20、アーム21及びバケット22を適宜回動し、後述する掘削動作等の動作及び作業を行うことが可能である。
ここで、ブームシリンダ20aにはブーム圧力センサ20bが、アームシリンダ21aにはアーム圧力センサ21bが、バケットシリンダ22aにはバケット圧力センサ22bがそれぞれ設けられている。これら圧力センサは、各シリンダ内の圧力を検出することが可能である。以下、ブーム圧力センサ20b、アーム圧力センサ21b及びバケット圧力センサ22bを総じて圧力センサ(姿勢検出センサ)25ともいう。
さらに、旋回フレーム3a、ブーム20、アーム21及びバケット22の各連結部分には、それぞれ第1角度計31、第2角度計32及び第3角度計33が設けられている。第1角度計31は、旋回フレーム3aとブーム20との相対角度を検出するセンサである。第2角度計32は、ブーム20とアーム21との相対角度を検出するセンサである。第3角度計33は、アーム21とバケット22との相対角度を検出するセンサである。以下、第1角度計31、第2角度計32及び第3角度計33を総じて角度計(姿勢検出センサ)35ともいう。
そして、下部走行体2には第1ジャイロセンサ41が設けられ、上部旋回体3には第2ジャイロセンサ42及び車体傾斜角度計45が設けられている。第1ジャイロセンサ41は、3軸角速度センサであり、上下方向、左右方向及び前後方向における加速方向及び加速度を検出することも可能である。この第1ジャイロセンサ41は、例えば下部走行体2における旋回装置4の外周縁の下方に位置している。
第2ジャイロセンサ42は、第1ジャイロセンサ41と同様の3軸角速度センサである。この第2ジャイロセンサ42は、上部旋回体3における、下部走行体2及び上部旋回体3が図1のように位置している状態で第1ジャイロセンサ41の直上に位置している。したがって、第1ジャイロセンサ41及び第2ジャイロセンサ42は、上下方向で視て、旋回装置4の回転軸を軸にした同一半径の円上に位置する。
車体傾斜角度計45は、例えば上部旋回体3の旋回装置4近傍に設けられ、傾き度合を検出することが可能なセンサである。したがって、車体傾斜角度計45は、上部旋回体3がどの方向にどの程度傾斜しているかを検出することができる。
図5を参照すると、本発明の制御に係るコントローラ51の接続構成がブロック図で示されている。コントローラ51は、エンジンの運転制御をはじめとして油圧ショベル1の総合的な制御を行うための制御装置であり、入出力装置、記憶装置(ROM、RAM、不揮発性RAM等)、中央処理装置(CPU)等を含んで構成されている。
このコントローラ51の入力側には、圧力センサ25、角度計35、車体傾斜角度計45、第1ジャイロセンサ41及び第2ジャイロセンサ42が電気的に接続されている。これにより、圧力センサ25からはブームシリンダ20a、アームシリンダ21a及びバケットシリンダ22a内の圧力に関する情報が入力され、角度計35からは旋回フレーム3a、ブーム20、アーム21及びバケット22の各連結部分における相対角度に関する情報が入力される。また、第1ジャイロセンサ41からは下部走行体2の加速方向及び加速度に関する情報が入力され、第2ジャイロセンサ42からは上部旋回体3の加速方向及び加速度に関する情報が入力され、車体傾斜角度計45からは上部旋回体3の傾き度合に関する情報が入力される。なお、上部旋回体3の回転速度は第2ジャイロセンサ42からの加速度情報を積分することで得られる。
また、コントローラ51の出力側には、モニタ5aが電気的に接続されている。これにより、運転室5に搭乗するオペレータに向けて旋回装置4に関する報知(所定の報知態様)をすることができる。
ここで、コントローラ51は、記憶部52、累積疲労算出部53、相対変位算出部55、劣化度合推定部57及び報知制御部59を有している。記憶部52は、ブーム20、アーム21及びバケット22並びに上部旋回体3等の質量に関する情報、その他油圧ショベル1に関する諸元等の情報が予め記憶されるメモリである。累積疲労算出部53は、圧力センサ25、角度計35及び車体傾斜角度計45から入力される情報に基づき、旋回装置4の累積疲労を算出する、累積疲労算出処理を実行することが可能な算出部である。相対変位算出部55は、第1ジャイロセンサ41及び第2ジャイロセンサ42から入力される情報に基づき、下部走行体2と上部旋回体3との相対変位を算出する、相対変位算出処理を実行することが可能な算出部である。
劣化度合推定部57は、累積疲労算出部53によって算出される累積疲労及び相対変位算出部55によって算出される相対変位に基づき、旋回装置4の疲労度合を推定することが可能な推定部である。報知制御部59は、劣化度合推定部57によって推定される疲労度合及び累積疲労算出部53によって算出される累積疲労に基づき、モニタ5aを制御する制御部である。
図6を参照すると、コントローラ51が実行する、本発明に係る制御の制御手順を示すルーチンがフローチャートで示されており、以下、同フローチャートに沿い説明する。
ステップS10では、累積疲労算出部53による累積疲労算出処理を実行する。以下、油圧ショベル1の掘削作業における作業態様の一例と対比しつつ累積疲労算出処理について説明する。
油圧ショベル1の掘削作業における作業態様の一例としては、掘削動作、放土動作及び旋回動作が含まれる。掘削動作は、ブームシリンダ20a、アームシリンダ21a及びバケットシリンダ22aを作動させることで、バケット22で土砂をすくい上げる動作である。放土動作は、掘削動作と同様にブームシリンダ20a、アームシリンダ21a及びバケットシリンダ22aを作動させることで、バケット22内の土砂を放土する動作である。
油圧ショベル1の掘削作業では、まず、掘削動作によって土砂をすくい上げたあと、バケット22に土砂を入れた状態で旋回動作をする。この旋回動作により、油圧ショベル1は、図示しないダンプトラックの荷台上方にバケット22を位置させて停止する。その後、油圧ショベル1は、放土動作をすることでダンプトラックの荷台に土砂を積込む。そして、旋回動作によって旋回した方向と反対の方向に、バケット22が空荷のまま旋回動作したあと、再び掘削動作をする。油圧ショベル1の掘削作業では、上記の一連の動作が繰り返されることにより、旋回装置4の累積疲労が増加する。特に、旋回装置4は、掘削動作後や放土動作後の旋回動作の際に疲労が多く蓄積される。
ところで、掘削動作によってバケット22にすくい上げられる土砂の質量は、掘削動作の度に異なる。また、掘削動作直後であって旋回動作開始時点でのバケット22の高さは地上高さである一方、ダンプトラックの荷台に土砂を積み込むために旋回中にブーム20を立ち上げるような操作が必要となる場合がある。このため、ブーム20、アーム21及びバケット22それぞれの重心の位置は刻々と変化する。さらに、放土動作後の旋回動作の際も同様に、ブーム20、アーム21及びバケット22並びに土砂それぞれの重心の位置(重心位置)が刻々と変化する。したがって、油圧ショベル1の掘削作業では、旋回装置4に加わる負荷が刻々と変化する。
そこで、累積疲労算出部53による累積疲労算出処理では、ブーム20、アーム21及びバケット22並びに土砂の重心位置を算出する。具体的には、まず、角度計35から入力される情報に基づき、フロントアタッチメント6の姿勢を算出する。このフロントアタッチメント6の姿勢とコントローラ51に予め記憶させているブーム20、アーム21及びバケット22の質量とに基づき、それぞれの重心位置を算出する。
次に、圧力センサ25から入力される情報に基づき、土砂の質量及び重心位置を算出する。さらに、コントローラ51に予め記憶させている上部旋回体3の質量及び重心位置から旋回装置4に加わる負荷を算出する。そして、車体傾斜角度計45により検出される上部旋回体3の傾き度合に基づき、各重心位置を調整する。
旋回装置4に加わる負荷を示す動等価荷重Pは、下記の計算式により算出される。
P=a×F+b×M/D
この式に用いられるFとは、旋回装置4の旋回軸受16に加わるスラスト荷重Fを示す。また、Mとは、旋回装置4の旋回軸受16に加わるモーメント荷重Mのことを示す。これらスラスト荷重F及びモーメント荷重Mは、ブーム20、アーム21及びバケット22、土砂並びに上部旋回体3の質量(例えば、ブーム20は40トン、アーム21は37トン、バケット22は33トン、土砂は45トン、上部旋回体3は300トン)及び重心位置(例は省略)から、旋回軸受16に加わる重力方向の力を算出することで求めることができる。
この式に用いられるDとは、旋回軸受16のコロ軌道径D(例えば1m)のことを示す(図4参照)。このコロ軌道径Dは、コントローラ51に予め記憶させている。なお、a、bは所定の係数を示す。
そして、累積疲労算出部53による累積疲労算出処理では、上記式で算出した動等価荷重Pを旋回動作時に累積的に加算することで、累積疲労値Nを算出することができる。これにより、旋回装置4の旋回軸受16の摩耗等により蓄積される疲労である累積疲労を数値的に算出することができる。
ステップS10で累積疲労値Nを算出したあと、ステップS20に移行し、相対変位算出部55による相対変位算出処理を実行する。相対変位算出処理では、第1ジャイロセンサ41及び第2ジャイロセンサ42の動きの差から相対変位を算出する。具体的には、まず、3軸角速度センサである第1ジャイロセンサ41及び第2ジャイロセンサ42により、それぞれの機体前後方向の角加速度X、左右方向の角加速度Y及び上下方向の角加速度Zを算出する。以下、説明の便宜上、第1ジャイロセンサ41による検出値をX1、Y1、Z1といい、第2ジャイロセンサ42による検出値をX2、Y2、Z2という。
次に、第2ジャイロセンサ42の検出値のうち、X2、Y2についての検出値から上部旋回体3の回転による周方向に発生する加速度を減算する。
このように周方向の加速度成分をX2、Y2から減算したあと、X2、Y2、Z2からX1、Y1、Z1をそれぞれ減算する。したがって、第1ジャイロセンサ41及び第2ジャイロセンサ42の前後方向の角加速度X、左右方向の角加速度Y及び上下方向の角加速度Zの差を算出することで、第1ジャイロセンサ41及び第2ジャイロセンサ42の相対変位を算出することができる。以下、第1ジャイロセンサ41及び第2ジャイロセンサ42の相対変位をXc、Yc、Zcという。
ステップS20で相対変位Xc、Yc、Zcを算出したあと、ステップS30に移行し、累積疲労値Nに基づき相対変位Xc、Yc、Zcを調整し、ステップS40に移行する。具体的には、累積疲労値Nの算出値が一定値(例えば油圧ショベル1の掘削作業を適切な態様で10年間行った場合の平均値)以上である場合には相対変位Xc、Yc、Zcの値に調整値(例えば1mm)を加算する。
ステップS40では、相対変位Xc、Yc、Zcに基づき、旋回装置4の劣化度合を推定してステップS50に移行する。具体的には、相対変位Xc、Yc、Zcのうち、Zcの値が所定値(例えば10mm)以上であるとき、旋回装置4の上下方向における劣化が著しいと推定し、XcまたはYcの値が規定値(例えば3mm)以上であるとき、旋回装置4の前後方向及び左右方向における劣化が著しいと推定する。
このように、ステップS30、S40では、劣化度合の推定に用いられる相対変位Xc、Yc、Zcを累積疲労値Nに基づいて調整することができ(ステップS30)、該調整後の相対変位Xc、Yc、Zcに基づいて旋回装置4の劣化度合を推定することができる(ステップS40)。したがって、第1ジャイロセンサ41及び第2ジャイロセンサ42の前後方向の加速度X、左右方向の加速度Y及び上下方向の加速度Zの差に基づいて旋回装置4の劣化度合を推定することや(ステップS40)、該推定の精度を高めることができる(ステップS30)。
ステップS50では、ステップS40で推定された劣化度合に基づき、旋回装置4の旋回軸受16が点検時期か否かを判別する。ステップS50の判別結果が真(Yes)で旋回軸受16が点検時期であると判別すると、ステップS60に移行し、旋回軸受16が点検時期であることをモニタ5aに表示(所定の報知態様で報知)してステップS70に移行する。一方、ステップS50の判別結果が偽(No)で旋回軸受16が点検時期ではないと判別すると、ステップS60に移行せずにステップS70に移行する。
このように、ステップS50、S60では、旋回軸受16が点検時期であるとき(ステップS50でYes)、旋回軸受16が点検時期であること(疲労状態)をモニタ5aに表示することで、オペレータに旋回軸受16のボール15等の交換を促すことができる。
ステップS70では、ステップS10で累積疲労算出部53による累積疲労算出処理において算出された動等価荷重P及び累積疲労値Nをモニタ5aに表示して本ルーチンを終了し、その後繰り返し実行する。
ここで、上記した計算式によると、旋回軸受16への負荷が大きくなる旋回動作の際に、バケット22を上部旋回体3に近づけるほどモーメント荷重Mを小さくすることができる。すなわち、旋回動作の際に、バケット22を上部旋回体3に近づけるほど動等価荷重Pを小さくすることができる。したがって、ステップS70では、動等価荷重P等をモニタ5aに表示することで、旋回軸受16の劣化を抑制することが可能な掘削作業を行うことをオペレータに促すことができる。
また、ステップS70は、累積疲労値Nに関わらず実行するため(ステップS50でYes、NoいずれであってもステップS70を実行しステップS70後にリターン)、常に最新の動等価荷重P等をモニタ5aに表示することができる。
図7を参照すると、コントローラ51が実行する、本発明の別実施例に係る制御の制御手順を示すルーチンがフローチャートで示されており、以下、同フローチャートに沿い別実施例について説明する。
別実施例における制御手順では、ステップS30が実行されず、ステップS10及びステップS40に代わり、ステップS110及びステップS140が実行され、ステップS20のあとにステップS110が実行される点で相違する。ステップS110は、ステップS10と比較して、累積疲労算出処理で算出される動等価荷重Pを、ステップS20の相対変位算出処理により算出される相対変位Xc、Yc、Zcに基づいて調整したあと、累積疲労値Nを算出する点で相違する。
一例として、ステップS110では、まず、相対変位Xc、Yc、Zcに基づいて算出する下部走行体2と上部旋回体3との相対的な移動量に所定の係数をかけて求められる変動値Pcを算出する。この変動値Pcは、油圧ショベル1全体の揺れ等によって生じる動等価荷重Pの瞬間的な変動値である。このように算出した変動値Pcを累積疲労算出処理で算出される動等価荷重Pから加算または減算する。これにより、油圧ショベル1全体の揺れ等による変動値Pcを加味した動等価荷重を用いて累積疲労値Nを算出することができる。
そして、ステップS140では、累積疲労値Nに基づき、旋回装置4の劣化度合を推定してステップS50に移行する。これにより、相対変位Xc、Yc、Zcでは検出できないような劣化度合の進行を数値的に算出することで、旋回軸受16の点検時期を的確に算出することができる。
以上説明したように、本発明に係る作業機械では、油圧ショベル1を走行させる下部走行体2と、フロントアタッチメント6を有する上部旋回体3と、上部旋回体3を下部走行体2に対して旋回させる、旋回軸受16を含む旋回装置4と、を備えた作業機械において、下部走行体2に設けられる第1ジャイロセンサ41と、上部旋回体3に設けられる第2ジャイロセンサ42と、旋回軸受16の疲労状態として点検時期や動等価荷重P、累積疲労値Nを報知するモニタ5aと、モニタ5aを制御するコントローラ51と、を有し、コントローラ51は、第1ジャイロセンサ41と第2ジャイロセンサ42との相対的な位置の差である相対変位Xc、Yc、Zcを算出する相対変位算出部55と、モニタ5aを制御する報知制御部59と、相対変位算出部55により算出した相対変位Xc、Yc、Zcに基づき旋回軸受16の疲労状態を推定する劣化度合推定部57と、を含み、報知制御部59は、劣化度合推定部57により推定した旋回軸受16の点検時期をモニタ5aに表示する。
従って、第1ジャイロセンサ41と第2ジャイロセンサ42との相対的な位置の差である相対変位Xc、Yc、Zcに基づき劣化度合推定部57により推定した旋回軸受16の点検時期をモニタ5aに表示するようにしたので、下部走行体2と上部旋回体3とが相対的な揺れを発生させる要因である旋回装置4の旋回軸受16の疲労状態を例えば旋回軸受16の点検時期として的確に報知することができる。
そして、第1ジャイロセンサ41及び第2ジャイロセンサ42は、3軸角速度センサなので、旋回軸受16の疲労状態を軸方向及び周方向について検出することができる。
そして、油圧ショベル1の姿勢を検出する圧力センサ25及び角度計35を備え、コントローラ51は、圧力センサ25及び角度計35によって検出される油圧ショベル1の姿勢に基づいて旋回装置4の累積疲労値Nを算出する累積疲労算出部53を含み、報知制御部59は、相対変位算出部55によって算出された相対変位Xc、Yc、Zcと累積疲労算出部53によって算出された累積疲労値Nとに基づき旋回軸受16の点検時期をモニタ5aに表示するようにしたので、該疲労状態を的確に報知することができる。
そして、モニタ5aは、上部旋回体3の運転室5に設けられ、報知制御部59は、モニタ5aに累積疲労算出部53による算出結果である動等価荷重Pや累積疲労値Nを表示するようにしたので、旋回装置4の旋回軸受16の動等価荷重Pや積疲労値Nを経時的に報知することができる。
そして、報知制御部59は、モニタ5aにより旋回軸受16の点検時期を表示するようにしたので、旋回装置4の旋回軸受16の疲労状態が点検を要する状態であることを報知することができる。
以上で本発明に係る作業機械の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、本実施形態では、累積疲労算出部53による累積疲労算出処理(ステップS10)で、質量及び重心位置の算出手順について説明したが、上記した算出手順は一例であり、手順を入れ替えることや算出方法を変更してもよい。
また、本実施形態では、ステップS30で相対変位Xc、Yc、Zcの値に調整値加算するようにしたが、劣化が著しいか否かの閾値である所定値及び規定値から調整値を減算するようにしてもよい。
また、本実施形態では、旋回軸受16が点検時期であることをモニタ5aに表示するようにしたが、点検時期が近いことを表示するようにしてもよく、モニタ5aに表示することに代えて油圧ショベル1の管理者等に通知するようにしてもよい。
また、本実施形態では、図6のフローを用いてコントローラ51による制御態様を説明したが、同フローの順番は一例であり、本発明を実施可能な程度に順番を入れ替えるようにしてもよい。
1 油圧ショベル(作業機械、機体)
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 旋回装置
5 運転室
5a モニタ(報知装置)
6 フロントアタッチメント(作業装置)
16 旋回軸受
25 圧力センサ(姿勢検出センサ)
35 角度計(姿勢検出センサ)
41 第1ジャイロセンサ
42 第2ジャイロセンサ
51 コントローラ
53 累積疲労算出部
55 相対変位算出部
57 劣化度合推定部
59 報知制御部

Claims (5)

  1. 機体を走行させる下部走行体と、
    作業装置を有する上部旋回体と、
    前記上部旋回体を前記下部走行体に対して旋回させる、旋回軸受を含む旋回装置と、
    を備えた作業機械において、
    前記下部走行体に設けられる第1ジャイロセンサと、
    前記上部旋回体に設けられる第2ジャイロセンサと、
    前記旋回軸受の疲労状態を報知する報知装置と、
    前記報知装置を制御するコントローラと、を有し、
    前記第1ジャイロセンサ及び前記第2ジャイロセンサは、上下方向で視て、前記旋回装置の回転軸を軸にした同一半径の円上に位置する3軸角速度センサであり、
    前記コントローラは、
    前記第1ジャイロセンサ及び前記第2ジャイロセンサの検出値に基づき、前記第1ジャイロセンサと前記第2ジャイロセンサとの機体前後方向、左右方向及び上下方向の相対的な位置の差である相対変位をそれぞれ算出する相対変位算出部と、
    前記報知装置を制御する報知制御部と、
    前記相対変位算出部により算出した相対変位に基づき前記旋回軸受の機体前後方向、左右方向及び上下方向における疲労状態をそれぞれ推定する劣化度合推定部と、を含み、
    前記報知制御部は、前記劣化度合推定部により推定した前記旋回軸受の疲労状態に応じて所定の報知態様で報知することを特徴とする作業機械。
  2. 前記第1ジャイロセンサは、前記下部走行体における前記旋回装置の外周縁の下方に設けられている、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の作業機械。
  3. 前記機体の姿勢を検出する姿勢検出センサを備え、
    前記コントローラは、前記姿勢検出センサによって検出される前記機体の姿勢に基づいて前記旋回装置の累積疲労値を算出する累積疲労算出部を含み、
    前記報知制御部は、前記相対変位算出部によって算出された前記相対変位と前記累積疲労算出部によって算出された前記累積疲労値とに基づき前記旋回軸受の疲労状態を前記所定の報知態様で報知する、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の作業機械。
  4. 前記報知装置は、前記上部旋回体の運転室に設けられるモニタであり、
    前記報知制御部は、前記モニタに前記相対変位算出部による算出結果を表示する、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の作業機械。
  5. 前記報知制御部は、前記報知装置により前記旋回軸受の点検時期を報知する、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の作業機械。
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